2011年11月3日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
FOMC[NP-6.2 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP -0.4]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「経済見通しにかなりの下振れリスクがある」
FOMC[NP-6.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「エバンズ総裁は今回の決定に反対し、一段の金融緩和を支持した」
FOMC[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「9月に発表された保有証券の平均償還期限を延長するプログラムを継続することを決定した」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-6.4 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は2日、2011年の実質GDP見通しを6月の2.7-2.9%から1.6-1.7%に下方修正した。12年は3.3-3.7%から2.5-2.9%に、13年は3.5-4.2%から3.0-3.5%に下方修正した。また、11年失業率予想は6月の8.6-8.9%から9.0-9.1%に、12年は7.8-8.2%から8.5-8.7%に引き上げた。
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「一段と緩和的な金融状況にあると見る」
ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「欧州の進展を注視しつづける」「欧州債務危機は信頼感や成長を阻害する可能性」
ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「政策をより明確にするための方法を引き続き模索している」「インフレ率は不安定だったが平均2%で推移」「インフレ懸念に基づく批判は今のところ正当化されない」
ベン・バーナンキ[NP-6.8 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「低水準の政策金利は2013年半ば以降も続く可能性」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「MBS購入は実行可能な選択肢」「状況が適切ならば、MBS購入を実施する可能性」
ベン・バーナンキ[NP-6.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは積極的な措置を取ってきた」「我々には必要に応じてさらに実行する手段がある」「必要に応じて行動する用意が引き続きある」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・メルケルドイツ首相「ギリシャの国民投票はギリシャがユーロ圏にとどまるかどうか」「ギリシャ国民投票は12月5日になる見込み」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャ国民投票は12月4日実施となる見込み」「投票はギリシャがユーロの一員であることを問う」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -3.9 CHDP -0.4 RHDP -3.9 CRHDP -0.4]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「国民投票を実施することに関して、パパンドレウ・ギリシャ首相に反対している」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・3日の欧州債券市場で、イタリアとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大の水準まで拡大したという。また、イタリアの10年物国債利回りは一時6.399%とユーロ導入以来の最高水準まで上昇した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・3日の欧州債券市場で、フランスとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大の水準まで拡大したという。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・3日の欧州債券市場ではギリシャ2年物国債利回りが上昇。一時100%まで上昇しユーロ導入来最高水準を付けた。
チャールズ・ビーン[NP-6.0 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「量的緩和なしでは、英国のCPIは中期的に2%の目標に達しない可能性」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・ギリシャ政党当局者の話として「パパンドレウ・ギリシャ首相が国民投票を撤回する可能性がある」と報じた。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・関係者の話として報じたところによると、「パパンドレウ・ギリシャ首相は辞任していない。辞任する予定もない」模様。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャの国民投票は協議において腹立たしい要素」「ユーログループはEFSFのレバレッジの選択肢を明確にする」
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・英BBCが報じたところによると、ギリシャ与党幹部はパパデモス前欧州中央銀行(ECB)副総裁を首班とする連立政権を模索しているようだ。パパンドレウ・ギリシャ首相に辞任を迫り、ギリシャ国内で信任の厚いパパデモス氏に挙国一致内閣を委ねる構想を描いているとしている。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・欧州中央銀行(ECB)は3日に開いた定例理事会で、政策金利を1.25%に引き下げたことを決めたと発表した。市場の予想外の結果となった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・約30人のギリシャ与野党議員が統一政府を求める書簡に署名したという。また、書簡では国民投票の撤回や早期の総選挙実施も要求しているという。
マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ率は数カ月2%上回る状況」「インフレ率はそのあとに下がる方向」「インフレは中期的に物価安定に沿った水準にとどまる見通し」
マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済の下振れリスクが増大している」
マリオ・ドラギ[NP-5.8 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「成長見通しの著しい引き下げはあり得る」
マリオ・ドラギ[NP-6.0 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「短期的な低金利は経済を支援するだろう」
マリオ・ドラギ[NP-6.8 HDP -2.0 CHDP -0.2 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「10月26日の合意が迅速に実施されなければならない」「本日の利下げは全会一致」
マリオ・ドラギ[NP-6.0 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.4]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの利下げは弱い経済指標やインフレ圧力の低下が背景」
マリオ・ドラギ[NP-3.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの国債購入は一時的な措置」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ギリシャの状況は例外かつ独特」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
FOMC[NP-6.2 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP -0.4]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「経済見通しにかなりの下振れリスクがある」
2011年11月3日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・国際金融協会(IIF)のダラーラ専務理事は2日、「民間投資家が保有するギリシャ債50%減免の提案に力強い参加があると確信している」などの見解を示した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・ギリシャ議会は2日、パパンドレウ内閣の信任投票は4日夜中までに実施すると発表した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.0 CHDP +0.2 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・関係者の話として「欧州はギリシャ債保有者に民間部門関与を次第に強制する可能性がある」と報じた。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・米連邦準備理事会(FRB)は2日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
FOMC[NP-6.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP -0.2]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「異例の低金利を少なくとも2013年半ばまで維持する」
FOMC[NP-6.2 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP -0.4]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「経済見通しにかなりの下振れリスクがある」
FOMC[NP+2.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「今後数四半期の緩やかな経済成長を引き続き予想する」
FOMC[NP-6.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「エバンズ総裁は今回の決定に反対し、一段の金融緩和を支持した」
FOMC[NP-4.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.4]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「定期的に保有証券の規模の見直しを行い、適切にそれらを調整する用意がある」
FOMC[NP-5.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「FOMCは保有証券の元本償還資金を再投資する政策を維持」
FOMC[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「9月に発表された保有証券の平均償還期限を延長するプログラムを継続することを決定した」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-6.4 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は2日、2011年の実質GDP見通しを6月の2.7-2.9%から1.6-1.7%に下方修正した。12年は3.3-3.7%から2.5-2.9%に、13年は3.5-4.2%から3.0-3.5%に下方修正した。また、11年失業率予想は6月の8.6-8.9%から9.0-9.1%に、12年は7.8-8.2%から8.5-8.7%に引き上げた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・ギリシャ政府報道官の話として「ギリシャの国民投票はユーロ圏加盟についてではなく、救済措置について有権者に問うだろう」と伝えた。
