2011年8月9日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズはリポートで米国の格付け「AAA」を確認した。
ブラジル政府関係[NP HDP -0.5 CHDP -0.4 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
・ルセフ・ブラジル大統領「S&Pによる米格下げは正しくなかった」「ブラジルは米国と欧州をともに懸念している」
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -2.1 CHDP -0.4 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・8日、スイス政府がスイスフラン高について緊急会合を開催すると報じた。また、スイス政府は「スイスフランは大幅に過大評価されている」「金融政策措置が必要」「スイス経済は鈍化する」「状況を引き続き注視する」などの見解を示したという。
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
・産経新聞が報じたところによると、野田佳彦財務相は特例公債法案の成立直後に辞任する意向を固めたという。また、野田氏は次期民主党代表選に出馬する考えを固めている、とした。なお、時事通信も「野田佳彦財務相が菅直人首相の後継を決める党代表選に出馬する意向を固めた」と報じている。
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・オバマ米大統領「市場は米国の信用状態が『AAA』であると信じている」「S&Pによる格下げは政治的なシステムについての疑いのため」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・ロイター通信が関係者の話として報じたところによると、「米上院銀行委員会は、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国を格付げしたことについて、調査を開始した」ようだ。なお、同委員会はS&Pの措置について情報を収集しているが、格下げ問題について公聴会を開くかどうかはまだ決定してないという。
日本銀行(日銀)関係[NP+4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・7月11-12日分の金融政策決定会合議事要旨「ある委員は、物価の安定展望できないリスクから追加緩和の潜在的必要性は減じているとの見解を示した」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・7月11-12日分の金融政策決定会合議事要旨「ある委員は、企業や家計のマインド改善の動きを持続させ、経済の持ち直しの動きをより確かなものとすることを通じて、デフレ脱却時期の見通しをより早めるなどの観点から、追加緩和を行う必要性を認識しているが、今しばらくデータの蓄積を待って判断したいと述べた」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.8 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.3]
・7月11-12日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、消費者物価指数の基準改定の影響を含め、中長期的な予想物価上昇率の低下などにより、物価上昇率が下振れるリスクがあると指摘した」
白川方明[NP-5.8 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「万一の時には保有外貨を使って外貨供給を行うこともあり得る」
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.2]
・野田佳彦財務相「手をこまねいているわけにいかない」「円高が定着すれば、震災から立ち上がるときにマイナス」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.0 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは債券の流通市場に介入している。今後も流通市場に介入し続ける計画だ」「7月21日のユーロ首脳会議での決定を出来るだけ早く実行するように求める」
韓国政府関係[NP HDP -6.5 CHDP +0.0 RHDP -6.1 CRHDP +0.1]
・韓国の規制当局は株式の空売りを3カ月間禁止するという。
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.2]
・野田佳彦財務相「FOMCの結果次第では対応が必要となる」「現時点では円高対策を具体的に考えている状況ではない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -2.1 CHDP -0.4 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・8日、スイス政府がスイスフラン高について緊急会合を開催すると報じた。また、スイス政府は「スイスフランは大幅に過大評価されている」「金融政策措置が必要」「スイス経済は鈍化する」「状況を引き続き注視する」などの見解を示したという。
2011年8月9日のFX要人発言・ニュース
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズはリポートで米国の格付け「AAA」を確認した。
ブラジル政府関係[NP HDP -0.5 CHDP -0.4 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
・ルセフ・ブラジル大統領「S&Pによる米格下げは正しくなかった」「ブラジルは米国と欧州をともに懸念している」
