2011年7月12日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
米政府関係[NP-3.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・モルガン・スタンレーは米国の2011年下期の成長見通しを従来の4.0%から3.5%に下方修正した。
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長は11日、債務上限を引き上げなければならないことで合意するとの認識を示したと伝えられた。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.8 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・日銀は11-12日に開催された金融政策決定会合の声明で「震災後に大きく落ち込んだ経済活動は、供給面の制約が和らぐ中で、このところ持ち直しの動きが明確になっている」と景気判断を上方修正した。
日本銀行(日銀)関係[NP-2.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間評価として予測数値を公表した。2011年度の実質GDPを4月の中央値0.6%から0.4%へ下方修正した一方、12年度は2.9%で据え置いた。また、2011年度のコアCPI見通し中央値はプラス0.7%、11年度のコアCPIはプラス0.7%でともに据え置いた。
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP-5.8 HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「ギリシャの選択的デフォルトはもはや排除しない」
野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「(円相場に関し)激しい値動きだ。市場の動向を注視する」
ロドリゲス・サパテロ[NP HDP +0.9 CHDP -0.9 RHDP +0.9 CRHDP -0.9]
・サパテロ・スペイン首相「市場は深刻な緊張状態にある」「市場の緊張は断固かつ迅速な欧州の対応を必要としている」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.4 CHDP +0.2 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「15日のEU首脳の緊急会合を排除しない」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・マコネル共和党上院院内総務は12日、ホワイトハウスは有意義で持続的な国家債務の解決に関心がないとの認識を示したと伝えられた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-4.0 HDP +1.3 CHDP -0.7 RHDP +1.3 CRHDP -0.7]
・トンビニ・ブラジル中銀総裁「日本の震災が世界に与えた衝撃は考えていたより大きい」「世界の経済見通しは引き続き不確実」
2011年7月12日のFX要人発言・ニュース
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「債務についての議論は決定するまで毎日続ける」「債務問題解決にむけてやるべきことは多い」「デフォルトは許容できないことで全員合意」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「短期的な解決策は検討しない」「短期の借り入れ延長案には署名しない」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は11日、ニューヨーク連銀を通じて29億1000万ドルの国債を買い入れたと発表した。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.4 CHDP +0.2 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「事前に行われたユーログループ会合ではギリシャへの新たなプログラムの手段について議論した」
米政府関係[NP-3.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・モルガン・スタンレーは米国の2011年下期の成長見通しを従来の4.0%から3.5%に下方修正した。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+1.0 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「新興市場のインフレは世界の成長リスク」「商品価格の圧力緩和は一時的」「ユーロ圏の傾向は自律的な景気回復に向かっているが国の事情は異なる」「ユーロ圏のインフレ期待は現時点で安定」「高い労働コストがイタリアの競争力を損なう」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロは引き続き競争力のある通貨」「主権国家のデフォルトは劇的にユーロ圏を弱体化させるだろう」
マーヴィン・キング[NP-2.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.2]
・キング英中銀総裁「インフレは今後2年間で目標に向かって抑制される」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「イタリアは豊かな国であるため決してデフォルトせず、明確に債務を返済できる」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長は11日、債務上限を引き上げなければならないことで合意するとの認識を示したと伝えられた。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-4.0 HDP +1.3 CHDP -0.7 RHDP +1.3 CRHDP -0.7]
