2011年6月9日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロで強含み。一部報道で「ギリシャの新しい救済案が深刻な障害に直面しており、依然として各国ともに満足な合意には達していない」と伝えられたほか、トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)による報告書では、「ギリシャの景気後退は当初の予想よりも深刻で長期化する可能性がある」「ギリシャの新たな緊縮財政計画は十分な規模ではなく、この問題が解決されるまで同国への次期融資は実施できない」などの見方が示された。ギリシャの景気や財政に対する不透明感が再び意識されたことで全般にユーロ売りが優勢となるなか、総じて底堅い動きとなった。
 一方で、他の通貨に対しては方向感に乏しい。NY時間に入って欧州株の下げが一服、さらにダウ工業株30種平均も前日終値付近での狭いレンジ内で推移したこともあり、手掛かり材料難からもみ合いとなった。なお、連邦準備理事会(FRB)は8日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し、総括判断で「米経済活動は全般的に拡大を続けているが、一部の地域では経済成長が幾分減速した」と指摘したが目立った反応はなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。国内輸入企業からと見られる円売りが対ドルで入ったため、昨日以降の円買いドル売りポジションの解消が進んだ。また、対ドルでの円売りにつれる格好でその他通貨にも円売りが出たこともあり、円全体が値を下げた。
 一方、円は対豪ドルでは下値が限定的。オーストラリア(豪)連邦統計局が9日発表した5月の豪雇用統計で、新規雇用者数が7800人増と市場予想平均の2万5000人増より弱い内容だったことを受けた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて円売りが強まった。9日午後の日経平均株価が一時下げ幅を広げたことを背景に、リスクポジション解消目的の円買いが入る場面があったものの、日経平均株価は持ち直して引けたこともあり、円買いは一時的だった。欧州勢参入後は、時間外の米株価指数先物やWTI原油先物相場の上げ幅拡大を受けて、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売りが優位になった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は小動き。欧州中央銀行(ECB)定例理事会トリシェECB総裁の記者会見、前週分の米新規失業保険申請件数などの結果を見極めたいとのムードが広がり、狭いレンジ内の取引となった。
 ただ、ニューヨークの取引時間帯に入ると、円ユーロが急伸した。トリシェECB総裁は9日の定例記者会見で「インフレ抑制のために強い警戒(strong vigilance)が必要」などと述べて、来月の利上げを示唆。発言が伝わった直後はユーロ買いが強まる場面もあったが、すぐに買いの勢いは後退し一転ユーロ売りが膨らんだ。ユーロはこれまでに7月の利上げを織り込む格好で買い進まれていただけに、「材料出尽くし」としてユーロの買い持ちを解消する動きが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は小動き。欧金融イベントや米国の経済指標の発表などを控えて様子見気分が強まるなか、1ドル=80円台前半でのもみ合いに終始した。なお、米商務省が発表した4月米貿易収支は予想より強い内容となったが、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったため、相場への影響は限定的だった。
 一方、ユーロ円は大幅安。トリシェECB総裁の発言直後に一時1ユーロ=117円台半ばまで上げたものの、22時30分過ぎには一時115円93銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルはトリシェECB総裁の発言直後に一時1ユーロ=1.4655ドル前後と日通し高値を付けたものの、すぐに失速。前日の安値1.4565ドル前後や6日の安値1.4557ドル前後を下抜けて、ストップロスを誘発すると一時1.44777ドル前後まで下げ足を速めた。市場参加者からは「噂で買って事実で売るという形になっている」との声があった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)による報告書で明らかになったところによると、対策を講じなければギリシャの2011年度の赤字は、2010年度と同じく対GDPで10%超にとどまるという。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)による報告書によると、ギリシャの景気後退は当初の予想よりも深刻で長期化する可能性があるという。また、ギリシャの赤字は対GDP比で2012-13年度にピークに達して、その後低下していくとの見方も示した。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.6 CHDP +0.2 RHDP +0.6 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ギリシャには2014年までに900億ユーロが必要になると予想」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「個人消費は大部分の地区で安定的または緩やかに拡大した」「不動産市場は引き続き広い地域で低迷」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.0]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「日本の震災の影響から供給障害が自動車で起きたことで、自動車販売が減少した」

