為替・株式・商品マーケット概要

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 2016年9月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2016年9月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年9月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2016-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。8月ADP全米雇用報告で、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比17万7000人増と予想の17万5000人程度増を上回ったため円売りドル買いが優勢となった。8月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回りダウ平均が一時120ドル超下落すると、円は下げ渋る場面もあったが戻りは鈍かった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2016年9月 発言・ニュース

[2016-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。8月ADP全米雇用報告で、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比17万7000人増と予想の17万5000人程度増を上回ったため円売りドル買いが優勢となった。8月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回りダウ平均が一時120ドル超下落すると、円は下げ渋る場面もあったが戻りは鈍かった。

[2016-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買いが一服。朝方から持ち高調整目的の買いが先行したものの、その後は次第に上値が重くなった。日経平均株価が下げ渋ったほか、時間外のダウ先物が上昇したことも相場の重しになった面がある。また、円は対豪ドルでも上値の重い動き。7月豪小売売上高や4-6月期豪民間設備投資が予想を下回ると一時豪ドル売りで反応したものの、影響は一時的だった。

[2016-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が底堅く推移したほか、ナイトセッションの日経平均先物が1万7000円の大台を回復したことなどをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促したほか、対ポンドでは8月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が53.3と市場予想の49.0を上回ったことを受けた売りも進んだ。

[2016-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。ナイトセッションの日経平均先物が1万7000円の大台回復となるなど堅調に推移したことを背景に円売りが先行。時間外の米10年債利回りが上昇したことが円安ドル高につながったほか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことも円売りを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円99銭前後と7月29日以来の高値を更新。
・ポンド円は良好な8月英製造業購買担当者景気指数(PMI)を受けて買いが加速し、1ポンド=137円97銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは戻りが鈍い。ドル円や米長期金利の上昇に伴って1ユーロ=1.11276ドル前後まで売りが先行。前日安値の1.11232ドル前後がサポートとして意識されるとポンドドルの上昇などにつれて1.1150ドル台まで下げ渋ったが、一巡後は戻り売りに押された。

[2016-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は一転上昇した。時間外の米10年債利回りが上昇したほか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行した。ただ、8月米ISM製造業景気指数が49.4と好況・不況の分かれ目とされる50を下回り、市場予想平均の52.0を下回ったことが分かると円買いドル売りが膨らんだ。

[2016-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前の日経平均株価が50円超安まで下げた場面ではリスク回避目的の買いが入ったものの、その後は日本株の持ち直しに伴って上値が重くなった。もっとも、日本時間の今晩に米雇用統計を控えて積極的な売買は手控えられており、相場は総じて方向感を欠いた。

[2016-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が引けにかけて底堅く推移したことを受けて、やや売りが進んだ。対ドルは時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場の重しとなった面がある。また、円は対ポンドでもさえない動き。全般に円安が進んだ流れに沿ったほか、8月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が49.2と市場予想の46.3を上回ったことも売りを促した。

[2016-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。欧州勢参入後に全般ドル高が進んだ流れに沿って円安ドル高が先行したが、一巡後は8月米雇用統計を前に持ち高調整の買いが入るなど下げ渋った。米非農業部門雇用者数が15万1000人増と市場予想平均の前月比18万人増を下回ったほか、失業率や平均時給も弱い内容だったため円は米長期金利の低下とともに急速に値を上げた。ただ、その後に米長期金利が一転して上昇すると反落。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも全般円売りを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円71銭前後まで上げたものの、米雇用統計発表直後には102円81銭前後まで急落。ただ、50日移動平均線が位置する102円67銭前後が目先のサポートとして意識されると一転して103円78銭前後まで反発した。
・ユーロ円は1ユーロ=115円44銭前後まで下げた後116円19銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢参入後はじりじりと値を下げた。米雇用統計発表後は売買が交錯し1ユーロ=1.11518ドル前後まで下げた後1.12524ドル前後まで急反発。ただ、米長期金利が一転上昇したためその後は伸び悩んだ。

[2016-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。本日の日本株高を見越した円売りが先行したが、下値では本邦輸出企業の買いが観測されるなか、一巡後は持ち高調整の円買い戻しが入った。黒田東彦日銀総裁が「日本経済は、既に物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなっている」などと発言したことも円買いを誘った。

[2016-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が230円超高から80円超高まで上げ幅を縮めるにつれてポジション調整の円買いが進んだ。もっとも、「上値では本邦実需勢の売りが観測された」との指摘があったうえ、NY市場がレーバーデーで休場ということもあり、一段と買いが進む展開にもなっていない。

