2012年8月21日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルでしっかり。米10年債利回りが低下幅を拡大したことを受けて、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが先行した。また、他の通貨に対しても対ドルでの円買いの動きが波及。欧米株式相場が軟調に推移したことで、投資家のリスク許容度が低下するとの思惑から円買い外貨売りが進んだ面もあった。
 もっとも、米長期金利の低下が一服すると、円も対ドルで戻り売りに押される展開に。欧米株式相場が売り一巡後に下げ幅を縮めたこともあって、円買いの動きは長続きしなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。足もとで円安傾向が続いたあとだけに、持ち高調整に伴う円買いドル売りが入りやすい地合いとなっている。ただ、市場では「朝方の円買いドル売りが一巡すると、新規材料難から方向感に乏しい展開が続いた」との指摘があった。
 一方、円は豪ドルに対しては下げた。オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨で豪利下げ観測が後退したほか、「スイス中銀(SNB)がスイスフラン売り介入で得たユーロで豪ドルを購入した」ことが明らかになり円売り豪ドル買いが優勢となった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含んだ。オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨が公表され、対豪ドル中心に円売りが強まった流れが続いた。欧州勢が加わる時間帯に入ると、欧州株相場の上昇などをながめ円売り外貨買いが出た。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は対ユーロ中心に軟調。スペイン、イタリアなど財政懸念国の国債利回りが低下しており、リスク志向の回復につれて対ユーロ中心に円売りが膨らんだ。
 独シュピーゲル誌は19日、「欧州中央銀行(ECB)は無制限の債券購入を約束することにより、ユーロ圏各国の国債利回りに上限を設定することを検討している」と報じた。独財務省、ECBが20日にこの報道を否定したが、一部英紙が21日、この内容が確認できる公算があると伝えた。ECBは財政懸念国の国債利回りの上昇に歯止めをかける対策を検討しているとの期待が改めて高まったことが円売りユーロ買いや、スペイン、イタリアの国債上昇につながったようだ。
 対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇幅を拡大していることを受けて円売りが出ていた。
 もっとも、円は資源国通貨に対しては下げ渋り。ユーロに対して資源国通貨が売られていることにつれて円買い資源国通貨売りが入り下値を支えた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分に1ドル=79円52銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=99円05銭前後と7月6日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは上値を追う展開。スペイン、イタリアの国債利回りが低下していることや、ECBの政策対応に対する期待などを背景にユーロ買いドル売りが続いた。欧州市場の序盤には市場では「CTA(商品投資顧問)やスイス系銀行の買いが入った」との指摘があったほか中東勢の買い観測もあった。1.2450ドル前後にはバリアオプションが観測されており、防戦売りと見られる売りも出ていたが、1.2450ドルの突破を狙った買いが膨らみ上げ幅を拡大。ストップロス注文を巻き込み1ユーロ=1.2466ドル前後と7月5日以来の高値まで上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+2.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「国内経済がぜい弱な世界の見通しを相殺」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「成長トレンドやインフレ動向を考慮すれば政策は適切」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「世界経済の見通しが弱まり、多くの商品価格が下落しているにもかかわらず、豪ドルは依然として高い水準にある」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP     HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は5月と6月にかけて対スイスフランで約1000億ユーロを購入し、7月にはさらに大規模な購入が発生している可能性がある」「これらの購入の一部はユーロで保持されたが、小額の豪ドルを含むその他の通貨にかなりの額が交換された」

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
・スペイン政府は21日、12カ月・18カ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。応札倍率は12カ月が1.91倍と前回の2.23倍を下回り、18カ月物が3.98倍と前回の3.66倍を上回った。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の45億ユーロを上回る45.1億ユーロを調達したことを明らかにした。

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「政策当局者には過剰緩和のリスクがある」

デニス・ロックハート[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米経済の回復には依然として失望している」

デニス・ロックハート[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「『少なくとも2014年遅くまでFF金利を異例の低水準にすることが正当化される可能性が高い』とのFOMCの見通しは適切である」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ニュージーランド政府関係[NP+1.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「景気回復には波がある」

2012年8月21日のFX要人発言・ニュース

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は20日、13-17日までの1週間にSMPによる国債買入額がゼロであったことを明らかにした。買い入れ額ゼロは23週間連続。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は20日、ニューヨーク連銀を通じて2018年3月-20年8月に償還を迎える米国債44億6800万ドルを購入したと発表した。

バラク・オバマ[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「住宅市場は上向き始めているが、まだ望まれる水準にはない」

ヤニス・ストゥルナラス[NP     HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
ヤニス・ストゥルナラス・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ギリシャの予算案がトロイカのために用意される見込み」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ユーログループ議長が22日にギリシャを訪問すると報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・20日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルでしっかり。米10年債利回りが低下幅を拡大したことを受けて、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが先行した。また、他の通貨に対しても対ドルでの円買いの動きが波及。欧米株式相場が軟調に推移したことで、投資家のリスク許容度が低下するとの思惑から円買い外貨売りが進んだ面もあった。
 もっとも、米長期金利の低下が一服すると、円も対ドルで戻り売りに押される展開に。欧米株式相場が売り一巡後に下げ幅を縮めたこともあって、円買いの動きは長続きしなかった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+2.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「国内経済がぜい弱な世界の見通しを相殺」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「成長トレンドやインフレ動向を考慮すれば政策は適切」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「世界経済の見通しが弱まり、多くの商品価格が下落しているにもかかわらず、豪ドルは依然として高い水準にある」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「過去の利下げの完全な効果が明らかになるまである程度時間がかかる」

