2012年4月24日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。週末にオランダ連立政権が緊縮財政策を巡る協議で決裂したことを受け、ルッテ・オランダ首相は23日、ベアトリクス女王に内閣総辞職の意向を伝えた。欧州債務不安の再燃が警戒されるなか、ダウ平均が180ドルを超す下げ幅となり、対ユーロ中心に円買いが小幅に出た。ただ、22日投開票された仏大統領選の第1回投票で、メルケル独首相とともに欧州債務危機に対応してきたサルコジ仏大統領を抑え、緊縮財政の見直しを訴えるオランド候補が首位に立ったことや、4月独ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことを材料に、アジアや欧州の取引時間帯で株安とともに急速な円高が進んでいたため、円の上値は限られた。終盤にダウ平均が90ドル超安まで下げ幅を縮めると、円の戻り売りや利食い売りが広がりじり安となった。
 一方、円はドルに対して動意が薄い。新規の取引材料に乏しかったうえ、ユーロなどに対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。債務不安を抱えた欧州の政局に対する懸念が強まり、前日の欧州株相場が大幅に下落。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から、円買い外貨売りが優勢となった。日本、アジア株相場の下落も円の支援材料。豪ドルに対しては、豪利下げ観測の高まりを背景に円高が進んだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。日本、アジア株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが入ったものの、そのあとは伸び悩んだ。24日の欧州株相場が反発して始まったことで円を売る動きが出た。「日銀は資産買入等の基金を5兆円から10兆円増額する可能性がある」「日銀は基金で買い入れる国債の種類を満期で3年以下のものまで拡大する可能性がある」と伝わると、円は本日安値圏まで急速に押し戻された。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、もみ合い。24日の欧州株が反発して始まったことや、通信社が「日銀は資産買入等の基金を5兆円から10兆円増額する可能性がある」「日銀は基金で買い入れる国債の種類を満期で3年以下のものまで拡大する可能性がある」と報じたことなどを背景に円売りが先行した。
 ただ、欧州株が高く始まった後、方向感がなくなると円相場も売りが収まった。新規の追加材料が伝わらなかったことも影響した。
 しかし、ニューヨークの取引時間帯に入り、時間外の米株価指数先物が急速に上げ幅を縮小し、英独の株価指数が小幅に下げに転じると円の買い戻しが若干優位となった。
 【 通貨ペア 】
・欧州市場の序盤にドル円は1ドル=81円26銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=107円09銭前後まで上昇。
・ユーロドルはもみ合い。欧州の株価指数先物が上昇して始まったことを手掛かりに買いが先行した後はもみ合いが続いていたが、22時過ぎに「リアルマネーの買いが入った」との声が聞かれ、1ユーロ=1.31956ドル前後と日通し高値を更新した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは23日、「オランダ連立政権の崩壊は格付けにネガティブ」との見解を示したと伝えられた。

エワルド・ノボトニー[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「債券購入プログラムは現在、スリープモード」「現時点で行動の必要があるとは認識していない」

ウェイン・スワン[NP-5.8 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・スワン豪副首相兼財務相「抑制されたインフレ率が豪中銀の利下げ余地を生んでいる」「基調インフレは豪中銀のレンジ下限にある」

日本銀行(日銀)関係[NP-6.4 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・「日銀は国債等を買い取る基金を5兆円から10兆円増額する可能性がある」「日銀は基金で買い入れる国債の種類を満期で3年以下のものまで拡大する可能性がある」と伝えた。

ジョージ・プロボポラス[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP -0.3 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁「2012年のギリシャ国内総生産(GDP)は5%減となる見通し」「2012年のギリシャ失業率は19%を超える見込み」

イブ・メルシュ[NP+4.6 HDP +0.9 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「国際通貨基金(IMF)はEUのインフレに関して楽観し過ぎである可能性」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ゴンザレス・パラモ[NP-4.6 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.4]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「欧州は昨年11月より安定的な位置にある」「欧州の景気回復は比較的穏やかで、第1四半期に弱さが見られる」