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -2.1 CHDP -0.4 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・8日、スイス政府がスイスフラン高について緊急会合を開催すると報じた。また、スイス政府は「スイスフランは大幅に過大評価されている」「金融政策措置が必要」「スイス経済は鈍化する」「状況を引き続き注視する」などの見解を示したという。
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
・産経新聞が報じたところによると、野田佳彦財務相は特例公債法案の成立直後に辞任する意向を固めたという。また、野田氏は次期民主党代表選に出馬する考えを固めている、とした。なお、時事通信も「野田佳彦財務相が菅直人首相の後継を決める党代表選に出馬する意向を固めた」と報じている。
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・オバマ米大統領「市場は米国の信用状態が『AAA』であると信じている」「S&Pによる格下げは政治的なシステムについての疑いのため」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・オバマ米大統領「市場は米国の信用が世界で最も安全だと信じている」「ワシントンの政治的な意思の欠如が変更される必要がある最も大きな問題」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBが経営状態の悪い銀行に変わったというのはばかげている」「ECBは物価安定の遂行について不動」「ユーロは少しもリスクにさらされていない」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.3]
・毎日新聞が報じたところによると、政府は8月の月例経済報告で、景気の基調判断を2カ月ぶりに上方修正する方針を固めた。東日本大震災で打撃を受けた生産設備やサプライチェーン(部品供給網)の復旧が進み、生産や輸出面で持ち直しの動きが続いていることが主因だという。報告は10日に開かれる政府の関係閣僚会議に与謝野馨・経済財政担当相が提出する。
ブラジル政府関係[NP HDP -0.5 CHDP -0.4 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
・マンテガ・ブラジル財務相「米ドルは依然として堅固な通貨」「今後数年間は慢性的な世界経済危機になると予想」
ブラジル政府関係[NP HDP -0.5 CHDP -0.4 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
・マンテガ・ブラジル財務相「G20は結束している。経済を支援する用意ある」「ブラジルは債務問題に直面していない」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・ロイター通信が関係者の話として報じたところによると、「米上院銀行委員会は、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国を格付げしたことについて、調査を開始した」ようだ。なお、同委員会はS&Pの措置について情報を収集しているが、格下げ問題について公聴会を開くかどうかはまだ決定してないという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。欧州の債務危機がイタリアやスペインに波及するとの懸念や、5日に格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の格付けを引き下げたことが引き続き嫌気され、時間外の米株価指数先物や英・独の株価指数は大幅安となった。S&Pが8日にファニーメイとフレディマックの格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたことも材料視され、現物の米国株が下げ幅を拡大。リスク資産から資金を引き揚げる動きが優勢となり、対ユーロ中心に低金利の円が買い戻された。
米格付け会社ムーディーズがリポートで米国の格付け「AAA」を確認したと伝わり、米国株が下げ渋った場面では円高に一時歯止めが掛かった。ただ、オバマ米大統領が「市場は米国の信用が世界で最も安全だと信じている」「一部の格付け機関が何を言おうと構わない。米国は常に『AAA』の国であるだろう」などの声明を発表すると、米ソブリンリスクの改善につながる内容ではなかったとして米国株が下値を探る展開に。WTI原油先物相場が急落したこともあり、対資源国通貨中心に円買いが再開した。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米ホワイトハウスは8日、オバマ米大統領はサパテロ・スペイン首相やベルルスコーニ・イタリア首相とユーロ圏危機に関して会談を行ったと、複数の通信社が伝えた。会談でオバマ米大統領は経済的課題や競争力の強化に向けたスペイン・イタリアの措置を歓迎した。
日本銀行(日銀)関係[NP+4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・7月11-12日分の金融政策決定会合議事要旨「ある委員は、物価の安定展望できないリスクから追加緩和の潜在的必要性は減じているとの見解を示した」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・7月11-12日分の金融政策決定会合議事要旨「ある委員は、企業や家計のマインド改善の動きを持続させ、経済の持ち直しの動きをより確かなものとすることを通じて、デフレ脱却時期の見通しをより早めるなどの観点から、追加緩和を行う必要性を認識しているが、今しばらくデータの蓄積を待って判断したいと述べた」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.8 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.3]