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「一段と緩和的な金融状況にあると見る」
ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「欧州の進展を注視しつづける」「欧州債務危機は信頼感や成長を阻害する可能性」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏のメンバーが先週の合意から外れることは受け入れられないだろう」
ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「政策をより明確にするための方法を引き続き模索している」「インフレ率は不安定だったが平均2%で推移」「インフレ懸念に基づく批判は今のところ正当化されない」
ベン・バーナンキ[NP-6.8 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「低水準の政策金利は2013年半ば以降も続く可能性」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「MBS購入は実行可能な選択肢」「状況が適切ならば、MBS購入を実施する可能性」
ベン・バーナンキ[NP-6.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは積極的な措置を取ってきた」「我々には必要に応じてさらに実行する手段がある」「必要に応じて行動する用意が引き続きある」
ベン・バーナンキ[NP-3.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「ツイスト・オペの影響を評価するのは時期尚早」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「ユーロ危機に対応する決意が欧州のパートナー間で見られる」
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・ダウ・ジョーンズ通信はG20関係者の話として「ギリシャの全ての支援が国民投票まで凍結される」と報じた。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・G20関係者の話として「G20声明草案は為替レートの柔軟性強化への決意を強調する」と伝えた。
ニコラ・サルコジ[NP HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・サルコジ・フランス大統領は明日、ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事、メルケル・ドイツ首相、サパテロ・スペイン首相、ベルルスコーニ・イタリア首相と会合を開く。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した10月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比11万人増となった。市場予想平均の10万人程度増を上回ったことを受けて時間外の米株価指数先物や現物の米国株が上げ幅を広げると、リスク許容度の改善を意識した投資家から散発的な円売りが出た。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見を控えていたこともあり円の下値は限られた。
「欧州は自発的なギリシャ債のヘアカット(債務再編)に合意しない民間投資家に対して、ヘアカットを次第に強制する可能性がある」と報じられると、対ユーロ中心に円の買い戻しが入った。FOMC声明が量的緩和第3弾など追加金融緩和を示唆する内容とならず、米国株が一時上げ幅を縮めたため円買いがやや加速した。その後、バーナンキFRB議長は必要に応じて金融緩和を実施する姿勢を示したが円相場への影響は限定的だった。
一方、円はドルに対して小動き。欧州資源国通貨に対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円05銭前後でのもみ合いに終始した。FRBは2日、FOMCを開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「異例の低金利を少なくとも2013年半ばまで維持する」「9月に発表された保有証券の平均償還期限を延長するプログラムを継続することを決定した」などと伝わった。また、バーナンキFRB議長は「低水準の政策金利は2013年半ば以降も続く可能性」「MBS購入は実行可能な選択肢」「必要に応じて行動する用意が引き続きある」などと語ったが市場の反応は薄かった。ユーロ円は1ユーロ=107円89銭前後まで上げた後、107円台前半まで失速した。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「欧州連合(EU)と合意した救済策についてのギリシャ国民投票は12月4日に実施される見通し」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャへの支払いは国民投票次第」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・サルコジ・フランス大統領「EU、IMFにとって共通の姿勢で合意することが必須」「ギリシャの国民投票は12月4日、もしくは5日頃に実施」「ギリシャ国民投票がギリシャの将来を決める」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・メルケルドイツ首相「ギリシャの国民投票は状況を大きく変えた」「ギリシャは救済したい。ギリシャはユーロ圏にとどまって欲しい」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・メルケルドイツ首相「ギリシャの国民投票はギリシャがユーロ圏にとどまるかどうか」「ギリシャ国民投票は12月5日になる見込み」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・サルコジ・フランス大統領「ギリシャは救済策を承認しなければ一切の支援を受けることが出来ない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・メルケルドイツ首相「EUはギリシャの国民投票でどのような結果になっても準備」「パパンドレウ・ギリシャ首相は国民投票を決意」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャ国民投票は12月4日実施となる見込み」「投票はギリシャがユーロの一員であることを問う」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「IMFはギリシャ向けの第6弾融資をギリシャの国民投票完了後に考慮することになるだろう」「パパンドレウ・ギリシャ首相が出来るだけ早期に国民投票を実施すると表明したことを歓迎」
