2011年1月25日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・米大手銀ゴールドマンサックスの金利ストラテジストが24日、ブルームバーグとのインタビューで欧州中央銀行は第4四半期前まで政策金利を引き上げることはないとの見方を示したと伝わっている。ユーロ圏内の一部金融機関がソルベンシー(支払い能力)に問題を抱えていることがその背景という。
アンドリュー・センタンス[NP+6.4 HDP +2.7 CHDP +0.1 RHDP +3.2 CRHDP +0.1]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「CPIの上昇は今年少なくとも4%に上昇すると見ている」、「BOEがインフレに対して行動するときがきた」
アンドリュー・センタンス[NP+6.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +3.5 CRHDP +0.3]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「今金利を上昇させれば、後になってインフレが急上昇するリスクを軽減する」、「CPIはポンドと商品相場が押し上げている」
日本銀行(日銀)関係[NP+3.6 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間評価として予測数値を公表した。2010年度の実質GDPを10月の中央値2.1%から3.3%へ上方修正した一方、11年度は1.8%から1.6%に、12年度は2.1%から2.0%に下方修正した。また、2010年度のCPI見通し中央値は10月のマイナス0.4%からマイナス0.3%へ上方修正し、11年度のCPIは0.1%から0.3%に上昇修正した。
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・関係者の話として報じたところによると、欧州金融ファシリティ(EFSF)はユーロ建て5.5年債を発行するという。
エワルド・ノボトニー[NP+4.2 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「出口プロセスを継続する」「出口プロセスは経済動向次第だ」「一年を通した著しいインフレの上昇はない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、「スペインは非常に高い評価を維持するだろう」、「スペインはEFSFによる救済の必要はないだろう」などと認識を示したと報じられている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.4]
・日銀は24-25日に開いた金融政策決定会合で、「新型オペ」の供給額を現行の30兆円程度、資産買い入れ額を5兆円に据え置いた。
2011年1月25日のFX要人発言・ニュース
ジョン・リプスキー[NP+4.0 HDP -1.8 CHDP +0.2 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・リプスキー国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「2011年の世界経済成長は前年の4.75%からわずかな低下にとどまると予想している」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・米大手銀ゴールドマンサックスの金利ストラテジストが24日、ブルームバーグとのインタビューで欧州中央銀行は第4四半期前まで政策金利を引き上げることはないとの見方を示したと伝わっている。ユーロ圏内の一部金融機関がソルベンシー(支払い能力)に問題を抱えていることがその背景という。
バラク・オバマ[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・オバマ米大統領は24日、モスクワのドモデドボ空港での爆発テロ事件について強く非難したとギブス報道官が述べた。
エレナ・サルガド[NP HDP -0.1 CHDP +0.5 RHDP -0.1 CRHDP +0.5]
・サルガド・スペイン財務相「銀行セクターへの信頼を確保する必要がある」、「貯蓄銀行が市場において正常に機能できることを目指す」、「貯蓄銀行のために法的枠組みを調整する見通し」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・フランス警察は24日、フランスのド・ゴール空港で爆発物を発見し、処理したと新華社が報じている。
アンドリュー・センタンス[NP+6.4 HDP +2.7 CHDP +0.1 RHDP +3.2 CRHDP +0.1]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「CPIの上昇は今年少なくとも4%に上昇すると見ている」、「BOEがインフレに対して行動するときがきた」
アンドリュー・センタンス[NP+6.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +3.5 CRHDP +0.3]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「今金利を上昇させれば、後になってインフレが急上昇するリスクを軽減する」、「CPIはポンドと商品相場が押し上げている」
アイルランド政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・アイルランド野党第一党の統一アイルランド党(フィネ・ゲール)は24日、総選挙は2月最終週に前倒しで実施される可能性があるとの認識を示したと報じられている。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)の首脳会議(サミット)は、2月4日にユーロ圏の債務危機について非公式に議論し、公式的には3月のEUサミットで決定されるだろうと、EU関係者の話しとして報じられた。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・ショイブレ独財務相「ギリシャやユーロ圏の問題はまだ解決していない」、「共通の通貨の安定を支援することはドイツ自身の利益となる」、「成長へ支援すると同時に、財政赤字を削減する必要がある」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・ショイブレ独財務相「ユーロ圏の全ての国々が役割を果たさないのであれば、EFSFの拡大に向けて準備を進めることはない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してはしっかり。米10年物国債利回りが低下し日米金利差の縮小を意識した円買いで値を上げた。米著名シンクタンクがリポートで、欧州中央銀行(ECB)は「第2四半期までに無制限の流動性供給策を終了し、第3四半期までに利上げを行う」との見解を示したことが伝わると、対ユーロでドル売りが膨らみ円・ドル相場を押し上げた。
