2010年10月21日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
マーク・カーニー[NP-5.8 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダの経済見通しは変わった」
マーク・カーニー[NP-5.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.4]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダ中銀は、為替市場における緊張の高まりを懸念している」、「為替市場で緊張が高まることで、世界経済に影響を及ぼす可能性がある」
チャールズ・プロッサー[NP-5.8 HDP +2.1 CHDP -0.1 RHDP +2.0 CRHDP -0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「FRBは時期が来れば、過剰準備を引き上げなければならないこともある」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+3.6 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「住宅市場は大部分の地区で全年水準を下回っている」「住宅価格は安定しつつある」
チャールズ・プロッサー[NP-5.4 HDP +2.0 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.4]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「コアインフレは底打ちした可能性」「インフレは2011年に上向く可能性」「物価目標の設定には問題もある」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.0 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「高い失業率が景気減速につながるとは思わない」「量的緩和の決定はFOMCで」
デビッド・マイルズ[NP+4.8 HDP -1.4 CHDP +0.3 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「金融政策は異例なほど拡大的であり、必要であればまだ政策手段がある」「景気回復が続いていることに慎重ながら楽観的」
ジェームズ・ブラード[NP-5.4 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「例のない失業率が高止まりしている」「ぜい弱な金融システムがどの程度回復損なうか不透明」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
マーク・カーニー[NP-5.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.4]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダ中銀は、為替市場における緊張の高まりを懸念している」、「為替市場で緊張が高まることで、世界経済に影響を及ぼす可能性がある」
2010年10月21日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・米財務省高官は20日、週末に韓国で開催されるG20へ出席するガイトナー米財務長官についてブリーフィングを行ったと発表。同高官は「G20では多国間の協力が必要になる」「G20は経常収支の不均衡是正を求める」としたうえで、「為替相場はファンダメンタルズを反映するべき」「一部の経済大国は市場の力による調整に抵抗している」との見解を示した。なお、人民元および通貨に関する報告書の発表時期は未定とした。
マーク・カーニー[NP-5.8 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダの経済見通しは変わった」
マーク・カーニー[NP-5.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.4]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダ中銀は、為替市場における緊張の高まりを懸念している」、「為替市場で緊張が高まることで、世界経済に影響を及ぼす可能性がある」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは20日、英国経済について「財政支出案の実行は困難」、「緩やかなペースでの回復が継続すると予想している」との見解を示した。
チャールズ・プロッサー[NP HDP +2.3 CHDP -0.1 RHDP +2.6 CRHDP +0.0]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「金融規制に関してより優れた計画が求められる」(なお、米国経済や政策については言及していない)
チャールズ・プロッサー[NP-4.8 HDP +2.2 CHDP -0.1 RHDP +2.3 CRHDP -0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「ドルはインフレ懸念で下落」、「ドルは夏季の景気鈍化に反応している」
チャールズ・プロッサー[NP-5.8 HDP +2.1 CHDP -0.1 RHDP +2.0 CRHDP -0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「FRBは時期が来れば、過剰準備を引き上げなければならないこともある」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・NY市警は20日、不審車両の発見でタイムズ・スクエアの一部を閉鎖したと報じられている。なお、不審車両の車種は「ミニバン」とのこと。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済活動はほぼ全国的に緩やかながら拡大が続いている」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+3.0 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「製造業はほとんどの地区で拡大が続いている」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+3.6 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「住宅市場は大部分の地区で全年水準を下回っている」「住宅価格は安定しつつある」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「消費支出は安定から若干増加しているが、大半は必需品に限定されている」