・7月11-12日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、消費者物価指数の基準改定の影響を含め、中長期的な予想物価上昇率の低下などにより、物価上昇率が下振れるリスクがあると指摘した」
野田佳彦[NP-3.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「為替や株価など市場動向を注視」「公債特例法案成立後の辞任報道を否定」
白川方明[NP-3.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・白川方明日銀総裁「わが国経済は着実に持ち直してきている」「先行きも緩やかな回復経路に復していく」「為替変動は経済にマイナスの影響を与える可能性がある」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・白井早由里日銀審議委員「為替介入の資金を生かしながら潤沢な資金を供給していく」「過度な円高を大変心配している」
白川方明[NP-5.8 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「万一の時には保有外貨を使って外貨供給を行うこともあり得る」
野田佳彦[NP+2.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「円高に耐え、メリットを活用する経済構造の構築を」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+2.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.0]
・豪準備銀行(RBA)は9日、金融市場を注意深く監視しているとの見解を示したと伝えた。「豪州の金融市場に緊張は見られない」との見解も示した。
白川方明[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「米連邦準備理事会(FRB)とはさまざまなレベルでの情報交換をしているが、QE3など政策への注文は直接行っていない」
韓国政府関係[NP-4.8 HDP -6.5 CHDP +0.0 RHDP -6.1 CRHDP +0.1]
・韓国やインドネシア、台湾など各国為替当局は9日、ドル売り介入を行った模様。市場関係者の話として報じられた。
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.2]
・野田佳彦財務相「手をこまねいているわけにいかない」「円高が定着すれば、震災から立ち上がるときにマイナス」
野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「一定の水準を目指した介入はしない」「根拠のない円高は問題である」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。前週末のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国格下げをきっかけに、世界的に金融市場が不安定になっており、9日午前のアジア株も大幅安となった。投資家があらゆるリスクポジションを解消している流れに沿う形で、為替市場ではこれまで積み上がっていた円売りポジションの巻き戻しが進んだ。特に日本と金利差の大きい豪ドルに対する円売りポジションを閉じる動きが目立ち、円全体を押し上げた。市場参加者からは「米大手銀から豪ドル米ドルの売りが目立った」との声が聞かれ、円買い豪ドル売りを加速させたようだ。中国国家統計局が9日発表した7月消費者物価指数(CPI)が前年同月比6.5%上昇と市場予想平均の6.4%上昇を上回り、中国の金融引き締め観測が一時高まったことも貿易の結びつきの強い豪ドルの売り材料とされた。
なお、12時前にまとまった円売りが持ち込まれて円全体が一時的に値を下げる場面があったが、市場では「英系金融機関からのまとまった円売りドル買いが入った」との指摘があり、政府・日銀の円売り介入ではなかったとの見方が多数を占めている。
中国政府関係[NP HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.1]
・中国国家統計局は9日、本日11時発表予定だった7月の鉱工業生産高、小売売上高を16時30分過ぎに発表する予定だと伝えた。
ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.0 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは債券の流通市場に介入している。今後も流通市場に介入し続ける計画だ」「7月21日のユーロ首脳会議での決定を出来るだけ早く実行するように求める」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・インドネシア中銀は9日、政策金利を現行の6.75%で据え置くことを決めたと発表した。
エレナ・サルガド[NP HDP +0.4 CHDP +0.2 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
・サルガド・スペイン財務相「スペインは支援を必要としていない」
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.3]
・岡田民主党幹事長「公債特例法案の成立のめどがついた」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.2]
・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペイン国債を買い入れているという。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロは信頼のおける通貨である」「ユーロは危機に直面していない」
韓国政府関係[NP HDP -6.5 CHDP +0.0 RHDP -6.1 CRHDP +0.1]
