為替・株式・商品マーケット概要

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 2018年3月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2018年3月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2018年3月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2018-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。英EU離脱協定をめぐる合意が容易ではないとの見方から円買いポンド売りが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及。一時は160ドル超上昇したダウ平均が失速し、380ドル超下落したことも円買い外貨売りを誘った。市場では「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが入った」との指摘もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2018年3月 発言・ニュース

[2018-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。英EU離脱協定をめぐる合意が容易ではないとの見方から円買いポンド売りが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及。一時は160ドル超上昇したダウ平均が失速し、380ドル超下落したことも円買い外貨売りを誘った。市場では「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが入った」との指摘もあった。

[2018-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。日経平均株価の下落を受けてリスク回避目的の買いが先行した。もっとも、その後は持ち高調整の売りも出るなど一方的に買いが進む展開にはなっていない。また、円は対豪ドルでもしっかり。10-12月期豪民間設備投資が予想より弱い結果となったことで豪ドル売りが進んだ影響を受けた。

[2018-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は小安い。アジア時間午前からの流れを引き継ぎ、じわりと売りが強まった。なお、午後の日経平均株価は一時420円超安まで下げるなど軟調に推移したものの、相場への影響は限られた。

[2018-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円はドルに対してもみ合い。ナイトセッションの日経平均先物の190円安や米10年債利回りの低下幅拡大が相場の支えとなった。半面、全般ドル高が進んだ影響も受けたことで方向感が定まらなかった。一方、ユーロに対しては底堅い。ユーロドルの下落につれたほか、株安を背景に買いが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円75銭前後でのもみ合い。
・ユーロ円は1ユーロ=129円88銭前後とアジア時間に付けた日通し安値129円85銭前後に接近した。
・ユーロドルはさえない。全般ドル高が進んだ流れに沿ったほか、ユーロNZドルなど一部ユーロクロスの下落も重しとなり、1ユーロ=1.2163ドル前後と1月12日以来の安値を付けた。

[2018-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。前週分の米新規失業保険申請件数や2月米ISM製造業景気指数が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行したものの、下値は堅かった。トランプ米大統領が「鉄鋼に25%、アルミに10%の追加関税を課す」と表明したことで、米保護貿易主義への懸念が台頭。ダウ平均が一時580ドル超下落したほか、ナイトセッションの日経平均先物が610円下げたためリスク回避的な円買いドル売りが膨らんだ。

[2018-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。週末の仲値にかけて売りが先行したものの、その後は日経平均株価の下落を手掛かりにした買い戻しが優勢に。市場では「米国が保護主義とドル安容認を強めるとの思惑も買いを誘ったようだ」との指摘があった。

[2018-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が下げ渋ったことからしばらくは伸び悩んでいたものの、一巡後は買いが優勢に。黒田日銀総裁が「2019年度ごろに出口を検討していることは間違いない」との見解を示すと、海外短期勢などから買いが持ち込まれたことで堅調に推移した。

[2018-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は堅調。アジア市場から円買いが加速した流れを引き継いだ。時間外のダウ先物の310ドル超安や日経平均先物の390円安をながめ、リスク回避目的の円買いが続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は2月15日安値の1ドル=105円55銭前後を下抜け、105円25銭前後と2016年11月10日以来の安値を付けた。ポンド円は1ポンド=144円99銭前後まで弱含んだ。
・ユーロドルは底堅い。ドル円の下落につれた買いが入ったほか、ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇も支えに1ユーロ=1.2323ドル前後まで上げた。

[2018-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が大幅に下落するとリスク回避的な円買い外貨売りが先行したものの、上値は重かった。現物のダウ平均が下げ渋ったほか、ナスダック指数が上げに転じたため円買い圧力が後退。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て円全体の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時1ドル=105円25銭前後と2016年11月10日以来の安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。
・ポンド円も下げ渋り。22時過ぎに一時1ポンド=144円99銭前後まで値を下げたものの、売りが一巡すると徐々に下げ幅を縮めている。
・ユーロドルはドル円の下落に伴うユーロ買いドル売りが先行したほか、ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇に伴う買いが入り一時1ユーロ=1.2336ドル前後まで値を上げた。

[2018-03-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が軟調に推移するなか、リスク回避目的の買いが先行した。本邦実需勢からの売りに上値を抑えられる場面もあったが、下値の堅さを確認すると買いが再開。対ドルでは米長期金利の低下を受けた買いも観測された。

[2018-03-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。若田部日銀副総裁候補が所信聴取で「日銀総裁による『出口議論間違いない』との発言は見通し達成が前提」との見解を示すなか、日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めた影響から弱含む場面もあったものの、欧州勢の参入後は買い戻しが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が140円安まで下げると、株安を手掛かりにした買いが強まった。半面、その後は株価が急速に下げ渋ったため再び上値が重くなった。

[2018-03-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円はドルに対して小安い。ナイトセッションの日経平均先物の150円高や米10年債利回りの低下幅縮小をながめ売りが散見された。また、南アフリカランドに対しては軟調。ネネ南ア財務相が「南アフリカは中期予算で成長予想を引き上げる見通し」などと発言したことでランド高が進んだ流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円69銭前後と本日高値の105円73銭に接近。
・南アランド円は1ランド=8円90銭前後まで強含んだ。
・ユーロドルは売り一服。ユーロポンドなどユーロクロスの下落をながめ、1ユーロ=1.2284ドル前後まで値を下げた。ただ、24時に2月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数の発表を控えてさらに売られる展開にもなっていない。

