2010年7月21日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は20日、米国株が大幅に下落した後プラスに転じたことについて「明日のバーナンキFRB議長の上院銀行委員会での証言を前に、市場では追加の金融緩和策が実施されるとの思惑が台頭している」と報じた。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+6.4 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は20日、6月の公定歩合議事録を公表した。ダラス連銀、カンザスシティー連銀の2地区連銀が公定歩合の引き上げを主張した。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
山口廣秀[NP-4.6 HDP +0.2 CHDP -0.3 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・山口日銀副総裁「国際金融市場の不安定な動きに目を離せない」
2010年7月21日のFX要人発言・ニュース
国際通貨基金(IMF)[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
・国際通貨基金(IMF)は20日、金融危機で得た中銀の教訓についてリポートを発表。リポートでは「中央銀行は監督体制で主要な役割を担うべき」「物価安定を金融政策の主要目標に据えるべきである」との認識を示した。
スペイン政府関係[NP HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・スペインとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが5月30日以来の水準となるとなる160bpまで縮小したようだ。
アダム・ポーゼン[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員(ダウジョーンズ社とのインタビューで)「遠くない将来に政策金利の引き上げが必要な可能性がある」
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -0.8 CHDP +3.2 RHDP -0.8 CRHDP +3.2]
・キャメロン英首相(オバマ米大統領と会談後の記者会見で)「英国と米国は力強く安定的な経済成長や金融システム改革を模索する」
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は20日、米国株が大幅に下落した後プラスに転じたことについて「明日のバーナンキFRB議長の上院銀行委員会での証言を前に、市場では追加の金融緩和策が実施されるとの思惑が台頭している」と報じた。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+6.4 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は20日、6月の公定歩合議事録を公表した。ダラス連銀、カンザスシティー連銀の2地区連銀が公定歩合の引き上げを主張した。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米ヤフーは20日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.15ドルとなった。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米アップルは20日、第3四半期(4-6月期)決算を発表した。1株利益が3.51ドルとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売り優位。ハンガリー政府が実施した3ヵ月物証券入札で発行額が目標額に達せず、同国の資金繰りが懸念される中、英独の株価指数が下げ幅を拡大した。米ゴールドマンサックスの第2四半期決算が弱く、時間外のダウ先物が100ドル超下げたことも意識され、対ユーロ中心にリスク回避的な円買いが先行した。
米IBMやジョンソン・エンド・ジョンソンなどの決算内容も嫌気され、現物のダウ平均株価は寄り付き後に146ドル安まで下げたものの、その後下げ幅を縮小。投資家のリスク回避姿勢が和らいだとして、まとまった円売りが持ち込まれた。また、明日のバーナンキ米連邦準備委員会(FRB)議長の上院銀行委員会での証言を前に、市場では追加の金融緩和策が実施されるとの思惑が台頭。リスクマネーのフローが活発化するとして、ダウ平均株価は81ドル高まで大きく持ち直した。原油先物相場の上昇やカナダ銀行(カナダ中央銀行)による政策金利引き上げも手がかりとなり、対豪ドルやカナダドル中心に円が断続的に売られた。
また、円はドルに対して軟調。米商務省が発表した6月の米住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で予想を下回ったものの、先行指標の一種である6月の建設許可件数が予想を上回ったため、円売りドル買いが出る場面があった。また、資源国通貨に対して円売りが優位となった影響から、引けにかけてじり安となった。
日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
・6月14-15日分の金融政策決定会合議事要旨「(何人かの委員)欧州経済は先行きに下振れる可能性がある一方、新興国は上振れ気味」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.8 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・6月14-15日分の金融政策決定会合議事要旨「わが国経済のリスク要因について、多くの委員は、基本的に展望レポートで指摘した点と同様であるが、リスクは上下両方向に拡大しているとの認識を示した」「ある委員は、各種対策の効果の反動等も踏まえると、本年度後半にかけては、下振れリスクの方が意識されると指摘した」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.8 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・6月14-15日分の金融政策決定会合議事要旨「(多くの委員)国際金融資本市場は欧州財政問題を背景に緊張感の強い状態が続いている」、「(多くの委員)不動産価格抑制策の効果で中国経済の過熱感は抑制される可能性が高い」
山口廣秀[NP-4.6 HDP +0.2 CHDP -0.3 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・山口日銀副総裁「国際金融市場の不安定な動きに目を離せない」