トーマス・ホーニグ[NP+5.4 HDP +3.6 CHDP +0.1 RHDP +4.8 CRHDP -0.1]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「緩和的な金融政策を解除する前に、FRBが長期間時間を置くことを懸念している」「長期に渡ってゼロ金利を維持することは先行きのリスクを生み出す」「次の一手ではFRBのバランスシートを縮小すべき」「『長期に渡って』との文言を取り除くべき」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+5.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「今後2年間で段階的な利上げが必要となるだろう」「景気が持ち直すにつれて、基調インフレ率も上昇すると予想」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+4.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.1]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「利上げのタイミングは景気回復の速度次第」

アラン・ボラード[NP-4.6 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.4]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「NZドルは過大評価されている」「NZドルは商品価格の高さにけん引されている」

アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「金利について辛抱強くなれる」「声明の解釈が極端にタカ派的」

チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「更なる量的緩和へのハードルは高い」

チャールズ・プロッサー[NP+5.4 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP +0.0]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「労働市場の改善は長い道のり」「米国のインフレリスクは明確に上向き」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは9日、南アフリカが今年政策金利を引き上げる可能性がある、との見解を示したと伝えられた。

チャールズ・プロッサー[NP+4.0 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「明確なインフレ目標を望む」「インフレ目標へのコミットメントは実際の数字よりさらに重要」

チャールズ・プロッサー[NP-4.6 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP -0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「夏の経済の弱さは出口戦略を遅らせるだろう」「財政政策は持続可能な方向にない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ抑制のために強い警戒(strong vigilance)をしなければならない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレには総じて引き続き上振れの圧力がある」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.8 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ見通しのリスクは引き続き上方向」「ユーロ圏におけるインフレ期待を確実に抑制する決意」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+6.6 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「強い警戒(strong vigilance)とは7月の利上げの可能性を意味している」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)は9日、ドラギ・イタリア中銀総裁を次期ECB総裁とすることに反対はしないとの見解を示した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは9日、ポルトガルの銀行格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは9日、ギリシャ債の債務交換が実施されれば同国の格付けを「C」まで引き下げる可能性があるとの見解を示した。また、ギリシャがデフォルトすればポルトガルおよびアイルランドの格付けも見直される可能性があるとした。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)の報道官は9日、「IMF/EUのギリシャに対する支援には債務再編は含まれていない」との見解を示したと伝わった。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP -0.4]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済活動は全般に拡大が続いたが、4地域では減速が見られた」

2011年6月9日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は8日、ニューヨーク連銀を通じて64億900万ドルの国債を買い入れたと発表した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)による報告書で明らかになったところによると、対策を講じなければギリシャの2011年度の赤字は、2010年度と同じく対GDPで10%超にとどまるという。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)による報告書によると、ギリシャの景気後退は当初の予想よりも深刻で長期化する可能性があるという。また、ギリシャの赤字は対GDP比で2012-13年度にピークに達して、その後低下していくとの見方も示した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
米政府関係・米財務省によると、10年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが2.967%、応札倍率(カバー)が3.23倍となった。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.3]
日本銀行(日銀)関係・日経新聞が報じたところによると、日銀は13-14日に開く金融政策決定会合で、これまで「生産面を中心に下押し圧力の強い状態にある」としていた景気判断を上方修正する方向で議論する。企業のサプライチェーン(供給網)の復旧などで経済の供給制約が和らぐ兆しが見えてきた点に注目。生産面で前向きな動きが出始めたことを判断に反映させる方向だという。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.6 CHDP +0.2 RHDP +0.6 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャには2014年までに900億ユーロが必要になると予想」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャに関して6月20日までに結論を出す必要がある」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
米政府関係・米ホワイトハウス「原油の供給量は需要に見合っていないと確信している」「オバマ大統領は戦略備蓄からの石油供給を決定してはいないが、選択肢の一つとして考慮している」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「米国の債務問題は非常に深刻な状況」「米国の債務問題を楽観的に見るのは困難であり、欧州を含めた世界の他の地域にも影響を与えるだろう」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP -0.4]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済活動は全般に拡大が続いたが、4地域では減速が見られた」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「個人消費は大部分の地区で安定的または緩やかに拡大した」「不動産市場は引き続き広い地域で低迷」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「製造業は大部分の地区で拡大したが、いくつかの地区では減速」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「日本の震災の影響から供給障害が自動車で起きたことで、自動車販売が減少した」