[2018-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。トランプ米大統領が「NAFTA再交渉でカナダ、メキシコと公正な通商関係が合意できれば、鉄鋼アルミ輸入制限で交渉の余地がある」などと発言。過度な貿易摩擦への懸念が和らぎ、ダウ平均が一時420ドル超上昇するとともに円売りドル買いが優勢となった。ナイトセッションの日経平均先物が460円上げたことも円の重し。

[2018-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。日経平均株価が一時500円超高まで上げるなど堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。市場では「昨日まで買いを進めていた海外短期勢が反対売買を迫られた」との指摘があった。なお、オーストラリア準備銀行(RBA)はこの日、政策金利を現行の1.50%で据え置いた。市場予想通りの結果だったほか、声明文も前回から大きな変更がなかったことから相場への影響は限定的だった。

[2018-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が伸び悩んだ影響から全般に円買いが先行した。また、その後に関係者筋の話として「欧州連合(EU)は米国の鉄鋼とデニム、バーボン対象の関税を検討している」との報道が伝わると、米国とEU間の通商問題に対する懸念が強まるなか、対ユーロなどを中心にリスク回避の買いが強まった。

[2018-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は一転下落。欧米間の通商問題への懸念からリスク回避目的の円買いが強まった流れを引き継いだ。ただ、「韓国と北朝鮮が4月の首脳会談開催で合意」「北朝鮮は協議が続く限り、ミサイル核実験をしないと表明」などと伝わり、北朝鮮を巡る地政学リスクが後退すると、時間外のダウ先物や日経平均先物の急伸とともに一転売りが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円85銭前後まで売られた後、106円44銭前後まで持ち直した。
・ユーロ円は1ユーロ=130円60銭前後まで下げた後、132円02銭前後まで急反発した。
・ユーロドルは買い優位。1ユーロ=1.2340ドル前後でのもみ合いが続いていたが、ユーロ円の急伸につれて買いが強まった。全般ドル安も進んだことで1.2414ドル前後まで上値を伸ばした。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは89.528まで低下した。

[2018-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してはもみ合い。北朝鮮の非核化期待で時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇すると円売りドル買いが先行したものの、下値は堅かった。米10年債利回りが一時低下に転じたほか、対欧州通貨中心にドル安が進んだため徐々に下値を切り上げた。パーデュー共和党上院議員が「トランプ米大統領は関税の見直しにオープン」との見解を示すと、円売りドル買いで反応する場面もあったが一時的だった。一方、ドル以外の通貨に対しては軟調だった。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。

[2018-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。コーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任を表明したと伝わると、米国の経済政策に対する不透明感からリスク回避姿勢が強まり、全般に円買いが進んだ。日経平均株価の210円超安や米長期金利の低下も円買いドル売りを誘った面があったが、一巡後は株安や金利低下が一服したことに伴って次第に上値を切り下げた。

[2018-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後の日経平均株価がさえない動きとなったことで買いが散見されたものの、その後はナイトセッションの日経平均先物が170円高まで上昇したこともあり、買いの勢いも長続きはしなかった。

[2018-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円はドルに対して軟調。全般ドル高が進んだ流れに沿ったほか、時間外のダウ先物の下げ渋りや日経平均先物の上昇が売りを誘った。ロス米商務長官が「トランプ米大統領は金属課税で柔軟な対応を示唆」などと語ったうえ、2月全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万5000人増と予想の20万人程度増を上回ったことがわかると、株高とともに円がさらに売られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円51銭前後から105円99銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=131円20銭前後でのもみ合いから131円55銭前後まで買われた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロポンドなど一部ユーロクロスの上昇を支えに1ユーロ=1.2444ドル前後まで上げたが、全般ドル買い戻しが進むと1.2398ドル前後まで失速した。その後は1.2410ドル前後で神経質な動きが続いている。

[2018-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。米貿易摩擦への警戒感から投資家心理が悪化し、しばらくは底堅く推移した。ただ、ロス米商務長官が「トランプ米大統領は金属課税で柔軟な対応を示唆」と述べたほか、2月全米雇用リポートで政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万5000人増と予想の20万人程度増を上回ったことが分かると円売りドル買いが優勢に。一時は340ドル超下落したダウ平均が30ドル超安まで下げ幅を縮めたほか、ナイトセッションの日経平均先物が260円上げたことも相場の重しとなった。米連邦準備理事会(FRB)はこの日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し、「経済活動は緩やかなペースで拡大した」「雇用市場の引き締まりが賃金を引き上げ、緩やかなインフレが見られる」などと指摘したが反応は限定的だった。

[2018-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。手掛かり材料に乏しいなか、総じて方向感を欠いた動きに終始した。対豪ドルでは1月豪貿易収支が予想より強い結果となったことを受けて一時売りが出たものの、売りの勢いも長続きしなかった。

[2018-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が伸び悩んだことを受けて、次第に下値を切り上げる動きが優勢となった。また、対ドルでは欧州勢の参入後に米長期金利が低下したことを受けた買いも入った。

