2012年1月18日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心に堅調。欧州連合(EU)高官の話として「ハンガリーが可決した中央銀行の独立性を損なう恐れのある中銀法を1カ月以内に変更しない場合、欧州委員会は法的措置を導入する」と伝わったほか、市場では「米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)欧州金融ファシリティー(EFSF)に続いて欧州金融機関を格下げする」との噂も広がり、円買いユーロ売りが進んだ。その後、国際金融協会(IIF)が「ギリシャの債務スワップをめぐる協議を明日18日に再開する」と発表したことでいったん円買い圧力が後退する場面もあったものの、欧州債務問題に対する懸念を払拭する材料もない中で円売りの勢いは限定的だった。
 また、他の通貨に対しても円はしっかり。対ユーロでの円買いが波及したほか、堅調に推移していた米国株式相場が引けにかけて上げ幅を縮めたことで、リスク志向を低下させた投資家からの円買い外貨売りも入ったようだ。
 なお、米ニューヨーク連銀が発表した1月のニューヨーク州製造業景気指数は市場予想平均を上回る結果となったが、目立った反応は見られなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで若干弱含み。特に新規のユーロ買い材料が伝わった訳ではないものの、ユーロが主要通貨に対して買い戻されている流れに沿って円売りユーロ買いが出ている。一方、円は資源国通貨に対してはやや強含み。ユーロに対して資源国通貨が売られており、つれる格好で円買い資源国通貨売りが入った。
 その他、円はドルに対してはしっかり。対ユーロでのドル売り圧力が円ドル相場にも波及した。
 ユーロの買い戻しに関しては「国際金融協会(IIF)が17日、ギリシャの債務スワップをめぐる協議を18日に再開すると発表したことを好感しているようだ」との指摘があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に荒い値動き。後場の日本株が上げ幅を広げたことを手掛かりに若干円売りが見られたものの、上海総合指数が引けにかけて軟調になったため円の下値は限られた。
 欧州勢が参入してくると、「中東勢やロシア勢からユーロドルの買いが入った」との声が聞かれ、つれる格好で円売りユーロ買いが強まり、その他通貨にも円売りが波及した。ただ、格付け会社フィッチの関係者の話として「イタリアの2段階格下げも選択肢」などと伝わると一転対ユーロ中心に円買いが優位になり円全体が切り返した。イタリア中心に欧州株が軟調に推移していることも円買いを後押ししている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。格付け会社フィッチがイタリアの2段階格下げの可能性を示したことから、対ユーロ中心に円買いが先行した。ただ、国際通貨基金(IMF)が融資向け原資を1兆ドル拡大することを提案しているとの報道を受け、一転円売りユーロ買いが強まった。その後、IMFの融資能力拡大の修正報道で再び円買いユーロ売りが入る場面もあったが、反応は一時的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅い。アジア時間に一時1ドル=76円66銭前後まで値を下げたものの、そのあとは徐々に下値を切り上げた。ユーロ円などクロス円の上昇につれた円売りドル買いが出た。
・ユーロ円は底堅い動き。フィッチの見解を受けて一時1ユーロ=97円70銭前後まで下げたものの、IMFの融資能力拡大観測を手掛かりに一時98円63銭前後まで上げた。
・ユーロドルはフィッチがイタリアの格付けについて2段階引き下げる可能性を示唆したことで一時1ユーロ=1.27345ドル前後まで値を下げたものの、市場では「アジア中銀の買いが入った」「中東勢から断続的に買いが入った」との指摘が聞かれ切り返した。IMFの融資能力拡大に絡んだ観測記事が伝わると、欧州債務問題に進展が見られることを期待してユーロ買いが加速。22時30分過ぎに一時1.2846ドル前後まで上値を伸ばした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.8 HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -6.1 CRHDP +0.0]
・フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD)は17日、「欧州中央銀行(ECB)は米国型『量的緩和』の政策採用を検討している」と報じた。

世界銀行関連[NP-6.0 HDP +1.2 CHDP -0.8 RHDP +1.2 CRHDP -0.8]
・世界銀行は18日、2012年の世界経済の成長見通しを3.6%から2.5%、2013年を3.6%から3.1%に下方修正した。また、「欧州はリセッションであるように思われる」などの見解を示した。

