2011年9月9日の要人発言・ニュース - FX要人発言・ニュースのゴゴヴィ

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して買い優位。欧州中央銀行（ＥＣＢ）は8日に開いた定例理事会で、政策金利を市場の予想通り1.50％に据え置くことを決めたと発表。トリシェＥＣＢ総裁は定例記者会見で「ユーロ圏の下振れリスクが高まっている」「経済成長見通しのリスクは下向きに移行している」などと述べ、ユーロ圏の景気に悲観的な見方を示した。ＥＣＢが域内総生産（ＧＤＰ）成長見通しを下方修正したことも材料視され、円買いユーロ売りが強まった。バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長が8日の講演で、「ＦＲＢは見通しにより大きな下振れリスクを見込んでいる」などと語り、ダウ平均が100ドル超下落すると、リスク資産圧縮目的の円買いが加速した。
　一方、資源国通貨に対しては売り先行後、買い戻された。イングランド銀行（英中央銀行、ＢＯＥ）は8日、政策金利と資産買取プログラムの規模を維持することを決めたと発表した。市場の一部で資産買取プログラムの規模拡大を期待していた向きもあり、円売りポンド買いが優勢に。その他の通貨にも円売りが波及した。ただ、市場では「バーナンキＦＲＢ議長が講演で、量的緩和第3弾（QE3）などの追加金融緩和に言及しないとの思惑がドル買いを促した」との声が聞かれたうえ、バーナンキＦＲＢ議長が具体的な追加金融緩和策について言及せず、ドル買い資源国通貨売りが優位となった。同時に円に買い戻しが入り下げ幅が縮まった。ダウ平均の100ドル超安も円の押し上げ要因となった。
　なお、ドルに対しては軟調。ユーロや資源国通貨に対してドル買い圧力が強まった影響から円安ドル高が進んだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。時間外の米株価指数先物がしっかりとした展開となっていることや、前場の日本株が安寄り後に底堅く推移したことなどを背景に円売りが出た。市場参加者からは「対ユーロ中心に国内機関投資家から円売りが出た」との指摘があった。
　オバマ米大統領が日本時間９日朝、米上下両院合同会議で「雇用創出で4470億ドルの支出、減税計画を提案」「従業員と中小企業の給与税の半減を求める」などと発言したと伝わったが、事前に大枠が報じられていたこともあり目立った反応は見られなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロでしっかり。後場の日本株が下げ幅を広げたことや、9日の欧州株安を受けて円買いユーロ売りが入っている。金利先安観が高まっていることも円買いユーロ売りを後押しした。
　一方、ドルに対しては弱含み。ユーロドル相場の下落につれて円売りドル買いが見られた。ドルスイスフランの上昇も円ドル相場の重しとなっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調だった。欧州株の下落や欧州中央銀行（ＥＣＢ）の利下げ見通しなどを背景に、対ユーロで円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及。欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事が辞任するとの一部報道が流れ、「ギリシャは今週末にデフォルトする」との噂が広がると、円買いユーロ売りが加速した。ダウ平均が200ドル超下落し、原油先物価格が2％超下げたことも円の支援材料となった。
　一方、ドルに対してはじり安となった。対ユーロや資源国通貨でドル買い圧力が高まったため、円安ドル高が進んだ。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時76.979と3月16日以来の高値を付けた。
　【通貨ペア】
・ドル円は20時過ぎに8月9日以来、約1カ月ぶりの高値となる1ドル＝77円85銭前後まで値を上げた。ただ、クロス円が下落した影響で、上昇のスピードは緩やかだった。
・ユーロ円は大幅安。22時30分過ぎに一時1ユーロ＝106円57銭前後まで売り込まれ、3月17日の安値106円50銭前後に迫った。
・ユーロドルは欧州株安や欧金利先安観を背景にユーロ売りが先行。シュタルクＥＣＢ専務理事が辞任するとの観測や、ギリシャが今週末にデフォルトするとの噂が広まるとユーロ売りが活発化し、一時1ユーロ＝1.3698ドル前後と2月23日以来の安値を受けた。市場では「シュタルクＥＣＢ専務理事が債券買い入れプログラムをめぐるＥＣＢ内の対立を理由に退任すると伝わり、株とユーロの下落につながった」との指摘があった。米国株が大幅に下落し、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方が拡大したこともユーロ売りドル買いを後押しした。

ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「FRBにはさらなる刺激のための様々な手段がある」

ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「FRBは見通しにより大きな下振れリスクを見込んでいる」

ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「家計消費の異例の弱さが不安定な景気回復の目立った側面」

ベン・バーナンキ[NP HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「ドルは当面の間、最適な準備通貨であり続けると予想」「中期的なドルの価値は米国の低水準のインフレと経済の力強さ次第」「異例の政策に取り組むとき、意見の不一致があるのは自然」「ＦＯＭＣの意見の相違を隠す気は全くない」

バラク・オバマ[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領「雇用対策財源確保へ赤字削減拡大を議会に求める」「1050億ドルのインフラ投資を提案」「失業者支援を620億ドルに拡充」

ユルゲン・シュタルク[NP-5.4 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事「ECBによる債券購入プログラムは一時的な措置であるが、必要に応じて継続する」

中国人民銀行関係[NP-4.0 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行（PBOC）アドバイザーは9日、「2015年までに資本勘定の人民元の交換性が実現する可能性がある」「米国が一段と金融緩和を行えば、中国が利上げを行うことは不適切」などの見解を示したと報じた。

クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
・ラガルド国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事「先進国の金融政策はかなり緩和的であるべき」「政策担当者は非伝統的な手段も含めて金融政策発動の準備をするべき」

ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・9日の欧州債券市場ではギリシャ2年物国債利回りが上昇。一時55.84％まで上昇し過去最高水準を付けた。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相「金融政策で危機に対応するのは誤っている」

スイス政府関係[NP-6.8 HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
・シュナイダー・アマン・スイス経済相（ブルームバーグが伝える）「スイスフランは依然として著しく過大評価されている」「ユーロスイスフランの購買力平価は1ユーロ＝1.35－1.40スイスフラン程度であるとの一般的理解がある」

ユルゲン・シュタルク[NP HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +3.3 CRHDP -0.3]
・ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング（ＦＡＺ）紙が報じたところによると、欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事の後任にアスムッセン独財務次官が候補にあがっているようだ。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）は9日、シュタルク専務理事が辞任することを明らかにした。

ポーランド政府関係[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP -0.5 RHDP +0.0 CRHDP -0.5]
・ポーランド中銀は、7日の金融政策委員会で政策金利を現行の4.50％に据え置いた。市場予想通りの結果となったが、ベルカ中銀総裁は「委員会内では数ヶ月前に比べて圧倒的に様子見ムードが強くなった」と指摘した。市場では「年末まで政策金利を現行の水準に維持する公算が大きい」との見方が広がっている。また、「ズロチは主要通貨に対してペッグされていないが、ズロチ相場を支える目的で為替介入を拡大する可能性を排除できない」との見解も示した。

エレナ・サルガド[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・サルガド･スペイン財務相「低成長がスペイン経済に影響を与えることを排除できない」

ポーランド政府関係[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP -0.5 RHDP +0.0 CRHDP -0.5]
・ポーランド中銀は、7日の金融政策委員会で政策金利を現行の4.50％に据え置いた。市場予想通りの結果となったが、ベルカ中銀総裁は「委員会内では数ヶ月前に比べて圧倒的に様子見ムードが強くなった」と指摘した。市場では「年末まで政策金利を現行の水準に維持する公算が大きい」との見方が広がっている。また、「ズロチは主要通貨に対してペッグされていないが、ズロチ相場を支える目的で為替介入を拡大する可能性を排除できない」との見解も示した。

ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「FRBにはさらなる刺激のための様々な手段がある」

ベン・バーナンキ[NP-4.4 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -3.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「相当な財政引き締めは回復を妨げる」

ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「FRBは見通しにより大きな下振れリスクを見込んでいる」

ベン・バーナンキ[NP-4.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP -0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「高水準のインフレが根付いた兆しはほとんどない」

ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「家計消費の異例の弱さが不安定な景気回復の目立った側面」

