2011年8月8日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米政府筋が、一時退任の報道が伝わっていたガイトナー米財務長官に関して「2012年の選挙まで現職にとどまるだろう」との見解を示したと報じた。なお、米財務省は声明を出し、「ガイトナー米財務長官は、オバマ米大統領に現職にとどまる意向を伝えた」ことを明らかにしている。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・ドイツとフランスは7日、「EFSF(欧州金融安定ファシリティ)は強化されるだろう」「イタリアとスペインの財政健全化策を歓迎」「各国の議会は、7月21日の合意に基づいて迅速に行動しなければならない」「イタリアの財政削減策の前倒しを歓迎」などの見解を共同で発表した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は時間外取引で堅調。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日に米国の長期信用格付けを引き下げたことを受けて、逃避目的の買いが金に入った。一時1697.7ドルと史上最高値を更新した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は時間外取引で堅調。一時1700.8ドルと史上最高値を更新した。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは8日、「為替介入によって円高を止めることはできず、日本のクレジット上はマイナスになる」との見解を示した。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.0 HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.2]
・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペイン国債を買い入れているという。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のビアーズ氏の話として「今後6-24ヶ月間で米国の格付けが再び引き下げられる可能性は少なくとも3分の1だ」と伝えた。また、「米国の格付け見通しは赤字削減措置が実施され、オバマ米大統領がブッシュ減税を終了させれば『安定的』に引き上げられる可能性」などとした。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.0 HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.2]
・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペイン国債を買い入れているという。
2011年8月8日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米政府筋が、一時退任の報道が伝わっていたガイトナー米財務長官に関して「2012年の選挙まで現職にとどまるだろう」との見解を示したと報じた。なお、米財務省は声明を出し、「ガイトナー米財務長官は、オバマ米大統領に現職にとどまる意向を伝えた」ことを明らかにしている。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・ドイツとフランスは7日、「EFSF(欧州金融安定ファシリティ)は強化されるだろう」「イタリアとスペインの財政健全化策を歓迎」「各国の議会は、7月21日の合意に基づいて迅速に行動しなければならない」「イタリアの財政削減策の前倒しを歓迎」などの見解を共同で発表した。
ジョン・キー[NP-4.8 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・キー・ニュージーランド(NZ)首相「長期的なNZドル高は成長に影響があるだろう」「商品高は、通貨高を相殺するのに役立つ」「政府は為替レートの水準をコントロールすることは出来ない」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「(G7電話会合に関して)終わってから説明する」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP +2.7 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行(ECB)は7日(日本時間8日)、「国債買い入れプログラムを積極的に実行」「イタリアとスペインの財政削減策を歓迎する」「各国は、EFSF(欧州金融安定ファシリティ)を流通市場で活用する準備を行うことが重要」などの見解を示した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は時間外取引で堅調。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日に米国の長期信用格付けを引き下げたことを受けて、逃避目的の買いが金に入った。一時1697.7ドルと史上最高値を更新した。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は誤った結論に達した」「S&Pは驚くほどの知識の欠如を示す」「米国が債務を支払わないリスクはゼロである」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「中国が米国に資金を貸すのを停止することを懸念していない」「景気の二番底を予想してはいないが、今後の動向は各国政府や中銀の判断次第」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田財務相は8日、主要7カ国(G7)の緊急電話会合について8時25分から会見を実施すると、一部通信社が伝えた。
野田佳彦[NP-3.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「介入うんぬんよりまずは市場を注視」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「米国債への信任はゆらぎない。魅力ある商品」「介入についてG7各国に説明」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「市場の動向はこれから注視する」「G7は必要に応じて協調行動をとることにコミット」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「市場で決定される為替レートを支持することを再確認」「今後数週間は緊密に連絡し金融市場の安定と流動性の確保へ準備する」
先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・主要7カ国(G7)は日本時間8日、「為替レートの過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響」「為替市場での行動で緊密に協議、適切に協力する」「金融市場の安定と流動性確保のために行動する準備」「欧米の断固たる行動を歓迎」「スペインとイタリアが直面している金融的緊張は、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の変化によるものではない」などの声明を出した。
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「主要7カ国(G7)と欧州中央銀行(ECB)による協調行動の必要性に言及した声明を歓迎」「G7による協調行動が市場の安定と世界経済の成長を促進するだろう」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、「米国の格付け引き下げはアジア太平洋地域のソブリン格付けに直ちに影響はない」「総じて安定的なアジア太平洋地域のソブリン格付け見通しは健全な内需に支えられている」との認識を示した。
