2013年1月16日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのライリー氏は15日、「債務上限の合意がなければ、米国を『ネガティブ・ウォッチ』に指定するだろう」「債務上限の合意がなければ、米国格下げの可能性が非常に高い」「米国がデフォルトするとは考えていない」などの見解を示した。CNBCが伝えた。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「6.5%の失業率は普通に考えて高過ぎる水準」「コストと利益を検討しているため、現時点で資産購入額の変更を望まない」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは15日、「英国が『AAA』格付けを失うリスクは明らかに増大している」との見解を示した。
ジャン=クロード・ユンケル[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロの為替レートは危険なほど高い」
エリック・ローゼングレン[NP-6.2 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -5.2 CRHDP +0.0]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBの資産買い入れは労働市場が予想通り穏やかに改善しなければ2014年も継続する可能性がある」
エリック・ローゼングレン[NP+2.0 HDP -3.5 CHDP +0.1 RHDP -5.2 CRHDP +0.0]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「失業率が7.25%に低下するような労働市場の著しい改善があれば、資産買い入れの停止につながる可能性がある」
日本政府関係[NP+4.0 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・自民党の石破茂幹事長は16日朝、このところの円安進行について「産業によっては困る企業も出てくる」と述べた。
中国政府関係[NP-4.8 HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
・中国商務省は16日、「中国の輸出は2013年も深刻な状況に直面する可能性がある」「2013年の貿易の伸びがGDPの伸びと同程度になることを望んでいる」などの見解を示した。
麻生太郎[NP-6.2 HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「長引く円高、資産デフレ不況からの脱却を目指していく」「金融緩和、財政出動、経済成長戦略を同時に実施していく」
日本政府関係[NP-5.4 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.3]
・菅義偉官房長官「甘利明経済再生担当相などの為替に関する発言は、全く意図的なものではない」「過度な円高が是正されている段階にある」「政府として意図的に円安デメリット発言をしているということはない」
ドイツ政府関係[NP-5.6 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.1]
・独経済技術省は16日、2013年のドイツGDP見通しを前回の1.0%から0.4%に下方修正したと発表した。また、14年GDP見通しは1.6%とした。
ドイツ政府関係[NP+2.0 HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・レスラー独経済技術相「ユーロ水準は過大評価されているとは言えない」
エリック・ローゼングレン[NP-5.0 HDP -3.5 CHDP +0.0 RHDP -5.1 CRHDP +0.1]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「ワシントンの政治が経済成長を損なう可能性」「量的緩和は十分と予想」「経済への厳しい打撃が変化をもたらす可能性」「解除に関する話は時期尚早」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.6 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「雇用を促進するため政策を一段と緩和する必要」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「6.5%の失業率は普通に考えて高過ぎる水準」「コストと利益を検討しているため、現時点で資産購入額の変更を望まない」
2013年1月16日のFX要人発言・ニュース
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのライリー氏は15日、「債務上限の合意がなければ、米国を『ネガティブ・ウォッチ』に指定するだろう」「債務上限の合意がなければ、米国格下げの可能性が非常に高い」「米国がデフォルトするとは考えていない」などの見解を示した。CNBCが伝えた。
イタリア政府関係[NP HDP -4.0 CHDP +0.9 RHDP -4.0 CRHDP +0.9]
・複数の通信社が報じたところによると、イタリアは新たに15年債を60億ユーロ発行する見込みであるという。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・米連邦準備理事会(FRB)は15日、ニューヨーク連銀を通じて2023年2月-31年2月に償還を迎える米国債9億2700万ドルを購入したと発表した。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「6.5%の失業率は普通に考えて高過ぎる水準」「コストと利益を検討しているため、現時点で資産購入額の変更を望まない」
