2010年8月20日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジェームズ・ブラード[NP-6.4 HDP +0.3 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和への準備をするべき」、「米公開市場委員会(FOMC)での投票の場で、意見が分かれることを好まない」
ジェームズ・ブラード[NP-6.6 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「私は政策金利の引き上げを主張しない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
パトリック・ホノハン[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +1.2 RHDP -0.8 CRHDP +1.2]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁(東京で記者団に語る)「(4-6月期GDPについて)欧州経済は力強い」「欧州のインフレに差し迫った懸念はない」「アイルランドの財政調整は軌道に乗っている」
2010年8月20日のFX要人発言・ニュース
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
・ブルーム・バーグ社が関係者への取材をもとに、日銀が円高阻止に向けて追加緩和に踏み切るとの思惑が強まる一方で、金融市場で急激な変動が起きない限り、政策判断を9月の定例の金融政策決定会合まで持ち超す可能性があると報じている。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・米財務省は19日、来週の米国債の入札予定を発表。24日に2年債370億ドル、25日に5年債360億ドル、26日に7年債290億ドルの規模の入札を実施するとした。また、23日には30年インフレ連動債70億ドルの入札を行うことも伝えている。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・トルコ中銀は19日、政策金利を現行の7.00%で据え置くことを決めたと発表した。
バラク・オバマ[NP-4.0 HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領は19日、米経済について「最近の弱い米経済指標を考慮するべき」との認識を示した上で、上院に中小企業向けの融資促進法案を通過させるよう求めた。
ジェームズ・ブラード[NP-5.4 HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP -0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「ディスインフレのリスクが高まれば、米国債の買い入れを増やす必要がある」
ジェームズ・ブラード[NP+2.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「米経済見通しは下方修正されたが、メーンシナリオはなおポジティブで、成長は継続してきた」
ジェームズ・ブラード[NP-6.4 HDP +0.3 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和への準備をするべき」、「米公開市場委員会(FOMC)での投票の場で、意見が分かれることを好まない」
ジェームズ・ブラード[NP-6.6 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「私は政策金利の引き上げを主張しない」
南アフリカ政府関係[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・南アフリカでは18日、教職員や病院職員など100万人以上の公務員が賃上げを求めて本格的なストライキに突入した。英テレグラフ紙が19日報じたところによると、「南アフリカの警察は、国の経済に打撃を与える恐れがある賃金論争の一部として学校と病院にバリケードを築いた公務員に対して、ゴム弾と放水銃を発射した」という。南アフリカでは2007年、約60万人の公務員が約1カ月間の一斉ストを貫いたことがあり、今回も長期化が懸念されている。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は19日、「米連邦準備理事会(FRB)が断固として、且つ迅速なやり方でマネーサプライを増加させるのであれば、米国はデフレを回避できる」との認識を示したと報じられている。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米デルは19日、5-7月期決算を発表した。調整後の1株利益は0.32ドルと市場予想平均の0.30ドルを若干上回った。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米ヒューレット・パッカード(HP)は19日、5-7月期の決算を発表した。調整後の1株利益は1.08ドルと暫定値と同水準だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては行って来い。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数や米フィラデルフィア連銀が発表した8月の製造業景気指数(フィリー指数)が市場予想より弱い内容となり、米景気の先行き不透明感が高まり、円買いが膨らんだ。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買いも支えとなった。ただ、日銀の追加金融緩和への思惑が広がる中、11日高値の1ドル=84円72銭前後が意識され、短期で買い進めた参加者から持ち高調整の売りに押された。市場参加者からは84円70銭前後のバリア・オプションに絡んだ円売りを指摘する声もあった。
一方、ドル以外の通貨に対しては堅調。ドルに対する円買いが円全体の支えとなった上、弱い米経済指標を背景に米国株式相場が軟調に推移したこともリスク回避的な円買いを誘った。
野田佳彦[NP HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「(為替市場の動向を)注視して見ている」
パトリック・ホノハン[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +1.2 RHDP -0.8 CRHDP +1.2]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁(東京で記者団に語る)「(4-6月期GDPについて)欧州経済は力強い」「欧州のインフレに差し迫った懸念はない」「アイルランドの財政調整は軌道に乗っている」
