為替・株式・商品マーケット概要

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 2009年6月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2009年6月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2009年6月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2009-06-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はやや強含み。対ドルやユーロ中心に国内輸出企業や機関投資家などからの円買いが入った。ただ、1日の日本株相場や時間外の米株価指数先物が上昇していることなどを材料に一段の円買いには歯止めがかかっている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2009年6月 発言・ニュース

[2009-06-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はやや強含み。対ドルやユーロ中心に国内輸出企業や機関投資家などからの円買いが入った。ただ、1日の日本株相場や時間外の米株価指数先物が上昇していることなどを材料に一段の円買いには歯止めがかかっている。

[2009-06-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調。米政府高官から「米ゼネラル・モーターズ(GM)は本日、破産法適用の申請する」と伝わったことで、時間外の米株価指数先物や日本株が大幅に上昇。投資家のリスク許容度が改善するとの見方から、対ユーロや資源国通貨中心に円売りが広がった。一方、ドルに対しては上昇。対欧州・オセアニア通貨でのドル売りにつれた円買い・ドル売りが優勢となった。

[2009-06-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外のダウ先物の上昇を受けて投資家のリスク志向が高まったため、金利水準の高いオセアニア通貨に対して円売りが目立った。21時30分に発表された米個人所得が前月比で予想に反して増加すると対ドルでの円売りが加速。その他通貨に対しても円売りが一段と強まった。また、ゼネラル・モーターズ(GM)が1日、ニューヨーク連邦裁判所に連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請したと伝わったが、事前に伝わっていたこともあり反応はなかった。
・ドル円は22時過ぎに1ドル=95円75銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=135円82銭前後と4月6日以来の高値を付けた。
・NZドル円は一時62.00円と2008年10月21日以来の高値を付けたほか、豪ドル円は77.32円と2008年10月6日以来の高値水準まで買われた。
・ユーロドルは利益確定の売り目立つ。17時過ぎに1ユーロ1.4246ドル前後と2008年12月28日以来の高値を付けた後は利益確定の売りが目立っている。対円でドル買いが強まったことも重しとなっている。

[2009-06-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。4月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)や個人所得が市場予想平均より強かったことをきっかけに対ドル中心に売りが広がった。指標を受けて米国株式相場が大幅に上昇し、投資家のリスク志向が高まり売りが強まった。5月米ISM製造業景気指数や4月米建設支出も市場予想平均を上回ると下げ足を速めた。

[2009-06-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してはやや強含み。日本株の上値の重さを背景に持ち高解消の円買いが入ったほか、時間外の米株価指数先物の下落が円買いを誘った。ただ、円を積極的に買い進める材料に乏しいため、一方的に円買いが強まる展開にはなっていない。一方、ドルに対してはもみ合い。ダウ先物の下落などが円の支援材料になる半面、対ユーロなどでのドル買いにつれた円売りドル買いが相場の重しになった。

[2009-06-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してはもみ合い。ロシアで開催されるBRICs首脳会議で、新たな準備通貨について話し合われるとの一部報道を受けて、対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨の買いが強まると、円売り・欧州通貨買いと円売り・オセアニア通貨買いが出た。ただ、同時に対ドルで円買いが強まったことが他の通貨に対しても円買いを誘い円の下値を支えたためもみ合いの展開となった。一方、対ドルでは、新たな準備通貨に関する報道を背景に円買いが一時優勢となった。
・ドル円は20時30分過ぎに1ドル=95円33銭前後まで売られた。
・ユーロ・円は1ユーロ=136円台前半でのもみ合いが続いた。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州勢からの売りが先行し一時1ユーロ1.4102ドル前後まで売られた。ユーロ圏の4月失業率が9.2%と1999年9月以来の高水準に上昇したことも重しとなった。ただ、BRICs首脳会議で、新たな準備通貨について話し合われる可能性があると伝わるとユーロ買いドル売りが優位になり21時前に1.4284ドル前後と2008年12月29日以来の高値を付けた。一方で、1.4300ドルに接近すると利益確定の売りも厚く急速に上値を切り下げている。

[2009-06-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・市場関係者の話として、インド政府系銀行がドル買いインドルピー売り介入を実施したもよう。

[2009-06-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・市場関係者によれば、タイ中銀がドル買いバーツ売り介入を実施しているようだ。

[2009-06-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は弱含み。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、対ドルで円売りが強まると他の通貨にも円売りが波及した。市場関係者からは「本邦証券筋からのまとまった規模の円売り・ドル買いが出た」との声が聞かれた。ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んだ円売りも見られた。もっとも、売り一巡後はやや下げ渋る展開に。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安が意識されたようだ。

[2009-06-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対し堅調。一部通信社が関係者の話として「米国債の保有は米国との『パートナーシップ』であると中国人民銀行は見なしている」と伝えたほか、日本、インド、韓国、中国の当局者の話として「米国債の格付けが引き下げられても、外貨準備政策への影響はあまりない」と伝わった。米国債の格下げに伴うドル安やドルの基軸通貨としての地位低下などを警戒してドル売りを進めていた参加者が、欧州・オセアニア通貨に対してドルを買い戻すと、円買い・欧州通貨売りと円買い・オセアニア通貨売りが入った。3日の東京市場でやや円売りに傾いていたため反動が大きくなった面もあったほか、時間外の米株価指数先物が下げていることも円の支えとなっている。
・一方、円はドルに対してはもみ合い。円に対してもドルの買い戻しが入ったものの、欧州・オセアニア通貨に対する円買いの勢いが増すともみ合いの展開となった。
・ドル円は18時前に1ドル=96円43銭前後と本日高値を付けた。ただ、ダウ先物が下げていることや、クロス円の売りが重しとなり95円台まで値を下げる場面も見られている。
・ユーロ円は22時前に1ユーロ=135円80銭前後まで下げた。
・ユーロドルは軟調。22時前にに1ユーロ1.4153ドル前後と本日安値を付けた。米国債や米ドルに関する報道や、ユーロ円の売りが強まったことを受けた。

[2009-06-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日発表された5月のトルコ消費者物価指数(CPI)は前月比0.6%上昇、前年比5.2%上昇となった。市場予想平均の前月比0.4%上昇、前年比5.0%上昇よりそれぞれ強い結果となった。市場予想は、1970年7月以来の低水準となる前年比5%となっている。市場関係者からは「5月CPIが予想を下回る結果となれば、次回の利下げ期待が高まり、リラへの売り圧力が強まる可能性が高い」との声が聞かれていた。

