2011年1月26日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・欧州金融ファシリティ(EFSF)は25日、「日本が初回のEFSF債発行で20%以上購入した」との認識を示したと報じられている。
パトリック・ホノハン[NP+5.8 HDP -0.4 CHDP +1.1 RHDP -0.4 CRHDP +1.1]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁「市場が欧州中央銀行(ECB)が利上げすると予想していることは、驚きではない」
マーヴィン・キング[NP+6.4 HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・キング英中銀総裁「英国のインフレは心地悪いほど高い水準にある」、「金利は将来さらに正常な水準に回帰するだろう」
マーヴィン・キング[NP+6.0 HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・キング英中銀総裁「英CPIは今後数か月で4-5%に上昇する可能性があるが、2012年は低下する見通しである」
バラク・オバマ[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・26日、日本時間11時に予定されているオバマ米大統領の一般教書演説の草案として「税の抜け穴を埋めることや法人税の引き下げを求める」と伝えた。また、「富裕層に対する恒久的な減税を行う余裕はない」とした。
バラク・オバマ[NP-6.8 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・複数のメディアは26日、日本時間11時に予定されているオバマ米大統領の一般教書演説の草案として「2014年までに米国の輸出の倍増を求める」と伝えた。また、「5年間の国内裁量的支出の凍結は10年間で4000億ドルの赤字削減となる」とした。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは26日、台湾の自国通貨建て格付けを「AA」から「AA-」に引き下げると発表した。見通しは「安定的」とした。
イングランド銀行(BOE)[NP+4.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(1月12-13日分)「0.50%の政策金利と、2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模の据え置きを6対2対1で決定」
イングランド銀行(BOE)[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(1月12-13日分)「ポーゼン委員が500億ポンドの資産買い取りプログラムの増額を主張し、センタンス委員とウィール委員が0.25%の利上げを主張」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
パトリック・ホノハン[NP+5.8 HDP -0.4 CHDP +1.1 RHDP -0.4 CRHDP +1.1]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁「市場が欧州中央銀行(ECB)が利上げすると予想していることは、驚きではない」
2011年1月26日のFX要人発言・ニュース
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・欧州金融ファシリティ(EFSF)は25日、「日本が初回のEFSF債発行で20%以上購入した」との認識を示したと報じられている。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +0.4 CHDP +0.4 RHDP +0.4 CRHDP +0.4]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は強い」、「EUはユーロを安定させるために必要とされることは何でもやるつもり」、「1.35ドル水準でユーロの堅実さを疑う理由はない」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・ドイツの自由民主党の関係者は25日、「ユーロ救済基金は十分に大きな規模である」、「EFSFの規模の拡大に納得していない」などと述べたと報じられた。
パトリック・ホノハン[NP+5.8 HDP -0.4 CHDP +1.1 RHDP -0.4 CRHDP +1.1]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁「市場が欧州中央銀行(ECB)が利上げすると予想していることは、驚きではない」
米政府関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・米財務省によると、2年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.650%、応札倍率(カバー)が3.47倍となった。
ドナルド・コーン[NP+2.0 HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)前副議長(CNBCが伝える)「更なる政策が雇用を支援するかどうか疑わしい」
マーヴィン・キング[NP+6.4 HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・キング英中銀総裁「英国のインフレは心地悪いほど高い水準にある」、「金利は将来さらに正常な水準に回帰するだろう」
マーヴィン・キング[NP+6.0 HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・キング英中銀総裁「英CPIは今後数か月で4-5%に上昇する可能性があるが、2012年は低下する見通しである」
マーヴィン・キング[NP-2.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.1]
・キング英中銀総裁「経済の安定性の回復には今後数か月を見越し、注意深くよく検討したうえでの判断が必要であろう」「10-12月期英GDPは回復の不安定さを示している」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・米ヤフーは25日、第4四半期決算を発表した。調整後1株利益は0.26ドルと、市場予想の0.22ドルを上回った。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケル独首相とバローゾ欧州委員長は、必要とされるユーロ圏の債務削減や、将来の安定・成長協定、そして競争力の向上などについて議論したと報じられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては伸び悩み。1月米消費者信頼感指数が60.6と、前回改定値、市場予想平均をいずれも上回り一時売りに押されたものの、その後米金利が低下し日米金利差の縮小が意識されたため買いが入った。「オバマ米大統領が一般教書演説で、今後5年間で歳出の一部を凍結することを提案する見通し」との一部報道が伝わり、米金利が低下幅を広げると、損失覚悟の円買い注文を巻き込み、上昇に弾みが付いた。もっとも、25日の取引終了にかけて米金利は低下幅を縮小し、円は上値を切り下げた。
