2012年9月5日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジョン・キー[NP HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.2]
・キー・ニュージーランド（ＮＺ）首相「中国はＮＺ政府債に投資している」「中国は現在、2番目に大きい輸出市場」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは5日、「中国の銀行の収益は2013年にかけて悪化へ」との見解を示した。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]
・ドイツ政府は5日、10年物国債入札を実施した。平均落札利回りは1.42％と前回の1.42％と同じだった。応札倍率は1.1倍と前回の1.8倍を下回った。また応札額は39億ユーロとなり目標上限の50億ユーロを下回った。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-7.8 HDP -3.9 CHDP -0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]
・スイス国立銀行（ＳＮＢ）の報道官は5日、市場で「ＳＮＢがユーロを買っている」との話が広がっていることに関してコメントを控えたと報じた。
マリオ・ドラギ[NP-7.2 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・関係者の話として「ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁の計画では、無制限かつ不胎化の債券購入を約束する」と報じた。また、利回りの上限設定は控えられる見通しという。
カナダ銀行関係[NP+4.0 HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・カナダ銀行（カナダ中央銀行）声明「現在の大規模な金融刺激策を控えめに一定程度解除することが適切となる可能性」
カナダ銀行関係[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・カナダ銀行（カナダ中央銀行）声明「金融刺激の解除のタイミングや程度は国内や世界の経済進展と慎重に比較検討される」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -3.9 CHDP -0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]
・スイス国立銀行（ＳＮＢ）報道官はユーロスイスフランの下限引き上げの可能性についてコメントしなかった。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・関係者の話として報じたところによると、「メルケル独首相は独議員に対してＥＣＢによる無制限の債券購入には反対だが、一時的な債券購入は受け入れ可能」との見解を表明したようだ。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
カナダ銀行関係[NP-2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
・カナダ銀行（カナダ中央銀行）声明「コアインフレはここ数ヶ月で予想より落ち着いている」
2012年9月5日のFX要人発言・ニュース
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP +0.6 RHDP -4.1 CRHDP +0.6]
・ギリシャ首相府は4日、「サマラス・ギリシャ首相が11日にフランクフルトを訪問しドラギＥＣＢ総裁と会談する」と発表した。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は4日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月－42年8月に償還を迎える米国債18億1000万ドルを購入したと発表した。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相「ギリシャの第3次支援を期待できない」「ＥＵ懐疑派の政策に反対する」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は4日、ニューヨーク連銀を通じて2018年9月－20年8月に償還を迎える米国債46億4300万ドルを購入したと発表した。
ジョン・キー[NP HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.2]
・キー・ニュージーランド（ＮＺ）首相「中国はＮＺ政府債に投資している」「中国は現在、2番目に大きい輸出市場」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。市場では「日本時間21時15分の欧州中央銀行（ＥＣＢ）フィキシングに絡んだユーロ売りが出た」との声が聞かれ、円買いユーロ売りが優位に。その他の通貨に対しても円買いが波及した。8月米サプライマネジメント協会（ＩＳＭ）製造業景気指数と7月米建設支出がいずれも予想を下回ったことがわかると、対ドル中心に円買いが強まったほか、ダウ平均の110ドル超安が円全体を押し上げる要因となった。
その後、ダウ平均が次第に下げ幅を縮め、前営業日終値付近まで値を戻すと、持ち高調整の円売りが広がった。ただ、ダウ平均が引けにかけてさえない展開となったため、円全体が底堅く推移した。
日本銀行(日銀)関係[NP-5.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.1]
・宮尾龍蔵日銀審議委員「海外経済の回復が遅れるリスクが高まっている」「必要となった場合、細心かつ果断な措置が必要だ」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.2 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]・宮尾龍蔵日銀審議委員「リスク回避による長期金利の低下は、投資促進を意図した中銀のの国債買い入れにとって向かい風だ」「経済全体は改善方向だが、気がかりな要素は増えつつある」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは5日、「中国の銀行の収益は2013年にかけて悪化へ」との見解を示した。
中国政府関係[NP HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・楊・中国外相「中国は南シナ海の主権を有する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は狭い値幅で一進一退。ドルに対し豪ドルやユーロが下落したことにつれて円買い豪ドル売りや円買いユーロ売りが入ると、円全体が押し上げられた。
本日は5・10日（五十日）にあたり、仲値に向けて実需の円売りドル買いが強まったことが円全体の上値を抑える場面があったが、日経平均株価が下げ幅を拡大したことが円買いを誘ったことから円全体が再び値を上げた。
日本銀行(日銀)関係[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP -0.1]・宮尾龍蔵日銀審議委員「景気物価の見通しを10月にかけて点検し、必要があれば果断な措置とる」「個人消費や設備投資など、内需の持続性に不確実性がある」