2012年4月24日のFX要人発言・ニュース

イェンス・バイトマン[NP+4.6 HDP +1.4 CHDP +0.1 RHDP +0.9 CRHDP -0.3]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「インフレは国際通貨基金(IMF)が示したよりもはやく上昇する可能性がある」「政府は財政緊縮を延期してはならない」「いったんインフレの上振れリスクが増加すれば行動しなければならない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は23日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-41年5月に償還を迎える米国債18億3200万ドルを購入したと発表した。

イェンス・バイトマン[NP     HDP +1.4 CHDP +0.1 RHDP +0.9 CRHDP -0.3]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「ECBの債券購入は改革と結び付けられるべきでない」

イェンス・バイトマン[NP-2.0 HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「さらなるECBの債券購入が必要とされれば行うべきであり、必要性を協議することができる」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「LTROプログラムの前向きな効果がすでに現れている」「銀行の資金調達や金融市場の状況は以前より良い」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ドイツの経済成長は債務削減の鍵となる」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米フェイスブックは23日、ナスダックに上場を申請することを明らかにした。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・テキサス・インスツルメンツは23日、第1四半期決算を発表した。1株利益は0.22ドルとなり、市場予想平均の0.173ドル程度を上回った。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは23日、「オランダ連立政権の崩壊は格付けにネガティブ」との見解を示したと伝えられた。

エワルド・ノボトニー[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「債券購入プログラムは現在、スリープモード」「現時点で行動の必要があるとは認識していない」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24日、アルゼンチンの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げたと発表した。

エワルド・ノボトニー[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「3回目のLTROについて議論することは時期尚早」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。週末にオランダ連立政権が緊縮財政策を巡る協議で決裂したことを受け、ルッテ・オランダ首相は23日、ベアトリクス女王に内閣総辞職の意向を伝えた。欧州債務不安の再燃が警戒されるなか、ダウ平均が180ドルを超す下げ幅となり、対ユーロ中心に円買いが小幅に出た。ただ、22日投開票された仏大統領選の第1回投票で、メルケル独首相とともに欧州債務危機に対応してきたサルコジ仏大統領を抑え、緊縮財政の見直しを訴えるオランド候補が首位に立ったことや、4月独ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことを材料に、アジアや欧州の取引時間帯で株安とともに急速な円高が進んでいたため、円の上値は限られた。終盤にダウ平均が90ドル超安まで下げ幅を縮めると、円の戻り売りや利食い売りが広がりじり安となった。
 一方、円はドルに対して動意が薄い。新規の取引材料に乏しかったうえ、ユーロなどに対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。

安住淳[NP     HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
安住淳・安住淳財務相「IMFは融資先として日本にとってふさわしい」「600億ドルの融資枠は適切な規模」

中国政府関係[NP     HDP +1.9 CHDP -0.1 RHDP +2.2 CRHDP -0.2]
中国政府関係・中国銀行監督管理委員会(銀監会)は24日、「世界経済は2012年に下押し圧力の拡大に直面する」「欧州債務危機は短期的には解決困難」などの見解を示した。

ウェイン・スワン[NP-5.8 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「抑制されたインフレ率が豪中銀の利下げ余地を生んでいる」「基調インフレは豪中銀のレンジ下限にある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。債務不安を抱えた欧州の政局に対する懸念が強まり、前日の欧州株相場が大幅に下落。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から、円買い外貨売りが優勢となった。日本、アジア株相場の下落も円の支援材料。豪ドルに対しては、豪利下げ観測の高まりを背景に円高が進んだ。

日本銀行(日銀)関係[NP-6.4 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
日本銀行(日銀)関係・「日銀は国債等を買い取る基金を5兆円から10兆円増額する可能性がある」「日銀は基金で買い入れる国債の種類を満期で3年以下のものまで拡大する可能性がある」と伝えた。