・トンビニ・ブラジル中銀総裁「日本の震災が世界に与えた衝撃は考えていたより大きい」「世界の経済見通しは引き続き不確実」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・日経新聞が報じたところによると、政府は11日に7月の月例経済報告の景気判断を据え置く方針を決めたという。6月の報告で「上向きの動きがみられる」としており、7月も景気の基調に変化はないと判断したとのこと。個人消費や設備投資に持ち直しの兆しが出ている一方、企業の生産活動は夏の電力不足が足かせになる恐れがあり、政府はその影響を慎重に見極める考えだという。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・米アルコアは11日、第2四半期決算を発表した。調整後の1株利益は0.32ドルと市場予想の0.325ドルを若干下回った。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「格付け会社や市場が景気回復を脅かしている」
欧州連合(EU)[NP HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・英フィナンシャルタイムズ(FT)は12日、「欧州の銀行が欧州連合(EU)にギリシャ債買い戻しの約束を求めたほか、ユーロ圏と国際通貨基金(IMF)に市場が制御不能になることを回避するための緊急対応を要請した」と報じた。FTは国際金融協会(IIF)の提案を引用して報じた。
ディディエ・レインダース[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・レインダース・ベルギー財務相「ユーロ圏財務相は今夜、イタリアについて協議しなかった」
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・ユーロ圏財務相会合は11日、「欧州中央銀行(ECB)はクレジット・イベントや選択的デフォルトを回避するべきとの方針を確認した」「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の柔軟性向上と規模拡大の用意がある」との声明を発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優位。企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャやポルトガル、アイルランド、イタリアのソブリンCDS5年物スプレッドがそれぞれ過去最高水準までワイドニングした。欧州の債務懸念が改めて高まり、対ユーロ中心に低金利の円を買い戻す動きが目立った。対資源国通貨では、ダウ平均の180ドル超安やWTI原油先物相場の2ドル超安を背景にリスク回避姿勢を強めた投資家が円買いを進めたほか、対ドルでは米長期金利の低下に伴い日米金利差縮小を意識した円買いが入った。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「イタリアと他の国が金融市場の注目となっていることを認識」「民間部門との協議は今後数日続く見通し。可能な限り早期に決定する」「イタリアの危機について具体的な協議はなかった」
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相(ブルームバーグとのインタビューで)「ギリシャに対するオプションは選択的デフォルトを含む」「ギリシャへの解決策は民間セクターを含むが必要ある」
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・与謝野馨・経済財政担当相「復興財源をどう償還するかはっきり示す必要がある」「復興財源は広く薄く様々な税から拠出する形が望ましい」
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.2]
・菅直人首相「2次補正予算を今週中に国会に提出する」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「イタリアは安定を確実にするために成長を改善しなければならない」「ギリシャの新しい支援の詳細は、EUとはまだ話し合っていない」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「ギリシャについては何も当然と考えられるべきではない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。昨日の米国市場で、ギリシャに端を発する財政問題がイタリアなどにも拡大することへの警戒感が高まり、対ユーロ中心に円買いが進んだ地合いを引き継いだ。東京市場でも、対円でのユーロの買い持ちを処分する動きが続き円全体が値を上げた。時間外の米株価指数先物が軟調に推移しているため、リスクポジション解消目的の円買いも入った。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・日銀は11-12日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを決めたと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.8 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・日銀は11-12日に開催された金融政策決定会合の声明で「震災後に大きく落ち込んだ経済活動は、供給面の制約が和らぐ中で、このところ持ち直しの動きが明確になっている」と景気判断を上方修正した。
日本銀行(日銀)関係[NP-2.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間評価として予測数値を公表した。2011年度の実質GDPを4月の中央値0.6%から0.4%へ下方修正した一方、12年度は2.9%で据え置いた。また、2011年度のコアCPI見通し中央値はプラス0.7%、11年度のコアCPIはプラス0.7%でともに据え置いた。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・日銀当面の金融政策運営について
2.わが国の経済は、震災による供給面の制約が和らぐ中で、持ち直している。すなわち、震災後に大きく落ち込んだ生産活動は、供給面の制約が和らぐ中で、このところ持ち直しの動きが明確になっている。このため、輸出は増加に転じている。国内民間需要についても、家計や企業のマインドが幾分改善するもとで、持ち直しつつある。この間、金融環境をみると、中小企業を中心に一部企業の資金繰りに厳しさが窺われるものの、総じて緩和の動きが続いている。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、小幅のプラスで推移している。
