2013年1月24日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
カナダ銀行関係[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「時間の経過とともに、金融刺激策のいくぶんかの適度な解除が必要とされる見通し」「より落ち着いたインフレ見通しと家計部門のより建設的な不均衡の進展は解除のタイミングが以前の予想より差し迫っていないことを示唆する」
カナダ銀行関係[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「世界経済の見通しは昨年10月の報告時点よりも幾分か弱まっている」「企業投資や輸出が2013年の経済成長に寄与するだろう」
国際通貨基金(IMF)[NP-3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は23日、2013年の世界成長見通しを10月時点の3.6%から3.5%に下方修正した。
国際通貨基金(IMF)[NP-5.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は23日、「日本の経済成長は円安や財政刺激、金融緩和が後押しするだろう」「日本のインフレ目標引き上げと、一段と野心的な金融政策目標を歓迎する」などの見解を示した。
マーク・カーニー[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダの利上げは差し迫っていない」
マーク・カーニー[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「金利の方向は明確だが、タイミングが変化した」「通貨戦争はまだ起きていない」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・米下院は23日、暫定的な債務上限引き上げ法案を可決した。
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.1]
・内閣府の西村康稔副大臣は24日、「1ドル=100円は問題ないとの認識。浜田宏一内閣官房参与(エール大学名誉教授)と共通」などと述べた。また、「110-120円だと輸入物価が上がり目配りが必要」との見解も示した。
安倍晋三[NP-6.8 HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相は24日、インタビューで「大胆な金融緩和をこれから進めていく必要があり、日銀法改正も視野に入れていきたい」との見解を示した。
安倍晋三[NP-7.0 HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相「日銀はデフレファイターとして責任をもってほしい」「2%の物価目標を1日も早く達成してほしい」「次回の会合で目標達成への道筋を描いてほしい」
オランダ政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ルッテ・オランダ首相は24日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で「ユーロ圏離脱は可能であるべき」との見解を示した。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
カナダ銀行関係[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「時間の経過とともに、金融刺激策のいくぶんかの適度な解除が必要とされる見通し」「より落ち着いたインフレ見通しと家計部門のより建設的な不均衡の進展は解除のタイミングが以前の予想より差し迫っていないことを示唆する」
2013年1月24日のFX要人発言・ニュース
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)は23日、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表した。市場予想通りの結果となった。
カナダ銀行関係[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「時間の経過とともに、金融刺激策のいくぶんかの適度な解除が必要とされる見通し」「より落ち着いたインフレ見通しと家計部門のより建設的な不均衡の進展は解除のタイミングが以前の予想より差し迫っていないことを示唆する」
カナダ銀行関係[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「世界経済の見通しは昨年10月の報告時点よりも幾分か弱まっている」「企業投資や輸出が2013年の経済成長に寄与するだろう」
国際通貨基金(IMF)[NP-3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は23日、2013年の世界成長見通しを10月時点の3.6%から3.5%に下方修正した。
国際通貨基金(IMF)[NP-5.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は23日、「日本の経済成長は円安や財政刺激、金融緩和が後押しするだろう」「日本のインフレ目標引き上げと、一段と野心的な金融政策目標を歓迎する」などの見解を示した。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)当局者は23日、「財政赤字が対GDP比100%を大幅に上回り、財政再建の計画が明確でないなかで、日本が財政赤字を拡大するのは危険」などの見解を示した。
スティーヴン・ハーパー[NP HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
・ハーパー・カナダ首相「カナダは経済の力強さを維持することに焦点を当てる」
マーク・カーニー[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダの利上げは差し迫っていない」
マーク・カーニー[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「金利の方向は明確だが、タイミングが変化した」「通貨戦争はまだ起きていない」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.1]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「欧州経済は深刻な問題に直面しているが、欧州の将来については楽観している」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・南アフリカランドは弱含み。ドルランドは一時9.0440ランドと2009年4月22日以来の高値までドル高ランド安が進んだ。また、ランド円は一時9.79円と昨年12月21日以来の安値まで値を下げた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは23日、ベルギーの格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたと発表した。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・米ドルカナダドルは本日高値圏でもみ合い。