2011年5月26日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。米商務省が発表した4月の米耐久財受注額が予想より弱かったことがわかると、英独の株価指数や時間外の米株価指数先物が戻りの鈍い展開となった。投資家のリスク回避姿勢がやや強まり、低金利の円が小幅に買われた。ダマナキ欧州連合(EU)委員の話として「ギリシャがユーロ圏加盟国の一員であることは危ぶまれる」「ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨ドラクマに戻さなければならない」などと伝わり、ギリシャのユーロ圏離脱への思惑を改めて意識した円買いユーロ売りも入った。ただ、40ドル超下落したダウ平均が50ドル超高まで持ち直したほか、WTI原油先物相場が上げ幅を拡大すると、リスク回避姿勢の和らいだ投資家から円売りが持ち込まれ上値が切り下がった。中盤以降は新規の取引材料に乏しく、動意に欠ける取引が継続した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外に対し軟調。26日前場の日本株や時間外の米株価指数先物の上昇を背景に、リスク志向が高まるとして円売りが出た。ユーロに対しては、中国がユーロ圏の債券投資を拡大するとの報道を受けた円売りが膨らんだ。一方、円はドルに対しては下値が堅い。ユーロや豪ドルに対してドル売りが進んだことにつれた円買いドル売りが入った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に一時売りが強まった。対ドルでストップロスを巻き込む格好で一時円買いが強まると、その他通貨にも円買いが広がる場面があった。ただ、円ドル相場が目先のストップロスを付け終わると徐々に上値が切り下がったため、円全体の上値は限られた。
 欧州勢参入後は、ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けて対ドル中心に円売りが強まり、円全体が値を下げた。対ドルでの円売りに関しては「東欧系からの円売りドル買いが観測された」との声が聞かれたほか、「自民党の谷垣禎一総裁が内閣不信任案を提出する方針を表明したことを受けて、政局の先行き不透明感を意識した円売りが出た」との指摘もあった。外貨建て投資信託の新規設定に絡んだ円売り観測も一部であった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は持ち直した。ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けて対ドル中心に円売りが強まり、円全体が値を下げた。市場では「東欧系からの円売りドル買いが観測された」との声が聞かれたほか、外貨建て投資信託の新規設定に絡んだ円売り観測もあった。ただ、米商務省が発表した1-3月期の米国内総生産(GDP)改定値や米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったと分かると、米景気の減速懸念からドル売りが優勢に。損失覚悟の円買いドル売り注文を巻き込んで上昇に弾みが付くと、円全体を押し上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は24日の安値1ドル=81円62銭前後や23日の安値81円32銭前後を下抜け、一時81円15銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円はドル円の下落につれた円買いユーロ売りが入り、23時過ぎに一時1ユーロ=114円80銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。中東勢からとみられる売りが出た半面、ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領が「ギリシャのデフォルトを避けるためにあらゆることを行う」などと発言したことが下値を支えた。ニューヨークの取引時間帯に入ると、米経済指標が予想より弱い内容だったと分かり、教科書的なドル売り材料とみなされたため一時1ユーロ=1.42069ドル前後まで値を上げたもののその後失速した。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「国際通貨基金(IMF)は来月ギリシャに救済融資を拠出しない可能性がある」と述べたことがユーロ売りを誘い、1.41ドル台半ばまで下押しした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットはアイルランド国債の取引に関する必要証拠金を55%から65%に引き上げた。

イェンス・バイトマン[NP+5.8 HDP +3.9 CHDP +1.9 RHDP +3.9 CRHDP +1.9]
・バイトマン独連銀総裁「ECBは政策金利を正常化し出口戦略に向けて進むべき」「緩やかな債務再編はユーロ圏全体に問題を引き起こす」「ドイツに2次的影響の証拠はない」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
・日経新聞が報じたところによると、日銀は成長分野に融資する金融機関向けの貸出制度を拡充する検討を始めた。東日本大震災からの復旧復興に伴って資金需要が膨らむとにらみ、対象分野の拡大や貸出枠の上限引き上げを検討するという。震災からの復興を成長力の底上げにつなげる狙いで、次回6月以降の金融政策決定会合で詳細を議論するとしている。