・韓国の規制当局は株式の空売りを3カ月間禁止するという。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ドルスイスフランは軟調。欧州株安を背景に投資家のリスク志向が低下したため、安全通貨であるスイスフラン需要が高まった。一時0.74131スイスフランと史上最安値を更新した。また、ユーロスイスフランもユーロ導入来の安値となる1.0550スイスフランまで値を下げた。
野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「引き続き市場を注意深く見たい」
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.2]
・野田佳彦財務相「FOMCの結果次第では対応が必要となる」「現時点では円高対策を具体的に考えている状況ではない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は不安定な展開。「バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が市場の沈静化を狙ってNY時間の午前中にスピーチを行う」との噂が広がると午後のアジア株に買い戻しが広がり、為替市場ではリスクポジションを閉じる動きが一服。ポジション調整で円売りが出て円全体が急ピッチで値を下げた。特に午前中に円買いが進んだオセアニア通貨に対して円売りが目立った。欧州勢参入後も、バーナンキFRB議長のスピーチに関する噂や米連邦公開市場委員会(FOMC)への期待感から時間外の米株価指数先物が一時300ドル高となり、一段と円が売られた。市場参加者間で「欧州中央銀行(ECB)が欧州周辺国の国債を購入している」との話が広がったこともリスク許容度の低下に歯止めをかけたようだ。
もっとも、その後の欧州株や時間外の米株価指数先物は失速。ドイツ株式指数(DAX)が前日比6%超の下げとなっていることもあってリスク回避の動きが再開し、円が買われている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は時間外取引で堅調。一時1782.5ドルと史上最高値を更新した。
日本政府関係[NP-4.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・与謝野馨・経済財政担当相「円は資金の逃避先。小手先の対策では大逆転できない」「金融その他の政策を動員し、国内の円高対策を考えないといけない」「仮に各国の政策運営が間違えば経済有事ともいえる状況になる」
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -1.2 CHDP -0.7 RHDP -1.2 CRHDP -0.7]
・キャメロン英首相「議会を11日に召集する」
欧州連合(EU)[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・欧州連合(EU)の報道官が「我々は金融市場よりも楽観している」「ユーロ圏経済に回復の兆しが依然見られる」などの見解を示したと伝えた。
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「株式市場は時に不合理な動きをする」「国際的な下落の恐れがある」「経済状況は大きくは悪化してない」「ユーロ圏首脳会議での決定が迅速に実行されなければならない」
南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP-4.0 HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・南ア準備銀行(SARB)は8日、「我々は市場環境を注視している。現時点で外貨準備高の構成などを変更させる理由は見当たらない」と述べた。また、SARBと南ア財務省は共同声明の中で「財政安定監視委員会を交えて、米国債の格下げや欧州債務問題による南ア経済への影響を巡る協議を行った」ことを明らかにし、「市場を監視しながら、南ア経済への影響を緩和させる姿勢は整っている」ことを表明した。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、エストニアの格付けを「A」から「AA-」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
温家宝[NP HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・温家宝中国首相「他の国に責任ある金融政策を取り、財政赤字を抑制するよう要請する」「諸国は市場の信頼感を支持するために協力する必要」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・日銀は9日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を256億円、不動産投資法人投資口(J-REIT)を22億円買い入れたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は神経質な値動き。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言や、米連邦公開市場委員会(FOMC)への期待から時間外のダウ先物が上昇。欧州中央銀行(ECB)によるスペイン、イタリア国債の購入観測もあって、過度の懸念が後退し円買い圧力は後退した。半面、欧米の財政・景気不安などを背景に円高圧力はなお強く、円の下値は限定的だった。市場では「FOMCの結果を見極めたいとの見方から積極的な商いは手控えられた」との指摘があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに一時1ドル=76円99銭前後まで値を下げたものの、その後ショートカバーが入り77円台を回復した。政府・日銀が円売り介入を実施した4日の安値76円98銭前後が下値の目処として意識された。
・ユーロ円は1ユーロ=110円ちょうどを挟んだもみ合いの展開が続いた。
