2011年11月19日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。序盤に「救済に十分な資金を供給するために、欧州中央銀行(ECB)国際通貨基金(IMF)に貸し出しを行うという案についての協議がまもなく始まる」と伝わると、欧州の債務危機対応が前進するとの期待から円買いユーロ買いが先行。この報道を手掛かりに欧州株式相場や時間外の米株価指数先物が上昇したため、投資家のリスク志向が改善するとの思惑で他の通貨に対しても円売りの動きが波及した。
 ただ、売り一巡後は下げ幅を縮小。ECBがIMFに融資を行う案を協議との報道に関しては、17日のニューヨーク時間にも同様の報道が伝わっていたこともあって、継続的に円売りを進める材料にはならなかった。その後は現物の米国株がマイナス圏に沈んだことで円の買い戻しが進むも、米株が売り一巡後に持ち直すと戻り売りに押されるなど、米株の動向に振り回されながら一進一退の動きを続けた。
 一方、ドルに対しては軟調。序盤こそ買いが入る場面も見られたが、対ユーロなどでドルの買い戻しが入るとつれて円買いドル買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。1ドル=76円台後半に観測されていたストップを巻き込んで、22時前に一時76円58銭前後と政府日銀が大規模介入を実施した10月31日以来の安値を更新する場面があったが、売り一巡後は徐々に下値を切り上げる展開に。ユーロなどに対してドルの買い戻しが進んだ流れに沿って、2時過ぎには77円01銭前後まで値を上げた。市場では「本邦勢からの買いが下値を支えた」との指摘もあった。
・ユーロ円は上値が重い。ECBがIMFに融資を行う案を協議との報道を手掛かりに、21時30分過ぎには1ユーロ=104円28銭前後と日通し高値を付ける場面も見られた。もっとも、その後は戻り売りに押されたほか、ユーロドルが伸び悩んだことなどが重しとなり、104円ちょうど前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルは一進一退。1ユーロ=1.35ドル台後半から1.3600ドル前後にかけて断続的に並んでいたストップをこなすと、21時30分過ぎには本日高値の1.3615ドル前後まで値を上げた。ただ、1.36ドル台では戻り売り圧力が強く、買い一巡後は1.3490ドル台まで押し戻される展開に。市場では「上値で中東勢からの売りが観測された」との指摘も聞かれた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジョン・ウィリアムズ[NP-5.0 HDP -2.8 CHDP -0.2 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「インフレ期待は低い水準にとどまっている」「金融政策のみで完全雇用を実現するには長い時間がかかる」

2011年11月19日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は18日、ニューヨーク連銀を通じて2041年5月-2036年2月に償還を迎える米国債25億4100万ドルを購入したと発表した。

ジョン・ウィリアムズ[NP-5.0 HDP -2.8 CHDP -0.2 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
ジョン・ウィリアムズ・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「インフレ期待は低い水準にとどまっている」「金融政策のみで完全雇用を実現するには長い時間がかかる」

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP +0.0]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米インフレ率は2%に向けたトレンドに回帰しているように見える」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。序盤に「救済に十分な資金を供給するために、欧州中央銀行(ECB)国際通貨基金(IMF)に貸し出しを行うという案についての協議がまもなく始まる」と伝わると、欧州の債務危機対応が前進するとの期待から円買いユーロ買いが先行。この報道を手掛かりに欧州株式相場や時間外の米株価指数先物が上昇したため、投資家のリスク志向が改善するとの思惑で他の通貨に対しても円売りの動きが波及した。
 ただ、売り一巡後は下げ幅を縮小。ECBがIMFに融資を行う案を協議との報道に関しては、17日のニューヨーク時間にも同様の報道が伝わっていたこともあって、継続的に円売りを進める材料にはならなかった。その後は現物の米国株がマイナス圏に沈んだことで円の買い戻しが進むも、米株が売り一巡後に持ち直すと戻り売りに押されるなど、米株の動向に振り回されながら一進一退の動きを続けた。
 一方、ドルに対しては軟調。序盤こそ買いが入る場面も見られたが、対ユーロなどでドルの買い戻しが入るとつれて円買いドル買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。1ドル=76円台後半に観測されていたストップを巻き込んで、22時前に一時76円58銭前後と政府日銀が大規模介入を実施した10月31日以来の安値を更新する場面があったが、売り一巡後は徐々に下値を切り上げる展開に。ユーロなどに対してドルの買い戻しが進んだ流れに沿って、2時過ぎには77円01銭前後まで値を上げた。市場では「本邦勢からの買いが下値を支えた」との指摘もあった。
・ユーロ円は上値が重い。ECBがIMFに融資を行う案を協議との報道を手掛かりに、21時30分過ぎには1ユーロ=104円28銭前後と日通し高値を付ける場面も見られた。もっとも、その後は戻り売りに押されたほか、ユーロドルが伸び悩んだことなどが重しとなり、104円ちょうど前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルは一進一退。1ユーロ=1.35ドル台後半から1.3600ドル前後にかけて断続的に並んでいたストップをこなすと、21時30分過ぎには本日高値の1.3615ドル前後まで値を上げた。ただ、1.36ドル台では戻り売り圧力が強く、買い一巡後は1.3490ドル台まで押し戻される展開に。市場では「上値で中東勢からの売りが観測された」との指摘も聞かれた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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