[2018-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円はドルに対して弱含み。米10年債利回りが上昇に転じるにつれて全般ドル高が進んだ流れに沿った。また、ユーロに対しては一転下落。ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが先行した。ただ、欧州中央銀行(ECB)が政策金利の据え置きとともに発表した声明で「必要に応じてインフレ目標と一致したインフレの道筋において持続的な調整を行う」と伝わり、前回の「必要ならQEの規模や期間を拡大する可能性」との文言から変更されたことがわかると、一転して円売りユーロ買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円89銭前後から106円20銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=131円21銭前後まで売られた後、131円93銭前後まで急反発した。
・ユーロドルは一転上昇。全般ドル高の地合いに沿って1ユーロ=1.2369ドル前後まで売りが先行したが、ECB声明の文言変更を受けて1.2431ドル前後まで急速に持ち直した。22時30分にはドラギECB総裁の定例記者会見が予定されている。

[2018-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。定例理事会後のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の会見内容が「期待ほどタカ派的な内容ではなかった」ことからユーロ安ドル高が進行。対円でもドル買いが先行した。「トランプ米大統領の関税は15日間で発行」「メキシコとカナダは金属関税から恒久的に除外される」などと伝わると、ダウ平均が持ち直し円の重しとなった面もあった。

[2018-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが一服。米朝首脳会談の開催が明らかになり、地政学リスクが和らぐとの見方から売りが先行した。日経平均株価が510円超高まで上げたことも売りを促した面があったが、一巡後は下値を切り上げる展開に。日経平均が110円超高まで失速したことをながめ、全般に買い戻しが進んだ。なお、日銀はこの日、金融政策の現状維持を決定。声明文も前回から大きな変更がなかったため、相場への影響は限られた。

[2018-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。手掛かり材料に乏しかったこともあり、総じて狭いレンジ内でのもみ合いが続いた。対ドルでは午後の日経平均株価が一時マイナス圏に沈んだ場面で買いが入ったものの、日経平均はすぐに持ち直したことから上値も重かった。なお、黒田日銀総裁は定例記者会見で「2019年度に2%の目標を達成しても、直ちに出口というわけではない」「現在、出口を具体的に検討する局面ではない」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。

[2018-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はドルに対して弱含み。ナイトセッションの日経平均先物の上昇をながめ売りが先行。2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比31万3000人増と予想の前月比20万5000人増を上回ったことがわかると売りが強まった。もっとも、失業率が4.1%と予想の4.0%より弱かったほか、平均時給も前月比0.1%上昇と予想の前月比0.2%上昇を下回ったため、さらに売られる展開にはならなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間高値の1ドル=106円94銭前後を上抜け107円05銭前後まで上昇したが、追随する動きは見られなかった。
・ユーロ円は1ユーロ=131円35銭前後でのもみ合いが続いた。
・ユーロドルは上値が重い。米雇用統計の発表を前に思惑的な売りが先行。米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ると1ユーロ=1.2273ドル前後まで下押しした。もっとも、失業率や平均時給が弱かったこともあり、総じて1.2285ドル前後で売買が交錯した。

[2018-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してはもみ合い。米労働省が発表した2月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比31万3000人増と予想の前月比20万5000人増を上回ったことが分かると円売りドル買いが先行した。ただ、失業率が4.1%と予想の4.0%より弱い内容だったほか、平均時給が前月比0.1%上昇と予想の前月比0.2%上昇を下回ったため下値は限定的だった。一方、円はドル以外の通貨に対しては軟調だった。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが入った。ダウ平均が440ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が340円上げたことも円売り外貨買いを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時1ドル=107円05銭前後まで値を上げたものの、そのあとは106円台後半でのもみ合いに終始した。
・豪ドル円はしっかり。1時前に一時1豪ドル=83円90銭前後まで買われたあとも83円台後半で底堅く推移した。
・ユーロドルは2月米雇用統計で雇用者数が予想を上回ったためユーロ売りドル買いが先行し一時1ユーロ=1.2273ドル前後まで値を下げた。ただ、平均時給が予想を下回り米利上げペースが加速するとの警戒感が後退したため、そのあとは徐々に買い戻しが優勢に。24時30分前には1.2334ドル前後と日通し高値を付けている。

[2018-03-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。週末にトランプ米大統領が「対日貿易赤字は1000億ドルと巨額。不公正で持続的ではない」などの見解を示したほか、「財務省は森友学園への国有地売却に関する決裁文書に書き換えがあったと国会に報告へ」と報じられたことで円買いが先行したが、本邦勢参入後は株価上昇につれて上値を切り下げた。ただ、政府が決済文書書き換えの事実を認めると再び買いが強まった。

[2018-03-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。森友学園を巡る政治リスクを手掛かりに海外短期筋から仕掛け的な買いが持ち込まれたが、麻生財務金融相が記者会見で自らの辞任を否定すると一転して持ち高調整の売りが広がった。一方で、欧州勢参入後にドル安が進んだ影響から下押しも限られた。

