2012年2月17日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
アラン・ボラード[NP+4.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁は17日、「NZの経済活動は控えめな経済統計の解釈のため、その他の国より低く評価されている可能性がある」との認識を示したと伝えられた。
日本銀行(日銀)関係[NP-6.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・1月23-24日分の金融政策決定会合議事要旨「一人の委員は、金融緩和を強化するために基金を導入した以上、基金の積み上げの期限が本年末であることを念頭に置いて買入れが実現できるよう一段と努力する必要があると述べた」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・1月23-24日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、欧州ソブリン問題の長期化や各国の金融緩和等を背景に、対ユーロを中心に円高圧力が根強く、これがわが国の株価や企業マインドひいては景気の下押し圧力につながらないかどうか注視していく必要があると述べた」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・1月23-24日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、時間軸の示し方は現下の日本経済の情勢等を踏まえると、金融政策の透明性や有効性の観点から適切であるが、米国FRBがコミュニケーション政策を見直していることもあり情報発信のあり方については不断に点検を続けていくことが重要であると付け加えた」
白川方明[NP-2.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「時間軸政策をCPI上昇率1%と明確に結びつけた」「先行き不確実性が大きいなかで、固定的なイメージが強い『目標』は使わないことが適当」「日銀の外債購入は今の日銀法で想定されていない」
フランソワ・フィヨン[NP HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.2 CRHDP -0.1]
・フィヨン・フランス首相の話として報じたところによると、民間債券者はギリシャ債務の70%放棄で合意したという。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・ウルフ独大統領は17日、辞意を表明した。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
アタナシオス・オルファニデス[NP-5.6 HDP -0.3 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルファニデス・キプロス中銀総裁「欧州連合(EU)首脳は説得に失敗しユーロ圏の信用は失墜した」
2012年2月17日のFX要人発言・ニュース
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・独財務省は「4月のギリシャ総選挙後までギリシャ向け第2次支援を延期する計画はない」との見解を示した。関係者の話として報じた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・「ギリシャ債務圧縮に向けてECBが保有する債券の利用や救済融資の金利引き下げが検討されている」「ユーロ圏財務相らは20日にギリシャ債務交換の承認を目指す」ようだ。なお、「フランスは各国中銀によるギリシャ債の減免を提案している」という。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・ギリシャ政府筋によると、「ギリシャと国際支援機関は支援に必要な約3億2500万ユーロの歳出削減の具体策で合意した」ようだ。「防衛費・公務員給与・政府運営費の削減で削減を実現する」という。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・米財務省は16日、来週の米国債の入札予定を発表。21日に2年債350億ドル、22日に5年債350億ドル、23日に7年債290億ドル規模の入札を実施するとした。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・ギリシャ・ラオス党幹部の話として報じたところによると、「ラオス党はギリシャ議会が承認した緊縮策への誓約をしない見込み」だという。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・独ウェルト紙は16日、「ユーロ圏の中銀は保有するギリシャ国債を新発債に交換する方向にある」「欧州中央銀行(ECB)のギリシャ債務交換は週末にも完了する見込み」「ECBは債務交換で生じた利益を各国政府に分配へ」などと報じた。
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・ユーロ圏筋の話として「ユーロ圏財務相は20日にギリシャ第2次支援を承認する見込み」「ユーロ圏財務相はギリシャ債務GDP比を120%に向けて削減する措置を検討へ」などと伝えた。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -6.0 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)の報道官は16日、独ウェルト紙が伝えた「欧州中央銀行(ECB)のギリシャ債務交換は週末にも完了する見込み」との報道に関してコメントしなかった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・ギリシャ政府報道官は16日、「ギリシャ第2次支援が20日に完了すると予想」「パパデモス・ギリシャ首相とメルケル・ドイツ首相は昨日、協議を行った」と発表した。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は16日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年2月に償還を迎える米国債18億1000万ドルを購入したと発表した。
アタナシオス・オルファニデス[NP-5.6 HDP -0.3 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルファニデス・キプロス中銀総裁「欧州連合(EU)首脳は説得に失敗しユーロ圏の信用は失墜した」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・米財務省によると、30年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.770%、応札倍率(カバー)が2.46倍となった。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -6.0 CRHDP +0.1]
