2012年8月8日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和期待や、欧州中央銀行(ECB)の国債購入再開観測から欧米株価が堅調に推移し、投資家心理の改善を意識した円売りが広がった。6月カナダ住宅建設許可件数や7月カナダIvey購買部協会景気指数がいずれも予想を上回り、対カナダドルで円売りを進める動きがやや目立った。また、米10年債利回りが大幅に上昇し、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが強まったことも円全体を押し下げた。
 ただ、欧州の取引時間帯にキー・ニュージーランド(NZ)首相が「ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)には利下げ余地がある」「通貨高が中銀への圧力を緩和し、選択肢を与えた」などと述べたこともあり、対主要通貨でNZドル売りが優位に。中盤から円高NZドル安がやや加速し、その他の通貨に対しても円買いが入った。ダウ平均が引けにかけて伸び悩んだことも円の買い戻しを誘った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。昨日の欧米市場で、株高や日本の政局を意識した円売りが進んだことから、東京市場では利益確定の円買いが入った。ドルやユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが散見された。
 もっとも、8日前場の日経平均株価が堅調に推移したことを材料に円を売る動きも出たため上値は重かった。
 なお、民主党は自民党や公明党に対して一体改革法案の成立後に「近い将来国民の信を問う」と提案し、党首会談を要請したと伝わったが目立った反応は見られなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。後場の日本株が失速したことを受けて円買いが入った。欧州勢参入後は、スペインの10年債利回りの上昇を手掛かりに対ユーロで円買いが膨らみ、円全体を押し上げた。
 欧州株が軟調に推移していることも円買いを促した。日本の政治情勢の混迷をはやして円売りを進めた海外勢が、円の買い戻しに動いたことも支えとなっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は強含み。スペインの国債利回りが上昇し欧州株相場が下落したため、投資家のリスク回避姿勢が強まり円買い外貨売りが優勢となった。市場では「日本の政局不安をはやして円売りを進めた海外勢が円の買い戻しに動いた」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに一時本日安値となる1ドル=78円24銭前後まで値を下げたものの、売り一巡後はやや下値を切り上げた。対ユーロなどでドル買いが進んだ影響を受けた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに一時1ユーロ=96円58銭前後と日通し安値を付けた。
・ポンド円は下値が堅い。19時前に一時本日安値となる1ポンド=121円91銭前後まで売り込まれたものの、その後急速に持ち直した。キング英中銀(BOE)総裁が「BOEの利下げは、逆効果を招く可能性がある」と述べたことで、英利下げ観測が後退しポンド買いが膨らんだ模様。122円台後半まで下値を切り上げている。
・ユーロドルは米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペインの4つの銀行をネガティブウォッチに指定したことを受け、ユーロ売りが先行。時間外の米株価指数先物や欧州株の下落に伴い、リスク回避的なユーロ売りドル買いが出た。6日の安値1ユーロ=1.2342ドル前後を下抜けると、一時1.23271ドル前後まで下げ足を速めた。もっとも、「下値では中東勢の買いが入った」との指摘があり、そのあとはやや下げ渋っている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米経済は依然として弱い回復局面にあるため金利は低い」「低金利はより正常な雇用、成長の水準回復が目的」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7日、ギリシャの格付け「CCC」の見通しを「ネガティブ」に引き下げたと発表した。

イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・英中銀イングランド銀行(BOE)四半期ごとの物価報告(インフレリポート)「インフレ率は2年後に1.7%を下回る見込み」

イングランド銀行(BOE)[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・英中銀イングランド銀行(BOE)四半期ごとの物価報告(インフレリポート)「GDP伸び率は2年後に2.0%程度になる見込み」

マーヴィン・キング[NP-2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・キング英中銀(BOE)総裁「労働市場は驚くほどに回復力がある」「生産活動の成長はいつになく低い」「経済は逆風に直面し続けている」

マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.2]
・キング英中銀(BOE)総裁「全体として英国のGDP見通しは5月よりも弱い」「BOEは、英国の景気回復のためにあらゆることを行う」

マーヴィン・キング[NP-1.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
・キング英中銀(BOE)総裁「危機以前の成長に戻るには時間がかかるだろう」「必要ならばBOEは更なる資産購入を行うことが出来る」「CPIの見通しは、更なる刺激策が緊急に必要であることを示唆していない」

マーヴィン・キング[NP+3.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
・キング英中銀(BOE)総裁「BOEの利下げは、逆効果を招く可能性がある」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP -0.3]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「インフレは問題でない」「我々は十分行ったと確信している」「FRBに過度な負担をかけ過ぎるリスクがある」

2012年8月8日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は7日、ニューヨーク連銀を通じて2018年8月-20年5月に償還を迎える米国債44億7100万ドルを購入したと発表した。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7日、ポーランドの格付け「A-/A-2」を確認した。また、見通しは「安定的」とした。

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・米財務省によると、3年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.370%、応札倍率(カバー)が3.51倍となった。

ベン・バーナンキ[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「金融教育は経済を促進し市場を落ち着かせる」(金融政策や景気見通しについては言及せず)

ベン・バーナンキ[NP-4.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「連邦、地方政府は依然として大きな財政圧力下にある。最近は状況がやや好転」「インフレ抑制に向けて中銀の独立性は非常に重要」

ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.1]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「欧州は金融や経済のストレス下にある」「欧州危機は米経済を鈍化させつつある」「欧州の状況は非常に困難」

ベン・バーナンキ[NP-5.6 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米経済は依然として弱い回復局面にあるため金利は低い」「低金利はより正常な雇用、成長の水準回復が目的」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7日、ギリシャの格付け「CCC」の見通しを「ネガティブ」に引き下げたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和期待や、欧州中央銀行(ECB)の国債購入再開観測から欧米株価が堅調に推移し、投資家心理の改善を意識した円売りが広がった。6月カナダ住宅建設許可件数や7月カナダIvey購買部協会景気指数がいずれも予想を上回り、対カナダドルで円売りを進める動きがやや目立った。また、米10年債利回りが大幅に上昇し、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが強まったことも円全体を押し下げた。
 ただ、欧州の取引時間帯にキー・ニュージーランド(NZ)首相が「ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)には利下げ余地がある」「通貨高が中銀への圧力を緩和し、選択肢を与えた」などと述べたこともあり、対主要通貨でNZドル売りが優位に。中盤から円高NZドル安がやや加速し、その他の通貨に対しても円買いが入った。ダウ平均が引けにかけて伸び悩んだことも円の買い戻しを誘った。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、バンコ・ポプラルなどスペインの4つの銀行をネガティブウォッチに指定したと発表した。

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・民主党は8日、自民党や公明党に対して一体改革法案の成立後に「近い将来国民の信を問う」と提案、党首会談を要請したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。昨日の欧米市場で、株高や日本の政局を意識した円売りが進んだことから、東京市場では利益確定の円買いが入った。ドルやユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが散見された。
 もっとも、8日前場の日経平均株価が堅調に推移したことを材料に円を売る動きも出たため上値は重かった。
 なお、民主党は自民党や公明党に対して一体改革法案の成立後に「近い将来国民の信を問う」と提案し、党首会談を要請したと伝わったが目立った反応は見られなかった。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペイン政府は8日、2012年財政赤字目標を従来の対GDP比3.5%から4.5%に修正したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。後場の日本株が失速したことを受けて円買いが入った。欧州勢参入後は、スペインの10年債利回りの上昇を手掛かりに対ユーロで円買いが膨らみ、円全体を押し上げた。
 欧州株が軟調に推移していることも円買いを促した。日本の政治情勢の混迷をはやして円売りを進めた海外勢が、円の買い戻しに動いたことも支えとなっている。

野田佳彦[NP     HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦首相「解散時期を明示することはどんな事情があってもできない」