胡錦濤[NP HDP +1.9 CHDP +0.3 RHDP +1.9 CRHDP +0.3]
・胡錦濤・中国国家主席「欧州債務危機は欧州を中心に解決されるべき」「欧州連合(EU)による支援策が実行されることを望む」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・G20関係者の話として、G20声明草案では中国人民元に言及すると伝えた。また、G20は中国に対して人民元の弾力性拡大を促すかどうか協議しているという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。欧州連合(EU)のトップらによるギリシャ問題をめぐる緊急会合後に、ギリシャの国民投票が12月4日、もしくは5日に実施されることが明らかになったほか、サルコジ・フランス大統領は「ギリシャは救済策を承認しなければ一切の支援を受けることが出来ない」と発言したと伝わり、ギリシャのデフォルト懸念およびユーロ圏離脱懸念が高まった。時間外の米株価指数先物が軟調な展開となったこともあり、リスク回避姿勢を強めた投資家が幅広い通貨に対して円買いを進めた。胡錦濤・中国国家主席が「欧州債務危機は欧州を中心に解決されるべき」と発言したことも、欧州債務危機に対する中国側からの支援期待を後退させ、投資家心理の重しとなったようだ。
一方、ドルに対しては方向感に乏しい。対欧州通貨やオセアニア通貨でドル買いが進んだ影響から、売りに押される場面があった。もっとも、本日は東京市場が文化の日の祝日で休場となっているため動意が乏しく、総じて値幅も限られた。
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -3.9 CHDP -0.4 RHDP -3.9 CRHDP -0.4]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ギリシャのユーロ圏加盟の有無を国民投票次第とすることはできない」「第6弾融資を受けることは重要である」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・BNPパリバは3日、7-9月期決算を発表した。純利益は5.41億ユーロと市場予想平均の12.4億ユーロを下回った。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏における危機悪化を防ぐためにあらゆることを行う」「ユーロ圏のメンバーに残るかどうかはギリシャ次第」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「何が何でもギリシャはユーロ圏に残るべきと言うことはできない」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -3.9 CHDP -0.4 RHDP -3.9 CRHDP -0.4]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「国民投票を実施することに関して、パパンドレウ・ギリシャ首相に反対している」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・3日の欧州債券市場で、イタリアとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大の水準まで拡大したという。また、イタリアの10年物国債利回りは一時6.399%とユーロ導入以来の最高水準まで上昇した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・3日の欧州債券市場で、フランスとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大の水準まで拡大したという。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相は日本時間19時に閣議を開くという。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・3日の欧州債券市場ではギリシャ2年物国債利回りが上昇。一時100%まで上昇しユーロ導入来最高水準を付けた。
野田佳彦[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・野田佳彦首相「世界的な過剰債務は懸念材料である」「EUの措置が着実に実施されるように望む」
野田佳彦[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・野田佳彦首相「為替の安定は国家体系の健全性にとって重要」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に買いが入った。アジア時間の朝方にギリシャの国民投票が12月4日、もしくは5日に実施されることが明らかになったことや、サルコジ・フランス大統領が「ギリシャは救済策を承認しなければ一切の支援を受けることが出来ない」と述べたことが蒸し返される格好となり、再びリスク回避目的の円買いが対ユーロなどを中心に入った。