[2009-06-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して伸び悩み。欧州時間でインド、日本、韓国、中国の当局者が「米国債の格付けが引き下げられたとしても外貨準備政策への影響はあまりない」、「米ドルに代わる主要な準備通貨はない」などと述べたことが伝わり、対欧州通貨、オセアニア通貨でのドルの買い戻しにつれた円買い・外貨売りが強まった流れを引き継いだ。3日の米国株式相場が軟調にすると円買いの勢いが増した。ただ、米国株が引け際に下げ渋ったため、上げ幅を縮小した。

[2009-06-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。序盤は対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出たほか、国内投資家などからの円売り・外貨買いが出た。ただ、売り一巡後は徐々に下げ渋る展開に。対豪ドルでは4月豪貿易収支が黒字予想に反して赤字となったことが円買いを誘ったほか、対ドルでは「昨日高値1ドル=96円43銭が意識された」との声が聞かれた。

[2009-06-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが強まった。しばらくは方向感に乏しい展開が続いていたが、欧州勢が参入すると対欧州・オセアニア通貨中心に円売りが出た。時間外の米株価指数先物の上昇も意識された。対ポンドでは5月英ハリファックス住宅価格指数が予想より強い内容となったことが円売りを後押しした。

[2009-06-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ポンド相場の急落について、市場関係者からは「ブラウン英首相の辞任の噂でポンド売りが膨らんだ」との声が聞かれている。

[2009-06-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・一部通信社によると、英政府はブラウン英首相の辞任の噂について「まったくのたわ言」であるとの認識を示したもよう。現在、ポンド売りはひとまず一服している。

[2009-06-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。序盤は欧州勢から円売りが先行し値を下げていた。時間外の米株価指数先物が一時上昇していたことも円売りを誘った。ただ、米株価指数先物が上値を切り下げると利益確定の円買いが入った上、ブラウン英首相が辞任するとの憶測が一部で広がり対ドルでポンド売りが強まると、対ポンド中心に円買いが膨らんだ。その後は、英政府がブラウン英首相の辞任を否定したこともあり対ポンドでの円買いの勢いはやや弱まった。また、英欧の金融イベントがあったものの、大方の予想通りだったこともあり特に材料視されなかった。
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=96円88銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円は一時137円台まで買われていたが、ポンド円の売りに押されて136.78-83円まで下げる場面もあった。
・ポンドドルは一時売りが優勢。ブラウン英首相が辞任するとの憶測を受けて1.6090ドル前後まで売られた。もっとも、英政府が辞任を否定したため下げ止まっている。
・ユーロドルは一進一退。ポンドドルの売りにつれて21時前に1ユーロ1.4070ドル前後と本日安値を付けた。ただ、ポンドドルの売りが一服したほか、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の会見で、新たな金融緩和策に具体的な言及がなかったこともあり買い戻されている。

[2009-06-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、弱含み。序盤にブラウン英首相の辞任の噂が広がり対ポンド中心に円買いが広がった。ただ、この件に関して英政府が否定したことでいったん円買いは収まった。その後、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が定例理事会後の記者会見で「現在の主要金利は適切な水準である」と今後の追加利下げに特に触れなかったことや、環境が改善した場合金融緩和措置を解除することも示唆したため、対ユーロなどで円売りが強まった。米国株式相場が堅調に推移したことも重しとなった。

[2009-06-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は弱含み。しばらくは動意の薄い展開が続いていたが、日本やアジア株高を背景に徐々に円売りが広がった。

[2009-06-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しい。日本時間21時30分の5月米雇用統計を控えて、持ち高調整の取引に終始した。もっとも、時間外の米株価指数先物が上昇していることなどを材料に対オセアニア通貨に対しては円売りが出る場面があった。

[2009-06-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。暫くもみ合いが続いたが、5月米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少数が34万5000人減と市場予想の52万人減よりも大幅に少なかったため米雇用市場の早期回復期待が高まった。時間外の米株価指数先物が大幅に上昇したためリスク許容度の回復した投資家から円売りが進んだ。ただ、米10年債利回りが大幅に上昇し、対ドルで欧州・オセアニア通貨が売られると、円買い・欧州通貨売り、円買い・オセアニア通貨売りが入り下げ止まった。現物の米国株が弱含むと一段と円買いが進んでいる。
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=98円21銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに139円26銭前後と2008年10月15日以来の高値まで上げたが、現物の米国株が下落しているため23時過ぎに136.27円と本日安値まで売られている。
・ユーロドルは値動きが荒い。強い米雇用指標を受けてリスク志向が高まりユーロ買いドル売りが一時膨らんだ。1ユーロ=1.4269ドル前後まで上げた。ただ、米10年債利回りが大幅に上昇すると一転ユーロ売りドル買いが優位になった。

[2009-06-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては一進一退。5月米雇用統計で非農業部門雇用者数が34万5000人減と市場予想平均より強い結果となったことを受けて米株価指数先物が上昇。投資家のリスク志向が高まったため円売りが出た。もっとも、指標を受けて米雇用市場の改善に対する期待から米国債利回りが上昇し対欧州・オセアニア通貨でドル買いが入った影響で円は下げ渋った。一方ドルに対しては軟調。5月米雇用統計や米国債利回りの上昇を受けて円売り・ドル買いが出たことで、他の通貨に対しても重しになった。米連邦公開市場委員会(FOMC)でのフェデラルファンド(FF)レートの引き上げ観測が広がったことも売りを誘った。
・ドル円は、断続的にストップロスを巻き込み、一時5月8日以来の高値となる1ドル=98円90銭まで上昇した。
・ユーロ円は、5月米雇用統計を受けてダウ先物が上昇した場面で一時1ユーロ=139円26銭前後と昨年10月15日以来の高値水準を付けた。その後ユーロドルの下落につれて136円27銭前後まで売り込まれたが、ドル円の上昇が支えとなり値を戻した。
・ユーロドルは軟調。5月米雇用統計発表後に一時1ユーロ=1.4269ドル前後まで買われた。ただ、米国債利回りが上昇し、FOMCでの早期の利上げ観測高まったため売りが優勢となり1.3932ドル前後まで売られた。

[2009-06-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
8日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。8日前場の日本株が堅調に推移したことを受けて円売りが出る場面があった。ただ、対ドルでは国内輸出企業などからの円買いが見られたほか、対ポンドでは英政権の先行き不透明感が高まっていることを受けた買いが続き円の支えとなった。