・ユーロ圏筋の話として「欧州中央銀行(ECB)は、保有するギリシャ国債を新発債に交換する」との見解を示した。国債保有に絡む強制的な負担損失を回避するためだという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心に軟調。前週分の新規失業保険申請件数や1月米住宅着工件数が市場予想よりも強い結果となったことを受けて、軟調に推移していた時間外の米株価指数先物が持ち直したことから、リスク回避姿勢を後退させた投資家が円売りを進めた。
その後も独財務省が「4月のギリシャ総選挙後までギリシャ向け第2次支援を延期する計画はない」との認識を示したほか、ギリシャ政府筋の話として「ギリシャと国際支援機関は支援に必要な約3億2500万ユーロの歳出削減の具体策で合意した」と伝わり、同国が追加支援を得られるとの見方から対ユーロ主導で円売りが加速。さらに独ウェルト紙が「ユーロ圏の中銀は保有するギリシャ国債を新発債に交換する方向にある」「欧州中央銀行(ECB)は週末にも保有するギリシャ国債を新発債に交換し、債務交換で生じた利益を各国政府に分配する方針」などと報じ、ユーロ圏筋が「ユーロ圏財務相は20日にギリシャ第2次支援を承認する見込み」との見解を示すなど、ギリシャ債務問題の進展期待を高める材料が次々に伝わったため、一段と円売りユーロ買いが進んだ。
また、他の通貨に対しても対ユーロでの円売りが波及。ギリシャ債務問題の懸念緩和で米国株が上げ幅を広げたことも、リスク許容度改善を意識した円売り外貨買いを誘った。なお、ドルに対しては強い米経済指標などを背景に米長期金利が上昇したため、日米金利差拡大を意識した円売りが出た。
アラン・ボラード[NP+4.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁は17日、「NZの経済活動は控えめな経済統計の解釈のため、その他の国より低く評価されている可能性がある」との認識を示したと伝えられた。
安住淳[NP HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「(週末の中国訪問について)日中間の金融協力について意見を交換する」
日本銀行(日銀)関係[NP-6.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・1月23-24日分の金融政策決定会合議事要旨「一人の委員は、金融緩和を強化するために基金を導入した以上、基金の積み上げの期限が本年末であることを念頭に置いて買入れが実現できるよう一段と努力する必要があると述べた」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・1月23-24日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、欧州ソブリン問題の長期化や各国の金融緩和等を背景に、対ユーロを中心に円高圧力が根強く、これがわが国の株価や企業マインドひいては景気の下押し圧力につながらないかどうか注視していく必要があると述べた」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・1月23-24日分の金融政策決定会合議事要旨「景気の現状について、委員は海外経済の減速や円高の影響などから横ばい圏内の動きとなっているとの見方で一致した」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・1月23-24日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、時間軸の示し方は現下の日本経済の情勢等を踏まえると、金融政策の透明性や有効性の観点から適切であるが、米国FRBがコミュニケーション政策を見直していることもあり情報発信のあり方については不断に点検を続けていくことが重要であると付け加えた」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +1.6 CHDP +0.1 RHDP +2.7 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁(CNBCが伝える)「経済が勢いを増している」「FRBは経済の進展に関して政策を調整する」
安住淳[NP HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「日銀の対応が時宜にかなっていたことを円相場が反映」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズが24日に日本国債の現状に関して記者懇談会を開催するという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。16日のニューヨーク市場で、ギリシャ向け第二次支援が承認されるとの期待から米国株が大幅高となり円が売られた地合いを引き継いだ。17日午前の日本株も堅調に推移すると、投資家の資金余力が一段と改善して円売り外貨買いの勢いが増した。対ドルでは国内輸入企業からの円売りが見られ円全体を押し下げた。
白川方明[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.3]
・白川方明日銀総裁「日銀の約束は信頼性や有効性でFRBより優れている」
白川方明[NP-2.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「時間軸政策をCPI上昇率1%と明確に結びつけた」「先行き不確実性が大きいなかで、固定的なイメージが強い『目標』は使わないことが適当」「日銀の外債購入は今の日銀法で想定されていない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・複数の通信社が報じたところによると、メルケル独首相はローマ訪問やモンティ・イタリア首相との会談を延期するという。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・ウルフ独大統領が辞任寸前であるという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が出ない。午後に入ると株高円安の流れが収まり、安値圏でもみ合いが続いた。欧州市場の序盤には欧州の株価指数先物の上昇を手掛かりに投機筋の一角から円売りが出たが、追随する動きなかったため円売りは早々に収まった。
フランソワ・フィヨン[NP HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.2 CRHDP -0.1]
・フィヨン・フランス首相の話として報じたところによると、民間債券者はギリシャ債務の70%放棄で合意したという。
