2010年7月22日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは長期にわたり資産を正常に戻していく」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBには一段の景気刺激を行う選択肢がある」
ベン・バーナンキ[NP-6.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「選択肢には金融政策における文言変更や、準備預金金利の引き下げが含まれる可能性」
温家宝[NP+5.6 HDP -1.5 CHDP +0.3 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
・温家宝中国首相「中国は下期、消費刺激策を改善する」、「下期に成長とインフレの均衡を図る方針を改めて示す」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
カナダ銀行関係[NP-4.6 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.4]
・カナダ銀行(中央銀行、BOC)は22日、金融政策リポートを公表した。2010年第2四半期のGDP成長見通しを3.8%から3.0%、第3四半期のGDP成長見通しを3.5%から2.8%、第4四半期のGDP成長見通しを3.5%から3.2%に下方修正した。
2010年7月22日のFX要人発言・ニュース
バラク・オバマ[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「金融規制強化法案は革新を妨げるものではなく促進するもの」「法案は史上最強の消費者保護法」
バラク・オバマ[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領は21日、大恐慌時以来、約80年ぶりとなる米国の抜本的な金融規制改革法案に署名した。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
・国際通貨基金(IMF)は21日、ユーロの水準は概ねファンダメンタルズに沿っている、との認識を示した。また、欧州中央銀行(ECB)の金融政策は非常に支援的な状態を維持できる、とした。
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは必要に応じて一段の政策行動をとる用意がある」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「経済見通しは引き続き異常に不透明」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは長期にわたり資産を正常に戻していく」
ベン・バーナンキ[NP-6.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「雇用回復の弱さが消費を抑制している」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「欧州についての金融市場の懸念は緩和しつつある」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「今週末に欧州を訪問」「米国は長期的な財政不均衡の問題について取り組む必要」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBには一段の景気刺激を行う選択肢がある」
ベン・バーナンキ[NP-6.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「選択肢には金融政策における文言変更や、準備預金金利の引き下げが含まれる可能性」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「その他の選択肢にはFRBのバランスシートから債券を流出させないことや、追加の債券購入も含まれる可能性」
ベン・バーナンキ[NP-3.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「中国のような貿易黒字の国が内需を拡大させ、柔軟な為替相場を持つ必要がある」「FRBは景気回復に下方リスクがあるとみているが、引き続き緩やかな回復が予想される」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「一段と柔軟な人民元相場が望まれる」
米政府関係[NP-4.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・サマーズ・米国家経済会議(NEC)委員長(CNBCが伝えた)「オバマ政権は経済を注視しており、持続的な成長のために必要なことを行う」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は買いが強まった。米モルガン・スタンレーなど主要金融機関の第2四半期決算が予想を上回ったことを受けて、英・独の株価指数や時間外のダウ先物が堅調に推移した。対ドルやユーロではリスク許容度の改善を意識した円売りが散発的に出る場面があったが、その他の通貨に対してはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見定めたいとして積極的な売買は手控えられた。
バーナンキFRB議長は上院銀行委員会で半期金融政策報告を行い、「経済見通しは引き続き異常に不透明」「FRBは必要に応じて一段の政策行動をとる用意がある」との認識を示した。ただ、具体的な金融緩和策に対する言及がなく、前日に高まった追加金融緩和への思惑が後退したとして、ダウ平均が160ドルを超す下げ幅に。投資家のリスク許容度が急低下し、円に逃避的な買いが集まった。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・米上院本会議は21日、失業保険延長法案を賛成59、反対39で可決した。
中国政府関係[NP HDP +1.5 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.1]
・中国の国家情報センターが、2010年の中国経済成長率は約9.5%になる見通しとの認識を示したと報じられた。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ブラジル中銀は21日、政策金利を現行の10.25%から0.50%引き上げて10.75%にすることを決めたと発表した。
米政府関係[NP-4.8 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
・池田財務副大臣「過度の円高は回避したい」
