2013年4月20日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。市場では「98円台では国内勢の円売りドル買い注文が観測されている」との声が聞かれ上値が重いなか、G20が閉幕すると円売り地合いが強まった。G20財務相・中央銀行総裁会議は19日、「通貨の競争的な切り下げを回避し、競争上の目的で為替レートを利用しない」「日本の最近の政策はデフレ脱却と国内需要支援を目的とするもの」との声明を採択して閉幕。黒田東彦日銀総裁が「日銀は物価目標を達成するために緩和策を続けていく」と述べたほか、麻生太郎副総理兼財務・金融相が「G20は日銀の緩和政策がデフレを終わらせるものであることを理解」などの見解を示したことが伝わった。市場関係者からは「G20が閉幕したことで円売りに対する安心感が広がった」との指摘が聞かれ、NY午後にかけて円売り外貨買いがじりじりと進行した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はG20閉幕後に一時1ドル=99円69銭前後と日通し高値を更新した。ただ、100円ちょうどに接近した場面ではバリアオプションに絡んだ防戦売りが出やすいとの声が聞かれ、上昇の勢いは鈍った。
・ユーロ円はG20を終えて円売り地合いが強まるなか、3時30分前には本日高値となる1ユーロ=130円25銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。ショイブレ独財務相が「欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏の流動性を減らす必要がある」と述べたことが伝わると、市場はユーロ買いで反応。節目の1ユーロ=1.3100ドルを上抜けると目先のストップロスを誘発し、1.3118ドル前後まで上昇した。ただ、一目均衡表雲の下限が位置する1.3119ドル前後が目先のレジスタンスとして意識されると上値を切り下げた。その後、バイトマン独連銀総裁が「現在の政策金利は適切」「政策金利引き下げをあまり期待しすぎてはいけない」などと発言。再びユーロ買いが強まり、本日高値となる1.3130ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、格付け会社フィッチが英国の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表したことを受けて、ポンドドルが本日安値となる1ポンド=1.5225ドル前後まで売り込まれると、つれてユーロ売りドル買いが進んだ。G20後に対円でドル買いが進行したことも重しとなり、アジア時間早朝安値の1.30475ドル前後に面合わせした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは19日、英国の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
・「イタリアの大統領選は第4回投票でも決まらなかった」という。

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は19日、「通貨の競争的な切り下げを回避する」「金融緩和の悪影響を留意する」「為替相場の不均衡回避を公約」「日本は信頼できる中期的財政計画の定義をするべき」「日本の最近の政策はデフレ脱却と国内需要支援を目的とするもの」との声明を採択した。

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
・G20「短期金利指標の改革で協力して作業を進め、7月に報告書まとめるようFSBに要請」「日本の最近の政策、デフレ回避と内需支援を目的とするもの」

麻生太郎[NP     HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「円が弱すぎるといった批判は理解できない」「経済成長がしっかりすれば、消費増税を期待できる」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジェレミー・スタイン[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +1.0 RHDP -1.0 CRHDP +1.0]
・スタインFRB理事「流動性規制は安定性を確保する重要な役割」

2013年4月20日のFX要人発言・ニュース

ジェレミー・スタイン[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +1.0 RHDP -1.0 CRHDP +1.0]
ジェレミー・スタイン・スタインFRB理事「流動性規制は安定性を確保する重要な役割」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・19日の米国株式相場は底堅い動き。ダウ工業株30種平均は0時17分時点では前日比5.00ドル安の14532.14ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同40.93ポイント高の3207.29で推移している。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は19日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-43年2月に償還を迎える米国債14億8400万ドルを購入したと発表した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは19日、英国の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは19日、「英国の格下げは一段と弱い経済・財政見通しを主に反映したもの」との見解を示した。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
イタリア政府関係・「イタリアの大統領選は第4回投票でも決まらなかった」という。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・19日の米10年物国債利回りはもみ合い。1時59分時点では前営業日比0.0185%高い1.7032%前後で推移している。