カナダ銀行(カナダ中央銀行)が声明で「利上げの必要性は差し迫っていない」などの見解を示したことからカナダドル売りが膨らんだ影響が残り、一時1.0005カナダドルと昨年11月19日以来の高値まで米ドル高カナダドル安が進んだ。3時4分時点では0.9989-94カナダドルで推移している。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・米下院は23日、暫定的な債務上限引き上げ法案を可決した。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・23日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間24日3時時点の水準で、前日終値比0.028%低い1.990%だった。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・米連邦準備理事会(FRB)は23日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年11月に償還を迎える米国債14億7400万ドルを購入したと発表した。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・アップルは23日、第1四半期決算を発表した。1株営業利益は13.81ドルとなり、市場予想平均の13.522ドルを上回った。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米アップル株は時間外取引で10%超安。アップルの第1四半期決算で、1株営業利益は13.81ドルと市場予想平均の13.522ドルを上回ったが、売上高が予想を下回ったことなどが嫌気されたようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。中尾武彦財務官が「引き続き為替市場の動向を注視し、適切に対応していく」「金融政策が結果的に為替に影響を与えても、問題とされるべきではない」「通貨の競争的な切り下げという批判は当たっていない」などと述べたと伝わったあと、円を売る動きが散見された。市場では「米下院が本日、連邦債務の上限引き上げ法案を採決する見通しとなっており、結果を見定めたい」との声が聞かれ、しばらくもみ合いとなった。その後、「米下院が暫定的な債務上限引き上げ法案を可決した」と報じられるとダウ平均がじりじりと上げ幅を拡大。投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが進んだ。
ウェイン・スワン[NP HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
・スワン豪副首相兼財務相「豪州は国際経済の影響を受けていない」「豪州の債務水準、失業率、政策金利はともに低水準にある」
韓国政府関係[NP HDP -6.3 CHDP +0.0 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]
・韓国国防省の報道官は24日、「北朝鮮にはいつでも核実験を行う用意がある」との見解を示した。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・朝鮮中央通信が北朝鮮国防委員会の声明として伝えたところによると、北朝鮮は核実験の実施を警告したようだ。
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.1]
・ダウ・ジョーンズ通信が報じたところによると、中尾武彦財務官は「最近の円の下落は過度な円高の是正」「円の動きを注視している」などと述べた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。米アップルの四半期決算で売上高が市場予想を下回り、同社株が時間外取引で10%超の下落。日本株安を見越したリスク回避目的の円買い外貨売りが先行した。
ただ、そのあとはさえない展開に。財務省が朝方発表した12月貿易統計(通関ベース)で貿易赤字が予想より拡大し円売りが出たほか、安く始まった日本株が上昇に転じたことが円売り外貨買いを誘った。午後に入り、日経平均が100円超上昇すると円売りが活発化した。1月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を上回ったことも投資家心理の改善につながった。
日本政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.1]
・内閣府の西村康稔副大臣は24日、「1ドル=100円は問題ないとの認識。浜田宏一内閣官房参与(エール大学名誉教授)と共通」などと述べた。また、「110-120円だと輸入物価が上がり目配りが必要」との見解も示した。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.2]
・ドンブレト独連銀理事(独ハンデルスブラット紙が報じた)「通貨戦争を防ぐ明確なルールを促す」
安倍晋三[NP-6.8 HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相は24日、インタビューで「大胆な金融緩和をこれから進めていく必要があり、日銀法改正も視野に入れていきたい」との見解を示した。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・フィリピン中銀は24日、政策金利を3.50%に据え置くことを決めたと発表した。
安倍晋三[NP-7.0 HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相「日銀はデフレファイターとして責任をもってほしい」「2%の物価目標を1日も早く達成してほしい」「次回の会合で目標達成への道筋を描いてほしい」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調だった。「中尾武彦財務官は最近の円の上昇を注視」との一部報道をきっかけに円売りが先行。内閣府の西村康稔副大臣が「1ドル=100円は問題ないとの認識。浜田宏一内閣官房参与(エール大学名誉教授)と共通」などと述べたと伝わると、さらに円安が進んだ。午後の日経平均が100円超上昇したことも円の重しとなった。
安倍晋三首相は24日、「大胆な金融緩和をこれから進めていく必要があり、日銀法改正も視野に入れていきたい」と述べたと一部で伝わった。市場では「日銀に対して金融緩和を求める圧力が高まるとの思惑から円売りにつながった」との声が聞かれた。
日本政府関係[NP-1.0 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・甘利明経済再生担当相「白川日銀総裁は2015年以降、需給ギャップが縮小すれば物価が上昇すると考えられるとの見解を示した」
ドイツ政府関係[NP+2.0 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・レスラー独経済技術相「2013年の独GDPは改善する見通し」「2013年独GDPは0.4%をしっかり上回る」
日本政府関係[NP-6.6 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.1]
