2012年5月29日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行も、一巡後は動意を欠いた。欧州株が一時マイナス圏に沈んだことや時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮めたことを受けて円買いが先行した。スペインの国債利回りの上昇を背景に債務問題に対する警戒感が高まっていたことから対ユーロでの円買いの勢いが大きかった。
 もっとも、買い一巡後は米国市場がメモリアルデーの祝日で休場となり市場参加者が激減したことから、積極的な売買は見られず値動きが細った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。本日は月末がスポット応答日にあたり「仲値のドル不足が通常より多い」との観測から、仲値決済に向けた円売りドル買いが先行した。ただ、仲値通過後は日本の輸出企業の円買いドル売りが入ったうえ、「米系金融機関からの円買いドル売りが入った」との指摘があり円は持ち直した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。中国株や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売り外貨買いが出た。夕刻にかけては、欧州株高を手掛かりに円売り外貨買いが出た。一方、ドルに対しては小動き。ドルと円が欧州・オセアニア通貨などに対して同時に売買されており、相場の方向感は出なかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。29日の欧州株が高く始まったことや、時間外の米株価指数先物が大幅高となったことを手掛かりに円売りが先行した。しかし、株価の上昇が収まると徐々に円が買い戻されて下値を切り上げた。豪ドルに対しては、新華社通信が「中国は大規模な刺激策を導入するつもりはない」と報じたことが円買いを誘った。
 なお、中尾武彦財務官が香港で「日本は為替市場を注意深く監視している」「急激な円の上昇は非生産的」などと述べたと伝わったが、反応は目立たなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円50銭台でのもみ合いが続いた。ドルと円が対欧州オセアニア通貨で同時に売買されたことを反映した。
・ユーロ円は17時過ぎに1ユーロ=99円94銭前後と本日高値まで上げたが、株価が失速すると99円台半ばまで上げ幅を縮小した。
・ユーロドルは高く始まった後、値を下げた。株高をきっかけに買いが先行。17時前に1ユーロ=1.2575ドル前後と日通し高値まで上げたが、欧州株と時間外のダウ先物が上げ幅を縮小すると売りに押し下げられた。22時30分過ぎには1.2516-19ドルと日通し安値1.25093ドル前後に迫る場面が見られている。
 市場で「欧州中央銀行(ECB)が日本時間30日1時から銀行資本の増強に関して発表を行う可能性がある」との噂が一部で広がったが、この噂を否定する話しが広がったことが売りを誘ったとの見方があった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ベン・ブロードベント[NP-5.6 HDP -3.7 CHDP -0.2 RHDP -3.7 CRHDP -0.2]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「増大したユーロ圏の不安は、当面の間、英国に影響を及ぼし続ける」「市場はユーロ危機かられっきとした経済リスクを読み取っている」「欧州の最悪のリスクが現実化すればBOEは行動するだろう」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャの銀行支援基金は28日、ギリシャ国内の4大銀行は資本増強に向けて180億ユーロを受け取ったと発表した。

ベン・ブロードベント[NP-1.0 HDP -3.5 CHDP +0.2 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「現在のところは、BOEの金融刺激策が十分であると信じている」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャは現在行っている税収増加策が上手くいかない場合は、1次支援の残り30億ユーロを利用する可能性があると政府筋の話として報じられた。

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「6月1日より日中為替直接交換を開始する」「日中の政府・民間部門が具体的に協力できたことを歓迎する」

ベン・ブロードベント[NP-3.0 HDP -3.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「一段の量的緩和の可能性はある」「利下げにはあまり望ましくない影響がある」「英中銀の追加金融緩和の見送りはインフレの脅威に基づく」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「債券購入の再開は協議されていない」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ベン・ブロードベント[NP-1.0 HDP -3.5 CHDP +0.2 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「現在のところは、BOEの金融刺激策が十分であると信じている」

2012年5月29日のFX要人発言・ニュース

ベン・ブロードベント[NP-5.6 HDP -3.7 CHDP -0.2 RHDP -3.7 CRHDP -0.2]
ベン・ブロードベント・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「増大したユーロ圏の不安は、当面の間、英国に影響を及ぼし続ける」「市場はユーロ危機かられっきとした経済リスクを読み取っている」「欧州の最悪のリスクが現実化すればBOEは行動するだろう」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャの銀行支援基金は28日、ギリシャ国内の4大銀行は資本増強に向けて180億ユーロを受け取ったと発表した。

ベン・ブロードベント[NP-1.0 HDP -3.5 CHDP +0.2 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
ベン・ブロードベント・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「現在のところは、BOEの金融刺激策が十分であると信じている」

ジム・フラハティ[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.1]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「カナダの財政のファンダメンタルズは依然しっかりとしている」「カナダの銀行のユーロ圏へのエクスポージャーは小さい」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャは現在行っている税収増加策が上手くいかない場合は、1次支援の残り30億ユーロを利用する可能性があると政府筋の話として報じられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行も、一巡後は動意を欠いた。欧州株が一時マイナス圏に沈んだことや時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮めたことを受けて円買いが先行した。スペインの国債利回りの上昇を背景に債務問題に対する警戒感が高まっていたことから対ユーロでの円買いの勢いが大きかった。
 もっとも、買い一巡後は米国市場がメモリアルデーの祝日で休場となり市場参加者が激減したことから、積極的な売買は見られず値動きが細った。

