2010年5月10日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。ギリシャの財政危機をきっかけとする欧州諸国の財政問題に関して、相次いで支援策が打ち出されたことを受け、市場の過度の不安が後退。時間外のダウ先物の急伸や10日の日本株高を手掛りに、対ユーロや資源国通貨中心に円売りが出た。対ドルでは、米長期金利の上昇に伴い日米金利差の拡大を意識した円売りが出た。
 欧州連合(EU)の緊急財務相理事会では、ユーロ防衛ための基金「ユーロ安定メカニズム」創設で正式合意、EUと国際通貨基金(IMF)とで最大7500億ユーロの支援枠を設定した。このほか、欧州中央銀行(ECB)は公社債市場へ介入することを決めた。
 日銀は10日、臨時の政策委員会・金融政策決定会合を開催し、米国連邦準備制度との間で米ドルスワップ取極めを再締結すること、および米ドル資金供給オペレーションの実施体制を改めて整備すること、を決定した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一段安。しばらくは欧州勢の本格的な参入を前にもみ合いの展開が続いていたが、夕刻にかけて売りが膨らんだ。ギリシャの財政危機をきっかけとする欧州諸国の財政問題に関して、相次いで支援策が打ち出されたことなどが好感されて、南欧諸国の株価が主導する形で欧州株全般が急伸。南欧諸国のソブリンCDSや、各国国債のドイツ国債に対するプレミアム(上乗せ金利)が大きく縮小しユーロ圏の信用不安が後退したとの見方が広がると、円の買い持ちを解消する動きが強まった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は軟調。10日のアジア市場で、欧州連合(EU)がユーロ安定メカニズム創設で正式合意したことを背景に、ユーロ圏の財政問題への警戒感が大幅に後退し、対ユーロ中心に円売りが進んだ流れを引き継いだ。欧州の市場参加者からも、欧州株やダウ先物の上昇、南欧諸国のソブリンCDSや各国国債のドイツ国債に対するプレミアム(上乗せ金利)の大幅縮小などを背景に、対ユーロ中心に円売りが膨らみ一時円の下値を探る展開となった。もっとも、前週末終値から大幅に円安が進んだこともあって、いったん利益確定の円買いが入り下げ幅が縮小している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=93円57銭前後。
・ユーロ円は17時30分過ぎに一時1ユーロ=122円29銭前後まで買われた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州市場の取引時間帯の序盤に1ユーロ=1.3095ドル前後まで上げた。ただ、前週末NY終値から300ポイント以上上昇したこともあり、短期筋からは利益確定の売りも出て、上値を切り下げている。英国の総選挙で第1党となった保守党と自由民主党が協議を再開したとの報道を受けて、連立政権樹立や、財政削減への期待が高まり対ポンドでユーロが売られたこともユーロドルの上値を抑えた面がある。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は欧州連合(EU)によるユーロ圏支援基金に1000億ユーロ拠出する可能性がある、と一部通信社が伝えている。ユーロ圏支援基金は融資保証が4400億ユーロ、緊急時の支援に用いられる安定化基金が600億ユーロとなり、合わせて5000億ユーロとなる見通しだが、IMFは安定化基金に1000億ユーロ拠出するという。

ドイツ政府関係[NP     HDP -0.8 CHDP -0.6 RHDP -0.8 CRHDP -0.6]
・ドイツで人口が最も多いノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州で9日、州議会選挙が行われた。出口調査の結果として、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と連立相手の自由民主党(FDP)が過半数を獲得できない可能性を複数のメディアが指摘している。CDUとFDPが過半数を獲得できない場合、各州や特別市政府代表による合議機関である独連邦参議院(上院)においても過半数を失う恐れがあり、政局の先行きに不透明感が高まるという。

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・ルクセンブルク財務相は10日、欧州中央銀行(ECB)が市場介入措置をまもなく発表する、と述べた。

オッリ・レーン[NP-8.8 HDP -2.6 CHDP -0.6 RHDP -2.6 CRHDP -0.6]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ECBは国債の流通市場への介入を決定した」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)は10日、公社債市場へ介入することを決めたと発表した。また、米連邦準備理事会(FRB)と時限的な米ドル・スワップの再締結を公表した。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-8.8 HDP -1.3 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)は10日、5月と6月に全額供給で期間3カ月・固定金利の流動性オペを実施することを決めたと発表した。また、5月に政策金利連動の全額供給6カ月オペを実施するとした。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・イタリア金融関係者の話として「欧州の中銀が国債購入を開始している」と伝えている。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・フィンランド中銀報道官の話として「ユーロ圏の中銀が国債購入を開始している」と伝えた。また、「全てのユーロ圏の中銀が国債を購入する見込みである」とした。