野田佳彦[NP     HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦首相「現在党首会談を要請している。真摯に話をさせていただきたい」

イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
イングランド銀行(BOE)・英中銀イングランド銀行(BOE)四半期ごとの物価報告(インフレリポート)「インフレ率は2年後に1.7%を下回る見込み」

イングランド銀行(BOE)[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
イングランド銀行(BOE)・英中銀イングランド銀行(BOE)四半期ごとの物価報告(インフレリポート)「GDP伸び率は2年後に2.0%程度になる見込み」

マーヴィン・キング[NP-2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「労働市場は驚くほどに回復力がある」「生産活動の成長はいつになく低い」「経済は逆風に直面し続けている」

マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.2]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「全体として英国のGDP見通しは5月よりも弱い」「BOEは、英国の景気回復のためにあらゆることを行う」

マーヴィン・キング[NP-5.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「ユーロ圏に関する多くの不確実性が存在する」

マーヴィン・キング[NP-1.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「危機以前の成長に戻るには時間がかかるだろう」「必要ならばBOEは更なる資産購入を行うことが出来る」「CPIの見通しは、更なる刺激策が緊急に必要であることを示唆していない」

マーヴィン・キング[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「第3四半期の国内総生産(GDP)は幾分反発すると予想している」

マーヴィン・キング[NP+3.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「BOEの利下げは、逆効果を招く可能性がある」

野田佳彦[NP     HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田首相と谷垣自民党総裁が今夜会談を行うとNHKが報じた。

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・自民党の幹部の話として「民主党と自民党の党首会談は19時30分から行う」と報じた。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペインはEUに送った予算計画のなかのマクロ見通しで「2012年の10年債利回りは6.4%、2013年は5%の見通しである」ことを明らかにした。

野田佳彦[NP     HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦首相「自公との党首会談では、一体改革法案が成立した暁には近いうちに信を問うことを確認」「自公との党首会談では3党合意を踏まえ、一体改革関連法案の早期成立を期すことを確認」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・山口公明党代表「自民党は内閣不信任案と問責決議案を提出しないと理解」

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP -0.3]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「インフレは問題でない」「我々は十分行ったと確信している」「FRBに過度な負担をかけ過ぎるリスクがある」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・谷垣自民党総裁「当面は内閣不信任案・問責決議案は出さない」「関連法案が成立した暁には近いうちに国民の信を問うことを確認」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・谷垣自民党総裁「『近いうちに国民の信を問う』ということは解散の確約と認識」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは8日、ドイツの格付け「AAA」を確認したと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日の欧州外国為替市場で円は強含み。スペインの国債利回りが上昇し欧州株相場が下落したため、投資家のリスク回避姿勢が強まり円買い外貨売りが優勢となった。市場では「日本の政局不安をはやして円売りを進めた海外勢が円の買い戻しに動いた」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに一時本日安値となる1ドル=78円24銭前後まで値を下げたものの、売り一巡後はやや下値を切り上げた。対ユーロなどでドル買いが進んだ影響を受けた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに一時1ユーロ=96円58銭前後と日通し安値を付けた。
・ポンド円は下値が堅い。19時前に一時本日安値となる1ポンド=121円91銭前後まで売り込まれたものの、その後急速に持ち直した。キング英中銀(BOE)総裁が「BOEの利下げは、逆効果を招く可能性がある」と述べたことで、英利下げ観測が後退しポンド買いが膨らんだ模様。122円台後半まで下値を切り上げている。
・ユーロドルは米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペインの4つの銀行をネガティブウォッチに指定したことを受け、ユーロ売りが先行。時間外の米株価指数先物や欧州株の下落に伴い、リスク回避的なユーロ売りドル買いが出た。6日の安値1ユーロ=1.2342ドル前後を下抜けると、一時1.23271ドル前後まで下げ足を速めた。もっとも、「下値では中東勢の買いが入った」との指摘があり、そのあとはやや下げ渋っている。

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