[2018-03-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。欧州時間に入ると国内政局を手掛かりにした売買が一巡したこともあり、方向感の乏しい動きとなった。一方、欧州通貨に対しては高安まちまち。全般にユーロ安が進んだ影響から円買いユーロ売りが出た反面、英政府担当者から「ブレグジットの実施期間交渉で合意が近い」との見解が示されたことで円売りポンド買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円台半ばでのもみ合い。
・ポンド円は一時1ポンド=148円21銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはさえない。全般にユーロ売りが進んだ流れに沿って1ユーロ=1.2291ドル前後まで下押しした。

[2018-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。米10年債利回りの低下に伴って円買いドル売りが先行。ナイトセッションの日経平均先物が170円下げたことも円買いドル売りを誘った。もっとも、積極的に取引を手掛ける材料に乏しく、主要な米経済指標の発表もないことから値動きは限定的だった。

[2018-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が120円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行した。もっとも、株価が買い戻されたため、一巡後はじりじりと上値を切り下げる展開に。朝方に買いを進めた向きが反対売買を迫られた面もあった。

[2018-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優勢。本邦実需勢からまとまった売りが持ち込まれたほか、森友学園問題が安倍政権に影響を与えることはないとみた海外短期筋が売りを進めた面もあり、全般円安が進んだ。日経平均株価が140円超の高値引けとなったことが円の重しとなったうえ、欧州勢参入後も円安の流れが続いた。

[2018-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が120円高まで上昇したことなどを背景に、アジア時間からの流れを引き継いで売りが先行した。もっとも、2月米消費者物価指数(CPI)の発表後に米長期金利が低下幅を拡大すると次第に買い戻しが優勢に。「トランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任し、後任にポンペオCIA長官を充てる」ことが明らかになると、全般にドル安が強まったことで買いが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=107円29銭前後まで上げた後、106円71銭前後まで反落。
・ポンド円はポンドドルの上昇につれて一時1ポンド=149円33銭前後まで値を上げた。英政府が2018年経済成長率見通しを従来の1.4%から1.5%に上方修正したことがポンド買いを誘った。
・ユーロドルはしっかり。全般にドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.2386ドル前後まで上昇した。

[2018-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇などを手掛かりに円売りドル買いが先行したものの、下値は限定的だった。トランプ米大統領が「ティラーソン国務長官を解任し、後任にポンペオCIA長官を充てる」とツイッターに投稿。米政権運営を巡る不透明感が強まり円買いドル売りが広がった。一時は200ドル近く上昇した現物のダウ平均が下げに転じ230ドル超下落したことも円買いドル売りを誘った。なお、2月米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇といずれも市場予想通りの結果となった。

[2018-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルを中心に底堅い動き。前日のNY市場からの流れを引き継ぎ朝方は買いが先行したが、その後は上値が重いとみた海外短期筋が持ち高調整の売りに動いた。ただ、米共和党の牙城であるペンシルベニア州の下院補欠選挙で民主党が僅差ながらリードしていることが伝わると、米長期金利の低下とともにドル安が進み、円は再び強含んだ。日経平均株価が240円超下落したことも買いを誘った。

[2018-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことで買いが入ったが、上値は限られた。欧州勢が参入し、米金利が低下幅を縮めたうえ、ナイトセッションの日経平均先物が110円上昇したことを受けて徐々に上値を切り下げた。一方、ユーロに対しては底堅い動き。しばらくはもみ合いが続いていたが、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ユーロ高が今後インフレの重しとなる可能性」 と発言すると円買いユーロ売りが強まった。

[2018-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は対ドルで神経質な値動き。ナイトセッションの日経平均先物が120円高まで上昇したことを受けて売りが先行したものの、アジア時間につけた安値手前で下値の堅さを確認すると次第に買い戻しが入った。2月米小売売上高が予想より弱い結果となったことも円買いドル売りを誘った面があったが、一巡後は米長期金利の上昇を背景に上値を切り下げるなど、総じて方向感は乏しかった。なお、2月米卸売物価指数(PPI)は前月比で0.2%上昇と市場予想の前月比0.1%上昇を上回ったが、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇と市場予想の0.2%上昇と同じだった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分前に1ドル=106円72銭前後まで上げた後、106円32銭前後まで反落したものの、昨日安値の106円26銭前後が意識されると下げ渋った。
・ユーロ円はユーロドルの下げにつれて一時1ユーロ=131円70銭前後まで売りに押された。
・ユーロドルはさえない。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ユーロ高が今後インフレの重しとなる可能性」との見解を示したことで売りに押され、一時1ユーロ=1.2361ドル前後まで下押しした。米小売売上高の発表後にドル安が進んだ場面では1.2397ドル前後まで買い戻されたものの、一巡後は再び安値圏まで押し戻された。

[2018-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。2月米小売売上高が予想より弱い内容となったことで円買いドル売りが先行。米政権が保護主義に一段と傾斜しているとの懸念からダウ平均が330ドル超下落すると、円買い外貨売りが加速した。米長期金利の低下や日経平均先物の下落も相場の支援材料となった。

[2018-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が下落したほか、時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に米系短期筋を中心に仕掛け的な買いが持ち込まれた。もっとも、市場では「本邦機関投資家から売りが観測された」との指摘があり、上値が重いとみた短期筋が持ち高調整の売りに動いた。時間外のダウ先物が一転上昇したことも売りを誘った。