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.2 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「世界の経済成長はより持続可能なものになっているようだ」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「一部の国々でインフレの上振れリスクが見られる」

国際通貨基金(IMF)[NP-8.0 HDP +0.2 CHDP -0.3 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・ベルカ国際通貨基金(IMF)欧州局長「ユーロ圏のユーロ安定メカニズムの創設は市場にとって『モルヒネ』となり、市場の混乱を静めるだろう」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

オッリ・レーン[NP-8.8 HDP -2.6 CHDP -0.6 RHDP -2.6 CRHDP -0.6]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ECBは国債の流通市場への介入を決定した」

2010年5月10日のFX要人発言・ニュース

欧州連合(EU)[NP     HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)が9日開催した緊急財務相理事会で、ユーロ圏諸国を対象としたユーロ圏支援基金の規模を約5000億ユーロとすることで合意する可能性がある、と関係者の話として伝えた。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・ 国際通貨基金(IMF)は9日、期間3年で300億ユーロのギリシャ支援で合意した。欧州連合(EU)のユーロ圏16カ国が7日開催した緊急首脳会議で合意した800億ユーロの支援と合わせて、総額1100億ユーロの支援が正式に決まった。なお、ギリシャはIMFとユーロ圏諸国から200億ユーロの資金が即座に利用可能であるという。

フィリップ・ヒルデブランド[NP-6.8 HDP -1.7 CHDP -0.3 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
フィリップ・ヒルデブランド・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁は8日、インタビューで「物価下落の引き金となるため、対ユーロでのスイスフラン高は容認しない」と述べた。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は欧州連合(EU)によるユーロ圏支援基金に1000億ユーロ拠出する可能性がある、と一部通信社が伝えている。ユーロ圏支援基金は融資保証が4400億ユーロ、緊急時の支援に用いられる安定化基金が600億ユーロとなり、合わせて5000億ユーロとなる見通しだが、IMFは安定化基金に1000億ユーロ拠出するという。

ドイツ政府関係[NP     HDP -0.8 CHDP -0.6 RHDP -0.8 CRHDP -0.6]
ドイツ政府関係・ドイツで人口が最も多いノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州で9日、州議会選挙が行われた。出口調査の結果として、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と連立相手の自由民主党(FDP)が過半数を獲得できない可能性を複数のメディアが指摘している。CDUとFDPが過半数を獲得できない場合、各州や特別市政府代表による合議機関である独連邦参議院(上院)においても過半数を失う恐れがあり、政局の先行きに不透明感が高まるという。

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +4.2 CHDP +0.4 RHDP +4.2 CRHDP +0.4]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20当局者はギリシャ問題について日本時間7時から電話会談を開始したようだ。韓国当局者の話として報じている。

日本銀行(日銀)関係[NP+4.8 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
日本銀行(日銀)関係・4月6-7日分の金融政策決定会合議事要旨「最近では、各国の株価や新興国・資源国通貨が強含んでいるほか、米国のハイイールド債の発行が大幅に増加するなど、投資家のリスク許容度の回復を示唆する動きがみられ始めている(複数の委員)」

日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・4月6-7日分の金融政策決定会合議事要旨「先進国の財政問題を含め、国際金融市場には不安要素がなお少なくなく、何らかのイベントをきっかけに投資家心理が急変し、市場が再び不安定化する可能性がある点には留意が必要(何人かの委員)」

欧州連合(EU)[NP     HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は日本時間10日、直接融資と融資保証を組み合わせた5000億ユーロ規模のユーロ圏支援基金創設で合意した、と発表した。

エレナ・サルガド[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
エレナ・サルガド・サルガド・スペイン財務相は日本時間10日、欧州連合(EU)の緊急財務相理事会後の記者会見で「国際通貨基金(IMF)はユーロ圏支援基金に最大2200億ユーロ拠出する可能性がある」と述べた。なお、IMFはユーロ圏支援基金のうち、緊急時の支援に用いられる安定化基金に1000億ユーロ拠出する可能性がある、と伝わっていた。

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
欧州財務相関連・ルクセンブルク財務相は10日、欧州中央銀行(ECB)が市場介入措置をまもなく発表する、と述べた。

オッリ・レーン[NP     HDP -2.0 CHDP -0.2 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ECBによる市場介入措置は非常に重要」「ECBの独立性を尊重したい」

オッリ・レーン[NP-8.8 HDP -2.6 CHDP -0.6 RHDP -2.6 CRHDP -0.6]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ECBは国債の流通市場への介入を決定した」