[2009-06-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
8日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて買いが優勢。時間外の米株価指数先物が下げ幅を広げたことを受けてリスク資産圧縮目的の円買いが膨らんだ。対ポンドでは英国の政治混迷を嫌気した円買いが入っている。

[2009-06-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
8日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。欧州勢参入後、時間外の米株価指数先物の下落を材料にリスク資産圧縮目的の円買いが広がった。対ポンドでは英国の政治混迷を嫌気した円買いが入ったほか、対ユーロでは米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がアイルランドの格付けを「AA」に引き下げたことも円買いを誘った。ただ、買い一巡は短期スタンスで円買いを進めた参加者から利益確定の売りが出たため、徐々に上値の重い展開に。米株価指数先物が下げ幅を縮小したことも円の重しになった。
・ユーロ円は一時1ユーロ=135円98銭前後。
・ポンド円は1ポンド=155円55銭前後まで値を下げた後下げ渋っている。
・ユーロドルはアジア市場の流れを引き継いで売りが先行。S&Pがアイルランドの格付けを引き下げて、見通しを「ネガティブ」にしたと伝わると売りが加速したが、売り一巡後はショートカバーでやや値を戻している。

[2009-06-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
8日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調。欧州市場では英国の政局不安を受けて対ポンドで円買いが入ったほか、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、アイルランドの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げたため対ユーロでも買いが強まった。ただ、米国市場では一転して円売りが続いた。安く始まった米国株式相場が一時上げに転じたことも円の重しとなった。一方、対ドルではもみ合い。ユーロとポンドの取引が中心で方向感が出なかった。

[2009-06-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
9日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は徐々に買いが強まった。機関投資家や国内輸出企業などからの買いが続いた。9日午前の日本株が上値が重かったほか、時間外の米株価指数先物が下げに転じると円買いの勢いが増している。

[2009-06-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
9日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一進一退。国内輸出企業や機関投資家からの円買いが入る中、時間外の米株価指数先物が弱含み、9日後場の日経平均株価が一時100円を超す下げ幅となると買いが加速した。ただ、ロンドン勢が買収話に絡んで対ポンドで円売りを進めると他の通貨に対しても円売りが強まった。ダウ先物が下げ渋り、欧州株が上昇していることも円売りを誘ったようだ。

[2009-06-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
9日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して弱含み。ロンドン勢が買収話に絡んで対ポンドで円売りを進めると他の通貨に対しても円売りが強まった。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が買われたことにつれた円売り・外貨買いも出た。一方、ドルに対しては強含み。対欧州オセアニア通貨でのドル売りにつれた円買いドル売りが入った。損失覚悟の円買い注文を巻き込むと上昇の勢いが増した。
・ポンド円は堅調。ポンドドルの上昇につれた円売りポンド買いが強まると、一時本日高値となる1ポンド=159円04銭前後まで値を上げた。
・カナダドル円はしっかり。米ドル・カナダドルの下落を受けた円売りカナダドル買いが出たほか、原油先物価格の上昇を背景にしたカナダドル買いが入った。
・ユーロドルは、4月独鉱工業生産指数が予想より弱い内容となったことを材料に伸び悩む場面も見られたが、対ポンドでドル売りが強まると徐々に値を戻す展開に。昨日高値1ドル=1.4004ドル前後を上抜けると、ストップロスを巻き込んで一時1.4025ドル前後まで値を上げた。市場関係者からは「WTI原油先物相場が1バレル=69ドル台を回復したことも影響している」との声が聞かれた。

[2009-06-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、弱含み。序盤は米連邦準備制度理事会(FRB)の早期の利上げ観測が後退したことを背景に対ドル中心に円買いが入った。もっとも、米国株式相場が底堅く推移すると投資家のリスク許容度が高まり、ドル以外の通貨に対して売りが強まった。米財務省は9日、米銀10行の公的資金680億ドルの返済を承認したと発表したが反応は一時的だった。

[2009-06-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一進一退。対ドルやユーロで機関投資家からと見られる円買いが入ったことを受けて、他の通貨に対しても円買いが入る場面があった。ただ、10日前場の日本株が堅調に推移したため、円の高値では戻り待ちの円売り圧力が強く徐々に押し戻された。短期スタンスで円買いを進めた参加者からポジション調整の円売りも出ている。

[2009-06-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は軟調。10日の日経平均株価が年初来高値を更新したほか、時間外の米株価指数先物が堅調に推移しているため円売りが強まった。

[2009-06-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。欧州株高や時間外の米株価指数先物の上昇を背景に、投資家のリスク許容度が改善するとの見方から対欧州通貨や高金利通貨中心に円売りが出た。ただ、売り一巡後は短期筋からの持ち高調整の円買いが入ったため下げ幅を縮小している。市場関係者からは「現物の米国株の動向や米地区連銀経済報告(ベージュブック)、米10年債入札の結果などを見極めたいとの空気がある」との声が聞かれた。
・ドル円は18時過ぎに1ドル=98円13銭前後まで値を上げた後、もみ合い。
・ユーロ円は一時本日高値となる1ユーロ=138円33銭前後まで買われた後、伸び悩み。ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りも見られた。
・ユーロドルは買い先行後、失速。17時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4145ドル前後まで上昇した後、22時過ぎに1.4048ドル前後の本日安値まで売られた。市場関係者からは「1.4130-50ドル付近では実需のユーロ売りが噂されている」との声が聞かれた。

[2009-06-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨対しては買い先行後、伸び悩み。米国株式相場が軟調に推移したことを受けて買いが入った。米国債利回りが上昇し、対欧州・オセアニア通貨でのドル買いにつれた円買い・欧州通貨売り、円買い・オセアニア通貨売りが入ったことも支えとなった。もっとも、米国株が下げ幅を縮めると円の上値は重くなった。一方、ドルに対しては軟調。米国債利回りの上昇を背景に円売り・ドル買いが継続した。

[2009-06-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。底堅い豪雇用指標を背景に対豪ドルでは円売りが目立ったが、その他通貨に対しては手掛かり難で方向感が出ない。8時50分に発表された1-3月期実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から改善したと伝わったが特に材料視されなかった。11日午前の日経平均株価が一時1万円を回復したものの、上値が重いこともあって目立った反応はなかった。

[2009-06-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて買いが目立った。11日後場の日本株が小動きだったこともあり、持ち高調整の取引が中心で暫くもみ合いが続いた。ただ、時間外のダウ先物が一時弱含み、寄り付き直後の欧州株の上値が重かったため、ロンドン勢から円買いが入った。

