2011年5月25日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米長期金利の上昇に伴い、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行した。原油先物相場の上昇を背景に、円売り資源国通貨買いも強まり、円全体が押し下げられた。ただ、米2年債入札が好調だったとの見方から米長期金利が低下に転じると、対ドルで円の買い戻しが進んだ。原油先物相場が一時失速したほか、ダウ平均のさえない値動きもリスク資産圧縮目的の円買いを促した。
 なお、米商務省が発表した4月の米新築住宅販売件数は予想を上回った半面、米リッチモンド連銀が発表した5月の製造業景気指数は予想より弱かった。強弱まちまちの結果となったため、市場への影響は限られた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。日本の4月貿易統計(通関ベース)が大幅な赤字になるとの思惑から対ドル中心に円売りが先行した。貿易赤字は予想よりも小さくいったん円買いが入ったが、本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて円売りドル買いが出て再び円全体が値を下げた。
 もっとも、「米国の5大銀行が住宅の不正差し押さえに関する訴訟で少なくとも170億ドルの負担が必要となる可能性がある」と米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が報じたことが市場に広がると、時間外の米株価指数先物が一時100ドル近く下落。投資家がリスクポジションを閉じる動きを進め、断続的に円が買い戻された。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが優位となった。25日午後の日本株や上海総合指数が下げ幅を広げたことや、時間外の米株価指数先物が午前中に続きマイナス圏で推移したことなどを背景に、リスクポジション解消目的の円買いが入った。早朝のロンドン勢からも円買いが入り上値を伸ばした。
 しかし、欧州勢の本格参入後は一転円売りが優位の展開となった。ダウ先物が下げ幅を縮小し、リスク志向の低下に歯止めがかかり円買い圧力が緩和したほか、米長期金利の低下幅が縮小するにつれて対ドルで円売りが出て円全体を押し下げた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は不安定な値動き。時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮小し、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円売りが出たものの、ギリシャの債務問題がくすぶるなかで一方的に円売りが進む展開にはならなかった。なお、ミクロス・スロバキア財務相の話として「ギリシャの債務に関し、いくつかのソフトな債務再編について議論されると予想している」などと伝わったほか、ダマナキ欧州連合(EU)委員の話として「ギリシャがユーロ圏加盟国の一員であることは危ぶまれる」「ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨ドラクマに戻さなければならない」などと報じられた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎにアジア時間に付けた日通し高値1ドル=82円17銭前後に面合わせする場面があったものの、上値は限られた。前日の高値82円21銭前後や19日高値の82円23銭前後をバックに戻りを売る動きが出た。
・ユーロ円は1ユーロ=115円台での方向感に乏しい値動き。市場では「ギリシャの債務問題などはくすぶる一方、リスク回避の動きが加速する状況にはならなかった」との指摘があった。
・ユーロドルは一進一退。16時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4011ドル前後まで値を下げたものの、売りが一巡すると1.40ドル台後半まで持ち直した。ギリシャ絡みの報道に一喜一憂する展開が続いた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP+4.8 HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・マーカス南アフリカ準備銀行総裁は24日、「食料や原油価格の上昇などを受け、南アフリカの景気見通しは困難な状況に置かれている」との認識を示したと伝わった。

メキシコ政府関係[NP     HDP -1.8 CHDP -1.3 RHDP -1.8 CRHDP -1.3]
・メキシコ中銀のカルステンス総裁は24日、「私も国際通貨基金(IMF)専務理事の後任レースに勝つチャンスはある」「IMFでは新興国の発言力を高めたい」などと述べたと伝わった。

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.8 HDP +1.3 CHDP +0.1 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャの債務再編はシステムを崩壊させる」「非標準的措置の撤回は市場の状況次第」「インフレが目標より上の水準にあることを我々が見れば、もう1度行動するつもりであり行動しなければならない」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-3.0 HDP -5.6 CHDP +0.3 RHDP -5.6 CRHDP +0.3]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャは痛みを伴う段階にある」「ギリシャのリセッションはより浅くなりつつある」

