2012年2月18日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。ギリシャ債務問題に対する進展期待から欧米株式相場が底堅く推移し、リスク志向を高めた投資家からの円売り外貨買いが入った。また、米長期金利の上昇を受けて、対ドルで日米金利差拡大を意識した円売りが進んだことが円相場全体を押し下げた面もある。もっとも、米国の3連休や20日のユーロ圏財務相会合を控えて持ち高調整目的の円買いも持ち込まれたことから総じて下げ幅も限られた。
 個別ではユーロに対して円は弱含み。メルケル・ドイツ首相モンティ・イタリア首相パパデモス・ギリシャ首相が電話会談を行って「ギリシャ向け支援は20日のユーロ圏財務相会合で承認される」との期待を表明し、欧州債務不安が緩和したことが材料視された。一方で、豪ドルは対ユーロで売りが進んだ影響から対円でもさえない動きとなった。
 なお、一部通信社は「欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ国債の債務交換を実施した」と報じたほか、関係者の話として「ギリシャ政府は集団行動条項(CAC)に関する法案を準備している」と伝わったが、反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。米長期金利の上昇を背景に1ドル=79円台前半に観測されていた売り注文をこなした。目先の上値目処と見られていた昨年10月31日高値の79円55銭前後を上抜けて、6時過ぎには79円62銭前後と昨年8月4日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は23時30分過ぎに1ユーロ=104円66銭前後と昨年12月5日以来の高値を更新。その後も米国株が強含んだことから底堅く推移した。
・ユーロドルは伸び悩み。ギリシャ債務問題の収束期待から1ユーロ=1.3198ドル前後まで値を上げたが、節目の1.3200ドル前後をバックにした売りに押されて上げ幅を縮めた。市場では「下値で買いを入れていたアジア系ソブリンネームが利益確定目的の売りを持ち込んでいた」との指摘があったほか、米ウォールストリート・ジャーナル紙が「国際通貨基金(IMF)はギリシャ向け第2次支援における融資額を引き下げる可能性がある」と報じたことも重しとなった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.3]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じたところによると、国際通貨基金(IMF)はギリシャ向け第2次支援における融資額を引き下げる可能性があるようだ。

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP     HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -6.3 CRHDP -0.1]
・スイス国立銀行(SNB)は17日、ヒルデブランド前総裁の後任候補者を4月に指名すると発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・関係者の話として報じたところによると、ギリシャ政府は集団行動条項(CAC)に関する法案を準備しているようだ。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

アダム・ポーゼン[NP+2.0 HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国の企業投資は改善する見通し」

2012年2月18日のFX要人発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じたところによると、国際通貨基金(IMF)はギリシャ向け第2次支援における融資額を引き下げる可能性があるようだ。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは17日、アイスランドの格付けを「BB+」から「BBB-」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は17日、ニューヨーク連銀を通じて2018年5月-20年2月に償還を迎える米国債49億6000万ドルを購入したと発表した。

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP     HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -6.3 CRHDP -0.1]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・スイス国立銀行(SNB)は17日、ヒルデブランド前総裁の後任候補者を4月に指名すると発表した。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
米政府関係・米下院は17日、給与減税延長法案を可決して上院に送付したと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
米政府関係・米上院は17日、給与減税延長法案を可決してオバマ米大統領に送付したと伝えられた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・関係者の話として報じたところによると、ギリシャ政府は集団行動条項(CAC)に関する法案を準備しているようだ。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.3 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「モンティ伊首相は債務危機解決の例を示した」「ギリシャの対GDP比での債務目標は2020年時点で123%になる可能性」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.3 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロは引き続き安定した通貨となるだろう」

アダム・ポーゼン[NP     HDP -2.9 CHDP -0.1 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「経済情勢は『よくはない』」「金融政策によって経済情勢が惨事になることはない」

アダム・ポーゼン[NP+2.0 HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国の企業投資は改善する見通し」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。ギリシャ債務問題に対する進展期待から欧米株式相場が底堅く推移し、リスク志向を高めた投資家からの円売り外貨買いが入った。また、米長期金利の上昇を受けて、対ドルで日米金利差拡大を意識した円売りが進んだことが円相場全体を押し下げた面もある。もっとも、米国の3連休や20日のユーロ圏財務相会合を控えて持ち高調整目的の円買いも持ち込まれたことから総じて下げ幅も限られた。
 個別ではユーロに対して円は弱含み。メルケル・ドイツ首相モンティ・イタリア首相パパデモス・ギリシャ首相が電話会談を行って「ギリシャ向け支援は20日のユーロ圏財務相会合で承認される」との期待を表明し、欧州債務不安が緩和したことが材料視された。一方で、豪ドルは対ユーロで売りが進んだ影響から対円でもさえない動きとなった。
 なお、一部通信社は「欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ国債の債務交換を実施した」と報じたほか、関係者の話として「ギリシャ政府は集団行動条項(CAC)に関する法案を準備している」と伝わったが、反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。米長期金利の上昇を背景に1ドル=79円台前半に観測されていた売り注文をこなした。目先の上値目処と見られていた昨年10月31日高値の79円55銭前後を上抜けて、6時過ぎには79円62銭前後と昨年8月4日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は23時30分過ぎに1ユーロ=104円66銭前後と昨年12月5日以来の高値を更新。その後も米国株が強含んだことから底堅く推移した。
・ユーロドルは伸び悩み。ギリシャ債務問題の収束期待から1ユーロ=1.3198ドル前後まで値を上げたが、節目の1.3200ドル前後をバックにした売りに押されて上げ幅を縮めた。市場では「下値で買いを入れていたアジア系ソブリンネームが利益確定目的の売りを持ち込んでいた」との指摘があったほか、米ウォールストリート・ジャーナル紙が「国際通貨基金(IMF)はギリシャ向け第2次支援における融資額を引き下げる可能性がある」と報じたことも重しとなった。

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