日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.1]・宮尾龍蔵日銀審議委員「国際金融市場がさらに緊張する場合、円高の可能性も」「非伝統的な金融政策、弊害にも留意必要」
日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.2]・宮尾龍蔵日銀審議委員「外債購入の議論は円高是正を念頭に置いており、財務相の所管である」
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・ダイキンは8月29日、米空調機器大手グッドマン・グローバルを37億ドルで買収すると発表していたが、同社は5日、買収資金のうち25億ドルは円高対応緊急ファシリティを活用して調達すると発表した。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -5.7 CRHDP +0.1]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）副総裁「スイスは、デフォルトリスクの高まりに直面している」「金利上昇と低成長がデフォルトリスクを高める可能性」
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・タイ中銀は5日、政策金利の１日物のレポレートを3.00％に据え置くことを決めたと発表した。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
・ファンロンパイ欧州連合（ＥＵ）大統領「EUは、安定を確実にするために必要な措置は全て講じる」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]・ファンロンパイ欧州連合（ＥＵ）大統領「債務危機を容易に解決する策はない」「ＥＵは危機を克服するものと確信している」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]・ファンロンパイ欧州連合（ＥＵ）大統領「単一の金融政策の実施、困難になっている」「ユーロの防衛は、外国政策の中核だ」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]・ファンロンパイ欧州連合（ＥＵ）大統領「ＥＵ銀行規制、各国ごとに実施される必要」「イタリアは目を見張る構造改革を導入した」
ジャン＝クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ユーログループ議長が9月6日のＥＣＢ理事会に出席すると報じた。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]・ショイブレ独財務相「ユーロは来年にはやや安定するが、困難な状況は収束しないだろう」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]・ショイブレ独財務相「ユーロ圏は1年後も同じ形で存在する見通しだ」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。後場の日本株が下げ幅を拡大したことを受けてリスクポジション解消目的の円買いが入った。欧州株や時間外の米株価指数先物の下げ幅拡大を材料に欧州勢からも円買いが入ると上げ幅が広がった。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]
・ドイツ政府は5日、10年物国債入札を実施した。平均落札利回りは1.42％と前回の1.42％と同じだった。応札倍率は1.1倍と前回の1.8倍を下回った。また応札額は39億ユーロとなり目標上限の50億ユーロを下回った。
マリオ・モンティ[NP HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「欧州中央銀行（ＥＣＢ）の支援を受ける国が、支援を無駄にしないように監視することが重要」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-7.8 HDP -3.9 CHDP -0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]・スイス国立銀行（ＳＮＢ）の報道官は5日、市場で「ＳＮＢがユーロを買っている」との話が広がっていることに関してコメントを控えたと報じた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合（ＥＵ）は、ギリシャの調査には数週間かかりうるとの見解を示した。
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -2.8 CHDP -0.2 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
・キャメロン英首相「民間部門は成長し、経済はリバランスしつつある」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]・キリスト教民主同盟・社会同盟（CDU/CSU）のミヒャエル・フックス氏が、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は条件付きでのみ債券の購入が出来るとの見解を示した。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・格付け会社フィッチは5日、クロアチアの格付け「ＢＢＢ－」の見通しを「ネガティブ」から「安定的」に変更したと発表した。格付けは据え置いた。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]・ザイベルト独政府報道官は5日、「欧州中央銀行（ＥＣＢ）は責務の枠組みの中で決定する」などの認識を示したが、ＥＣＢによる債券購入の責務の範囲やスペインの救済期待についてコメントしなかったと伝えられた。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]・ポーランド中央銀行は5日、政策金利を現行の4.75％で据え置くことを決めたと発表した。
マリオ・ドラギ[NP-7.2 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・関係者の話として「ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁の計画では、無制限かつ不胎化の債券購入を約束する」と報じた。また、利回りの上限設定は控えられる見通しという。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]・カナダ銀行（カナダ中央銀行）は5日、政策金利を1.00％に据え置くことを決めたと発表した。市場予想通りの結果となった。
カナダ銀行関係[NP+4.0 HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・カナダ銀行（カナダ中央銀行）声明「現在の大規模な金融刺激策を控えめに一定程度解除することが適切となる可能性」
カナダ銀行関係[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]・カナダ銀行（カナダ中央銀行）声明「金融刺激の解除のタイミングや程度は国内や世界の経済進展と慎重に比較検討される」
