2011年11月18日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は、11月下旬にイタリアの経済監視を実施するとIMFの報道官が発表した。監視にはEUは含まれない見込みとなっている。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は政治的な支持が見られるまで、次回のギリシャ支援は行わない見通しであると報じた。
マーティン・ウィール[NP-3.0 HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員(FTとのインタビューで)「2月以前の一段の量的緩和は困難だろう」「見通しに基づいて刺激策を拡大し、見通しが改善されない限り量的緩和を拡大する状況とみる」
マリオ・ドラギ[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏景気への下向きリスクは増大した」「先進国のほとんどの国で経済活動が弱まる見通し」
マリオ・ドラギ[NP-5.2 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済活動の鈍化が物価圧力を緩和する」「ECBの経済への貢献は完全に独立」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・市場では「欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金(IMF)に貸し出しを行う」との思惑が台頭しているようだ。一部メディアは「救済に十分な資金を供給するために、ECBがIMFに貸し出しを行うという案についての協議がまもなく始まる」と伝えている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
イェンス・バイトマン[NP-4.6 HDP +1.8 CHDP -0.5 RHDP +1.8 CRHDP -0.5]
・バイトマン独連銀総裁「債務危機は世界経済にとって下向きのリスク」「ECBが危機解決の責任を負ってはならない」
2011年11月18日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・国際金融協会(IIF)のダラーラ専務理事は17日、「ギリシャ国債のスワップが1月に実現する可能性がある」などの見解を示した。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は、11月下旬にイタリアの経済監視を実施するとIMFの報道官が発表した。監視にはEUは含まれない見込みとなっている。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は政治的な支持が見られるまで、次回のギリシャ支援は行わない見通しであると報じた。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・米財務省は17日、来週の米国債の入札予定を発表。21日に2年債350億ドル、22日に5年債350億ドル、23日に7年債290億ドル規模の入札を実施するとした。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は17日、ニューヨーク連銀を通じて2020年2月-2021年11月に償還を迎える米国債46億7500万ドルを購入したと発表した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・ユーロ圏当局者の話として、イタリアに対する欧州金融安定ファシリティ(EFSF)からの金融支援計画はないと伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・ユーロ圏当局者の話として、「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)のレバレッジ計画に対してアジアから前向きな感触がある」「ユーロ圏の信頼感を改善すればEFSFは4-5倍のレバレッジが可能」と伝えた。
サンドラ・ピアナルト[NP-5.6 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「現在の金融政策は成長減速を考慮すれば適切」「インフレ率は今後数年間に渡って2%程度になると予想」「失業率が約6%まで低下するには何年も要する公算」
ウィリアム・ダドリー[NP-5.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「FRBの景気浮揚策には債券の購入も含まれる」「高い失業率に強い不満」「追加的な措置の実施には利益とコストの両面を見る必要がある」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・米財務省によると、10年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.099%、応札倍率(カバー)が6.08倍となった。
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・モンティ・イタリア首相、サルコジ・フランス大統領、メルケル・ドイツ首相は17日、電話会談を行った。なお、会談の内容は欧州圏の金融経済状態と危機対策前倒しの必要性について。会談でサルコジ仏大統領とメルケル独首相はモンティ伊首相に対して全面的な支援を約束したと伝えられた。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は17日、ブラジルのソブリン格付けを「BBB」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」としたと伝えられた。