[2016-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ユーロや豪ドルなどに対して円買いが進むと他の通貨に対しても円買いが波及。原油先物価格の下落を背景に、円買い資源国通貨売りも目立った。ただ、NY市場がレーバーデーで休場ということもあり、一段と円買いが強まる展開にはならなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅い。19時前に一時1ドル=103円15銭前後と日通し安値を付けたものの、「下サイドでは本邦実需勢の買い意欲が強い」ことから下押しは限定的だった。前週末の安値102円81銭前後がサポートとして意識された面もあった。
・豪ドル円は頭が重い。19時30分過ぎに一時本日安値となる1豪ドル=78円28銭前後まで値を下げた。明日の豪準備銀行(RBA)政策金利発表を前にポジション調整目的の円買い豪ドル売りも入ったようだ。
・ユーロドルはじり安。対資源国通貨などでドル買いが進んだ流れの沿ってユーロ売りドル買いが先行。前週末の安値1ユーロ=1.11505ドル前後を下抜けて一時1.11394ドル前後まで値を下げた。

[2016-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米国市場はレーバーデーの祝日で株式・債券・商品市場が休場。市場参加者が激減し商いは低調となった。なお、安倍晋三首相は「為替市場の動向を緊張感を持って注視」「(為替)必要な時にはしっかりと対応する」「日銀の外債購入、為替目的なら日銀法上認められない」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2016-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日に上昇した反動から円を売る動きが強まったほか、日経平均株価が底堅く推移したことも円相場の重しとなった。ただ、浜田宏一内閣官房参与が「日銀はFOMC決定前の追加緩和は控えるべきだ」と発言すると円は反発した。

[2016-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い。日経平均株価が小高く推移したことなどを背景に円売りが出る場面があったが、下値は限定的。欧州勢が参入するとドル売りが進み、円買いドル売りが強まった。市場では「全般手掛かり材料に乏しいなか、ポジション調整の動きに終始している」との指摘があった。

[2016-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。時間外の米10年債利回りが低下したことを受けて、日米金利差縮小を見越した買いが先行した。もっとも、8月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数などの結果を見極めたいとの思惑が広がったこともあり、買いの勢いも限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分前に1ドル=103円19銭前後まで下げたものの、昨日安値の103円15銭前後が意識されると下げ渋り。
・ユーロ円は1ユーロ=115円40銭前後でのもみ合いとなった。
・ユーロドルは強含み。米長期金利の低下を受けて一時1ユーロ=1.11695ドル前後まで値を上げた。

[2016-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は上昇。8月米ISM非製造業指数が51.4と予想の55.0を下回り約6年半ぶりの低水準を付けたうえ、8月米労働市場情勢指数(LMCI)がマイナス0.7と前月改定値のプラス1.3から悪化すると米早期利上げ観測が後退。ドル全面安となった流れに沿って円買いドル売りが優勢となった。ナイトセッションの日経平均先物が190円下落したことも円の支援材料となった。

[2016-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。前日の低調な米経済指標を受けて円高・ドル安が進んだ流れを引き継いだ。市場では「マクロ系ファンドから円買いが持ち込まれた」との指摘があり、目先のストップロスを巻き込みながら急ピッチで上昇。門間前日銀理事が「9月の決定会合で追加緩和なしが論理的な帰結」と発言したことも円買いにつながった。もっとも、日経平均株価が下げ渋ったため一巡後はやや伸び悩んでいる。

[2016-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。日経平均株価が引けにかけて50円超安まで下げ幅を縮めたことに対する反応は鈍く、しばらくはもみ合いが続いていた。ただ、欧州時間に入ると足もとの円高ドル安進行に対する持ち高調整の動きが広がり、徐々に上値を切り下げた。

[2016-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は売りが一服。アジア時間に急ピッチで買いが進んだ反動から持ち高調整目的の売りが出た。もっとも、一巡後は時間外のダウ先物が失速したこともあって買い戻しが優勢に。対ドルでは米10年債利回りが低下したことも買い戻しを誘った面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=101円72銭前後まで上げた後、101円30銭台まで失速。ユーロ円も1ユーロ=114円30銭付近まで上げた後は伸び悩んだ。
・ユーロドルは下値が堅い。ドル円の上昇につれて21時過ぎに1ユーロ=1.12286ドル前後まで下げたものの、下押しも限られた。

[2016-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。足もとで相場下落が続いたあとだけにポジション調整に伴う円売りドル買いが先行。カナダドルやユーロに対してドル買い戻しが進んだ影響も受けた。なお、米連邦準備理事会(FRB)はこの日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し「経済は大半の地域で穏やかから緩やかなペースで成長している」と指摘したものの目立った反応は見られなかった。

[2016-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。足もとの円高・ドル安に対する持ち高調整の動きから円売りが先行したが、日経平均株価が下落すると円の買い戻しが入った。一方、上値も限られるなど新規の取引材料に乏しいなか、方向感のない動きが続いている。