[2018-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。下値が堅いと見た海外短期筋が買いに動いたが、市場では「本邦実需勢から売りが観測された」との指摘があり、その後は徐々に上値を切り下げる展開に。時間外のダウ先物が120ドル超上昇したうえ、米10年債利回りが上昇に転じたことも売りにつながった。

[2018-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対ポンドでしっかり。英露間の緊張が高まるなか、全般にポンドが下落した影響を受けた。また、対ポンドでの円買いはユーロに対しても波及。ナイトセッションの日経平均先物が60円高からマイナス圏に沈んだこともリスク回避の買いを誘った面があった。一方、対ドルでは方向感の乏しい動き。株価の失速や米長期金利の低下を手掛かりに買いが入る場面も見られたが、米金利低下と株安が一服すると次第に上値も重くなった。なお、3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったが、3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円ちょうど前後を挟んだ神経質な値動き。
・ポンド円は一時1ポンド=147円45銭前後まで売りに押された。
・ユーロドルはさえない。対欧州通貨などでドル高が進んだ流れに沿って、一時1ユーロ=1.2335ドル前後まで下押しした。

[2018-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては上値が重かった。ポンドやオセアニア通貨に対してドル高が進んだ影響を受けて円売りドル買いが出たほか、3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数など、この日発表の米経済指標が概ね良好な内容となったことも相場の重しとなった。一方、円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。

[2018-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。「米国家安全保障担当のマクマスター大統領補佐官が解任へ」との一部報道が伝わるとリスク回避の買いが強まった。日経平均株価が130円超下落したことも円の支えとなった。当局者が同報道を否定したことで一巡後は伸び悩んだものの、下押しは限られている。

[2018-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。東京市場ではもみ合いが続いていたが、欧州勢参入後は買いが強まる展開に。ナイトセッションの日経平均先物が110円下落したほか、時間外の米10年債利回りが低下したことで対ドルを中心に円高が広がった。

[2018-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。米10年債利回りの低下を受けて日米金利差縮小を見越した買いが先行したものの、NY勢の参入後は上値を切り下げる展開に。米長期金利が上昇に転じ、全般にドルの買い戻しが進んだ流れに沿って売りが出た。なお、2月米住宅着工件数や2月米建設許可件数は予想を下回ったものの、2月米鉱工業生産指数は予想より強い結果となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に1ドル=105円60銭前後まで下げたものの、その後は106円台を回復した。
・ユーロ円は一時1ユーロ=130円13銭前後まで売りに押された。
・ユーロドルは軟調。1ユーロ=1.2320ドル前後を挟んだもみ合いとなっていたが、米長期金利の上昇をきっかけに全般ドル高が進んだ流れに沿って一時1.2282ドル前後まで売りに押された。

[2018-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。米10年債利回りが上昇に転じたことをきっかけに円売りドル買いが先行。2月米鉱工業生産指数や3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値などが予想より強い内容となったことも円売りドル買いを誘った。一方、円はオセアニア通貨に対しては底堅く推移した。オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買いオセアニア通貨売りが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に一時1ドル=105円60銭前後と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。24時30分過ぎには106円24銭付近まで値を上げた。
・豪ドル円は取引終了間際に一時1豪ドル=81円73銭前後、NZドル円は5時30分前に一時1NZドル=76円45銭前後と本日安値を更新した。
・ユーロドルは良好な米経済指標をきっかけにユーロ売りドル買いが先行。24時前に一時1ユーロ=1.2260ドル前後まで値を下げた。ただ、売りが一巡するとやや下値を切り上げている。ユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの上昇につれた買いが入った。

[2018-03-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。早朝のオセアニア市場で買いが先行した後は下落して始まった日経平均株価が下げ渋ったほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて上値を切り下げた。ただ、日経平均株価が300円超安まで下げ幅を広げるとリスク回避姿勢が強まり、円を買う動きが再び強まった。

[2018-03-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。東京市場では対豪ドルで円高が進み、その他通貨に対しても円買いが波及した。その後しばらくは高値圏でのもみ合いが続いていたが、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて海外短期筋が持ち高調整の円売りドル買いに動いた。

[2018-03-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は軟調。「欧州連合(EU)が日本時間20時45分からBREXIT交渉について説明を行う」との報道が伝わったことを受けて、対ポンドで思惑的な売りが先行した。また、対ユーロでも円は売りが優勢に。欧州中央銀行(ECB)関係者筋の話として「ハト派的な政策立案者も今年中にQEを終了させるべきだという議論をしている」「最初の利上げは2019年第2四半期が良い」などの見解が伝わり、円売りユーロ買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は全般に円安が進んだ流れに沿ったほか、米長期金利の上昇も手掛かりとなり、21時30分前に1ドル=106円31銭前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=130円97銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。ECB関係者筋の話が伝わると買いが優勢となり、1ユーロ=1.2325ドル前後まで値を上げた。

[2018-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやポンドに対して軟調だった。欧州中央銀行(ECB)関係者の話として「理事会で最もハト派的な一角も今年中にQEを終了させるべきだという考えに傾いている」「最初の利上げは2019年第2四半期が良い」と伝わると円売りユーロ買いが優勢となった。また「英国と欧州連合(EU)が離脱後の移行期間で合意した」と伝わると、目先の不透明感が払しょくされて円売りポンド買いが広がった。一方、円はドルに対しては上値が重かった。ダウ平均が一時500ドル近く下落したことで円買いドル売りが入ったものの、ユーロやポンドに対して円売りが強まるとドルに対しても円売りが出た。