それ以外の通貨に対しては一進一退。強い1月米消費者信頼感指数を受けた対ドルでの円売りにつれたほか、市場参加者からは「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んで、ユーロドルが買われた可能性がある」との声があり、対ユーロで円売りが出たため円全体は押し下げられた。フィキシング通過後は対ユーロでの円売りは失速し、米金利の低下に伴う対ドルでの円買いもあり下値を支えられたが、米国株式相場が引けにかけて下げ渋り、円は再び売られるなど、一進一退の値動きとなった。
バラク・オバマ[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・オバマ米大統領は日本時間11時に予定されている一般教書演説で米経済進展の構えを表明するという。なお、25日には「一般教書演説で財政赤字削減のために一部歳出の凍結を発表する」と報じられていた。
バラク・オバマ[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・26日、日本時間11時に予定されているオバマ米大統領の一般教書演説の草案として「税の抜け穴を埋めることや法人税の引き下げを求める」と伝えた。また、「富裕層に対する恒久的な減税を行う余裕はない」とした。
バラク・オバマ[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・複数のメディアは26日、日本時間11時に予定されているオバマ米大統領の一般教書演説の草案として「クリーンエネルギーによる電力の比率を2035年までに80%とすることを提案する」と伝えた。また、「ひも付き予算には拒否権を発動する」とした。
野田佳彦[NP+2.8 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「景気は足踏み状態となっているが、先行きは持ち直しが期待できる」
バラク・オバマ[NP-6.8 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・複数のメディアは26日、日本時間11時に予定されているオバマ米大統領の一般教書演説の草案として「2014年までに米国の輸出の倍増を求める」と伝えた。また、「5年間の国内裁量的支出の凍結は10年間で4000億ドルの赤字削減となる」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。対ドルやユーロでは月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入ったほか、ポンドに対しては前日公表された10-12月英国内総生産(GDP)速報値が予想を大幅に下回ったことが意識され円高が進んだ。もっとも、日本時間27日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、一方的に円高が進む展開にはならなかった。
オバマ米大統領は25日(日本時間26日午前)、上下両院合同会議で一般教書演説を行い、「安全保障を除く裁量的歳出を5年間現行水準で凍結し、今後10年で4000億ドルの財政赤字を削減する」と表明した。ただ、事前に伝わった内容とほぼ同じだったため、為替市場への反応は限定的だった。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
・日銀は26日、1月分の金融経済月報(基本的見解)で、景気の現状について「わが国の景気は、緩やかに回復しつつあるものの、改善の動きに一服感がみられる」とし、景気の総括判断を据え置いた。また、先行きについては「景気改善テンポの鈍化した状況から徐々に脱し、緩やかな回復経路に復していくと考えられる」とした。
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「現時点で解散は全く考えていない」
中国人民銀行関係[NP+4.6 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +4.8 CRHDP +0.3]
・馬・中国人民銀行副総裁「穏健な金融政策を堅持する」「適切な融資の伸びを維持する」「中国人民銀行は物価安定に一段と焦点をあてる」
OECD(経済協力開発機構)[NP HDP -1.6 CHDP +0.3 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]
・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「英国が潜在インフレを管理すると信じている」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは26日、台湾の自国通貨建て格付けを「AA」から「AA-」に引き下げると発表した。見通しは「安定的」とした。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-2.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「ユーロ圏のインフレ率上昇は一時的」「2011年下期のユーロ圏インフレ率は緩和する見通し」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「ユーロは生き残るだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入る半面、日本時間27日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、一方的に円高が進む展開にはならなかった。市場関係者からは「米重要イベントを前に、持ち高を傾けにくい面もあるようだ」との声が聞かれた。
イングランド銀行(BOE)[NP+4.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(1月12-13日分)「0.50%の政策金利と、2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模の据え置きを6対2対1で決定」
イングランド銀行(BOE)[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(1月12-13日分)「ポーゼン委員が500億ポンドの資産買い取りプログラムの増額を主張し、センタンス委員とウィール委員が0.25%の利上げを主張」
中国政府関係[NP HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.0]
・中国の国営ラジオが報じたところによると、「中国国務院は2軒目の住宅を購入する際の頭金の最低比率を60%に設定した」ようだ。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ノルゲバンク(ノルウェー中銀)は26日、政策金利を現行の2.00%のまま据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ガイ・クアデン[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・クアデン欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー「物価の安定はECBの目的」、「通貨統合は最小限の財政規律が必要である」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・ラガルド仏経済財務雇用相「ユーロは、不均衡の調整に利用することが可能だ」「ユーロはいくつかの中銀の外貨準備である」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。英・独の株価指数や、時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げた場面では、リスク許容度の改善を期待して低金利の円を売る動きが見られたものの、米株価指数先物は徐々に上げ幅を縮小。持ち高調整で円が買い戻されている。
