2012年4月11日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.3]
・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「米雇用市場の成長は不十分である」「米国は過剰流動性状態に陥っている」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+5.0 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「ＦＲＢは6－9カ月以内に出口戦略を開始する可能性がある」「失業率は2012年末に7.7％へ、2013年末までに7％近辺へ低下するだろう」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+5.8 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「ＦＲＢは来年にも政策金利を引き上げるべき」「失業率の低下はＦＲＢの雇用に関する責務の支援となっている」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・朝日新聞の報道として「日銀が4月27日の金融政策決定会合で資産買い入れ等基金の規模を5－10兆円拡大する可能性がある」と伝えた。
ブノワ・クーレ[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.5 RHDP -0.4 CRHDP +0.5]
・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「市場の状況はＬＴＲＯ後、特にソブリン債やレポ市場で正常化した」「スペインの状況は市場が依然として神経質であることを示しているが、スペインの利回りは正常化するだろう」
ブノワ・クーレ[NP+4.6 HDP +0.2 CHDP +0.6 RHDP +0.2 CRHDP +0.6]
・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ＥＣＢは必要に応じて流動性を吸収する手段を有している」
ブノワ・クーレ[NP-5.4 HDP -0.4 CHDP -0.6 RHDP -0.4 CRHDP -0.6]
・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事がスペインを支援するため債券購入を活用することが可能だと示唆したと報じた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・欧州連合（ＥＵ）は、スペインは予算案の全体像を示さなければならない、スペインの銀行は資本増強のためにＥＦＳＦの支援は必要ないだろうなどの見解を示した。
デニス・ロックハート[NP-4.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
・ロックハート米アトランタ連銀総裁「不胎化した量的緩和は選択肢の一つ」「不胎化した量的緩和はツイストオペに似ている」「追加量的緩和には経済がかなり大きくマイナスに変調することが必要になる」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ政府は11日、「総選挙を5月6日に実施する予定」との声明を出した。
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.4 CHDP 0.00 RHDP -5.4 CRHDP 0.00]
・デギンドス･スペイン財務相「ドイツ国債との利回りスプレッドが400ｂｐを上回ると資金調達に問題が生じる」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ＣＮＢＣが報じたところによると、ギリシャ債務交換の参加率は96.6％に達するようだ。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ブノワ・クーレ[NP+4.6 HDP +0.2 CHDP +0.6 RHDP +0.2 CRHDP +0.6]
・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ＥＣＢは必要に応じて流動性を吸収する手段を有している」
2012年4月11日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は10日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月－41年5月に償還を迎える米国債18億4300万ドルを購入したと発表した。
デニス・ロックハート[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.3]
・ロックハート米アトランタ連銀総裁「リセッションは深く痛みを伴うものだった」
リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.3]
・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「米雇用市場の成長は不十分である」「米国は過剰流動性状態に陥っている」
ジム・フラハティ[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・フラハティ･カナダ財務相「2012年のカナダは緩やかな成長となる見通し」
リチャード・フィッシャー[NP+4.6 HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「インフレが非常に気がかり」「ＦＲＢが雇用に与えている影響は不十分」
リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「直近の米雇用指標は一時点での情報に過ぎない」「一時点での情報に基づいて決断を下すことはない」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+5.0 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「ＦＲＢは6－9カ月以内に出口戦略を開始する可能性がある」「失業率は2012年末に7.7％へ、2013年末までに7％近辺へ低下するだろう」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は10日、ニューヨーク連銀を通じて2018年4月－19年11月に償還を迎える米国債47億6000万ドルを購入したと発表した。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+5.8 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「ＦＲＢは来年にも政策金利を引き上げるべき」「失業率の低下はＦＲＢの雇用に関する責務の支援となっている」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・米アルコアは10日、第1四半期決算を発表した。調整後の1株利益は0.1ドルとなった。市場予想の0.037ドルの損失に反して黒字となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。祝日明けの欧州株式相場や米国株式相場が軒並み安となり、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りの流れが終日続いた。対ユーロでは財政が不安視されているイタリアやスペインなどの国債利回りが上昇したことを受けて、欧債務懸念を背景とする円買いユーロ売りが観測されたほか、対ドルでは米長期金利が大幅に低下したことを手掛かりに、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが入った。アジア時間に日銀が追加金融緩和を見送ったことで、前日の海外時間に金融緩和期待を意識した円売りが進んだ反動が出た面もあるようだ。
日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・朝日新聞の報道として「日銀が4月27日の金融政策決定会合で資産買い入れ等基金の規模を5－10兆円拡大する可能性がある」と伝えた。
安住淳[NP HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.2]
・安住淳財務相「為替の動向に一喜一憂しない」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
・中尾武彦財務官「日本は財政再建を先延ばしできない」「中国には財政・金融拡大の余地がある」「日本が外貨準備を活用できる方法に制限がある」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・北朝鮮はロケットに燃料を注入中であると関係者の話として伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し下げられた。10日の欧米市場で、スペイン、イタリアの国債利回りが上昇し債務問題が再び意識されて円買いが強まった流れを引き継いだ。東京市場では、ドルに対して国内輸出企業から円買いが見られたほか、前場の日本株の下落を受けたリスクポジション解消目的の円買い外貨売りも入った。
ただ、日本株が売り一巡後に下げ幅を縮小し、上海総合指数も一時上昇に転じたため、リスク志向の低下が収まり、持ち高調整目的で円売りが出て上値を切り下げた。
安住淳財務相が11日午前、「為替の動向に一喜一憂しない」と発言したと伝わったが特に反応はなかった。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]・日銀は11日、4月分の金融経済月報（基本的見解）で、景気の現状について「わが国の経済をみると、なお横ばい圏内にあるが、持ち直しに向かう動きがみられている」との総括判断を示した。また、先行きについては「新興国・資源国に牽引されるかたちで海外経済の成長率が再び高まり、また、震災復興関連の需要が徐々に強まっていくにつれて、緩やかな回復経路に復していくと考えられる」とした。
ブノワ・クーレ[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.5 RHDP -0.4 CRHDP +0.5]
・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「市場の状況はＬＴＲＯ後、特にソブリン債やレポ市場で正常化した」「スペインの状況は市場が依然として神経質であることを示しているが、スペインの利回りは正常化するだろう」
ブノワ・クーレ[NP+4.6 HDP +0.2 CHDP +0.6 RHDP +0.2 CRHDP +0.6]・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ＥＣＢは必要に応じて流動性を吸収する手段を有している」
ブノワ・クーレ[NP-5.4 HDP -0.4 CHDP -0.6 RHDP -0.4 CRHDP -0.6]・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事がスペインを支援するため債券購入を活用することが可能だと示唆したと報じた。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]・インドネシア・アチェ州でマグニチュード8.9の地震が発生したと複数の通信社が報じた。