3.先行きのわが国経済は、供給面の制約がさらに和らぎ、生産活動が回復していくにつれ、海外経済の改善を背景とする輸出の増加や、資本ストックの復元に向けた需要の顕現化などから、2011年度後半以降、緩やかな回復経路に復していくと考えられる。消費者物価の前年比は、小幅のプラスで推移するとみられる。以上を踏まえると、日本経済は、やや長い目でみれば、物価安定のもとでの持続的な成長経路に復していくと考えられる。
4.4月の「展望レポート」で示した見通しと比ぺると、2011年度の成長率については、震災直後の落ち込みが大きかったことが影響して、幾分下振れるとみられる。もっとも、わが国経済は、本年度後半には緩やかな回復経路に復していくとみられ、2012年度の成長率については概ね見通しに沿って推移すると予想される。物価については、国内企業物価・消費者物価(除く生鮮食品)とも、概ね見通しに沿って推移すると予想される。
5.景気のリスク要因をみると、サプライチェーンに関する懸念は減じているが、震災の家計マインド等を通じる影響については、なお注意する必要がある。また、やや長い目でみた電力の供給制約については不確実性が幾分増している。海外経済については、バランスシート調整が米国経済に与える影響や、欧州のソブリン問題の帰趨について、引き続き注意が必要である。新興国・資源国については、物価安定と成長の両立に関する不確実性が大きい。
物価面では、国際商品市況のー段の上昇により、わが国の物価が上振れる可能性がある一方、中長期的な予想物価上昇率の低下などにより、物価上昇率が下振れるリスクもある。
6.日本銀行は、日本経済がデフレから説却し、物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰するために、包括的な金融緩和政策を通じた強力な金融緩和の推進、金融市場の安定確保、成長基盤強化の支援という3つの措置を通じて、中央銀行としての貢献を粘り強く続けていく。今後とも、震災の影響を始め、先行きの経済・物価動向を注意深く点検したうえで、必要と判断される場合には適切な措置を講じていく方針である。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.7 CHDP +0.2 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「次のプログラムを9月までに決定する必要」「イタリア議会が財政政策を可決することに疑問の余地はない」「格付け会社の寡占状態は問題であり競争が必要」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ圏の債務危機に関する優柔不断で非効率的な決定はリスクにつながる」「EUの全加盟国による一致ではなく過半数による決定を支持」
エレナ・サルガド[NP+2.0 HDP +0.4 CHDP +0.2 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
・サルガド・スペイン財務相「政策金利は歴史的な低水準のままだ」「利回りを低下させるためにあらゆることをしなければならない」
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・枝野幸男官房長官「為替相場をしっかりと注視していきたい」
白川方明[NP-2.0 HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「為替の動向は注意深く見ていきたい」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・インドネシア中銀は12日、政策金利を現行の6.75%で据え置くことを決めたと発表した。
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP-5.8 HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「ギリシャの選択的デフォルトはもはや排除しない」
白川方明[NP HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「長期金利の安定に対する漠然とした期待はいつまでも続かない」「生産は7-9月期に震災前の水準を回復するだろう」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、欧州の周縁国に対する保証コストが軒並み上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物スプレッドは2425bp、ポルトガルのソブリンCDS5年物スプレッドは1190bp、アイルランドのソブリンCDS5年物スプレッドは1175bp、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドは370bpまでワイド化し、それぞれ過去最高水準を記録した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・12日のイタリア10年物国債利回りは上昇。一時1997年以来の高水準となる6%超まで上昇する場面があった。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・日銀は12日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を221億円買い入れたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は急伸。ギリシャやイタリアの信用不安が高まる中で、時間外の米株価指数先物や欧州の株価指数が下落したため、投資家のリスク回避姿勢が強まった。円ユーロの下げにつれる格好で円買いがその他通貨にも波及し、円全体が値を上げた。損失覚悟の円買い注文を巻き込む格好で上値を伸ばした。
枝野幸男官房長官が「為替相場をしっかりと注視していきたい」と述べたほか、白川方明日銀総裁が「為替の動向は注意深く見ていきたい」と発言したと伝わったが目立った反応はなかった。
イタリア政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・イタリアの2012年7月償還の国債入札は、利回りが3.76%となり応札倍率は1.55倍だった。