ジェームズ・ブラード[NP-1.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁(ロイター通信とのインタビューで)「QE2の終了後にFRBは金融政策を据え置くと予想」「新たな政策の方向を決定する前には、より強い経済データが必要となる」「米国の財政問題は現在、世界経済の最大のリスクとなっている」

トーマス・ホーニグ[NP+1.0 HDP +3.5 CHDP -0.1 RHDP +4.9 CRHDP +0.2]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「米経済成長は穏やかなものにとどまっている」

トーマス・ホーニグ[NP+5.4 HDP +3.6 CHDP +0.1 RHDP +4.8 CRHDP -0.1]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「緩和的な金融政策を解除する前に、FRBが長期間時間を置くことを懸念している」「長期に渡ってゼロ金利を維持することは先行きのリスクを生み出す」「次の一手ではFRBのバランスシートを縮小すべき」「『長期に渡って』との文言を取り除くべき」

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP +0.3 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
ドイツ政府関係・ドイツのカンペーター副財務相は8日、ベルリンで記者団に対して「ユーロ圏各国はこの日の会合でギリシャ債のソフトな債務再編のモデルを策定するための作業部会の設置で合意した」ことを明らかにした。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)は9日、政策金利を現行の2.50%のまま据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+5.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「今後2年間で段階的な利上げが必要となるだろう」「景気が持ち直すにつれて、基調インフレ率も上昇すると予想」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP-3.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「NZ経済は3月から改善した」「過去2ヶ月でNZドルは上昇した」「強いNZドルが一部の輸出業者にネガティブな影響を与えた」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+4.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.1]
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「利上げのタイミングは景気回復の速度次第」

アラン・ボラード[NP-4.6 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.4]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「NZドルは過大評価されている」「NZドルは商品価格の高さにけん引されている」

アラン・ボラード[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.4]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「市場介入によってトレンドを動かすことはできない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロで強含み。一部報道で「ギリシャの新しい救済案が深刻な障害に直面しており、依然として各国ともに満足な合意には達していない」と伝えられたほか、トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)による報告書では、「ギリシャの景気後退は当初の予想よりも深刻で長期化する可能性がある」「ギリシャの新たな緊縮財政計画は十分な規模ではなく、この問題が解決されるまで同国への次期融資は実施できない」などの見方が示された。ギリシャの景気や財政に対する不透明感が再び意識されたことで全般にユーロ売りが優勢となるなか、総じて底堅い動きとなった。
 一方で、他の通貨に対しては方向感に乏しい。NY時間に入って欧州株の下げが一服、さらにダウ工業株30種平均も前日終値付近での狭いレンジ内で推移したこともあり、手掛かり材料難からもみ合いとなった。なお、連邦準備理事会(FRB)は8日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し、総括判断で「米経済活動は全般的に拡大を続けているが、一部の地域では経済成長が幾分減速した」と指摘したが目立った反応はなかった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ブラジル中銀は8日、政策金利を現行の12.00%から12.25%に引き上げることを決めたと発表した。市場予想通りの結果となった。