この後、米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)を開き終了後に政策金利を発表する予定となっているため、積極的な売買は手控えられ気味だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=81円98銭前後と本日安値をつけた。
・ユーロ円は欧州勢参入直後に1ユーロ=112円16銭前後と日通し安値を付けた。
・ポンドドルは一時買いが進んだ。イングランド銀行(英中銀、BOE)が26日に発表した1月12-13日分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨では、ポーゼン委員が500億ポンドの資産買い取りプログラムの増額を主張した一方、センタンス委員とウィール委員が0.25%の利上げを主張したことが明らかになった。利上げを主張する委員が前回から増えたことを背景にポンド買い・ドル売りが入り、20時過ぎに1ポンド=1.5891ドル前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢がユーロ売りで参入したこともあって、16時30分過ぎには1ユーロ=1.3657ドル前後まで下げた。ただ、ユーロポンドが「英系金融機関からの買いが入った」との指摘があり値を上げるとユーロドルにも買いが入った。欧州中央銀行(ECB)の利上げを巡る思惑がくすぶる中で、英・独の株高が進んだことも買いを誘い、19時前に1ユーロ=1.3723ドル前後と2010年11月22日以来の高値まで上げた。
一方で、この後に米金融イベントを控えているほか、時間外のダウ先物の上げ幅が縮小したため、1.36ドル台後半に沈んでいる。
米政府関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・「米議会予算局(CBO)は半期財政見通しを本日26日に発表するが、財政赤字は1兆5000億ドルに拡大すると示すようだ」と伝えている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては伸び悩み。1月米消費者信頼感指数が60.6と、前回改定値、市場予想平均をいずれも上回り一時売りに押されたものの、その後米金利が低下し日米金利差の縮小が意識されたため買いが入った。「オバマ米大統領が一般教書演説で、今後5年間で歳出の一部を凍結することを提案する見通し」との一部報道が伝わり、米金利が低下幅を広げると、損失覚悟の円買い注文を巻き込み、上昇に弾みが付いた。もっとも、25日の取引終了にかけて米金利は低下幅を縮小し、円は上値を切り下げた。
それ以外の通貨に対しては一進一退。強い1月米消費者信頼感指数を受けた対ドルでの円売りにつれたほか、市場参加者からは「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んで、ユーロドルが買われた可能性がある」との声があり、対ユーロで円売りが出たため円全体は押し下げられた。フィキシング通過後は対ユーロでの円売りは失速し、米金利の低下に伴う対ドルでの円買いもあり下値を支えられたが、米国株式相場が引けにかけて下げ渋り、円は再び売られるなど、一進一退の値動きとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。対ドルやユーロでは月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入ったほか、ポンドに対しては前日公表された10-12月英国内総生産(GDP)速報値が予想を大幅に下回ったことが意識され円高が進んだ。もっとも、日本時間27日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、一方的に円高が進む展開にはならなかった。
オバマ米大統領は25日(日本時間26日午前)、上下両院合同会議で一般教書演説を行い、「安全保障を除く裁量的歳出を5年間現行水準で凍結し、今後10年で4000億ドルの財政赤字を削減する」と表明した。ただ、事前に伝わった内容とほぼ同じだったため、為替市場への反応は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入る半面、日本時間27日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、一方的に円高が進む展開にはならなかった。市場関係者からは「米重要イベントを前に、持ち高を傾けにくい面もあるようだ」との声が聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。英・独の株価指数や、時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げた場面では、リスク許容度の改善を期待して低金利の円を売る動きが見られたものの、米株価指数先物は徐々に上げ幅を縮小。持ち高調整で円が買い戻されている。
この後、米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)を開き終了後に政策金利を発表する予定となっているため、積極的な売買は手控えられ気味だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=81円98銭前後と本日安値をつけた。
・ユーロ円は欧州勢参入直後に1ユーロ=112円16銭前後と日通し安値を付けた。
・ポンドドルは一時買いが進んだ。イングランド銀行(英中銀、BOE)が26日に発表した1月12-13日分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨では、ポーゼン委員が500億ポンドの資産買い取りプログラムの増額を主張した一方、センタンス委員とウィール委員が0.25%の利上げを主張したことが明らかになった。利上げを主張する委員が前回から増えたことを背景にポンド買い・ドル売りが入り、20時過ぎに1ポンド=1.5891ドル前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢がユーロ売りで参入したこともあって、16時30分過ぎには1ユーロ=1.3657ドル前後まで下げた。ただ、ユーロポンドが「英系金融機関からの買いが入った」との指摘があり値を上げるとユーロドルにも買いが入った。欧州中央銀行(ECB)の利上げを巡る思惑がくすぶる中で、英・独の株高が進んだことも買いを誘い、19時前に1ユーロ=1.3723ドル前後と2010年11月22日以来の高値まで上げた。
一方で、この後に米金融イベントを控えているほか、時間外のダウ先物の上げ幅が縮小したため、1.36ドル台後半に沈んでいる。