2010年4月15日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-6.8 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBはモーゲージ市場を監視し続ける」「経済が弱まり住宅市場やMBSが問題となるなら、MBSの購入を再開するだろう」
リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBは出口戦略について議論している」
リチャード・フィッシャー[NP-5.4 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「失業は依然として多過ぎる」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+4.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済活動は3月から4月初旬にセントルイスを除く大部分の地区でより強くなった」
リチャード・フィッシャー[NP+5.4 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米経済は正常化された公定歩合への準備が出来ている」
ユルゲン・シュタルク[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事は15日、ワシントンでの講演で「ECBはインフレにより財政赤字を実質的に削減することを求めることに反対」「既にソブリン債危機に入った」「大規模な財政赤字はインフレ期待を押し上げるかもしれない」などと述べたと伝えられている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
南アフリカ政府関係[NP+6.6 HDP -1.5 CHDP +1.2 RHDP -1.5 CRHDP +1.2]
・南アフリカのゴーダン財務相は14日、財務委員会の議会証言で「景気回復の速度は予測を下回っており、税収への悪影響が出れば、政府は税率を引き上げる可能性もある」ことを表明した。また、「現段階では税率を引き上げる必要はないが、税収に今後も改善の兆候が見られなければ、当省は税率引き上げを検討する」と指摘している。
2010年4月15日のFX要人発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「ユーロ圏の政府債のCDSに対する米金融機関のエクスポージャーは比較的限定されている」
ベン・バーナンキ[NP-6.8 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBはモーゲージ市場を監視し続ける」「経済が弱まり住宅市場やMBSが問題となるなら、MBSの購入を再開するだろう」
ベン・バーナンキ[NP+3.4 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP -0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「二番底に向かうリスクは数ヶ月前よりも低下している」
ベン・バーナンキ[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「二番底に向かうリスクは無視できない」
ベン・バーナンキ[NP+3.8 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率の減少は比較的に緩やかになる可能性がある」
ベン・バーナンキ[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率は10%付近で高止まる可能性があるが、もっとも可能性があるとは言えない」
ジェフリー・ラッカー[NP-2.0 HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「米住宅市場は急激な回復はなさそうだ」
リチャード・フィッシャー[NP-2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米経済は依然として大きなたるみがある」、「将来的な金利は経済の状況次第」
リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBは出口戦略について議論している」
リチャード・フィッシャー[NP-5.4 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「失業は依然として多過ぎる」
ジョージ・ソロス[NP-5.0 HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・著名投資家のソロス氏「世界経済に二番底のリスクがあるように見える」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「オバマ大統領は永久に緊急援助を行うリスクを生むような金融改革案を支持しないだろう」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「リスクは金融機関が負うべき」、「金融改革案は幅広く支持を集めると見込んでいる」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+4.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済活動は3月から4月初旬にセントルイスを除く大部分の地区でより強くなった」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+4.2 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「小売や自動車販売が増加している」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+4.4 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「多くの地区で住宅市場は低水準から上向いている」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.6 HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「商業用不動産は依然として非常に弱い」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+3.6 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP -0.1]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「雇用市場は依然弱いままであるが、臨時雇用などで雇用活動が確認されている」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP -0.1]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「賃金圧力は抑制されているとみなされている」