[2016-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。日経平均株価が170円超下落した場面ではリスク回避の円買いが強まったが、その後引けにかけて日経平均株価が20円超安まで急速に下げ幅を縮めると反落。欧州勢参入後に全般ドル安が進むと再び対ドルで円が買われたものの、買いも長続きしないなど方向感を欠いている。

[2016-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで軟調。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて、持ち高調整目的の売りが先行した。ECBは金融政策の据え置きを決めたが、一部市場では「量的緩和の延長」を期待する向きもあったため、円売りユーロ買いで反応。また、ドラギECB総裁がその後の記者会見で「量的緩和延長について議論せず」「当面の間、追加緩和は必要ない」などの見解を示すと、さらに売りが進んだ。また、円は対ドルでも弱含み。方向感を欠いた動きとなっていたが、時間外の米10年債利回りが上昇するとやや売りに押された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=101円82銭付近まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=115円19銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。ECBの金融政策やドラギECB総裁の会見を受けて、1ユーロ=1.1327ドル前後と8月26日以来の高値を更新した。

[2016-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。米10年債利回りが一時1.6179%前後と6日の8月米ISM非製造業指数発表前の水準まで上昇するとドルを買い戻す動きが活発化。ドル全面高となった流れに沿って円売りドル買いが強まった。カナダドルに対しては、原油先物価格が急伸したことを材料に円売りが進んだ面もある。

[2016-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。「北朝鮮が核実験を実施した模様」との報道が伝わり、日経平均株価が70円超高から50円超安まで下落するとリスク回避の円買いが強まった。前日のNY市場で円安ドル高が進んだこともあり、持ち高調整の円買い戻しも見られた。もっとも、「黒田日銀総裁が安倍首相と会談へ」との報道が伝わるとやや上値を切り下げた。

[2016-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。黒田日銀総裁が安倍首相との会談後に「外債購入の話はなかった」と発言すると円買いが入ったが、上値は限定的だった。時間外の米10年債利回りが上昇したことが重しとなったほか、「日銀は中短期金利の抑制重視した緩和強化検討へ」との一部報道も円売りにつながった。一方、オセアニア通貨などに対しては強含み。対ドルや対ユーロでオセアニア通貨安が進んだ流れに沿って円買いオセアニア通貨売りが強まった。

[2016-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。NY勢の参入後に米10年債利回りが上昇すると、日米金利差拡大を見越した売りが広がった。また、ローゼングレン米ボストン連銀総裁が「緩やかな金融引き締めを正当化する妥当な根拠がある」「引き締め見送りの過剰な長期化はリスク」などの見解を示したことも対ドルでの売りを促した面があった。一方、カナダドルに対しては下値が堅い。対ドルでの売りが波及したことで弱含む場面が見られたが、原油先物相場が下落すると次第に下値も堅くなった。なお、8月カナダ新規雇用者数は市場予想より強い結果となったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分前に1ドル=103円05銭前後まで上昇。
・カナダドル円は一時1カナダドル=79円48銭前後まで上げた後、79円10銭付近まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは軟調。昨日安値の1ユーロ=1.12345ドル前後を下抜けて一時1.12165ドル前後まで値を下げた。

[2016-09-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては下落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するローゼングレン米ボストン連銀総裁が「緩やかな金融引き締めを正当化する妥当な根拠がある」と述べたほか、カプラン米ダラス連銀総裁が「現在の低水準の金利には代償がある」「ここ数カ月で利上げのシナリオは強まった」などと発言。米早期利上げ観測が高まり、円売りドル買いが優勢となった。一方、円はドル以外の通貨に対しては堅調。欧州通貨やオセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア売りが入った。原油先物価格の急落を手掛かりに円買い資源国通貨売りも目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は目先上値の目処として意識されていた2日の安値1ドル=102円80銭前後を上抜けて一時103円06銭前後まで値を上げた。 一方、カナダドル円は株安や原油安を背景に円買いカナダドル売りが強まり、一時1カナダドル=78円66銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは米長期金利の上昇やFOMCメンバーの発言を手掛かりに全般ドル買いが進行。前日の安値1ユーロ=1.12345ドル前後を下抜けて一時1.11986ドル前後まで下げた。

[2016-09-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。前週末のダウ平均や日経平均先物が下落したことを背景に日本株安を見越した円買いが先行。「北朝鮮は新たな核実験の準備を完了した」との報道もリスク回避の円高につながった。ただ、株価が下げ止まると次第に上値を切り下げた。市場では「今晩予定されているブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の講演に注目が集まるなか、積極的に買いを進めにくい」との指摘もあった。

[2016-09-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対資源国通貨を中心に堅調。アジア時間はもみ合いが続いていたが、欧州時間に入ると欧州株安などを背景にリスク回避の円買いが進行。原油先物相場の下落を受けた円買い資源国通貨売りも目立った。また、対ドルでも株安を手掛かりに円を買う動きが強まったが、米10年債利回りが上昇したため上値は限られている。

