2012年3月16日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は15日、ギリシャ向けの280億ユーロの融資を承認した。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、ギリシャは依然として「選択的デフォルト(債務不履行)」にあるとの認識を示した。また、新発債の格付けを「CCC」とした。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は15日、「ギリシャによるリスクは明らかに低下した」「ギリシャは早ければ2015年に債券市場に復帰する見通し」との見解を示した。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
・2月13-14日分の金融政策決定会合議事要旨「『中長期的な物価安定の理解』の位置付けについて、大方の委員は、日本銀行の政策姿勢が伝わり難いとの指摘が一部にあることに触れ、日本銀行が目指すべき中長期的に持続可能な物価安定と整合的な物価上昇率を『各政策委員の理解』として示していることが、その一因となっているとの認識を示した」
日本銀行(日銀)関係[NP+4.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.2]
・2月13-14日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、現在の国民の物価観が低めであること等を勘案し、当面は、現在『中心』として示している物価上昇率1%を目指すとしても、より長い目でみた場合には、目指すべき物価上昇率は1%を上回る水準に高まる可能性があり、この機会を捉えて、こうした可能性を踏まえた表現に変更することが考えられるとの見解を示した」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.3]
・2月13-14日分の金融政策決定会合議事要旨「資産買入等の基金について、大方の委員は、日本銀行の政策姿勢の明確化を行動で裏付ける観点から、10兆円程度という思い切った規模の増額を行うことが適当との見解を示した」「何人かの委員は、わが国経済のデフレからの脱却は、成長力強化の努力と金融面からの後押しを通じて実現されていくものであり、民間企業、金融機関、政府、日本銀行がそれぞれの役割に即して取り組みを続けていくことが重要であるとの見解を述べた」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(リッチモンド連銀のHP上で)「異例の低金利は2014年を通して必要とされないだろう」「米経済は緩やかに拡大」
ジェフリー・ラッカー[NP+5.6 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(リッチモンド連銀のHP上で)「2013年には金利引き上げが必要になりそうだ」
白川方明[NP-5.0 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁(参院予算委員会で)「金利上昇の影響は財政信認低下と景気がよくなる場合では異なる」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
日本銀行(日銀)関係[NP-5.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.3]
・2月13-14日分の金融政策決定会合議事要旨「資産買入等の基金について、大方の委員は、日本銀行の政策姿勢の明確化を行動で裏付ける観点から、10兆円程度という思い切った規模の増額を行うことが適当との見解を示した」「何人かの委員は、わが国経済のデフレからの脱却は、成長力強化の努力と金融面からの後押しを通じて実現されていくものであり、民間企業、金融機関、政府、日本銀行がそれぞれの役割に即して取り組みを続けていくことが重要であるとの見解を述べた」
2012年3月16日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は15日、ニューヨーク連銀を通じて2018年5月-19年11月に償還を迎える米国債40億2700万ドルを購入したと発表した。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は15日、ギリシャ向けの280億ユーロの融資を承認した。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・米政府当局者は15日、戦略石油備蓄の放出で合意したとの報道は不正確であると述べたと伝えられた。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、ギリシャは依然として「選択的デフォルト(債務不履行)」にあるとの認識を示した。また、新発債の格付けを「CCC」とした。
イギリス政府関係[NP HDP -4.0 CHDP -0.3 RHDP -4.0 CRHDP -0.3]
・英政府当局者筋の話として、「戦略石油備蓄の放出を決定した事実はない」と述べた。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は15日、「ギリシャによるリスクは明らかに低下した」「ギリシャは早ければ2015年に債券市場に復帰する見通し」との見解を示した。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・チリ中銀は15日、政策金利を現行の5.00%に据え置くことを決めたと発表した。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは15日、野村HDの格付けを「BAA2」から「BAA3」に引き下げたと発表した。見通しは「安定的」とした。
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -1.9 CHDP -0.5 RHDP -1.9 CRHDP -0.5]
・キャメロン英首相「戦略石油備蓄の放出で合意に達していない」「オバマ米大統領と戦略石油備蓄で協議した」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。欧州時間からの円買い外貨売りの流れを引き継いで円買いが先行したが、一巡後は売りに押された。米長期金利の低下などを手掛かりに対ドルで進んでいた円買いの動きが一服。戻り売りに押されると、他の通貨に対しても円売りの動きが波及した。欧米株式相場が底堅い展開となったことも、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いを促したようだ。
特に対ドルで堅調な推移が目立っていたオセアニア通貨に対する売りが目立ったほか、スイスフランに対しても下げがきつかった。スイス国立銀行(中央銀行)が追加的なスイスフラン高対策を打ち出すとの期待から前日に対ユーロなどで思惑的なスイスフラン売りが進んでいた反動もあり、対円でもスイスフランの買い戻しが進んだ。