ジェームズ・ブラード[NP+4.6 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「世界的な経済成長がエネルギー価格を押し上げる可能性」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャが全ての要求を達成すれば、一段の支援も考えられる」

ジェームズ・ブラード[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「全てがうまくいけば、FRBは年後半にも引き締めを開始する可能性」「FRBは2-3回金融政策を維持する可能性」

ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「欧州債務危機は米経済にとって最大の脅威」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・ラガルド仏財務相が25日、国際通貨基金(IMF)専務理事に立候補すると複数の通信社が伝えた。

日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
・4月28日分の金融政策決定会合議事要旨「西村副総裁以外にも一人の委員が、経済物価の見通しを踏まえると追加緩和の必要性が高まっているとの認識を示した」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、中国の金融引き締め政策は銀行の利益に打撃を与える可能性があるとの見解を示した。なお、中国の銀行業界の見通しは「安定的」で維持するとしている。

白川方明[NP-4.6 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・白川方明日銀総裁「現在の日本経済は強い下押し圧力にさらされている」「経済を丹念に点検し、必要があれば適切に対応」

白川方明[NP+2.0 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・白川方明日銀総裁「日銀による国債の引き受けは財政規律の低下を招く副作用がある」「財政の持続可能性に懸念が強まれば、国債の円滑的な発行が阻害される」

ユルゲン・シュタルク[NP+5.6 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロ圏の成長はより広範に渡り、より持続的なものとなっているが不確実性は高い」「インフレの急騰を注視し二次的影響を防がなければならない」「必要であれば政策金利を再び引き上げる準備がある」

OECD(経済協力開発機構)[NP+4.2 HDP -1.2 CHDP +0.4 RHDP -1.2 CRHDP +0.4]
・経済協力開発機構(OECD)は25日、経済見通しを発表した。それによると世界全体の実質経済成長率は2011年が4.2%で12年は4.6%、米国は11年が2.6%で12年が3.1%、ユーロ圏は11年が2.0%で12年が2.0%、中国は11年が9.0%で12年が9.2%になるという。

OECD(経済協力開発機構)[NP-4.0 HDP -1.4 CHDP -0.2 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・経済協力開発機構(OECD)は25日、経済見通しの中で「金利が高止まりすればギリシャやアイルランド、ポルトガルの債務水準は持続不可能」との見解を示した。また、「無秩序な債務再編は欧州中央銀行(ECB)のバランスシートに打撃を与える」との見方も示した。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・ラガルド仏財務相は25日、国際通貨基金(IMF)専務理事に立候補すると表明した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・ギリシャ政府報道官は25日、ギリシャには緊縮財政に関する国民投票を行う計画はないとの見解を示した。また、ギリシャ首相は必要なときに国民投票を用いることが出来ると確信しているほか、ギリシャが5回目の救済融資を得ることについて楽観的だとしたと伝えられた。

マリオ・ドラギ[NP+4.8 HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・ドラギ・イタリア中銀総裁「危機への対応は効果的かつ適時に実施されている」「リーマンのような管理できない失敗を避けなければならない」「公的債務や赤字は主要な課題であり、インフレはもうひとつの課題」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-4.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「米住宅市場の回復には数年かかる」「米失業率はまだ非常に高い」

アンドリュー・センタンス[NP+6.0 HDP +3.7 CHDP +0.1 RHDP +6.0 CRHDP +0.0]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英景気の回復ペースに驚く必要はない」「インフレトレンドのリスクは織り込まれつつある」「BOEは緩やかな利上げを開始しなければならない」「持続的に目標を上回るインフレはBOEの信頼性を脅かす」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・ギリシャのメディアがダマナキEU(欧州連合)委員の話として報じたところによると、「ギリシャがユーロ圏加盟国の一員であることは危ぶまれる」「ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨ドラクマに戻さなければならない」との見解を示した。

アンドリュー・センタンス[NP+6.0 HDP +3.7 CHDP +0.0 RHDP +6.0 CRHDP +0.0]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「BOEが政策を修正しなければ過ちを引き起こす可能性」「ポンド安がインフレ圧力を悪化させている」「インフレを2%以下に戻すのは難しい」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