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・独連銀は17日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)が20日に20億ユーロの6ヶ月物証券入札を実施すると発表したと伝えられた。
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・スイス政府は17日、「スイスフランは過大評価されたままだ」との見解を示したと伝えた。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-5.8 HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -6.3 CRHDP -0.1]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副理事の話として「SNBは必要に応じて行動する用意が引き続きある」「スイスフランは高いままだ」などの認識を示したという。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・ウルフ独大統領は17日、辞意を表明した。
マリオ・モンティ[NP HDP -3.2 CHDP -1.3 RHDP -3.2 CRHDP -1.3]
・モンティ伊首相は、メルケル独首相、パパデモス・ギリシャ首相と電話会談を行う予定であると報じた。
マリオ・モンティ[NP HDP -3.2 CHDP -1.3 RHDP -3.2 CRHDP -1.3]
・モンティ・イタリア首相「パパデモスギリシャ首相、メルケルドイツ首相と三者会談を行った」「ギリシャ支援は20日のユーロ圏財務相会合で合意に達することが出来る」
クラース・クノット[NP HDP -0.1 CHDP +0.7 RHDP -0.1 CRHDP +0.7]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「危機はユーロの危機ではない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は軟調。米国の景気回復期待から円売りドル買いが出たほか、ギリシャ債務問題が収束に向けて進展するとの期待から円売りユーロ買いが優勢となった。欧州株や時間外のダウ先物の上昇に伴う円売り外貨買いも見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時昨年10月31日以来の高値となる1ドル=79円34銭前後。
・ユーロ円は昨年12月7日以来の高値となる1ユーロ=104円42銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはギリシャへの追加支援や債務減免をめぐる交渉が進むとの見方が広がり、ユーロ買いが優勢となった。市場では「1ユーロ=1.3170ドルから上の水準にはアジア中銀などの売り注文が観測されている」との指摘があり、何度か上値を抑えられる場面もあった。ただ、メルケル・ドイツ首相、モンティ・イタリア首相、パパデモス・ギリシャ首相は17日に電話会談を行い、「ギリシャ向け支援は20日のユーロ圏財務相会合で承認される」との期待を表明。欧州株価の上昇に伴うユーロ買いドル売りも入り、相場は底堅く推移した。21時30分前に一時本日高値となる1.3175ドル前後まで値を上げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心に軟調。前週分の新規失業保険申請件数や1月米住宅着工件数が市場予想よりも強い結果となったことを受けて、軟調に推移していた時間外の米株価指数先物が持ち直したことから、リスク回避姿勢を後退させた投資家が円売りを進めた。
その後も独財務省が「4月のギリシャ総選挙後までギリシャ向け第2次支援を延期する計画はない」との認識を示したほか、ギリシャ政府筋の話として「ギリシャと国際支援機関は支援に必要な約3億2500万ユーロの歳出削減の具体策で合意した」と伝わり、同国が追加支援を得られるとの見方から対ユーロ主導で円売りが加速。さらに独ウェルト紙が「ユーロ圏の中銀は保有するギリシャ国債を新発債に交換する方向にある」「欧州中央銀行(ECB)は週末にも保有するギリシャ国債を新発債に交換し、債務交換で生じた利益を各国政府に分配する方針」などと報じ、ユーロ圏筋が「ユーロ圏財務相は20日にギリシャ第2次支援を承認する見込み」との見解を示すなど、ギリシャ債務問題の進展期待を高める材料が次々に伝わったため、一段と円売りユーロ買いが進んだ。
また、他の通貨に対しても対ユーロでの円売りが波及。ギリシャ債務問題の懸念緩和で米国株が上げ幅を広げたことも、リスク許容度改善を意識した円売り外貨買いを誘った。なお、ドルに対しては強い米経済指標などを背景に米長期金利が上昇したため、日米金利差拡大を意識した円売りが出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。16日のニューヨーク市場で、ギリシャ向け第二次支援が承認されるとの期待から米国株が大幅高となり円が売られた地合いを引き継いだ。17日午前の日本株も堅調に推移すると、投資家の資金余力が一段と改善して円売り外貨買いの勢いが増した。対ドルでは国内輸入企業からの円売りが見られ円全体を押し下げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が出ない。午後に入ると株高円安の流れが収まり、安値圏でもみ合いが続いた。欧州市場の序盤には欧州の株価指数先物の上昇を手掛かりに投機筋の一角から円売りが出たが、追随する動きなかったため円売りは早々に収まった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は軟調。米国の景気回復期待から円売りドル買いが出たほか、ギリシャ債務問題が収束に向けて進展するとの期待から円売りユーロ買いが優勢となった。欧州株や時間外のダウ先物の上昇に伴う円売り外貨買いも見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時昨年10月31日以来の高値となる1ドル=79円34銭前後。
・ユーロ円は昨年12月7日以来の高値となる1ユーロ=104円42銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはギリシャへの追加支援や債務減免をめぐる交渉が進むとの見方が広がり、ユーロ買いが優勢となった。市場では「1ユーロ=1.3170ドルから上の水準にはアジア中銀などの売り注文が観測されている」との指摘があり、何度か上値を抑えられる場面もあった。ただ、メルケル・ドイツ首相、モンティ・イタリア首相、パパデモス・ギリシャ首相は17日に電話会談を行い、「ギリシャ向け支援は20日のユーロ圏財務相会合で承認される」との期待を表明。欧州株価の上昇に伴うユーロ買いドル売りも入り、相場は底堅く推移した。21時30分前に一時本日高値となる1.3175ドル前後まで値を上げた。