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・仙谷由人官房長官「首相と日銀総裁の会談日程について、具体的なことは知らない」
野田佳彦[NP HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「日銀と緊密な連携を取っていきたい」「菅首相と来週、経済や為替について協議」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.2 HDP +2.6 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
・バッテリーノ豪準備銀行(RBA、豪中央銀行)副総裁「今後2年間は力強い成長を予想」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.0 HDP +2.6 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
・バッテリーノ豪準備銀行(RBA、豪中央銀行)副総裁「基調インフレは1年ほど安定すると見ているが、インフレリスクに警戒しなければならない」
野田佳彦[NP HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「首相と日銀総裁の会談、来週あるのかないのか承知していない」
野田佳彦[NP HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「追加経済対策に新たな国債発行が必要か判断するため、景気動向を注視」
野田佳彦[NP HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「為替相場を重大な関心をもって注視」「為替相場の水準や介入についてコメントしない」
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・荒井聡国家戦略・経済財政担当相「菅首相に今日、経済状況について報告した」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し戻された。19日の欧米株安を受け、20日の日本株が下落し投資家のリスク許容度が一段と低下するとの見方から円を買い戻す動きが先行した。もっとも、対ドルで仲値決済に向けて円を売る動きが出た上、日本株は下げ幅が縮まったため円の上値は限られた。更に、今日も「日銀が臨時の金融政策決定会合を開く」との噂が流れたほか、野田財務相が「菅首相と来週、経済や為替について協議する」「G7各国とコミュニケーションしている」と述べたと伝わり、日本から円高対応策が発表されるとの期待感から円売りが出て、円全体が本日安値圏まで下げている。
なお、菅首相と白川日銀総裁の会談に関しては、仙谷由人官房長官は20日、「首相と日銀総裁の会談日程について、具体的なことは知らない」などと発言したほか、野田財務相は「首相と日銀総裁の会談、来週あるのかないのか承知していない」と述べたと伝わっている。また、為替介入に関しては野田財務相は「為替相場の水準や介入についてコメントしない」と発言した。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・津村内閣府政務官「正式に首相から経済対策出すよう指示があったわけではない」
パトリック・ホノハン[NP HDP -0.8 CHDP +1.2 RHDP -0.8 CRHDP +1.2]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁「銀行の救済コストは管理可能だ」「アイルランドの国内の銀行で、深刻な問題となるのは2行のみ」
パトリック・ホノハン[NP HDP -0.8 CHDP +1.2 RHDP -0.8 CRHDP +1.2]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁「ユーロの背景には強固な政治的コミットメントがある」
欧州連合(EU)[NP HDP -0.8 CHDP -0.5 RHDP -0.8 CRHDP -0.5]
・欧州連合(EU)は20日、ギリシャの財政削減策は、2010年の目標を十分達成しそうであり、2014年までの過剰な財政赤字の是正は達成できる見通し、との見解を示した。
アクセル・ウェーバー[NP-4.0 HDP +0.3 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「年末まで無制限の融資を維持すべき」
アクセル・ウェーバー[NP-2.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「政策金利は適切」
アクセル・ウェーバー[NP+3.6 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「ECBはユーロ圏の成長見通しを引き上げる可能性」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・20日の欧州国債相場は上昇(利回りは低下)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、一時前日終値比0.013%低い2.299%と過去最低水準まで低下した。17時35分時点では同0.010%低い2.302%で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。政府・日銀から円高対応策が伝わってこなかったことを嫌気し後場の日本株が下げ幅を拡大すると、投資家のリスク志向が低下するとの見方から、円を買い戻す動きが見られた。野田財務相が午前中に「菅首相と来週、経済や為替について協議する」「G7各国とコミュニケーションしている」などと発言したことを手掛かりに円を売っていた参加者からの円買い戻しも入った。
フランス政府関係[NP HDP -1.6 CHDP +6.0 RHDP -1.6 CRHDP +6.0]
・フランスは20日、2011年の国内総生産(GDP)見通しを従来の年率2.5%から2.0%に下方修正したと、AFP通信が報じている。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・20日の欧州市場では、ドイツ連邦債に対するギリシャやポルトガル国債の利回りスプレッドが拡大している。10年物ドイツ/ギリシャ債のスプレッドは一時5月以来の水準となる850bpまで拡大。ドイツ/ポルトガル債のスプレッドは302bpまで拡大している。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・メキシコ中銀は20日、政策金利を現行の4.50%で据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
