2012年8月3日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行も、一巡後は買い戻し。欧州中央銀行(ECB)は2日に開いた定例理事会で政策金利を0.75%に据え置いたが、ドラギECB総裁の定例会見において欧州債務危機への新たな対応策が示されるとの見方から、対ユーロを中心に思惑的な円売りが進んだ。
 ただ、ドラギECB総裁の会見後は一転して買い戻しが優勢に。ドラギECB総裁は「ECBは買い切り公開市場操作を実施する可能性がある」「ECBは一段の非標準的措置を講じる可能性があり、今後数週間で策定へ」などと言及したが、市場では「欧州債務危機を封じ込めるためのより具体的な政策措置を打ち出さなかった」との見方が広がり、失望感から欧米株式相場が急落。また、スペインやイタリアの10年債利回りが急上昇し、リスク回避目的の円買いがユーロを中心に幅広い通貨に対して入った。
 一方、ドルに対してはもみ合い。円とドルがユーロなどに対してほぼ同時に売買されたため、方向感の乏しい動きとなった。明日発表の7月米雇用統計を控えていることで、投資家の様子見ムードが濃くなった面もあった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が昨日、欧州債務問題の解決に向けた具体策を発表しなかったことを嫌気して日本株が安く寄り付くと、リスク回避姿勢を強めた参加者から円買いが入った。対ドルでは「米系金融機関やモデル系ファンドからの円買いが入った」との指摘があった。
 ただ、政府日銀の円売り介入への警戒感が根強いうえ、米雇用統計の発表を控えていることから、一方的に円を買い上がる動きは見られず上値は限定的だった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが強まった。後場の日本株が下げ幅を縮小したことをきっかけに円売りが広がった。欧州勢参入後は、欧州株が上昇していることや時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことなどを材料に円売りの勢いが増した。
 対ユーロではドイツとユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が市場予想平均を上回ったことを受けた円売りが散見された。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州の主要な株式相場が堅調に推移し、債券市場でイタリアやスペインの国債利回りが大幅に低下した。投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がり、円売り外貨買いが優勢となった。
 米労働省が発表した7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比16万3000人増と予想の10万人増を上回ったことが分かると、米雇用回復の鈍化懸念が後退。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て、円全体が押し下げられた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時7月20日以来の高値となる1ドル=78円77銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに一時1ユーロ=96円90銭前後と日通し高値を更新した。
・ユーロドルは財政が不安視されるスペインやイタリアの国債利回りが急低下し欧州株相場が上昇したため、ユーロの売り持ちを解消する動きが強まった。7月米雇用統計が予想より良好な内容となったことにユーロ売りドル買いで反応する場面もあったが、すぐに持ち直した。欧米株価の上昇に伴うユーロ買いドル売りが強まり、22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.2325ドル前後と日通し高値を更新している。
 なお、市場では「スペイン政府が、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)に支援を求めるために会合を開く」「スペインは本日、正式にEFSFに支援を求めるだろう」「欧州中央銀行(ECB)が本日会合を開く」との出所不明の噂が出回っていた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

エルッキ・リーカネン[NP-6.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「理事会はドラギECB総裁のコメントを支持している」「ECBは独自に流通市場で行動を取る可能性がある」

エルッキ・リーカネン[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ECBの金融政策は物価安定を確保しなければならない」「欧州の銀行監督における新たな手段が必要とされる」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州委員会は、EFSFはどのユーロ圏内の国からも債券購入の要請を受けていないとの見解を示した。

マリアーノ・ラホイ[NP-6.8 HDP -5.2 CHDP -0.2 RHDP -5.2 CRHDP -0.2]
・ラホイ・スペイン首相「スペインは債務の借換に関して困難な状況に陥っている」「我々は流動性の問題を解決する必要がある」「債務削減に失敗すれば信用を失う可能性」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ニュージーランド政府関係[NP+3.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZは他国よりも良い状況にある」「(スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が3日、NZの格付け「AA」を確認したことに関し)S&Pの決定を歓迎」

2012年8月3日のFX要人発言・ニュース

マリオ・モンティ[NP     HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「スペインの経済に対する勇気ある行動を賞賛」

マリオ・モンティ[NP     HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「国債利回り低下に向け、EUに支援求めるかは分からない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は2日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年2月に償還を迎える米国債18億3000万ドルを購入したと発表した。

ピエール・モスコビシ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「欧州中央銀行(ECB)によるユーロ圏安定化計画を歓迎」

