2012年6月21日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
FOMC[NP-6.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを今年末まで延長」
FOMC[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「低水準の資源活用と抑制された中期的なインフレ見通しを含む経済の状況により、少なくとも2014年遅くまでFF金利を異例の低水準にすることが正当化される可能性が高い」
FOMC[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「ここ数ヶ月で雇用の伸びが鈍化しており失業率は高いままだ」
FOMC[NP-5.4 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「強固な経済回復と労働市場の状況の持続的な改善を促進するために、必要に応じて更なる行動をとる用意がある」
FOMC[NP+4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「ラッカー総裁は保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムの延長に反対」
FOMC[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「世界的な金融市場の緊張は経済見通しに著しい下振れリスクをもたらし続けている」
アンゲラ・メルケル[NP-5.4 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・メルケル独首相(ルッテ・オランダ首相との会談後)「ユーロ圏における競争力の改善が重要」「スペインの支援要請は今後数日内と予想」「EFSFの債券購入は協議されていない」「債券購入に関して具体的な計画はない」「救済基金による債券購入は可能性のひとつ」
FOMC[NP-6.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は20日、経済・金利見通しを発表した。2012年GDP見通しを4月の2.4-2.9%から1.9-2.4%に下方修正した。長期GDP見通しは2.3-2.6%から2.3-2.5%に修正された。
FOMC[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は20日、経済・金利見通しを発表した。2012年のゼロ金利解除予測は3人、13年は3人、14年は7人、15年は6人となった。前回は2012年が3人、13年が3人、14年が7人、15年が4人だった。
FOMC[NP-6.4 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は20日、経済・金利見通しを発表した。FOMC当局者による2014年末時点での適切なFF金利水準予想では1%未満が11人、1%以上2%未満が5人、2%以上3%未満が3人となった。前回は1%未満が7人、1%以上2%未満が3人、2%以上3%未満が7人だった。
ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FOMCは非常に緩和的な政策を維持する」
ベン・バーナンキ[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「ツイストオペは長期金利を低下させるだろう」「経済は緩やかなペースで拡大している」「FOMCは雇用に関して4月より進展が鈍化したと見ている」
ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレは最近低下している」「FOMCはインフレが2%かそれ以下となると予想」「FRBは更なる行動を取る用意がある」
ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「見通しは変化している」「FRBの政策は停止と起動を繰り返すものでない」「FRBは本日実質的な措置を取った」「経済指標にいくぶん失望している」「FRBは一段の資産購入を検討する」
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは依然として弾薬を有している」「金融政策は依然として能力を有している」「FRBは依然として経済を支援できる」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「我々はより金利を低く出来ると考えている」
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「ツイストオペの延長には意味がある」「FRBは労働市場に進展がなければさらに行動する用意がある」「FRBの異例の政策はいくらかコストがかかる」「ドルスワップは有益」
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「経済の状態や欧州で何が起きているかについて一段の情報が必要」「財政の崖に関連する不透明性が年後半に経済に影響を与えるだろう」「欧州の状況が米国の経済成長を鈍化させている」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「経済見通しに多くの不確実性がある」「大規模な資産購入は解除過程を引き伸ばす」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは欧州ソブリン債を購入しないだろう」「パウエル、スタイン両FRB理事は素晴らしい人物」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ民主左派党の関係者の話として「ギリシャの連立政党は救済財政目標の到達を2年遅らせて2016年にすることを模索することで合意」などと伝えた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・英スカイニュースが報じたところによると、「米格付け会社ムーディーズは今晩、英国の銀行の格下げを発表する可能性がある」ようだ。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
・ショイブレ独財務相「EFSFは流通市場における購入が可能」