ニュージーランド政府関係[NP+3.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「経済にリバランスの兆しが見られる」、「経済は回復しているが、国民は消費に対して用心深くなっている」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が22日、中国の銀行セクターの見通しを「安定的」に維持した。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・仙谷由人官房長官「日本は北朝鮮へのさらなる制裁について考えていない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。21日の米国市場で、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米景気に慎重な見方を示し、米国株安とリスク資産圧縮の円買いが進んだ地合いを引き継いだ。22日の日本株も下落しており東京勢からの円買いが続いた。日本と金利差のある資源国通貨に対して積み上がった円売りポジションを解消する動きが目立ったほか、「国内輸出企業からの円買いがユーロやドルに対して入った」との指摘があり、じりじりと上値を伸ばした。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・クレディスイスは22日、2010年第2四半期の決算を発表した。純利益が15億9000万スイスフランとなった。
日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・福井前日銀総裁「(都内での講演で)先行きは相当不確実性を伴っている」
オッリ・レーン[NP HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「経済成長のために市場の安定化を継続しなければならない」「ユーロ圏は、持続可能な経済成長の方向を向いている」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・欧州銀行ストレステストの結果発表は、予定されている日本時間24日午前1時より早い時間になる可能性があると、関係者の話として報じられた。もっとも、まだ最終決定されていないとのこと。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・池田財務副大臣「欧州銀行ストレステストの結果公表に注目している」
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・池田財務副大臣「為替の水準にはコメントしない」
中国人民銀行関係[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP -0.2]
・胡・中国人民銀行副総裁「名目実効為替レートを試験的に公表へ」、「人民元の大きな変動を回避する」、「必要であれば資本のフローを制限することは可能」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。午前中に、日本株安を受けた円買いや、国内輸出企業からと見られる円買いで値を上げた水準で暫くもみ合いが続いたが、欧州勢参入後は対ポンドで円買いが強まり、その他通貨にも円買いが波及。一時円全体の上げ幅が広がった。もっとも、22日の上海総合指数は高く引けたほか、時間外のダウ先物が持ち直し上げ幅を拡大していることもあって、円買い圧力は後退した。短期で円買いを進めた参加者からポジション調整の円売りが出て押し下げられた。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・トルコでは21日、イランからの天然ガスパイプラインの爆発が発生したため、ボタス公社はこのパイプラインを閉鎖した。国内では今回の爆発がクルド労働者党(PKK)武装勢力によるテロ事件との見方が高まっている。トルコでは最近クルド人武装勢力の攻撃が活発になり、週明けに、PKK武装勢力がイラクとの国境付近でトルコ軍に対し攻撃を仕掛けた結果、5人が殺害され、多数の負傷者が出た。また、同日に他の衝突でもう一人のトルコ兵士が射殺された。PKKとの紛争ではこれまでに双方で約4万人の犠牲者が出ている。
ボタス社は閉鎖されたパイプラインの天然ガス供給を補うため、ロシアやアゼルバイジャンからのガス輸入を増大。国内経済活動への影響は限定的となっているが、地政学リスクが意識されやすい状況を背景に、主要通貨に対するリラへの売り圧力が懸念される。
胡錦濤[NP HDP -0.4 CHDP +0.7 RHDP -0.4 CRHDP +0.7]
・胡錦濤・中国国家主席(新華社の報道で)「中国は積極的な財政政策を堅持するべきだ」
温家宝[NP+5.6 HDP -1.5 CHDP +0.3 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
・温家宝中国首相「中国は下期、消費刺激策を改善する」、「下期に成長とインフレの均衡を図る方針を改めて示す」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・ハンガリー政府は1年物証券入札で500億フォリント(HUF)を調達し、計画を達成したとのこと。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米大手地銀BB&Tは22日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.33ドルと市場予想の0.333ドル程度とほぼ同じだった。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・フィフス・サード・バンコープは22日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.16ドルとなった。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米サントラスト・バンクスは22日、第2四半期決算を発表した。1株損益が0.11ドルの損失となった。
南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP-4.0 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・マーカス南アフリカ準備銀行総裁「世界経済は引き続き不確実性がある」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-3.6 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「米国経済には基礎的な信頼感がある」「消費者は米経済にいっそうの信頼感を持っている」「信用は依然として極めて厳しい」「中国の政策は世界経済にとって重要」
