2011年12月20日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。クリスマス休暇を控えて全般に商いが薄く、目立った方向感は見られなかった。時間外の米株価指数先物が底堅い動きを見せたほか、現物の米国株が小高く始まったことを手掛かりに、序盤は投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが先行。ただ、ユーロ圏財務相電話会合を控えて積極的にリスクを取りにいく動きは乏しく、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が国債購入拡大に対して消極的な姿勢を見せたことなどを受けて現物の米国株がマイナス圏に沈むと、次第に円を買い戻す動きが優勢に。特に豪ドルやNZドルなどオセアニア通貨に対しては堅調な動きを見せた。一方、全般にリスク回避目的のドル買い圧力が高まった影響から、ドルに対してはさえない動きとなった。
 なお、財務相会合では国際通貨基金(IMF)に1500億ユーロを拠出することなどが声明で示されたが、追加の対応策が示されることはなく、投資家のリスク許容度改善にはつながらなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対オセアニア通貨で弱含み。豪準備銀行(RBA)が20日に発表した12月の理事会の議事要旨の中で「欧州からの下振れリスクが増大したため、小幅な利下げを決定した」としつつも、「主要な投資ブームが進展し、全体的な経済が概ねトレンドに沿ったペースで拡大している一段の証拠がある。豪州の主要な貿易相手も依然として堅調な成長を遂げている。これが利下げの強い必要性を示唆しなかった」との見解が示された。積極的な利下げが示唆されなかったとして円売り豪ドル買いが出たほか、同じオセアニアのNZドルに対しても円売りが進んだ。
 一方、円はオセアニア通貨以外に対しては動意が乏しかった。手掛かり材料難で積極的な売買は見送られた。
 安住淳財務相が20日午前、「中国の国債購入について話をしているのは事実だが、正式には決まっていない」「米国債やドルに対する信任は変わらない」「(為替について)いついかなる時も果断な決断できるよう準備する」などの認識を示したほか、政府が20日、第4次補正予算で外国為替市場での介入資金の原資となる外国為替資金特別会計の借入限度枠(FB枠)を現行の165兆円から195兆円に引き上げることを明らかにしたが、特に反応はなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。手掛かり材料難で動意の乏しい展開が続いたが、欧州勢参入後に「ポンドドルに中東勢の買いが入った」との指摘が聞かれ円売りポンド買いが強まると、その他通貨に対しても円売りが広がった。
 一方、円はドルに対して強含み。「国内輸出企業から円買いが入った」との声が聞かれたほか、対ポンドでドル売りが強まったことにつれた円買いドル売りが入った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調だった。12月独Ifo景況感指数が予想を上回ったほか、スペイン国債の入札が堅調だったとの見方から対ユーロで円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及。時間外のダウ先物の上昇も円の重しとなった。予想を上回る米住宅指標を受け、時間外のダウ先物が上げ幅を広げると投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売り外貨買いが活発化した。
 一方、ドルに対しては強含んだ。対ユーロ中心にドル売りが強まった影響を受けて、円高ドル安がじりじりと進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時45分過ぎに一時本日安値となる1ドル=77円80銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は堅調。23時前に一時1ユーロ=102円16銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは予想を上回る独経済指標やスペイン国債の入札を好感したユーロ買いが先行。まとまった規模の売り注文が観測されていた1ユーロ=1.3090ドルをバックに戻りを売る動きが出たため、相場は伸び悩む場面もあったが下値は限られた。
 米商務省が発表した11月の米住宅着工件数(季節調整済み)が年率換算で68万5000件、建設許可件数が68万1000件と市場予想を上回ったことが分かると、時間外のダウ先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク志向が改善するとの見方からユーロ買いドル売りが入り、1.3100ドルに観測されていたストップロスを誘発した。23時前に一時1.31232ドル前後まで上値を伸ばした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融市場のひっ迫の高まりが依然としてユーロ圏の経済活動を圧迫している」「経済見通しに大きな下方リスクが引き続き存在」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「3年物の資金需要に著しい需要が見られた」「金融の安定に対するリスクが著しく高まった」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-5.8 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは一段の資本増強を計画していない」「信用ひっ迫の兆しを示す強い兆候がみられる」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.0 HDP +1.8 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「欧州からの下振れリスクが増大したため、小幅な利下げを決定した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「ソブリンクレジットと銀行問題が今後の経済活動の大きな重しとなる」「極めて急激な経済縮小の可能性は小さくない」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+2.6 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「豪経済指標は年半ばより若干強く成長傾向を示している」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「投資は極めて強く上向いており、家計と企業信頼感の指標はここ最近改善していた」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
・政府は20日、第4次補正予算で外国為替市場での介入資金の原資となる外国為替資金特別会計の借入限度枠(FB枠)を現行の165兆円から195兆円に引き上げることを明らかにした。