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・枝野幸男官房長官「G7の声明を歓迎」
先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・G7声明。金融市場の新たな緊張に直面し、我々、G7の財務大臣・中央銀行総裁は、緊密な協力と信頼の精神に則り、金融安定化と成長を支えるために必要なあらゆる手段を講じることにコミットすることを確認した。
我々は、財政赤字・債務・経済成長に関する現在の課題から生じる緊張に対して対処することにコミットし、米国及び欧州で講じられた断固たる行動を歓迎する。米国は、中期的に大幅な赤字削減を実施する改革を採択した。欧州では、7月21日のユーロ圏首脳会議において、主に欧州金融安定化ファシリティー(EFSF)の柔軟化を通じて、ギリシャや資金調達の緊張に直面しているその他の国々の状況に対処するための包括的なパッケージが決定された。我々は、現在、達成された合意の早急かつ完全な実施に焦点を当てている。我々は、フランスとドイツの声明を歓迎する。また、我々は、ECB理事会による声明を歓迎する。
我々は、必要な場合には、流動性を確保し、金融市場の機能や金融の安定、経済成長を支えるために、協調行動をとることにコミットしている。
これらの行動は、財政規律へ向けた継続的な努力とともに、長期的に財政を持続可能とするだろう。スペインとイタリアが直面する最近の金融的な緊張は、ファンダメンタルズの変化によるものではない。我々は、イタリアとスペインによって発表された、財政規律を強化し経済活動と雇用創出の回復を支えるための追加的な政策措置を歓迎する。ユーロ圏サミットの声明において明確に述べられた通り、ギリシャにおける民間セクターの関与は、ユーロ圏の他のいかなる国にも当てはまらない独自の状況下での例外的な措置である。
我々は、強固で安定的な国際金融システムが我々の共通の利益であること、及び、市場において決定される為替レートを我々が支持することを再確認した。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与える。我々は、為替市場における行動に関して緊密に協議し、適切に協力する。我々は、今後数週間緊密に連絡を取り、適切に協力をし、金融市場の安定と流動性を確保するため行動をとる準備がある。
ジム・フラハティ[NP HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「G7が適切な行動で合意したということを確信」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は時間外取引で堅調。一時1700.8ドルと史上最高値を更新した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日、米国の長期信用格付けを「AAA」から「AAプラス」に一段階引き下げたことを受けて、時間外の米株価指数先物や8日のアジアの株価が大幅に下落。また、時間外のWTI原油先物相場も一時3ドルを超す下げ幅となった。投資家のリスク許容度が大幅に低下したため、対資源国通貨中心に積み上がっていた円売りポジションを解消する動きが進んだ。主要7カ国(G7)の緊急電話会合後に発表された声明では「必要なら流動性確保などで協調行動をとる」としながらも「市場で決定される為替レートを支持することを再確認」との見解が示され、為替介入への警戒感が若干後退したことも円の支えとなった。
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「引き続きマーケットの動向を注視する」「(為替動向に関して)緊密に適切に協議する」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは8日、「為替介入によって円高を止めることはできず、日本のクレジット上はマイナスになる」との見解を示した。
野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「日銀にはこれからも金融面から経済の下支えを希望」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・G20が「金融安定を支援するために必要なあらゆる措置を取る」との声明を出したと伝えた。「金融市場に流動性供給を確実にするための措置をとる用意もある」という。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・豪準備銀行(RBA)の報道官が、米国の格下げを受けて「保有している米国債を減らす計画はない」との見解を示したと報じた。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.0 HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.2]
・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペイン国債を買い入れているという。
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・五十嵐財務副大臣「目標値を設定した介入はしない」「市場をかく乱するような極端な投機の動きは是正」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.3]
・日銀は8日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を241億円、不動産投資法人投資口(J-REIT)を33億円買い入れたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。8日午後のアジア株式市場では、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の長期信用格付けを一段階引き下げたことを嫌気し、上海総合指数が一時4%超の下落となったほか、日経平均株価は200円を超す下げ幅となるなど軟調に推移するものが目立った。為替市場でもリスク資産を圧縮する動きが目立ったため、調達通貨の円は買われた。
もっとも、欧州勢が参入してくると市場で「欧州中央銀行(ECB)がスペインやイタリアの国債を購入している」との話が広がり、英独の株価指数はプラス圏に浮上したうえ、時間外の米株価指数は急ピッチで下げ幅を縮小。リスク資産圧縮目的の円買いの動きは一服し、持ち高調整の円売りに押されて円全体の上値が切り下がった。
その後は、現物の米国株相場の動向を見定めたいとの見方が徐々に強まり、英独の株価指数やダウ先物への買いは失速しているため、持ち高調整の円売りの動きは一巡している。対ユーロでは、ECBの国債購入を見越して円売りを進めていた投機筋から利益確定の円買いが入ったようだ。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・独財務省のスポークスマンは8日、G7財務相会合の追加開催や前倒し開催の計画は聞いていないとの見解を示した。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・独財務省のスポークスマンは8日、「欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏の国債買い入れを独自に行っている」「EFSF(欧州金融安定ファシリティ)の規模増額に関しては7月21日のEU首脳会議ですでに設定済みである」などとの見解を示した。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)は8日、欧州中央銀行(ECB)やG7の措置で市場に信頼が回復しつつあるとの見解を示したと伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)は8日、スペインとイタリアは支援を必要としていないとの見解を示したと報じた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・シンガポールのリー・シェンロン首相は8日、シンガポールの2011年成長率見通しを5-7%から5-6%に修正したと伝えられている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、フランスに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、フランスのソブリンCDS5年物スプレッドは160bpまでワイドニングし過去最高水準となった。