OECD(経済協力開発機構)[NP+4.2 HDP -1.2 CHDP +0.4 RHDP -1.2 CRHDP +0.4]
・経済協力開発機構(OECD)は25日、経済見通しを発表した。それによると世界全体の実質経済成長率は2011年が4.2%で12年は4.6%、米国は11年が2.6%で12年が3.1%、ユーロ圏は11年が2.0%で12年が2.0%、中国は11年が9.0%で12年が9.2%になるという。

2011年5月25日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は24日、ニューヨーク連銀を通じて64億200万ドルの国債を買い入れたと発表した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・トルコ中銀は、23日に発表した市場予測調査の中で、年末のインフレ見通しを前回の6.93%から6.99%に引き上げた。また、2011年経常収支予測を前回の569億ドルの赤字から610億ドルの赤字に下方修正した。一方、ドルに対するリラの年末レート予測を1ドル=1.57リラから1ドル=1.58リラに修正し、若干リラ安方向にスタンスを変更している。

南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP+4.8 HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
南アフリカ中銀(準備銀行)関連・マーカス南アフリカ準備銀行総裁は24日、「食料や原油価格の上昇などを受け、南アフリカの景気見通しは困難な状況に置かれている」との認識を示したと伝わった。

メキシコ政府関係[NP     HDP -1.8 CHDP -1.3 RHDP -1.8 CRHDP -1.3]
メキシコ政府関係・メキシコ中銀のカルステンス総裁は24日、「私も国際通貨基金(IMF)専務理事の後任レースに勝つチャンスはある」「IMFでは新興国の発言力を高めたい」などと述べたと伝わった。

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP     HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +2.7 CRHDP +0.3]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「債務再編はギリシャやギリシャの銀行にとって惨事であり、ギリシャの問題を解決しない」

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.8 HDP +1.3 CHDP +0.1 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャの債務再編はシステムを崩壊させる」「非標準的措置の撤回は市場の状況次第」「インフレが目標より上の水準にあることを我々が見れば、もう1度行動するつもりであり行動しなければならない」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-3.0 HDP -5.6 CHDP +0.3 RHDP -5.6 CRHDP +0.3]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャは痛みを伴う段階にある」「ギリシャのリセッションはより浅くなりつつある」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省によると、2年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.560%、応札倍率(カバー)が3.46倍となった。

ジェームズ・ブラード[NP+4.6 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「世界的な経済成長がエネルギー価格を押し上げる可能性」

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.1]
日本政府関係・日経新聞が報じたところによると、自民、公明両党が6月22日の今国会会期末までに内閣不信任決議案を共同提出する方向で本格的な調整に入った。東日本大震災と原発事故での菅政権の対応のまずさを理由に民主党からの同調も期待し、可決できなくても菅政権に打撃を与えられるとの読みだ。6月上旬か会期末間際のいずれかの提出を想定しているという。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャが全ての要求を達成すれば、一段の支援も考えられる」

ジェームズ・ブラード[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「全てがうまくいけば、FRBは年後半にも引き締めを開始する可能性」「FRBは2-3回金融政策を維持する可能性」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャ債の完全な債務再編には強く反対」「ギリシャ債の再評価を望む」

ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「欧州債務危機は米経済にとって最大の脅威」

ジェームズ・ブラード[NP+4.6 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「第1四半期のGDPは上方修正される可能性」「米国は現時点で持続可能な景気回復にある」「第2四半期の成長は3-3.5%となり、雇用の成長が継続すると予想」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏財務相が25日、国際通貨基金(IMF)専務理事に立候補すると複数の通信社が伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・24日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米長期金利の上昇に伴い、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行した。原油先物相場の上昇を背景に、円売り資源国通貨買いも強まり、円全体が押し下げられた。ただ、米2年債入札が好調だったとの見方から米長期金利が低下に転じると、対ドルで円の買い戻しが進んだ。原油先物相場が一時失速したほか、ダウ平均のさえない値動きもリスク資産圧縮目的の円買いを促した。
 なお、米商務省が発表した4月の米新築住宅販売件数は予想を上回った半面、米リッチモンド連銀が発表した5月の製造業景気指数は予想より弱かった。強弱まちまちの結果となったため、市場への影響は限られた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・独空港当局は25日、早朝の段階で独国内のブレーメンとハンブルクの空港を閉鎖した。また、ベルリンの空港についても25日午後には閉鎖される可能性があると伝えられた。