ナラヤナ・コチャラコタ[NP     HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「失業率は年末までに8.5%に近づく」「米GDP成長は今年およそ3%となると予想」「年末までにコアPCEは1.5%に上昇すると予想」「インフレが予想通り上昇すれば、FOMCは金利を一段と積極的に引き上げる必要」「2011年のインフレが低下するなら、FRBにとって一段の資産買い取りが望ましい」

米政府関係[NP+4.8 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・米大統領選挙への出馬表明をしたロン・ポール米下院議員は25日、CNBCとのインタビューで「ドルの価値について懸念」「弱いドルは米国にとってよいことではない」との認識を示した。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・バッテリーノ豪準備銀行(RBA、豪中央銀行)副総裁「豪ドルの強さは世界経済を反映している」

クラウス・レグリング[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・英フィナンシャル・タイムズ(FT)は26日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)のクラウス・レグリング最高経営責任者(CEO)の話として、6月にEFSFがポルトガル救済を目的とした債券発行を開始する際には、中国政府を含めてアジアの投資家がかなりの部分を購入する可能性があるとの見解を示したと報じた。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.4 CHDP +0.4 RHDP +0.4 CRHDP +0.4]
・ショイブレ独財務相「ギリシャは財政再建の計画を実行しなければならない」「ギリシャは時間がより必要」「欧州中央銀行(ECB)の独立を尊重しなければならない」「債務再編は高いリスクがある」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの優先すべき責務は物価の安定にある」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは責務を達成するために必要な措置をとる準備がある」「ECBは状況を注意深く監視している」「現在の危機はユーロの危機ではない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP +0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「中期的なインフレ見通しに上振れリスクがある」「景気回復はここ数カ月間でよりしっかりと根付いた」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「どの国も金融危機により損害を与えられている」「ECBはデフォルトしたギリシャ債を担保として受け入れられない」「ギリシャ債の償還期限は延長される見通し」「ラガルド仏財務相のIMF専務理事立候補を支持」

ポール・タッカー[NP+4.8 HDP +1.0 CHDP +0.2 RHDP +1.0 CRHDP +0.2]
・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「2010年からのMPCの投票は精巧にバランスが取れている」「BOEの政策立案者はインフレを懸念している」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「IMFは来月ギリシャに救済融資を拠出しない可能性」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ユーロスイスフランは下落。23時過ぎに一時1ユーロ=1.2257スイスフランと史上最安値を更新した。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「国際通貨基金(IMF)は来月ギリシャに救済融資を拠出しない可能性がある」と発言したことがユーロ売りを誘った模様。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

イェンス・バイトマン[NP+5.8 HDP +3.9 CHDP +1.9 RHDP +3.9 CRHDP +1.9]
・バイトマン独連銀総裁「ECBは政策金利を正常化し出口戦略に向けて進むべき」「緩やかな債務再編はユーロ圏全体に問題を引き起こす」「ドイツに2次的影響の証拠はない」

2011年5月26日のFX要人発言・ニュース

エレナ・サルガド[NP     HDP -0.1 CHDP +0.5 RHDP -0.1 CRHDP +0.5]
エレナ・サルガド・サルガド・スペイン財務相「ギリシャのユーロ圏離脱は想像できない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は25日、ニューヨーク連銀を通じて47億9600万ドルの国債を買い入れたと発表した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットはアイルランド国債の取引に関する必要証拠金を55%から65%に引き上げた。

イェンス・バイトマン[NP+5.8 HDP +3.9 CHDP +1.9 RHDP +3.9 CRHDP +1.9]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「ECBは政策金利を正常化し出口戦略に向けて進むべき」「緩やかな債務再編はユーロ圏全体に問題を引き起こす」「ドイツに2次的影響の証拠はない」

イブ・メルシュ[NP     HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.2]
イブ・メルシュ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「債務のマネタイズ(貨幣化)は問題外」「ユーロ圏の政府はそれぞれの金融政策を戒める必要」

南アフリカ政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.5 RHDP -1.1 CRHDP +0.5]
南アフリカ政府関係・ゴーダン南アフリカ財務相「南アフリカの成長見通しに満足」「2011年のGDPは見通しの3.4%に沿う」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省によると、5年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.813%、応札倍率(カバー)が3.20倍となった。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・日経新聞が報じたところによると、日銀は成長分野に融資する金融機関向けの貸出制度を拡充する検討を始めた。東日本大震災からの復旧復興に伴って資金需要が膨らむとにらみ、対象分野の拡大や貸出枠の上限引き上げを検討するという。震災からの復興を成長力の底上げにつなげる狙いで、次回6月以降の金融政策決定会合で詳細を議論するとしている。