ユーロに対しては一進一退。格付け会社ムーディーズが24日、「スペインの貯蓄銀行問題への対応により、ソブリン格付けの改善につながる可能性がある」との認識を示し円売りが先行したうえ、米著名シンクタンクがECBの利上げ観測について言及したことも重しとなったが、円ドル相場の上昇に弾みが付くと一転して円が買い戻された。
他の通貨に対して円は対ドルでの買いで一時値を上げたが、米国株式相場が堅調に推移したことを背景にドル売り・外貨買いにつれた円売り外貨買いが出て、上値が重くなった。
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「G20で為替や商品を議題に含めるよう準備している」「G20では商品規制について議論することはない」
野田佳彦[NP-4.2 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「デフレ脱却に向けて日銀と緊密に連携する」「日銀とは必要に応じてコミュニケーションをとる」
ウェイン・スワン[NP-3.0 HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP +0.1]
・スワン豪副首相兼財務相「基調インフレは10-12月期に緩和した」「1-3月期の消費者物価指数は食品価格高騰の影響を受ける可能性がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。前日の海外市場でユーロ高・ドル安が進み、対円でもドル売りが出た地合いを引き継いで始まった。ただ、その後は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値決済に向けた円売りドル買いが出たため円全体の重しとなった。円売りが一巡すると、取引材料に乏しく次第に値動きが細った。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・日銀は24-25日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.4]
・日銀は24-25日に開いた金融政策決定会合で、「新型オペ」の供給額を現行の30兆円程度、資産買い入れ額を5兆円に据え置いた。
日本銀行(日銀)関係[NP+3.6 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間評価として予測数値を公表した。2010年度の実質GDPを10月の中央値2.1%から3.3%へ上方修正した一方、11年度は1.8%から1.6%に、12年度は2.1%から2.0%に下方修正した。また、2010年度のCPI見通し中央値は10月のマイナス0.4%からマイナス0.3%へ上方修正し、11年度のCPIは0.1%から0.3%に上昇修正した。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・日銀声明「物価上振れの可能性は国際商品市況の一段の上昇、下振れのリスクは予想物価上昇率の低下」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・日銀 当面の金融政策運営について
2.わが国の景気は、緩やかに回復しつつあるものの、改善の動きに一服感がみられる。すなわち、設備投資は持ち直しつつある。雇用・所得環境は引き続き厳しい状況にあるものの、その程度は幾分和らいでいる。個人消費は一部の財に駆け込み需要の反動がみられるが、住宅投資は持ち直しに転じつつある。―方、輸出はやや弱めとなっている。こうした内外需要のもとで、生産はやや減少している。この間、金融環境をみると、引き続き、緩和の動きが強まっている。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、マクロ的な需給バランスが緩和状態にあるもとで下落しているが、基調的にみると下落幅は縮小を続けている。
3.先行きの中心的な見通しとしては、わが国経済は、世界経済の成長率が、新興国・資源国に牽引される形で再び高まっていくと考えられることなどから、景気改善テンポの鈍化した状況から徐々に復し、緩やかな回復経路に復していくとみられる。物価面では、引き続き、消費者物価の前年比下落幅は縮小していくと考えられる。
4.10月の「展望レポート」で示した見通しと比べると、2010年度の成長率は、過去の実績値の改定の影響もあって上振れるものの、2011年度、2012年度の成長率は、概ね見通しに沿って推移すると予想される。物価については、国内企業物価・消費者物価(除く生鮮食品)とも、2011年度は、国際商品市況高の影響などから、やや上振れるとみられる一方、2012年度は概ね見通しに沿って推移するものと予想される。
5.リスク要因をみると、景気については、上振れ要因として、旺盛な内需や海外からの資本流入を受けた新興国・資源国の経済の強まりなどがある。一方、下振れ要因としては、米国経済に対する懸念は一頃に比べて後退しているものの、米欧経済の先行きや国際金融市場の動向を巡る不確実性がある。物価面では、新興国・資源国の高成長を背景とした国際商品市況の一段の上昇により、わが国の物価が上振れる可能性がある一方、中長期的な予想物価上昇率の低下などにより、物価上昇率が下振れるリスクもある。
6.日本銀行は、日本経済がデフレから脱却し、物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰するために、包括的な金融緩和政策を通じた強力な金融緩和の推進、金融市場の安定確保、成長基盤強化の支援という3つの措置を通じて、中央銀行としての貢献を粘り強く続けていく。今後とも、先行きの経済・物価動向を注意深く点検したうえで、適切に政策対応を行っていく方針である。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・インド中銀は25日、政策金利であるレポレートを現行の6.25%から6.50%に引き上げることを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。また、リバース・レポレートは5.25%から5.50%に引き上げるとした。