山口廣秀[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP -0.2 RHDP +0.0 CRHDP -0.2]
・山口日銀副総裁「極めて緩和的な環境を粘る強く続ける」、「上にも下にも不確実性の度合いが幾分強まっている」
山口廣秀[NP-5.4 HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
・山口日銀副総裁「輸出から国内民需への波及が徐々に見られ始めている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。20日の米株高を背景に、21日の日本株が上昇しリスク志向が改善することを見越して円を売る動きが一時散見された。しかし、日本株は高く寄り付いたものの、徐々に上げ幅が縮まったため円売りを仕掛けた参加者から持ち高調整の円買いが入り値を戻した。市場参加者からは「ドルやユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが入っていた」との指摘が聞かれた。その後は、取引材料に乏しく、もみ合いの展開が続いている。
クリスティーヌ・ラガルド[NP+3.4 HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相(フィガロ紙とのインタビューで)「フランスの銀行のストレステストの結果に自信を持っている」
日本政府関係[NP+3.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
・荒井国家戦略相が関係閣僚会議に提出した7月の月例経済報告は、「景気は着実に持ち直し、自律的回復への基盤が整いつつある」とし、景気の基調判断を維持した。
日本政府関係[NP+2.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・津村内閣府政務官「日本経済が踊り場に入る可能性がある」、「米経済については数点の懸念材料が出ている」
山口廣秀[NP-2.0 HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・山口日銀副総裁「為替の動きが経済全体にどう影響するか見極めて政策判断する」、「為替市場への関与は政府の仕事」
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・荒井聡国家戦略・経済財政担当相「海外経済の動向を注視していきたい」、「景気が世界的に停滞する恐れもある」
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・津村内閣府政務官「直嶋経済産業相は、対ドルやユーロで円高が継続すれば日本経済に大きなマイナス要因であるとの認識を示していた」
韓国政府関係[NP HDP -6.8 CHDP +0.3 RHDP -6.8 CRHDP +0.3]
・金泰栄・韓国国防相は「北朝鮮は突然変化が起こる可能性が高い」と述べたと報じられた。
イングランド銀行(BOE)[NP+1.0 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(7月7-8日分)「0.50%の政策金利の据え置きを7対1で決定。センタンス委員が0.25%の利上げを主張。」
イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(7月7-8日分)「2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模の据え置きは全会一致で決定」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。後場の日経平均株価が下げに転じると、リスク資産圧縮目的で円が買われた。欧州勢からはユーロやポンドに対して円売りが出て円全体がやや値を下げたが、17時過ぎになると対ユーロで円買いが強まり、円全体が押し上げられている。
アンゲラ・メルケル[NP+3.8 HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・メルケルドイツ首相「経済の回復は強い」、「銀行セクターへの信頼はストレステストを通じて生まれなければならない」
アンゲラ・メルケル[NP+3.2 HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・メルケルドイツ首相「労働市場の状況は今時点で、危機前よりはいい」、「財政健全化は計画された通りに実行される見通し」
エワルド・ノボトニー[NP+3.6 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「金融市場は正常化しつつあるし、機能してきている」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.0 CHDP +0.8 RHDP +0.0 CRHDP +0.8]
・ドイツ政府が21日に実施した30年物国債の入札は、募集40億ユーロに対して応札額は37億6400万ユーロとなったと報じられた。
ポルトガル政府関係[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ポルトガル政府は21日、1年物証券入札を実施した。利回りは2.452%と前回の1.046%を上回ったほか、応札倍率は1.3倍と前回の2.8倍を下回った。なお、発行高は予定の12億5000万ユーロを若干上回る12億5300万ユーロとなった。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・USバンコープは21日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.45ドルとなり、市場予想平均の0.383ドルを上回った。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +1.4 CHDP +1.2 RHDP +1.4 CRHDP +1.2]