日本政府関係[NP-5.6 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・政府と日銀の共同文書の草案として「日銀は2%のインフレ目標にコミットする」と伝えた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは15日、「英国が『AAA』格付けを失うリスクは明らかに増大している」との見解を示した。
チャールズ・プロッサー[NP HDP +2.8 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.1]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「金融・財政政策は魔法の万能薬でない」
ジャン=クロード・ユンケル[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロの為替レートは危険なほど高い」
オッリ・レーン[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ユーロ圏の債務を共有するには一段の予算監視が必要となる」
エリック・ローゼングレン[NP-6.2 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -5.2 CRHDP +0.0]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBの資産買い入れは労働市場が予想通り穏やかに改善しなければ2014年も継続する可能性がある」
エリック・ローゼングレン[NP+2.0 HDP -3.5 CHDP +0.1 RHDP -5.2 CRHDP +0.0]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「失業率が7.25%に低下するような労働市場の著しい改善があれば、資産買い入れの停止につながる可能性がある」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・ガイトナー米財務長官が議会指導者に債務上限回避に向けた新たな措置を伝えたという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。欧州時間まで急ピッチで円買い外貨売りが進んだ反動で伸び悩んだ。売り一巡後には下値を切り上げたものの、政府・日銀の共同文書草案として「日銀は2%のインフレ目標にコミットする」と報じると、日銀の追加緩和期待から円は再び上値が重くなった。引けにかけてダウ平均が底堅く推移したことも円売りを促したようだ。一方、対ユーロでは4時前にユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「ユーロの為替レートは危険なほど高い」と述べたことを受け、急ピッチで円買いが進む場面があった。
なお、12月米小売売上高は前月比0.5%増と市場予想平均の前月比0.2%増を上回ったが、同時に発表された1月ニューヨーク州製造業景気指数はマイナス7.78と市場予想平均の0.00を下回るなど、米経済指標はまちまちな結果となった。
世界銀行関連[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP -0.3 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・世界銀行は16日、2013年の世界経済成長見通しを6月時点の3%から2.4%に下方修正した。
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・政府関係者のコメントとして報じたところによると、「甘利明経済再生担当相が次回の日銀金融政策決定会合に出席する可能性がある」とのこと。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.0]
・白井早由里日銀審議委員「成長期待が高まれば、物価上昇の流れも強まっていくだろう」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.3]
・白井早由里日銀審議委員「(付利撤廃について)他国との金利差をもたらすことで円安効果もある」
日本政府関係[NP+4.0 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・自民党の石破茂幹事長は16日朝、このところの円安進行について「産業によっては困る企業も出てくる」と述べた。
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・菅義偉官房長官「(同意人事の時期について)日銀総裁・副総裁の任期に支障をきたさないよう適切に対応していく」
中国政府関係[NP-4.8 HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
・中国商務省は16日、「中国の輸出は2013年も深刻な状況に直面する可能性がある」「2013年の貿易の伸びがGDPの伸びと同程度になることを望んでいる」などの見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均が大きく下落したことなどを背景に、利益確定の円買いが優勢となった。自民党の石破茂幹事長が16日朝、このところの円安進行について「産業によっては困る企業も出てくる」と述べたことも円の買い戻しを誘った。市場では「海外ヘッジファンドなどが円売りポジションの解消に動いている」との指摘もあった。
内閣府が発表した11月機械受注統計で、民間設備投資の先行指標となる「船舶、電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比3.9%増と予想を上回ったものの、相場の反応は限定的だった。
麻生太郎[NP-6.2 HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「長引く円高、資産デフレ不況からの脱却を目指していく」「金融緩和、財政出動、経済成長戦略を同時に実施していく」
