2011年1月12日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.4 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「2011年の失業率は9%超える水準が続く。12年末までは8%超を維持する見通し」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-2.0 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「現在の金融政策は心地よい」「年末まで金融引き締めについて考慮することはなく、考慮し始めるのは2012年からとなるだろう」
中国人民銀行関係[NP+5.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.0]
・中国人民銀行(PBOC)副総裁は「さらに内需や人民元の柔軟性を増加させ、貿易黒字を減少させるだろう」「金融政策の役割は限られつつある」との見解を示した。
中国人民銀行関係[NP+6.4 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーは12日、「中国の第1四半期の金利調整は妥当」「中国はインフレ期待を抑制するため、第1四半期に金利を調整すべき」「第1四半期の中国は物価圧力に直面する」との見方を示した。
菅直人[NP+4.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「経済の二番底懸念は払拭された」
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
・政府関係者へのインタビューとして「欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が発行する債券の継続的な購入に意欲」「EFSF債購入に向けてユーロ建て資産は潤沢」と伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・スペインの地元紙が報じたところによると、欧州委員会は欧州各国が発行する債券に欧州救済基金による保証をつける案を検討している、という。また、この案は来週のユーロ圏財務相会合で提案される可能性がある、とした。
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「赤字と黒字両方の不均衡は是正される必要」「銀行の債務再編が加速される必要」「EFSFの規模は拡大されるべき」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
フェルナンド・ドスサントス[NP+4.0 HDP -1.7 CHDP +1.9 RHDP -1.7 CRHDP +1.9]
・ドスサントス・ポルトガル財務相「債券の入札は海外からの需要が8割に達し成功した」「市場からの資金調達を続けていく」
2011年1月12日のFX要人発言・ニュース
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)は明日12日、欧州の銀行に対する健全性審査(ストレステスト)について会合を開く。関係者の話として報じられた。なお、「テストは銀行の資本と流動性について切り離して考える」という。
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・ユーロ圏の財務相は来週、救済基金の貸し出し能力の引き上げの可能性について検討するようだ。関係者の話として報じている。
アクセル・ウェーバー[NP+2.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
・ウェーバー独連銀総裁「金融・財政危機を楽観するのはまだ早い」「ドイツは勢いこそ穏やかだが確実に成長しており、年末にはGDPも危機前の水準に戻るだろう」
米政府関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・米財務省によると、3年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.027%、応札倍率(カバー)が3.06倍となった。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.4 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「2011年の失業率は9%超える水準が続く。12年末までは8%超を維持する見通し」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「今年のGDP成長率は4%より3%に近い」「年末までにインフレ率は1.5-2.0%となる見込み」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-2.0 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「現在の金融政策は心地よい」「年末まで金融引き締めについて考慮することはなく、考慮し始めるのは2012年からとなるだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国株相場の上昇を受けて投資家のリスク志向が高まると、安全通貨としての円需要が低下し、円売り外貨買いの動きが出た。また、米10年物国債利回りが上昇して日米金利差拡大への思惑が高まったことから、円は対ドルでも軟調な展開となった。米3年債入札後に米長期金利や米株が低下すると、円はやや買い戻される場面もあったが、戻りは限定的だった。
中国人民銀行関係[NP+5.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.0]
・中国人民銀行(PBOC)副総裁は「さらに内需や人民元の柔軟性を増加させ、貿易黒字を減少させるだろう」「金融政策の役割は限られつつある」との見解を示した。
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
・財務省が12日朝発表した11月の国際収支速報で、中国の対内債券投資は813億円の資本流出超となった。
中国政府関係[NP HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +2.4 CRHDP -0.1]
・中国高官が「ドル資産の保障について、米国からのポジティブな声明を歓迎するだろう」との見解を示したと伝えられている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロやポンドで弱含み。昨日のニューヨーク市場で、欧州中央銀行(ECB)によるポルトガル国債の購入観測や、日本政府がアイルランド支援に向けて欧州連合(EU)が発行する債券の一部購入を発表したことなどを手掛りに、円売りユーロ買いが出た流れを引き継いだ。ユーロドルの買いにつれてポンドドルが値を上げるとつれる格好で円売りポンド買いが見られた。