ユルキ・カタイネン[NP HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
・カタイネン・フィンランド首相「欧州にいくつか良い兆しがある」「スペインに関する市場のセンチメントはネガティブ」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]・太平洋津波警報センターの見解として「インド洋全域で津波を警戒する」と伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。関係者の話として「日銀が27日の金融政策決定会合で追加金融緩和を検討」「追加緩和で資産買入等基金の増額を検討」と報じたことを受けて円売りが出たほか、後場の日本株の下げ渋りと時間外の米株価指数先物の上昇を手掛かりとした円売りも見られた。更に、早朝のロンドン勢も円売りで参入すると下げ幅が広がり、円全般が本日安値圏に沈んだ。しかし、英独の株価指数が失速すると一転対ドル中心に円買いが強まり切り返した。
イタリア政府関係[NP HDP -5.4 CHDP -0.6 RHDP -5.4 CRHDP -0.6]
・イタリア政府は11日、3カ月・12カ月物国債の入札を実施した。3カ月物の平均落札利回りは1.249％と前回の0.492％を上回り、応札倍率は1.81倍と前回の2.23倍を下回った。また、12カ月物の平均落札利回りは2.840％と前回の1.405％を上回り、応札倍率は1.52倍と前回の1.38倍を上回った。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]・日銀は11日、指数連動型上場投資信託受益権（ETF）を285億円、不動産投資法人投資口（J-REIT）を17億円買い入れたと発表した。
安住淳[NP HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.2]・安住淳財務相「日銀は2月の緩和策の効果を見極め、次回会合に臨んでほしい」
安住淳[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.2]・安住淳財務相「為替動向には重大な関心を持って注視しトレンドをみて対応する」「日銀法改正などで日銀を縛らなくても意思疎通は十分に出来ている」
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]・政府報道官の話として報じたところによると、フランスはスペインの経済健全性に関する懸念が行き過ぎていると考えているという。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP +0.1]
・ドイツ政府は11日、10年物国債入札を実施した。平均落札利回りは1.77％と前回の1.83％を下回ったほか、応札倍率は1.1倍と前回の1.4倍を下回った。また、ドイツ政府は入札によって目標上限の50億ユーロを下回る41億ユーロを調達したことを明らかにした。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP +0.1]・ドイツ財務省報道官は11日、「市場がスペインの改革を考慮していないことは遺憾」「スペイン政府が改革へのコミットメントを強調している事実を歓迎する」などの見解を示した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ内閣は議会の解散を協議すると報じた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・欧州連合（ＥＵ）は、スペインは予算案の全体像を示さなければならない、スペインの銀行は資本増強のためにＥＦＳＦの支援は必要ないだろうなどの見解を示した。
スウェーデン政府関係[NP HDP -1.3 CHDP -2.1 RHDP -1.3 CRHDP -2.1]
・スウェーデン統計局が10日に発表した2月鉱工業生産は前月比5.1％減、前年比7.1％減と市場予想の0.2％増、1.1％増を大幅に下回り、2009年11月以来の低水準となった。リクスバンク（スウェーデン中銀）は「内訳から見れば、今回の落ち込みは一時的である」と述べたものの、詳細は明らかされていない。ただ、市場参加者からは「今回の大幅な落ち込みは単独企業の業績の悪化を反映した可能性もある」との声も聞かれている。「スウェーデン最大の製薬企業AstraZenecaが製造ラインのトラブルを起こしたことが主要因となったのでは」との憶測も台頭している。
デニス・ロックハート[NP-4.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]・ロックハート米アトランタ連銀総裁「不胎化した量的緩和は選択肢の一つ」「不胎化した量的緩和はツイストオペに似ている」「追加量的緩和には経済がかなり大きくマイナスに変調することが必要になる」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]・ギリシャ政府は11日、「総選挙を5月6日に実施する予定」との声明を出した。
ルーカス・パパデモス[NP HDP -2.5 CHDP -0.3 RHDP -2.5 CRHDP -0.3]
・パパデモス・ギリシャ首相は閣僚らに対して5月6日に総選挙を実施すると伝えたようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・11日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。世界的な景気不安にくわえ、欧州の債務問題が再び懸念されたため、序盤は円が買われる場面があった。ただ、欧州株相場が持ち直し、時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げると、投資家のリスク回避姿勢が後退。前日までに急ピッチで円高が進んだ反動もあり、円を売る動きがやや優勢となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時前に一時2月29日以来の安値となる1ドル＝80円57銭前後まで値を下げたものの、そのあとは徐々に下値を切り上げた。