フランス政府関係[NP HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
・バロワン仏経済財務雇用相（仏フィガロ紙が伝える）「Ｇ7は景気減速を協議し、声明は発表されない」「ギリシャが欧州の支援を望むならば、合意されたプログラムを厳格に適用しなければならない」

ベン・バーナンキ[NP HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「米国は主要な準備通貨としてのドルから恩恵を受けている」

ベン・バーナンキ[NP HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「ドルは当面の間、最適な準備通貨であり続けると予想」「中期的なドルの価値は米国の低水準のインフレと経済の力強さ次第」「異例の政策に取り組むとき、意見の不一致があるのは自然」「ＦＯＭＣの意見の相違を隠す気は全くない」

ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・カナダの格付け会社ドミニオン・ボンド・レーティング・サービシズ（ＤＢＲＳ）は8日、米国の格付けを「ＡＡＡ」とした。トレンドは「安定的」。

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して買い優位。欧州中央銀行（ＥＣＢ）は8日に開いた定例理事会で、政策金利を市場の予想通り1.50％に据え置くことを決めたと発表。トリシェＥＣＢ総裁は定例記者会見で「ユーロ圏の下振れリスクが高まっている」「経済成長見通しのリスクは下向きに移行している」などと述べ、ユーロ圏の景気に悲観的な見方を示した。ＥＣＢが域内総生産（ＧＤＰ）成長見通しを下方修正したことも材料視され、円買いユーロ売りが強まった。バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長が8日の講演で、「ＦＲＢは見通しにより大きな下振れリスクを見込んでいる」などと語り、ダウ平均が100ドル超下落すると、リスク資産圧縮目的の円買いが加速した。
　一方、資源国通貨に対しては売り先行後、買い戻された。イングランド銀行（英中央銀行、ＢＯＥ）は8日、政策金利と資産買取プログラムの規模を維持することを決めたと発表した。市場の一部で資産買取プログラムの規模拡大を期待していた向きもあり、円売りポンド買いが優勢に。その他の通貨にも円売りが波及した。ただ、市場では「バーナンキＦＲＢ議長が講演で、量的緩和第3弾（QE3）などの追加金融緩和に言及しないとの思惑がドル買いを促した」との声が聞かれたうえ、バーナンキＦＲＢ議長が具体的な追加金融緩和策について言及せず、ドル買い資源国通貨売りが優位となった。同時に円に買い戻しが入り下げ幅が縮まった。ダウ平均の100ドル超安も円の押し上げ要因となった。
　なお、ドルに対しては軟調。ユーロや資源国通貨に対してドル買い圧力が強まった影響から円安ドル高が進んだ。

安住淳[NP-4.0 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「G7各国と円高を協議する」「円高は日本の景気回復を阻害している」「G7に日本が断固たる措置をとる用意があることを伝える」

米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米ホワイトハウスは8日、オバマ米大統領の演説の抜粋を公表。オバマ大統領は従業員と中小企業の給与税の半減を求めるほか、新たに従業員を雇い入れた企業への税制優遇措置を求めるようだ。また、米経済に関して議会が騒動をやめるように促すという。

安住淳[NP-4.4 HDP -4.0 CHDP -0.1 RHDP -4.0 CRHDP -0.1]
・安住淳財務相「為替の投機的な動きについて監視する」「円高で日本経済に下振れ感が出てくる恐れがある」

米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・上院民主党関係者の話として報じたところによると、オバマ米大統領は雇用創出に向けた減税と追加歳出を盛り込んだ4470億ドルの対策を提案するようだ。

バラク・オバマ[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領「雇用創出で4470億ドルの支出、減税計画を提案」「従業員と中小企業の給与税の半減を求める」

バラク・オバマ[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領「雇用対策財源確保へ赤字削減拡大を議会に求める」「1050億ドルのインフラ投資を提案」「失業者支援を620億ドルに拡充」

米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米国土安全保障省は9日、脅威に関する「特定」かつ未確認情報を入手したと発表した。

ユルゲン・シュタルク[NP-5.4 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事「ECBによる債券購入プログラムは一時的な措置であるが、必要に応じて継続する」