日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
日本銀行(日銀)関係・4月28日分の金融政策決定会合議事要旨「西村副総裁以外にも一人の委員が、経済物価の見通しを踏まえると追加緩和の必要性が高まっているとの認識を示した」

日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・4月28日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は『中期的な物価安定の理解』として中心は1%より幾分上の値との見方を示した」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、中国の金融引き締め政策は銀行の利益に打撃を与える可能性があるとの見解を示した。なお、中国の銀行業界の見通しは「安定的」で維持するとしている。

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「現在のNZドルの水準は若干の逆風になる」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米国の5大銀行は住宅の不正差し押さえに関する訴訟で少なくとも170億ドルの負担が必要となる可能性があると、事情に詳しい関係者の話しとして米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が報じている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。日本の4月貿易統計(通関ベース)が大幅な赤字になるとの思惑から対ドル中心に円売りが先行した。貿易赤字は予想よりも小さくいったん円買いが入ったが、本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて円売りドル買いが出て再び円全体が値を下げた。
 もっとも、「米国の5大銀行が住宅の不正差し押さえに関する訴訟で少なくとも170億ドルの負担が必要となる可能性がある」と米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が報じたことが市場に広がると、時間外の米株価指数先物が一時100ドル近く下落。投資家がリスクポジションを閉じる動きを進め、断続的に円が買い戻された。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャの債務の償還は延長が可能だ」「ギリシャの債務はリプロファイリングされうる」

白川方明[NP-4.6 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁「現在の日本経済は強い下押し圧力にさらされている」「経済を丹念に点検し、必要があれば適切に対応」

白川方明[NP+2.0 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
白川方明・白川方明日銀総裁「日銀による国債の引き受けは財政規律の低下を招く副作用がある」「財政の持続可能性に懸念が強まれば、国債の円滑的な発行が阻害される」

ユルゲン・シュタルク[NP+5.6 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロ圏の成長はより広範に渡り、より持続的なものとなっているが不確実性は高い」「インフレの急騰を注視し二次的影響を防がなければならない」「必要であれば政策金利を再び引き上げる準備がある」

OECD(経済協力開発機構)[NP+4.2 HDP -1.2 CHDP +0.4 RHDP -1.2 CRHDP +0.4]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)は25日、経済見通しを発表した。それによると世界全体の実質経済成長率は2011年が4.2%で12年は4.6%、米国は11年が2.6%で12年が3.1%、ユーロ圏は11年が2.0%で12年が2.0%、中国は11年が9.0%で12年が9.2%になるという。

OECD(経済協力開発機構)[NP-4.0 HDP -1.4 CHDP -0.2 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)は25日、経済見通しの中で「金利が高止まりすればギリシャやアイルランド、ポルトガルの債務水準は持続不可能」との見解を示した。また、「無秩序な債務再編は欧州中央銀行(ECB)のバランスシートに打撃を与える」との見方も示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが優位となった。25日午後の日本株や上海総合指数が下げ幅を広げたことや、時間外の米株価指数先物が午前中に続きマイナス圏で推移したことなどを背景に、リスクポジション解消目的の円買いが入った。早朝のロンドン勢からも円買いが入り上値を伸ばした。
 しかし、欧州勢の本格参入後は一転円売りが優位の展開となった。ダウ先物が下げ幅を縮小し、リスク志向の低下に歯止めがかかり円買い圧力が緩和したほか、米長期金利の低下幅が縮小するにつれて対ドルで円売りが出て円全体を押し下げた。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏財務相は25日、国際通貨基金(IMF)専務理事に立候補すると表明した。