[2009-06-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は弱含み。イングランド銀行のインフレ調査で、英消費者のインフレ期待が上昇したと伝わると対ポンド中心に円売りが広がった。原油先物価格の上昇を背景に対ユーロや資源国通貨での円売りも出たほか、現物の米国株が上昇しリスクマネーの動きが活発になったことも影響した。

・ユーロ円は23時前に一時本日高値となる1ユーロ=137円97銭前後。
・カナダドル円は1カナダドル=89円33銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは米長期金利の上昇や時間外の米株価指数先物の失速を背景に一時1ユーロ=1.3943ドル前後まで下落した。ただ、売り一巡後はショートカバーが目立つ展開に。現物の米国株の上昇や原油高を背景にしたユーロ買いドル売りも見られた。

[2009-06-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては堅調。序盤は米長期金利の上昇を背景に円売りが出た。もっとも、米国株式市場が高く始まり、対欧州オセアニア通貨でドル売りが強まったことを受けて円買いドル売りが強まった。米30年債入札が好調だったとの見方から米長期金利が低下したことも買いを誘った。一方ドル以外の通貨に対してはもみ合い。対欧州オセアニア通貨でのドル売りにつれた円売り外貨買いと対ドルでの円買いとで方向感が出なかった。

[2009-06-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。12日前場の日本株が堅調に推移したことを背景にした円売りが散見されたほか、対ドルでは仲値決済に絡んだ円売りが一時出た。ただ、更に円売りを進める材料に乏しく、下値では持ち高調整の買い戻しが入った。

[2009-06-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は値動きが荒い。日本株が堅調に推移したことを背景にした円売りが出たほか、欧州勢か参入するとロンドン・フィキシングに向けて対ポンド中心に円売りが膨らんだ。ただ、ロンドン・フィキシングを通過すると一転円の買い戻しが優位になり値を戻した。

[2009-06-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては強含み。欧州株安や時間外の米株価指数先物が軟調に推移していることを受けて、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが広がった。欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルで下落したことにつれた円買い外貨売りも見られた。一方、ドルに対してはさえない。対欧州・オセアニア通貨でのドル買いにつれた円売りドル買いが優勢となった。
・ユーロ円は22時前に一時本日安値となる1ユーロ=137円01銭前後。
・ポンド円は1ポンド=160円49銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。欧州株安やダウ先物の下落を背景にリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが強まると、目先のストップロスを巻き込んで一時本日安値となる1ユーロ=1.3948ドル前後まで値を下げた。4月ユーロ圏鉱工業生産指数が予想より弱い内容となったことも相場の重しになった。

[2009-06-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、伸び悩み。欧州時間に4月ユーロ圏鉱工業生産が予想を下回ったことを受けて対ユーロ中心に買いが広がった流れが継続した。米国株式相場が安く始まったことも支えとなった。ただ、買い一巡後はダウ工業株30種平均が持ち直したことなどを背景にした売りで押し戻されたが、週末や主要8か国(G8)財務相会合を控え積極的な取引は見送られた。一方、ドルに対しては軟調。ユーロなど対欧州通貨でドル買いが強まったことを受けた円売りドル買いでじりじりと値を下げた。米国時間は方向感が出なかったが、引けにかけてはダウが買われたことにつれた円売りドル買いも見られた。
・ドル円は1ドル=98円43銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は、ユーロドルの下落を受けた売りで一時1ユーロ=136円88銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。米国株式相場が安く始まったことや6月の米消費者態度指数が市場予想平均を下回ったことなどを背景にリスク資産圧縮目的の売りが出た。断続的にストップロスを巻き込み、一時1ユーロ=1.3935ドル前後まで売り込まれた。もっとも、その後ロンドン16時のフィキシングに向けてポンドドルで買い戻しが強まったため、ユーロ・ドルでも買い戻しが入った。米国株が持ち直したことも支えとなった。

[2009-06-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。15日の日本株相場が下落したことや時間外の米株価指数先物の下落を背景に、持ち高調整の円買いが入った。対ユーロでは、英紙デイリーテレグラフが「ドイツのクレジット・クランチは深刻化している」と報じたことを蒸し返す格好で円買いが入った。

[2009-06-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は堅調。日本株安や時間外の米株価指数先物の下落を受けて、リスク資産圧縮目的の円買いが膨らんだ。対ユーロでは、独クレジットクランチ深刻化懸念を材料にした円買いが継続したほか、原油先物価格の下落が意識された。市場関係者からは「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングで、外債償還に伴うクロス円の売りが出るとの思惑が円買いを誘った」との声が聞かれた。

[2009-06-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は堅調。欧州株や時間外の米株価指数先物の下落を受けてリスク資産圧縮目的の円買いが対オセアニア通貨中心に入った。15日の現物の米国株が大幅に下落すると一段と円買いの勢いが増している。
・ドル円は23時前に1ドル=97円80銭前後まで売られた。NY連銀製造業景気指数が予想を下回ったことや、4月対米証券投資が弱い内容となったことも重しとなった。
・ユーロ円は23時前に1ユーロ=135円35銭前後まで売られた。
・ユーロドルは下値を探る展開。ユーロ圏景気の先行き懸念や独信用不安が高まる中、株式相場が下落しいったんリスクポジションを解消する動きが強まった。

[2009-06-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米国株式相場が大幅に下落し、リスク資産圧縮目的の円買いが入った。 欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の銀行について2010年末までに不良債権に関連して2830億ドルの追加評価損を出す可能性があると公表したことも対ユーロで円買いを誘った。

[2009-06-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は上昇。日本、アジア株相場の下落を背景にリスク資産圧縮目的の円買い・外貨売りが膨らんだ。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込んだ。市場関係者からは「国内機関投資家からの円買いが観測された」との声が聞かれた。

[2009-06-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日本、アジア株相場が大幅に下落したことを背景にリスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが膨らんだ。対ドルでは、「BRICs首脳会議では準備通貨に関する問題が議題に上がる見通し」との報道を材料にした円買いが優勢となった。損失覚悟の円買いドル売り注文を断続的に巻き込んだ。ただ、買い一巡後はやや上値が重い展開に。急ピッチで円高が進んだ反動で持ち高調整の円売りが出たほか、欧州株相場が底堅く推移していることなどが意識された。

