2013年1月17日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ヤニス・ストゥルナラス[NP-5.6 HDP -4.0 CHDP -0.5 RHDP -4.0 CRHDP -0.5]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相は「ギリシャは2013年の年末近くに成長軌道に戻るが、全体としては今年も成長は縮小する」との見解を示した。独ハンデルスブラット紙が伝えた。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「米経済活動は全地区で穏やかに拡大している」
マリオ・モンティ[NP-2.0 HDP -0.3 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
・モンティ・イタリア暫定首相「金融危機は終わったが、経済危機は続いている」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.6 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「FRBは経済が正常化するまで緩和策を続ける姿勢であるべきだ」
日本政府関係[NP-6.4 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・甘利明経済再生担当相「円高の修正局面にあり、100円はターニングポイントではない」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「安倍政権の新たな政策を非常に懸念している」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ヤニス・ストゥルナラス[NP-5.6 HDP -4.0 CHDP -0.5 RHDP -4.0 CRHDP -0.5]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相は「ギリシャは2013年の年末近くに成長軌道に戻るが、全体としては今年も成長は縮小する」との見解を示した。独ハンデルスブラット紙が伝えた。
2013年1月17日のFX要人発言・ニュース
ジム・フラハティ[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダの経済成長は前向きで緩やかとなるだろう」
ヤニス・ストゥルナラス[NP-5.6 HDP -4.0 CHDP -0.5 RHDP -4.0 CRHDP -0.5]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相は「ギリシャは2013年の年末近くに成長軌道に戻るが、全体としては今年も成長は縮小する」との見解を示した。独ハンデルスブラット紙が伝えた。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・米連邦準備理事会(FRB)は16日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年11月に償還を迎える米国債14億7400万ドルを購入したと発表した。
ヨルグ・アスムッセン[NP+2.0 HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBはユーロ圏の状況改善を支援した」「2013年に向けて楽観的な見方が可能」「ユーロ圏において良い影響が見られる」「ECBは今年の経済改善を予想」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「米経済活動は全地区で穏やかに拡大している」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+1.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「製造業はまちまちながら6地区で拡大、3地区で縮小した」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「労働市場の状況は全ての地区でほとんど変化がなかった」
マリオ・モンティ[NP-2.0 HDP -0.3 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
・モンティ・イタリア暫定首相「金融危機は終わったが、経済危機は続いている」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.1]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「ギリシャのプログラムは正しい方向に向かっている」「ギリシャには多くのやるべきことが残っている」「ギリシャは民間化を進めなければならない」
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・ブラジル中銀は16日、政策金利を現行の7.25%に据え置くことを決めたと発表した。市場予想通りの結果となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。時間外のダウ先物が下げ幅を広げたことを受けて、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りが先行したが、その後は徐々に上値を切り下げる展開に。全般手掛かり材料に乏しい中で欧州株が引けにかけて底堅く推移したほか、安く始まったダウ平均も下げ幅を縮めたため、アジア時間を中心に進んだ円買いの反動が出た。
なお、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「米経済活動は全地区で穏やかに拡大している」ことなどが明らかになったが目立った反応は見られなかった。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・米連邦航空局(FAA)は16日、機体トラブルが相次いだボーイング「787」運行の一時停止を命じた。
リチャード・フィッシャー[NP HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「大きすぎてつぶせない銀行は再編されなければならない」
リチャード・フィッシャー[NP-3.0 HDP +1.6 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「FRBによる債券買い入れが金融政策に与える影響はいずれ低下するだろう」「連邦債務の上限問題は企業にとって大きな不透明要因となる」
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.3]