リチャード・フィッシャー[NP-2.0 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米経済には過剰な生産能力がある」、「過剰な生産能力がインフレを抑制している」
リチャード・フィッシャー[NP-4.0 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「”extended period”の文言の変更により、どんなシグナルを市場に送ることになるかについて警戒が必要」
リチャード・フィッシャー[NP+5.4 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米経済は正常化された公定歩合への準備が出来ている」
ジム・フラハティ[NP+4.8 HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダドルの強さはカナダ経済のファンダメンタルを反映している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が14日、議会証言で米低金利政策の長期化を示唆したことを受けて対ドルで円買いが強まると、その他通貨に対しても一時円買いが膨らんだ。ただ、米国株が堅調に推移し投資家のリスク志向が保たれていたため、上値では戻り売りが厚く押し下げられた。
白川方明[NP+4.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.4]
・白川方明日銀総裁「景気は海外経済の改善などで持ち直しが続く」
白川方明[NP-4.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.2]
・白川方明日銀総裁「デフレから脱却し、物価安定のもとで持続的成長経路に復帰することが重要な課題」
白川方明[NP-4.4 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.4]
・白川方明日銀総裁「極めて緩和的な金融環境を維持する」
中国政府関係[NP+4.0 HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.3]
・中国国家統計局の見解として「政策の柔軟性を拡大する」「経済成長にとって複雑な環境に直面」「1-3月期の経済成長は年間の成長目標にとって良い基礎となる」などと伝えている。
中国政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.3]
・中国商務省報道官の話として「中国は米国の経済問題の犠牲になるべきでない」などと伝えている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の米株高を受けて日本株が大幅に上昇すると、リスク許容度回復に伴って金利の低い円を売る動きが出た。対ドルでは、事業法人の決済が集中しやすい五十日とあって仲値決済に絡んだ円売りも見られた。中国国家統計局が発表した1-3月期の中国国内総生産(GDP)が予想より若干強い内容となったこと受けて、上海総合指数が底堅く推移したことも円の重しとなった。
日本銀行(日銀)関係[NP+3.6 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・日銀が15日公表した4月の地域経済報告(さくらレポート)では、最近の景気情勢について、前回(1月時点)同様、ペースや広がりに差異があるものの、全ての地域が基調判断を「持ち直し」の動きがみられると報告された。なお、今回の地域別総括判断を前回と比較すると、2地域(四国、九州・沖縄)が基調に変化なしと判断したが、それ以外の7地域(北海道、東北、北陸、関東甲信越、東海、近畿、中国)では、改善の動きの広がりやペースの加速など、基調に改善方向の変化があると判断された。
韓国政府関係[NP-7.4 HDP -7.0 CHDP +0.0 RHDP -7.0 CRHDP +0.0]
・韓国為替当局が15日、ウォン高抑制のためにドル買いウォン売り介入を行った模様と、市場関係者の話として報じられている。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「EUはギリシャ支援計画の後に欧州救済メカニズムを導入しなければならない」「ギリシャ支援計画は信用できる」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・早川日銀大阪支店長「関西景気は輸出産業が多いため為替が止まっているのは少しプラス」
オッリ・レーン[NP HDP -2.9 CHDP -0.5 RHDP -2.9 CRHDP -0.5]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャは債務不履行にならない」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・ギリシャの国債と独国債の利回りスプレッドが400bpに拡大した。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)月報「政策金利の水準は適切」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)月報「インフレは緩やかなまま」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・複数の通信社が「英国の全空港が閉鎖した」と伝えている。アイスランドの火山灰の影響で離発着が不可能となったことが背景にある模様。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて買いが強まった。ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが拡大したことを受け欧州勢がユーロ売りで参入すると、ユーロ円が下落。他の通貨に対しても円買いが波及した。中国の早期金融引き締めに対する懸念が高まったことも円買いを促した。損失覚悟の円買いを巻き込むと上昇の勢いが増した。
南アフリカ政府関係[NP+6.6 HDP -1.5 CHDP +1.2 RHDP -1.5 CRHDP +1.2]
・南アフリカのゴーダン財務相は14日、財務委員会の議会証言で「景気回復の速度は予測を下回っており、税収への悪影響が出れば、政府は税率を引き上げる可能性もある」ことを表明した。また、「現段階では税率を引き上げる必要はないが、税収に今後も改善の兆候が見られなければ、当省は税率引き上げを検討する」と指摘している。
