2010年9月29日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「景気の減速と極めて低いインフレ率が、デフレリスクが無視できないものであることを示唆している」「量的緩和が機能するかどうかについてコンセンサスは出来ていない」
デニス・ロックハート[NP-5.4 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「FRBはディスインフレからデフレに転じることを懸念している」
デニス・ロックハート[NP HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「経済が現在の低水準を6-12ヶ月続ければ、緩和は正当化される」「国債の特定の利回りを目標とする考えは選択肢のひとつ」
中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行は29日、適度に緩和的な金融政策を維持するとの見方を示した。また、人民元相場の柔軟性を増大させるだろう、とした。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP -0.3 RHDP -2.4 CRHDP -0.3]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ポルトガルはゆゆしき状況」「ポルトガルは責任を示すべき」「ポルトガル政府はどのようにして目標を達成するか示すべき」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「景気の減速と極めて低いインフレ率が、デフレリスクが無視できないものであることを示唆している」「量的緩和が機能するかどうかについてコンセンサスは出来ていない」
2010年9月29日のFX要人発言・ニュース
アイルランド政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・マーティン・アイルランド外相「ユーロの救済基金を活用することはない」「アングロ・アイリッシュ銀行の優先債のデフォルトはさせない」
バラク・オバマ[NP+2.0 HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・オバマ米大統領「米国の住宅市場は、以前より更に緩やかなペースではあるが、再び回復に向かうであろう」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・米財務省によると、5年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.260%、応札倍率(カバー)が2.96倍となった。
ドミニク・ストロス=カーン[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「人民元は過小評価のままだ」「通貨戦争は大きなリスクがあるとは考えていない」「通貨の切り下げは世界的な解決ではない」
デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「景気の減速と極めて低いインフレ率が、デフレリスクが無視できないものであることを示唆している」「量的緩和が機能するかどうかについてコンセンサスは出来ていない」
デニス・ロックハート[NP-5.4 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「FRBはディスインフレからデフレに転じることを懸念している」
デニス・ロックハート[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「最近の米景気の減速は一時的なものと信じている」
デニス・ロックハート[NP+2.0 HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「金価格の上昇はインフレ期待についての強い兆しとは見ていない」「一段の緩和が既定の結論ではない」
デニス・ロックハート[NP HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「経済が現在の低水準を6-12ヶ月続ければ、緩和は正当化される」「国債の特定の利回りを目標とする考えは選択肢のひとつ」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。 9月米消費者信頼感指数や9月米リッチモンド連銀製造業景気指数が市場予想よりも弱い内容となり、米景気の先行き懸念や米追加金融緩和観測が高まると、対ドルで損失覚悟の円買い注文を巻き込み、他の通貨にも円買いが一時広がった。もっとも、欧州通貨やオセアニア通貨に対してもドル売りが膨らんだ影響で、円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出たため押し下げられる展開となった。一時80ドルを超す下げ幅となったダウ工業株30種平均が持ち直したことも円の重しとなった。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・英国、フランス、ドイツ、米国でテロ攻撃の可能性があると、欧米の当局者の話として米ABCニュースが伝えている。
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相は為替についてコメントしなかったと伝えられている。
韓国政府関係[NP-6.8 HDP -6.8 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
・韓国為替当局は28日、ウォン高抑制のためにドル買いウォン売り介入を行った模様。市場関係者の話として報じられた。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP -0.1]
・時事通信が報じたところによると、日銀は9月の企業短期経済観測調査(短観)で、景気が想定より下振れる懸念が強まっていることが確認されたとして、来月4-5日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を実施する方向で調整に入る。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日銀が発表した企業短期経済観測調査(短観、9月調査)で、大企業製造業の業況判断指数(DI)は予想を上回った一方、12月の先行き見通しは予想を下回った。日銀の追加緩和観測が広がり、日経平均が100円超上昇すると円売りが優勢となった。政府・日銀の円売り介入も意識された。