安住淳[NP-3.0 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「スイスのようなラインを決めた為替介入は難しい」「円とスイスフランの供給量は著しく違う」「行き過ぎた投機的な動きに対してはいつでも断固たる措置取る」

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・ニューヨークタイムズ紙(NYT)が報じたところによると、18日に再開する債務スワップ協議で合意に達することが出来ない場合、パパデモス・ギリシャ首相は債権者に負担を強制する法案を検討するという。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチの関係者の話として「イタリアの2段階格下げも選択肢」と報じた。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのパーカー氏が18日、EUの格付けに関する評価は1月末までに決定するとの見解を示したと報じた。「ユーロ圏諸国の1-2段階の格下げを予想している」との見解も示されている。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのパーカー氏が18日、ユーロ崩壊のリスクは非常に小さいとの見解を示したと報じた。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)関係者の話として報じたところによると、IMFは最大6000億ドルの新たな財源を調達する必要があると予想している。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは18日、「ギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペインは2012年リセッションに陥る」との見通しを示したと伝えられた。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)は18日、「最大で5000億ドルの追加資金調達を目指す」「資金ニーズは世界全体で約1兆ドルと試算している」「1兆ドルの資金ニーズは『今後数年』を想定」などの見解を示した。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

世界銀行関連[NP-6.0 HDP +1.2 CHDP -0.8 RHDP +1.2 CRHDP -0.8]
・世界銀行は18日、2012年の世界経済の成長見通しを3.6%から2.5%、2013年を3.6%から3.1%に下方修正した。また、「欧州はリセッションであるように思われる」などの見解を示した。

2012年1月18日のFX要人発言・ニュース

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独政府は17日、2012年の経済成長率見通しを0.7%にすると発表した。前回の1%から下方修正した。また、13年の成長率見通しは1.6%とした。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.8 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -6.1 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はポルトガル国債を購入している模様。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・レスラー独経済技術相「市場はS&Pだけでは決まらない」「S&Pはただの格付け会社」「EFSFにさらに支援する計画はない」

イタリア銀行(イタリア中銀)関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
イタリア銀行(イタリア中銀)関係・イタリア中銀は17日、ドイツとイタリアの10年物国債利回りスプレッドが500bp付近に引き続きあれば、2012年のGDPはマイナス1.5%、13年はゼロになるとの見通しを発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・国際金融協会(IIF)は17日、ギリシャの債務スワップをめぐる協議を明日18日に再開すると発表した。協議はアテネで再開し、ダラーラ専務理事とルミエール氏は明日アテネに戻る。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・BNPパリバのプロ最高経営責任者(CEO)(CNBCが伝える)「S&Pから格下げの指摘は受けていない」

ジム・フラハティ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP -0.1]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「住宅市場に軟化の兆しがうかがえる」「住宅市場に介入するつもりはない」

アダム・ポーゼン[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「デフレが長期に渡って頻繁に起きる可能性がある」「長期的なインフレ期待の安定が優先すべき政策課題」「米国や欧州は債務増加からの回復に長い道のりを要するだろう」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は17日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-2041年5月に償還を迎える米国債25億2200万ドルを購入したと発表した。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「連邦公務員確定拠出型年金のGファンドへの拠出を停止」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.8 HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -6.1 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD)は17日、「欧州中央銀行(ECB)は米国型『量的緩和』の政策採用を検討している」と報じた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャの債権者委員会メンバーであるマラソンのリチャーズ最高経営責任者(CEO)は17日、「ギリシャは民間債権者との合意に近づいている」との見解を示したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心に堅調。欧州連合(EU)高官の話として「ハンガリーが可決した中央銀行の独立性を損なう恐れのある中銀法を1カ月以内に変更しない場合、欧州委員会は法的措置を導入する」と伝わったほか、市場では「米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)欧州金融ファシリティー(EFSF)に続いて欧州金融機関を格下げする」との噂も広がり、円買いユーロ売りが進んだ。その後、国際金融協会(IIF)が「ギリシャの債務スワップをめぐる協議を明日18日に再開する」と発表したことでいったん円買い圧力が後退する場面もあったものの、欧州債務問題に対する懸念を払拭する材料もない中で円売りの勢いは限定的だった。
 また、他の通貨に対しても円はしっかり。対ユーロでの円買いが波及したほか、堅調に推移していた米国株式相場が引けにかけて上げ幅を縮めたことで、リスク志向を低下させた投資家からの円買い外貨売りも入ったようだ。
 なお、米ニューヨーク連銀が発表した1月のニューヨーク州製造業景気指数は市場予想平均を上回る結果となったが、目立った反応は見られなかった。