ナラヤナ・コチャラコタ[NP     HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「失業率は年末までに8.5%に近づく」「米GDP成長は今年およそ3%となると予想」「年末までにコアPCEは1.5%に上昇すると予想」「インフレが予想通り上昇すれば、FOMCは金利を一段と積極的に引き上げる必要」「2011年のインフレが低下するなら、FRBにとって一段の資産買い取りが望ましい」

カルロス・コスタ[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +1.0 RHDP +0.0 CRHDP +1.0]
カルロス・コスタ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「ポルトガルの金融システムは危機をよく乗り切った」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP     HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.4]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「米国にとって財政赤字の問題を解決することは重大」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロは引き続き力強い通貨でなければならず、ドイツはそこから大いに利益を得ている」

米政府関係[NP+4.8 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
米政府関係・米大統領選挙への出馬表明をしたロン・ポール米下院議員は25日、CNBCとのインタビューで「ドルの価値について懸念」「弱いドルは米国にとってよいことではない」との認識を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。米商務省が発表した4月の米耐久財受注額が予想より弱かったことがわかると、英独の株価指数や時間外の米株価指数先物が戻りの鈍い展開となった。投資家のリスク回避姿勢がやや強まり、低金利の円が小幅に買われた。ダマナキ欧州連合(EU)委員の話として「ギリシャがユーロ圏加盟国の一員であることは危ぶまれる」「ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨ドラクマに戻さなければならない」などと伝わり、ギリシャのユーロ圏離脱への思惑を改めて意識した円買いユーロ売りも入った。ただ、40ドル超下落したダウ平均が50ドル超高まで持ち直したほか、WTI原油先物相場が上げ幅を拡大すると、リスク回避姿勢の和らいだ投資家から円売りが持ち込まれ上値が切り下がった。中盤以降は新規の取引材料に乏しく、動意に欠ける取引が継続した。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP -0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・バッテリーノ豪準備銀行(RBA、豪中央銀行)副総裁「経常赤字はまもなく低下するだろう」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・バッテリーノ豪準備銀行(RBA、豪中央銀行)副総裁「豪ドルの強さは世界経済を反映している」

西村清彦[NP     HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.1]
西村清彦・西村日銀副総裁「地震は回復力のある金融システムの必要性を示した」

クラウス・レグリング[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
クラウス・レグリング・英フィナンシャル・タイムズ(FT)は26日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)のクラウス・レグリング最高経営責任者(CEO)の話として、6月にEFSFがポルトガル救済を目的とした債券発行を開始する際には、中国政府を含めてアジアの投資家がかなりの部分を購入する可能性があるとの見解を示したと報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外に対し軟調。26日前場の日本株や時間外の米株価指数先物の上昇を背景に、リスク志向が高まるとして円売りが出た。ユーロに対しては、中国がユーロ圏の債券投資を拡大するとの報道を受けた円売りが膨らんだ。一方、円はドルに対しては下値が堅い。ユーロや豪ドルに対してドル売りが進んだことにつれた円買いドル売りが入った。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.4 CHDP +0.4 RHDP +0.4 CRHDP +0.4]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャは財政再建の計画を実行しなければならない」「ギリシャは時間がより必要」「欧州中央銀行(ECB)の独立を尊重しなければならない」「債務再編は高いリスクがある」

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「中国投資有限責任公司(CIC)がNZの債券に投資したとしても驚きではない」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・26日、アイルランドとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが一時過去最大となる800bpまで拡大したと伝えている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に一時売りが強まった。対ドルでストップロスを巻き込む格好で一時円買いが強まると、その他通貨にも円買いが広がる場面があった。ただ、円ドル相場が目先のストップロスを付け終わると徐々に上値が切り下がったため、円全体の上値は限られた。
 欧州勢参入後は、ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けて対ドル中心に円売りが強まり、円全体が値を下げた。対ドルでの円売りに関しては「東欧系からの円売りドル買いが観測された」との声が聞かれたほか、「自民党の谷垣禎一総裁が内閣不信任案を提出する方針を表明したことを受けて、政局の先行き不透明感を意識した円売りが出た」との指摘もあった。外貨建て投資信託の新規設定に絡んだ円売り観測も一部であった。