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「対外債務の増加を望まない」「将来の予算は震災のコストによって過度の負担にならない」

アラン・ボラード[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「今日のNZドルの上昇は過剰反応」

アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「金利について辛抱強くなれる」「声明の解釈が極端にタカ派的」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相(北京で語る)「(周小川・中国人民銀行総裁との会談で)IMF専務理事への立候補や世界経済について非常に堅実で掘り下げた協議をした」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相(北京で語る)「IMFは人民元の国際化を支援するだろう」

ジョン・リプスキー[NP     HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
ジョン・リプスキー・リプスキー国際通貨基金(IMF)専務理事代行(北京で語る)「力強い人民元は中国経済のリバランスを支援するためのひとつの要素」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。国内輸入企業からと見られる円売りが対ドルで入ったため、昨日以降の円買いドル売りポジションの解消が進んだ。また、対ドルでの円売りにつれる格好でその他通貨にも円売りが出たこともあり、円全体が値を下げた。
 一方、円は対豪ドルでは下値が限定的。オーストラリア(豪)連邦統計局が9日発表した5月の豪雇用統計で、新規雇用者数が7800人増と市場予想平均の2万5000人増より弱い内容だったことを受けた。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・インドネシア中銀は9日、政策金利を現行の6.75%で据え置くことを決めたと発表した。

中国政府関係[NP     HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP +0.1]
中国政府関係・中国の金融当局が自己資本比率の規則を策定中であると伝えた。

チャールズ・プロッサー[NP+4.0 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.3]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「FRBは商品価格に正しく対応しなければならない」「FRBは為替の目標を設定していない」

チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「更なる量的緩和へのハードルは高い」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は9日、力強い人民元は中国の5カ年計画の達成を支援するだろう、との見解を示したと伝えられた。

チャールズ・プロッサー[NP+4.0 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP -0.1]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「2011年の残りや2012年の3-3.5%成長を予想」

チャールズ・プロッサー[NP+5.4 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP +0.0]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「労働市場の改善は長い道のり」「米国のインフレリスクは明確に上向き」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャ救済のための明確な数字を示すには早すぎる」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは9日、南アフリカが今年政策金利を引き上げる可能性がある、との見解を示したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて円売りが強まった。9日午後の日経平均株価が一時下げ幅を広げたことを背景に、リスクポジション解消目的の円買いが入る場面があったものの、日経平均株価は持ち直して引けたこともあり、円買いは一時的だった。欧州勢参入後は、時間外の米株価指数先物やWTI原油先物相場の上げ幅拡大を受けて、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売りが優位になった。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は9日、「中国の金融引き締め措置は十分適切に信用成長を正常化し、刺激策を巻き戻す」との見解を示した。また、「不動産価格の上昇を抑制する措置には望まれる影響があるが、依然として不動産バブルの傾向にある」「中国の経常黒字は今年上昇を開始すると予想する」などとしたと伝えられた。

チャールズ・プロッサー[NP+4.0 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.1]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「明確なインフレ目標を望む」「インフレ目標へのコミットメントは実際の数字よりさらに重要」

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
日本政府関係・与謝野馨・経済財政担当相「消費税の引き上げは最も早くて2013年9月以降となる」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・債券大手ピムコの日本運用統括責任者である正直知哉マネージング・ディレクターは9日、ピムコは過去6カ月で日本国債の保有をやや削減した、との認識を示した。また、米国債の保有をかなり絞ったほか、米政府は債務のデフォルトを避ける可能性がある、としたと伝えられた。