ユルゲン・シュタルク[NP-4.8 HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +3.3 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事「低金利が貸出金利に波及しない場合、債券市場に介入する用意がある」

ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・9月限株価指数先物・オプションSQ（特別清算指数）暫定値は8732.49円となったと複数の通信社が伝えた。

ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・関係者筋の話として伝えたところによると、未確認の脅威に関する情報はアルカイダ関連のようだ。また、攻撃の可能性は9月11日かその付近になるという。米国では同時多発テロ事件から11日で10周年となるため、テロ警戒感が高まっている。

日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
・古川元久国家戦略・経済財政担当相「7月以降、供給網の立て直しが進み景気は持ち直している」「為替変動など景気下振れリスクには留意」

ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ブルームバーグNY市長「NY市警と米連邦捜査局（FBI）は警戒を強めている」

中国人民銀行関係[NP-2.0 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.8 CRHDP -0.4]
・中国人民銀行（PBOC）アドバイザーは9日、中国国内のインフレはピークに達したとの見解を示したと報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。時間外の米株価指数先物がしっかりとした展開となっていることや、前場の日本株が安寄り後に底堅く推移したことなどを背景に円売りが出た。市場参加者からは「対ユーロ中心に国内機関投資家から円売りが出た」との指摘があった。
　オバマ米大統領が日本時間９日朝、米上下両院合同会議で「雇用創出で4470億ドルの支出、減税計画を提案」「従業員と中小企業の給与税の半減を求める」などと発言したと伝わったが、事前に大枠が報じられていたこともあり目立った反応は見られなかった。

中国人民銀行関係[NP-4.0 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行（PBOC）アドバイザーは9日、「2015年までに資本勘定の人民元の交換性が実現する可能性がある」「米国が一段と金融緩和を行えば、中国が利上げを行うことは不適切」などの見解を示したと報じた。

クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・ラガルド国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事「先進国は財政の持続性を回復するべき」「回復を促進させるための政策の選択肢はある」

クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
・ラガルド国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事「先進国の金融政策はかなり緩和的であるべき」「政策担当者は非伝統的な手段も含めて金融政策発動の準備をするべき」

ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・9日の欧州債券市場ではギリシャ2年物国債利回りが上昇。一時55.84％まで上昇し過去最高水準を付けた。

白川方明[NP-4.6 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
・白川方明日銀総裁「世界経済の不確実性が非常に高まっている」「G7では円高が日本経済に悪影響を及ぼすと説明する」

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロでしっかり。後場の日本株が下げ幅を広げたことや、9日の欧州株安を受けて円買いユーロ売りが入っている。金利先安観が高まっていることも円買いユーロ売りを後押しした。
　一方、ドルに対しては弱含み。ユーロドル相場の下落につれて円売りドル買いが見られた。ドルスイスフランの上昇も円ドル相場の重しとなっている。

ヨゼフ・マクチ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「迅速な財政強化がユーロ圏の問題を解決する鍵となる」「ユーロ圏の財政問題の解決はECBではなく政府の役割」

S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は9日、イスラエルの外貨建てソブリン格付けを「A+」に引き上げたと発表した。なお、見通しは「安定的」とした。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相「我々は世界経済にとって重要な時点にいる」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相「金融政策で危機に対応するのは誤っている」

欧州連合(EU)[NP HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・9日、欧州連合（ＥＵ）報道官の話として「景気回復の明確な減速に直面している」と伝えた。また、「財政目標の達成がスペインにとって重要」「アイルランドについて楽観的な状況」などとした。

中国政府関係[NP+4.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.3]
・中国国家発展改革委員会（ＮＤＲＣ）当局者は9日、「ＦＲＢが新たな金融緩和を実施すれば、インフレ見通しの不確実性が強まる」との認識を示した。また、「中国のインフレは今後数ヶ月間高いままだろう」としたと伝えられた。

ジム・フラハティ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・フラハティ･カナダ財務相「多くの国が債務削減を続けることに合意することを期待」