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・イタリアのモンティ新内閣は17日、伊議会上院で信任を獲得した。なお、下院では18日に投票が行われる。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・米下院は17日、暫定予算案を可決した。なお、上院でも同日中に可決される可能性があると伝えられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は対欧州通貨で一進一退。欧州債務懸念に対する思惑と欧米株価動向に振り回される展開となった。「欧州中央銀行(ECB)が連日続けているイタリア国債の買い入れを拡大した」との声が聞かれる中、イタリア10年物国債の利回りが財政運営に支障をきたすとされる7%を下回ったことを受けて、欧州の財政懸念が緩和するとの思惑から円買いユーロ買いが出た。米雇用、住宅関連指標がいずれも市場予想を上回る結果となり、時間外の米株価指数先物が一時プラス圏に浮上したことも投資家のリスク志向改善を意識した円買いユーロ買い材料に。また、市場では「ユーロ圏と国際通貨基金(IMF)がユーロ圏の大国の救済に十分な資金を供給するために、ECBがIMFに貸し出しを行うという案を検討していると伝わったこともユーロ買いを誘った」との指摘があった。
ただ、売り一巡後は一転して円買いが優勢に。2時30分過ぎから米国株式相場が急落すると、リスク回避目的の円買い圧力が急速に高まった。ユーロなど欧州通貨に対して堅調な展開となったほか、原油や金などの商品相場が大幅に下落したこともあって豪ドルなど資源国オセアニア通貨に対する上昇も目立っていた。
ウィリアム・ダドリー[NP-5.0 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「FRBは多くの金融政策を実行しており、さらに実行する可能性がある」「FRBは失業率やインフレのどの水準が政策の変更を引き起こす公算があるか言及する可能性」「FRBは一段の債券購入について引き続き評価し、コストと利益を検討しなければならない」
ウィリアム・ダドリー[NP-5.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「米国の見通しにとって最大のリスクは欧州」「欧州の問題は解決可能でありユーロは確実に生き残る」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・ケリー米上院議員は「財政赤字削減法案に深刻なハードルがある」との認識を示した。また、米議会の超党派グループが米国時間今晩に2時間会合を開くと伝わった。
マーティン・ウィール[NP-3.0 HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員(FTとのインタビューで)「2月以前の一段の量的緩和は困難だろう」「見通しに基づいて刺激策を拡大し、見通しが改善されない限り量的緩和を拡大する状況とみる」
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「イタリアやスペインの金利上昇を注意深く見ている」「ドイツを中心に資金スキームをしっかり作り、市場に安心感を持ってもらうことが重要」
安住淳[NP-5.0 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
・安住淳財務相(衆院財務金融委員会での答弁で)「楽観できる経済状況では決してない」
中国人民銀行関係[NP HDP +2.6 CHDP -0.1 RHDP +4.0 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーは18日、「中国は国際的な圧力からの課題に直面している」「貿易黒字は今後2年でゼロかマイナスとなる可能性」「不動産バブルを懸念する必要はない」「人民元は今後2年で下落圧力に直面する可能性」などと語った。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・英紙テレグラフは18日、「ドイツは欧州連合(EU)離脱に関する英国の国民投票を阻止するための秘密の策を計画している」と報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しかった。仲値に向けた円買いドル買いが先行したものの、仲値後はユーロ高ドル安につれた円買いドル売りが入ったため相場は方向感が出なかった。市場では「円独自の手掛かりを欠く中で小動きとなった」との指摘があった。一方、円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。ユーロドルの上昇をきっかけに円ユーロが下落すると、他の通貨に対しても円売りが波及した。
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・米地質研究所(USGS)は18日、ニュージーランド北島の東海岸でマグニチュード5.7の地震が発生したことを明らかにした。
ユルキ・カタイネン[NP HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
・カタイネン・フィンランド首相「欧州連合(EU)条約を厳格化する交渉に応じる用意がある」
ヨゼフ・マクチ[NP HDP -1.0 CHDP +3.0 RHDP -1.0 CRHDP +3.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「ECBは債務危機で必要なことをする」
マリオ・ドラギ[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏景気への下向きリスクは増大した」「先進国のほとんどの国で経済活動が弱まる見通し」
マリオ・ドラギ[NP-5.2 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済活動の鈍化が物価圧力を緩和する」「ECBの経済への貢献は完全に独立」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を購入している模様。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債に加えてスペイン国債も購入している模様。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。日本やアジア株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが入った。市場では「アジア系ソブリンネームからの円買いドル売りが断続的に入った」との指摘があった。対NZドルでは、NZでマグニチュード5.7の地震が発生したとの報道を手掛かりに円買いが入った。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・NHKが報じたところによると、東京証券取引所と大阪証券取引所の双方のトップが18日に会談し、来年秋から再来年1月をメドに経営統合することで基本合意したという。
