2011年11月12日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジャネット・イエレン[NP-5.8 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「FRBは今後数週間で銀行ストレステストの新たなラウンドを開始する」「欧州債務危機は米経済見通しに著しい下振れリスクを引き起こす」
ジョン・ウィリアムズ[NP+4.8 HDP -1.9 CHDP +0.5 RHDP -1.9 CRHDP +0.5]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「金融システムや経済はバブルに対してぜい弱だ」「新たな資産バブルのリスクがかなりある」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ジョン・ウィリアムズ[NP+4.8 HDP -1.9 CHDP +0.5 RHDP -1.9 CRHDP +0.5]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「金融システムや経済はバブルに対してぜい弱だ」「新たな資産バブルのリスクがかなりある」
2011年11月12日のFX要人発言・ニュース
スロバキア政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ラディツォバー・スロバキア首相は11日、ロイター通信とのインタビューで「ユーロ圏の分裂が必要となる可能性があり、事実上の分裂はすでに存在する」「必要な改革を実行できなければ、一部の国にとってユーロを離脱するほうがよい可能性がある」などの認識を示した。
ルーカス・パパデモス[NP HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・パパデモス・ギリシャ首相「新たな政府はギリシャの問題に打ち勝つために最善を尽くすだろう」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は11日、G20向けの報告書の中で「いくつかの先進国は、景気後退に陥る可能性がある」との見解を示した。「主要先進国は迅速に信頼できる中期財政政策を作るべき」「経常黒字の新興国は、為替レートの上昇を容認する必要がある」などの見解も示されている。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは11日、ハンガリーの格付け見通しを「ネガティブ」に変更したと発表した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)調査団は、来週初めにアテネを訪問するとトロイカの関係筋の話として報じられた。IMFはギリシャの新政府からのコミットメントの発表の後でのみ次の支援を明確にするという。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-5.8 HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事「スイスフランは依然としてより高く評価されている」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-5.8 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP -0.4]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事「スイスフランに関してさらなる措置を取る用意がある」「下振れリスクが上振れリスクを上回っている」
ユルゲン・シュタルク[NP HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP +1.3 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ECBは決して最後の貸し手にはならない」「ECBは依然政策金利を動かす余地がある」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -3.9 CHDP -0.4 RHDP -3.9 CRHDP -0.4]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「新政権のメンバーとともに協力し危機に打ち勝つことが出来る」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP-6.4 HDP -4.2 CHDP -0.3 RHDP -4.2 CRHDP -0.3]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「状況は非常に困難でありギリシャの信用は低下している」
ジャネット・イエレン[NP HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「欧州危機を阻止するため力強い行動が必要とされる」
ジャネット・イエレン[NP-4.8 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「一部の欧州救済包括案の詳細が不透明」「FRBは欧州の状況を注意深く監視している」
ジャネット・イエレン[NP-5.8 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「FRBは今後数週間で銀行ストレステストの新たなラウンドを開始する」「欧州債務危機は米経済見通しに著しい下振れリスクを引き起こす」
ジョン・ウィリアムズ[NP+4.8 HDP -1.9 CHDP +0.5 RHDP -1.9 CRHDP +0.5]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「金融システムや経済はバブルに対してぜい弱だ」「新たな資産バブルのリスクがかなりある」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・朱民・国際通貨基金(IMF)副専務理事「欧州が行動をとれば世界は欧州を支援する意思がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して売り優位。イタリア上院は11日、財政安定法案を可決した。また、12日に予定されているイタリア下院の採決も可決される見通しとなり、週末にもベルルスコーニ・イタリア首相の辞任とともにモンティ元欧州委員を次期首相とする大連立政権が誕生する可能性が高まった。財政健全化が加速するとの見方から、イタリア10年物国債利回りが持続的な資金調達が困難とされる7%を下回り6%台半ばまで低下すると、週末要因も重なりユーロなどに対する円の買い持ち高を解消する動きが強まった。欧州株や時間外の米株価指数先物の上げ幅拡大も円全体を押し下げる要因となった。11日発表になった11月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が64.2と市場予想平均の61.5程度を上回ったことがわかると、現物の米国株相場が上値を試す展開となり円売りに拍車が掛かった。