一方、豪ドルに対しては一時買いが強まった。豪クイーンズランド州での洪水の被害拡大の影響で、豪州の経済成長のペースが鈍化するとの見方から円買い豪ドル売りが進んだ。ただ、アジア株が上昇し投資家のリスク許容度が保たれる中で日豪の金利差を材料視した投資家からの戻り待ちの円売り豪ドル買いが上値を抑えて徐々に上げ幅が縮まった。
中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +1.9 CHDP +0.1 RHDP +3.7 CRHDP +0.0]
・中国人民銀行の夏氏は12日、北京で開催されたフォーラムで「中国は投機的な住宅投資を厳密に取り締まるべき」「中国は経済成長を正常な水準に適切に引き下げるべきだ」などの見解を示したと伝えた。
中国人民銀行関係[NP+6.4 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーは12日、「中国の第1四半期の金利調整は妥当」「中国はインフレ期待を抑制するため、第1四半期に金利を調整すべき」「第1四半期の中国は物価圧力に直面する」との見方を示した。
菅直人[NP+4.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「経済の二番底懸念は払拭された」
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)と欧州救済基金は、必要な場合はポルトガルに最大で1000億ユーロの信用保証を供与する準備を行っていると、フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版の話として一部メディアが伝えた。
中国人民銀行関係[NP HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーは12日、「ユーロの消滅は誰も望んでない」「欧州の債務危機は、ユーロの長期的な戦略的位置を変えることはない」「世界の金融システムにとって、ドルが支配的であるよりも、ドルとユーロのバランスが取れたほうが良い」などの見解を示したと伝えられている。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・タイ中銀は12日、政策金利の1日物のレポレートを現行の2.00%から0.25%引き上げて2.25%にすることを決めたと発表した。
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
・政府関係者へのインタビューとして「欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が発行する債券の継続的な購入に意欲」「EFSF債購入に向けてユーロ建て資産は潤沢」と伝えた。
ドイツ政府関係[NP+4.6 HDP +1.0 CHDP +0.3 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・ドイツ統計局は12日、2010年のドイツ国内総生産(GDP)が3.6%となったと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対豪ドルで軟調。12日の上海総合指数が持ち直して取引を終えたことや、時間外の米株価指数先物が堅調に推移していることなどを背景に、金利水準の高い豪ドルに対して低金利の円を売る動きが出た。対米ドルで豪ドル買いが続いたことも円売り豪ドル買い要因。
一方、円はドルに対してはじり高。後場の日本株の上値が重くなったことや、上海総合指数が一時マイナス圏で推移したことなどを手掛りに円買いが入った場面があった。夕刻には豪ドルやユーロに対してドルが売られたことにつれた円買いドル売りも入った。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・スペインの地元紙が報じたところによると、欧州委員会は欧州各国が発行する債券に欧州救済基金による保証をつける案を検討している、という。また、この案は来週のユーロ圏財務相会合で提案される可能性がある、とした。
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「赤字と黒字両方の不均衡は是正される必要」「銀行の債務再編が加速される必要」「EFSFの規模は拡大されるべき」
オッリ・レーン[NP+2.0 HDP -1.2 CHDP +0.2 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ポルトガルは財政再建の正しい過程にある」
オッリ・レーン[NP+4.0 HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ソブリン債の債務再編はないだろう」
ポルトガル政府関係[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ポルトガル政府は12日、2014・2020年償還債入札を実施した。2014年償還債入札の平均落札利回りは5.396%と前回の4.401%を上回った。また、応札倍率は2.6倍と前回の2.8倍を下回った。
2020年償還債入札の平均落札利回りは6.716%と前回の6.806%を下回った。また、応札倍率は3.2倍と前回の2.1倍を上回った。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)は12日、債券の買い戻しとポルトガル支援、債務上限を検討するとの見方を明らかにしたと伝えた。
フェルナンド・ドスサントス[NP+4.0 HDP -1.7 CHDP +1.9 RHDP -1.7 CRHDP +1.9]
・ドスサントス・ポルトガル財務相「債券の入札は海外からの需要が8割に達し成功した」「市場からの資金調達を続けていく」
カルロス・コスタ[NP HDP -3.0 CHDP +1.0 RHDP -3.0 CRHDP +1.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「国債の入札結果はポルトガルの信任を示している」
フェルナンド・ドスサントス[NP HDP -1.7 CHDP +1.9 RHDP -1.7 CRHDP +1.9]
・ドスサントス・ポルトガル財務相「外部からの援助は必要ない」
ポーランド政府関係[NP+5.6 HDP -0.3 CHDP +1.2 RHDP -0.3 CRHDP +1.2]