チャールズ・プロッサー[NP-5.4 HDP +2.0 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.4]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「コアインフレは底打ちした可能性」「インフレは2011年に上向く可能性」「物価目標の設定には問題もある」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・NY市警は20日、タイムズ・スクエアで発見した不審車について「不審な点はない」と見解を示し、道路の一部閉鎖を解除したと報じられている。
ジェフリー・ラッカー[NP+4.0 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「高い失業率が景気減速につながるとは思わない」「量的緩和の決定はFOMCで」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.2 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP +0.2]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「ドル安は有益な効果と有害な効果がある」「2010年下期の経済成長率は2%程度」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調。米国株式相場が高く始まると投資家のリスク志向が改善するとの見方から相対的に金利の高い通貨に対して円売りが強まった。市場では「11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では3-6カ月の期間で5000-5500億ドル規模の資産買い取りが決定される見通し」との米著名リポートが話題となり、米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和観測が再燃したことも、対ドルで欧州通貨、オセアニア通貨の買いを誘い、円売り外貨買いが膨らんだ。
一方、ドルに対しては行って来い。米株高や米FRBの追加金融緩和観測から全般的にドル売りが波及したため円買いドル売りが入ると、一時1995年4月以来の高値となる1ドル=80円84銭前後まで上昇した。ただ、その後は短期で売り進めた参加者から利益確定の円売りが出たほか、ドル以外の通貨に対し円売りが広がった影響を受け81円台前半まで押し戻され、行って来いとなった。
米連邦準備理事会(FRB)は20日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表。総括判断では「経済活動はほぼ全国的に緩やかながら拡大が続いている」とし、前回の「成長の勢いが減速している兆候が広がった」との文言を削除した。ただ、全体として内容に目新しさはなく、目立った反応は見られなかった。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・北朝鮮は核実験の準備を行っている可能性があると、朝鮮日報が報じている。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ブラジル中銀は20日、政策金利を現行の10.75%に据え置くことを決めたと発表した。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・ベアー米連邦預金保険公社(FDIC)総裁「大手銀行はバーゼルⅢよりもさらに高い資本の要求を満たす必要があるだろう」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +0.9 CHDP -0.8 RHDP +0.9 CRHDP -0.8]
・ダウジョーンズが20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明草案として伝えたところによると、「自国通貨の競争的切り下げを控えることを公約する」という。また、「より市場ベースの為替レートシステムへの移行を公約する」「為替相場の過度の変動や無秩序な動きの悪影響を最小限にすることを模索する」とした。
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.1]
・仙谷由人官房長官「(為替介入について)82円がラインという話ではない」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP -0.1]
・ウォールストリート・ジャーナル紙が報じたところによると、ガイトナー米財務長官が「ユーロや円に対してドルがこれ以上下落する必要はない」との見方を示した。
中国人民銀行関係[NP HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +3.1 CRHDP +0.1]
・中国人民銀行(中央銀行)は21日、外国為替市場での人民元取引の基準値となる「中間値」を1ドル=6.6495元から6.6695元に訂正すると発表した。
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -5.6 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「G20では世界経済のなかで通貨の議論をする」
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.1]
・政府関係者は為替の動向についてコメントを控えた。
白川方明[NP-4.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.2]
・白川方明日銀総裁「これからもデフレ脱却のため最大限の努力を行う」
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.1]
・仙谷由人官房長官「(円高について)適宜適切に断固たる措置を取るという以外言えない」
野田佳彦[NP-4.4 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「失業率は高水準で厳しいという認識であり、景気に下押しのリスクがある」「(円高について)コメント控える」「必要なら為替介入含めた断固たる措置とる」