[2016-09-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株式相場などが下落し、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、株安が一服すると上値も重くなるなど、株価動向をにらみながらの動きが続いた。なお、ロックハート米アトランタ連銀総裁は「状況は利上げの真剣な議論を正当化する」などと述べたほか、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「インフレを非常に注意深く見ている」「コアインフレがさらに活発化することを期待」「何らかの行動をすべき強い緊急性はない」などの見解を示した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に1ドル=101円72銭前後まで下落。ユーロ円も一時1ユーロ=114円25銭前後まで下押しした。
・ユーロドルはさえない。16時過ぎに1ユーロ=1.12639ドル前後まで上げたものの、その後はユーロポンドなどユーロクロスの下げにつれて1.12104ドル前後まで失速した。

[2016-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。欧州時間から底堅く推移した流れを引き継いだ。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が「緩和解除で慎重さ維持を」「予防的な引き締めシナリオに説得力がない」「目標に達していないインフレを一段と懸念」などと語ると、米早期利上げ観測が後退する形で円買いが優位に。その後売買が交錯したが、引けにかけては上値が切り下がった。一方、資源国通貨に対しては弱含み。欧州時間に円買いが加速した反動が出た。原油先物相場の上昇も持ち高調整の円売りを後押しした。

[2016-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。前日のブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の発言を受けて米早期利上げ観測が後退するなか、対ドルを中心に円買いが先行。上昇して始まった日経平均株価が失速したことも円相場を支えた。もっとも、上値では本邦実需勢の売りが観測されるなど頭の重さを確認すると次第に伸び悩んだ。

[2016-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対資源国通貨で堅調。原油先物相場が軟調に推移したほか、時間外のダウ先物や日経平均先物が下落したことで円買い資源国通貨売りが活発化した。また、ドルに対しては下げ渋り。朝方に円買いを進めた向きが反対売買を迫られる形で円売りが強まった。もっとも、対資源国通貨での円買いにつれたうえ、株価下落を受けて徐々に下値を切り上げた。

[2016-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円はさえない動き。日経新聞が「財務省が40年債の増発を正式決定した」と報じたことを受けて全般に売りが強まった。もっとも、対資源国通貨では原油先物相場の下落を背景に下値も堅くなったほか、対ポンドでは8月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため買いが強まる場面も見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=102円42銭前後まで上昇。
・ポンド円は英指標発表後に一時1ポンド=135円07銭前後まで下げる場面もあった。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢の参入後に1ユーロ=1.12169ドル前後まで下げたものの、その後は対ポンドや対資源国通貨などでユーロ高が進んだ流れに沿って1.12548ドル前後まで下値を切り上げた。半面、昨日高値の1.12688ドル前後が意識されると上値も重くなった。

[2016-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して軟調。日経新聞が「財務省が40年債の増発を正式決定した」と報じたことを受けて欧州時間から円売りが進んだ流れを引き継いだ。その後しばらく動意を欠いたが、日経新聞が「日銀は20-21日に開く金融政策決定会合でまとめる異次元緩和の『総括的な検証』で、今後の金融緩和の軸にマイナス金利政策の深掘りを据える方針」と伝えたことを受けて円売りが再開した。一方、資源国通貨に対しては伸び悩み。原油先物相場の下落を背景に資源国通貨などに対して円買いが強まったが、日銀絡みの報道を受けて円売りに押された。

[2016-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日銀の追加緩和への期待が高まるなか、前日の海外時間に円安ドル高が進んだ流れが継続。下落して始まった日経平均株価が下げ渋ったことが円の重しとなったほか、市場では「欧州リアルマネーから円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。

[2016-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が140円超下落するとやや円買いが入ったが、上値は限定的。「日銀内で次の一手として長期国債買い入れを主張する向きもある」との一部報道を受けて円を売る動きが進んだ。一方で、前日からほぼ一本調子で円安が進んでいることもあり、欧州勢参入後はやや持ち高調整の円買い戻しが入った。

[2016-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は強含み。昨日から急ピッチで売りが進んだ反動が出たほか、「日銀政策金利のマイナス幅を0.1%から0.2%へ拡大することを検討」との一部報道が伝わると円買いで反応する場面も見られた。また、対資源国通貨では原油先物相場の下落を受けた買いも入った。もっとも、一巡後は徐々に上値を切り下げるなど買いの勢いも長続きしなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=102円48銭前後まで下落したものの、その後は102円90銭台まで下げ渋る展開に。
・カナダドル円は一時1カナダドル=77円83銭前後まで下押しした。
・ユーロドルはもみ合い。手掛かり材料に乏しかったこともあり、1ユーロ=1.1225ドル前後で動意を欠いた。