・ポーランド中銀の金融政策委員からは、「19日に行われる会合で政策金利を引き上げる必要性がある」との声が相次いでいる。昨日は、ユーロズロチが約1.1%下落するなどズロチが主要通貨に対して堅調に推移した。また、一部の現地メディアは「トゥスク首相の事務所関係者が匿名で述べたところによれば、2010年の経常赤字が財務省の予測である対GDP比で7.9%を大幅に上回り、8.2-8.5%に膨れ上がる可能性が高まった」と報じた。市場では「経常赤字拡大を抑えるために、中銀が早期利上げに踏み切る公算が大きい」との観測が高まっている。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官(ワシントンでの講演原稿で)「中国人民元は非常に過小評価されている」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官(ワシントンでの講演原稿で)「中国は市場情勢に沿って人民元を切り上げるべき」「中国の通貨政策はインフレリスクを強める」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州株や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円の買い持ちを解消する動きが出た。米長期金利が上昇し、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが出たことも円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・【カナダドル円】ドル円はしっかり。米金利の上昇を受け22時過ぎに一時1ドル=83円47銭前後まで買われ、前日高値の83円50銭前後に迫った。
・カナダドル円は堅調。米ドルカナダドルの下落を受けた円売りカナダドル買いが強まると、一時1カナダドル=84円69銭前後まで値を上げた。なお、米ドル・カナダドルは一時1米ドル=0.9849カナダドルと2008年5月以来の安値を付けた。
・ユーロドルは一進一退。欧州株価の上昇に伴うユーロ買いドル売りが入ったうえ、ポルトガルの国債入札が好調になるとの期待からユーロ買いが進んだ。18時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.3047ドル前後まで値を上げた。
ポルトガル政府が実施した国債入札は無難に通過したものの、事前に入札が好調な結果になることを期待していた参加者からは売りが出た。ポルトガルの10年物国債の利回りの低下幅が縮小していることも売りを誘い、1.29ドル台半ばまで下押しした。もっとも、欧株高を背景に下値では買いが入ったため、次第に値を戻し1.30ドル台を回復している。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官(ワシントンでの講演原稿で)「欧州は財政問題を解決するために出来るあらゆる手段をとると確信している」
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP +0.3 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・ドイツのカンペーター副財務相は12日、「今、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)を拡大する必要があるとは思わない」との見解を示したと伝わった。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +0.4 CHDP +0.4 RHDP +0.4 CRHDP +0.4]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EUは2011年も2010年と同様にユーロを守るだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国株相場の上昇を受けて投資家のリスク志向が高まると、安全通貨としての円需要が低下し、円売り外貨買いの動きが出た。また、米10年物国債利回りが上昇して日米金利差拡大への思惑が高まったことから、円は対ドルでも軟調な展開となった。米3年債入札後に米長期金利や米株が低下すると、円はやや買い戻される場面もあったが、戻りは限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロやポンドで弱含み。昨日のニューヨーク市場で、欧州中央銀行(ECB)によるポルトガル国債の購入観測や、日本政府がアイルランド支援に向けて欧州連合(EU)が発行する債券の一部購入を発表したことなどを手掛りに、円売りユーロ買いが出た流れを引き継いだ。ユーロドルの買いにつれてポンドドルが値を上げるとつれる格好で円売りポンド買いが見られた。
一方、豪ドルに対しては一時買いが強まった。豪クイーンズランド州での洪水の被害拡大の影響で、豪州の経済成長のペースが鈍化するとの見方から円買い豪ドル売りが進んだ。ただ、アジア株が上昇し投資家のリスク許容度が保たれる中で日豪の金利差を材料視した投資家からの戻り待ちの円売り豪ドル買いが上値を抑えて徐々に上げ幅が縮まった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対豪ドルで軟調。12日の上海総合指数が持ち直して取引を終えたことや、時間外の米株価指数先物が堅調に推移していることなどを背景に、金利水準の高い豪ドルに対して低金利の円を売る動きが出た。対米ドルで豪ドル買いが続いたことも円売り豪ドル買い要因。
一方、円はドルに対してはじり高。後場の日本株の上値が重くなったことや、上海総合指数が一時マイナス圏で推移したことなどを手掛りに円買いが入った場面があった。夕刻には豪ドルやユーロに対してドルが売られたことにつれた円買いドル売りも入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州株や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円の買い持ちを解消する動きが出た。米長期金利が上昇し、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが出たことも円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・【カナダドル円】ドル円はしっかり。米金利の上昇を受け22時過ぎに一時1ドル=83円47銭前後まで買われ、前日高値の83円50銭前後に迫った。
・カナダドル円は堅調。米ドルカナダドルの下落を受けた円売りカナダドル買いが強まると、一時1カナダドル=84円69銭前後まで値を上げた。なお、米ドル・カナダドルは一時1米ドル=0.9849カナダドルと2008年5月以来の安値を付けた。
・ユーロドルは一進一退。欧州株価の上昇に伴うユーロ買いドル売りが入ったうえ、ポルトガルの国債入札が好調になるとの期待からユーロ買いが進んだ。18時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.3047ドル前後まで値を上げた。
ポルトガル政府が実施した国債入札は無難に通過したものの、事前に入札が好調な結果になることを期待していた参加者からは売りが出た。ポルトガルの10年物国債の利回りの低下幅が縮小していることも売りを誘い、1.29ドル台半ばまで下押しした。もっとも、欧株高を背景に下値では買いが入ったため、次第に値を戻し1.30ドル台を回復している。