[2009-06-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は売り一服。16日の欧州株や時間外の米株価指数先物が上昇したことを受けて、東京市場で円買いを進めた参加者が反対売買を迫られた。対ユーロやポンドではユーロ圏や英国の経済指標が強い内容だったことを受けた円売りも散見された。もっとも、現物の米国株が上値の重い展開となっており円売りは収まっている。
・ドル円は米住宅着工件数:住宅許可件数が予想を上回ったことを受けて一時97.25-28円まで値を上げた。
・ユーロ円は、強い米住宅指標を受けて投資家のリスク志向が改善したため21時30分過ぎに1ユーロ=135円38銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは買い一服。一時1.3934ドル前後と本日高値を付けた。欧州経済研究センター(ZEW)が16日発表した6月の独景況感指数(期待指数)は44.8と5月に比べて改善し市場予想平均を上回ったことなどを好感し買いが続いた。欧州株や時間外のダウ先物の上昇も支えとなった。ただ、1.39ドル台では売りが厚かったほか、現物の米国株の上値が重いこともあって上値を切り下げている。

[2009-06-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。序盤は5月米住宅着工件数や5月米建設許可件数がいずれも市場予想平均を上回り、ダウ先物が買われたことを受けて円売りが出た。ただ、5月米鉱工業生産指数が市場予想平均を下回ったことが嫌気され、現物の米国株式相場が大幅に下落するとリスク資産圧縮目的の円買いが優勢になった。

[2009-06-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はさえない。前日の米株安を受けて日本株の下落を見越した円買いが先行したものの、買い一巡後は円の上値の重さを嫌気した参加者からの持ち高解消の売りが出た。対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出たことも重しとなった。もっとも、売買一巡後は新規材料難から、徐々に値動きが鈍っている。

[2009-06-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日本株高や時間外の米株価指数先物の上昇を背景に円売りが出たほか、対ドルでは米系銀行からの円売りが出た。欧州勢か参入するとロンドン・フィキシングに向けた円売りも広がった。ただ、ロンドン・フィキシングを通過すると一転円の買い戻しが優位になり値を戻した。欧州株が安く始まったことが意識されたほか、「国内輸出企業などからの円買いが入った」との指摘があった。

[2009-06-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は強含み。欧州株の下落などを背景にリスクポジションを解消する目的で円買いが先行した。対ポンドで円買いが他通貨に波及した面もあった。ダウ先物が下げに転じ、現物の米国株が上値の重い展開となっていることも円の支えとなっている。
・ドル円は5月の米消費者物価指数(CPI)が前月比で0.1%上昇と、市場予想平均の前月比0.3%上昇より弱かったことが重しとなり一時95.73円まで売られた。
・ユーロ円は、ドル円の売りや米国株の上値が重いことなどを背景に22時過ぎに1ユーロ=132円81-86銭まで下げた。
・ユーロドルは一進一退。欧州株の下落を背景にリスク資産圧縮目的でユーロ売りドル買いが出たため一時1.3819-24ドルまで下押しした。ただ、ニューヨーク勢から下値では買いが入ったほか、米CPIや米10年債利回りの低下などを背景に買い戻しが進み1.3893-98ドルまで値を上げる場面があった。

[2009-06-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売りに押された。欧州株式相場が軟調に推移したことを受けて円買いが入った。5月米消費者物価指数(CPI)が前月比で市場予想平均を下回り、米長期金利が一時低下したことを受けて対ドルで買いが入ったことや米国株式相場が不安定な動きで始まったことも支えとなった。もっとも、米国株が強含んだ場面では、対欧州オセアニア通貨でドル売りが出たことを受けた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出て値を下げた。

[2009-06-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本株相場の下落を背景に円買いが入る場面があったものの、一段と円買いを進める材料に乏しかったため徐々に円買い圧力は後退している。時間外の米株価指数先物の上昇も意識されたようだ。

[2009-06-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。時間外の米株価指数先物の上昇を背景に円売りが強まる場面があったものの、欧州株が失速したことなどを材料に徐々に円売り圧力は後退した。その後、英国立統計局が発表した5月英小売売上高指数が予想より弱い内容となったこときっかけに対ポンド中心に円買いが強まると、他の通貨にも対しても円買いが波及した。

[2009-06-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は一進一退。弱い英経済指標を受けて対ポンドで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが広がった。買い一巡後は暫くもみ合いが続いたが、米雇用指標が底堅い内容だったことや時間外の米株価指数先物が持ち直したことなどを受けて円売りが強まり値を下げた。
・ドル円は一時買いが強まった。前週分の新規失業保険申請件数は60万8000件と市場予想平均よりも弱かったが、同時に発表された失業保険継続受給者数が668万7000件と市場予想平均の684万件より少なかった。米雇用市場の改善が示されたとして円売りドル買いが出た。21時30分過ぎに96.19円と本日高値を付けた。
・ユーロ円は、ポンド円の売りに押されて133.04円まで売られた。ただ、米失業保険継続受給者数が予想よりも減少していたことを受けて投資家のリスク志向が戻り134円台を回復する場面もあった。
・ユーロドルは一進一退。ポンドドルの売りにつれて1.3907ドルまで下げた。暫くもみ合った後は、米失業保険継続受給者数が改善していたことやユーロ円の買い、ユーロスイスが急伸したことなどを受けて買いが強まり1.3975-78ドルまで値を上げる局面も見られている。

[2009-06-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。前週分の新規失業保険申請件数は市場予想平均よりも弱かったが、同時に発表された失業保険継続受給者数が予想より強い内容となったことを受けて円売りが出た。6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や5月米景気先行指標総合指数が市場予想平均を上回ったことも売りを誘ったほか、ダウ工業株30種平均が上昇したことも重しとなった。もっとも、米国債利回りが上昇し対欧州オセアニア通貨でドルが買われたことを受けた円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入ると下げ渋った。

[2009-06-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。19日前場の日経平均株価が一時100円を超す上げ幅となると円売りが入る場面があった。ただ、その後は株価が伸び悩んだため徐々に円売り圧力は後退した。もっとも、売買一巡後は新規材料難から、徐々に値動きが鈍っている。

[2009-06-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は弱含み。しばらくは動意の薄い展開が続いていたが、欧州連合(EU)首脳会議の共同声明草稿で「欧州経済は持続可能な回復に向かっている」と示されたことをきっかけに対ユーロ中心に円売りが強まった。欧州勢参入後は、対ドル中心に円売りが膨らんだ。