[2018-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。序盤は本日の日本株安を見越した買いが入ったが、上値は限られた。本日は祝日前の5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りが出たほか、市場では「米系短期勢から持ち高調整の売りが観測された」との指摘があった。

[2018-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたことを受けてじわりと売りが強まった。欧州勢が参入すると持ち高調整の売りが活発化し、急速に下げ幅を広げた。一方で、一巡後は反動から下げ渋るなどいったん売りの勢いは落ち着いている。

[2018-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は対ドルで神経質な値動き。欧州勢の参入後に売りが先行したものの、雨宮日銀副総裁が就任会見で「2%達成を前に金利を調整する可能性は排除していない」と述べると一転して買い戻された。半面、一巡後は米長期金利の上昇を背景に再び売りが強まるなど、相場は方向感を欠いた。一方、円は対ユーロでしっかり。欧州勢の参入直後こそ売りが出たものの、3月独ユーロ圏ZEW景況感指数が悪化したこともあって次第に買い戻しの勢いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=106円61銭前後まで上げた後、いったんは106円09銭前後まで反落したが、一巡後は高値圏まで反発。
・ユーロ円は一時1ユーロ=130円56銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。独・ユーロ圏ZEW景況感指数の悪化を嫌気した売りが出たほか、米長期金利の上昇に伴う売りも進んだ。一時1ユーロ=1.2271ドル前後まで値を下げた。

[2018-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調だった。米長期金利の上昇をきっかけに全般ドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的の円売りドル買いが出た面もあった。一方、円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。なお、20カ国地域(G20)財務相中央銀行総裁会議はこの日、「競争的な通貨引き下げの回避を言明」「急速な金融引き締めは世界経済にとってリスク」などの声明を採択し閉幕した。

[2018-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は欧州通貨に対して弱含み。欧州通貨が対ドルで買い戻された流れに沿って円安欧州通貨高が進んだ。また、カナダドルに対しては軟調。「トランプ政権はNAFTA協議で対米輸出用にカナダとメキシコで製造された車両に関する要求を取り下げた」との報道を受けてカナダドル買いが強まった地合いに沿った。なお、ドルに対してはもみ合い。東京市場の休場で流動性が低下しており、目立った方向感が出ていない。

[2018-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。米10年債利回りの低下やシカゴ日経平均先物の80円超安を背景に円買いドル売りが進行。他の通貨に対しても円買いが波及した。

[2018-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は強含み。シカゴ日経平均先物の下落を受けてリスク回避の買いが先行した。「中国が米関税への対抗措置を計画」との一部報道が伝わると買いが加速。その後は米長期金利の上昇が重しとなったことで上値を切り下げる場面も見られたが、一巡後は再び買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分過ぎに1ドル=106円09銭前後まで下落。
・ポンド円は英雇用統計で11-1月の失業率や週平均賃金が予想より強い結果となったことを支えに一時1ポンド=149円64銭前後まで上げたものの、その後はドル円の下落につれて伸び悩んだ。
・ユーロドルは強含み。方向感の乏しい動きとなっていたが、対欧州通貨でドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.2295ドル前後まで値を上げた。

[2018-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては底堅く推移した。「中国は米関税への対抗措置を計画」とのWSJの報道をきっかけに円買いドル売りが先行。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場が注視する年内利上げ見通しが3回に据え置かれたものの、一部市場では年内の利上げが4回に増えるとの予想があっただけに円買いドル売りが優勢となった。なお、2019-20年の予想利上げ回数が増えたことで円売りドル買いが出る場面もあったが、反応は一時的だった。また、パウエルFRB議長は初めて臨んだ会合後の記者会見で「労働市場は引き続き堅調に推移すると予想」「経済見通しはここ数カ月で強まった」「遅すぎる利上げペースは経済にリスクをもたらす」などと述べた。

[2018-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。前日のNY市場で円高ドル安が進んだ流れを引き継いだ。市場では「米系短期勢から買いが観測された」との指摘があったほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも対ドルでの買いにつながった。日経平均株価が一時200円近く上昇したため一巡後は伸び悩んだものの、株価がその後に上げ幅を縮めたため下押しも限られている。

[2018-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。市場では「国内実需勢から売りが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価が210円超上昇したことを受けて円は弱含んだ。ただ、欧州勢が参入すると一転して円を買い戻す動きが優勢に。時間外の米10年債利回りが低下したほか、時間外のダウ先物が190ドル超、日経平均先物が190円下落したことが円買いを誘った。

[2018-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日経平均先物が下落し、リスク回避目的の円買い外貨売りが広がった。対ドルでは米長期金利の低下も買いを誘ったほか、対ユーロでは欧州圏の製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が軒並み弱い内容となったことを受けた買いも入った。一方、対ポンドでは下値の堅い動きに。イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表。予想通りの結果となったが、同時に公表された英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨で「0.50%の政策金利の据え置きを7対2で決定。2人が利上げを主張」との見解が伝わると一時ポンド高が強まった流れに沿って売りが出た。もっとも、一巡後はポンドが利益確定売りに押されたほか、株安による円買いも進んだことから次第に下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=105円26銭前後まで下落。
・ポンド円はMPC議事要旨の公表後に1ポンド=150円19銭前後まで上げたものの、その後は148円70銭前後まで急ピッチで売りに押された。
・ユーロドルはさえない。欧州勢の参入後に1ユーロ=1.2388ドル前後まで上昇する場面があったものの、一巡後は弱い欧州経済指標などを手掛かりに上値を切り下げる展開となり、22時過ぎには1.2304ドル前後まで反落した。