菅直人[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・菅直人首相は20日夜、都内でルース駐日米大使と会食した。同席した福山哲郎官房副長官の話では「両氏は個人的な信頼関係を強化していく考えで一致した」という。また、ルース氏は先に訪問した広島の印象などについて語ったようだ。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・政府・日銀は20日、菅直人首相と白川方明日銀総裁の週明けの会談を見送る方向で調整に入ったと、時事通信が報じている。代わりに電話会談を行う案が持ち上がっている。会談の見送りについて、独立性を有する日銀の金融政策に政府が介入するような印象を避ける意味があるようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、伸び悩んだ。欧州株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から安全資産と位置付けられている円を買う動きが優勢となった。ウェーバー独連銀総裁が、欧州中央銀行(ECB)による金融緩和の長期化を示唆する発言をしたと伝わると、対ユーロで円買いが強まり円全体の支えとなった。
ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。ドルインデックスが一時83.214と7月22日以来の高水準まで上昇する中、円・ドルが下落。他の通貨に対しても円売りが波及し、円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。株価の下落を受け全般的にドルの買い戻しが進む中、昨日NY時間の高値1ドル=85円66銭前後をわずかに上抜けて、23時過ぎに一時本日高値85円73銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は下げ渋り。ウェーバー独連銀総裁の発言や株安を理由に円買いユーロ売りが入ったほか、市場関係者からは「投機筋からの仕掛け的な売りが出た」との声が聞かれた。20時過ぎに一時1ユーロ=108円25銭前後と7月1日以来の安値を付けた。ただ、ドル円が上昇したことにつれた円売りユーロ買いが出たため、その後は下値を切り上げている。
・ユーロドルは安い。ECBによる金融緩和が長期化するとの見方からユーロ売りが出たほか、欧州の一部の国で景気の先行き不透明感が強まっていることがユーロ売りを誘った。株価の下落を材料にリスクポジション解消目的のユーロ売りドル買いも進み、一時7月13日以来の安値となる1ユーロ=1.2673ドル前後まで値を下げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては行って来い。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数や米フィラデルフィア連銀が発表した8月の製造業景気指数(フィリー指数)が市場予想より弱い内容となり、米景気の先行き不透明感が高まり、円買いが膨らんだ。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買いも支えとなった。ただ、日銀の追加金融緩和への思惑が広がる中、11日高値の1ドル=84円72銭前後が意識され、短期で買い進めた参加者から持ち高調整の売りに押された。市場参加者からは84円70銭前後のバリア・オプションに絡んだ円売りを指摘する声もあった。
一方、ドル以外の通貨に対しては堅調。ドルに対する円買いが円全体の支えとなった上、弱い米経済指標を背景に米国株式相場が軟調に推移したこともリスク回避的な円買いを誘った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し戻された。19日の欧米株安を受け、20日の日本株が下落し投資家のリスク許容度が一段と低下するとの見方から円を買い戻す動きが先行した。もっとも、対ドルで仲値決済に向けて円を売る動きが出た上、日本株は下げ幅が縮まったため円の上値は限られた。更に、今日も「日銀が臨時の金融政策決定会合を開く」との噂が流れたほか、野田財務相が「菅首相と来週、経済や為替について協議する」「G7各国とコミュニケーションしている」と述べたと伝わり、日本から円高対応策が発表されるとの期待感から円売りが出て、円全体が本日安値圏まで下げている。
なお、菅首相と白川日銀総裁の会談に関しては、仙谷由人官房長官は20日、「首相と日銀総裁の会談日程について、具体的なことは知らない」などと発言したほか、野田財務相は「首相と日銀総裁の会談、来週あるのかないのか承知していない」と述べたと伝わっている。また、為替介入に関しては野田財務相は「為替相場の水準や介入についてコメントしない」と発言した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。政府・日銀から円高対応策が伝わってこなかったことを嫌気し後場の日本株が下げ幅を拡大すると、投資家のリスク志向が低下するとの見方から、円を買い戻す動きが見られた。野田財務相が午前中に「菅首相と来週、経済や為替について協議する」「G7各国とコミュニケーションしている」などと発言したことを手掛かりに円を売っていた参加者からの円買い戻しも入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、伸び悩んだ。欧州株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から安全資産と位置付けられている円を買う動きが優勢となった。ウェーバー独連銀総裁が、欧州中央銀行(ECB)による金融緩和の長期化を示唆する発言をしたと伝わると、対ユーロで円買いが強まり円全体の支えとなった。
ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。ドルインデックスが一時83.214と7月22日以来の高水準まで上昇する中、円・ドルが下落。他の通貨に対しても円売りが波及し、円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。株価の下落を受け全般的にドルの買い戻しが進む中、昨日NY時間の高値1ドル=85円66銭前後をわずかに上抜けて、23時過ぎに一時本日高値85円73銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は下げ渋り。ウェーバー独連銀総裁の発言や株安を理由に円買いユーロ売りが入ったほか、市場関係者からは「投機筋からの仕掛け的な売りが出た」との声が聞かれた。20時過ぎに一時1ユーロ=108円25銭前後と7月1日以来の安値を付けた。ただ、ドル円が上昇したことにつれた円売りユーロ買いが出たため、その後は下値を切り上げている。
・ユーロドルは安い。ECBによる金融緩和が長期化するとの見方からユーロ売りが出たほか、欧州の一部の国で景気の先行き不透明感が強まっていることがユーロ売りを誘った。株価の下落を材料にリスクポジション解消目的のユーロ売りドル買いも進み、一時7月13日以来の安値となる1ユーロ=1.2673ドル前後まで値を下げた。