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「(日銀の資産買い入れについて)日銀の中で具体的に検討しており、許可申請していない」「許可申請あれば適切に対応する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。20日の米国株が上昇したにも関わらず、21日前場の日本株が高く寄り付いた後、下げに転じたことが嫌気されて、円買いが入り一時値を上げた。ただ、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が21日、「ガイトナー米財務長官が『主要通貨は現時点でほぼ整合的である』として、ユーロや円に対してドルがこれ以上下落する必要はないとの見方を示した」と報じると、一転対ドル中心に円売りが膨らみ、ストップロスを巻き込む格好で下値を広げた。一方で、下値では国内輸出企業などからの円買いが厚かった。円の下値は堅いとの見方から徐々に円買いが入り値を戻している。11時に発表された中国の主要経済指標に対する目立った反応はなかった。
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・野田財務相は21日午後、国会内で記者団から為替に関して問われたものの、特にコメントをしなかったと伝えられている。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・クレディスイスは21日、2010年第3四半期の決算を発表した。純利益が6億900万スイスフランとなった。
白川方明[NP-4.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「円高の影響を非常に注意してみている」
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.1]
・桜井充財務副大臣「(為替相場について)日米金利差が最近は影響しているのではないか」
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「(円高に関し)答えることは出来ない」
国際通貨基金(IMF)[NP+2.0 HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)は21日、アジア太平洋地域の経済見通しを発表した。「人民元は中期的なファンダメンタルズと比較すると依然割安水準にある」「中国の不動産は全域で割高というわけではない」「アジアでは一段と刺激策を解除していくことが必要だ」などの見解が示された。
周小川[NP HDP -0.6 CHDP -0.4 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
・周小川・中国人民銀行総裁(講演原稿が伝わる)「国境を越えた資金移動がリスク」「金融機関の貸し出しに依然強い増加圧力が見られる」
ドイツ政府関係[NP HDP -0.1 CHDP -0.4 RHDP -0.1 CRHDP -0.4]
・ブリューデレ独経済相「世界は柔軟な為替レートと自由な資本移動を必要としている」「為替レートは経済ファンダメンタルズを反映する必要があり、それはドルや人民元にとってもあてはまる」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値限定。21日後場の日経平均株価が下げに転じたことや、上海総合指数がマイナス圏で推移したことを背景に、リスク資産圧縮目的の円買いが対オセアニア通貨中心に入り、円全体を一時押し上げた。もっとも、欧州勢の本格参入後は円売りが目立つ展開となっている。英・独の株価指数が上昇している上、時間外の米株価指数先物が上昇に転じたこともあって、リスク志向が改善して円売りが出ている。対ドルでユーロがストップロスを巻き込む形で買われていることにつれてユーロに対して円売りが膨らんでいることも、円全体の重しとなっている。
ドイツ政府関係[NP+3.0 HDP +0.2 CHDP +0.3 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
・ドイツ政府は21日、2010年の国内総生産(GDP)見通しを1.4%増から3.4%増に上方修正した。また、2011年のGDP見通しも1.6%から1.8%に上方修正した。
スペンサー・デール[NP+3.6 HDP -0.4 CHDP +0.3 RHDP -0.4 CRHDP +0.3]
・英中銀(BOE)のデール氏「金融政策をどちらの方向も動かす準備があることを警戒しなければならない」「年内のCPIは目標より上の水準のままである可能性」
デビッド・マイルズ[NP+4.8 HDP -1.4 CHDP +0.3 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「金融政策は異例なほど拡大的であり、必要であればまだ政策手段がある」「景気回復が続いていることに慎重ながら楽観的」
アダム・ポーゼン[NP-2.8 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「政策はサイクルと反対方向に傾くべき」「インフレ目標は良い政策の枠組み」「インフレのトレンドは下向きで、今後も続くだろう」
菅直人[NP-4.2 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「急激な為替の変動は望ましくない。どうしてもというときは断固たる措置をとる。」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・キャタピラーは21日、第3四半期決算を発表した。1株利益は1.22ドルとなり、市場予想平均の1.090ドルを上回った。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)の関係者は21日、「ユーロはおそらく過大評価に近い」と述べたと報じられている。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +0.9 CHDP -0.8 RHDP +0.9 CRHDP -0.8]
・G20関係者の話しとして、韓国慶州でのG20財務相会合で為替・経常収支については合意しない見通しで、11月11-12日に行われるG20首脳会議に持ち越される可能性があると報じられた。
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「22日朝にG7会合を行う、世界経済全般について議論する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。10月の独製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)や独サービス部門PMI速報値、ユーロ圏製造業PMI速報値が市場予想を上回ったことを材料に、対ユーロ中心に円売りが出た。欧州の株価指数が上昇し、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りが出た面もあった。市場関係者から「日本の当局が邦銀の今夜の勤務体系をチェックしている」との声が聞かれ、介入への警戒感が高まっていることも円の重しとなった。ただ、売りが一巡すると下値を切り上げた。円を売り進める材料に乏しかったうえ、時間外のダウ先物が上げ幅を縮めたため買い戻しが入ったようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円台前半でのもみ合いに終始した。