[2009-06-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は売り一服。欧州株や時間外のダウ先物の上昇を材料にした円売りが一時強まった。ただ、更に円売りを進める材料に乏しく、短期スタンスで円売りを進めた参加者からの利益確定の円買いなどが入り下げ止まっている。
・ドル円は欧州時間の序盤に1ドル=97円20銭前後と本日高値を付けた。ただ、対ポンドなどでドル売りが強まると上値を切り下げた。
・ユーロ円は、18時30分過ぎに1ユーロ=135円17銭前後まで上げた。
・ユーロドルは一進一退。対ポンドでユーロ売りが強まった影響でユーロ売りドル買いが進みアジア時間に付けた安値1.3883ドルに接近する場面があった。その後は、アジア時間の安値を下抜けなかったこともあり買い戻しが優勢となった。株高を受けたユーロ円の買いも支えとなり1.3945-48ドルまで値を上げる場面も見られている。

[2009-06-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米国債利回りの低下をきっかけに対ドルで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。高く寄り付いたダウ工業株30種平均が下げに転じたことも支えとなった。
・ドル円は、米国債利回りの低下やダウ平均の下落を受けて売りが強まり、ストップロスを誘発。一時1ドル=96円00銭前後まで売り込まれた。
・ユーロ円は米国株がさえない展開だったことや、ドル円の売りを受けて一時134円07銭前後まで下げた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州連合(EU)首脳会議の共同声明で、ユーロ圏の景気回復の初期兆候が示されたことが好感されたほか、米国債利回りの低下を背景にした買いが見られた。一時1ユーロ=1.4013ドル前後まで上昇した。もっとも、上値では短期スタンスで買いを進めた参加者からの利益確定の売りが出たほか、米国株の上値が重かったため上げ幅を縮小した。

[2009-06-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はしっかり。22日前場の日本株が一時下げたことなどを受けてリスク資産圧縮目的の円買いが入った。対ユーロではウォール・ストリート・ジャーナル紙がドイツの公的債務が大幅に拡大する可能性を指摘したことを材料にした円買いも見られた。また、内閣府と財務省が発表した4-6月期の法人企業景気予測調査で、大企業全産業の業況判断指数(BSI)が前期比28.9ポイント高いマイナス22.4と大幅に改善したと伝わったものの、反応は目立たなかった。

[2009-06-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はしっかり。22日後場の日経平均株価が一時100円を超す上昇となった場面では若干円売りが出た。ただ、ドイツの公的債務拡大報道を蒸し返す格好でロンドン勢からユーロに対し円買いが強まると、その他通貨に対しても円買いが見られた。欧州株や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大していることも円の支えとなった。

[2009-06-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は強含み。序盤はドイツの公的債務拡大報道を蒸し返す格好でユーロに対して円買いが広がったことで、他通貨に対しても円買いが波及した。その後は、欧州株安や時間外の米株価指数先物の下落を背景にリスク資産圧縮目的の円買い・外貨売りが膨らんだ。
・ドル円は本日安値圏で一進一退。クロス円の売りと、欧州通貨やオセアニア通貨に対するドル買いの影響を同時に受けて方向感が出なかった。
・ユーロ円は22時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=132円50銭前後、ポンド・円は1ポンド=156円77銭前後まで値を下げた。株安が相場の重しになったほか、原油先物価格の下落も影響した。
・ユーロドルは22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.3826ドル前後まで値を下げた。ドイツの公的債務拡大報道を蒸し返す格好でユーロ売りが出たほか、株価の下落や原油安が意識された。ドイツのIfo経済研究所が発表した6月独企業景況感指数は85.9と予想の85.0をやや上回ったものの、ユーロ買いでの反応は限定的だった。

[2009-06-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調。アジア時間に世界銀行が2009年経済見通しを下方修正したと伝わったことが引き続き意識されダウ工業株30種平均が200ドルを超す下落、WTI原油先物相場も大幅安となるなど投資家のリスク志向が低下し円買いが優勢だった。対ユーロではドイツの公的債務が2010年に急拡大するとの報道も買いを誘った。一方ドルに対してはもみ合い。米株安を受けた円買いが支えとなる一方、対欧州・オセアニア通貨でのドル買いを受けた円売り・ドル買いが重しとなった。

[2009-06-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。世界経済の先行き懸念が再燃し日米株価が大幅に下落したため、リスク資産圧縮目的の円買いが続いた。

[2009-06-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一時買いが強まった。暫くもみ合いが続いたが、ロンドン勢が参入すると日米の株安を材料に仕掛け的な円買いが強まった。ただ、欧州株や米株価指数先物が持ち直すとポジション調整の円売りが出て値を下げている。

[2009-06-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。序盤は日本、アジア株安を材料に円買いが先行したものの、買い一巡後は徐々に売りに押される展開に。時間外の米株価指数先物の上昇や欧州株高を背景に、持ち高解消の円売りが優勢となった。対ユーロでは、原油先物価格の上昇や、ウェーバー独連銀総裁が講演で「ECBは利下げ余地を使い切った」、「一段の刺激策は現時点で必要ない」などと述べたことが円売りを誘った。
・ドル円は底堅い動き。クロス円の上昇につれて一時1ドル=95円90銭前後まで値を戻した。
・ユーロ円は堅調。21時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=134円40銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは22時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4030ドルまで値を上げた。ウェーバー独連銀総裁の利下げ打ち止めを示唆する発言をきっかけに一段高となった。

[2009-06-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、売りに押された。5月米中古住宅販売件数が市場予想平均より弱い内容となったことを受けて円買いが入った。もっとも、50ドルを超す下落となったダウ工業株30種平均が一時上げに転じたことを背景に売りに押された。一方ドルに対しては伸び悩み。予想を下回る米住宅指標をきっかけに円買いが入ったほか、対欧州・オセアニア通貨でのドル売りにつれた円買いドル売りも支えとなったが、米国株の下げ渋りが重しとなった。

[2009-06-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は小安い。北朝鮮がミサイル試射を準備している可能性があると伝わったことや、24日の日経平均株価が一時上昇したことなどが円売りを誘った。株価が下げに転じると若干円買いが入ったが、外貨建て投信の新規設定に絡んだと見られる円売りが散発的に出て再び値を下げた。もっとも、明日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)前に、積極的な売買は手控えられた。

[2009-06-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は軟調。24日後場の日経平均株価が上昇したことを受けた円売りが出たほか、午前中に続き外貨建て投信の新規設定を意識した円売りも見られた。欧州勢からも円売りが出て下げ幅が広がった。