・甘利明経済再生担当相「物価目標は集中審議で進捗を検証し日銀に努力を促す」「日銀には物価目標達成に向けて矢継ぎ早に対応して欲しい」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24日、南アフリカの格付けについて「再度、格付けを見直す切迫した必要性はない」との見解を示した。
オランダ政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ルッテ・オランダ首相は24日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で「ユーロ圏離脱は可能であるべき」との見解を示した。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・南アフリカ準備銀行(中央銀行)は24日、政策金利を現行の5.00%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・メルケル独首相(ダボス会議で)「ユーロ圏が世界景気減速の一因となった」「ユーロ圏は緊急対策を必要としていないが、長期的な解決策が必要」
南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP+2.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・マーカス南アフリカ準備銀行総裁「金利の引き下げは協議しなかった」「据え置きの決定は全会一致だった」
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -2.9 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP -0.1]
・キャメロン英首相「英国の国民投票を巡る不透明感は経済を損なわない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は軟調。「中尾武彦財務官は最近の円の上昇を注視」との報道や、西村康稔内閣府副大臣の「1ドル=100円は問題ないとの認識。浜田宏一内閣官房参与(エール大学名誉教授)と共通」との発言をはやして、アジア市場から円売りが優位となった影響が残った。欧州株が底堅く推移し、投資家のリスク許容度が保たれたことも円の重しとなったほか、市場では「アジア中銀の円売りユーロ買いが観測された」との声が聞かれた。前週分の新規失業保険申請件数が33万件と市場予想平均の35万5000件程度より強い結果となったことがわかると、米長期金利が上昇に転じるとともに円売りドル買いが進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=89円86銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=119円95銭前後まで強含んだ。ユーロクロスが堅調に推移した流れに沿った。
・ユーロドルは神経質な値動き。手掛かり材料に乏しく1ユーロ=1.3330ドル前後でしばらく方向感が出なかったが、ユーロクロスの買いが強まるにつれて前日の高値1.3355ドルを上抜け1.3359ドル前後まで上げた。ただ、22日の高値1.3372ドル前後が上値の目処として意識されると、強い米雇用指標がユーロ売りドル買いを促し1.3326-29ドルまで失速した。もっとも、欧州株や時間外のダウ先物の上昇を支えに1.3350ドル台まで再び上げるなど、神経質な値動きとなった。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・メルケル独首相は24日、ダボス会議で「日本を為替相場の懸念なしに見ていない」との見解を示したと伝えられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。中尾武彦財務官が「引き続き為替市場の動向を注視し、適切に対応していく」「金融政策が結果的に為替に影響を与えても、問題とされるべきではない」「通貨の競争的な切り下げという批判は当たっていない」などと述べたと伝わったあと、円を売る動きが散見された。市場では「米下院が本日、連邦債務の上限引き上げ法案を採決する見通しとなっており、結果を見定めたい」との声が聞かれ、しばらくもみ合いとなった。その後、「米下院が暫定的な債務上限引き上げ法案を可決した」と報じられるとダウ平均がじりじりと上げ幅を拡大。投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが進んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。米アップルの四半期決算で売上高が市場予想を下回り、同社株が時間外取引で10%超の下落。日本株安を見越したリスク回避目的の円買い外貨売りが先行した。
ただ、そのあとはさえない展開に。財務省が朝方発表した12月貿易統計(通関ベース)で貿易赤字が予想より拡大し円売りが出たほか、安く始まった日本株が上昇に転じたことが円売り外貨買いを誘った。午後に入り、日経平均が100円超上昇すると円売りが活発化した。1月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を上回ったことも投資家心理の改善につながった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調だった。「中尾武彦財務官は最近の円の上昇を注視」との一部報道をきっかけに円売りが先行。内閣府の西村康稔副大臣が「1ドル=100円は問題ないとの認識。浜田宏一内閣官房参与(エール大学名誉教授)と共通」などと述べたと伝わると、さらに円安が進んだ。午後の日経平均が100円超上昇したことも円の重しとなった。
安倍晋三首相は24日、「大胆な金融緩和をこれから進めていく必要があり、日銀法改正も視野に入れていきたい」と述べたと一部で伝わった。市場では「日銀に対して金融緩和を求める圧力が高まるとの思惑から円売りにつながった」との声が聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は軟調。「中尾武彦財務官は最近の円の上昇を注視」との報道や、西村康稔内閣府副大臣の「1ドル=100円は問題ないとの認識。浜田宏一内閣官房参与(エール大学名誉教授)と共通」との発言をはやして、アジア市場から円売りが優位となった影響が残った。欧州株が底堅く推移し、投資家のリスク許容度が保たれたことも円の重しとなったほか、市場では「アジア中銀の円売りユーロ買いが観測された」との声が聞かれた。前週分の新規失業保険申請件数が33万件と市場予想平均の35万5000件程度より強い結果となったことがわかると、米長期金利が上昇に転じるとともに円売りドル買いが進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=89円86銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=119円95銭前後まで強含んだ。ユーロクロスが堅調に推移した流れに沿った。
・ユーロドルは神経質な値動き。手掛かり材料に乏しく1ユーロ=1.3330ドル前後でしばらく方向感が出なかったが、ユーロクロスの買いが強まるにつれて前日の高値1.3355ドルを上抜け1.3359ドル前後まで上げた。ただ、22日の高値1.3372ドル前後が上値の目処として意識されると、強い米雇用指標がユーロ売りドル買いを促し1.3326-29ドルまで失速した。もっとも、欧州株や時間外のダウ先物の上昇を支えに1.3350ドル台まで再び上げるなど、神経質な値動きとなった。