[2016-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。「日銀政策金利のマイナス幅を0.1%から0.2%へ拡大することを検討」との報道に円買いで反応する場面があった。また、米10年債利回りの低下幅拡大に伴い円買いドル売りが進んだうえ、原油先物相場やナイトセッションの日経平均先物の下落を受けた円買いも広がった。

[2016-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値にかけては円売りドル買いが進行。ただ、日経平均株価が250円超下落すると投資家がリスク回避姿勢を強め、円を買う動きが優勢となった。一方で、上値では本邦実需勢などの売りが観測されていることもあり、その後は伸び悩んでいる。

[2016-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでじり安。上値の重さを確認すると朝方に円買いを進めた向きが反対売買を迫られ、円は弱含んだ。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いにつながった。

[2016-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。米10年債利回りの低下に伴って日米金利差縮小を見越した買いが先行した。8月米小売売上高が予想より弱い結果となったことも円買いドル売りを誘ったが、同時に発表された米新規失業保険申請件数や9月フィリー指数などは予想より強い結果となったため、すぐに上値を切り下げる展開に。米指標発表後に米10年債利回りが上昇に転じたことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=101円94銭前後まで下げた後、102円68銭前後まで反発。
・ユーロ円はドル円の上昇につれて1ユーロ=115円43銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。米指標発表後にドル売りが強まった場面で1ユーロ=1.12844ドル前後まで上げたものの、その後は1.1240ドル付近まで上値を切り下げた。

[2016-09-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して軟調。8月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り全般ドル高が進んだ流れに沿って円売りが優位に。中盤以降も持ち高調整の円売りが広がった。一方、その他の通貨に対しては伸び悩み。強い米CPIを受けて欧州通貨安ドル高や資源国通貨安ドル高が加速すると、つれる形で円買い欧州通貨売りや円買い資源国通貨売りが活発化した。その後、対ドルで円売りが強まった影響が波及し上値が切り下がった。なお、ポンドに対しては堅調。「英財務相はEU離脱でEU単一市場のアクセス断念する用意」との報道がポンド売り材料とみなされた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円70銭台から102銭46銭前後まで上値を伸ばした。
・ポンド円は1ポンド=132円93銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルはさえない。米CPIが予想を上回りドル買い圧力が高まると、9日安値の1ユーロ=1.11986ドル前後を下抜けて下げが加速した。その後も軟調地合いが続き、6日以来の安値となる1.11495ドル前後まで弱含んだ。

[2016-09-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。原油先物相場の上昇を受けて、対資源国通貨などで円安が進んだ影響を受けた。もっとも、下値の堅さを確認すると次第に買い戻しが優勢に。総じて手掛かり材料は乏しかったものの、全般にドル安が強まった流れに沿って下値を切り上げた。

[2016-09-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。東京市場が休場で取引参加者が減少するなか、しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、17時過ぎから買いが優勢に。新規の取引材料は伝わっていないものの、まとまった円買いが持ち込まれると損失確定目的の買いも巻き込んで上げ幅を拡大した。シカゴ日経平均先物が上げ幅を縮小したことも買いを誘った面があった。

[2016-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。ニューヨーク勢の参入に伴い全般ドル安が進むにつれて円買いドル売りが先行。原油先物相場の失速を横目に円買い資源国通貨売りが出たうえ、ダウ平均が130ドル超高からマイナス圏に沈んだことも円買いを誘った。ただ、株安が一服すると持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。引けにかけては米10年債利回りの上昇を背景に円売りドル買いが散見された。

[2016-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。安く始まった日経平均株価が徐々に下げ幅を縮小すると、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、日経平均株価の買い戻しが一服すると下げ渋る動きに。手掛かり材料に乏しいなか、株価動向をにらんだ展開に終始した。

[2016-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。午後の日経平均株価が再びマイナス圏に沈んだことを受け、リスク回避目的の買いが先行した。欧州勢の参入後も時間外の米10年債利回りの低下を背景にした買いが進んだが、一巡後は急ピッチで値を上げた反動から伸び悩むなど上値も重かった。

[2016-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に円買いドル売りが先行。ただ、その後はナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したため上値を切り下げる展開となった。一方で、8月米住宅着工件数や8月米建設許可件数が弱い内容だったこともあり、下値も限られている。一方、ポンドに対しては堅調。欧州連合(EU)単一市場へのアクセスに関する先行き不透明感が広がるなか、全般ポンド安が進んだ流れに沿って円は強含んだ。

[2016-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して方向感が定まらない。8月米住宅着工件数や8月米建設許可件数が予想より弱く円買いが先行。米10年債利回りの低下やダウ平均の上げ幅縮小に伴う円買いも進んだ。米10年債利回りが低下幅を縮小すると持ち高調整の円売りが出たが、勢いは続かなかった。一方、ポンドやNZドルに対しては伸び悩み。欧州連合(EU)単一市場へのアクセスに関する先行き不透明感から円買いポンド売りが活発化。フォンテラGDT物価指数が前回値から上昇幅を縮小したことで円買いNZドル売りも強まった。ただ、一巡すると反動が出て上値が切り下がった。

