2012年2月2日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。中国やドイツ、ユーロ圏、英国の1月製造業購買担当者景気指数(PMI)(ドイツとユーロ圏は改定値)がいずれも予想を上回ったほか、「ギリシャの債務減免交渉がまもなく合意に達する」との噂を背景に、欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク許容度が改善するなか、ニューヨーク勢から主要通貨に対してまとまったドル売りが持ち込まれ、同時に円売りが膨らんだ。ダウ平均が150ドルを超す上昇となり、その後も高値圏を維持したため、対資源国通貨中心に円の軟調地合いが継続したほか、アジアの取引時間帯に円買いを進めた参加者が反対売買を迫られる形で下げ幅が広がった。
 その後、ギリシャ財務省関係筋の話として「ギリシャ債務交換交渉の合意まであと数時間」と報じられたが、国際金融協会(IIF)の見解として「ギリシャ債務に関して建設的な協議が続いている」「さまざまな要素の包括案が数日中に実現することを望む」と伝わると失望感が広がり、対ユーロ中心に持ち高調整の円買いが入った。ダウ平均が引けにかけてやや上げ幅を縮めたことも円の下値を支えた。
 なお、1月のADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比17万人増と市場予想平均の18万2000人程度増を下回ったほか、1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数は54.1と市場予想平均の54.5を下回ったが、市場の反応は限定的だった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。ユーロや豪ドルなどに対するドル売りにつれて円はやや強含む場面もあったが、市場では「1ドル=76円前半にはまとまった規模の円売りドル買い注文が観測されている」との指摘があり積極的に上値を追う展開にはならなかった。市場関係者からは「明日発表の1月米雇用統計をにらみ、動くに動けない状況だ」との声が聞かれた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。材料不足のなか、市場では「目立ったフローもなくインターバンク勢のポジション調整中心の動きに終始した」との声が聞かれた。なお、山口廣秀日銀副総裁は「ただちに円高で何か政策対応が必要とは思っていない」「(円高について)もう少し様子を見る必要がある」などと述べたと伝わったが、相場の反応は薄かった。
 欧州勢が加わる時間帯に入ると、ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが強まり円全体を押し上げた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はドル以外に対しては強含み。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「ギリシャの民間部門関与(PSI)交渉は極めて困難」と発言したと伝わると、ギリシャの債務減免交渉の先行きに対する警戒感が高まり、対ユーロ中心にリスク回避目的で円買いが入った。
 一方、円は対ドルで神経質な展開。対ユーロ中心に一時ドル売り圧力が高まった場面では円買いドル売りが進んだが、76円ちょうど前後のオプションのバリアに絡んだ円売りドル買いが上値を抑えた。
 なお、温家宝中国首相が2日、「中国は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)や欧州安定メカニズム(ESM)へのより大きな関与を検討している」「中国はユーロを安定する欧州の努力を支持」などと述べたことを受けて対ユーロ中心に円売りが出る場面があったものの一時的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに1ドル=76円07銭前後まで下落。
・ユーロ円は22時に1ユーロ=99円63銭前後まで売られた。ユンケル・ルクセンブルク首相の発言を受けた。
・ユーロドルは軟調。スペインとフランスの国債入札を無事に通過したことや、温家宝中国首相の発言などを背景に買いが入る局面も見られたが、ユンケル・ルクセンブルク議長の発言が伝わると売りが優勢となった。21時30分過ぎに1ユーロ=1.30862ドル前後まで下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

チャールズ・プロッサー[NP+2.0 HDP +2.6 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「異例の低金利を2014年まで継続するFOMCの声明が経済状況の悪化を示唆したことを懸念」

山口廣秀[NP+1.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
・山口廣秀日銀副総裁「長期金利の低位安定はやや不可思議」「何らかのきっかけで財政の信認が一気に崩れる可能性もある」

山口廣秀[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
・山口廣秀日銀副総裁「ドル調達金利が低下し市場の緊張はいくぶん和らいでいる」「ECBなどによる大量資金供給はとりあえずの止血に過ぎない」

アンゲラ・メルケル[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・メルケルドイツ首相「欧州における格下げの影響は大きすぎる」「ECBが単に可能な限り大量の資金を供給することはできない」

山口廣秀[NP+2.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・山口廣秀日銀副総裁「ただちに円高で何か政策対応が必要とは思っていない」「為替市場は非常に振れやすい」「(円高について)もう少し様子を見る必要がある」