ミシェル・バルニエ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)「危機には世界的な解決方法が必要」「EUは一つにまとまる必要」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ヌーナン・アイルランド財務相「イタリアやスペインは救済の領域外にある」「市場の危機が今までのところアイルランドに与えた影響は非常に小さい」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ヌーナン・アイルランド財務相「米経済の一段の落ち込みが懸念される」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のビアーズ氏の話として「今後6-24ヶ月間で米国の格付けが再び引き下げられる可能性は少なくとも3分の1だ」と伝えた。また、「米国の格付け見通しは赤字削減措置が実施され、オバマ米大統領がブッシュ減税を終了させれば『安定的』に引き上げられる可能性」などとした。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)は8日、先週1週間に国債の購入を実施しなかったと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は一進一退。前週末のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債格下げを受けて、欧州株相場が大幅に下落。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが入った。半面、市場では「政府・日銀による追加の円売り介入への警戒感が高まっている」との指摘があり、円の上値を試す動きも限定的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=77円台後半でのもみ合いに終始した。
・ユーロ円はさえない。前週末の安値1ユーロ=110円36銭前後を下抜けて、一時110円10銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)によるイタリア、スペイン国債の購入観測を背景にユーロ買い戻しが進むと、一時1ユーロ=1.44ドル台を回復する場面があった。ただ、市場では「ECBによる国債買い入れを期待して事前に買いを入れていた投機筋からの利益確定の売りが上値を抑えた」との指摘があったほか、「東欧ネームの売りが散見された」との声もあり上値が徐々に切り下がった。株価の下落に伴うユーロ売りドル買いも出て、一時1.4150ドル前後まで値を下げた。ドイツ当局が「ECBが最近購入した債券を欧州金融安定ファシリティ(EFSF)が買い取るという計画について兆候がない」「EFSFの規模増額に関しては7月21日のEU首脳会議ですでに設定済みである」などの見解を示し、EFSFの機能拡充や柔軟運用に否定的なスタンスを示したこともユーロの重しとなった模様。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・ヴェスターヴェレ独外務相「ユーロ圏は崩壊しない」「主要な問題は市場の信頼を回復すること」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、ファニーメイとフレディマックの格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日、米国の長期信用格付けを「AAA」から「AAプラス」に一段階引き下げたことを受けて、時間外の米株価指数先物や8日のアジアの株価が大幅に下落。また、時間外のWTI原油先物相場も一時3ドルを超す下げ幅となった。投資家のリスク許容度が大幅に低下したため、対資源国通貨中心に積み上がっていた円売りポジションを解消する動きが進んだ。主要7カ国(G7)の緊急電話会合後に発表された声明では「必要なら流動性確保などで協調行動をとる」としながらも「市場で決定される為替レートを支持することを再確認」との見解が示され、為替介入への警戒感が若干後退したことも円の支えとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。8日午後のアジア株式市場では、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の長期信用格付けを一段階引き下げたことを嫌気し、上海総合指数が一時4%超の下落となったほか、日経平均株価は200円を超す下げ幅となるなど軟調に推移するものが目立った。為替市場でもリスク資産を圧縮する動きが目立ったため、調達通貨の円は買われた。
もっとも、欧州勢が参入してくると市場で「欧州中央銀行(ECB)がスペインやイタリアの国債を購入している」との話が広がり、英独の株価指数はプラス圏に浮上したうえ、時間外の米株価指数は急ピッチで下げ幅を縮小。リスク資産圧縮目的の円買いの動きは一服し、持ち高調整の円売りに押されて円全体の上値が切り下がった。
その後は、現物の米国株相場の動向を見定めたいとの見方が徐々に強まり、英独の株価指数やダウ先物への買いは失速しているため、持ち高調整の円売りの動きは一巡している。対ユーロでは、ECBの国債購入を見越して円売りを進めていた投機筋から利益確定の円買いが入ったようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は一進一退。前週末のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債格下げを受けて、欧州株相場が大幅に下落。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが入った。半面、市場では「政府・日銀による追加の円売り介入への警戒感が高まっている」との指摘があり、円の上値を試す動きも限定的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=77円台後半でのもみ合いに終始した。
・ユーロ円はさえない。前週末の安値1ユーロ=110円36銭前後を下抜けて、一時110円10銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)によるイタリア、スペイン国債の購入観測を背景にユーロ買い戻しが進むと、一時1ユーロ=1.44ドル台を回復する場面があった。ただ、市場では「ECBによる国債買い入れを期待して事前に買いを入れていた投機筋からの利益確定の売りが上値を抑えた」との指摘があったほか、「東欧ネームの売りが散見された」との声もあり上値が徐々に切り下がった。株価の下落に伴うユーロ売りドル買いも出て、一時1.4150ドル前後まで値を下げた。ドイツ当局が「ECBが最近購入した債券を欧州金融安定ファシリティ(EFSF)が買い取るという計画について兆候がない」「EFSFの規模増額に関しては7月21日のEU首脳会議ですでに設定済みである」などの見解を示し、EFSFの機能拡充や柔軟運用に否定的なスタンスを示したこともユーロの重しとなった模様。