2010年11月4日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
エワルド・ノボトニー[NP+6.4 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロの対ドルでのボラティリティは予想されている」、「金利は将来再び上昇する見通し」
FOMC[NP-8.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「期間が長めの国債を2011年6月までに追加で6000億ドル買い入れる」「一ヶ月あたり750億ドルの資産買入」
FOMC[NP-7.8 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.5]
・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「国債買い入れのペースと全体の規模を定期的に見直す。必要に応じて調整する。」
FOMC[NP-6.4 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「景気と雇用の回復ペースは引き続き弱い」
FOMC[NP-6.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP -0.3]
・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「ＦＦ金利を長期間異例の低水準することが正当化される可能性が高い」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンポストへの寄稿で）「低インフレがデフレや景気低迷を招く可能性」「経済に対する一段の支援が必要」「ＦＲＢの債券購入がインフレを促進するとの懸念は誇張されている」「ＦＲＢには量的緩和を巻き戻す手段がある」
ニュージーランド政府関係[NP+5.2 HDP -2.3 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「NZの失業率は依然高すぎるが、一段と低下する可能性」
ニュージーランド政府関係[NP+6.4 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.3]
・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「ＮＺの政策金利は依然として歴史的に低く、今後12－18ヶ月での高い金利を予想する」「通貨や経済政策はＡＰＥＣ財務相会合で協議される可能性」「人民元の上昇ペースは望まれるほど速くない」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+5.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.3]
・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「全ての非標準的政策を終了する前に、金利を動かすことはできる」、「金利について事前にコミットしない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
FOMC[NP-7.8 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.5]
・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「国債買い入れのペースと全体の規模を定期的に見直す。必要に応じて調整する。」
2010年11月4日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・3日、アイルランドとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが最高水準となるの500ｂｐに拡大したと伝えた。
米政府関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ミラー米財務次官補は3日、「財務省は連邦準備理事会（ＦＲＢ）の国債買い入れに対応し、追加で債券を発行することについて検討していない」と述べたと報じられている。ただ、市場の健全な機能の維持に向けて注視するとの考えも示している。
トーマス・ジョーダン[NP HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.5]
・ジョーダンスイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）副総裁「市場介入のコストは慎重に判断されることが必要」、「システミックリスクを早期に認識することが重要」
バラク・オバマ[NP-4.6 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・オバマ米大統領「選挙により、アメリカ国民は経済回復のペースに不満を持っていることが確証された」
バラク・オバマ[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]・オバマ米大統領「問題の解決において民主、共和両党に関わっていく」、「経済の安定のために直接的に義務を負う」
エワルド・ノボトニー[NP+6.4 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロの対ドルでのボラティリティは予想されている」、「金利は将来再び上昇する見通し」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は3日、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を開き、政策金利であるフェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を0.0％から0.25％の範囲に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
FOMC[NP-8.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「期間が長めの国債を2011年6月までに追加で6000億ドル買い入れる」「一ヶ月あたり750億ドルの資産買入」
FOMC[NP-7.8 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.5]・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「国債買い入れのペースと全体の規模を定期的に見直す。必要に応じて調整する。」
FOMC[NP-6.4 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「景気と雇用の回復ペースは引き続き弱い」