日本政府関係[NP-5.6 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・前原誠司・民主党政調会長は2日、円高対策プロジェクトチームを設置したと伝えた。また、前原誠司・民主党政調会長は「欧州の状況を見れば、更なる円高が進む可能性は十分ある」「対応策には政府・日銀のより密接な連携も含まれる」との見解を示した。

ジャン=クロード・ユンケル[NP-5.8 HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャのPSI交渉は極めて困難」

アダム・ポーゼン[NP-5.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「BOEは金融政策の一環として英国債以外の資産購入を検討する必要」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

山口廣秀[NP+1.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
・山口廣秀日銀副総裁「長期金利の低位安定はやや不可思議」「何らかのきっかけで財政の信認が一気に崩れる可能性もある」

2012年2月2日のFX要人発言・ニュース

チャールズ・プロッサー[NP+2.0 HDP +2.6 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「異例の低金利を2014年まで継続するFOMCの声明が経済状況の悪化を示唆したことを懸念」

イェンス・バイトマン[NP+3.0 HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「しっかりとした予算に対するインセンティブを維持することが重要」「危機を悪化させることは、ドイツのGDPに対するリスクを増大させる」「中央による財政のコントロールなしにユーロ共同債はありえない」「2012年の経済は、比較的緩やかな成長を示しそうだ」「ドイツの労働市場は極めて良い状況」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は1日、ニューヨーク連銀を通じて2022年8月-30年5月に償還を迎える米国債17億4200万ドルを購入したと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・一部メディアがギリシャ財務省関係筋の話として報じたところによると、ギリシャ債務交換交渉の合意まであと数時間であるという。

国際金融協会(IIF)関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
国際金融協会(IIF)関係・国際金融協会(IIF)の見解として「ギリシャ債務に関して建設的な協議が続いている」「さまざまな要素の包括案が数日中に実現することを望む」と報じた。

マリオ・モンティ[NP     HDP -3.2 CHDP -1.3 RHDP -3.2 CRHDP -1.3]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「イタリアの国債利回りは一段と低下する必要があり低下するだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。中国やドイツ、ユーロ圏、英国の1月製造業購買担当者景気指数(PMI)(ドイツとユーロ圏は改定値)がいずれも予想を上回ったほか、「ギリシャの債務減免交渉がまもなく合意に達する」との噂を背景に、欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク許容度が改善するなか、ニューヨーク勢から主要通貨に対してまとまったドル売りが持ち込まれ、同時に円売りが膨らんだ。ダウ平均が150ドルを超す上昇となり、その後も高値圏を維持したため、対資源国通貨中心に円の軟調地合いが継続したほか、アジアの取引時間帯に円買いを進めた参加者が反対売買を迫られる形で下げ幅が広がった。
 その後、ギリシャ財務省関係筋の話として「ギリシャ債務交換交渉の合意まであと数時間」と報じられたが、国際金融協会(IIF)の見解として「ギリシャ債務に関して建設的な協議が続いている」「さまざまな要素の包括案が数日中に実現することを望む」と伝わると失望感が広がり、対ユーロ中心に持ち高調整の円買いが入った。ダウ平均が引けにかけてやや上げ幅を縮めたことも円の下値を支えた。
 なお、1月のADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比17万人増と市場予想平均の18万2000人程度増を下回ったほか、1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数は54.1と市場予想平均の54.5を下回ったが、市場の反応は限定的だった。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・東京証券取引所は一部銘柄に株価が表示できないシステム障害が起きており、売買が停止する可能性があるとの見解を示した。

安住淳[NP-4.6 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
安住淳・安住淳財務相「(円高について)市場を冷静に注視し、必要なら断固たる措置をとる」「投機的な動きは看過できない」

白川方明[NP-2.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁(衆院予算委員会で)「(円高について)相対的に安全な資産に選好が生じた」「世界全体の金融市場に対する安定性と密接に関連している」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
安住淳・安住淳財務相「(円高について)米FOMC受けた米金利低下見通しで短期的で思惑的な動きが強まった」

安住淳[NP-4.4 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「日銀には適時果断な対応をお願いしたいと申しあげている」

日本政府関係[NP-4.6 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
日本政府関係・古川元久国家戦略・経済財政担当相「実質金利を下げる努力を日銀にはしてもらいたい」「デフレ脱却のため日銀にはあらゆる政策をとってもらいたい」