・ユーロ円は持ち直した。アジア市場では一時1ユーロ＝105円46銭前後まで下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。21時前に一時本日高値となる106円37銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはドイツ政府が11日に実施した10年債入札で応札額が目標上限に届かなかったと伝わると一時1ユーロ＝1.30ドル台後半まで下押ししたが、「利回りの水準が低く、投資妙味がないため需要が弱くなっただけ」との見方からユーロ売りでの反応は限定的だった。その後、ダウ先物や欧州株が堅調に推移したことなどをながめユーロ買いドル売りが進むと、一時1.31569ドル前後と日通し高値を付けた。市場参加者からは「1.3140ドル、1.3150ドルに観測されていたストップロスを巻き込んで上昇に弾みが付いた」との声が聞かれた。
エスター・ジョージ[NP HDP -5.6 CHDP +0.5 RHDP -0.0 CRHDP +0.0]
・ジョージ米カンザスシティー連銀総裁「安全網の構築は最も重要なチャレンジ」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.4 CHDP 0.00 RHDP -5.4 CRHDP 0.00]
・デギンドス･スペイン財務相「ドイツ国債との利回りスプレッドが400ｂｐを上回ると資金調達に問題が生じる」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]・ＣＮＢＣが報じたところによると、ギリシャ債務交換の参加率は96.6％に達するようだ。
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。祝日明けの欧州株式相場や米国株式相場が軒並み安となり、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りの流れが終日続いた。対ユーロでは財政が不安視されているイタリアやスペインなどの国債利回りが上昇したことを受けて、欧債務懸念を背景とする円買いユーロ売りが観測されたほか、対ドルでは米長期金利が大幅に低下したことを手掛かりに、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが入った。アジア時間に日銀が追加金融緩和を見送ったことで、前日の海外時間に金融緩和期待を意識した円売りが進んだ反動が出た面もあるようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し下げられた。10日の欧米市場で、スペイン、イタリアの国債利回りが上昇し債務問題が再び意識されて円買いが強まった流れを引き継いだ。東京市場では、ドルに対して国内輸出企業から円買いが見られたほか、前場の日本株の下落を受けたリスクポジション解消目的の円買い外貨売りも入った。
ただ、日本株が売り一巡後に下げ幅を縮小し、上海総合指数も一時上昇に転じたため、リスク志向の低下が収まり、持ち高調整目的で円売りが出て上値を切り下げた。
安住淳財務相が11日午前、「為替の動向に一喜一憂しない」と発言したと伝わったが特に反応はなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。関係者の話として「日銀が27日の金融政策決定会合で追加金融緩和を検討」「追加緩和で資産買入等基金の増額を検討」と報じたことを受けて円売りが出たほか、後場の日本株の下げ渋りと時間外の米株価指数先物の上昇を手掛かりとした円売りも見られた。更に、早朝のロンドン勢も円売りで参入すると下げ幅が広がり、円全般が本日安値圏に沈んだ。しかし、英独の株価指数が失速すると一転対ドル中心に円買いが強まり切り返した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。世界的な景気不安にくわえ、欧州の債務問題が再び懸念されたため、序盤は円が買われる場面があった。ただ、欧州株相場が持ち直し、時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げると、投資家のリスク回避姿勢が後退。前日までに急ピッチで円高が進んだ反動もあり、円を売る動きがやや優勢となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時前に一時2月29日以来の安値となる1ドル＝80円57銭前後まで値を下げたものの、そのあとは徐々に下値を切り上げた。
・ユーロ円は持ち直した。アジア市場では一時1ユーロ＝105円46銭前後まで下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。21時前に一時本日高値となる106円37銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはドイツ政府が11日に実施した10年債入札で応札額が目標上限に届かなかったと伝わると一時1ユーロ＝1.30ドル台後半まで下押ししたが、「利回りの水準が低く、投資妙味がないため需要が弱くなっただけ」との見方からユーロ売りでの反応は限定的だった。その後、ダウ先物や欧州株が堅調に推移したことなどをながめユーロ買いドル売りが進むと、一時1.31569ドル前後と日通し高値を付けた。市場参加者からは「1.3140ドル、1.3150ドルに観測されていたストップロスを巻き込んで上昇に弾みが付いた」との声が聞かれた。