チャールズ・ビーン[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「2012年は今年ほど困難な年にはならないだろう」「BOEの中心的な見通しでは2011年の10-12月期と12年の1-3月期の成長は横ばいになるが、12年の4-6月期には成長軌道に回帰するだろう」

チャールズ・ビーン[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「BOEは必要ならさらなる刺激策を実施する用意がある」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

安住淳[NP-4.6 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.4]
・安住淳財務相「(為替について)いついかなる時も果断な決断できるよう準備する」

2011年12月20日のFX要人発言・ニュース

マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP +0.2]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏の見通しの問題は高い不確実性」「ユーロ圏の成長は2012年に次第に回復するだろう」「ECBは物価の安定を維持し続けてきた」

マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融市場のひっ迫の高まりが依然としてユーロ圏の経済活動を圧迫している」「経済見通しに大きな下方リスクが引き続き存在」

マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ期待はECBの目標に沿って引き続き抑制されている」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「3年物の資金需要に著しい需要が見られた」「金融の安定に対するリスクが著しく高まった」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-5.8 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは一段の資本増強を計画していない」「信用ひっ迫の兆しを示す強い兆候がみられる」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は19日、ニューヨーク連銀を通じて2018年6月-2018年11月に償還を迎える米国債48億9800万ドルを購入したと発表した。

マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融安定性を非常に重要視しているが信頼性を低下させずに実現すべき」「われわれの金融政策は緩和的である」

マリオ・ドラギ[NP+1.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの国債買い入れは時限装置であり無制限ではない」

マリオ・ドラギ[NP     HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「フランスの『AAA』格付けが引き下げられれば他の国も格下げの公算大きい」「(ユーロ相場に関する質問で)ユーロ相場に目標はない」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は19日、ポルトガル向け29億ユーロの資金供給を承認した。

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・日経新聞が報じたところによると、政府は中国政府と通貨、金融を巡る包括協定を結ぶ検討に入った。25日の日中首脳会談で合意する見込みだという。外国為替資金特別会計を通じて中国政府が発行する人民元建て債券(国債)を最大100億ドル購入する。国際協力銀行(JBIC)が中国側と共同で環境投資ファンドを創設するのが柱。米ドルでの運用に偏っている外為特会の資産を多様化し、中国政府が進める人民元の国際化に積極的に協力。日中間の経済連携を強化する狙いがあるようだ。

ジェフリー・ラッカー[NP     HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「金融政策が与える成長への影響は限定的」「2011年のインフレは全般2%に近い」「2012年の米成長率は2-2.5%の見込み」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
米政府関係・米財務省によると、2年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.240%、応札倍率(カバー)が3.45倍となった。