白川方明[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁(衆院予算委員会で)「日銀も米連邦準備理事会(FRB)も同じような目標で金融政策を実施している」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「日銀の独立性を尊重しながら、それにあわせた緩和策を随時やっていただきたい」

山口廣秀[NP+1.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
山口廣秀・山口廣秀日銀副総裁「長期金利の低位安定はやや不可思議」「何らかのきっかけで財政の信認が一気に崩れる可能性もある」

山口廣秀[NP-4.6 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
山口廣秀・山口廣秀日銀副総裁「FRBのインフレ目標導入は日銀と同様に物価安定を数字として明確にしたもの」「海外経済の減速や円高など不確実性が大きく適切に政策対応する」

山口廣秀[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
山口廣秀・山口廣秀日銀副総裁「ドル調達金利が低下し市場の緊張はいくぶん和らいでいる」「ECBなどによる大量資金供給はとりあえずの止血に過ぎない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「中国との戦略的パートナーシップの強化を望む」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州危機はユーロではなく国債にかかわるもの」「欧州はユーロの安定性を共同で守る必要がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。ユーロや豪ドルなどに対するドル売りにつれて円はやや強含む場面もあったが、市場では「1ドル=76円前半にはまとまった規模の円売りドル買い注文が観測されている」との指摘があり積極的に上値を追う展開にはならなかった。市場関係者からは「明日発表の1月米雇用統計をにらみ、動くに動けない状況だ」との声が聞かれた。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「今日の債務を単に繰り延べることはできない」「欧州の債務増加は投資信頼感の低下を意味する」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州の拘束力ある赤字上限をあらためて求める」「欧州圏の一部の国は財政規律を欠いている」

アンゲラ・メルケル[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州における格下げの影響は大きすぎる」「ECBが単に可能な限り大量の資金を供給することはできない」

山口廣秀[NP+2.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
山口廣秀・山口廣秀日銀副総裁「ただちに円高で何か政策対応が必要とは思っていない」「為替市場は非常に振れやすい」「(円高について)もう少し様子を見る必要がある」

アダム・ポーゼン[NP-4.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員(BBCラジオとのインタビューで)「英国のインフレは引き続き緩和している」「ECB資金供給は十分に機能している」「BOEが量的緩和を実施しなかったら景気は悪い状況になっていただろう」

ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-4.6 HDP -0.2 CHDP -0.3 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係・トンビニ・ブラジル中銀総裁「2011年のブラジルの成長率は3%」「ブラジルには一段の金融緩和の余地がある」「CPI上昇率を4.5%付近に維持する」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・独地元紙は2日、「欧州当局者はギリシャ債務減免に各中央銀行や欧州中央銀行(ECB)にも関与することを求めている」と伝えた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ政府報道官の話として、「トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)調査団との協議はほぼ終了したが、依然としていくつかの課題は残っている」と伝えた。

南アフリカ政府関係[NP     HDP -0.3 CHDP -0.3 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
南アフリカ政府関係・南ア地元紙が報じたところによると、「国内鉱山の国有化案を検討していた与党ANCの調査団は、調査報告書で国有化の必要性を否定した」ようだ。鉱山国有化によって南アへの投資が減少するとの懸念が高まっていたが、この調査報告を受けてランド相場や南ア株式の買い圧力が高まる可能性がある。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。材料不足のなか、市場では「目立ったフローもなくインターバンク勢のポジション調整中心の動きに終始した」との声が聞かれた。なお、山口廣秀日銀副総裁は「ただちに円高で何か政策対応が必要とは思っていない」「(円高について)もう少し様子を見る必要がある」などと述べたと伝わったが、相場の反応は薄かった。
 欧州勢が加わる時間帯に入ると、ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが強まり円全体を押し上げた。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、「ユーロ圏のリセッション(景気後退)は2012年後半に終了する見通し」とのリポートを出した。

日本政府関係[NP-5.6 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
日本政府関係・前原誠司・民主党政調会長は2日、円高対策プロジェクトチームを設置したと伝えた。また、前原誠司・民主党政調会長は「欧州の状況を見れば、更なる円高が進む可能性は十分ある」「対応策には政府・日銀のより密接な連携も含まれる」との見解を示した。