[2009-06-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。資源国通貨に対しては弱含み。時間外の米株価指数先物が上昇したため、投資家のリスク許容度が改善するとの見方から円売りが出た。米商務省が発表した5月米耐久財受注額が予想より強い内容となったことを受けて、ダウ先物が上げ幅を広げたことも円の重しとなった。一方で、スイスフランに対しては、スイス国立銀行(SNB)のユーロ買いスイスフラン売り介入観測を背景に円買いが膨らんだ。豪ドル円は一時1豪ドル=76円75銭前後、南アフリカランド・円は1ランド=11円90銭前後まで値を上げた。
・ユーロスイスフランは急伸。一時4月6日以来の高値となる1ユーロ=1.5288スイスフランまで値を上げた。市場関係者からは「SNBのユーロ買い・スイスフラン売り介入」を指摘する声があった。
・ユーロドルは上値が重い。20時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4005ドル前後まで値を下げた。対スイスフランでのドル買いに連動したユーロ売りドル買いが入ったほか、市場関係者からは「1.4150ドルに設定された通貨オプションを意識した売りが出た」との声が聞かれた。

[2009-06-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売り先行後、買いが強まった。5月米耐久財受注額が市場予想平均を上回ったことを受けてダウ先物が買われたため円売りが出たが、売り一巡後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え持ち高調整の円買いが入った。FOMCで金融政策の現状維持が決定されたと伝わると米長期金利が上昇。対ドルで欧州通貨・オセアニア通貨が下落したことにつれた円買い・欧州通貨売り、円買い・オセアニア通貨売りが強まった。ダウ工業株30種平均が下げに転じたことも円の支えとなった。

[2009-06-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は軟調。25日前場の日本株が堅調に推移し投資家のリスク志向が高まったため円売りが出た。昨日に続き外貨建て投信の新規設定を意識した円売りも出ているとの指摘も聞かれた。

[2009-06-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は売りが続いた。日本株の大幅高を受けて円売りが出たほか、ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けた円売りも見られた。

[2009-06-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。序盤は、日本やアジア株高を材料に円売りが出たほか、ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けた円売りが目立った。ただ、時間外のダウ先物が下げに転じると、徐々に円売り圧力は後退。欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルで下落したことにつれた円買い外貨売りも見られた。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想よりも弱い結果となったことを受けて、ダウ先物が下げ幅を拡大すると円買い圧力が強まった。
・ポンド円は一時本日安値となる1ポンド=155円96銭前後まで値を下げた。また、ポンドドルの下落も相場の重しになった。
・南アフリカランド・円は下げ渋り。一時1ランド=11円84銭前後まで値を下げた後は、ショートカバーが目立つ展開。南アフリカ準備銀行(中央銀行)が、市場の利下げ予想に反して、政策金利を現行の7.50%に据え置くことを決めたと発表したことも円売りランド買いを誘った。
・ユーロドルはドルスイスフランの上昇を受けたユーロ売りドル買いが出たほか、ダウ先物の下落を背景にリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが出た。22時前に一時1ユーロ=1.3898ドル前後まで値を下げた。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、伸び悩み。米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことを受けて、円買いが入った。ただ、安く始まった米国株式相場が持ち直したことを受けた円売りで上値は抑えられた。一方、ドルに対しては堅調。弱い米雇用指標を受けた円買いや米長期金利の低下を背景にした買いが支えとなった。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売りが目立った。25日のダウ工業株30種平均が大幅に上昇しリスク志向が保たれたため、豪ドルやユーロなどに対し円売りが出た。外貨建て投信の新規設定を意識した円売りも散見された。一方、ドルに対しては米金利低下を受けて円が買われる場面があった。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のウエストテキサスインターミディエート(WTI)期近8月限は時間外取引で堅調。16時33分時点では前日比0.72ドル高の1バレル=70.95ドルで推移している。ナイジェリアの過激派が油田を攻撃したとの報道が買いを誘っている。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。26日後場の日経平均株価が上げ幅を広げたことが円の重しとなったほか、ロンドン勢が参入するとロンドン8時のフィキシングに向けた円売りも見られた。ただ、高く寄り付いた欧州株が上げ幅を縮小すると持ち高調整の円買いが入り値を戻している。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。中国人民銀行が新たな準備通貨の必要性を改めて示唆したと伝わると、対ドル中心に円買いが強まったため他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外の米株価指数先物の下落もリスク資産圧縮目的の円買いを後押しした。市場関係者からは「ロンドン銀行間市場で、3カ月物ドル建てLIBORが初めて0.6%を割れるなど、ドル金利の低下がドル売り材料となった」との指摘があった。
・ドル円は22時過ぎに一時本日安値となる1ドル=95円18銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=134円00銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは準備通貨絡みの報道やドル金利の低下を背景に一時本日高値となる1ユーロ=1.4109ドル前後まで値を上げたものの、買い一巡後は伸び悩む展開に。1.41ドル台では利食い売りや戻り売りが厚かったほか、ダウ先物の下落を背景にリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが出た。ドイツ統計局が発表した6月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想より強い内容となったことへの反応は薄かった。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、伸び悩み。米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことを受けて、円買いが入った。ただ、安く始まった米国株式相場が持ち直したことを受けた円売りで上値は抑えられた。一方、ドルに対しては堅調。弱い米雇用指標を受けた円買いや米長期金利の低下を背景にした買いが支えとなった。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売りが目立った。25日のダウ工業株30種平均が大幅に上昇しリスク志向が保たれたため、豪ドルやユーロなどに対し円売りが出た。外貨建て投信の新規設定を意識した円売りも散見された。一方、ドルに対しては米金利低下を受けて円が買われる場面があった。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のウエストテキサスインターミディエート(WTI)期近8月限は時間外取引で堅調。16時33分時点では前日比0.72ドル高の1バレル=70.95ドルで推移している。ナイジェリアの過激派が油田を攻撃したとの報道が買いを誘っている。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。26日後場の日経平均株価が上げ幅を広げたことが円の重しとなったほか、ロンドン勢が参入するとロンドン8時のフィキシングに向けた円売りも見られた。ただ、高く寄り付いた欧州株が上げ幅を縮小すると持ち高調整の円買いが入り値を戻している。