ジェフリー・ラッカー[NP     HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「格付け会社に過度な注意を払うべきではない」「一段の米格下げがあるかどうかは分からない」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
米政府関係・クリントン米国務長官「日米は北朝鮮の平和な政権移行を望む」「米国は北朝鮮との関係改善を望む」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
国際通貨基金(IMF)・ユーロ圏各国政府は国際通貨基金(IMF)に1500億ユーロを融資することを決めたと伝えられた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は財務相会合の声明でG20加盟国および他の国際通貨基金(IMF)加盟国に対してIMFへの資金拠出を呼びかけたと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
米政府関係・米大統領報道官「米国は北朝鮮の情勢を注視している」「米国は朝鮮半島の安定にコミット」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は19日、「欧州連合(EU)のIMF財源の拡大支援を歓迎するとの声明を発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・19日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。クリスマス休暇を控えて全般に商いが薄く、目立った方向感は見られなかった。時間外の米株価指数先物が底堅い動きを見せたほか、現物の米国株が小高く始まったことを手掛かりに、序盤は投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが先行。ただ、ユーロ圏財務相電話会合を控えて積極的にリスクを取りにいく動きは乏しく、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が国債購入拡大に対して消極的な姿勢を見せたことなどを受けて現物の米国株がマイナス圏に沈むと、次第に円を買い戻す動きが優勢に。特に豪ドルやNZドルなどオセアニア通貨に対しては堅調な動きを見せた。一方、全般にリスク回避目的のドル買い圧力が高まった影響から、ドルに対してはさえない動きとなった。
 なお、財務相会合では国際通貨基金(IMF)に1500億ユーロを拠出することなどが声明で示されたが、追加の対応策が示されることはなく、投資家のリスク許容度改善にはつながらなかった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.0 HDP +1.8 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「欧州からの下振れリスクが増大したため、小幅な利下げを決定した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「ソブリンクレジットと銀行問題が今後の経済活動の大きな重しとなる」「極めて急激な経済縮小の可能性は小さくない」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+2.6 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「豪経済指標は年半ばより若干強く成長傾向を示している」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「投資は極めて強く上向いており、家計と企業信頼感の指標はここ最近改善していた」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
安住淳・安住淳財務相「(北朝鮮の金正日総書記の死去について)市場はいたって冷静に対応しており、株価、為替ともにそう大きな変動はない」「北朝鮮問題は権力移行を含め今後どう推移するか注視したい」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
安住淳・安住淳財務相「中国の国債購入について話をしているのは事実だが正式には決まっていない」「米国債やドルに対する信任は変わらない」

安住淳[NP-4.6 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.4]
安住淳・安住淳財務相「(為替について)いついかなる時も果断な決断できるよう準備する」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・政府は20日、第4次補正予算で外国為替市場での介入資金の原資となる外国為替資金特別会計の借入限度枠(FB枠)を現行の165兆円から195兆円に引き上げることを明らかにした。

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・藤村修官房長官「午前10時半から日米首脳が電話会談を行った」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.4]
日本銀行(日銀)関係・日本銀行は20日、米ドル資金供給オペの応札・落札額が90億3500万ドルだったことを明らかにした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対オセアニア通貨で弱含み。豪準備銀行(RBA)が20日に発表した12月の理事会の議事要旨の中で「欧州からの下振れリスクが増大したため、小幅な利下げを決定した」としつつも、「主要な投資ブームが進展し、全体的な経済が概ねトレンドに沿ったペースで拡大している一段の証拠がある。豪州の主要な貿易相手も依然として堅調な成長を遂げている。これが利下げの強い必要性を示唆しなかった」との見解が示された。積極的な利下げが示唆されなかったとして円売り豪ドル買いが出たほか、同じオセアニアのNZドルに対しても円売りが進んだ。
 一方、円はオセアニア通貨以外に対しては動意が乏しかった。手掛かり材料難で積極的な売買は見送られた。
 安住淳財務相が20日午前、「中国の国債購入について話をしているのは事実だが、正式には決まっていない」「米国債やドルに対する信任は変わらない」「(為替について)いついかなる時も果断な決断できるよう準備する」などの認識を示したほか、政府が20日、第4次補正予算で外国為替市場での介入資金の原資となる外国為替資金特別会計の借入限度枠(FB枠)を現行の165兆円から195兆円に引き上げることを明らかにしたが、特に反応はなかった。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは20日、ポーランドの格付け「A2」と見通し「安定的」を確認したと発表した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・スウェーデンのリクスバンク(中央銀行)は20日、政策金利を現行の2.00%から1.75%に引き下げることを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)議会がソブリン債務格付けの規制を検討するという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。手掛かり材料難で動意の乏しい展開が続いたが、欧州勢参入後に「ポンドドルに中東勢の買いが入った」との指摘が聞かれ円売りポンド買いが強まると、その他通貨に対しても円売りが広がった。
 一方、円はドルに対して強含み。「国内輸出企業から円買いが入った」との声が聞かれたほか、対ポンドでドル売りが強まったことにつれた円買いドル売りが入った。