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「6月1日より日中為替直接交換を開始する」「日中の政府・民間部門が具体的に協力できたことを歓迎する」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは29日、「中国経済の不確実性は格付けの重しとなる可能性」との見解を示したと伝えた。

日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
日本政府関係・古川元久国家戦略・経済財政担当相「欧州情勢は日本経済の下振れリスク」「日本経済は緩やかに回復しつつある」

ベン・ブロードベント[NP-3.0 HDP -3.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
ベン・ブロードベント・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「一段の量的緩和の可能性はある」「利下げにはあまり望ましくない影響がある」「英中銀の追加金融緩和の見送りはインフレの脅威に基づく」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。本日は月末がスポット応答日にあたり「仲値のドル不足が通常より多い」との観測から、仲値決済に向けた円売りドル買いが先行した。ただ、仲値通過後は日本の輸出企業の円買いドル売りが入ったうえ、「米系金融機関からの円買いドル売りが入った」との指摘があり円は持ち直した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは29日、フィリピンの格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に上方修正したと発表した。

トルコ政府関係[NP+3.0 HDP +3.7 CHDP -0.1 RHDP +3.7 CRHDP -0.1]
トルコ政府関係・トルコ中央銀行は今晩の金融政策委員会で政策金利を決定する。市場では「現行の5.75%で据え置かれる」との予想となっているが、一部では「国内金融機関に対して外貨建て預金準備率を引き上げる可能性がある」との憶測も台頭しており、注意したいところだ。また、年末までのインフレ予測や経済成長見通しも注目されている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。中国株や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売り外貨買いが出た。夕刻にかけては、欧州株高を手掛かりに円売り外貨買いが出た。一方、ドルに対しては小動き。ドルと円が欧州・オセアニア通貨などに対して同時に売買されており、相場の方向感は出なかった。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
スペイン政府関係・スペイン政府は地方政府の債務を支援する新たなメカニズムを6月1日に導入する可能性があるという。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.4 CHDP -0.2 RHDP -4.4 CRHDP -0.2]
イタリア政府関係・イタリア政府は29日、6カ月物国債の入札を実施した。平均落札利回りは2.104%と前回の1.772%を下回り、応札倍率は1.61倍と前回の1.71倍を下回った。

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「イタリアは地震に対応するため必要なことを全て行う」

中国政府関係[NP-1.0 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP -0.1]
中国政府関係・新華社通信が報じたところによると、「中国は大規模な刺激策を導入するつもりはない」ようだ。

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「最も重要な目標はギリシャのユーロ圏在留」「ECBの役割は流動性の供給であって、支払い能力の供給ではない」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「債券購入の再開は協議されていない」

スペイン政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
スペイン政府関係・スペイン政府は29日、1-4月の政府債務が対GDP比で1.43%になったと発表した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・トルコ中銀は29日、政策金利を現行の5.75%で据え置くことを決めたと発表した。

日本政府関係[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.2]
日本政府関係・中尾武彦財務官「日本は為替市場を注意深く監視している」

日本政府関係[NP-4.2 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「急激な円の上昇は非生産的」

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・ハンガリー中銀は29日、政策金利を現行の7.00%に据え置くことを決めたと発表した。

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ユーロ圏の経済および金融統合の予定・計画表を要請」

フランス政府関係[NP     HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
フランス政府関係・フランス政府は29日、3つの国債入札を実施した。13週物証券の平均利回りは0.084%、応札倍率は2.466倍となった。また、22週物は0.106%で4.33倍、52週物は0.180%で2.318倍となった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。29日の欧州株が高く始まったことや、時間外の米株価指数先物が大幅高となったことを手掛かりに円売りが先行した。しかし、株価の上昇が収まると徐々に円が買い戻されて下値を切り上げた。豪ドルに対しては、新華社通信が「中国は大規模な刺激策を導入するつもりはない」と報じたことが円買いを誘った。
 なお、中尾武彦財務官が香港で「日本は為替市場を注意深く監視している」「急激な円の上昇は非生産的」などと述べたと伝わったが、反応は目立たなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円50銭台でのもみ合いが続いた。ドルと円が対欧州オセアニア通貨で同時に売買されたことを反映した。
・ユーロ円は17時過ぎに1ユーロ=99円94銭前後と本日高値まで上げたが、株価が失速すると99円台半ばまで上げ幅を縮小した。
・ユーロドルは高く始まった後、値を下げた。株高をきっかけに買いが先行。17時前に1ユーロ=1.2575ドル前後と日通し高値まで上げたが、欧州株と時間外のダウ先物が上げ幅を縮小すると売りに押し下げられた。22時30分過ぎには1.2516-19ドルと日通し安値1.25093ドル前後に迫る場面が見られている。
 市場で「欧州中央銀行(ECB)が日本時間30日1時から銀行資本の増強に関して発表を行う可能性がある」との噂が一部で広がったが、この噂を否定する話しが広がったことが売りを誘ったとの見方があった。

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