南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・マーカス南アフリカ準備銀行総裁「ランドの目標水準はない」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・南アフリカ準備銀行(中央銀行)は22日、政策金利を現行の6.50%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が22日、下院金融委員会で証言を行っているが、内容は前日の上院での証言とほぼ同じだった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株相場や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から低金利の円が売られた。7月のドイツとユーロ圏の製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を上回ったことを受け、ユーロに対して円売りが強まったことも円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下げ幅を縮小。アジア時間に一時1ドル=86円34銭前後と16日に付けた年初来安値86円27銭前後に迫る場面があったものの、売り一巡後はショートカバーで持ち直した。クロス円の上昇につれた円売りドル買いが相場の支えとなり、一時86円台後半まで値を戻した。
・ユーロ円は21時前に一時本日高値となる1ユーロ=111円90銭前後まで値を上げた。
・ランド円は底堅い動き。南アフリカ準備銀行(中央銀行)は22日、政策金利を現行の6.50%に据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りの結果となったものの、0.50%の利下げを予想していた一部の市場参加者からランドの買い戻しが入ったため、一時1ランド=11円63銭前後まで急ピッチで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。23時前に一時本日高値となる1ユーロ=1.2892ドル前後まで値を上げた。ドイツ・ユーロ圏の強い経済指標や株高などを背景にユーロ買いドル売りが進んだ。
ウィリアム・ダドリー[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「米景気回復への道のりは浮き沈みが多少ある」
ウィリアム・ダドリー[NP+2.0 HDP -1.4 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「2番底リスクは少ない」
ベン・バーナンキ[NP-4.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米国は短期的な景気刺激を維持する必要」
ベン・バーナンキ[NP-4.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「財政政策において、全ての選択肢が検討される必要がある」
ベン・バーナンキ[NP-4.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「労働市場の状況に満足できない」
カナダ銀行関係[NP-4.6 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.4]
・カナダ銀行(中央銀行、BOC)は22日、金融政策リポートを公表した。2010年第2四半期のGDP成長見通しを3.8%から3.0%、第3四半期のGDP成長見通しを3.5%から2.8%、第4四半期のGDP成長見通しを3.5%から3.2%に下方修正した。
ウィリアム・ダドリー[NP+4.2 HDP -1.2 CHDP +0.2 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「二番底回避を楽観する理由はある」「金融システムは1年前より著しく健全である」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は買いが強まった。米モルガン・スタンレーなど主要金融機関の第2四半期決算が予想を上回ったことを受けて、英・独の株価指数や時間外のダウ先物が堅調に推移した。対ドルやユーロではリスク許容度の改善を意識した円売りが散発的に出る場面があったが、その他の通貨に対してはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見定めたいとして積極的な売買は手控えられた。
バーナンキFRB議長は上院銀行委員会で半期金融政策報告を行い、「経済見通しは引き続き異常に不透明」「FRBは必要に応じて一段の政策行動をとる用意がある」との認識を示した。ただ、具体的な金融緩和策に対する言及がなく、前日に高まった追加金融緩和への思惑が後退したとして、ダウ平均が160ドルを超す下げ幅に。投資家のリスク許容度が急低下し、円に逃避的な買いが集まった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。21日の米国市場で、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米景気に慎重な見方を示し、米国株安とリスク資産圧縮の円買いが進んだ地合いを引き継いだ。22日の日本株も下落しており東京勢からの円買いが続いた。日本と金利差のある資源国通貨に対して積み上がった円売りポジションを解消する動きが目立ったほか、「国内輸出企業からの円買いがユーロやドルに対して入った」との指摘があり、じりじりと上値を伸ばした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。午前中に、日本株安を受けた円買いや、国内輸出企業からと見られる円買いで値を上げた水準で暫くもみ合いが続いたが、欧州勢参入後は対ポンドで円買いが強まり、その他通貨にも円買いが波及。一時円全体の上げ幅が広がった。もっとも、22日の上海総合指数は高く引けたほか、時間外のダウ先物が持ち直し上げ幅を拡大していることもあって、円買い圧力は後退した。短期で円買いを進めた参加者からポジション調整の円売りが出て押し下げられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株相場や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から低金利の円が売られた。7月のドイツとユーロ圏の製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を上回ったことを受け、ユーロに対して円売りが強まったことも円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下げ幅を縮小。アジア時間に一時1ドル=86円34銭前後と16日に付けた年初来安値86円27銭前後に迫る場面があったものの、売り一巡後はショートカバーで持ち直した。クロス円の上昇につれた円売りドル買いが相場の支えとなり、一時86円台後半まで値を戻した。
・ユーロ円は21時前に一時本日高値となる1ユーロ=111円90銭前後まで値を上げた。
・ランド円は底堅い動き。南アフリカ準備銀行(中央銀行)は22日、政策金利を現行の6.50%に据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りの結果となったものの、0.50%の利下げを予想していた一部の市場参加者からランドの買い戻しが入ったため、一時1ランド=11円63銭前後まで急ピッチで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。23時前に一時本日高値となる1ユーロ=1.2892ドル前後まで値を上げた。ドイツ・ユーロ圏の強い経済指標や株高などを背景にユーロ買いドル売りが進んだ。