ただ、売り一巡後は値を戻す展開に。米国の追加の金融緩和観測を背景にした円買いドル売りが入ったほか、9月期末を前に国内輸出企業や機関投資家からの円買いが入り持ち直した。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「新たな資本規制は中銀の資本調達を促進し、金融政策のメカニズムに影響する可能性がある」
日本政府関係[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP -0.1]
・海江田万里・経済財政担当相(ダウジョーンズが伝える)「(円相場について)必要なら断固たる措置をとる」
日本政府関係[NP-5.4 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・海江田万里・経済財政担当相(ダウジョーンズが伝える)「現在の円相場の水準では見通しが悪化する可能性」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP-2.0 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「政策金利は適切」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。米国の追加の金融緩和観測を背景にした円買いドル売りが進む中、9月期末を前に国内輸出企業や機関投資家から円買いが入った。欧州勢が参加し始めた夕刻には、ユーロドルの上昇をきっかけにドル売りに拍車が掛かり、円は一段高となった。
中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行は29日、適度に緩和的な金融政策を維持するとの見方を示した。また、人民元相場の柔軟性を増大させるだろう、とした。
ヴィトル・コンスタンシオ[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「現時点で通貨戦争が起きているとは見ていない」
ヴィトル・コンスタンシオ[NP+2.0 HDP -2.4 CHDP +0.2 RHDP -2.4 CRHDP +0.2]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「市場はおそらくアイルランドの懸念やソブリンリスクに過剰反応している」「出口戦略のタイミングについて事前に言及しない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は29日、アングロ・アイリッシュ銀行の格付けを「CCC」に引き下げたと発表した。
ヴィトル・コンスタンシオ[NP-2.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「現在の政策スタンスは適切」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ブレイナード米財務次官「中国は経済協議の席につくべきだ」
中国政府関係[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.0]
・中国は試験的に実施している不動産取引税を中国全土に拡大する見通しと、新華社が伝えている。
OECD(経済協力開発機構)[NP+1.0 HDP -1.5 CHDP +0.3 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長(ブルーム・バーグ社に対して)「景気は下期に更に弱まるが、2番底はないとみている」、「OECD見通しは従来より弱くなる可能性がある」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「too big to failの問題の対処に政治的なサポートが必要」、「金融改革で将来の危機を防ぐことは出来ない」、「世界規模でバーゼルⅢを順守することがもっとも重要」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米AIGは日本部門を48億ドルでプルデンシャルに売却する見通しと報じられている。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.6 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・メルケルドイツ首相「ユーロを強化するために、欧州連合(EU)の条約の改定が必要」、「ユーロ圏救済基金を延長することは出来ない」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)は29日、銀行セクターに関するリポートの中で「市中の銀行が中銀の供給する資金に依存していることが懸念事項である」との見解を示した。また、「ソブリンリスクにより、正常化への回復が長引かされる可能性」「回復は個々の銀行によってまだらである」「銀行の調達コストは中期的には増加する可能性がある」などの見方も示された。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP -0.3 RHDP -2.4 CRHDP -0.3]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ポルトガルはゆゆしき状況」「ポルトガルは責任を示すべき」「ポルトガル政府はどのようにして目標を達成するか示すべき」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・レビン下院議員「(人民元安の是正を狙った)対中制裁法案は当局に中国の為替操作に対応する手段を与える」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・米国のブレナード財務次官は29日、「中国の国内消費の促進や人民元のさらなる柔軟化の容認により、景気の回復における均衡が進むことを望んでいる」と認識を示した。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ポーランド中央銀行は29日、政策金利を現行の3.50%に据え置くことを決めたと発表した。