・梶山弘志国土交通副大臣は17日、「国土交通省は米FAAと同様にB787型機の運航見合わせの措置を取る」「運航停止命令を出来るだけ早く出す」「運航見合わせの期間は現時点では言えない」などの見解を示した。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.4 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「低金利は万能薬ではないものの、経済を良い方向に進めることが出来る」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.6 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「FRBは経済が正常化するまで緩和策を続ける姿勢であるべきだ」
日本政府関係[NP-5.2 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.0]
・茂木敏充経済産業相は17日、「円高を是正し、デフレを解消していく方向はこれからも変わらない」「(これまでの円安・株高について)大きなトレンドは良い方向へと向かっている」などの見解を示した。共同通信が伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。日本株相場が高く始まったことをきっかけに円売り外貨買いが先行。市場では「大手邦銀の円売りドル買いが出た」との指摘があった。ただ、12月豪雇用統計がさえない内容となったことが分かると、対豪ドル中心に円買いが強まり円全体を押し上げた。日経平均が下げに転じたほか、上海株が1%超下落するとポジション解消に伴う円買いが活発化した。
日本政府関係[NP-6.4 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・甘利明経済再生担当相「円高の修正局面にあり、100円はターニングポイントではない」
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・全国銀行協会の佐藤康博会長(みずほフィナンシャルグループ)は17日、「円安は100円を超えるとマクロ的にマイナスである」との見解を示したと伝えられた。
日本政府関係[NP-2.0 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・石破茂自民党幹事長「過度な円高から脱出しつつある」
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・甘利明経済再生担当相「15日のコメントはメディアが誤って伝えた」「円は引き続き、行き過ぎた上昇の修正局面にある」
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・菅義偉官房長官「為替・株式市場の動向に一喜一憂すべきではない」「円高デフレからの脱却に向け、物事が着実に進んでいる」
日本政府関係[NP-5.6 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・石破茂自民党幹事長「金融緩和は積極的にやっていかなければならない」
日本政府関係[NP-5.6 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.1]
・石破茂自民党幹事長「過度な円高は是正されるべきだ」
オッリ・レーン[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「フランスは債務を抑制するために一段の措置を講じる必要があるだろう」
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.1]
・山口俊一財務副大臣「来週の日銀政策決定会合に出席する」「政府と日銀の政策協定はそれなりの合意に達するだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。午後に入り時間外のダウ先物にまとまった売りが観測されたことをきっかけに、上海株が急落。日経平均も一時160円を超える下落となったことで、円を買い戻す動きが先行した。ただ、甘利明経済再生担当相が円相場について「過度な円高から水準を調整している過程。1ドル=100円は転換点とは言っていない」と述べたと伝わると、日経平均が持ち直し円は急落した。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)月報「2013年後半に景気は緩やかに回復へ」「各国政府は財政、構造的な不均衡を是正すべき」
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・スペイン政府は17日、2015年、2018年、2041年償還債の国債入札を実施した。2015年償還債の応札倍率は2.0倍と前回の4.8倍を下回った。2018年償還債の応札倍率は2.3倍と前回の2.6倍を下回った。2041年償還債の応札倍率は2.0倍と前回の2.0倍と同じだった。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の45億ユーロと同じ、45億ユーロを調達したことを明らかにした。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP+2.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏の主要な危機は回避された」
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.1]
・日経新聞が報じたところによると、安倍晋三首相は17日、訪問先のタイのバンコクで、日銀との共同文書に盛り込む2%の物価上昇率目標の達成時期に関して「経済財政諮問会議で集中的に討議する日を設けて、目標達成に向けた進捗、日程管理を行うこともできる」と述べた。日銀総裁も出席する経済財政諮問会議の金融政策を巡る集中討議で達成状況を点検する考えを示したという。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ユーロ圏危機は徐々に解決している」「金融市場は信用を回復している」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「安倍政権の新たな政策を非常に懸念している」