スイス政府関係[NP-6.8 HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
・シュナイダー・アマン・スイス経済相（ブルームバーグが伝える）「スイスフランは依然として著しく過大評価されている」「ユーロスイスフランの購買力平価は1ユーロ＝1.35－1.40スイスフラン程度であるとの一般的理解がある」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「オバマ米大統領のパッケージは成立すれば非常に強力」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相とバロワン仏経済財務雇用相は9日、欧州委員会にあてた書簡のなかで「独仏は世界的な金融取引税の構築を強く支持する」との見解を示した。

ジム・フラハティ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・フラハティ･カナダ財務相「Ｇ7が財政再建の軌道を維持しなければならないことで合意することを期待」「財政問題は今対応しなければならず、時間とともに悪化するだろう」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+2.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP -0.2]
・ガイトナー米財務長官「経済は依然として成長している」「米経済に圧倒的な自信を持っている」「我々は危機から依然として回復しつつある」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP -0.2]
・ガイトナー米財務長官「現在のG7会議で協調行動はなく、G7会議で劇的な変化はない」

オッリ・レーン[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「欧州の焦点は債務削減にあてられるべきで景気刺激ではない」「G7が世界経済のリバランスに向けた協調行動を協議することが重要」「EUは米景気回復を確実にする米国の努力を支援する」

アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・メルケルドイツ首相「ドイツとフランスはユーロに関して同じ方向を向いている」「独仏の関係が欧州にとってカギ」

ユルゲン・シュタルク[NP HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +3.3 CRHDP -0.3]
・ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング（ＦＡＺ）紙が報じたところによると、欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事の後任にアスムッセン独財務次官が候補にあがっているようだ。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）は9日、シュタルク専務理事が辞任することを明らかにした。

アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・メルケルドイツ首相「ユーロはより深いＥＵの統合でのみ生き残ることができる」

ジム・フラハティ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・フラハティ･カナダ財務相「ギリシャのユーロ圏脱退の可能性はある」「ギリシャは債務削減を続けるか、ユーロ圏離脱の可能性」

先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)[NP HDP -4.5 CHDP -0.5 RHDP -4.5 CRHDP -0.5]
・関係者の話として報じたところによると、7カ国（Ｇ7）財務相・中央銀行総裁会議が声明の発表を検討しているという。また、Ｇ7声明は経済や政策手段について触れる可能性があるが、協調介入について言及はない見通しであるとのこと。

為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調だった。欧州株の下落や欧州中央銀行（ＥＣＢ）の利下げ見通しなどを背景に、対ユーロで円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及。欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事が辞任するとの一部報道が流れ、「ギリシャは今週末にデフォルトする」との噂が広がると、円買いユーロ売りが加速した。ダウ平均が200ドル超下落し、原油先物価格が2％超下げたことも円の支援材料となった。
　一方、ドルに対してはじり安となった。対ユーロや資源国通貨でドル買い圧力が高まったため、円安ドル高が進んだ。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時76.979と3月16日以来の高値を付けた。
　【通貨ペア】
・ドル円は20時過ぎに8月9日以来、約1カ月ぶりの高値となる1ドル＝77円85銭前後まで値を上げた。ただ、クロス円が下落した影響で、上昇のスピードは緩やかだった。
・ユーロ円は大幅安。22時30分過ぎに一時1ユーロ＝106円57銭前後まで売り込まれ、3月17日の安値106円50銭前後に迫った。
・ユーロドルは欧州株安や欧金利先安観を背景にユーロ売りが先行。シュタルクＥＣＢ専務理事が辞任するとの観測や、ギリシャが今週末にデフォルトするとの噂が広まるとユーロ売りが活発化し、一時1ユーロ＝1.3698ドル前後と2月23日以来の安値を受けた。市場では「シュタルクＥＣＢ専務理事が債券買い入れプログラムをめぐるＥＣＢ内の対立を理由に退任すると伝わり、株とユーロの下落につながった」との指摘があった。米国株が大幅に下落し、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方が拡大したこともユーロ売りドル買いを後押しした。

エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「（ＥＣＢが辞任を発表したシュタルク専務理事について）ＥＣＢの金融政策に関するシュタルク氏の影響力は継続する」「シュタルク氏は物価安定を主張してきた」「シュタルク氏の辞任でＥＣＢの全体的な方向は変わらない」