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
欧州財務相関連・スロバキアのミクロス財務相が「ギリシャの債務に関し、いくつかのソフトな債務再編について議論されると予想している」と発言したと伝えた。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「リプロファイリングに関する議論は、不確実さをうみだした」「ギリシャは2011年の予算目標を達成するため、財政再建を行わなければならない」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・トルコ中銀は25日、政策金利を現行の6.25%で据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
ギリシャ政府関係・ギリシャ政府報道官は25日、ギリシャには緊縮財政に関する国民投票を行う計画はないとの見解を示した。また、ギリシャ首相は必要なときに国民投票を用いることが出来ると確信しているほか、ギリシャが5回目の救済融資を得ることについて楽観的だとしたと伝えられた。

マリオ・ドラギ[NP+4.8 HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
マリオ・ドラギ・ドラギ・イタリア中銀総裁「危機への対応は効果的かつ適時に実施されている」「リーマンのような管理できない失敗を避けなければならない」「公的債務や赤字は主要な課題であり、インフレはもうひとつの課題」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-4.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「米住宅市場の回復には数年かかる」「米失業率はまだ非常に高い」

アンドリュー・センタンス[NP+6.0 HDP +3.7 CHDP +0.1 RHDP +6.0 CRHDP +0.0]
アンドリュー・センタンス・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英景気の回復ペースに驚く必要はない」「インフレトレンドのリスクは織り込まれつつある」「BOEは緩やかな利上げを開始しなければならない」「持続的に目標を上回るインフレはBOEの信頼性を脅かす」

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「金融危機は終わっていないが、ドイツではそれほど感じられない」「ドイツには経済政策の劇的な転換が必要」「ギリシャの債務再編は不可能であり解決策となってはならない」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
ギリシャ政府関係・ギリシャのメディアがダマナキEU(欧州連合)委員の話として報じたところによると、「ギリシャがユーロ圏加盟国の一員であることは危ぶまれる」「ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨ドラクマに戻さなければならない」との見解を示した。

ユルゲン・シュタルク[NP+4.8 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.1]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ECBは通貨ダンピングに参加しない」「ECBは緩和的な金融政策の解除を始めた」「ECBは物価安定を一段と確実にする」

アンドリュー・センタンス[NP+6.0 HDP +3.7 CHDP +0.0 RHDP +6.0 CRHDP +0.0]
アンドリュー・センタンス・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「BOEが政策を修正しなければ過ちを引き起こす可能性」「ポンド安がインフレ圧力を悪化させている」「インフレを2%以下に戻すのは難しい」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・25日の欧州外国為替市場で円は不安定な値動き。時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮小し、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円売りが出たものの、ギリシャの債務問題がくすぶるなかで一方的に円売りが進む展開にはならなかった。なお、ミクロス・スロバキア財務相の話として「ギリシャの債務に関し、いくつかのソフトな債務再編について議論されると予想している」などと伝わったほか、ダマナキ欧州連合(EU)委員の話として「ギリシャがユーロ圏加盟国の一員であることは危ぶまれる」「ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨ドラクマに戻さなければならない」などと報じられた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎにアジア時間に付けた日通し高値1ドル=82円17銭前後に面合わせする場面があったものの、上値は限られた。前日の高値82円21銭前後や19日高値の82円23銭前後をバックに戻りを売る動きが出た。
・ユーロ円は1ユーロ=115円台での方向感に乏しい値動き。市場では「ギリシャの債務問題などはくすぶる一方、リスク回避の動きが加速する状況にはならなかった」との指摘があった。
・ユーロドルは一進一退。16時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4011ドル前後まで値を下げたものの、売りが一巡すると1.40ドル台後半まで持ち直した。ギリシャ絡みの報道に一喜一憂する展開が続いた。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米ゴールドマン・サックスのアンドリュー・ウィルソン氏は25日、ブルームバーグとのインタビューで「ゴールドマン・サックスはPIIGS債を避ける」との見解を示した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・ユーロスイスフランは弱含み。欧州の財政を巡る懸念が根強いなか、23時過ぎに一時1ユーロ=1.2297スイスフランと史上最安値を更新した。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領(英国で演説)「中国やインド、ブラジルの成長を歓迎」「米英は世界的なリーダーシップを維持しなければならない」

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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