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-2.0 HDP +1.1 CHDP -0.2 RHDP +1.1 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「緩やかな景気回復が続く可能性がある」「2012年以降も8%を超える失業率が続く見通し」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-3.8 HDP +0.9 CHDP -0.2 RHDP +0.9 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「インフレ率は2010年は1%付近で推移し、2011年は1.5-2%に上昇する見通し」、「追加で国債を買い入れた場合のタームプレミアムへの影響は『軽微』」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は方向感が出なかった。米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和観測が高まっていることを背景に円買いドル売りが入りやすく、円全体をサポートした。半面、ドルに対して欧州・オセアニア通貨の買いが入りやすいことが対欧州オセアニア通貨で円売りを促したため円の上値も抑えられた。その影響で円は方向感の乏しい展開となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅い。序盤に1ドル=83円50銭前後と15日以来の安値まで下げたが、政府・日銀の為替介入への警戒感が残っていることもあって下値は堅かった。クロス円の買いも支えとなった面がある。
・ユーロ円はもみ合い。対ドルでユーロ買いが進んだことにつられる場面が見られたものの、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が29日、アングロ・アイリッシュ銀行のTier2債務を格下げしたことが上値を抑えた。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢参入後に米低金利政策の長期化観測を背景にした買いが入り1ユーロ=1.3639ドル前後まで値を上げた。ノックアウトオプションが観測されていた1.3600ドル前後を上抜けてストップロスを誘発した格好だ。もっとも、市場関係者からは「モデル系ファンドからの売りが出た」との指摘が聞かれ、いったん上値を切り下げた。アングロ・アイリッシュ銀行のTier2債務が格下げされたことも重しとなった。売り一巡後は、強いカナダ経済指標を受けてカナダドルに対して米ドル売りが進んだことがユーロドルを押し上げ1.3644ドル前後と4月15日以来の高値を付けたが、「1.3650ドル前後にはオプションのバリアがある」との憶測があり上値を抑えられると、上値の重さを嫌気した参加者から手仕舞い売りが出た。時間外のダウ先物が下げに転じたことも買い圧力を後退させた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。 9月米消費者信頼感指数や9月米リッチモンド連銀製造業景気指数が市場予想よりも弱い内容となり、米景気の先行き懸念や米追加金融緩和観測が高まると、対ドルで損失覚悟の円買い注文を巻き込み、他の通貨にも円買いが一時広がった。もっとも、欧州通貨やオセアニア通貨に対してもドル売りが膨らんだ影響で、円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出たため押し下げられる展開となった。一時80ドルを超す下げ幅となったダウ工業株30種平均が持ち直したことも円の重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日銀が発表した企業短期経済観測調査(短観、9月調査)で、大企業製造業の業況判断指数(DI)は予想を上回った一方、12月の先行き見通しは予想を下回った。日銀の追加緩和観測が広がり、日経平均が100円超上昇すると円売りが優勢となった。政府・日銀の円売り介入も意識された。
ただ、売り一巡後は値を戻す展開に。米国の追加の金融緩和観測を背景にした円買いドル売りが入ったほか、9月期末を前に国内輸出企業や機関投資家からの円買いが入り持ち直した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。米国の追加の金融緩和観測を背景にした円買いドル売りが進む中、9月期末を前に国内輸出企業や機関投資家から円買いが入った。欧州勢が参加し始めた夕刻には、ユーロドルの上昇をきっかけにドル売りに拍車が掛かり、円は一段高となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は方向感が出なかった。米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和観測が高まっていることを背景に円買いドル売りが入りやすく、円全体をサポートした。半面、ドルに対して欧州・オセアニア通貨の買いが入りやすいことが対欧州オセアニア通貨で円売りを促したため円の上値も抑えられた。その影響で円は方向感の乏しい展開となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅い。序盤に1ドル=83円50銭前後と15日以来の安値まで下げたが、政府・日銀の為替介入への警戒感が残っていることもあって下値は堅かった。クロス円の買いも支えとなった面がある。
・ユーロ円はもみ合い。対ドルでユーロ買いが進んだことにつられる場面が見られたものの、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が29日、アングロ・アイリッシュ銀行のTier2債務を格下げしたことが上値を抑えた。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢参入後に米低金利政策の長期化観測を背景にした買いが入り1ユーロ=1.3639ドル前後まで値を上げた。ノックアウトオプションが観測されていた1.3600ドル前後を上抜けてストップロスを誘発した格好だ。もっとも、市場関係者からは「モデル系ファンドからの売りが出た」との指摘が聞かれ、いったん上値を切り下げた。アングロ・アイリッシュ銀行のTier2債務が格下げされたことも重しとなった。売り一巡後は、強いカナダ経済指標を受けてカナダドルに対して米ドル売りが進んだことがユーロドルを押し上げ1.3644ドル前後と4月15日以来の高値を付けたが、「1.3650ドル前後にはオプションのバリアがある」との憶測があり上値を抑えられると、上値の重さを嫌気した参加者から手仕舞い売りが出た。時間外のダウ先物が下げに転じたことも買い圧力を後退させた。