[2018-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米中貿易戦争への懸念からダウ平均が一時440ドル超下落。ナイトセッションの日経平均先物も210円下げたため、リスク回避的な円買い外貨売りが優勢となった。米10年債利回りが低下に転じたことで円買いドル売りが入った面もある。なお、トランプ米大統領は1.3兆ドルの歳出法案に署名し、政府機関の閉鎖を回避したものの相場の反応は限られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は5時前に一時1ドル=104円66銭付近まで売られ、アジア時間に付けた安値104円64銭前後に迫った。
・豪ドル円は頭が重かった。23時過ぎに一時1豪ドル=81円47銭前後まで値を上げたものの、その後失速。取引終了間際には80円60銭付近まで下押しした。
・ユーロドルはじり高。米中貿易戦争への懸念から全般ドル売りが先行。米長期金利の低下に伴うユーロ買いドル売りも入り、一時1ユーロ=1.2373ドル前後まで値を上げた。

[2018-03-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。仲値に向けた売りが観測されたほか、仲値後も本邦勢から売りが持ち込まれた。日経平均株価が270円超安から50円超安まで下げ幅を縮めるなか、オセアニア通貨などに対する売りも強まった。

[2018-03-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が140円超高の高値引けとなったほか、ナイトセッションの日経平均先物が120円上昇。時間外のダウ先物も250ドル超上げたことで投資家のリスク志向改善を意識した売りが広がった。なお、黒田日銀総裁は「量的質的緩和の出口では収益が減少しやすい」「保有国債が含み損になっても円の信用は毀損されない」などと発言した。

[2018-03-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨中心に弱含み。欧州勢参入後に欧州通貨高が進んだ流れに沿って円売りが先行した。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移したことが円の重しとなったほか、米10年債利回りの上昇も対ドルでの円売りを促した。なお、欧州連合(EU)などが対ロシア制裁として国内のロシア外交官の国外退去を発表したが、相場への影響は今のところ限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円26銭前後まで値を上げたほか、ユーロ円は1ユーロ=130円79銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは堅調。欧州勢が買いで参入するなど序盤から強含む展開となった。その後もユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれた買いも入り、1ユーロ=1.2427ドル前後まで上値を伸ばした。

[2018-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国と中国が「貿易戦争」回避に向け歩み寄るとの期待感を背景にダウ平均が一時700ドル近く上昇。ナイトセッションの日経平均先物も220円上げたため、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円売り外貨買いが優勢となった。トランプ米政権は英国で起きたロシア元情報機関員の暗殺未遂事件にロシアが関与したとして、米国内のロシア外交官ら60人を国外退去とする制裁措置を発表。米ロ関係の悪化が警戒され、円買いドル売りが入る場面もあったが反応は一時的だった。

[2018-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。日本株高を見越した売りが先行。佐川前国税庁長官は証人喚問で「書き換え、官房や官邸からの指示はない」と述べると、国内政局不安が後退する形で日経平均株価が470円超高に。投資家のリスク志向改善を意識した売りが続いた。

[2018-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドに対して堅調。市場では「ユーロポンド中心に月末期末絡みのポンド売りが持ち込まれた」との指摘があり、全般ポンド安が進んだ流れに沿った。一方、ドルに対してはじり高。日経平均株価は550円超高の高値引けとなったものの、本日安値圏でのもみ合いが続いた。その後、ナイトセッションの日経平均先物の50円安や対ポンドでの円高進行をながめ、やや下値が切り上がった。

[2018-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が小安く始まったことで買いが先行したが、上値は重かった。その後は対欧州通貨を中心にドル買いが優勢となった流れに沿って円安ドル高が進んだ。一方、ユーロやポンドなどその他通貨に対しては堅調。対ドルで欧州通貨売りや資源国通貨売りが強まった影響から円は底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は序盤に1ドル=105円45銭前後まで下げた後は105円90銭前後まで買い戻された。
・ユーロ円は1ユーロ=130円89銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。欧州序盤に前日高値の1ユーロ=1.2462ドル前後を上抜けて1.2476ドル前後まで上げたが、その後は一転して売りが優勢に。ドルが全面高となった流れに沿って1.2373ドル前後まで下げ足を速めた。

[2018-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。全般ドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行したものの、下値は限定的だった。一時は240ドル超上昇したダウ平均が失速し、500ドル近く下落したためリスク回避的な円買い外貨売りが入ったほか、ナイトセッションの日経平均先物が500円下げたことも円買い外貨売りを誘った。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り円全体を押し上げた。

[2018-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。北朝鮮の金正恩氏が習近平中国国家主席に対して「北朝鮮は米国との対話に意欲」「朝鮮半島の非核化は達成可能」などと述べたと伝わり、朝鮮半島を巡る地政学リスクの後退を意識した売りが先行。本日はスポット応答日が月末・期末・年度末にあたり、仲値に向けた売りも出た。また、日経平均株価が一進一退ながら下げ幅を縮めた場面でも売りが見られた。