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの優先すべき責務は物価の安定にある」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは責務を達成するために必要な措置をとる準備がある」「ECBは状況を注意深く監視している」「現在の危機はユーロの危機ではない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP +0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「中期的なインフレ見通しに上振れリスクがある」「景気回復はここ数カ月間でよりしっかりと根付いた」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP +1.2 CHDP +0.2 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ユーロが失敗することはない」「G8首脳会議では世界経済と中東問題について協議されるだろう」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP +1.2 CHDP +0.2 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「デフォルトを避けるために全てのことを行う」「ギリシャは予算目標を達成するために必要な措置を取ると確信している」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ギリシャの債務再編に反対」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「どの国も金融危機により損害を与えられている」「ECBはデフォルトしたギリシャ債を担保として受け入れられない」「ギリシャ債の償還期限は延長される見通し」「ラガルド仏財務相のIMF専務理事立候補を支持」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBは政策金利引き上げについて協議を続けるだろう」「インフレの進展を注意深く監視しなければならない」「市場での一段の債券買い取りは必要ないと考えている」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは26日、バーレーンの格付けを「A3」から「BAA1」に引き下げると発表した。見通しは「ネガティブ」とした。

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+2.0 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP +0.1]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ポンドが対ユーロで下落したことでユーロ圏に比べて英国のインフレが上昇した」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・26日、主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)の声明草案として「不均衡は世界経済の懸念」「世界経済の成長は自立しつつある」「コモディティ価格は著しい逆風」などと伝えた。

ゴンザレス・パラモ[NP-4.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「経済や金融の状況は依然としてぜい弱」

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+4.0 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.2]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「物価の安定が金融市場の安定にとって極めて重要」「ユーロ圏の成長の差が著しい」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャは2011年の財政目標を達成しないだろう」

ポール・タッカー[NP+4.8 HDP +1.0 CHDP +0.2 RHDP +1.0 CRHDP +0.2]
ポール・タッカー・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「2010年からのMPCの投票は精巧にバランスが取れている」「BOEの政策立案者はインフレを懸念している」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「IMFは来月ギリシャに救済融資を拠出しない可能性」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・26日の欧州外国為替市場で円は持ち直した。ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けて対ドル中心に円売りが強まり、円全体が値を下げた。市場では「東欧系からの円売りドル買いが観測された」との声が聞かれたほか、外貨建て投資信託の新規設定に絡んだ円売り観測もあった。ただ、米商務省が発表した1-3月期の米国内総生産(GDP)改定値や米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったと分かると、米景気の減速懸念からドル売りが優勢に。損失覚悟の円買いドル売り注文を巻き込んで上昇に弾みが付くと、円全体を押し上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は24日の安値1ドル=81円62銭前後や23日の安値81円32銭前後を下抜け、一時81円15銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円はドル円の下落につれた円買いユーロ売りが入り、23時過ぎに一時1ユーロ=114円80銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。中東勢からとみられる売りが出た半面、ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領が「ギリシャのデフォルトを避けるためにあらゆることを行う」などと発言したことが下値を支えた。ニューヨークの取引時間帯に入ると、米経済指標が予想より弱い内容だったと分かり、教科書的なドル売り材料とみなされたため一時1ユーロ=1.42069ドル前後まで値を上げたもののその後失速した。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「国際通貨基金(IMF)は来月ギリシャに救済融資を拠出しない可能性がある」と述べたことがユーロ売りを誘い、1.41ドル台半ばまで下押しした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・ユーロスイスフランは下落。23時過ぎに一時1ユーロ=1.2257スイスフランと史上最安値を更新した。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「国際通貨基金(IMF)は来月ギリシャに救済融資を拠出しない可能性がある」と発言したことがユーロ売りを誘った模様。

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「債務再編やユーロ圏離脱の話はばかげている」「ギリシャにとって唯一の解決法は歯を食いしばり成長へと回帰する政策を実施すること」

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャはEUとIMFによる次回の融資を受け取れると予想する」

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