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペイン政府は2日、スペインの複数の銀行が近日中に支援要請をする見込みとの見解を示したと伝えられた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは2日、スロベニアの格付けを「A2」から「Baa2」に引き下げると発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行も、一巡後は買い戻し。欧州中央銀行(ECB)は2日に開いた定例理事会で政策金利を0.75%に据え置いたが、ドラギECB総裁の定例会見において欧州債務危機への新たな対応策が示されるとの見方から、対ユーロを中心に思惑的な円売りが進んだ。
 ただ、ドラギECB総裁の会見後は一転して買い戻しが優勢に。ドラギECB総裁は「ECBは買い切り公開市場操作を実施する可能性がある」「ECBは一段の非標準的措置を講じる可能性があり、今後数週間で策定へ」などと言及したが、市場では「欧州債務危機を封じ込めるためのより具体的な政策措置を打ち出さなかった」との見方が広がり、失望感から欧米株式相場が急落。また、スペインやイタリアの10年債利回りが急上昇し、リスク回避目的の円買いがユーロを中心に幅広い通貨に対して入った。
 一方、ドルに対してはもみ合い。円とドルがユーロなどに対してほぼ同時に売買されたため、方向感の乏しい動きとなった。明日発表の7月米雇用統計を控えていることで、投資家の様子見ムードが濃くなった面もあった。

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
安住淳・安住淳財務相「金利が上がれば大変なことになる」「財政見通しを楽観視していない」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は3日、NZの格付け「AA」を確認した。また、見通しは「安定的」とした。

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・松下忠洋郵政・金融担当相「野村証券に業務改善命令を出した」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が昨日、欧州債務問題の解決に向けた具体策を発表しなかったことを嫌気して日本株が安く寄り付くと、リスク回避姿勢を強めた参加者から円買いが入った。対ドルでは「米系金融機関やモデル系ファンドからの円買いが入った」との指摘があった。
 ただ、政府日銀の円売り介入への警戒感が根強いうえ、米雇用統計の発表を控えていることから、一方的に円を買い上がる動きは見られず上値は限定的だった。

ニュージーランド政府関係[NP+3.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZは他国よりも良い状況にある」「(スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が3日、NZの格付け「AA」を確認したことに関し)S&Pの決定を歓迎」

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZの民間部門の債務は高い水準のままである」

エルッキ・リーカネン[NP-6.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「理事会はドラギECB総裁のコメントを支持している」「ECBは独自に流通市場で行動を取る可能性がある」

エルッキ・リーカネン[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ECBの金融政策は物価安定を確保しなければならない」「欧州の銀行監督における新たな手段が必要とされる」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・レスラー独経済技術相「債券購入は持続的な解決策となり得ない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが強まった。後場の日本株が下げ幅を縮小したことをきっかけに円売りが広がった。欧州勢参入後は、欧州株が上昇していることや時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことなどを材料に円売りの勢いが増した。
 対ユーロではドイツとユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が市場予想平均を上回ったことを受けた円売りが散見された。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州委員会は、EFSFはどのユーロ圏内の国からも債券購入の要請を受けていないとの見解を示した。

マリアーノ・ラホイ[NP-6.8 HDP -5.2 CHDP -0.2 RHDP -5.2 CRHDP -0.2]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインは債務の借換に関して困難な状況に陥っている」「我々は流動性の問題を解決する必要がある」「債務削減に失敗すれば信用を失う可能性」

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・3日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは大幅に低下。22時24分時点では前日比0.320%低い6.845%で推移している。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州の主要な株式相場が堅調に推移し、債券市場でイタリアやスペインの国債利回りが大幅に低下した。投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がり、円売り外貨買いが優勢となった。
 米労働省が発表した7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比16万3000人増と予想の10万人増を上回ったことが分かると、米雇用回復の鈍化懸念が後退。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て、円全体が押し下げられた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時7月20日以来の高値となる1ドル=78円77銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに一時1ユーロ=96円90銭前後と日通し高値を更新した。
・ユーロドルは財政が不安視されるスペインやイタリアの国債利回りが急低下し欧州株相場が上昇したため、ユーロの売り持ちを解消する動きが強まった。7月米雇用統計が予想より良好な内容となったことにユーロ売りドル買いで反応する場面もあったが、すぐに持ち直した。欧米株価の上昇に伴うユーロ買いドル売りが強まり、22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.2325ドル前後と日通し高値を更新している。
 なお、市場では「スペイン政府が、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)に支援を求めるために会合を開く」「スペインは本日、正式にEFSFに支援を求めるだろう」「欧州中央銀行(ECB)が本日会合を開く」との出所不明の噂が出回っていた。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペイン政府は3日、2013-14年度の予算案を承認したと伝えられた。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)は22日にギリシャを訪問し、サマラス・ギリシャ首相と会談するようだ。

[ Previous / Next ]

FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

重要人物・その他の発言・ニュース