カナダ銀行関係[NP-2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]・カナダ銀行（カナダ中央銀行）声明「コアインフレはここ数ヶ月で予想より落ち着いている」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP-5.0 HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]・ショイブレ独財務相「過度な金融規制解除は誤りだった」「金融セクターは実体経済を支援すべき」「ボーナスは制限されるべき」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -3.9 CHDP -0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]・スイス国立銀行（ＳＮＢ）報道官はユーロスイスフランの下限引き上げの可能性についてコメントしなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・4日の欧州外国為替市場で円は失速。欧州株や時間外の米株価指数先物の下落を材料にリスクポジション解消目的の円買い外貨売りが先行したものの、そのあとは徐々に上値を切り下げた。欧州株が持ち直しスペイン国債の利回りが低下したため、対ユーロ中心に円売りがじわりと強まった。「ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁の計画では、無制限かつ不胎化の債券購入を約束する」との一部報道が伝わると、円売りユーロ買いが加速し円全体を押し下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は狭いレンジでのもみ合い。ユーロ絡みの取引が中心でドル円自体の方向感は出なかった。
・ユーロ円は底堅い動き。17時過ぎに一時1ユーロ＝97円97銭前後と日通し安値を付けたものの、そのあとは買い戻しが優勢に。21時30分過ぎに一時本日高値となる98円89銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは8月ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値が前月から低下し、市場予想を下回ったことが重しとなり一時1ユーロ＝1.2502ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。欧州株が上げに転じ、スペイン国債が上昇したことなどをながめユーロ買いドル売りが入った。ドラギＥＣＢ総裁の債券購入計画に関する報道が伝わると全般ユーロ買いが活発化し、21時30分過ぎに一時1.26125ドル前後まで上げた。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]・ショイブレ独財務相「ＥＣＢの銀行監督を金融政策から切り離す必要」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]・ショイブレ独財務相「政府はＥＣＢの決定にコメントすべきでない」「ＥＣＢと独連銀は独立している」「ドラギＥＣＢ総裁とバイトマン独連銀総裁の間に対立はない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・関係者の話として報じたところによると、「メルケル独首相は独議員に対してドラギＥＣＢ総裁とバイトマン独連銀総裁を支持する」との見解を表明したようだ。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]・ショイブレ独財務相「欧州の状況は劇的でない」「市場だけが状況をあまりに深刻に評価している」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]・関係者の話として報じたところによると、「メルケル独首相は独議員に対してＥＣＢによる無制限の債券購入には反対だが、一時的な債券購入は受け入れ可能」との見解を表明したようだ。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・コスタリカで5日、マグニチュード（Ｍ）7.9の地震が発生したと、米地質学研究所（ＵＳＧＳ）が発表した。
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。市場では「日本時間21時15分の欧州中央銀行（ＥＣＢ）フィキシングに絡んだユーロ売りが出た」との声が聞かれ、円買いユーロ売りが優位に。その他の通貨に対しても円買いが波及した。8月米サプライマネジメント協会（ＩＳＭ）製造業景気指数と7月米建設支出がいずれも予想を下回ったことがわかると、対ドル中心に円買いが強まったほか、ダウ平均の110ドル超安が円全体を押し上げる要因となった。
その後、ダウ平均が次第に下げ幅を縮め、前営業日終値付近まで値を戻すと、持ち高調整の円売りが広がった。ただ、ダウ平均が引けにかけてさえない展開となったため、円全体が底堅く推移した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は狭い値幅で一進一退。ドルに対し豪ドルやユーロが下落したことにつれて円買い豪ドル売りや円買いユーロ売りが入ると、円全体が押し上げられた。
本日は5・10日（五十日）にあたり、仲値に向けて実需の円売りドル買いが強まったことが円全体の上値を抑える場面があったが、日経平均株価が下げ幅を拡大したことが円買いを誘ったことから円全体が再び値を上げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。後場の日本株が下げ幅を拡大したことを受けてリスクポジション解消目的の円買いが入った。欧州株や時間外の米株価指数先物の下げ幅拡大を材料に欧州勢からも円買いが入ると上げ幅が広がった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は失速。欧州株や時間外の米株価指数先物の下落を材料にリスクポジション解消目的の円買い外貨売りが先行したものの、そのあとは徐々に上値を切り下げた。欧州株が持ち直しスペイン国債の利回りが低下したため、対ユーロ中心に円売りがじわりと強まった。「ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁の計画では、無制限かつ不胎化の債券購入を約束する」との一部報道が伝わると、円売りユーロ買いが加速し円全体を押し下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は狭いレンジでのもみ合い。ユーロ絡みの取引が中心でドル円自体の方向感は出なかった。
・ユーロ円は底堅い動き。17時過ぎに一時1ユーロ＝97円97銭前後と日通し安値を付けたものの、そのあとは買い戻しが優勢に。21時30分過ぎに一時本日高値となる98円89銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは8月ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値が前月から低下し、市場予想を下回ったことが重しとなり一時1ユーロ＝1.2502ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。欧州株が上げに転じ、スペイン国債が上昇したことなどをながめユーロ買いドル売りが入った。ドラギＥＣＢ総裁の債券購入計画に関する報道が伝わると全般ユーロ買いが活発化し、21時30分過ぎに一時1.26125ドル前後まで上げた。