[2016-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は神経質な値動き。短期投資筋からの仕掛け的な買いが先行した。一巡後は上値を切り下げる場面も見られたが、午前の日経平均株価が下落したこともあって再び買いが優勢に。12時前には一時急伸する場面もあったが、すぐに上げ幅を縮めるなど、日銀金融政策決定会合を控え総じて神経質な展開が続いた。

[2016-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。日銀は20-21日に開いた金融政策決定会合で、長短金利操作付き量的・質的金融緩和の導入を決定。「消費者物価上昇率が安定的に2%目標を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続する」としたほか、「金融機関が保有する日本銀行当座預金に▲0.10%のマイナス金利を適用する」との目標を維持することを決めた。当座預金金利が据え置かれたことで一時買いが入る場面があったものの、日銀の発表を受けて日経平均株価が大幅高となったためすぐに売りが優勢となった。もっとも、一巡後は利益確定目的の買い戻しが優勢に。黒田東彦日銀総裁が「長期国債買い入れ額80兆円から増減あり得る」と発言したことも買い戻しを誘った面があった。

[2016-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は買い優勢。アジア時間に急ピッチで円安が進んだ反動が出たほか、黒田東彦日銀総裁が「長期国債買い入れ額80兆円から増減あり得る」と述べたことで円を買い戻す動きが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が250円下落したことも円買いを誘い、日銀の政策発表後に売りを進めた向きが反対売買を迫られる形で上げ幅を拡大した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間に付けた安値1ドル=101円ちょうど前後を下抜けて100円58銭前後と8月26日以来の安値を付けた。
・ユーロ円も7月11日以来の安値となる1ユーロ=112円15銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは小高い。ドル円の下落に伴って序盤に1ユーロ=1.11588ドル前後まで上げたが、その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて1.1145ドル前後でのもみ合いとなった。

[2016-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して買い優勢。黒田東彦日銀総裁が「長期国債買い入れ額80兆円から増減あり得る」と発言したことで、欧州時間に円買い戻しが加速した流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物の310円安も円買いを後押しした。米連邦準備理事会(FRB)は20-21日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%から0.50%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「景気見通しの短期的なリスクはおおよそ均衡している」「利上げの論拠が強まっているが、目標に向かって進展が続くさらなる証拠を当分の間待つことを決めた」などの見解が示された。また、経済・金利見通しでは2016年、17年、18年末のFF金利見通しが引き下げられた。発表後は売買が交錯。イエレンFRB議長が定例記者会見で「雇用が増加し新たなリスクがなければ年内1度の利上げに」「利上げが正当化されるか11月の会合で判断する」などと語った後もしばらく方向感が定まらなかったが、引けにかけては円買いが再開した。一方、その他の通貨に対しては買い一服。全般円買いが優勢となった流れに沿ったが、次第にドル絡みの取引が中心となり動意を欠いた。

[2016-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩んだ。前日の海外市場で、米利上げ見送りを受けて円高ドル安が進んだ流れを引き継いで始まった。ただ、「金融庁・財務省・日銀は14時に国際金融資本市場に係る情報交換会合を開催する」と伝わると、円売りドル買いが出て上げ幅を縮めている。

[2016-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。浅川雅嗣財務官が円相場について「いつも以上に注意を払いながらじっくり市場動向を見極めて、仮に投機的な動きが今後も継続するようならば、必要な対応を取らざるを得ない」と述べ、足もとの円高をけん制すると円売りが先行。欧州株相場が大幅に上昇したことも円全体の重しとなった。

[2016-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は弱含み。浅川雅嗣財務官が足もとの円高をけん制したことを背景にアジア時間に円買いを進めた向きが反対売買を迫られ円安が先行。CME日経平均先物や欧州株が上昇したことも円相場の重しとなった。一方、ドルに対しては下げ渋り。株高を手掛かりに円売りが進んでいたものの、時間外の米10年債利回りが低下したため一巡後は徐々に下値を切り上げた。

[2016-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は売り一服。ダウ平均の150ドル超高やシカゴ日経平均先物の上げ幅拡大を背景に、欧州時間から続いた円売りの流れを引き継いだ。対ドルでは米10年債利回りの低下幅縮小に伴う円売りも散見された。ただ、さらに円売りを進める材料も見当たらず次第に下げ渋った。なお、この日発表された米経済指標は強弱入り混じる内容となり影響は限定的だった。

[2016-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が安く始まったことでリスク回避目的の買いが先行したものの、その後は次第に上値を切り下げる展開に。日経平均が下げ止まったほか、本日は休日明けの週末実質5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りも観測された。また、菅官房長官が「足もとの為替市場は極めて神経質な動き」「引き続き市場の動きを注視したい」「このような動きが継続すれば必要な対応をとる」との見解を示すなど、前日の浅川財務官とともに円高牽制発言が相次いでいることも相場の重しになった。