中盤にはまとまった規模のポンド買いが持ち込まれ、円ポンド相場中心に円の軟調地合いが継続したほか、「欧州中央銀行(ECB)と欧州金融安定ファシリティ(EFSF)がユーロ加盟国の国債利回りの上限を設定する」との出所不明の噂が広がったことが円買いユーロ買いを促した。ただ、終盤には急速に円安が進んだ反動が出て円買い戻しが入った。
一方、円はドルに対して強含み。イタリアの財政問題に対する懸念が和らぎ、欧米株価が大幅に上昇すると、投資家が運用リスクを取りやすくなるとして欧州・資源国通貨に対するドル売りが優勢となった。つれる形で円高ドル安が進んだが、ドル以外の通貨で円売りが優位となったため上値は限られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=77円06銭前後と10月31日以来の安値を更新した。安住淳財務相が11日の参院予算委員会での答弁で「10月31日の為替介入については他国の同意が得られなかった」と表明し、政府・日銀による円売り介入への警戒感がやや後退したことも重しとなった。
・ユーロ円は1ユーロ=106円36銭前後まで値を上げた。ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事の話として「スイスフランは依然としてより高く評価されている」「スイスフランに関してさらなる措置を取る用意がある」などと伝わり、ユーロスイスフランが1ユーロ=1.2420スイスフラン前後まで上げ幅を広げたことも相場を支えとなった。
・ユーロドルは大幅高。1ユーロ=1.3795ドル前後まで値を上げた。イタリア国債の利回り低下や欧米株高、ユーロ圏加盟国の国債利回り上限設定に関する噂などが買い材料視された。また、ポンドドルやユーロスイスフランの急伸につれた買いも入った。米債券市場がベテランズ・デーの祝日で休場となり、薄商いのなかで値が振れた面もあった。ただ、1.3800ドル前後が上値の目処として意識されると、終盤にかけては1.37ドル台半ばで次第に方向感を欠いた。なお、ポンドドルは1ポンド=1.6070ドル前後まで値を上げた。
また、ラディツォバー・スロバキア首相が「ユーロ圏の分裂が必要となる可能性があり、事実上の分裂はすでに存在する」「必要な改革を実行できなければ、一部の国にとってユーロを離脱するほうがよい可能性がある」との認識を示したと伝わったほか、格付け会社フィッチはハンガリーの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したが、相場への影響は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して売り優位。イタリア上院は11日、財政安定法案を可決した。また、12日に予定されているイタリア下院の採決も可決される見通しとなり、週末にもベルルスコーニ・イタリア首相の辞任とともにモンティ元欧州委員を次期首相とする大連立政権が誕生する可能性が高まった。財政健全化が加速するとの見方から、イタリア10年物国債利回りが持続的な資金調達が困難とされる7%を下回り6%台半ばまで低下すると、週末要因も重なりユーロなどに対する円の買い持ち高を解消する動きが強まった。欧州株や時間外の米株価指数先物の上げ幅拡大も円全体を押し下げる要因となった。11日発表になった11月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が64.2と市場予想平均の61.5程度を上回ったことがわかると、現物の米国株相場が上値を試す展開となり円売りに拍車が掛かった。
中盤にはまとまった規模のポンド買いが持ち込まれ、円ポンド相場中心に円の軟調地合いが継続したほか、「欧州中央銀行(ECB)と欧州金融安定ファシリティ(EFSF)がユーロ加盟国の国債利回りの上限を設定する」との出所不明の噂が広がったことが円買いユーロ買いを促した。ただ、終盤には急速に円安が進んだ反動が出て円買い戻しが入った。
一方、円はドルに対して強含み。イタリアの財政問題に対する懸念が和らぎ、欧米株価が大幅に上昇すると、投資家が運用リスクを取りやすくなるとして欧州・資源国通貨に対するドル売りが優勢となった。つれる形で円高ドル安が進んだが、ドル以外の通貨で円売りが優位となったため上値は限られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=77円06銭前後と10月31日以来の安値を更新した。安住淳財務相が11日の参院予算委員会での答弁で「10月31日の為替介入については他国の同意が得られなかった」と表明し、政府・日銀による円売り介入への警戒感がやや後退したことも重しとなった。
・ユーロ円は1ユーロ=106円36銭前後まで値を上げた。ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事の話として「スイスフランは依然としてより高く評価されている」「スイスフランに関してさらなる措置を取る用意がある」などと伝わり、ユーロスイスフランが1ユーロ=1.2420スイスフラン前後まで上げ幅を広げたことも相場を支えとなった。
・ユーロドルは大幅高。1ユーロ=1.3795ドル前後まで値を上げた。イタリア国債の利回り低下や欧米株高、ユーロ圏加盟国の国債利回り上限設定に関する噂などが買い材料視された。また、ポンドドルやユーロスイスフランの急伸につれた買いも入った。米債券市場がベテランズ・デーの祝日で休場となり、薄商いのなかで値が振れた面もあった。ただ、1.3800ドル前後が上値の目処として意識されると、終盤にかけては1.37ドル台半ばで次第に方向感を欠いた。なお、ポンドドルは1ポンド=1.6070ドル前後まで値を上げた。
また、ラディツォバー・スロバキア首相が「ユーロ圏の分裂が必要となる可能性があり、事実上の分裂はすでに存在する」「必要な改革を実行できなければ、一部の国にとってユーロを離脱するほうがよい可能性がある」との認識を示したと伝わったほか、格付け会社フィッチはハンガリーの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したが、相場への影響は限定的だった。