2012年2月16日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
世界銀行関連[NP HDP +1.2 CHDP -0.8 RHDP +1.2 CRHDP -0.8]
・世界銀行は15日、ゼーリック総裁が任期満了の6月に退任すると発表した。
リチャード・フィッシャー[NP+5.4 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP +2.7 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「追加の資産買取は必要ない支持もしない」「FRBの政策は雇用問題を解決できない」
FOMC[NP-5.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「少数のメンバーは追加債券購入が正当化される公算と発言」
FOMC[NP-5.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「他の多くのメンバーは米経済見通しが悪化すれば一段の資産購入が必要となる可能性があると指摘」
FOMC[NP+4.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「一人のメンバーは現在の緩和策を目先以上に維持することは不適切との見方」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -4.4 CHDP -0.2 RHDP -4.4 CRHDP -0.2]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ギリシャ指導者はユーログループに書簡送付」「ギリシャ政府は残る3億2500万ユーロの歳出削減について合意した」「ギリシャは事前の行動を実行した」「計画とPSIに関して20日の決定を望む」
エルッキ・リーカネン[NP-5.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁(フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版が伝える)「政策金利はECBのもっとも重要な手段」「必要に応じてECBは一段の利下げが可能」「インフレやデフレのリスクはない」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.8 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -6.0 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)月報「低水準での経済安定化の一時的な兆しがある」「見通しは高い不確実性と下振れリスクにさらされる」「2012年のGDP見通しを0.8%増から0.1%減に下方修正」
ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「直近の米経済には改善の兆しが見られるものの、景気回復は苛立たしいほど遅い」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
スウェーデン政府関係[NP-4.0 HDP +0.8 CHDP -4.8 RHDP +0.8 CRHDP -4.8]
・リクスバンク(スウェーデン中銀)は本日、政策金利を発表する。市場では「現行の1.75%から1.50%に利下げする」との見方が根強い。その背景としては、欧州財政危機の影響で輸出部門の業績が大幅に悪化し、12月の貿易黒字が年初来最低水準まで減少したことにある。市場では「輸出はGDPの50%近くを占めており、リセッション回避のためには利下げを続けるしかない」と指摘する声も多い。
ただ、リクスバンク関係者は前回12月20日に政策金利を引き下げた後、「当面、様子見の姿勢を維持する」との発言を繰り返していることもあり、「据え置き」になる可能性も完全には排除出来ない。
2012年2月16日のFX要人発言・ニュース
世界銀行関連[NP HDP +1.2 CHDP -0.8 RHDP +1.2 CRHDP -0.8]
・世界銀行は15日、ゼーリック総裁が任期満了の6月に退任すると発表した。
リチャード・フィッシャー[NP+5.4 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP +2.7 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「追加の資産買取は必要ない支持もしない」「FRBの政策は雇用問題を解決できない」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は15日、ニューヨーク連銀を通じて2013年12月-2014年3月に償還を迎える米国債86億300万ドルを売却したと発表した。
習近平[NP HDP +3.0 CHDP 0.00 RHDP +3.0 CRHDP 0.00]
・習近平・中国国家副主席「人民元改革は貿易不均衡是正に重要な役割を果たしている」
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は15日、パパンドレウ前首相がトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)に対して財政緊縮策を実施するとの誓約書を送付したと発表した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・独ウェルト紙が報じたところによると、ユーロ圏はギリシャに対して3月の国債償還に対応するためのつなぎ融資を検討しているという。
FOMC[NP-5.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「少数のメンバーは追加債券購入が正当化される公算と発言」
FOMC[NP-5.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「他の多くのメンバーは米経済見通しが悪化すれば一段の資産購入が必要となる可能性があると指摘」