世界銀行関連[NP-6.0 HDP +1.2 CHDP -0.8 RHDP +1.2 CRHDP -0.8]
世界銀行関連・世界銀行は18日、2012年の世界経済の成長見通しを3.6%から2.5%、2013年を3.6%から3.1%に下方修正した。また、「欧州はリセッションであるように思われる」などの見解を示した。

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.3]
日本政府関係・財務省高官の話として報じたところによると、安住財務相がオズボーン英財務相とボルカールールやイラン問題などを協議し懸念共有で一致したという。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
日本銀行(日銀)関係・日本銀行は18日、米ドル資金供給オペで1週間物の応札額は26億9600万ドルだったことを明らかにした。

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「イランの核問題の脅威について野田首相と合意」「日本がイラン原油の輸入を突然削減するとは予想しない」「野田首相と欧州の状況を協議した」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
米政府関係・ホワイトハウスが立ち入り禁止となり、当局がホワイトハウスのフェンスを越えて投げ込まれた発煙弾を調査しているという。

ミシェル・バルニエ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ミシェル・バルニエ・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)(北京で語る)「EUは全種類の中国の投資を歓迎」

ミシェル・バルニエ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ミシェル・バルニエ・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)(北京で語る)「中国は欧州に信頼を表明した」「中国の信頼は理にかなっている」

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「日英は世界の不安定性に関してG20やIMFを通じて協調する」「EUと日本の経済連携協定(EPA)を模索している」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで若干弱含み。特に新規のユーロ買い材料が伝わった訳ではないものの、ユーロが主要通貨に対して買い戻されている流れに沿って円売りユーロ買いが出ている。一方、円は資源国通貨に対してはやや強含み。ユーロに対して資源国通貨が売られており、つれる格好で円買い資源国通貨売りが入った。
 その他、円はドルに対してはしっかり。対ユーロでのドル売り圧力が円ドル相場にも波及した。
 ユーロの買い戻しに関しては「国際金融協会(IIF)が17日、ギリシャの債務スワップをめぐる協議を18日に再開すると発表したことを好感しているようだ」との指摘があった。

ミシェル・バルニエ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ミシェル・バルニエ・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)(北京で語る)「債務削減が、危機に対応するための正しい方法」

ミシェル・バルニエ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ミシェル・バルニエ・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)(北京で語る)「EUは、ギリシャがユーロ圏にとどまることを望んでいる」「EUは、現在の危機からより強くなって立ち上がる」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「(欧州債務問題について)日本も例外でない」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「対イラン制裁が急激に発動された場合のダメージは計り知れず、日本経済へのダメージを小さくしながら対応したい」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「米国債は信用に足る国債であり運用上もメリットがある」

安住淳[NP-3.0 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「スイスのようなラインを決めた為替介入は難しい」「円とスイスフランの供給量は著しく違う」「行き過ぎた投機的な動きに対してはいつでも断固たる措置取る」

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・ニューヨークタイムズ紙(NYT)が報じたところによると、18日に再開する債務スワップ協議で合意に達することが出来ない場合、パパデモス・ギリシャ首相は債権者に負担を強制する法案を検討するという。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは18日、インドネシアの格付けを「BA1」から「BAA3」に引き上げたと発表した。なお、見通しは「安定的」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチの関係者の話として「イタリアの2段階格下げも選択肢」と報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に荒い値動き。後場の日本株が上げ幅を広げたことを手掛かりに若干円売りが見られたものの、上海総合指数が引けにかけて軟調になったため円の下値は限られた。
 欧州勢が参入してくると、「中東勢やロシア勢からユーロドルの買いが入った」との声が聞かれ、つれる格好で円売りユーロ買いが強まり、その他通貨にも円売りが波及した。ただ、格付け会社フィッチの関係者の話として「イタリアの2段階格下げも選択肢」などと伝わると一転対ユーロ中心に円買いが優位になり円全体が切り返した。イタリア中心に欧州株が軟調に推移していることも円買いを後押ししている。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチのパーカー氏が18日、EUの格付けに関する評価は1月末までに決定するとの見解を示したと報じた。「ユーロ圏諸国の1-2段階の格下げを予想している」との見解も示されている。