・ショイブレ独財務相「ストレステストや財政削減は信頼感を向上させる」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・ウェルズ・ファーゴは21日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.55ドルとなり、市場予想平均の0.490ドルの利益を上回った。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・モルガン・スタンレーは21日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.80ドルとなった。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「2011年までにECBの政策金利が上昇する理由はない」「最近の経済統計は非常に良く、2番底を示唆していない」「インターバンク市場は安定しつつある」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・ノーザン・トラストは21日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.82ドルとなり、市場予想平均の0.741ドルの利益を上回った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ポルトガル政府が実施した1年物証券入札は、利回りが2.452%と前回の1.046%を上回り、応札倍率は1.3倍と前回の2.8倍を下回った。また、ドイツ政府が実施した30年物国債の入札は、募集40億ユーロに対して応札額は37億6400万ユーロにとどまり、札割れとなった。ユーロ圏の資金繰り懸念が意識され、対ユーロで円買いが強まったため他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。日本時間22日未明に予定されているバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見極めたいとの声が聞かれる中、ウェルズ・ファーゴなど米主要企業の決算が予想より強い内容となったことを受け、時間外のダウ先物が堅調に推移。投資家のリスク志向の低下に歯止めがかかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=86円86銭前後まで値を下げたものの、昨日の安値86円66銭前後を下抜け出来なかったためショートカバーが入った。22時過ぎに一時87円30銭前後まで買い戻された。
・ユーロ円は昨日の安値1ユーロ=111円46銭前後を下抜けて、20時前に一時111円21銭前後まで下げたものの、その後111円台後半まで値を戻している。
・ユーロドルは安い。ユーロ圏諸国の資金繰り懸念から全般的にユーロ売りが強まると、昨日の安値1ユーロ=1.2839ドル前後を下抜けて、ストップロスを誘発。20時過ぎに一時1.2792ドル前後まで値を下げた。ただ、一目均衡表雲の上限が位置する1.2782ドル前後や転換線が位置する1.2775ドル前後がサポートとして意識されたため、売り一巡後は1.28ドル台前半でのもみ合いに終始している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売り優位。ハンガリー政府が実施した3ヵ月物証券入札で発行額が目標額に達せず、同国の資金繰りが懸念される中、英独の株価指数が下げ幅を拡大した。米ゴールドマンサックスの第2四半期決算が弱く、時間外のダウ先物が100ドル超下げたことも意識され、対ユーロ中心にリスク回避的な円買いが先行した。
米IBMやジョンソン・エンド・ジョンソンなどの決算内容も嫌気され、現物のダウ平均株価は寄り付き後に146ドル安まで下げたものの、その後下げ幅を縮小。投資家のリスク回避姿勢が和らいだとして、まとまった円売りが持ち込まれた。また、明日のバーナンキ米連邦準備委員会(FRB)議長の上院銀行委員会での証言を前に、市場では追加の金融緩和策が実施されるとの思惑が台頭。リスクマネーのフローが活発化するとして、ダウ平均株価は81ドル高まで大きく持ち直した。原油先物相場の上昇やカナダ銀行(カナダ中央銀行)による政策金利引き上げも手がかりとなり、対豪ドルやカナダドル中心に円が断続的に売られた。
また、円はドルに対して軟調。米商務省が発表した6月の米住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で予想を下回ったものの、先行指標の一種である6月の建設許可件数が予想を上回ったため、円売りドル買いが出る場面があった。また、資源国通貨に対して円売りが優位となった影響から、引けにかけてじり安となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。20日の米株高を背景に、21日の日本株が上昇しリスク志向が改善することを見越して円を売る動きが一時散見された。しかし、日本株は高く寄り付いたものの、徐々に上げ幅が縮まったため円売りを仕掛けた参加者から持ち高調整の円買いが入り値を戻した。市場参加者からは「ドルやユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが入っていた」との指摘が聞かれた。その後は、取引材料に乏しく、もみ合いの展開が続いている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。後場の日経平均株価が下げに転じると、リスク資産圧縮目的で円が買われた。欧州勢からはユーロやポンドに対して円売りが出て円全体がやや値を下げたが、17時過ぎになると対ユーロで円買いが強まり、円全体が押し上げられている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ポルトガル政府が実施した1年物証券入札は、利回りが2.452%と前回の1.046%を上回り、応札倍率は1.3倍と前回の2.8倍を下回った。また、ドイツ政府が実施した30年物国債の入札は、募集40億ユーロに対して応札額は37億6400万ユーロにとどまり、札割れとなった。ユーロ圏の資金繰り懸念が意識され、対ユーロで円買いが強まったため他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。日本時間22日未明に予定されているバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見極めたいとの声が聞かれる中、ウェルズ・ファーゴなど米主要企業の決算が予想より強い内容となったことを受け、時間外のダウ先物が堅調に推移。投資家のリスク志向の低下に歯止めがかかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=86円86銭前後まで値を下げたものの、昨日の安値86円66銭前後を下抜け出来なかったためショートカバーが入った。22時過ぎに一時87円30銭前後まで買い戻された。
・ユーロ円は昨日の安値1ユーロ=111円46銭前後を下抜けて、20時前に一時111円21銭前後まで下げたものの、その後111円台後半まで値を戻している。
・ユーロドルは安い。ユーロ圏諸国の資金繰り懸念から全般的にユーロ売りが強まると、昨日の安値1ユーロ=1.2839ドル前後を下抜けて、ストップロスを誘発。20時過ぎに一時1.2792ドル前後まで値を下げた。ただ、一目均衡表雲の上限が位置する1.2782ドル前後や転換線が位置する1.2775ドル前後がサポートとして意識されたため、売り一巡後は1.28ドル台前半でのもみ合いに終始している。