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドは492bpに縮小したようだ。
イェンス・バイトマン[NP-4.6 HDP +1.8 CHDP -0.5 RHDP +1.8 CRHDP -0.5]
・バイトマン独連銀総裁「債務危機は世界経済にとって下向きのリスク」「ECBが危機解決の責任を負ってはならない」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・ロイター通信が報じたところによると、ドイツの銀行は52億ユーロ以上の資本が必要になる見通しだという。
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「インフレは十分な水準を上回っているが、今後数カ月で低下すると確信」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP-5.6 HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「財政規律や成長に焦点をあてた経済統治を求める」「ECBの行動はユーロ圏を守るために実施された」「非伝統的な方法が危機と戦うために必要とされる」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP -0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャの状況は劇的」「ギリシャのデフォルトは排除された」「国際投資家はイタリアの成長に焦点をあてている」
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・ギリシャ政府は18日、2012年の予算案を発表した。それによると、2011年のGDPは5.5%減、2012年のGDPは2.8%減となった。なお、2011年の債務は対GDP比で161.7%、12年は145.5%になるという。
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロの離脱に関する話はばかげている」「ECBはユーロのために必要とされることを実施している」
ヨゼフ・マクチ[NP HDP -1.0 CHDP +3.0 RHDP -1.0 CRHDP +3.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「いくつかの経済的なリスクが具現化している」「インフレ率は2012年の終わりまでにECBの目標水準まで戻ると予想している」
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事はECBの国債購入上限に関する報道についてコメントを控えたという。
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -4.2 CHDP -0.3 RHDP -4.2 CRHDP -0.3]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相は、18日から19日にかけてパパデモス・ギリシャ首相とともにトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)の代表と会談を行うと発表した。
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・イタリアのモンティ首相は来週、サルコジ仏大統領、メルケル独首相と会談するようだ。
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -4.2 CHDP -0.3 RHDP -4.2 CRHDP -0.3]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「債務スワップ交渉には独仏政府の代表者も参加する」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・市場では「欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金(IMF)に貸し出しを行う」との思惑が台頭しているようだ。一部メディアは「救済に十分な資金を供給するために、ECBがIMFに貸し出しを行うという案についての協議がまもなく始まる」と伝えている。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・メルケルドイツ首相「ドイツと英国は欧州連合(EU)条約改正に関して意見不一致」「英国との意見相違は12月9日までの解消に取り組む」
ウィリアム・ダドリー[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「来年にかけて失業率の低下は穏やかなものになるだろう」「2011年の後半に景気は穏やかに持ち直したが失業率を押し下げるには不十分」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ユーロ中心に売りが強まった。「欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備理事会(FRB)が欧州の銀行に対する流動性供給で協力する」との噂や、ECBによるイタリア、スペイン国債購入観測が市場に広がったことを背景に、ユーロに対して円売りが強まると、その他通貨にも円売りが広がった。「救済に十分な資金を供給するために、欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金(IMF)に融資を行う案についての協議がまもなく始まる」との報道が伝わると、欧財政問題の進展期待から円買いユーロ買いが加速。欧州の株価指数や時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げたことも手伝って円買い外貨買いが進んだ。損失覚悟の円売り注文も巻き込んだ。