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.0]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「金融の安定と成長のバランスが必要」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相は複数年の経済政策計画でEU、ECB、IMFとの協議を求めていると述べた。また、同氏はギリシャが要請した場合、計画はEU、IMFにより支援される可能性があるとの認識を示したようだ。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャ財務省は複数年の経済政策計画でEU、ECB、IMFとの協議を要請する内容の書簡を送ったが、支援策の発動に繋がることにはならないと、当局者が述べた。
リチャード・フィッシャー[NP HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBのバランスシートは大き過ぎる」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP +0.6 CHDP -0.3 RHDP +0.6 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)は19日にアテネに専門部会を派遣すると報じられた。IMFは派遣に関して、ギリシャが支援要請をした場合に備えてのものとの見解を示したようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ギリシャとドイツの10年物国債のスプレッドが400bp超に拡大したと伝わると、ギリシャの資金繰り懸念が再燃。対ユーロで円買いが膨らみ、円全体を押し上げた。「中国が15日に預金準備率を引き上げる」との憶測が広がったことも、投資家のリスク志向の後退につながり円買いを誘った。ただ、時間外のダウ先物や英・独の株価指数が下げ止まったため持ち高整理の円売りが出て円の上値は若干切り下がった。「中国の預金準備率の引き上げが現時点では行われていないこともポジション調整の円売りを誘った」との指摘もある。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=92円90銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=125円82銭前後まで一時売られた。
・ユーロドルは軟調。19時前に1ユーロ=1.3521ドル前後と本日安値を付けた。ギリシャ問題が再び意識されたことを受けた。その後は、短期筋からの買い戻しが入り下げ幅が縮まっている。パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相が複数年の経済政策計画で欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)との協議を求めているとの一部報道も下値を支えた。
リチャード・フィッシャー[NP HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「今の本当の問題は米国の財政赤字だ」
ジャン=クロード・ユンケル[NP+3.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャはユーロの下落に唯一責任があるのではない」、「成長見通しの違いもユーロ安の原因」、「人民元は国際貿易の動向に応じて変動するべき」
ユルゲン・シュタルク[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事は15日、ワシントンでの講演で「ECBはインフレにより財政赤字を実質的に削減することを求めることに反対」「既にソブリン債危機に入った」「大規模な財政赤字はインフレ期待を押し上げるかもしれない」などと述べたと伝えられている。
オッリ・レーン[NP HDP -2.9 CHDP -0.5 RHDP -2.9 CRHDP -0.5]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャ複数年の計画を求めている」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.2 CHDP +0.1 RHDP -7.2 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「注目をスプレッドからそらすべきだ」、「ECBとIMF、欧州委員会との協力は事実」、「支援の有無に関係なく、問題に取り組む」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が14日、議会証言で米低金利政策の長期化を示唆したことを受けて対ドルで円買いが強まると、その他通貨に対しても一時円買いが膨らんだ。ただ、米国株が堅調に推移し投資家のリスク志向が保たれていたため、上値では戻り売りが厚く押し下げられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の米株高を受けて日本株が大幅に上昇すると、リスク許容度回復に伴って金利の低い円を売る動きが出た。対ドルでは、事業法人の決済が集中しやすい五十日とあって仲値決済に絡んだ円売りも見られた。中国国家統計局が発表した1-3月期の中国国内総生産(GDP)が予想より若干強い内容となったこと受けて、上海総合指数が底堅く推移したことも円の重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて買いが強まった。ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが拡大したことを受け欧州勢がユーロ売りで参入すると、ユーロ円が下落。他の通貨に対しても円買いが波及した。中国の早期金融引き締めに対する懸念が高まったことも円買いを促した。損失覚悟の円買いを巻き込むと上昇の勢いが増した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ギリシャとドイツの10年物国債のスプレッドが400bp超に拡大したと伝わると、ギリシャの資金繰り懸念が再燃。対ユーロで円買いが膨らみ、円全体を押し上げた。「中国が15日に預金準備率を引き上げる」との憶測が広がったことも、投資家のリスク志向の後退につながり円買いを誘った。ただ、時間外のダウ先物や英・独の株価指数が下げ止まったため持ち高整理の円売りが出て円の上値は若干切り下がった。「中国の預金準備率の引き上げが現時点では行われていないこともポジション調整の円売りを誘った」との指摘もある。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=92円90銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=125円82銭前後まで一時売られた。
・ユーロドルは軟調。19時前に1ユーロ=1.3521ドル前後と本日安値を付けた。ギリシャ問題が再び意識されたことを受けた。その後は、短期筋からの買い戻しが入り下げ幅が縮まっている。パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相が複数年の経済政策計画で欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)との協議を求めているとの一部報道も下値を支えた。