FOMC[NP-6.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP -0.3]・米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明「ＦＦ金利を長期間異例の低水準することが正当化される可能性が高い」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は売りが優位。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング（ＡＤＰ）が3日発表した10月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は 前月比4万3000人増、米サプライマネジメント協会（ＩＳＭ）が発表した10月非製造業指数 （ＮＭＩ）は54.3と、市場予想より強い米経済指標が相次いで発表されたほか、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控えドル売りポジションを調整する目的もあり、対ドルで円売りが膨らむと他の通貨にも円売りが波及した。
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は3日、ＦＯＭＣで資産買入に関して「2011年の第２四半期末までに、追加で期間が長めの米国債を6000億ドル購入する」と決めたことが伝わった。金融緩和策が発表されたことを背景に欧州通貨やオセアニア通貨がドルに対して買われると、つれて円売りが出て下げ幅を広げた。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
・ニューヨーク連銀は3日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が行う6000億ドルの国債買い入れの内訳を発表した。償還期間が2年半から4年の国債が全体の20％、4年半から5年が20％、5年半から7年が23％、7年から10年が23％となっており、買い入れは2-10年債が中心になることが明らかになった。
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンポストへの寄稿で）「低インフレがデフレや景気低迷を招く可能性」「経済に対する一段の支援が必要」「ＦＲＢの債券購入がインフレを促進するとの懸念は誇張されている」「ＦＲＢには量的緩和を巻き戻す手段がある」
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.2]
・野田財務相は4日午前、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融緩和について問われたものの、コメントをしなかったと伝えられている。
ニュージーランド政府関係[NP-4.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「ＮＺドル高は輸出にとって逆風を作り出す」
ニュージーランド政府関係[NP+5.2 HDP -2.3 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「NZの失業率は依然高すぎるが、一段と低下する可能性」
ニュージーランド政府関係[NP-4.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.4]・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「NZドル高を懸念」
日本政府関係[NP-2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
・仙谷由人官房長官「日銀は金融緩和の措置をとっている」「FRBの国債買い入れ額の増加は失業率やインフレに基づいている」
アジア開発銀行関係[NP-2.0 HDP +1.5 CHDP -0.5 RHDP +1.5 CRHDP -0.5]
・黒田東彦アジア開発銀行（ＡＤＢ）総裁「刺激策の緩和は段階的に行うべき」「性急な刺激策の緩和は再びリセッションに陥るリスクを高める可能性」
白川方明[NP-3.4 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁「リスク資産の購入は極めて異例の措置」「今後も適切な政策対応を行う必要がある」「世界経済の回復基調は今後も維持されるだろう」
白川方明[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]・白川方明日銀総裁「時間軸の明確化は景気回復局面での金利安定に効果を発揮」「米経済を中心に先行きめぐる不透明感は高い」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、下げ渋り。前日の海外市場で、対ユーロや豪ドルなどで円安が進んだ流れを引き継いで始まった。ただ、東京勢からは急ピッチで円売りが進んだこともあって持ち高調整の円買いが入ったほか、ドルやユーロに対しては輸出企業からの円買いが入ったため下値を切り上げた。
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「日本経済は下振れリスクが増加しつつある」
野田佳彦[NP-4.2 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.1]・野田佳彦財務相「為替相場の過度な変動は経済や金融に悪影響があり、看過できない」「為替動向に引き続き重大な関心」「必要なときには介入を含め断固たる措置とる」
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]・桜井充財務副大臣「米国の追加金融緩和策についての論評は避けるが、為替がどこで落ち着くかみたい」
ニュージーランド政府関係[NP+6.4 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.3]・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「ＮＺの政策金利は依然として歴史的に低く、今後12－18ヶ月での高い金利を予想する」「通貨や経済政策はＡＰＥＣ財務相会合で協議される可能性」「人民元の上昇ペースは望まれるほど速くない」
菅直人[NP-4.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]・菅直人首相「米国のドル安政策により、新興国通貨が軒並み上昇している」「思い切って海外資源に投資することも円高を抑制する手段となる」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]・インドネシア中銀は4日、政策金利を現行の6.50％で据え置くことを決めたと発表した。
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.1]・野田佳彦財務相（参院本会議の答弁で）「為替相場の過度な変動は経済や金融に悪影響があり、看過できない」「必要なときには介入を含め断固たる措置とる」（衆院本会議の答弁と同じ内容）
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・IMFチーフエコノミストのブランチャード氏は「米国経済は回復するだろう」「FRBの発表がいくらかインフレを引き起こしたとしても、世界の終わりではない」との認識を示した。
日本政府関係[NP-4.2 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.1]・海江田万里・経済財政担当相「円高が長引く恐れなど景気下振れリスクがある」