一方、円はドルに対してはしっかり。対ユーロ中心にドル売りが進んだことにつれて円買いドル売りが入ったほか、ストップロスを巻き込み上げ幅が広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=76円58銭前後と10月31日以来の安値を付けた。76円80銭前後、76円70銭前後、76円60銭前後に観測されていたストップロスを巻き込んで下げ足を速めた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=104円28銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。21時30分過ぎに1ユーロ=1.36144ドル前後まで上昇。ECBのイタリア、スペイン国債の購入観測や、ECBがIMFに救済資金を供給する目的で融資を行う案の協議がまもまく始まるとの報道を受けた。今週、イタリア、スペインの国債利回り上昇を背景にユーロ売りドル買いを進めた向きが反対売買を迫られて上昇に弾みが付いた格好だ。
ただ、目先の買い戻しが一巡すると急速に上値を切り下げ1.36ドル台を割り込んでいる。上値では「中東勢からの売りが観測された」との指摘もあった。
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・イタリアのモンティ新内閣は18日、伊議会下院で信任を獲得した。なお、上院では17日に信任されている。
スイス政府関係[NP-5.6 HDP -4.6 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スイス政府は18日、「政府はスイスフラン高を注視しつづける」「経済を押し上げるために更なる対策を講じる可能性がある」などの見解を示したと報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は対欧州通貨で一進一退。欧州債務懸念に対する思惑と欧米株価動向に振り回される展開となった。「欧州中央銀行(ECB)が連日続けているイタリア国債の買い入れを拡大した」との声が聞かれる中、イタリア10年物国債の利回りが財政運営に支障をきたすとされる7%を下回ったことを受けて、欧州の財政懸念が緩和するとの思惑から円買いユーロ買いが出た。米雇用、住宅関連指標がいずれも市場予想を上回る結果となり、時間外の米株価指数先物が一時プラス圏に浮上したことも投資家のリスク志向改善を意識した円買いユーロ買い材料に。また、市場では「ユーロ圏と国際通貨基金(IMF)がユーロ圏の大国の救済に十分な資金を供給するために、ECBがIMFに貸し出しを行うという案を検討していると伝わったこともユーロ買いを誘った」との指摘があった。
ただ、売り一巡後は一転して円買いが優勢に。2時30分過ぎから米国株式相場が急落すると、リスク回避目的の円買い圧力が急速に高まった。ユーロなど欧州通貨に対して堅調な展開となったほか、原油や金などの商品相場が大幅に下落したこともあって豪ドルなど資源国オセアニア通貨に対する上昇も目立っていた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しかった。仲値に向けた円買いドル買いが先行したものの、仲値後はユーロ高ドル安につれた円買いドル売りが入ったため相場は方向感が出なかった。市場では「円独自の手掛かりを欠く中で小動きとなった」との指摘があった。一方、円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。ユーロドルの上昇をきっかけに円ユーロが下落すると、他の通貨に対しても円売りが波及した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。日本やアジア株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが入った。市場では「アジア系ソブリンネームからの円買いドル売りが断続的に入った」との指摘があった。対NZドルでは、NZでマグニチュード5.7の地震が発生したとの報道を手掛かりに円買いが入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ユーロ中心に売りが強まった。「欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備理事会(FRB)が欧州の銀行に対する流動性供給で協力する」との噂や、ECBによるイタリア、スペイン国債購入観測が市場に広がったことを背景に、ユーロに対して円売りが強まると、その他通貨にも円売りが広がった。「救済に十分な資金を供給するために、欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金(IMF)に融資を行う案についての協議がまもなく始まる」との報道が伝わると、欧財政問題の進展期待から円買いユーロ買いが加速。欧州の株価指数や時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げたことも手伝って円買い外貨買いが進んだ。損失覚悟の円売り注文も巻き込んだ。
一方、円はドルに対してはしっかり。対ユーロ中心にドル売りが進んだことにつれて円買いドル売りが入ったほか、ストップロスを巻き込み上げ幅が広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=76円58銭前後と10月31日以来の安値を付けた。76円80銭前後、76円70銭前後、76円60銭前後に観測されていたストップロスを巻き込んで下げ足を速めた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=104円28銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。21時30分過ぎに1ユーロ=1.36144ドル前後まで上昇。ECBのイタリア、スペイン国債の購入観測や、ECBがIMFに救済資金を供給する目的で融資を行う案の協議がまもまく始まるとの報道を受けた。今週、イタリア、スペインの国債利回り上昇を背景にユーロ売りドル買いを進めた向きが反対売買を迫られて上昇に弾みが付いた格好だ。
ただ、目先の買い戻しが一巡すると急速に上値を切り下げ1.36ドル台を割り込んでいる。上値では「中東勢からの売りが観測された」との指摘もあった。