FOMC[NP+4.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「一人のメンバーは現在の緩和策を目先以上に維持することは不適切との見方」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・サルコジ・フランス大統領は2期目の大統領選に出馬する意向を示したと伝えられた。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャ救済に関して20日に決定を下せると確信している」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「二つのギリシャ政党党首から強い保証を受けた」「トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)はギリシャ債務持続性に関する報告書を提出した」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -4.4 CHDP -0.2 RHDP -4.4 CRHDP -0.2]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ギリシャ指導者はユーログループに書簡送付」「ギリシャ政府は残る3億2500万ユーロの歳出削減について合意した」「ギリシャは事前の行動を実行した」「計画とPSIに関して20日の決定を望む」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁「RBAは必要なら他国に比べてはるかに柔軟」「長期の豪ドル高が一部の企業に打撃を与えている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心にしっかり。独財務省報道官が「これまでのところギリシャから必要な書類は届いていない」との声明を出したほか、一部通信社から「ユーロ圏の財務当局者はギリシャ支援の一部もしくはすべてを4月のギリシャ総選挙後まで延期することを検討している」と伝わり、ギリシャ向け第2次支援に対する先行き不透明感が高まったことから、対ユーロを中心に円買いが入った。また、ギリシャ債務問題への懸念から買い先行となっていた欧州株が失速、ダウ平均も軟調に推移したため、リスク回避目的の円買いも全般に入ったようだ。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)がユーロ圏財務相電話会議後に「ギリシャ救済に関して20日に決定を下せると確信している」との声明を発表すると一時的に戻り売りが出る場面もあったが、総じて円は底堅かった。
一方、ドルに対しては上値が重い。対ユーロなどで円高が進んだ流れに沿って買いが先行したものの、米連邦準備理事会(FRB)が公表した1月24-25日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨後に失速。「数名のメンバーは追加資産購入が正当化されると指摘したが、他の多くのメンバーは米経済見通しが悪化すれば一段の資産購入が必要となる可能性があるとの認識を示した」「一人のメンバーは現在の緩和策を目先以上に維持することは不適切との見方を示した」などと伝わったが、市場では「予想されたほどハト派的な内容ではなかった」として対円でもドルを買う動きが強まった。
なお、米ニューヨーク連銀が発表した2月ニューヨーク州製造業景気指数やFRBが発表した1月の米鉱工業生産指数など米経済指標は強弱入り混じった結果となったため、いずれも反応は限られた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは15日、欧州16カ国の金融機関114社の格付けを見直すと発表した。
中国政府関係[NP HDP +2.0 CHDP -0.1 RHDP +2.8 CRHDP -0.3]
・中国商務省報道官は「中国の輸出見通しはEUや米国、日本の需要低下により損なわれる」などの認識を示したという。
エルッキ・リーカネン[NP-5.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁(フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版が伝える)「政策金利はECBのもっとも重要な手段」「必要に応じてECBは一段の利下げが可能」「インフレやデフレのリスクはない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。対豪ドルでは強い豪雇用指標を受けた円売りが出たほか、シンガポール国内総生産(GDP)が予想よりも弱かったことを材料に米ドルシンガポールドルが上げたことにつれた円売り米ドル買いが出る場面があった。
ただ、豪ドルに対して「ヘッジファンドから利益確定の円買いが入った」「外貨建て投資信託の解約に絡んだ円買い豪ドル売りが入った」などの声が聞かれ、円全体の下値は限られた。加えて、時間外の米株価指数先物が軟調に推移していることを受けた円買いが入ったため円全般がプラス圏に浮上した。
なお、ドルやユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが散見された。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・デフフト欧州委員「欧州と中国の貿易の不均衡は小さくなっている」「欧州は中国に対して市場開放を要求し続ける」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・デフフト欧州委員「人民元は過小評価されている」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・米上下両院の交渉担当者が給与税減税の合意成立を発表したという。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・仏ソシエテ・ジェネラルは16日、10-12月期決算を発表した。純利益は1億ユーロと市場予想の3億1700万ユーロを下回った。
スウェーデン政府関係[NP-4.0 HDP +0.8 CHDP -4.8 RHDP +0.8 CRHDP -4.8]
・リクスバンク(スウェーデン中銀)は本日、政策金利を発表する。市場では「現行の1.75%から1.50%に利下げする」との見方が根強い。その背景としては、欧州財政危機の影響で輸出部門の業績が大幅に悪化し、12月の貿易黒字が年初来最低水準まで減少したことにある。市場では「輸出はGDPの50%近くを占めており、リセッション回避のためには利下げを続けるしかない」と指摘する声も多い。