なお、3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数などの経済指標はおおむね良好な内容となったほか、国際通貨基金(IMF)はギリシャ向けの280億ユーロの融資を承認したと伝わったが、いずれも反応は限定的だった。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・ガイトナー米財務長官「経済は拡大の心強い兆しを示しているが、高い失業率や弱い住宅活動を含む課題に依然として直面している」「アメリカ人は高いガソリン価格の影響を感じている」
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
・安住淳財務相「為替や株式について引き続き注視する」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
・2月13-14日分の金融政策決定会合議事要旨「『中長期的な物価安定の理解』の位置付けについて、大方の委員は、日本銀行の政策姿勢が伝わり難いとの指摘が一部にあることに触れ、日本銀行が目指すべき中長期的に持続可能な物価安定と整合的な物価上昇率を『各政策委員の理解』として示していることが、その一因となっているとの認識を示した」
日本銀行(日銀)関係[NP+4.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.2]
・2月13-14日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、現在の国民の物価観が低めであること等を勘案し、当面は、現在『中心』として示している物価上昇率1%を目指すとしても、より長い目でみた場合には、目指すべき物価上昇率は1%を上回る水準に高まる可能性があり、この機会を捉えて、こうした可能性を踏まえた表現に変更することが考えられるとの見解を示した」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.3]
・2月13-14日分の金融政策決定会合議事要旨「資産買入等の基金について、大方の委員は、日本銀行の政策姿勢の明確化を行動で裏付ける観点から、10兆円程度という思い切った規模の増額を行うことが適当との見解を示した」「何人かの委員は、わが国経済のデフレからの脱却は、成長力強化の努力と金融面からの後押しを通じて実現されていくものであり、民間企業、金融機関、政府、日本銀行がそれぞれの役割に即して取り組みを続けていくことが重要であるとの見解を述べた」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・ガイトナー米財務長官「財政の安定性を達成するため増税と歳出削減に代わるものはない」「景気回復の下振れリスクは世界中で減少している」「中国は人民元の柔軟性を高めなければならない」
中国政府関係[NP HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・中国商務次官の話として「金融危機は継続している」「欧州債務危機は悪化しつつある」と報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや強含み。対ドルで「国内金融機関から円買いが入った」との指摘があり、その他通貨に対しても若干円買いを誘った。仲値に向けて実需の円売りドル買いが出たほか、「米系金融機関や国内輸入企業から円売りドル買いが出た」との声もあったが長続きしなかった。その後は新規の取引材料に乏しく様子見気分が強まっている。
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(リッチモンド連銀のHP上で)「異例の低金利は2014年を通して必要とされないだろう」「米経済は緩やかに拡大」
ジェフリー・ラッカー[NP+5.6 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(リッチモンド連銀のHP上で)「2013年には金利引き上げが必要になりそうだ」
白川方明[NP-5.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.3]
・白川方明日銀総裁(参院予算委員会で)「地域金融機関の基礎的な収益力は低下傾向にある」
白川方明[NP-5.0 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁(参院予算委員会で)「金利上昇の影響は財政信認低下と景気がよくなる場合では異なる」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD)が報じたところによると、メルケル独首相はユンケル・ユーログループ議長の後任にショイブレ独財務相を提案するという。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -1.7 CHDP -0.6 RHDP -1.7 CRHDP -0.6]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロのクレジットクランチは回避された」「LTROに対する反応はポジティブなもの」
エルッキ・リーカネン[NP+3.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「(さらなるLTROについて聞かれ)我々は多くのことを実行した」「全てのECBの危機対応は一時的」
エルッキ・リーカネン[NP-4.0 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「LTROは政府に改革を推し進める余地を与える」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しかった。午後に入り市場参加者から「米系金融機関を通してヘッジファンドから円買いドル売りが出た」との指摘があり、その他通貨にも円買いが広がる場面があった。ただ直後に、ラッカー米リッチモンド連銀総裁がリッチモンド連銀のHP上でタカ派的な見方を改めて示したことが市場に伝わり円ドル相場が失速。つれる形で円全体が上値を徐々に切り下げた。その後は取引材料がなかったこともあって方向感に乏しかった。
欧州勢の本格参入後は、時間外の米10年債利回りの上昇幅拡大を手掛かりに、ドルに対して円売りが膨らみ、円全体が本日安値圏まで押し下げられている。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ショイブレ独財務相「ユンケルユーログループ議長がもはや議長の指名を受ける用意がないのならば、後任は時期がくれば決められるだろう」「ユンケル氏の後任はユーロ圏の財務相であるべきだろう」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・ユーロ圏は6920億ユーロのファイアウォールを決定する可能性と関係者の話として報じられた。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・ザイベルト独政府報道官は16日、ショイブレ独財務相がユーログループの議長に就任するとの憶測に関して、「ドイツはショイブレ独財務相に関する憶測についてコメントする予定はない」との見解を示した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.5 CHDP +0.8 RHDP -4.5 CRHDP +0.8]