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「フランスの2011年の成長は1.7%に達するだろう」「第4四半期から大きく減速した」「金融取引税は避けられない」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「EUは成長促進のため構造改革が必要」

マルコ・クラニェツ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.9 RHDP -1.5 CRHDP +0.9]
マルコ・クラニェツ・欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバー・クラニェツ・スロベニア中銀総裁「歳出削減の失敗は格下げを招く可能性」「調和の欠如が現在の問題の原因」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は2月のG20の会議までに融資原資を1兆ドル拡大することを提案すると、関係者の話として報じられた。「日本、BRICS、原油輸出国が融資原資拡大の提案に最大限貢献するだろう」との見解も関係者の話として伝わった。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチのパーカー氏が18日、ユーロ崩壊のリスクは非常に小さいとの見解を示したと報じた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・ドイツが18日に実施した2年物入札では、目標の40億ユーロに対して76億ユーロの応札があった。また、平均落札利回りは0.17%となった。

ドイツ政府関係[NP-4.0 HDP +0.6 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・ドイツ政府は18日、2012年の成長率見通しをこれまでの1.0%から0.7%に引き下げたと発表した。インフレ見通しは2012年が1.7%とした。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは18日、第4四半期決算を発表した。1株利益は0.42ドルとなり、市場予想平均の0.533ドル程度を下回った。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・関係者の話として伝えた「国際通貨基金(IMF)は、2月のG20会合までに、融資の原資を1兆ドル拡大することを提案する」との内容を「5000億ドル拡大することを提案する」と訂正した。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは18日、第4四半期決算を発表した。1株あたりの営業利益は0.93ドルとなり、市場予想平均の0.938ドルを下回った。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州委員会はより柔軟な協調融資を模索するべき」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)関係者の話として報じたところによると、IMFは最大6000億ドルの新たな財源を調達する必要があると予想している。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・ゴールドマン・サックスは18日、第4四半期決算を発表した。1株利益は1.84ドルとなり、市場予想平均の1.226ドル程度を上回った。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ政府高官の話として、「民間債権者の債務交換への参加が不十分ならば、集団行動条項(CAC)に関する法案を策定する可能性がある」と伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。格付け会社フィッチがイタリアの2段階格下げの可能性を示したことから、対ユーロ中心に円買いが先行した。ただ、国際通貨基金(IMF)が融資向け原資を1兆ドル拡大することを提案しているとの報道を受け、一転円売りユーロ買いが強まった。その後、IMFの融資能力拡大の修正報道で再び円買いユーロ売りが入る場面もあったが、反応は一時的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅い。アジア時間に一時1ドル=76円66銭前後まで値を下げたものの、そのあとは徐々に下値を切り上げた。ユーロ円などクロス円の上昇につれた円売りドル買いが出た。
・ユーロ円は底堅い動き。フィッチの見解を受けて一時1ユーロ=97円70銭前後まで下げたものの、IMFの融資能力拡大観測を手掛かりに一時98円63銭前後まで上げた。
・ユーロドルはフィッチがイタリアの格付けについて2段階引き下げる可能性を示唆したことで一時1ユーロ=1.27345ドル前後まで値を下げたものの、市場では「アジア中銀の買いが入った」「中東勢から断続的に買いが入った」との指摘が聞かれ切り返した。IMFの融資能力拡大に絡んだ観測記事が伝わると、欧州債務問題に進展が見られることを期待してユーロ買いが加速。22時30分過ぎに一時1.2846ドル前後まで上値を伸ばした。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -6.0 CRHDP +0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はポルトガル国債を購入している模様。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは18日、「ギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペインは2012年リセッションに陥る」との見通しを示したと伝えられた。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は18日、「最大で5000億ドルの追加資金調達を目指す」「資金ニーズは世界全体で約1兆ドルと試算している」「1兆ドルの資金ニーズは『今後数年』を想定」などの見解を示した。

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