ただ、リクスバンク関係者は前回12月20日に政策金利を引き下げた後、「当面、様子見の姿勢を維持する」との発言を繰り返していることもあり、「据え置き」になる可能性も完全には排除出来ない。
エルッキ・リーカネン[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「インフレ期待はしっかりと抑制されている」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・スウェーデンのリクスバンク(中央銀行)は16日、政策金利を現行の1.75%から1.50%に引き下げることを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
・古川元久国家戦略・経済財政担当相は16日、2月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。表現を「緩やかに持ち直している」とし、景気の総括判断を据え置いた。先行きについては「景気の緩やかな持ち直し傾向が続くことが期待される」との表現を維持した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが強まった。午後のアジア株や時間外の米株価指数先物の下落を背景に、リスクポジション解消目的で円買いが入り円全般が強含む場面が見られた。もっとも、欧州の取引時間帯に入ると「ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けて円売りが出た」との声が聞かれ円全般が下げに転じた。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.8 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -6.0 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)月報「低水準での経済安定化の一時的な兆しがある」「見通しは高い不確実性と下振れリスクにさらされる」「2012年のGDP見通しを0.8%増から0.1%減に下方修正」
日本政府関係[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.4]
・古川元久国家戦略・経済財政担当相「政府は全力を挙げて円高とデフレの悪循環を断ち切る」
日本政府関係[NP-4.4 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・古川元久国家戦略・経済財政担当相「日銀と認識を共有しながら緩やかな物価上昇を目指すことがデフレ脱却につながる」
ルーカス・パパデモス[NP HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・ギリシャ首相府の発表として「パパデモス・ギリシャ首相が本日、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首のパパンドレウ前ギリシャ首相やギリシャ新民主主義党のサマラス党首と会談する」と伝えた。
白川方明[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.3]
・内閣府幹部の話として「白川日銀総裁が『投資家のリスク回避姿勢の後退を反映し、出遅れていた日本株も比較的大きく上昇した』との認識を示した」と報じた。
スペイン政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・スペイン政府は16日、2015年1月償還債、2015年7月償還債、2019年償還債の国債入札を実施した。15年1月償還債の応札倍率は4.4倍となり前回の2.4倍を上回った。15年7月償還債の応札倍率は2.2倍と前回の1.6倍を上回ったほか、19年償還債の応札倍率は3.3倍と前回の2.1倍を上回った。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の40億ユーロに対して40億7000万ユーロを調達したことを明らかにした。
フランス政府関係[NP HDP +0.0 CHDP -0.5 RHDP +0.0 CRHDP -0.5]
・フランス政府は16日、2014年・2015年・2017年に償還を迎える国債入札を実施した。2014年償還債の平均利回りは0.89%で応札倍率は2.361倍、2015年は1.09%で3.303倍、2017年は1.93%で1.99倍となった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・ギリシャ財務省筋の見解として「融資の延期の可能性に関する懸念はない」と伝えた。
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -4.9 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・シュナイダー・アマン・スイス経済相「スイスフランは過大評価されている」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・米ゼネラル・モーターズ(GM)は16日、第4四半期決算を発表した。1株利益は0.39ドルとなり、市場予想平均の0.41ドルの利益を下回った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はさえない。ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けた円売りドル買いが先行したあとは、日本の輸入企業やコンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンド(参照:FX初心者、マクロ系モデル系ファンドが入る相場の特徴)からとみられる円売りドル買いが持ち込まれた。半面、「円の下値では国内輸出企業などからの円買い注文が厚い」との指摘があり、一本調子で円安が進む展開にはならなかった。対ユーロなどでは、ギリシャ情勢への懸念を背景に円買いが入る場面もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに一時1ドル=78円83銭前後と昨年11月1日以来の高値を付けた。ただ、「78円80銭から79円50銭にかけて断続的に売りオーダーが並んでいる」との声が聞かれ、伸び悩む場面もあった。