ただ、買い一巡後は時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮めたことで、戻り売りに押される展開に。日本時間今晩に欧州中央銀行(ECB)定例理事会やドラギECB総裁の初の記者会見を控えているほか、4日まで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の結果を見極めたいとの思惑から、一方的にリスク回避目的の円買いを進める動きとはならなかった。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.4 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -4.9 CRHDP -0.4]
・欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を購入している模様。
バラク・オバマ[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領(サルコジ仏大統領との記者会見で)「EUは債務危機に関していくつか重要な措置をとっている」「米国は危機と戦うEUのパートナーとなるだろう」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・サルコジ・フランス大統領(オバマ米大統領との記者会見で)「欧州にはオバマ米大統領のリーダーシップが必要」
スペイン政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・スペイン政府は3日、2014年償還債、2016年償還債の国債入札を実施した。14年償還債の平均落札利回りは4.27%、応札倍率は1.7倍となり、16年償還債の平均落札利回りは4.848%、応札倍率は1.6倍となった。なお、スペイン政府は入札によって44.9億ユーロを発行し、目標上限の45億ユーロ近くを調達したことも明らかにした。
マーヴィン・キング[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「欧州委員会が銀行に対して資本増強を求めていることにかなり困惑している」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -5.2 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)は再びイタリア国債を購入している模様。
チャールズ・ビーン[NP-6.0 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「量的緩和なしでは、英国のCPIは中期的に2%の目標に達しない可能性」
チャールズ・ビーン[NP-5.4 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「英国の経済成長は2011年下半期に鈍化しつつある」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・ギリシャ政党当局者の話として「パパンドレウ・ギリシャ首相が国民投票を撤回する可能性がある」と報じた。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・関係者の話として報じたところによると、「パパンドレウ・ギリシャ首相は辞任していない。辞任する予定もない」模様。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャの国民投票は協議において腹立たしい要素」「ユーログループはEFSFのレバレッジの選択肢を明確にする」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.0 CHDP +0.2 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・欧州連合(EU)は3日、ギリシャはユーロ圏にとどまるとの見通しを示した。
ドミートリー・メドヴェージェフ[NP HDP +4.0 CHDP 0.00 RHDP +4.0 CRHDP 0.00]
・メドヴェージェフ露大統領「欧州は債務危機を自信で解決できる能力がある」「ロシアはIMFを通じてユーロ圏を支援することに参加し続ける」
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -1.2 CHDP -0.7 RHDP -1.2 CRHDP -0.7]
・キャメロン英首相「IMFは欧州の救済基金に直接投資できない」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.0 CHDP -0.4 RHDP +1.0 CRHDP -0.4]
・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領とバローゾEU委員長のG20での会見はキャンセルされた模様。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・英BBCが報じたところによると、ギリシャ与党幹部はパパデモス前欧州中央銀行(ECB)副総裁を首班とする連立政権を模索しているようだ。パパンドレウ・ギリシャ首相に辞任を迫り、ギリシャ国内で信任の厚いパパデモス氏に挙国一致内閣を委ねる構想を描いているとしている。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・欧州中央銀行(ECB)は3日に開いた定例理事会で、政策金利を1.25%に引き下げたことを決めたと発表した。市場の予想外の結果となった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・約30人のギリシャ与野党議員が統一政府を求める書簡に署名したという。また、書簡では国民投票の撤回や早期の総選挙実施も要求しているという。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・関係者の話として報じたところによると、「パパンドレウ・ギリシャ首相は今晩の演説で首相続投を表明する」ようだ。
マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ率は数カ月2%上回る状況」「インフレ率はそのあとに下がる方向」「インフレは中期的に物価安定に沿った水準にとどまる見通し」
マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済の下振れリスクが増大している」