日本銀行(日銀)関係[NP-6.8 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日銀は10日、カナダ中銀(BOC)・イギリス中銀(BOE)・欧州中銀(ECB)・米連邦準備理事会(FRB)・スイス中銀がドルスワップ協定を再締結すると公表した。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日本銀行 中央銀行の協調対応策について
 欧州の米ドル短期金融市場における緊張が再び高まっている状況に鑑み、カナダ銀行、イングランド銀行、欧州中央銀行、米国連邦準備制度、スイス銀行は、時限的な米ドル・スワップ取極の再締結を公表することとした。これらの措置は、米ドル短期金融市場における流動性の改善を図るほか、そうした緊張が他の市場や金融センターに波及することを防ぐことを目的とするものである。日本銀行も、同様の措置の導入に向けて速やかに検討を行うこととした。中央銀行は、引き続き緊密に協力し、短期金融市場における調達圧力に対処していく方針である。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は10日、公社債市場へ介入することを決めたと発表した。また、米連邦準備理事会(FRB)と時限的な米ドル・スワップの再締結を公表した。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-8.8 HDP -1.3 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は10日、5月と6月に全額供給で期間3カ月・固定金利の流動性オペを実施することを決めたと発表した。また、5月に政策金利連動の全額供給6カ月オペを実施するとした。

先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)[NP     HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)・7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は10日、国際通貨基金(IMF)を含めたEU加盟国の決定を歓迎する、との声明をカナダ財務省のウェブサイト上に発表した。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日銀は10日、米ドルスワップ再開について午前11時に臨時会合を開催すると発表した。なお、山口日銀副総裁が午後2時に記者会見を開くという。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は10日、欧州の一連の行動を強く歓迎するとの声明を発表した。

菅直人[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
菅直人・菅直人財務相「今回の措置が金融安定や世界経済の成長に強く貢献すると期待」「為替相場と株式相場も安定していく」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +4.2 CHDP +0.4 RHDP +4.2 CRHDP +0.4]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20は10日、声明で世界の金融安定維持に向けて引き続き協力することにコミットすると発表した。また、世界の市場の動向を引き続き注視していくとした。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・日銀は10日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.10%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表した。また、米連邦準備理事会(FRB)とドルスワップ協定を再締結することを全会一致で決定した。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・市場関係者によれば、タイ中銀がドル買いバーツ売り介入を実施しているようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。ギリシャの財政危機をきっかけとする欧州諸国の財政問題に関して、相次いで支援策が打ち出されたことを受け、市場の過度の不安が後退。時間外のダウ先物の急伸や10日の日本株高を手掛りに、対ユーロや資源国通貨中心に円売りが出た。対ドルでは、米長期金利の上昇に伴い日米金利差の拡大を意識した円売りが出た。
 欧州連合(EU)の緊急財務相理事会では、ユーロ防衛ための基金「ユーロ安定メカニズム」創設で正式合意、EUと国際通貨基金(IMF)とで最大7500億ユーロの支援枠を設定した。このほか、欧州中央銀行(ECB)は公社債市場へ介入することを決めた。
 日銀は10日、臨時の政策委員会・金融政策決定会合を開催し、米国連邦準備制度との間で米ドルスワップ取極めを再締結すること、および米ドル資金供給オペレーションの実施体制を改めて整備すること、を決定した。

日本政府関係[NP-5.4 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
日本政府関係・亀井静香郵政・金融担当相「ギリシャの財政状況は日本と違う」「日本の金利が上昇する状況にない」

山口廣秀[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.1]
山口廣秀・山口日銀副総裁「今回の日銀の措置は市場の困難や悪影響の封じ込めを期待」

山口廣秀[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.1]
山口廣秀・山口日銀副総裁「今回の状況はリーマンショック後とは比較にならない」「邦銀の対ギリシャ貸付はそう大きいものではなく、邦銀のドル資金繰り支援が目的でない」「各国の足並みをそろえた行動が金融市場で一定の評価を得られた」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・10日、ギリシャ10年物国債のドイツ国債へのプレミアムが先週末の1047bpから786bpに縮小したと伝えている。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.1 CHDP -0.3 RHDP -0.1 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロ安定化メカニズムはユーロを守る」「ユーロ安定化メカニズムはユーロの将来を保証するために必要」

野田佳彦[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田財務副大臣「日銀の決定は金融市場の安定化や円滑化につながる」

ドミニク・ストロス=カーン[NP     HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.2]
ドミニク・ストロス=カーン・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「IMFはユーロ安定化メカニズムに過去と同様の比率で出資する用意がある」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -1.3 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)の話として「国債購入を既に開始しているとの市場の思惑にコメントしない」と伝えている。