・ユーロ円は下値が堅い。ユーロ安・ドル高につれた円買いユーロ売りが入り一時1ユーロ=101円95銭前後まで値を下げたものの、その後持ち直した。ドル円の上昇につれた円売りユーロ買いが出て、19時過ぎに102円55銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルはギリシャ支援をめぐる不透明感から欧州株が下落し、ユーロが売られる展開が続いた。1ユーロ=1.3000ドルより下の水準に観測されているストップロス注文をつける動きが強まると下げ幅を拡大。「米系金融機関からの買いが入った」との指摘があり、下げ渋る場面もあったが戻りは非常に鈍かった。21時30分過ぎに一時1ユーロ=1.29745ドル前後まで値を下げた。
ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「直近の米経済には改善の兆しが見られるものの、景気回復は苛立たしいほど遅い」
ベン・バーナンキ[NP-3.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「地域銀行は多くの課題に直面している」「地域銀行はいくぶん強くなった」
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「ユーロ圏財務省当局者は19日に会合へ」「第2次ギリシャ救済の合意はまだない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心にしっかり。独財務省報道官が「これまでのところギリシャから必要な書類は届いていない」との声明を出したほか、一部通信社から「ユーロ圏の財務当局者はギリシャ支援の一部もしくはすべてを4月のギリシャ総選挙後まで延期することを検討している」と伝わり、ギリシャ向け第2次支援に対する先行き不透明感が高まったことから、対ユーロを中心に円買いが入った。また、ギリシャ債務問題への懸念から買い先行となっていた欧州株が失速、ダウ平均も軟調に推移したため、リスク回避目的の円買いも全般に入ったようだ。ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)がユーロ圏財務相電話会議後に「ギリシャ救済に関して20日に決定を下せると確信している」との声明を発表すると一時的に戻り売りが出る場面もあったが、総じて円は底堅かった。
一方、ドルに対しては上値が重い。対ユーロなどで円高が進んだ流れに沿って買いが先行したものの、米連邦準備理事会(FRB)が公表した1月24-25日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨後に失速。「数名のメンバーは追加資産購入が正当化されると指摘したが、他の多くのメンバーは米経済見通しが悪化すれば一段の資産購入が必要となる可能性があるとの認識を示した」「一人のメンバーは現在の緩和策を目先以上に維持することは不適切との見方を示した」などと伝わったが、市場では「予想されたほどハト派的な内容ではなかった」として対円でもドルを買う動きが強まった。
なお、米ニューヨーク連銀が発表した2月ニューヨーク州製造業景気指数やFRBが発表した1月の米鉱工業生産指数など米経済指標は強弱入り混じった結果となったため、いずれも反応は限られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。対豪ドルでは強い豪雇用指標を受けた円売りが出たほか、シンガポール国内総生産(GDP)が予想よりも弱かったことを材料に米ドルシンガポールドルが上げたことにつれた円売り米ドル買いが出る場面があった。
ただ、豪ドルに対して「ヘッジファンドから利益確定の円買いが入った」「外貨建て投資信託の解約に絡んだ円買い豪ドル売りが入った」などの声が聞かれ、円全体の下値は限られた。加えて、時間外の米株価指数先物が軟調に推移していることを受けた円買いが入ったため円全般がプラス圏に浮上した。
なお、ドルやユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが散見された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが強まった。午後のアジア株や時間外の米株価指数先物の下落を背景に、リスクポジション解消目的で円買いが入り円全般が強含む場面が見られた。もっとも、欧州の取引時間帯に入ると「ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けて円売りが出た」との声が聞かれ円全般が下げに転じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はさえない。ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けた円売りドル買いが先行したあとは、日本の輸入企業やコンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンド(参照:FX初心者、マクロ系モデル系ファンドが入る相場の特徴)からとみられる円売りドル買いが持ち込まれた。半面、「円の下値では国内輸出企業などからの円買い注文が厚い」との指摘があり、一本調子で円安が進む展開にはならなかった。対ユーロなどでは、ギリシャ情勢への懸念を背景に円買いが入る場面もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに一時1ドル=78円83銭前後と昨年11月1日以来の高値を付けた。ただ、「78円80銭から79円50銭にかけて断続的に売りオーダーが並んでいる」との声が聞かれ、伸び悩む場面もあった。
・ユーロ円は下値が堅い。ユーロ安・ドル高につれた円買いユーロ売りが入り一時1ユーロ=101円95銭前後まで値を下げたものの、その後持ち直した。ドル円の上昇につれた円売りユーロ買いが出て、19時過ぎに102円55銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルはギリシャ支援をめぐる不透明感から欧州株が下落し、ユーロが売られる展開が続いた。1ユーロ=1.3000ドルより下の水準に観測されているストップロス注文をつける動きが強まると下げ幅を拡大。「米系金融機関からの買いが入った」との指摘があり、下げ渋る場面もあったが戻りは非常に鈍かった。21時30分過ぎに一時1ユーロ=1.29745ドル前後まで値を下げた。