温家宝[NP+4.8 HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・温家宝中国首相「物価上昇の抑制を目指す」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・ギリシャ政府は12日、26週物政府証券(Tビル)入札を実施した。平均落札利回りは4.90%と前回の4.96%を下回った。応札倍率は2.88倍と前回の2.58倍を上回った。
ロドリゲス・サパテロ[NP HDP +0.9 CHDP -0.9 RHDP +0.9 CRHDP -0.9]
・スペイン政府筋の話として、サパテロ・スペイン首相とサルガド・スペイン財務相は市場の状況分析で会合を開くと伝えた。
野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「(円相場に関し)激しい値動きだ。市場の動向を注視する」
OECD(経済協力開発機構)[NP HDP -0.9 CHDP +0.3 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「ギリシャのデフォルトは必要ないが、民間部門の関与は必要でありギリシャには時間が必要」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ユーロ圏財務相会合は昨日、明確なメッセージを送った」「ユーロ圏財務相会合は明確に安定に向けた措置をとり、ギリシャはその一部を実行しなければならない」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.7 CHDP +0.2 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ギリシャ支援における民間部門の関与は起こるだろう」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.7 CHDP +0.2 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ギリシャ支援における民間部門の関与の方法について全ての手段はいかなる条件もなしに検討されるだろう」「ギリシャ支援にとって支払い期間の延長や金利の低下は債務の持続性を改善するだろう」「現在の政策状況でのユーロ共通債に反対」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.7 CHDP +0.2 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「市場がイタリアについて現実的な見方をすると確信している」
欧州連合(EU)[NP HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)が12日、ストレステストに不合格になった銀行を保護するための行動を取る予定であるとの見解を示したと伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)外交筋の話として報じたところによると、EU首脳はユーロ圏債務危機に関する緊急の首脳会議(サミット)を15日に開催するという。
リュック・フリーデン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フリーデン・ルクセンブルク財務相「ユーロ圏財務相にとってデフォルトはひとつの手段でない」「ECBは財務相らと債券購入について協議しなかった」
ロドリゲス・サパテロ[NP HDP +0.9 CHDP -0.9 RHDP +0.9 CRHDP -0.9]
・サパテロ・スペイン首相「市場は深刻な緊張状態にある」「市場の緊張は断固かつ迅速な欧州の対応を必要としている」
ロドリゲス・サパテロ[NP HDP +0.9 CHDP -0.9 RHDP +0.9 CRHDP -0.9]
・サパテロ・スペイン首相「スペインの改革計画は忠実に実行されつつある」「われわれの経済成長は依然低いが安定している」「スペインは非常に堅固な状態を維持する」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.4 CHDP +0.2 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「スペインの改革パッケージは信頼できる」「安定に向けて必要なことを行うとのコミットがある」「ユーロは安定的で堅固な通貨」
オッリ・レーン[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャに関する民間部門の役割についてコンセンサスに達した」「ユーロ圏財務相はギリシャについて一段のステップをとる用意がある」
シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP HDP +0.0 CHDP -4.0 RHDP +0.0 CRHDP -4.0]
・ベルルスコーニ・イタリア首相「イタリアにとって易しい時期ではない」「議会で協議されている措置が債務削減を加速させるだろう」「危機がユーロを脅かしている」「イタリアは財政を管理できる」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.4 CHDP +0.2 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「15日のEU首脳の緊急会合を排除しない」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「債務上限は引き上げられるだろう」「失敗は選択肢にない」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「今週に財政合意の大まかな概要がでることを望む」
ドイツ政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.2 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