[2016-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。午後の日経平均株価がさえない展開となったことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。欧州勢の参入後は上値を切り下げる場面も見られたが、一巡すると欧州株やナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことを背景にした買いが再開した。

[2016-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は対ポンドや対カナダドルで買い優勢。ドルやユーロに対してポンド安が進んだ影響から円買いポンド売りが活発化した。7月カナダ小売売上高や8月カナダ消費者物価指数(CPI)がいずれも市場予想を下回る結果となったことで円高カナダドル安も急速に進んだ。一方、ドルに対しては上値が重い。ポンドなどに対して円買い圧力が高まったことが波及し値を上げたが、ローゼングレン米ボストン連銀総裁が「利上げ見送りは著しい不均衡生じさせるリスク」などと述べ、ドル買いが優勢となるとつれる形で上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円68銭前後まで下げたが、その後は買い戻しが入り101円台を回復。
・ポンド円は1ポンド=130円46銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは頭が重い。ユーロポンドやユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれた買いが入り、1ユーロ=1.1229ドル前後まで上げた。ただ、ボストン連銀総裁の発言でドル高が進むと1.1200ドル付近まで失速した。

[2016-09-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。ローゼングレン・ボストン連銀総裁が「利上げ見送りは著しい不均衡生じさせるリスク」などと述べたことで全般ドル高が進み円売りドル買いが先行した。その後しばらく方向感が出なかったが、引けにかけては持ち高調整の円売りが散見された。一方、カナダドルに対しては堅調。7月カナダ小売売上高や8月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、円買いカナダドル売りが優勢となった。原油先物相場の下落も円買いを後押しした。なお、ユーロに対しては軟調。ユーロカナダドルなどユーロクロスが急伸したほか、ユーロドルも底堅く推移したことで円売りユーロ買いが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円68銭前後から101円台を回復。その後101円ちょうど前後で方向感を欠いたが、引けにかけて101円16銭前後まで上げる場面があった。
・カナダドル円は1カナダドル=76円64銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは底堅い。ユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇が相場を支えた半面、ローゼングレン・ボストン連銀総裁の発言を受けてドル買い圧力も高まったため、1ユーロ=1.1215ドル前後で売買が交錯した。ただ、ユーロクロスが一段高となると1.12407ドル前後までじり高となった。

[2016-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均株価が150円超安まで下げたことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、対ドルなどで頭の重さを確認すると次第に上げ幅を縮小。市場では「国内輸入企業からの円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。

[2016-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後の日経平均株価が230円超下落したことでリスク回避の買いが先行した。欧州勢の参入後も欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景に買いの流れが継続。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った面があった。なお、黒田東彦日銀総裁は「長短金利操作付き量的質的金融緩和は政策の柔軟性や持続性、緩和効果を高めた」「国債買い入れはにわかに大きく減ったりしない」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。

[2016-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は堅調。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落したことをきっかけにリスク回避の円買いが先行。時間外の米10年債利回りが低下したため円買いドル売りも強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末安値の1ドル=100円68銭前後を下抜けて目先のストップロスを巻き込みながら100円35銭前後まで値を下げた。22日安値の100円10銭前後が目先の下値目処として意識されるとやや下げ渋ったが、戻りは限定的。
・ユーロ円は1ユーロ=112円85銭前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルはしっかり。ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれた買いが先行。米長期金利の低下も買いにつながり、1ユーロ=1.12701ドル前後まで値を上げた。

[2016-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。ドイツ銀行の経営不安が再燃したことで欧州株が大幅に下落したうえ、ダウ平均も一時180ドル近く下落。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り円全体を押し上げた。なお、8月米新築住宅販売件数(季節調整済み)が年率換算で60万9000件と予想の60万件程度を上回ったものの、相場の反応は限られた。

[2016-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。午前の日経平均株価が260円近く下落したことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、対ドルで仕掛け的な買いを進めた向きが反対売買を迫られると一転して売りが優勢に。日経平均株価が下げ幅を縮小したこともあり、円売り外貨買いの動きが強まった。なお、市場では「第1回米大統領候補テレビ討論会でドル安の必要性を強調する言及がなかったことが対ドルでの売りを誘った」との指摘もあった。

[2016-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。午後の日経平均株価が130円超高まで持ち直したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、売りが一巡するとナイトセッションの日経平均先物が下落したことで下げ渋る展開に。手掛かり材料に乏しいなか、総じて株価動向をにらんだ動きとなった。