ロシア政府関係[NP     HDP +0.2 CHDP -2.5 RHDP +0.2 CRHDP -2.5]
ロシア政府関係・シルアノフ露財務相「G20は債務削減の数値目標設定は必要ないとの認識で一致」「G20はユーロ圏について時間を割いて討議をした」

ロシア政府関係[NP     HDP +0.2 CHDP -2.5 RHDP +0.2 CRHDP -2.5]
ロシア政府関係・シルアノフ露財務相「2月のG20ほど為替レートは懸念事項ではなかった」「世界の流動性についてIMFの監視を強化する必要」

ロシア政府関係[NP     HDP +0.2 CHDP -2.5 RHDP +0.2 CRHDP -2.5]
ロシア政府関係・シルアノフ露財務相「2月よりも冷静に日銀の金融緩和について協議した」「G20は、日本の量的緩和の副作用についてより監視が必要との認識で一致」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は19日、「通貨の競争的な切り下げを回避する」「金融緩和の悪影響を留意する」「為替相場の不均衡回避を公約」「日本は信頼できる中期的財政計画の定義をするべき」「日本の最近の政策はデフレ脱却と国内需要支援を目的とするもの」との声明を採択した。

オッリ・レーン[NP-3.6 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員「欧州強化のスピードが鈍化している」「経済回復にはむらがある」

マリオ・ドラギ[NP     HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBにとって為替レートは政策目標ではない」「ユーロは安定期」「金価格の下落はさまざまな要因」

マリオ・ドラギ[NP-3.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは経済データを注視し続ける」「過去数週間は改善が見られない」「中小企業対策を引き続き検討」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「アイルランド・ポルトガルは市場に復帰する」「流動性のリスクについて意見の相違がある」「欧州の物足りない成長はやむをえない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「イタリアを欧州における主要な問題だとは思っていない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP-2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「欧州経済は2014年に好転する」「欧州経済に高い成長を期待すべきではない」「欧州は安定と成長のために動く」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+3.6 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「欧州において信用収縮は起きていない」「私たちは金融政策に頼ってはいけない」「問題を抱えたユーロ圏諸国は改革を実施している」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20「金融政策は国内の物価安定・景気回復支援を目指すべき」「金融フローの過度のボラティリティと無秩序な為替の動き、経済・金融の安定脅かす」「大幅な黒字国は国内の成長元を拡大する一層の措置を検討すべき」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20「短期金利指標の改革で協力して作業を進め、7月に報告書まとめるようFSBに要請」「日本の最近の政策、デフレ回避と内需支援を目的とするもの」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20「世界経済は一部主要なテールリスク回避、金融市場の状況は引き続き改善」「世界経済の低迷に対応するためのコミットメントと実現するためにさらに努力が必要」「韓国、積極的にマクロ経済政策を発表した」

麻生太郎[NP-4.6 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
麻生太郎・麻生太郎副総理兼財務・金融相「G20は、日銀の緩和政策がデフレを終わらせるものであることを理解」「日銀の緩和政策はG20の合意に沿ったもの」「日本はG20の為替に関する合意をコミット」

黒田東彦[NP-4.0 HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.2]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「日本の緩和政策は物価目標を達成するためとG20に説明した」

黒田東彦[NP-5.0 HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「G20の合意は私にとって緩和策を続ける自信となった」「日銀は物価目標を達成するために緩和策を続けていく」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ドル円は強含み。3時過ぎに一時本日高値となる99.52円まで値を上げた。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は19日、「通貨の競争的な切り下げを回避し、競争上の目的で為替レートを利用しない」「日本の最近の政策はデフレ脱却と国内需要支援を目的とするもの」との声明を採択して閉幕した。市場では「G20が閉幕したことで買い安心感が広がったのではないか」との指摘があった。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・19日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間20日3時時点の水準で、前日終値比0.004%高い1.662%だった。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・19日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間20日3時時点の水準で、前日終値比0.025%高い1.251%だった。