中国人民銀行関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP +0.1]
・中国人民銀行の夏氏が「G20で中国は米国に反論すべき」「多くの人が米国の量的緩和を懸念している」「中国は主要通貨を安定化させる計画を模索すべき」との認識を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。国内輸出企業からとみられる円買いが入り日通し高値を付ける場面があったが、欧州勢が加わる時間帯になると失速した。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が買われたことに連動した円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが出た。欧州株相場が堅調に推移していることを背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が拡大したことも円売り外貨買いを誘った。
中国人民銀行関係[NP-2.0 HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP +3.1 CRHDP -0.1]・中国人民銀行のアドバイザーが「米国の金融緩和は当然人民元の上昇圧力をもたらす」「米国の選挙結果は政治的な人民元上昇圧力を後退させるべき」との見解を示したと伝えられた。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・メキシコ中銀のカルステンス総裁は3日、「資金流入の増加、インフレ圧力の緩和や主要通貨に対するペソの上昇といった条件が揃えば、政策金利を現行の4.5％から引き下げる余地がある」との見解を示した。この発言を受け、債券市場で10年物メキシコ債（2012年償還）の利回りは10ベーシスポイント下落。一時4.68％まで急低下した。市場では、中銀が次回の会合で政策金利を0.25％を引き上げるとの観測が後退している。
ジョージ・オズボーン[NP+3.0 HDP +0.1 CHDP +0.2 RHDP +0.1 CRHDP +0.2]
・オズボーン英財務相「英国や世界経済は予想より速く成長しているが、全般的に経済の状況は不安定」「金融政策は需要を調整するための主要な手段」
ジョージ・オズボーン[NP HDP +0.1 CHDP +0.2 RHDP +0.1 CRHDP +0.2]・オズボーン英財務相「強固な財政政策が金融政策に一段の柔軟性を与える」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.2 CHDP +0.3 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
・ブリューデレ独経済相「今、人民元の柔軟性を高めると、中国の経済成長が損なわれる可能性がある」、「人民元の柔軟化はいつでもすぐ行われると思っていない」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]・イングランド銀行（英中央銀行）は4日、政策金利を現行の0.50％に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・イングランド銀行（ＢＯＥ）声明「資産買取プログラムを2000億ポンドで維持」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]・チェコ中銀は4日、政策金利を現行の0.75％に据え置くことを決めたと発表した。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・米2年物国債利回りは低下。一時過去最低水準となる前日比0.0080％低い0.3197％を付けた。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]・欧州中央銀行（ＥＣＢ）は4日に開いた定例理事会で、政策金利を1.00％に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「ＥＣＢの政策金利は適切」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「インフレ期待は引き続きしっかりと抑制されている」、「ＥＣＢの政策は緩和的なまま」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「経済見通しのリスクは下方に傾いている」、「インフレ見通しのリスクは上向き」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「金融政策のスタンスや流動性供給策は、適切に調整される」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「『強いドルは米国の利益』との米当局の見方を共有している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・4日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。日本、中国の株価や欧州株、時間外の米株価指数先物などの上昇を背景に投資家のリスク許容度が保たれたため、ドル以外の通貨に円を売る動きが進んだ。ただ、ニューヨークの取引時間帯に入ると、米雇用指標が予想を下回ったことを受けて米10年物国債利回りの低下幅が拡大し、日米金利差縮小が意識されて円買いドル売りが進んだため、その他通貨にも円買いが入り円全体の下げ幅が縮まっている。
もっとも、現物の米国株相場は寄り付から堅調に推移。一段と投資家のリスク許容度が高まると再びユーロやオセアニア通貨などに対して低金利の円を売る動きが出ており、円に対して下げ幅を広げる通貨も見られている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに１ドル＝80円58前後と本日安値を付けた。欧州市場の序盤は、「本邦証券筋から債券絡みの買いのフローが出て、目先のストップロスを巻き込んだ」といい、一時81円15－18銭まで上げたが、前週分の米新規失業保険申請件数が予想よりも多かったことを受けて米10年物国債利回りの低下幅が拡大したため日米金利差縮小が意識されて円買いドル売りが入った。
・ユーロ円は18時30分過ぎに1ユーロ＝115円42銭前後と10月7日以来の高値を付けた。
・ポンドドルは堅調。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が３日、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で追加金融緩和策を決めたことを受けてドルを売る動きが続いた。ポンドドルは10月英ハリファックス住宅価格が市場予想平均を上回ったことが買いを誘った。イングランド銀行（ＢＯＥ、中央銀行）が4日、金融政策委員会（ＭＰＣ）で政策金利を現行の0.50％に据え置くことと、資産買取プログラムを2000億ポンドで維持することを決めたと明らかにすると、一部で資産買い取り額を増額するとの見方もあったため、ポンド買いドル売りが加速した。１ポンド＝1.6294ドル前後と1月21日以来の高値を付けた。