・ギリシャは条件を満たせば第3次救済を得られる可能性があると関係者の話として報じられた。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・メルケルドイツ首相「ドイツにESM拡大を望む人は一人もいない」「EUは、EFSFとESMの統合の可能性を協議」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・メルケルドイツ首相「3月末までにファイアウォールについて決定」「EUは救済基金について3月末までに決定する必要がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調だった。欧州株相場や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が高まるとの見方から円売り外貨買いが優勢となった。
一方、ドルに対しては下げ渋った。米長期金利が上昇し、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが先行したものの、2月米消費者物価指数(CPI)発表後に全般ドル売りが強まった流れに沿って下げ幅を縮めた。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が市場予想を下回り、インフレへの警戒感が後退した格好だ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに一時本日高値となる1ドル=83円94銭前後まで値を上げたものの、2月米CPI発表後に83円台半ばまで下押しした。
・ユーロ円は堅調。株高やユーロ高ドル安につれた円売りユーロ買いが出て、22時過ぎに一時1ユーロ=109円88銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルはドル円の上昇につれたユーロ売りドル買いが先行したあとは、ユーロポンドの下落に伴う売りが出て19時過ぎに一時1ユーロ=1.3049ドル前後まで値を下げた。ただ、そのあとは「ユーロ圏は3月末までに欧州安定メカニズム(ESM)の規模を5000億ユーロから7000億ユーロまで拡大する可能性がある」との一部報道を手掛かりに、ユーロ買い戻しが優勢に。予想を下回る2月米CPIコア指数がドル売り材料とみなされて、ユーロ高ドル安が加速した。昨日の高値1.3120ドル前後を上抜けてストップロスを誘発すると、一時1.31386ドル前後まで上値を伸ばした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。欧州時間からの円買い外貨売りの流れを引き継いで円買いが先行したが、一巡後は売りに押された。米長期金利の低下などを手掛かりに対ドルで進んでいた円買いの動きが一服。戻り売りに押されると、他の通貨に対しても円売りの動きが波及した。欧米株式相場が底堅い展開となったことも、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いを促したようだ。
特に対ドルで堅調な推移が目立っていたオセアニア通貨に対する売りが目立ったほか、スイスフランに対しても下げがきつかった。スイス国立銀行(中央銀行)が追加的なスイスフラン高対策を打ち出すとの期待から前日に対ユーロなどで思惑的なスイスフラン売りが進んでいた反動もあり、対円でもスイスフランの買い戻しが進んだ。
なお、3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数などの経済指標はおおむね良好な内容となったほか、国際通貨基金(IMF)はギリシャ向けの280億ユーロの融資を承認したと伝わったが、いずれも反応は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや強含み。対ドルで「国内金融機関から円買いが入った」との指摘があり、その他通貨に対しても若干円買いを誘った。仲値に向けて実需の円売りドル買いが出たほか、「米系金融機関や国内輸入企業から円売りドル買いが出た」との声もあったが長続きしなかった。その後は新規の取引材料に乏しく様子見気分が強まっている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しかった。午後に入り市場参加者から「米系金融機関を通してヘッジファンドから円買いドル売りが出た」との指摘があり、その他通貨にも円買いが広がる場面があった。ただ直後に、ラッカー米リッチモンド連銀総裁がリッチモンド連銀のHP上でタカ派的な見方を改めて示したことが市場に伝わり円ドル相場が失速。つれる形で円全体が上値を徐々に切り下げた。その後は取引材料がなかったこともあって方向感に乏しかった。
欧州勢の本格参入後は、時間外の米10年債利回りの上昇幅拡大を手掛かりに、ドルに対して円売りが膨らみ、円全体が本日安値圏まで押し下げられている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調だった。欧州株相場や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が高まるとの見方から円売り外貨買いが優勢となった。
一方、ドルに対しては下げ渋った。米長期金利が上昇し、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが先行したものの、2月米消費者物価指数(CPI)発表後に全般ドル売りが強まった流れに沿って下げ幅を縮めた。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が市場予想を下回り、インフレへの警戒感が後退した格好だ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに一時本日高値となる1ドル=83円94銭前後まで値を上げたものの、2月米CPI発表後に83円台半ばまで下押しした。
・ユーロ円は堅調。株高やユーロ高ドル安につれた円売りユーロ買いが出て、22時過ぎに一時1ユーロ=109円88銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルはドル円の上昇につれたユーロ売りドル買いが先行したあとは、ユーロポンドの下落に伴う売りが出て19時過ぎに一時1ユーロ=1.3049ドル前後まで値を下げた。ただ、そのあとは「ユーロ圏は3月末までに欧州安定メカニズム(ESM)の規模を5000億ユーロから7000億ユーロまで拡大する可能性がある」との一部報道を手掛かりに、ユーロ買い戻しが優勢に。予想を下回る2月米CPIコア指数がドル売り材料とみなされて、ユーロ高ドル安が加速した。昨日の高値1.3120ドル前後を上抜けてストップロスを誘発すると、一時1.31386ドル前後まで上値を伸ばした。