マリオ・ドラギ[NP-5.8 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「成長見通しの著しい引き下げはあり得る」
マリオ・ドラギ[NP-6.0 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「短期的な低金利は経済を支援するだろう」
マリオ・ドラギ[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏のインフレリスクはおおむね均衡したままだ」
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・関係者の話として報じたところによると、ギリシャのパプリアス大統領とパパンドレウ首相が会合する予定は今のところない模様。
マリオ・ドラギ[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「EUが銀行の9%の自己資本比率基準で合意したことをECBは歓迎」
マリオ・ドラギ[NP-6.8 HDP -2.0 CHDP -0.2 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「10月26日の合意が迅速に実施されなければならない」「本日の利下げは全会一致」
マリオ・ドラギ[NP-6.0 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.4]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの利下げは弱い経済指標やインフレ圧力の低下が背景」
マリオ・ドラギ[NP-3.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの国債購入は一時的な措置」
マリオ・ドラギ[NP-5.4 HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「欧州は穏やかなリセッションに向かいつつある」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは政府の最後の貸し手になることはできない」「ユーロ圏からのいかなる国の離脱も条約にない」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ギリシャの状況は例外かつ独特」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。パパンドレウ・ギリシャ首相が辞任するとの観測が浮上し、ギリシャの国民投票が実施されない可能性が意識されると欧州株相場が堅調に推移。投資家のリスク志向が改善するとの見方から円買い外貨買いが広がった。欧州中央銀行(ECB)が市場の予想に反して政策金利を引き下げたことを受け、欧州株相場が上げ幅を拡大すると、ユーロ以外の通貨に対して円売りが加速した。なお、英BBCは「ギリシャ与党幹部はパパデモス前ECB副総裁を首班とする連立政権を模索」「パパンドレウ・ギリシャ首相に辞任を迫り、ギリシャ国内で信任の厚いパパデモス氏に挙国一致内閣を委ねる構想を描いている」などと報じた。
ただ、そのあとは円を買い戻す動きが優勢に。ドラギECB総裁が理事会後の記者会見で「成長見通しの著しい引き下げはあり得る」「経済の下振れリスクが増大している」「欧州は穏やかなリセッションに向かいつつある」と述べ、欧州景気見通しに厳しい見方を示した。「パパンドレウ・ギリシャ首相が今晩の演説で首相続投を表明する」との一部報道も嫌気され、欧米株相場が急速に上げ幅を縮小すると円買い外貨売りが進んだ。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は21時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=107円90銭前後まで上げたものの、23時過ぎに一時106円60銭前後まで売り込まれるなど荒い値動きとなった。
・カナダドル円は一時1カナダドル=77円53銭前後の日通し高値を付けたものの、そのあとは76円台半ばまで押し戻されている。株価や原油相場につれた動きとなった。
・ユーロドルは頭が重かった。ギリシャ首相辞任観測などを背景に欧州株が堅調に推移したため一時1ユーロ=1.3835ドル前後まで上昇。市場では「中東勢からの買いが入った」「ECBによるイタリア国債購入観測を背景に買いが入った」との指摘もあり、前日の高値1.38294ドル前後を上抜けストップロスを誘発した。もっとも、ECBが予想に反して政策金利を引き下げ、ドラギECB総裁が欧州景気の先行きについて厳しい見方を示したと伝わると一転ユーロ売りが優勢に。パパンドレウ・ギリシャ首相が首相続投を表明するとの一部報道が伝わったこともユーロの重しとなり、1.36ドル台半ばまで下げた。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・関係者の話として「G20は世界的な流動性を促進するため、IMFのSDR(特別引出権)の新たな配分の可能性を協議している」などと報じた。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -5.2 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)は3日、カバードボンドの購入を11月中に開始し2012年10月末までに完了すると発表した。また、カバードボンドの購入は発行市場、流通市場で実施することを明らかにした。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・AP通信は3日、「ギリシャの国民投票は廃止の方向で進められている」と報じた。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「野党が対ギリシャ救済案を支持したことを歓迎」「サマラス党首と広いコンセンサスについて協議する」「ユーロを国民投票で問うようなことは決してない」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「現時点で総選挙は破たんの大きなリスクを引き起こすだろう」「ユーロ圏加盟継続は疑いの余地がない」「協力は国民投票の必要性がないことを意味する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した10月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比11万人増となった。市場予想平均の10万人程度増を上回ったことを受けて時間外の米株価指数先物や現物の米国株が上げ幅を広げると、リスク許容度の改善を意識した投資家から散発的な円売りが出た。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見を控えていたこともあり円の下値は限られた。