国際通貨基金(IMF)[NP+4.2 HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・国際通貨基金(IMF)は25日、世界経済見通し・改定を公表した。それによると、2011年の世界経済成長率は4.2%から4.4%へと上方修正された。なお、2012年については4.5%と前回から変わらなかったと伝えている。
白川方明[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「早晩緩やかな回復基調に復帰の蓋然性が高い」「物価安定のもとでの持続的成長へ着実に歩み進める」
白川方明[NP-3.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.2]
・白川方明日銀総裁「欧州ソブリンリスクは払しょくされず、実体経済と相乗的に悪化するリスクが意識されている」「金融市場機能や金融緩和の効果・副作用、総合判断して包括緩和を進める」
白川方明[NP-3.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「時間軸政策に関する考え方は変わっていない」「日本は目に見える財政危機に直面していないが、持続可能な財政運営は非常に大切」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・ラガルド仏経済財務雇用相「人民元の上昇に悪影響はないだろう」
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・関係者の話として報じたところによると、欧州金融ファシリティ(EFSF)はユーロ建て5.5年債を発行するという。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・IMFチーフエコノミストのブランチャード氏は25日、「一段のランド高は望ましくない」との認識を示した。また、「中国はより速い人民元の上昇を許容することができる」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。円の下値では日本の輸出企業からの押し目買い意欲が強いとの見方が多い半面、「25日のオバマ大統領の一般教書演説や26日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたい」として、ポジションを一方向に傾けにくい面があり方向感が出なかった。
日銀は24-25日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表。市場の予想通りの内容となったため、反応は薄かった。
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・関係者の話として「EFSF債のオーダーブックはおよそ500億ユーロ」と報じた。なお、24日にはオーダーブックの規模が200億ユーロ超と伝わっていた。
ジョージ・オズボーン[NP-4.6 HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
・オズボーン英財務相「英GDPの結果に失望している」
ジョージ・オズボーン[NP-4.8 HDP -0.5 CHDP -0.3 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]
・オズボーン英財務相「英GDPに対して天候がはっきりと影響を及ぼしている」、「英国の製造部門の強さがリバランスに必要」、「融資の増加や賞与の減額を望む」、「財政緊縮策をあきらめることは、英国を危機に引き戻すことになるだろう」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・イー・アイ・デュポン・ドォ・ヌムールは25日、第4四半期決算を発表した。調整後の1株利益は0.50ドルと、市場予想平均の0.31ドルを上回った。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・3Mは25日、第4四半期決算を発表した。調整後1株利益は1.28ドルと市場予想の1.27ドルの利益とほぼ同じだった。
エワルド・ノボトニー[NP+2.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「インフレを非常に注意深く見ている」「インフレは今年前半は上昇するとみている」「今年前半の利上げについては決定していない」
エワルド・ノボトニー[NP+4.2 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「出口プロセスを継続する」「出口プロセスは経済動向次第だ」「一年を通した著しいインフレの上昇はない」
ジョージ・オズボーン[NP-4.0 HDP -0.7 CHDP -0.2 RHDP -0.7 CRHDP -0.2]
・オズボーン英財務相「成長を支援するため更なる措置が必要である」、「信頼できる財政計画が、英中銀(BOE)により長期間低金利を維持する自由を与える」
カルロス・コスタ[NP HDP -3.0 CHDP +1.0 RHDP -3.0 CRHDP +1.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「財政再建に取り組んでいる国々により、景気回復が脅かされる部分がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円はしっかり。対ポンドで2010年10-12月期英国内総生産(GDP)が予想よりも弱かったことを受けた円買いが膨らみ、その他通貨にも円買いが入った。カナダドルに対しては時間外のWTI原油先物相場が軟調なことや、12月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことなどを嫌気した円買いが膨らんだ。