・ユーロ円は17時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=113円94銭前後まで値を上げた後、113円台半ばまで下押しした。
・ユーロドルは予想を上回る独・欧経済指標を理由に全般的にユーロ買いが広がると、18日の高値1ユーロ=1.4006ドル前後を上抜けてストップロスを誘発。17時過ぎ一時1.4051ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、その後失速。ダウ先物が伸び悩んだことなどを受け、一時1.3965-68ドルまで下押しした。これまでの上昇に対する利益確定の売りが出たほか、「中東勢からの売りが出た」との指摘があった。
ジェームズ・ブラード[NP-5.4 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「例のない失業率が高止まりしている」「ぜい弱な金融システムがどの程度回復損なうか不透明」
ブラジル政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -2.5 RHDP +1.0 CRHDP -2.5]
・マンテガ・ブラジル財務相「ガイトナー米財務長官が、米国はドルを弱めないと述べていた」、「G20は為替問題の解決策について議論する見通し」、「G20で1985年のプラザ合意のような同意を繰り返すことは不可能」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調。米国株式相場が高く始まると投資家のリスク志向が改善するとの見方から相対的に金利の高い通貨に対して円売りが強まった。市場では「11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では3-6カ月の期間で5000-5500億ドル規模の資産買い取りが決定される見通し」との米著名リポートが話題となり、米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和観測が再燃したことも、対ドルで欧州通貨、オセアニア通貨の買いを誘い、円売り外貨買いが膨らんだ。
一方、ドルに対しては行って来い。米株高や米FRBの追加金融緩和観測から全般的にドル売りが波及したため円買いドル売りが入ると、一時1995年4月以来の高値となる1ドル=80円84銭前後まで上昇した。ただ、その後は短期で売り進めた参加者から利益確定の円売りが出たほか、ドル以外の通貨に対し円売りが広がった影響を受け81円台前半まで押し戻され、行って来いとなった。
米連邦準備理事会(FRB)は20日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表。総括判断では「経済活動はほぼ全国的に緩やかながら拡大が続いている」とし、前回の「成長の勢いが減速している兆候が広がった」との文言を削除した。ただ、全体として内容に目新しさはなく、目立った反応は見られなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。20日の米国株が上昇したにも関わらず、21日前場の日本株が高く寄り付いた後、下げに転じたことが嫌気されて、円買いが入り一時値を上げた。ただ、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が21日、「ガイトナー米財務長官が『主要通貨は現時点でほぼ整合的である』として、ユーロや円に対してドルがこれ以上下落する必要はないとの見方を示した」と報じると、一転対ドル中心に円売りが膨らみ、ストップロスを巻き込む格好で下値を広げた。一方で、下値では国内輸出企業などからの円買いが厚かった。円の下値は堅いとの見方から徐々に円買いが入り値を戻している。11時に発表された中国の主要経済指標に対する目立った反応はなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値限定。21日後場の日経平均株価が下げに転じたことや、上海総合指数がマイナス圏で推移したことを背景に、リスク資産圧縮目的の円買いが対オセアニア通貨中心に入り、円全体を一時押し上げた。もっとも、欧州勢の本格参入後は円売りが目立つ展開となっている。英・独の株価指数が上昇している上、時間外の米株価指数先物が上昇に転じたこともあって、リスク志向が改善して円売りが出ている。対ドルでユーロがストップロスを巻き込む形で買われていることにつれてユーロに対して円売りが膨らんでいることも、円全体の重しとなっている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。10月の独製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)や独サービス部門PMI速報値、ユーロ圏製造業PMI速報値が市場予想を上回ったことを材料に、対ユーロ中心に円売りが出た。欧州の株価指数が上昇し、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りが出た面もあった。市場関係者から「日本の当局が邦銀の今夜の勤務体系をチェックしている」との声が聞かれ、介入への警戒感が高まっていることも円の重しとなった。ただ、売りが一巡すると下値を切り上げた。円を売り進める材料に乏しかったうえ、時間外のダウ先物が上げ幅を縮めたため買い戻しが入ったようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円台前半でのもみ合いに終始した。
・ユーロ円は17時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=113円94銭前後まで値を上げた後、113円台半ばまで下押しした。
・ユーロドルは予想を上回る独・欧経済指標を理由に全般的にユーロ買いが広がると、18日の高値1ユーロ=1.4006ドル前後を上抜けてストップロスを誘発。17時過ぎ一時1.4051ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、その後失速。ダウ先物が伸び悩んだことなどを受け、一時1.3965-68ドルまで下押しした。これまでの上昇に対する利益確定の売りが出たほか、「中東勢からの売りが出た」との指摘があった。