[2016-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は堅調。上昇して始まった欧州株が一転下落したほか、ナイトセッションの日経平均先物が弱含むなど株安を背景に投資家のリスク志向低下を意識した円買いが先行。時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円10銭台まで下押ししたほか、ユーロ円は1ユーロ=112円25銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは軟調。ドイツ銀行の経営不安が意識されるなか、対ポンドを中心にユーロ安が進んだ流れに沿って売りが強まった。前日安値の1ユーロ=1.12212ドル前後を下抜けて1.11982ドル前後まで下落した。

[2016-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。ドイツ銀行の影響で欧州の銀行業界に対する懸念が再燃し、対ユーロ中心に円買いが先行。欧州株の下落や日経平均先物の下落も円買い外貨売りを誘った。ただ、安く始まったダウ平均が持ち直し、一時140ドル超上昇すると円高圧力は後退。9月米消費者信頼感指数が104.1と予想の99.0程度を上回ったことも相場の重しとなった。なお、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長は講演で「大幅な利上げは望んでいない」「ゼロ近辺の金利は経済的な決定に影響を及ぼす」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2016-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日本株安を見越した買いが先行したものの、頭の重さを確認すると次第に上値を切り下げた。本日はスポット応答日が月末にあたり、市場では「仲値に向けた売りも目立った」との指摘があった。

[2016-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。しばらく方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後にややドル買いが強まった流れに沿って値を下げた。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを促した面があった。

[2016-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が上昇したことを背景に円売りが先行。時間外の米10年債利回りが上昇したことも対ドルでの円売りを誘ったうえ、「独政府はドイツ銀行の救済を準備している」との報道を受けて円安ユーロ高も目立った。もっとも、株高が一服すると次第に下値を切り上げた。

[2016-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円はカナダドルに対して急落。「OPEC(石油輸出国機構)は原油生産の制限で合意した」との報道を受けて、WTI原油先物価格が5%を超える急騰。資源国通貨とされるカナダドルに買いが集まった。一方、ドルに対してはもみ合い。米10年債利回りが低下した場面では円買いドル売りが入ったものの、月末期末を控えたロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたドル買いのフローが観測されると弱含んだ。原油先物価格の上昇をきっかけにダウ平均が110ドル超上昇したことも相場の重し。なお、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は議会証言で「FOMCメンバーの過半数が年内に利上げが必要とみている」「FRBは株式購入を認められていない」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2016-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が大幅高となるなか、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。市場では「月末期末に絡んで国内輸入企業からの売りが観測された」との指摘もあり、対ドルでは損失覚悟の円売り注文を断続的に巻き込んで下げ幅を拡大した。

[2016-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが一服。午後の日経平均株価が290円超高まで上げ幅を広げたことを受けて、投資家のリスク志向改善を意識した売りが先行した。もっとも、一巡後は急ピッチで値を下げてきた反動から下げ渋る展開に。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことも円買い戻しを誘った面があった。

[2016-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。アジア時間に急ピッチで円安が進んだ反動が出たほか、ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだこともあり円の買い戻しが入った。ただ、4-6月期米国内総生産(GDP)確定値や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが伝わると対ドルを中心に円を売る動きが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円30銭台まで下げる場面があったが、強い米経済指標を受けて101円84銭前後まで一転上昇。
・ユーロ円も1ユーロ=113円60銭台まで売られた後は徐々に下値を切り上げている。
・ユーロドルは弱含み。対資源国通貨を中心にドル高が進んだ影響から売りが先行。強い米指標が伝わると売りが加速し1ユーロ=1.1197ドル前後まで下押しした。

[2016-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。4-6月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率1.4%増と予想の1.3%増を上回ったうえ、前週分の米新規失業保険申請件数が25万4000件と予想の26万件程度より強い結果となったため円売りドル買いが先行した。ただ、ドイツ銀行の株価が急落したことをきっかけにダウ平均が一時240ドル超下落。ナイトセッションの日経平均先物が270円下げるとリスク回避的な円買いドル売りが優勢となった。なお、ドイツ銀行のADRは一時9%下落した。「一部のヘッジファンドが同行内に滞留する余剰資金を引き出したりポジションを解消したりした」と伝わった。

[2016-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。日経平均株価が軟調な展開となったことでリスク回避の買いが先行したものの、上値の重さを確認すると次第に伸び悩んだ。12時過ぎには「国内機関投資家からのまとまった売りが観測された」との指摘もあって急落したが、その後は反動から下値を切り上げた。

[2016-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。12時過ぎに急ピッチで売りが進んだ反動から買い戻しが入った。午後の日経平均株価が戻りの鈍い動きとなったことも相場を下支え。また、対ユーロではドイツ銀行の経営不安を背景にした買いも進んだ。

[2016-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ドイツ銀行の経営不安を背景に円買いユーロ売りが先行。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落したこともリスク回避の円買いにつながった。もっとも、株価が買い戻されるとつれる形で上値を切り下げた。一方で、8月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)が予想を下回る結果となったため、対ドルでの円売りは一服している。

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