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペイン政府は2日、2015年償還債、2016年償還債、2017年償還債の国債入札を実施した。15年償還債の応札倍率は1.6倍となり前回の1.8倍を下回った。16年償還債の応札倍率3.6倍と前回の3.2倍を上回ったほか、17年償還債の応札倍率は2.7倍と前回の2.7倍と同じだった。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の45億ユーロに対して45億6000万ユーロを調達したことを明らかにした。

フランス政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP -0.5 RHDP +0.0 CRHDP -0.5]
フランス政府関係・フランス政府は2日、2018年・2020年・2022年に償還を迎える国債入札を実施した。2018年償還債の平均利回りは2.44%で応札倍率は4.338倍、2020年は2.91%で3.989倍、2022年は3.13%で1.708倍となった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ルーマニア中銀は2日、政策金利を0.25%引き下げて5.50%にすることを決めたと発表した。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・ドイツ銀行のアッカーマン最高経営責任者(CEO)は2日、「ギリシャ債務スワップ交渉は続いている」「ギリシャの民間部門関与(PSI)に関する交渉については懸け離れていない」などと述べた。

OECD(経済協力開発機構)[NP-6.0 HDP -1.4 CHDP -0.3 RHDP -1.4 CRHDP -0.3]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「欧州中央銀行(ECB)はさらに債券を購入するべき」

温家宝[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
温家宝・温家宝中国首相「欧州債務危機の解決が非常に重要」「中国はEFSFやESMへのより大きな関与を検討している」「中国はユーロを安定する欧州の努力を支持」

温家宝[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
温家宝・温家宝中国首相「中国はEFSFやESMに参加する方法を依然として調査中」「中国は全ての保護主義に反対する」「中国は核兵器を開発中のいかなる中東諸国も支持しない」「制裁はイランの核問題を解決しない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相(北京で語る)「欧州がまずユーロ圏危機に取り組まなければならず、その後安定的なユーロのために取り組む用意があると中国は言及した」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)はギリシャの第2次支援を協議するため、ユーロ圏財務相会合を6日に予定しているという。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャの債務スワップ交渉は数日中にまとまるだろう」

ジャン=クロード・ユンケル[NP-5.8 HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャのPSI交渉は極めて困難」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・米チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社が2日発表した1月の米企業の人員削減数は前年比38.9%増だった。前回の12.6%増を上回る増加だった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日の欧州外国為替市場で円はドル以外に対しては強含み。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「ギリシャの民間部門関与(PSI)交渉は極めて困難」と発言したと伝わると、ギリシャの債務減免交渉の先行きに対する警戒感が高まり、対ユーロ中心にリスク回避目的で円買いが入った。
 一方、円は対ドルで神経質な展開。対ユーロ中心に一時ドル売り圧力が高まった場面では円買いドル売りが進んだが、76円ちょうど前後のオプションのバリアに絡んだ円売りドル買いが上値を抑えた。
 なお、温家宝中国首相が2日、「中国は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)や欧州安定メカニズム(ESM)へのより大きな関与を検討している」「中国はユーロを安定する欧州の努力を支持」などと述べたことを受けて対ユーロ中心に円売りが出る場面があったものの一時的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに1ドル=76円07銭前後まで下落。
・ユーロ円は22時に1ユーロ=99円63銭前後まで売られた。ユンケル・ルクセンブルク首相の発言を受けた。
・ユーロドルは軟調。スペインとフランスの国債入札を無事に通過したことや、温家宝中国首相の発言などを背景に買いが入る局面も見られたが、ユンケル・ルクセンブルク議長の発言が伝わると売りが優勢となった。21時30分過ぎに1ユーロ=1.30862ドル前後まで下げた。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャに関する協議は結論に非常に近づいている」「世界的なレベルでの金融取引税を望む」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・米地質調査所は2日、南太平洋のバヌアツ沖でマグニチュード6.9の地震が発生したと発表した。

アダム・ポーゼン[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「政府には企業融資の改善に関する進展があまりない」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.6 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -6.1 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はポルトガル国債を購入している模様。

アダム・ポーゼン[NP-5.6 HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「信用不足は供給の問題であり需要でない」

アダム・ポーゼン[NP-5.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「BOEは金融政策の一環として英国債以外の資産購入を検討する必要」

オッリ・レーン[NP-4.0 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「EUは穏やかなリセッションを経つつある」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ポルトガルは財政改革に関してよく進展している」「EU首脳は3月に救済基金の規模を再考する」「今週末までのギリシャPSI交渉の合意を予想」

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