麻生太郎[NP HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「ここ1カ月の円安と株高は安倍政権に対する市場の期待を反映したもの」
ピーター・プラート[NP HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「ECBは為替レートの目標はない」
日本政府関係[NP-5.4 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.3]
・菅義偉官房長官「甘利明経済再生担当相などの為替に関する発言は、全く意図的なものではない」「過度な円高が是正されている段階にある」「政府として意図的に円安デメリット発言をしているということはない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻しが一服。午後の日経平均が下げ幅を拡大したことなどを受けて、ポジション解消目的の円買い外貨売りが広がったものの、そのあとはやや伸び悩んだ。麻生太郎副総理兼財務・金融相が「長引く円高、資産デフレ不況からの脱却を目指していく」などと述べたほか、菅義偉官房長官が「甘利明経済再生担当相などの為替に関する発言は、全く意図的なものではない」「政府として意図的に円安デメリット発言をしているということはない」と発言したことが円の重しとなった。
エワルド・ノボトニー[NP-4.0 HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロ圏には安定の兆しが見える」「危機はまだ終わっていない」「通貨としてのユーロに危機はない」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.3]
・日銀は16日、資産買入等基金で株価指数連動型上場投資信託(ETF)を227億円購入したと発表した。日銀のETF購入は約2カ月ぶり。
エワルド・ノボトニー[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロ相場は現在主要な懸念事項ではない」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「長期的にユーロがドルに対して上昇するとは思わない」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.4]
・ドイツ政府は16日、10年物国債入札を実施した。平均落札利回りは1.56%と前回の1.40%を上回った。応札倍率も1.7倍と前回の1.5倍を上回った。また、応札額は66億8000万ユーロとなり目標上限の50億ユーロを上回った。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・ブラジル中央銀行が本日(日本時間17日早朝の予定)政策金利決定を発表する。主要政策金利であるセリックレートを現行の7.25%に据え置くとの見方が根強いが、同時に発表される声明文の内容に注目が集まっている。12月ブラジル消費者物価指数が5.84%と28カ月連続で中銀ターゲットである4.5%を上回ったが、トンビニ中銀総裁は「インフレ環境に満足している」と発言している。声明文が前回と同様に「金融環境が安定したままで長期的に維持される見通し」との表現となるかどうかが注目ポイントだ。
ドイツ政府関係[NP-5.6 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.1]
・独経済技術省は16日、2013年のドイツGDP見通しを前回の1.0%から0.4%に下方修正したと発表した。また、14年GDP見通しは1.6%とした。
ドイツ政府関係[NP+2.0 HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・レスラー独経済技術相「ユーロ水準は過大評価されているとは言えない」
ドイツ政府関係[NP+4.0 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・レスラー独経済技術相「債務危機が緩和するにつれて欧州中央銀行(ECB)が利上げを行う可能性ある」
ブノワ・クーレ[NP HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.1]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「各国政府は不均衡是正のために努力するべき」
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・JPモルガン・チェースは16日、第4四半期決算を発表した。1株利益は1.39ドルとなり、市場予想平均の1.217ドル程度を上回った。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、マルタの長期格付けを「A-」から「BBB+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・ゴールドマン・サックスは16日、第4四半期決算を発表した。1株利益は5.60ドルとなり、市場予想平均の3.660ドル程度を上回った。
エリック・ローゼングレン[NP-5.0 HDP -3.5 CHDP +0.0 RHDP -5.1 CRHDP +0.1]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「ワシントンの政治が経済成長を損なう可能性」「量的緩和は十分と予想」「経済への厳しい打撃が変化をもたらす可能性」「解除に関する話は時期尚早」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価の下げ幅拡大に伴い投資家がリスク回避姿勢を強めるなか、アジア時間に利益確定や持ち高調整の円買いが優位となった影響が残った。欧州株が安く始まると改めて円買いが持ち込まれた。ただ、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が16日、CNBCとのインタビューで「ユーロ相場は現在主要な懸念事項ではない」などと述べると、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)のユーロ高けん制発言をはやして前日にユーロ安が加速しただけに、円売りユーロ買いが優勢に。その他の通貨に対しても円売りが波及した。もっとも、欧州株や時間外のダウ先物がさらに下落すると円買いが再開した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=87円79銭前後まで値を下げた後、88円28-31銭まで買い戻されたが、88円台を割り込んだ。