[2009-06-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。中国人民銀行が新たな準備通貨の必要性を改めて示唆したと伝わると、対ドル中心に円買いが強まったため他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外の米株価指数先物の下落もリスク資産圧縮目的の円買いを後押しした。市場関係者からは「ロンドン銀行間市場で、3カ月物ドル建てLIBORが初めて0.6%を割れるなど、ドル金利の低下がドル売り材料となった」との指摘があった。
・ドル円は22時過ぎに一時本日安値となる1ドル=95円18銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=134円00銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは準備通貨絡みの報道やドル金利の低下を背景に一時本日高値となる1ユーロ=1.4109ドル前後まで値を上げたものの、買い一巡後は伸び悩む展開に。1.41ドル台では利食い売りや戻り売りが厚かったほか、ダウ先物の下落を背景にリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが出た。ドイツ統計局が発表した6月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想より強い内容となったことへの反応は薄かった。

[2009-06-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、もみ合い。中国人民銀行が新たな準備通貨の必要性を改めて示唆したことや銀行間取引でのドル金利が低下したことなどを受けて対ドルで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが広がった。米国株式相場が弱含んで推移したことも支えとなった。もっとも、買い一巡後は対欧州・オセアニア通貨でのドル売りにつれた円売り・欧州通貨買い、円売り・オセアニア通貨買いが入り円の上値を抑えた。
・ドル円は一時1ドル=95円04銭前後まで下落した。もっとも、94円90銭前後より下の水準ではストップロスが散見されたことを意識した買いが入り下値を支えた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=133円70銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは堅調。ドル基軸に対する懸念が高まったことやドル金利の低下を背景にしたユーロ買いドル売りが入り、一時1ユーロ=1.4119ドル前後まで上昇した。ただ、買い一巡後は上値の重さを嫌気した戻り売りが出たほか、米株安を受けた売りも重しとなった。

[2009-06-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅い動き。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が売られたことに連動した円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りが出た。ただ、円を積極的に買い進める材料に乏しいため、一方的に円買いが強まる展開にはならなかった。一方、ドルに対しては上値が重い。仲値決済に向けた円売りドル買いが出たほか、対欧州オセアニア通貨でのドル買いにつれた円売りドル買いが見られた。

[2009-06-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株安や時間外の米株価指数先物の下落を背景に一時円買いが強まる場面があった。ただ、円を積極的に買い進める材料に乏しかったため、徐々に円買い圧力は後退。ダウ先物が持ち直したことも円の重しになった。

[2009-06-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州株が強含んでいることや、時間外のダウ先物が持ち直し値を上げていることを受けて、円との金利差のあるユーロやニュージーランド(NZ)ドルなどに対して円が売られている。
・NZドル円は22時前に一時1NZドル=62円10銭前後まで上げたほか、ユーロ・円は22時前に1ユーロ=134円28銭前後と本日高値を付けた。ユーロドルは買い戻しが目立った。一時1ユーロ=1.4078ドル前後まで上げた。欧州株や時間外のダウ先物が上昇しているため、欧州市場の取引時間の序盤にユーロ売りドル買いを仕掛けた参加者からの買い戻しが入っている。時間外の米10年債利回りが低下していることもユーロドルの支えとなっている。

[2009-06-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国株式相場が堅調に推移したことや、WTI原油先物相場が大幅に上昇したため投資家のリスク志向が高まり円売りが強まった。

[2009-06-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。前日の米株高を受けて日本株が大幅に上昇し、投資家のリスク許容度が改善するとの見方が広がったため対豪ドルやユーロ中心に円売りが強まった。対ドルでは月末、五十日であるため仲値決済に絡んだ売りが出た。ただ、急ピッチで円売りが進んだため、売り一巡後は短期筋から利益確定の円買いが入り下げ渋っている。仲値後は月末要因の輸出企業などからの円買い注文も見られた。

[2009-06-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・目先のサポートとして意識されていた95.79-82円(前日NY時間に下押ししたレベル)を下抜けてストップロスを誘発。一時95.70円まで下げた。市場参加者からは「朝方に仲値決済に絡んでドル買いを進めた向きが反対売買を迫られた」との指摘もあった。

[2009-06-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・トルコは輸出の大幅な縮小、失業率の悪化や消費者信頼感指数の急落を受け。「GDPの数字が市場予想を下回れば、トルコリラの売り圧力が高まる」「GDPの大幅な減少が発表されれば、IMFとの融資協定への期待が再燃する可能性がある」などの声が聞かれたが、トルコ国内総生産(GDP)は前年同期比13.8%減と市場予想平均の11.9%減を下回った結果となっている。

[2009-06-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。対ドルやユーロ中心に、月末特有の国内輸出企業などからの円買いが広がった。一方、対ポンドでは荒い値動き。英住宅金融大手ネーションワイドビルディング・ソサイエティが発表した6月英住宅価格が予想より強い内容となったことを受けて、一時円売りが強まる場面があったが、売り一巡後は値を戻す展開に。英国立統計局が発表した1-3月期の英国内総生産(GDP)確定値が改定値から下方修正されたうえ、予想より弱い内容となったことが円買いポンド売りを誘った。

[2009-06-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・南アフリカランドは強含み。ドルランドは一時7.7546ランドと本日安値を更新したほか、ランド円は一時本日高値となる12.35円まで値を上げた。南アフリカ経済研究所(BER)と南アフリカファーストナショナル銀行がまとめた4-6月期の消費者信頼感指数が予想より弱い内容となったことへの反応は限定的だった。

[2009-06-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円はじり安。オセアニア通貨に対する円売りが続くと、他の通貨にも円売りが出た。ダウ先物が一時高く推移したことが意識された。米住宅指標が予想より強い内容で対ドルで円売りが強まると、他通貨でも一段と円売りが進んだ。ただ、6月米消費者信頼感指数が49.3と前回値から低下し、市場予想平均も下回ると現物の米国株が下げに転じたため、リスク資産圧縮目的の円買いが強まっている。ドル円は22時過ぎに一時1ドル=96円49銭前後まで上げた。4月ケースシラー住宅価格指数が予想を上回ったことを受けた。ただ、コンファレンス・ボードが発表した6月米消費者信頼感指数が弱い内容と伝わると上値が重くなっている。
・ユーロ円は一時1ユーロ=135円台後半まで値を上げたが、現物の米国株が下げに転じると上値を切り下げている。
・ユーロドルは軟調。一時1ユーロ=1.4012ドル前後まで売られた。強い米住宅指標を受けて米10年債利回りが上昇したことにつれてユーロ売りドル買いが出たほか、米国株が下げに転じるとリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いも出た。市場参加者からは「米系金融機関の売りが出ていたようだ」との指摘があった。

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