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペイン政府は20日、3カ月・6カ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。3カ月物の平均落札利回りは1.735%と前回の5.110%を下回り、6カ月物は2.435%と前回の5.227%を下回った。応札倍率は3カ月が2.9倍と前回の2.9倍と同じで、6カ月物が4.1倍と前回の4.9倍を下回った。また、調達額は56.4億ユーロと目標上限の45億ユーロを上回った。

ブラジル政府関係[NP-5.8 HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
ブラジル政府関係・マンテガ・ブラジル財務相は19日、「政府は対ドルでのレアル高を抑制する方針を維持する」と述べるとともに、「今後も為替のスポット市場や通貨先物市場でレアル売りドル買い介入を続ける。過大評価されているレアルはブラジル企業の収益に打撃を与えている」との見解を表明した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは20日、EFSFの格下げリスクが高まっているとの見解を示した。EFSFのAAA格付けはフランスのAAA格付け次第との見解も示された。

ベン・ブロードベント[NP     HDP -4.1 CHDP +0.2 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
ベン・ブロードベント・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「信用の供給が経済の一部を抑制している」「銀行の信用創造を手助けすることは良いこと」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ハンガリー中銀は20日、政策金利を現行の6.50%から7.00%に引き上げることを決めたと発表した。

チャールズ・ビーン[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
チャールズ・ビーン・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「2012年は今年ほど困難な年にはならないだろう」「BOEの中心的な見通しでは2011年の10-12月期と12年の1-3月期の成長は横ばいになるが、12年の4-6月期には成長軌道に回帰するだろう」

チャールズ・ビーン[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
チャールズ・ビーン・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「BOEは必要ならさらなる刺激策を実施する用意がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・20日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調だった。12月独Ifo景況感指数が予想を上回ったほか、スペイン国債の入札が堅調だったとの見方から対ユーロで円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及。時間外のダウ先物の上昇も円の重しとなった。予想を上回る米住宅指標を受け、時間外のダウ先物が上げ幅を広げると投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売り外貨買いが活発化した。
 一方、ドルに対しては強含んだ。対ユーロ中心にドル売りが強まった影響を受けて、円高ドル安がじりじりと進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時45分過ぎに一時本日安値となる1ドル=77円80銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は堅調。23時前に一時1ユーロ=102円16銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは予想を上回る独経済指標やスペイン国債の入札を好感したユーロ買いが先行。まとまった規模の売り注文が観測されていた1ユーロ=1.3090ドルをバックに戻りを売る動きが出たため、相場は伸び悩む場面もあったが下値は限られた。
 米商務省が発表した11月の米住宅着工件数(季節調整済み)が年率換算で68万5000件、建設許可件数が68万1000件と市場予想を上回ったことが分かると、時間外のダウ先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク志向が改善するとの見方からユーロ買いドル売りが入り、1.3100ドルに観測されていたストップロスを誘発した。23時前に一時1.31232ドル前後まで上値を伸ばした。

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