・ユーロドルはユーロドルは、対ポンドでドル売りが強まったことや、株価の上昇を背景に買いが入り１ユーロ＝1.4280ドル前後と1月20日以来の高値水準まで上げている。トリシェＥＣＢ総裁の会見では「ＥＣＢの政策金利は適切」「金融政策のスタンスや流動性供給策は、適切に調整される」「『強いドルは米国の利益』との米当局の見方を共有している」などと述べたと伝わったが、現時点では発言に対する目立った反応は見られない。
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+5.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.3]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「全ての非標準的政策を終了する前に、金利を動かすことはできる」、「金利について事前にコミットしない」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-4.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「債券買い入れプログラムはまだ終わっていない」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「市場金利の上昇はシグナルではない。市場は正常化しつつあると見ている。」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・米5年物国債利回りは低下。一時過去最低水準となる前日比0.0899％低い1.0180％を付けた。
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「ドイツが比較的急速なペースで成長していることは非常に喜ばしいこと」、「（ユーロ相場についての質問で）為替相場は政策決定で我々が考慮する要素のうちのひとつ」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「十分柔軟でない通貨について措置を検討することを歓迎」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「（米国サイドは）ドル安の戦術をとっていないという私の信頼を変えるような兆しはない」「米国がドル安を志向していると考える理由はない」
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は売りが優位。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング（ＡＤＰ）が3日発表した10月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は 前月比4万3000人増、米サプライマネジメント協会（ＩＳＭ）が発表した10月非製造業指数 （ＮＭＩ）は54.3と、市場予想より強い米経済指標が相次いで発表されたほか、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控えドル売りポジションを調整する目的もあり、対ドルで円売りが膨らむと他の通貨にも円売りが波及した。
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は3日、ＦＯＭＣで資産買入に関して「2011年の第２四半期末までに、追加で期間が長めの米国債を6000億ドル購入する」と決めたことが伝わった。金融緩和策が発表されたことを背景に欧州通貨やオセアニア通貨がドルに対して買われると、つれて円売りが出て下げ幅を広げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、下げ渋り。前日の海外市場で、対ユーロや豪ドルなどで円安が進んだ流れを引き継いで始まった。ただ、東京勢からは急ピッチで円売りが進んだこともあって持ち高調整の円買いが入ったほか、ドルやユーロに対しては輸出企業からの円買いが入ったため下値を切り上げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。国内輸出企業からとみられる円買いが入り日通し高値を付ける場面があったが、欧州勢が加わる時間帯になると失速した。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が買われたことに連動した円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが出た。欧州株相場が堅調に推移していることを背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が拡大したことも円売り外貨買いを誘った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。日本、中国の株価や欧州株、時間外の米株価指数先物などの上昇を背景に投資家のリスク許容度が保たれたため、ドル以外の通貨に円を売る動きが進んだ。ただ、ニューヨークの取引時間帯に入ると、米雇用指標が予想を下回ったことを受けて米10年物国債利回りの低下幅が拡大し、日米金利差縮小が意識されて円買いドル売りが進んだため、その他通貨にも円買いが入り円全体の下げ幅が縮まっている。
もっとも、現物の米国株相場は寄り付から堅調に推移。一段と投資家のリスク許容度が高まると再びユーロやオセアニア通貨などに対して低金利の円を売る動きが出ており、円に対して下げ幅を広げる通貨も見られている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに１ドル＝80円58前後と本日安値を付けた。欧州市場の序盤は、「本邦証券筋から債券絡みの買いのフローが出て、目先のストップロスを巻き込んだ」といい、一時81円15－18銭まで上げたが、前週分の米新規失業保険申請件数が予想よりも多かったことを受けて米10年物国債利回りの低下幅が拡大したため日米金利差縮小が意識されて円買いドル売りが入った。
・ユーロ円は18時30分過ぎに1ユーロ＝115円42銭前後と10月7日以来の高値を付けた。
・ポンドドルは堅調。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が３日、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で追加金融緩和策を決めたことを受けてドルを売る動きが続いた。ポンドドルは10月英ハリファックス住宅価格が市場予想平均を上回ったことが買いを誘った。イングランド銀行（ＢＯＥ、中央銀行）が4日、金融政策委員会（ＭＰＣ）で政策金利を現行の0.50％に据え置くことと、資産買取プログラムを2000億ポンドで維持することを決めたと明らかにすると、一部で資産買い取り額を増額するとの見方もあったため、ポンド買いドル売りが加速した。１ポンド＝1.6294ドル前後と1月21日以来の高値を付けた。
・ユーロドルはユーロドルは、対ポンドでドル売りが強まったことや、株価の上昇を背景に買いが入り１ユーロ＝1.4280ドル前後と1月20日以来の高値水準まで上げている。トリシェＥＣＢ総裁の会見では「ＥＣＢの政策金利は適切」「金融政策のスタンスや流動性供給策は、適切に調整される」「『強いドルは米国の利益』との米当局の見方を共有している」などと述べたと伝わったが、現時点では発言に対する目立った反応は見られない。