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.7 CHDP -0.2 RHDP -2.7 CRHDP -0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「市場がユーロ安定化プログラムを理解した」「投資家の信認が回復しつつある」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・イタリア金融関係者の話として「欧州の中銀が国債購入を開始している」と伝えている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一段安。しばらくは欧州勢の本格的な参入を前にもみ合いの展開が続いていたが、夕刻にかけて売りが膨らんだ。ギリシャの財政危機をきっかけとする欧州諸国の財政問題に関して、相次いで支援策が打ち出されたことなどが好感されて、南欧諸国の株価が主導する形で欧州株全般が急伸。南欧諸国のソブリンCDSや、各国国債のドイツ国債に対するプレミアム(上乗せ金利)が大きく縮小しユーロ圏の信用不安が後退したとの見方が広がると、円の買い持ちを解消する動きが強まった。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・フィンランド中銀報道官の話として「ユーロ圏の中銀が国債購入を開始している」と伝えた。また、「全てのユーロ圏の中銀が国債を購入する見込みである」とした。

中国人民銀行関係[NP-2.0 HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +2.3 CRHDP +0.1]
中国人民銀行関係・中国人民銀行は10日、適度に緩和的な金融政策を維持するとの見方を示した。また、人民元の形成メカニズムを改善するほか、金融政策の柔軟性と目標を拡大するとした。

温家宝[NP-2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
温家宝・温家宝中国首相「主要通貨は相対的に安定して維持されるべき」、「世界的な金融危機の複雑さを過小評価するべきでない」、「中国はソブリン債危機を解決するためのギリシャ支援策を支持する」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・フランス中銀とイタリア中銀が国債買い入れを実施したようだ。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・イングランド銀行(英中央銀行)は10日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.3]
イングランド銀行(BOE)・イングランド銀行(BOE)声明「資産買取プログラムを2000億ポンドで維持」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「市場に介入するようにECBは圧力を受けなかった」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロシステムが10日朝に債券購入を開始したことを確認」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.2 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「世界の経済成長はより持続可能なものになっているようだ」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「一部の国々でインフレの上振れリスクが見られる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・10日の欧州外国為替市場で円は軟調。10日のアジア市場で、欧州連合(EU)がユーロ安定メカニズム創設で正式合意したことを背景に、ユーロ圏の財政問題への警戒感が大幅に後退し、対ユーロ中心に円売りが進んだ流れを引き継いだ。欧州の市場参加者からも、欧州株やダウ先物の上昇、南欧諸国のソブリンCDSや各国国債のドイツ国債に対するプレミアム(上乗せ金利)の大幅縮小などを背景に、対ユーロ中心に円売りが膨らみ一時円の下値を探る展開となった。もっとも、前週末終値から大幅に円安が進んだこともあって、いったん利益確定の円買いが入り下げ幅が縮小している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=93円57銭前後。
・ユーロ円は17時30分過ぎに一時1ユーロ=122円29銭前後まで買われた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州市場の取引時間帯の序盤に1ユーロ=1.3095ドル前後まで上げた。ただ、前週末NY終値から300ポイント以上上昇したこともあり、短期筋からは利益確定の売りも出て、上値を切り下げている。英国の総選挙で第1党となった保守党と自由民主党が協議を再開したとの報道を受けて、連立政権樹立や、財政削減への期待が高まり対ポンドでユーロが売られたこともユーロドルの上値を抑えた面がある。

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が10日、バーゼルでユーロシステムによる債券購入開始を確認したことを明らかにしたほか、「(国債買い入れに関して)圧力を受けていない」と述べて、ECBが完全に独立していることを示したと伝わったが、目立った反応はなかった。

国際通貨基金(IMF)[NP-8.0 HDP +0.2 CHDP -0.3 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・ベルカ国際通貨基金(IMF)欧州局長「ユーロ圏のユーロ安定メカニズムの創設は市場にとって『モルヒネ』となり、市場の混乱を静めるだろう」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官は、6月4-5日に韓国・釜山で開催される20か国・地域(G20)財務相会合に出席する。米財務省は「世界経済の状況やG20首脳会合など様々な議題について話し合われる見通し」との認識を示した。なお、同長官のスケジュールは公表されていないが、5日予定されているG20財務相会合閉幕後の記者会見に出席する予定となっている。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
ギリシャ政府関係・ギリシャの最大労組のギリシャ労働総同盟(GSEE)と、ギリシャ公務員連合(ADEDY)が12日に抗議のデモ行進を計画していると報じた。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP     HDP -2.8 CHDP -0.2 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁「ポルトガルを含むユーロ圏諸国は今、財政赤字削減の動きを加速させなければならない」、「欧州連合(EU)の新しいセーフティネットは緊張状態にある市場の中心となっている国々によって、誤って受け止められるべきでない」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -2.0 CHDP +0.8 RHDP -2.0 CRHDP +0.8]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「いったん景気回復がすすめば、財政の健全化は正常となる」

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