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
安住淳・安住淳財務相「日韓財務対話の取りやめを関係閣僚会議で報告した」「日韓通貨スワップの延長について今後どうするか現時点では白紙」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP     HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は5月と6月にかけて対スイスフランで約1000億ユーロを購入し、7月にはさらに大規模な購入が発生している可能性がある」「これらの購入の一部はユーロで保持されたが、小額の豪ドルを含むその他の通貨にかなりの額が交換された」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.2]
日本銀行(日銀)関係・日本銀行は21日、米ドル資金供給オペで1週間物の応札額が200万ドル、3カ月物の応札額がゼロだったことを明らかにした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。足もとで円安傾向が続いたあとだけに、持ち高調整に伴う円買いドル売りが入りやすい地合いとなっている。ただ、市場では「朝方の円買いドル売りが一巡すると、新規材料難から方向感に乏しい展開が続いた」との指摘があった。
 一方、円は豪ドルに対しては下げた。オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨で豪利下げ観測が後退したほか、「スイス中銀(SNB)がスイスフラン売り介入で得たユーロで豪ドルを購入した」ことが明らかになり円売り豪ドル買いが優勢となった。

ニュージーランド政府関係[NP+1.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「景気回復には波がある」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチのライリー氏は21日、「ECBは独連銀なしで行動する意思がある可能性がある」との見解を示したと伝えられた。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の議員は「ギリシャへの多少の譲歩は可能である」との見解を示したようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含んだ。オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨が公表され、対豪ドル中心に円売りが強まった流れが続いた。欧州勢が加わる時間帯に入ると、欧州株相場の上昇などをながめ円売り外貨買いが出た。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペイン政府は21日、12カ月・18カ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。応札倍率は12カ月が1.91倍と前回の2.23倍を下回り、18カ月物が3.98倍と前回の3.66倍を上回った。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の45億ユーロを上回る45.1億ユーロを調達したことを明らかにした。

スウェーデン政府関係[NP-3.0 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
スウェーデン政府関係・リクスバンク(スウェーデン中銀)のジャンソン副総裁は20日、「国内輸出企業の堅調な業績や、2012年上半期の経済成長率がポジティブサプライズとなったことを受けて、近日中に経済成長見通しを引き上げる公算が高い」ことを明らかにした。市場では、「9月6日に予定されている金融政策委員会で利下げに踏み切らないシグナルを送った」との観測が台頭した。また、一部では「リクスバンクが年末まで政策金利を現行の1.5%に据え置く」との見方も浮上している。

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「政策当局者には過剰緩和のリスクがある」

デニス・ロックハート[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米経済の回復には依然として失望している」

デニス・ロックハート[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP -0.2]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「金融政策は経済に強力なプラスの効果を及ぼすことが可能だが、万能薬ではない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日の欧州外国為替市場で円は対ユーロ中心に軟調。スペイン、イタリアなど財政懸念国の国債利回りが低下しており、リスク志向の回復につれて対ユーロ中心に円売りが膨らんだ。
 独シュピーゲル誌は19日、「欧州中央銀行(ECB)は無制限の債券購入を約束することにより、ユーロ圏各国の国債利回りに上限を設定することを検討している」と報じた。独財務省、ECBが20日にこの報道を否定したが、一部英紙が21日、この内容が確認できる公算があると伝えた。ECBは財政懸念国の国債利回りの上昇に歯止めをかける対策を検討しているとの期待が改めて高まったことが円売りユーロ買いや、スペイン、イタリアの国債上昇につながったようだ。
 対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇幅を拡大していることを受けて円売りが出ていた。
 もっとも、円は資源国通貨に対しては下げ渋り。ユーロに対して資源国通貨が売られていることにつれて円買い資源国通貨売りが入り下値を支えた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分に1ドル=79円52銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=99円05銭前後と7月6日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは上値を追う展開。スペイン、イタリアの国債利回りが低下していることや、ECBの政策対応に対する期待などを背景にユーロ買いドル売りが続いた。欧州市場の序盤には市場では「CTA(商品投資顧問)やスイス系銀行の買いが入った」との指摘があったほか中東勢の買い観測もあった。1.2450ドル前後にはバリアオプションが観測されており、防戦売りと見られる売りも出ていたが、1.2450ドルの突破を狙った買いが膨らみ上げ幅を拡大。ストップロス注文を巻き込み1ユーロ=1.2466ドル前後と7月5日以来の高値まで上げた。

デニス・ロックハート[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「『少なくとも2014年遅くまでFF金利を異例の低水準にすることが正当化される可能性が高い』とのFOMCの見通しは適切である」

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP -0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「追加の資産購入プログラムは選択肢の一つのままである」「先月の経済指標はしっかりとしていた」「ユーロ圏の危機と世界的な減速のリスクが見られる」「住宅市場は安定しており勇気付けられる」「労働市場はゆっくりと改善している」

[ Previous / Next ]

FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

重要人物・その他の発言・ニュース