ジム・フラハティ[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・フラハティ・カナダ財務相「欧州の状況は非常に困難で、しばらくの間金利を引き上げられそうにない」「カナダが欧州からの打撃を受けることを懸念」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「銀行支援の正式要請は今後数日内で、すでに詳細に取り組んでいる」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「銀行支援の全ての詳細は7月末前にまとまると予想」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -4.8 CHDP -0.2 RHDP -4.8 CRHDP -0.2]
・ヌーナン・アイルランド財務相「1000億ユーロのスペイン支援は安全域を有する」「市場はスペイン救済の規模や余地を知ることを望む」「市場はスペインに関して確実性がないため神経質になっている」
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「ギリシャに債務削減や改革に代わるものはない」「ギリシャに対して更なる時間を推測すべきでない」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・「格付け会社ムーディーズは最大17の金融機関の格下げをNY市場終了後に発表する可能性がある」と伝えた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ブノワ・クーレ[NP-5.4 HDP -0.8 CHDP -0.4 RHDP -0.8 CRHDP -0.4]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの債券購入プログラムが現時点で活用する最善の手段となると考えていない」「ECBの利下げは前回会合で協議され、次回会合で再び協議されると予想」「物価安定の脅威はない」「なぜEFSFが国債購入に活用されないのか不可解」
2012年6月21日のFX要人発言・ニュース
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.4]
・メルケル独首相は電話でギリシャ新民主主義党のサマラス党首の首相就任を祝ったという。また、サマラス・ギリシャ首相をドイツに招いたとのこと。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・米連邦準備理事会(FRB)は20日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
FOMC[NP-6.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを今年末まで延長」
FOMC[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「低水準の資源活用と抑制された中期的なインフレ見通しを含む経済の状況により、少なくとも2014年遅くまでFF金利を異例の低水準にすることが正当化される可能性が高い」
FOMC[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「ここ数ヶ月で雇用の伸びが鈍化しており失業率は高いままだ」
FOMC[NP-5.4 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「強固な経済回復と労働市場の状況の持続的な改善を促進するために、必要に応じて更なる行動をとる用意がある」
FOMC[NP+4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「ラッカー総裁は保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムの延長に反対」
FOMC[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明「世界的な金融市場の緊張は経済見通しに著しい下振れリスクをもたらし続けている」
アンゲラ・メルケル[NP-5.4 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・メルケル独首相(ルッテ・オランダ首相との会談後)「ユーロ圏における競争力の改善が重要」「スペインの支援要請は今後数日内と予想」「EFSFの債券購入は協議されていない」「債券購入に関して具体的な計画はない」「救済基金による債券購入は可能性のひとつ」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
・関係筋の話として報じたところによると、ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領が28-29日の欧州連合(EU)首脳会議で発表するユーロの将来計画に欧州共同短期債の発行を協議することが含まれているという。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットは20日、一部のイタリア債取引の証拠金を引き上げると発表したと伝えられた。
FOMC[NP-6.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は20日、経済・金利見通しを発表した。2012年GDP見通しを4月の2.4-2.9%から1.9-2.4%に下方修正した。長期GDP見通しは2.3-2.6%から2.3-2.5%に修正された。
FOMC[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は20日、経済・金利見通しを発表した。2012年のゼロ金利解除予測は3人、13年は3人、14年は7人、15年は6人となった。前回は2012年が3人、13年が3人、14年が7人、15年が4人だった。
FOMC[NP-6.4 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は20日、経済・金利見通しを発表した。FOMC当局者による2014年末時点での適切なFF金利水準予想では1%未満が11人、1%以上2%未満が5人、2%以上3%未満が3人となった。前回は1%未満が7人、1%以上2%未満が3人、2%以上3%未満が7人だった。
ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FOMCは非常に緩和的な政策を維持する」
ベン・バーナンキ[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「ツイストオペは長期金利を低下させるだろう」「経済は緩やかなペースで拡大している」「FOMCは雇用に関して4月より進展が鈍化したと見ている」
ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレは最近低下している」「FOMCはインフレが2%かそれ以下となると予想」「FRBは更なる行動を取る用意がある」
ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「見通しは変化している」「FRBの政策は停止と起動を繰り返すものでない」「FRBは本日実質的な措置を取った」「経済指標にいくぶん失望している」「FRBは一段の資産購入を検討する」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「金融政策だけでは経済問題を解決することは出来ない」
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは依然として弾薬を有している」「金融政策は依然として能力を有している」「FRBは依然として経済を支援できる」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「我々はより金利を低く出来ると考えている」
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「ツイストオペの延長には意味がある」「FRBは労働市場に進展がなければさらに行動する用意がある」「FRBの異例の政策はいくらかコストがかかる」「ドルスワップは有益」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「ユーロ圏と頻繁に意見交換を行っている」
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「経済の状態や欧州で何が起きているかについて一段の情報が必要」「財政の崖に関連する不透明性が年後半に経済に影響を与えるだろう」「欧州の状況が米国の経済成長を鈍化させている」
ベン・バーナンキ[NP-6.4 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「経済見通しに多くの不確実性がある」「大規模な資産購入は解除過程を引き伸ばす」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは欧州ソブリン債を購入しないだろう」「パウエル、スタイン両FRB理事は素晴らしい人物」
ブノワ・クーレ[NP-5.4 HDP -0.8 CHDP -0.4 RHDP -0.8 CRHDP -0.4]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの債券購入プログラムが現時点で活用する最善の手段となると考えていない」「ECBの利下げは前回会合で協議され、次回会合で再び協議されると予想」「物価安定の脅威はない」「なぜEFSFが国債購入に活用されないのか不可解」
ブノワ・クーレ[NP+1.0 HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「LTROはおそらく一般的な流動性の課題に直面するときにのみ正当化され、一部の銀行に困難がある場合でない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後は荒い値動き。ユーロ圏の救済基金による財政問題国の国債購入観測からスペイン10年債利回りが大幅に低下したほか、ギリシャ新民主主義党のサマラス党首を首相とするギリシャ連立政権が発足したことを背景に円売りユーロ買いが進むと、その他の通貨に対しても円が売られた。また、市場では「ドル円に強気な米系リポートが出た」「米シンクタンクが『民主党が消費増税を巡る不一致で解体する可能性がある』『衆院選が早ければ9月に実施される可能性がある』とのリポートを出した」との声が聞かれ、全般円売りが優勢となった。
米連邦準備理事会(FRB)は20日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明で「保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを今年末まで延長する」ことが明らかとなった。市場の一部で期待されていた量的緩和第3弾(QE3)が決定されず、ダウ平均の90ドル超安とともに円買い戻しが入った。
ただ、声明では「経済回復をより強固にし、労働市場の状況の改善を促進するために、必要に応じて更なる行動の用意がある」との認識も示されたほか、FOMC経済・金利見通しの発表やバーナンキFRB議長の定例記者会見を控えて、さらに株安や円高が進む展開にはならなかった。メルケル独首相が「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の債券購入は協議されていない」「債券購入に関して具体的な計画はない」としながらも「救済基金による債券購入は可能性のひとつ」と語ると、債務危機対応の進展期待から一転円売りユーロ買いが優位に。ダウ平均も30ドル超高まで急速に持ち直したため、円売りが再開した。
その後、バーナンキFRB議長は定例記者会見で「FRBは更なる行動を取る用意がある」「FRBは一段の資産購入を検討する」「我々はより金利を低く出来ると考えている」「ツイストオペの延長には意味がある」などと語った。追加金融緩和実施に向けてさらに踏み込んだ内容にならなかったとしてダウ平均が80ドル超下落すると、再び円が買い戻された。
もっとも、ダウ平均は引けにかけて10ドル超安まで下げ幅を縮小。つれる形で円が売られるなど一進一退の展開となった。
国際通貨基金(IMF)[NP-5.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は21日に公表したG20報告で「世界の成長は減速し引き続き深刻なリスクにさらされているもよう」「ユーロ圏危機は依然として金融安定にとって最も差し迫った脅威である」などの見解を示した。
ジム・フラハティ[NP+5.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「バブルを防ぐために住宅ローン規制を強化する」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.2]
・石田浩二日銀審議委員「欧州債務問題を中心とした海外経済の動向が最大の懸念材料」「日銀は今後も物価上昇率1%を目指して強力に金融緩和を推進」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場で円売りドル買いが進んだ流れを引き継いで安く始まったものの、日本の輸出企業による円買い外貨売りが入り持ち直した。ただ、日本株相場の上昇などを背景に「リスク・オン」の動きが強まると、円売り外貨買いが出て再び弱含んだ。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.2]