・ユーロ円は1ユーロ=116円48銭前後まで下げた後、117円61-66銭まで値を戻したが、116円65-70銭まで再び下げた。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州株の売りが先行するにつれて1ユーロ=1.32625ドル前後まで値を下げた。ただ、市場では「1.3260ドル前後から下の水準には断続的に買いオーダーが観測されている」との指摘があり下値の堅さが意識されると、ノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言が買い材料視され1.3325ドル前後まで持ち直した。もっとも、時間外のダウ先物が下げ幅を拡大すると、リスク回避的な売りが再開。一転して1.3257ドル前後まで下げ足を速めた。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.6 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁「雇用を促進するため政策を一段と緩和する必要」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。欧州時間まで急ピッチで円買い外貨売りが進んだ反動で伸び悩んだ。売り一巡後には下値を切り上げたものの、政府・日銀の共同文書草案として「日銀は2%のインフレ目標にコミットする」と報じると、日銀の追加緩和期待から円は再び上値が重くなった。引けにかけてダウ平均が底堅く推移したことも円売りを促したようだ。一方、対ユーロでは4時前にユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が「ユーロの為替レートは危険なほど高い」と述べたことを受け、急ピッチで円買いが進む場面があった。
なお、12月米小売売上高は前月比0.5%増と市場予想平均の前月比0.2%増を上回ったが、同時に発表された1月ニューヨーク州製造業景気指数はマイナス7.78と市場予想平均の0.00を下回るなど、米経済指標はまちまちな結果となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均が大きく下落したことなどを背景に、利益確定の円買いが優勢となった。自民党の石破茂幹事長が16日朝、このところの円安進行について「産業によっては困る企業も出てくる」と述べたことも円の買い戻しを誘った。市場では「海外ヘッジファンドなどが円売りポジションの解消に動いている」との指摘もあった。
内閣府が発表した11月機械受注統計で、民間設備投資の先行指標となる「船舶、電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比3.9%増と予想を上回ったものの、相場の反応は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻しが一服。午後の日経平均が下げ幅を拡大したことなどを受けて、ポジション解消目的の円買い外貨売りが広がったものの、そのあとはやや伸び悩んだ。麻生太郎副総理兼財務・金融相が「長引く円高、資産デフレ不況からの脱却を目指していく」などと述べたほか、菅義偉官房長官が「甘利明経済再生担当相などの為替に関する発言は、全く意図的なものではない」「政府として意図的に円安デメリット発言をしているということはない」と発言したことが円の重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価の下げ幅拡大に伴い投資家がリスク回避姿勢を強めるなか、アジア時間に利益確定や持ち高調整の円買いが優位となった影響が残った。欧州株が安く始まると改めて円買いが持ち込まれた。ただ、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が16日、CNBCとのインタビューで「ユーロ相場は現在主要な懸念事項ではない」などと述べると、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)のユーロ高けん制発言をはやして前日にユーロ安が加速しただけに、円売りユーロ買いが優勢に。その他の通貨に対しても円売りが波及した。もっとも、欧州株や時間外のダウ先物がさらに下落すると円買いが再開した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=87円79銭前後まで値を下げた後、88円28-31銭まで買い戻されたが、88円台を割り込んだ。
・ユーロ円は1ユーロ=116円48銭前後まで下げた後、117円61-66銭まで値を戻したが、116円65-70銭まで再び下げた。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州株の売りが先行するにつれて1ユーロ=1.32625ドル前後まで値を下げた。ただ、市場では「1.3260ドル前後から下の水準には断続的に買いオーダーが観測されている」との指摘があり下値の堅さが意識されると、ノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言が買い材料視され1.3325ドル前後まで持ち直した。もっとも、時間外のダウ先物が下げ幅を拡大すると、リスク回避的な売りが再開。一転して1.3257ドル前後まで下げ足を速めた。