・ユーロドルは米金融イベントを前に1ユーロ=1.42ドル台での不安定な値動きが続いた。なお、ECBによる債券購入観測を背景に一時1.42871ドル前後と日通し高値を付ける場面もあったが、ユーロ買いはあくまでポジション調整の域を出ず、買いが一巡すると値動きが細った。
ウラジーミル・プーチン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・プーチン露首相「世界経済の緩やかな回復を見込んでいる」「中銀や財務省は必要ならば流動性を注入する準備がある」
中国政府関係[NP HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.1]
・中国は王岐山中国副首相とガイトナー米財務長官が金融市場や世界経済の情勢について協議することを明らかにした。
スティーヴン・ハーパー[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・ハーパー・カナダ首相「市場のノイズではなく雇用に焦点を合わせるよう促す」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。欧州の債務危機がイタリアやスペインに波及するとの懸念や、5日に格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の格付けを引き下げたことが引き続き嫌気され、時間外の米株価指数先物や英・独の株価指数は大幅安となった。S&Pが8日にファニーメイとフレディマックの格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたことも材料視され、現物の米国株が下げ幅を拡大。リスク資産から資金を引き揚げる動きが優勢となり、対ユーロ中心に低金利の円が買い戻された。
米格付け会社ムーディーズがリポートで米国の格付け「AAA」を確認したと伝わり、米国株が下げ渋った場面では円高に一時歯止めが掛かった。ただ、オバマ米大統領が「市場は米国の信用が世界で最も安全だと信じている」「一部の格付け機関が何を言おうと構わない。米国は常に『AAA』の国であるだろう」などの声明を発表すると、米ソブリンリスクの改善につながる内容ではなかったとして米国株が下値を探る展開に。WTI原油先物相場が急落したこともあり、対資源国通貨中心に円買いが再開した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。前週末のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国格下げをきっかけに、世界的に金融市場が不安定になっており、9日午前のアジア株も大幅安となった。投資家があらゆるリスクポジションを解消している流れに沿う形で、為替市場ではこれまで積み上がっていた円売りポジションの巻き戻しが進んだ。特に日本と金利差の大きい豪ドルに対する円売りポジションを閉じる動きが目立ち、円全体を押し上げた。市場参加者からは「米大手銀から豪ドル米ドルの売りが目立った」との声が聞かれ、円買い豪ドル売りを加速させたようだ。中国国家統計局が9日発表した7月消費者物価指数(CPI)が前年同月比6.5%上昇と市場予想平均の6.4%上昇を上回り、中国の金融引き締め観測が一時高まったことも貿易の結びつきの強い豪ドルの売り材料とされた。
なお、12時前にまとまった円売りが持ち込まれて円全体が一時的に値を下げる場面があったが、市場では「英系金融機関からのまとまった円売りドル買いが入った」との指摘があり、政府・日銀の円売り介入ではなかったとの見方が多数を占めている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は不安定な展開。「バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が市場の沈静化を狙ってNY時間の午前中にスピーチを行う」との噂が広がると午後のアジア株に買い戻しが広がり、為替市場ではリスクポジションを閉じる動きが一服。ポジション調整で円売りが出て円全体が急ピッチで値を下げた。特に午前中に円買いが進んだオセアニア通貨に対して円売りが目立った。欧州勢参入後も、バーナンキFRB議長のスピーチに関する噂や米連邦公開市場委員会(FOMC)への期待感から時間外の米株価指数先物が一時300ドル高となり、一段と円が売られた。市場参加者間で「欧州中央銀行(ECB)が欧州周辺国の国債を購入している」との話が広がったこともリスク許容度の低下に歯止めをかけたようだ。
もっとも、その後の欧州株や時間外の米株価指数先物は失速。ドイツ株式指数(DAX)が前日比6%超の下げとなっていることもあってリスク回避の動きが再開し、円が買われている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は神経質な値動き。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言や、米連邦公開市場委員会(FOMC)への期待から時間外のダウ先物が上昇。欧州中央銀行(ECB)によるスペイン、イタリア国債の購入観測もあって、過度の懸念が後退し円買い圧力は後退した。半面、欧米の財政・景気不安などを背景に円高圧力はなお強く、円の下値は限定的だった。市場では「FOMCの結果を見極めたいとの見方から積極的な商いは手控えられた」との指摘があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに一時1ドル=76円99銭前後まで値を下げたものの、その後ショートカバーが入り77円台を回復した。政府・日銀が円売り介入を実施した4日の安値76円98銭前後が下値の目処として意識された。
・ユーロ円は1ユーロ=110円ちょうどを挟んだもみ合いの展開が続いた。
・ユーロドルは米金融イベントを前に1ユーロ=1.42ドル台での不安定な値動きが続いた。なお、ECBによる債券購入観測を背景に一時1.42871ドル前後と日通し高値を付ける場面もあったが、ユーロ買いはあくまでポジション調整の域を出ず、買いが一巡すると値動きが細った。