・衆議院は21日、日銀審議委員の人事でモルガンスタンレーの佐藤健裕氏と野村證券金融経済研究所経済調査部長の木内氏の起用案に同意した。なお、参議院は20日に同人事案を同意している。
ロシア政府関係[NP HDP +0.2 CHDP -2.5 RHDP +0.2 CRHDP -2.5]
・ロシアのストルチャク財務次官は「ロシアはキプロスに追加融資する用意がある」との見解を示したと伝えられた。
日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP -0.1]
・石田浩二日銀審議委員「金融政策はぎりぎりまで情報を集め予断を持たずに議論する」「今の段階では景気は日銀のシナリオに沿った動き」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・21日の外国為替市場でインドルピーは軟調に推移。ドルインドルピーは一時1ドル=56.55インドルピーと過去最高値を更新した。
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・藤田幸久財務副大臣「ギリシャがユーロ圏にとどまったことで円安になった」
スペイン政府関係[NP HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
・スペイン政府は21日、2014年、2015年、2017年償還債の国債入札を実施した。2014年償還債の応札倍率は4.0倍と前回の2.8倍を上回ったほか、2015年償還債の応札倍率は3.2倍と前回の3.0倍を上回った。2017年償還債の応札倍率は3.4倍と前回の3.1倍を上回った。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の20億ユーロを上回る22億2000万ユーロを調達したことを明らかにした。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・台湾中銀は21日、政策金利を1.875%で据え置きにすると発表した。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ドイツ政府は野党と欧州連合(EU)の新財政協定で合意したようだ。
スウェーデン政府関係[NP HDP -2.4 CHDP -1.1 RHDP -2.4 CRHDP -1.1]
・スウェーデン政府の経済研究局(NIER)は20日に発表した報告書の中で「リクスバンク(スウェーデン中銀)は2014年上旬まで主要政策金利であるレポレートを現行の1.50%に維持する可能性が高い」と指摘した。「4月に入ってから世界経済のパフォーマンスがリクスバンクの予測を下回っているものの、国内雇用状況が予想以上に底堅い傾向を示している」ことを理由に挙げている。
スペイン政府関係[NP HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
・スペインはストレステストの結果を日本時間24時30分に公表するという。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ民主左派党の関係者の話として「ギリシャの連立政党は救済財政目標の到達を2年遅らせて2016年にすることを模索することで合意」などと伝えた。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・トルコ中銀は21日、政策金利を現行の5.75%で据え置くことを決めたと発表した。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・英スカイニュースが報じたところによると、「米格付け会社ムーディーズは今晩、英国の銀行の格下げを発表する可能性がある」ようだ。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -2.9 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
・関係者の話として報じたところによると、「欧州中央銀行(ECB)はソブリン債の評価に格付け機関を活用するだけでなく独自の評価を下す中期計画を協議している」「ECBは一部の担保基準の拡大を協議している」という。
スイス政府関係[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -6.0 CRHDP -0.1]
・スイスと米国は21日、外国口座税法順守法(FATCA)実行を交渉することで合意したと伝えた。
ホアキン・アルムニア・アマン[NP HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・アルムニア欧州委員「ユーロ圏財務相は銀行同盟の進展について協議」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
・ショイブレ独財務相「EFSFは流通市場における購入が可能」
ジム・フラハティ[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・フラハティ・カナダ財務相「欧州の状況は非常に困難で、しばらくの間金利を引き上げられそうにない」「カナダが欧州からの打撃を受けることを懸念」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは21日、スイスの格付け「AAA」を確認したと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ政府は21日、ギリシャ財務相にバジリオス・ラパノス氏が就任すると発表したと伝えられた。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -2.9 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
・「欧州中央銀行(ECB)は担保基準の大幅な緩和を決定した」と関係者の話として報じられた。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日、「スペインの銀行救済に関して差し迫った影響はない」「スペインの救済実行の詳細について依然不透明」などの見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は軟調。日本の政治情勢の混迷を背景に、海外勢中心に円売りが続いた。ドルに対しては昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)が導入されなかったことが円売りを誘っている面がある。
【 通貨ペア 】