・独政府当局者は12日、ユーロ圏債務危機に関する15日の欧州連合(EU)緊急首脳会議は現時点で計画されていないとの認識を示したと伝えられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。ギリシャの財政問題がイタリアやスペインなどにも波及するとの観測が広がるなか、欧州株価の下落の伴うリスク回避の円買い外貨売りが優勢となった。損失覚悟の円買い注文を巻き込むと上昇に弾みが付いた。ただ、買いが一巡すると急速に上値を切り下げた。市場では「欧州中央銀行(ECB)が欧州周縁国の国債を購入した」との噂が広がり、イタリア国債の利回りなどが低下。さらに、「欧州連合(EU)首脳はユーロ圏債務危機に関する緊急の首脳会議(サミット)を15日に開催する」との一部報道で、過度の懸念が後退し円買い圧力は後退した。株価が下げ幅を縮小したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時3月18日以来の安値となる1ドル=79円18銭前後まで値を下げたものの、その後79円台後半まで値を戻した。ユーロ円も一時3月17日以来の安値となる1ユーロ=109円58銭前後まで売り込まれた後、111円台後半まで急ピッチで買い戻されている。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州財政問題が深刻化するなか、リスク回避姿勢を強めた投資家がユーロ売りを進めた。デ・ヤーヘルオランダ財務相が「ギリシャの選択的デフォルトはもはや排除しない」などと述べたと伝わると、一時3月11日以来の安値となる1ユーロ=1.38376ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、売りが一巡すると一転して買い戻しが優勢に。15日に緊急のEUサミットが開催されるとの期待から、これまでにユーロを売り進めた参加者からショートカバーが入った。イタリアなどの国債利回りが低下し、市場の警戒感がひとまず後退したこともユーロ買い戻しを促した。一時1.40ドル台前半まで値を戻した。
国際通貨基金(IMF)[NP+1.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.2]
・国際通貨基金(IMF)は12日、ドイツの2011年経済成長見通しを2.5%から3.2%に上方修正した。また、2012年経済成長見通しを2.1%から2.0%に下方修正した。なお、ドイツの長期的な成長見込みは低いままであり、ギリシャやアイルランド、ポルトガルから若干の悪影響がみられる、とした。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・マコネル共和党上院院内総務は12日、ホワイトハウスは有意義で持続的な国家債務の解決に関心がないとの認識を示したと伝えられた。
エレナ・サルガド[NP HDP +0.4 CHDP +0.2 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
・サルガド・スペイン財務相「ギリシャにおける民間関与はよい考えではなく緊張の原因となる」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優位。企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャやポルトガル、アイルランド、イタリアのソブリンCDS5年物スプレッドがそれぞれ過去最高水準までワイドニングした。欧州の債務懸念が改めて高まり、対ユーロ中心に低金利の円を買い戻す動きが目立った。対資源国通貨では、ダウ平均の180ドル超安やWTI原油先物相場の2ドル超安を背景にリスク回避姿勢を強めた投資家が円買いを進めたほか、対ドルでは米長期金利の低下に伴い日米金利差縮小を意識した円買いが入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。昨日の米国市場で、ギリシャに端を発する財政問題がイタリアなどにも拡大することへの警戒感が高まり、対ユーロ中心に円買いが進んだ地合いを引き継いだ。東京市場でも、対円でのユーロの買い持ちを処分する動きが続き円全体が値を上げた。時間外の米株価指数先物が軟調に推移しているため、リスクポジション解消目的の円買いも入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は急伸。ギリシャやイタリアの信用不安が高まる中で、時間外の米株価指数先物や欧州の株価指数が下落したため、投資家のリスク回避姿勢が強まった。円ユーロの下げにつれる格好で円買いがその他通貨にも波及し、円全体が値を上げた。損失覚悟の円買い注文を巻き込む格好で上値を伸ばした。
枝野幸男官房長官が「為替相場をしっかりと注視していきたい」と述べたほか、白川方明日銀総裁が「為替の動向は注意深く見ていきたい」と発言したと伝わったが目立った反応はなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。ギリシャの財政問題がイタリアやスペインなどにも波及するとの観測が広がるなか、欧州株価の下落の伴うリスク回避の円買い外貨売りが優勢となった。損失覚悟の円買い注文を巻き込むと上昇に弾みが付いた。ただ、買いが一巡すると急速に上値を切り下げた。市場では「欧州中央銀行(ECB)が欧州周縁国の国債を購入した」との噂が広がり、イタリア国債の利回りなどが低下。さらに、「欧州連合(EU)首脳はユーロ圏債務危機に関する緊急の首脳会議(サミット)を15日に開催する」との一部報道で、過度の懸念が後退し円買い圧力は後退した。株価が下げ幅を縮小したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時3月18日以来の安値となる1ドル=79円18銭前後まで値を下げたものの、その後79円台後半まで値を戻した。ユーロ円も一時3月17日以来の安値となる1ユーロ=109円58銭前後まで売り込まれた後、111円台後半まで急ピッチで買い戻されている。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州財政問題が深刻化するなか、リスク回避姿勢を強めた投資家がユーロ売りを進めた。デ・ヤーヘルオランダ財務相が「ギリシャの選択的デフォルトはもはや排除しない」などと述べたと伝わると、一時3月11日以来の安値となる1ユーロ=1.38376ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、売りが一巡すると一転して買い戻しが優勢に。15日に緊急のEUサミットが開催されるとの期待から、これまでにユーロを売り進めた参加者からショートカバーが入った。イタリアなどの国債利回りが低下し、市場の警戒感がひとまず後退したこともユーロ買い戻しを促した。一時1.40ドル台前半まで値を戻した。