一方、円はドルに対してはやや上値が重い。対カナダドルで円買いが強まった影響で一時的に値を上げたが、資源国通貨に対してドルが買われたことにつれた円売りドル買いが出て上値を抑えられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=82円26銭前後と本日安値をつけた。
・ユーロ円は19時過ぎに1ユーロ=111円82銭前後と日通し安値を付けた。
・カナダドル円は軟調。22時過ぎに1カナダドル=82円39銭前後と本日安値を付けた。12月カナダCPIが予想を下回ったことや、WTI原油先物相場が軟調に推移していることを受けた。
・ポンド円は急落。一時1ポンド=129円81銭前後まで下落。10-12月英GDPが予想を下回ったことを受けて売りが膨らんだ。ポンドドルは1ポンド=1.5752ドル前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは荒い値動き。ユーロポンドに買いが先行したことを受けてユーロドルも買われた。16時30分過ぎに1ユーロ=1.3688ドル前後と2010年11月22日以来の高値まで上げた。しかし、1.3700ドル前後に設定されたノックアウトオプションに絡んだ防戦売りが上値を抑えると徐々に上値を切り下げた。英GDPが弱い結果でポンドドルの下げが加速するとユーロドルも一段と値を下げ、19時前に1ユーロ=1.3573ドル前後と本日安値を付けた。
もっとも、上値でユーロを売り持ちにした参加者から利益確定の買い戻しが入った上、欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測を背景に押し目を買う動きが出たため下げ止まっている。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、「スペインは非常に高い評価を維持するだろう」、「スペインはEFSFによる救済の必要はないだろう」などと認識を示したと報じられている。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、南アフリカの外貨建て格付けを「BBB+」に維持したと発表した。また、見通しは「ネガティブ」から「安定的」に変更した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してはしっかり。米10年物国債利回りが低下し日米金利差の縮小を意識した円買いで値を上げた。米著名シンクタンクがリポートで、欧州中央銀行(ECB)は「第2四半期までに無制限の流動性供給策を終了し、第3四半期までに利上げを行う」との見解を示したことが伝わると、対ユーロでドル売りが膨らみ円・ドル相場を押し上げた。
ユーロに対しては一進一退。格付け会社ムーディーズが24日、「スペインの貯蓄銀行問題への対応により、ソブリン格付けの改善につながる可能性がある」との認識を示し円売りが先行したうえ、米著名シンクタンクがECBの利上げ観測について言及したことも重しとなったが、円ドル相場の上昇に弾みが付くと一転して円が買い戻された。
他の通貨に対して円は対ドルでの買いで一時値を上げたが、米国株式相場が堅調に推移したことを背景にドル売り・外貨買いにつれた円売り外貨買いが出て、上値が重くなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。前日の海外市場でユーロ高・ドル安が進み、対円でもドル売りが出た地合いを引き継いで始まった。ただ、その後は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値決済に向けた円売りドル買いが出たため円全体の重しとなった。円売りが一巡すると、取引材料に乏しく次第に値動きが細った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。円の下値では日本の輸出企業からの押し目買い意欲が強いとの見方が多い半面、「25日のオバマ大統領の一般教書演説や26日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたい」として、ポジションを一方向に傾けにくい面があり方向感が出なかった。
日銀は24-25日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表。市場の予想通りの内容となったため、反応は薄かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円はしっかり。対ポンドで2010年10-12月期英国内総生産(GDP)が予想よりも弱かったことを受けた円買いが膨らみ、その他通貨にも円買いが入った。カナダドルに対しては時間外のWTI原油先物相場が軟調なことや、12月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことなどを嫌気した円買いが膨らんだ。
一方、円はドルに対してはやや上値が重い。対カナダドルで円買いが強まった影響で一時的に値を上げたが、資源国通貨に対してドルが買われたことにつれた円売りドル買いが出て上値を抑えられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=82円26銭前後と本日安値をつけた。
・ユーロ円は19時過ぎに1ユーロ=111円82銭前後と日通し安値を付けた。
・カナダドル円は軟調。22時過ぎに1カナダドル=82円39銭前後と本日安値を付けた。12月カナダCPIが予想を下回ったことや、WTI原油先物相場が軟調に推移していることを受けた。
・ポンド円は急落。一時1ポンド=129円81銭前後まで下落。10-12月英GDPが予想を下回ったことを受けて売りが膨らんだ。ポンドドルは1ポンド=1.5752ドル前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは荒い値動き。ユーロポンドに買いが先行したことを受けてユーロドルも買われた。16時30分過ぎに1ユーロ=1.3688ドル前後と2010年11月22日以来の高値まで上げた。しかし、1.3700ドル前後に設定されたノックアウトオプションに絡んだ防戦売りが上値を抑えると徐々に上値を切り下げた。英GDPが弱い結果でポンドドルの下げが加速するとユーロドルも一段と値を下げ、19時前に1ユーロ=1.3573ドル前後と本日安値を付けた。
もっとも、上値でユーロを売り持ちにした参加者から利益確定の買い戻しが入った上、欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測を背景に押し目を買う動きが出たため下げ止まっている。