チャールズ・プロッサー[NP-4.6 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP -0.1]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「夏の経済の弱さは出口戦略を遅らせるだろう」「財政政策は持続可能な方向にない」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・イングランド銀行(英中央銀行)は9日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.1]
イングランド銀行(BOE)・イングランド銀行(BOE)声明「資産買取プログラムを2000億ポンドで維持」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャの救済プログラム第2弾があるのは明らか」「新しいギリシャ支援プログラムに関して正確な金額は示せない」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・欧州中央銀行(ECB)は9日に開いた定例理事会で、政策金利を1.25%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ抑制のために強い警戒(strong vigilance)をしなければならない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレには総じて引き続き上振れの圧力がある」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +3.7 CRHDP +0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融政策のスタンスは依然として緩和的だ」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.8 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ見通しのリスクは引き続き上方向」「ユーロ圏におけるインフレ期待を確実に抑制する決意」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP+4.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.2]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は9日、ユーロ圏域内総生産(GDP)の伸び率のスタッフ予想を発表。2011年は1.5-2.3%、2012年は0.6-2.8%とそれぞれ従来の1.3-2.1%、0.8-2.8%から変更された。

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「最近の経済指標から見てユーロ圏の景気は基調的に明るいと確認、ただ不確実性は高まった」「経済見通しへのリスクはおおむね均衡している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+6.6 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「強い警戒(strong vigilance)とは7月の利上げの可能性を意味している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「我々は債務再編、またはヘアカットを支持しない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「米国が強いドルを支持することは重要」「強いドルは米国、世界の利益」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.6 CHDP +0.2 RHDP +0.6 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ドイツの2011年GDP成長は3%になる見通し」「ドイツのトレンドGDPは年2%を超えないだろう」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.2]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は9日、ドラギ・イタリア中銀総裁を次期ECB総裁とすることに反対はしないとの見解を示した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは9日、ポルトガルの銀行格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
ギリシャ政府関係・関係筋の話として「ギリシャの新たな支援策の規模は民営化によって300億ユーロ、民間部門から300億ユーロ、EUおよびIMFから600億ユーロで総額1200億ユーロになるだろう」と伝えている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日の欧州外国為替市場で円は小動き。欧州中央銀行(ECB)定例理事会トリシェECB総裁の記者会見、前週分の米新規失業保険申請件数などの結果を見極めたいとのムードが広がり、狭いレンジ内の取引となった。
 ただ、ニューヨークの取引時間帯に入ると、円ユーロが急伸した。トリシェECB総裁は9日の定例記者会見で「インフレ抑制のために強い警戒(strong vigilance)が必要」などと述べて、来月の利上げを示唆。発言が伝わった直後はユーロ買いが強まる場面もあったが、すぐに買いの勢いは後退し一転ユーロ売りが膨らんだ。ユーロはこれまでに7月の利上げを織り込む格好で買い進まれていただけに、「材料出尽くし」としてユーロの買い持ちを解消する動きが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は小動き。欧金融イベントや米国の経済指標の発表などを控えて様子見気分が強まるなか、1ドル=80円台前半でのもみ合いに終始した。なお、米商務省が発表した4月米貿易収支は予想より強い内容となったが、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったため、相場への影響は限定的だった。
 一方、ユーロ円は大幅安。トリシェECB総裁の発言直後に一時1ユーロ=117円台半ばまで上げたものの、22時30分過ぎには一時115円93銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルはトリシェECB総裁の発言直後に一時1ユーロ=1.4655ドル前後と日通し高値を付けたものの、すぐに失速。前日の安値1.4565ドル前後や6日の安値1.4557ドル前後を下抜けて、ストップロスを誘発すると一時1.44777ドル前後まで下げ足を速めた。市場参加者からは「噂で買って事実で売るという形になっている」との声があった。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは9日、ギリシャ債の債務交換が実施されれば同国の格付けを「C」まで引き下げる可能性があるとの見解を示した。また、ギリシャがデフォルトすればポルトガルおよびアイルランドの格付けも見直される可能性があるとした。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)の報道官は9日、「IMF/EUのギリシャに対する支援には債務再編は含まれていない」との見解を示したと伝わった。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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