[2018-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して方向感が定まらない。日経平均株価が引けにかけて280円超安まで下げ幅を縮めると、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ売りが進んだ。その後、ナイトセッションの日経平均先物が150円下落したことで円買いが強まったが、米10年債利回りが低下幅を縮めると円買いも一服した。なお、資源国通貨に対しては強含み。欧州勢が資源国通貨売りで参入した流れに沿った。

[2018-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ドルで一転下落。ナイトセッションの日経平均先物が160円下落し、時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが先行した。ただ、トランプ米大統領が「習近平・中国国家主席から金正恩氏が私との会談を心待ちにしているというメッセージを受け取った」と述べると朝鮮半島を巡る地政学リスクが後退し売りが優勢に。10-12月期の米国内総生産(GDP)確定値が予想を上回ったことも売りを促した。一方、その他通貨に対しては一進一退。北朝鮮情勢を巡る警戒感が和らいだことで全般円を売る動きが進んだ。一方、対ドルで欧州通貨安や資源国通貨安が進んだため、円の買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円43銭前後まで下げた後106円34銭前後まで反発した。一方、南アフリカランド・円は一転下落。1ランド=9円09銭前後まで上昇する場面があったが、南ア中銀(SARB)が声明で「南アフリカランドは過大評価されている」との見解を示すと8円99銭前後まで急落した。
・ユーロドルは弱含み。しばらくは1ユーロ=1.2390ドル前後を挟んだもみ合いが続いていたが、市場では「イースター休暇を週末に控えて持ち高調整の売りが広がった」との指摘があったほか、米GDP確定値の上方修正を受けて1.2335ドル前後まで下落した。

[2018-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。トランプ米大統領が「習近平中国国家主席から昨夜、金正恩氏との会談が非常に順調に進み、金正恩氏が私との会談を心待ちにしているというメッセージを受け取った」などと述べたほか、朝日新聞が北朝鮮関係筋の話として「6月初めにも日朝首脳会談の開催がありうる」と報じると、朝鮮半島情勢を巡る懸念が和らぎ円売りドル買いが膨らんだ。10-12月期の米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率2.9%増と予想の2.7%増を上回ったことも相場の重しとなった。

[2018-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が260円超高から90円超高まで上げ幅を縮めると、昨日の円安進行に対する買い戻しが広がった。市場では「本邦輸出勢から買いが持ち込まれた」との指摘もあった。

[2018-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して買い一服。日経平均株価がマイナス圏に沈むにつれてリスク回避目的の円買いが広がった。ただ、日経平均株価は引けにかけて反発したほか、ユーロドルなどでドル高が進んだ影響から伸び悩んだ。一方、ユーロに対しては底堅い。ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが見られた。

[2018-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。時間外の米10年債利回りが低下したことで対ドルでは小幅ながら買いが入ったが、値動きは総じて鈍かった。2月米個人消費支出など米インフレ指標は予想通りの結果となった一方、前週分の米新規失業保険申請件数は強い内容となったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円台半ばでのもみ合いとなった。ユーロ円は1ユーロ=131円05銭前後まで下げたが、下値は限定的だった。
・ユーロドルは下げ渋り。欧州勢が売りで参入し1ユーロ=1.2296ドル前後まで下押ししたが、一巡後はショートカバーが入り1.2335ドル前後まで持ち直した。

[2018-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。3月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値が予想を下回ったことで円買いドル売りが先行。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。ただ、ダウ平均が一時460ドル超上昇したほか、ナイトセッションの日経平均先物が420円上げるとやや上値が重くなった。

[2018-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価は240円超上昇したものの、円売りの勢いは限られた。市場では「仲値直前にドル余剰に転じた」との声が聞かれたほか、仲値後も本邦実需勢からの円買いドル売りが活発化した。海外主要市場がグッドフライデーで休場となり、薄商いのなかで値が振れやすい面もあった。なお、雨宮日銀副総裁は「国債購入額の変動はテーパリングとは全く異なる」などと語った。

[2018-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。本日はグッドフライデーで欧州市場をはじめ、北米市場なども休場となり、流動性が低下するなか、総じて値動きは鈍かった。ただ、市場では「商いが薄いなかで突発的なニュースが出れば、値が簡単に振れる可能性があるため注意が必要」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円13銭前後と本日安値を付けたが、下値も限定的となっている。
・ユーロ円は1ユーロ=130円台後半での推移となった。
・ユーロドルは小高い。全般ドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.2331ドル前後まで値を上げた。

[2018-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は小動き。本日はグッドフライデーで米国やカナダ、ブラジルなど北米や南米市場がほぼ全て休場となり、市場の流動性が極端に低く、目立った動意は見られなかった。ドイツやフランスなどの外交官がロシア国内からの退去を命じられたことが明らかになったが、反応は薄かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円20銭付近、ユーロ円は1ユーロ=130円90銭前後で値動きが細った。
・ユーロドルは小動き。新規の取引材料が見当たらず、市場参加者も激減していたため値動きは鈍く、1ユーロ=1.2320ドル付近を挟んだもみ合いとなった。

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