麻生太郎[NP     HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
麻生太郎・麻生太郎副総理兼財務・金融相「円が弱すぎるといった批判は理解できない」「経済成長がしっかりすれば、消費増税を期待できる」

黒田東彦[NP     HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「G20では、超拡張的な金融政策の悪影響について特別詳細な議論はなかった」

黒田東彦[NP     HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「G20ステートメントの“ズレ”は日銀を意味せず」「G20の“ズレ”は主要国の中央銀行を意味するもの」

ジム・フラハティ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「G20の通貨議論は一般的なもの」「G20における為替についての協議は全般的なものであり、個別の国に関するものではなかった」

ジム・フラハティ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「G20では円についての議論はなかった」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
米政府関係・米財務省「G20の最大の課題は欧州が成長促進に向けてさらに何が出来るかだった」「欧州は銀行同盟やソブリンと銀行のリスク分離でまだ公約を果たしていない」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
米政府関係・米財務省「G20は米国経済の進展に満足」「EUはよりアクティブに多くのことをする必要がある」「欧州がG20の議論の主要な部分」「欧州は早急に銀行統合の必要ある」「日本の内需を注視」「G20は安定した為替相場の実現で行動」

麻生太郎[NP-5.6 HDP -3.4 CHDP -0.1 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
麻生太郎・麻生太郎副総理兼財務・金融相「日本は強くなるべき」「円はアベノミクスの結果下落したものの、副産物に過ぎない」「金融緩和を含むアベノミクスの目標が円安誘導とすることは誤り」「デフレ脱却は難しく日本はあらゆる措置を取る必要がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・19日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。市場では「98円台では国内勢の円売りドル買い注文が観測されている」との声が聞かれ上値が重いなか、G20が閉幕すると円売り地合いが強まった。G20財務相・中央銀行総裁会議は19日、「通貨の競争的な切り下げを回避し、競争上の目的で為替レートを利用しない」「日本の最近の政策はデフレ脱却と国内需要支援を目的とするもの」との声明を採択して閉幕。黒田東彦日銀総裁が「日銀は物価目標を達成するために緩和策を続けていく」と述べたほか、麻生太郎副総理兼財務・金融相が「G20は日銀の緩和政策がデフレを終わらせるものであることを理解」などの見解を示したことが伝わった。市場関係者からは「G20が閉幕したことで円売りに対する安心感が広がった」との指摘が聞かれ、NY午後にかけて円売り外貨買いがじりじりと進行した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はG20閉幕後に一時1ドル=99円69銭前後と日通し高値を更新した。ただ、100円ちょうどに接近した場面ではバリアオプションに絡んだ防戦売りが出やすいとの声が聞かれ、上昇の勢いは鈍った。
・ユーロ円はG20を終えて円売り地合いが強まるなか、3時30分前には本日高値となる1ユーロ=130円25銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。ショイブレ独財務相が「欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏の流動性を減らす必要がある」と述べたことが伝わると、市場はユーロ買いで反応。節目の1ユーロ=1.3100ドルを上抜けると目先のストップロスを誘発し、1.3118ドル前後まで上昇した。ただ、一目均衡表雲の下限が位置する1.3119ドル前後が目先のレジスタンスとして意識されると上値を切り下げた。その後、バイトマン独連銀総裁が「現在の政策金利は適切」「政策金利引き下げをあまり期待しすぎてはいけない」などと発言。再びユーロ買いが強まり、本日高値となる1.3130ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、格付け会社フィッチが英国の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表したことを受けて、ポンドドルが本日安値となる1ポンド=1.5225ドル前後まで売り込まれると、つれてユーロ売りドル買いが進んだ。G20後に対円でドル買いが進行したことも重しとなり、アジア時間早朝安値の1.30475ドル前後に面合わせした。

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