オランダ政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
オランダ政府関係・オランダ政府は24日、2014・2037年償還債入札実施した。2014年償還の国債の平均利回りは0.523%、2037年償還の国債の平均利回りは2.782%となった。

スペイン政府関係[NP     HDP -3.3 CHDP -0.7 RHDP -3.3 CRHDP -0.7]
スペイン政府関係・スペイン政府は24日、3カ月・6カ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。応札倍率は3カ月が7.6倍と前回の3.5倍を上回り、6カ月物が3.3倍と前回の5.6倍を下回った。また、調達額は19億ユーロと目標上限の20億ユーロに届かなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。日本、アジア株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが入ったものの、そのあとは伸び悩んだ。24日の欧州株相場が反発して始まったことで円を売る動きが出た。「日銀は資産買入等の基金を5兆円から10兆円増額する可能性がある」「日銀は基金で買い入れる国債の種類を満期で3年以下のものまで拡大する可能性がある」と伝わると、円は本日安値圏まで急速に押し戻された。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは24日、ノキアの長期格付けを「BBB-」から「BB+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

ジョージ・プロボポラス[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP -0.3 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
ジョージ・プロボポラス・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁「2012年のギリシャ国内総生産(GDP)は5%減となる見通し」「2012年のギリシャ失業率は19%を超える見込み」

イタリア政府関係[NP     HDP -4.4 CHDP -0.2 RHDP -4.4 CRHDP -0.2]
イタリア政府関係・イタリア政府は24日、2年物ゼロクーポン債入札で目標とほぼ同水準となる25億ユーロを調達した。なお、平均落札利回りは3.355%となり前回の2.352%から上昇した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP +0.2 RHDP +1.0 CRHDP +0.2]
ドイツ政府関係・ドイツ政府は2013年のドイツ成長率が1.6%になるとの見通しを示したようだ。独ハンデルスブラット紙が報じた。

オランダ政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
オランダ政府関係・オランダのルッテ首相は内閣総辞職後の日本時間21時に選挙と財政削減を呼びかけるようだ。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・AT&Tは24日、第1四半期決算を発表した。1株利益は0.60ドルとなり、市場予想平均の0.574ドル程度を上回った。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・3Mは24日、第1四半期決算を発表した。1株利益は1.59ドルと市場予想の1.486ドルを上回った。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・ハンガリー中銀は24日、政策金利を現行の7.00%に据え置くことを決めたと発表した。

イブ・メルシュ[NP+4.6 HDP +0.9 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP -0.1]
イブ・メルシュ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「国際通貨基金(IMF)はEUのインフレに関して楽観し過ぎである可能性」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・24日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、もみ合い。24日の欧州株が反発して始まったことや、通信社が「日銀は資産買入等の基金を5兆円から10兆円増額する可能性がある」「日銀は基金で買い入れる国債の種類を満期で3年以下のものまで拡大する可能性がある」と報じたことなどを背景に円売りが先行した。
 ただ、欧州株が高く始まった後、方向感がなくなると円相場も売りが収まった。新規の追加材料が伝わらなかったことも影響した。
 しかし、ニューヨークの取引時間帯に入り、時間外の米株価指数先物が急速に上げ幅を縮小し、英独の株価指数が小幅に下げに転じると円の買い戻しが若干優位となった。
 【 通貨ペア 】
・欧州市場の序盤にドル円は1ドル=81円26銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=107円09銭前後まで上昇。
・ユーロドルはもみ合い。欧州の株価指数先物が上昇して始まったことを手掛かりに買いが先行した後はもみ合いが続いていたが、22時過ぎに「リアルマネーの買いが入った」との声が聞かれ、1ユーロ=1.31956ドル前後と日通し高値を更新した。

ゴンザレス・パラモ[NP-4.6 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.4]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「欧州は昨年11月より安定的な位置にある」「欧州の景気回復は比較的穏やかで、第1四半期に弱さが見られる」

ゴンザレス・パラモ[NP+3.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「非標準的措置は我々の仕事ではない。LTROは一時的なもの」「欧州債は危機の解決にはならない」

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