・ドル円はストップロスを巻き込み1ドル=80円27銭前後まで上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=101円62銭前後まで上昇。
・ユーロドルは一進一退。英、独の株価指数の下落や6月独製造業購買担当者景気指数(PMI)速報が予想を下回ったことなどを背景に売りが先行。「国際機関からの売りが出た」との声も聞かれ、16時30分過ぎに1ユーロ=1.2643ドル前後まで下げた。
スペインの国債入札を無事通過し、同国の国債利回りが急低下すると買い戻す動きが強まりいったん1.2697-1.2700ドルまで上げたが、ドル円相場が堅調に推移していることが重しとなり買い戻しは失速。22時30分過ぎに昨日安値1.26376ドル前後を下抜けて1.2624ドル前後と日通し安値を更新した。
なお、ショイブレ独財務相の話として「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)は流通市場における購入が可能」と伝わり、買いが入る場面があったが一時的だった。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・関係者の話として「格付け会社ムーディーズが銀行の格下げを発表する計画がある」と伝えた。
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「銀行支援の正式要請は今後数日内で、すでに詳細に取り組んでいる」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「銀行支援の全ての詳細は7月末前にまとまると予想」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -4.8 CHDP -0.2 RHDP -4.8 CRHDP -0.2]
・ヌーナン・アイルランド財務相「1000億ユーロのスペイン支援は安全域を有する」「市場はスペイン救済の規模や余地を知ることを望む」「市場はスペインに関して確実性がないため神経質になっている」
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「ギリシャに債務削減や改革に代わるものはない」「ギリシャに対して更なる時間を推測すべきでない」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・「格付け会社ムーディーズは最大17の金融機関の格下げをNY市場終了後に発表する可能性がある」と伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後は荒い値動き。ユーロ圏の救済基金による財政問題国の国債購入観測からスペイン10年債利回りが大幅に低下したほか、ギリシャ新民主主義党のサマラス党首を首相とするギリシャ連立政権が発足したことを背景に円売りユーロ買いが進むと、その他の通貨に対しても円が売られた。また、市場では「ドル円に強気な米系リポートが出た」「米シンクタンクが『民主党が消費増税を巡る不一致で解体する可能性がある』『衆院選が早ければ9月に実施される可能性がある』とのリポートを出した」との声が聞かれ、全般円売りが優勢となった。
米連邦準備理事会(FRB)は20日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明で「保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを今年末まで延長する」ことが明らかとなった。市場の一部で期待されていた量的緩和第3弾(QE3)が決定されず、ダウ平均の90ドル超安とともに円買い戻しが入った。
ただ、声明では「経済回復をより強固にし、労働市場の状況の改善を促進するために、必要に応じて更なる行動の用意がある」との認識も示されたほか、FOMC経済・金利見通しの発表やバーナンキFRB議長の定例記者会見を控えて、さらに株安や円高が進む展開にはならなかった。メルケル独首相が「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の債券購入は協議されていない」「債券購入に関して具体的な計画はない」としながらも「救済基金による債券購入は可能性のひとつ」と語ると、債務危機対応の進展期待から一転円売りユーロ買いが優位に。ダウ平均も30ドル超高まで急速に持ち直したため、円売りが再開した。
その後、バーナンキFRB議長は定例記者会見で「FRBは更なる行動を取る用意がある」「FRBは一段の資産購入を検討する」「我々はより金利を低く出来ると考えている」「ツイストオペの延長には意味がある」などと語った。追加金融緩和実施に向けてさらに踏み込んだ内容にならなかったとしてダウ平均が80ドル超下落すると、再び円が買い戻された。
もっとも、ダウ平均は引けにかけて10ドル超安まで下げ幅を縮小。つれる形で円が売られるなど一進一退の展開となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場で円売りドル買いが進んだ流れを引き継いで安く始まったものの、日本の輸出企業による円買い外貨売りが入り持ち直した。ただ、日本株相場の上昇などを背景に「リスク・オン」の動きが強まると、円売り外貨買いが出て再び弱含んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は軟調。日本の政治情勢の混迷を背景に、海外勢中心に円売りが続いた。ドルに対しては昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)が導入されなかったことが円売りを誘っている面がある。
【 通貨ペア 】
・ドル円はストップロスを巻き込み1ドル=80円27銭前後まで上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=101円62銭前後まで上昇。
・ユーロドルは一進一退。英、独の株価指数の下落や6月独製造業購買担当者景気指数(PMI)速報が予想を下回ったことなどを背景に売りが先行。「国際機関からの売りが出た」との声も聞かれ、16時30分過ぎに1ユーロ=1.2643ドル前後まで下げた。
スペインの国債入札を無事通過し、同国の国債利回りが急低下すると買い戻す動きが強まりいったん1.2697-1.2700ドルまで上げたが、ドル円相場が堅調に推移していることが重しとなり買い戻しは失速。22時30分過ぎに昨日安値1.26376ドル前後を下抜けて1.2624ドル前後と日通し安値を更新した。
なお、ショイブレ独財務相の話として「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)は流通市場における購入が可能」と伝わり、買いが入る場面があったが一時的だった。