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-2.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・ブラジル中央銀行は市場予想通り主要政策金利を据え置いたが、同時に発表した声明文の中で「景気回復が予想より緩やかである」ことを強調し、前回の声明文からはより景気先行きに慎重な姿勢を示した。インフレについては「短期的にインフレ圧力が上昇するリスクがある」との見方を示したものの、市場関係者からは「中長期的なインフレ見通しに触れなかったため、金融政策の焦点がインフレ抑制から景気回復に移されたことが明らかである」との声が聞かれている。また、市場が注目していた「金融環境が安定したままで長期的に維持される見通し」との表現が前回同様使用されたことで、「少なくとも4月までは政策金利を現行水準に維持する公算が大きい」との見方が台頭している。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・バンク・オブ・アメリカ(BOA)は17日、第4四半期決算を発表した。1株利益は0.03ドルとなり、市場予想平均の0.198ドル程度を下回った。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・シティ・グループは17日、第4四半期決算を発表した。1株利益は0.38ドルとなった。なお、調整後の1株利益は0.69ドルとなり、市場予想平均の0.964ドル程度を下回った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は急落。甘利明経済再生担当相は17日、「円高の修正局面にあり、100円はターニングポイントではない」「15日のコメントはメディアが誤って伝えた」などと述べたほか、石破茂自民党幹事長は「金融緩和は積極的にやっていかなければならない」「過度な円高は是正されるべきだ」などと語った。円安けん制発言が伝えられた両氏が「発言を修正したようだ」との思惑が広がると、全般円売りが活発化した。
複数のスイス系銀行がスイスフラン建て預金に対し実質的なマイナス金利を適用していることを背景にユーロ買いスイスフラン売りが加速したうえ、スペインの国債入札が無難な結果に終わり、投資家心理が改善する形でユーロ買いドル売りが広がった。この流れに沿って対ユーロでの円売りが目立った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=89円台に観測されていた損失覚悟の買い注文を巻き込み、89円48銭前後まで値を伸ばした。ただ、市場では「89円台半ばに厚い売り注文が観測されている」との声が聞かれたほか、22時30分に12月米住宅着工件数や12月米建設許可件数、前週分の米新規失業保険申請件数の発表を控えて買いは一服した。
・ユーロ円は1ユーロ=119円65銭前後まで急伸した後はやや伸び悩んだ。
・ユーロドルはしっかり。対スイスフランや円でのユーロ高進行とともに値を上げた。前日の高値1ユーロ=1.3325ドル前後を上抜けて上昇に弾みがつき、1.33775ドル前後まで強含んだ。スペインの国債入札を無難に通過したことや、欧州株や時間外のダウ先物がプラス圏に浮上したことが買いを後押しした。ただ、14日の高値1.3404ドル前後が上値の目処となり、いったん買いは収まった。
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.1]
・政府筋の話として報じたところによると、白川方明日銀総裁、麻生太郎副総理兼財務・金融相、甘利明経済再生担当相は18日午前に都内で会談し、共同文書を協議するという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。時間外のダウ先物が下げ幅を広げたことを受けて、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りが先行したが、その後は徐々に上値を切り下げる展開に。全般手掛かり材料に乏しい中で欧州株が引けにかけて底堅く推移したほか、安く始まったダウ平均も下げ幅を縮めたため、アジア時間を中心に進んだ円買いの反動が出た。
なお、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「米経済活動は全地区で穏やかに拡大している」ことなどが明らかになったが目立った反応は見られなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。日本株相場が高く始まったことをきっかけに円売り外貨買いが先行。市場では「大手邦銀の円売りドル買いが出た」との指摘があった。ただ、12月豪雇用統計がさえない内容となったことが分かると、対豪ドル中心に円買いが強まり円全体を押し上げた。日経平均が下げに転じたほか、上海株が1%超下落するとポジション解消に伴う円買いが活発化した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。午後に入り時間外のダウ先物にまとまった売りが観測されたことをきっかけに、上海株が急落。日経平均も一時160円を超える下落となったことで、円を買い戻す動きが先行した。ただ、甘利明経済再生担当相が円相場について「過度な円高から水準を調整している過程。1ドル=100円は転換点とは言っていない」と述べたと伝わると、日経平均が持ち直し円は急落した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は急落。甘利明経済再生担当相は17日、「円高の修正局面にあり、100円はターニングポイントではない」「15日のコメントはメディアが誤って伝えた」などと述べたほか、石破茂自民党幹事長は「金融緩和は積極的にやっていかなければならない」「過度な円高は是正されるべきだ」などと語った。円安けん制発言が伝えられた両氏が「発言を修正したようだ」との思惑が広がると、全般円売りが活発化した。
複数のスイス系銀行がスイスフラン建て預金に対し実質的なマイナス金利を適用していることを背景にユーロ買いスイスフラン売りが加速したうえ、スペインの国債入札が無難な結果に終わり、投資家心理が改善する形でユーロ買いドル売りが広がった。この流れに沿って対ユーロでの円売りが目立った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=89円台に観測されていた損失覚悟の買い注文を巻き込み、89円48銭前後まで値を伸ばした。ただ、市場では「89円台半ばに厚い売り注文が観測されている」との声が聞かれたほか、22時30分に12月米住宅着工件数や12月米建設許可件数、前週分の米新規失業保険申請件数の発表を控えて買いは一服した。
・ユーロ円は1ユーロ=119円65銭前後まで急伸した後はやや伸び悩んだ。
・ユーロドルはしっかり。対スイスフランや円でのユーロ高進行とともに値を上げた。前日の高値1ユーロ=1.3325ドル前後を上抜けて上昇に弾みがつき、1.33775ドル前後まで強含んだ。スペインの国債入札を無難に通過したことや、欧州株や時間外のダウ先物がプラス圏に浮上したことが買いを後押しした。ただ、14日の高値1.3404ドル前後が上値の目処となり、いったん買いは収まった。