「欧州は自発的なギリシャ債のヘアカット(債務再編)に合意しない民間投資家に対して、ヘアカットを次第に強制する可能性がある」と報じられると、対ユーロ中心に円の買い戻しが入った。FOMC声明が量的緩和第3弾など追加金融緩和を示唆する内容とならず、米国株が一時上げ幅を縮めたため円買いがやや加速した。その後、バーナンキFRB議長は必要に応じて金融緩和を実施する姿勢を示したが円相場への影響は限定的だった。
一方、円はドルに対して小動き。欧州資源国通貨に対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円05銭前後でのもみ合いに終始した。FRBは2日、FOMCを開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「異例の低金利を少なくとも2013年半ばまで維持する」「9月に発表された保有証券の平均償還期限を延長するプログラムを継続することを決定した」などと伝わった。また、バーナンキFRB議長は「低水準の政策金利は2013年半ば以降も続く可能性」「MBS購入は実行可能な選択肢」「必要に応じて行動する用意が引き続きある」などと語ったが市場の反応は薄かった。ユーロ円は1ユーロ=107円89銭前後まで上げた後、107円台前半まで失速した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。欧州連合(EU)のトップらによるギリシャ問題をめぐる緊急会合後に、ギリシャの国民投票が12月4日、もしくは5日に実施されることが明らかになったほか、サルコジ・フランス大統領は「ギリシャは救済策を承認しなければ一切の支援を受けることが出来ない」と発言したと伝わり、ギリシャのデフォルト懸念およびユーロ圏離脱懸念が高まった。時間外の米株価指数先物が軟調な展開となったこともあり、リスク回避姿勢を強めた投資家が幅広い通貨に対して円買いを進めた。胡錦濤・中国国家主席が「欧州債務危機は欧州を中心に解決されるべき」と発言したことも、欧州債務危機に対する中国側からの支援期待を後退させ、投資家心理の重しとなったようだ。
一方、ドルに対しては方向感に乏しい。対欧州通貨やオセアニア通貨でドル買いが進んだ影響から、売りに押される場面があった。もっとも、本日は東京市場が文化の日の祝日で休場となっているため動意が乏しく、総じて値幅も限られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に買いが入った。アジア時間の朝方にギリシャの国民投票が12月4日、もしくは5日に実施されることが明らかになったことや、サルコジ・フランス大統領が「ギリシャは救済策を承認しなければ一切の支援を受けることが出来ない」と述べたことが蒸し返される格好となり、再びリスク回避目的の円買いが対ユーロなどを中心に入った。
ただ、買い一巡後は時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮めたことで、戻り売りに押される展開に。日本時間今晩に欧州中央銀行(ECB)定例理事会やドラギECB総裁の初の記者会見を控えているほか、4日まで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の結果を見極めたいとの思惑から、一方的にリスク回避目的の円買いを進める動きとはならなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。パパンドレウ・ギリシャ首相が辞任するとの観測が浮上し、ギリシャの国民投票が実施されない可能性が意識されると欧州株相場が堅調に推移。投資家のリスク志向が改善するとの見方から円買い外貨買いが広がった。欧州中央銀行(ECB)が市場の予想に反して政策金利を引き下げたことを受け、欧州株相場が上げ幅を拡大すると、ユーロ以外の通貨に対して円売りが加速した。なお、英BBCは「ギリシャ与党幹部はパパデモス前ECB副総裁を首班とする連立政権を模索」「パパンドレウ・ギリシャ首相に辞任を迫り、ギリシャ国内で信任の厚いパパデモス氏に挙国一致内閣を委ねる構想を描いている」などと報じた。
ただ、そのあとは円を買い戻す動きが優勢に。ドラギECB総裁が理事会後の記者会見で「成長見通しの著しい引き下げはあり得る」「経済の下振れリスクが増大している」「欧州は穏やかなリセッションに向かいつつある」と述べ、欧州景気見通しに厳しい見方を示した。「パパンドレウ・ギリシャ首相が今晩の演説で首相続投を表明する」との一部報道も嫌気され、欧米株相場が急速に上げ幅を縮小すると円買い外貨売りが進んだ。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は21時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=107円90銭前後まで上げたものの、23時過ぎに一時106円60銭前後まで売り込まれるなど荒い値動きとなった。
・カナダドル円は一時1カナダドル=77円53銭前後の日通し高値を付けたものの、そのあとは76円台半ばまで押し戻されている。株価や原油相場につれた動きとなった。
・ユーロドルは頭が重かった。ギリシャ首相辞任観測などを背景に欧州株が堅調に推移したため一時1ユーロ=1.3835ドル前後まで上昇。市場では「中東勢からの買いが入った」「ECBによるイタリア国債購入観測を背景に買いが入った」との指摘もあり、前日の高値1.38294ドル前後を上抜けストップロスを誘発した。もっとも、ECBが予想に反して政策金利を引き下げ、ドラギECB総裁が欧州景気の先行きについて厳しい見方を示したと伝わると一転ユーロ売りが優勢に。パパンドレウ・ギリシャ首相が首相続投を表明するとの一部報道が伝わったこともユーロの重しとなり、1.36ドル台半ばまで下げた。