2011年3月23日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・東京都は23日、葛飾区にある浄水場から乳児が摂取してよい水準を超える放射性物質が検出されたと発表した。乳児に限り、この浄水場を利用する東京23区と武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市での水道水摂取を控えるよう呼びかけた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・NHKは23日、東京電力福島第1原発3号機で黒煙が発生し作業員が退避したと報じた。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.0 HDP +0.9 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
・ビニスマギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ユーロ圏は現在デフレリスクに直面していない」「ＥＣＢは日本とリビアを注意深く監視している」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「6月に一段の緩和政策を取る必要はない」「量的緩和策を原因とする懸念の兆しが見え始めている」
リチャード・フィッシャー[NP+5.0 HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「量的緩和政策のいかなる延長にも反対票を投じる」「米物価は『上昇への出発点』にある可能性」
リチャード・フィッシャー[NP+5.2 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.1]
・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「ユーロ圏諸国のデフォルトに対して懸念はしていない」「日本の震災は短期的な物価上昇圧力を生み出す可能性がある」「日本の震災が長期的な金融政策に影響を与えるとは考えていない」
ジョージ・オズボーン[NP+4.0 HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・オズボーン英財務相「2011年のインフレ率は4－5％を維持する見込み」、「2012年のインフレ率は2.5％へと低下する見込み」「英中央銀行のインフレターゲットは2％で維持する」
ジョージ・オズボーン[NP-4.8 HDP -0.6 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・オズボーン英財務相「今年4月から法人税を2％減税へ」「23％に到達するまで1年毎に1％ずつ法人税の減税を続ける見込み」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.3]
・宮尾龍蔵日銀審議委員「市場が過度に悲観に振れた場合には、中銀の積極的な資産購入などに是正の効果がある」「決済システムと金融市場の安定確保に日銀は全力で取り組む」
2011年3月23日のFX要人発言・ニュース
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・独政府筋の話として報じたところによると、メルケル独首相はユーロ圏財務相会合における欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）の合意に関して、さらに議論するよう求めているという。メルケル首相はＥＳＭの合意は正しい方向にあるとの認識である一方、資本注入の詳細に関しては変更すべきとの見方を示しているようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで小高い。米10年物国債利回りが上昇幅縮小から低下へと転じると、日米金利差縮小を意識した売りが出た。もっとも、政府・日銀の円売り介入警戒感も根強く、上値も限られた。
また、ユーロに対しても強含み。アイルランドのアライド・アイリッシュ銀行の利払いが遅れるとの噂が広がったほか、ポルトガル議会で同国の緊縮財政策が23日に承認されない可能性が浮上。さらにメルケル独首相がユーロ圏財務相会合での欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）の合意に関して、再び議論するよう求めていると報じられるなど、欧ソブリンリスクを意識させる材料が相次いだことが対ユーロでの円買いを誘った。ただ、アライド・アイリッシュ銀行がその後に噂を否定したこともあって次第に手掛かりを失うと、終盤は伸び悩んだ。
バラク・オバマ[NP HDP -1.4 CHDP +0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.3]
・オバマ米大統領（ＣＮＮとのインタビューで）「リビアの反政府勢力の支援で各国と協議している」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -4.6 CRHDP -0.4]
・宮尾龍蔵日銀審議委員「東日本大震災は阪神大震災より供給面から経済活動を下押しする程度が長期化する可能性」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.3]・宮尾龍蔵日銀審議委員「市場が過度に悲観に振れた場合には、中銀の積極的な資産購入などに是正の効果がある」「決済システムと金融市場の安定確保に日銀は全力で取り組む」
中国人民銀行関係[NP+4.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +4.9 CRHDP +0.0]
・易綱・中国人民銀行副総裁「中国は今年大きなインフレ圧力に直面」「今年のＣＰＩは4％を維持すると確信している」「現在の金利水準に満足している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。年度末を控えた日本の輸出企業などによる円買いが対ドルやユーロ中心に入ったほか、日本株相場の下落に伴う円買い外貨売りが入った。ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感は根強く、上値は限定的だった。対ドルでは仲値決済に向けた円売りも出た。
白川方明[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「国債金利は低位安定しており、市場は政府が財政バランスを確保する意思を持っていると評価している」
白川方明[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]・白川方明日銀総裁「通貨の信認維持と物価の安定が重要」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・東京都は23日、葛飾区にある浄水場から乳児が摂取してよい水準を超える放射性物質が検出されたと発表した。乳児に限り、この浄水場を利用する東京23区と武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市での水道水摂取を控えるよう呼びかけた。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.3]・宮尾龍蔵日銀審議委員「景気や物価の見通しを点検しながら、必要と判断されれば適切な手段を講じていく」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「足もとでは地震の影響で生産活動などの停滞が生じている」「地震の影響で景気の停滞が長期化することに留意する必要がある」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]・NHKは23日、東京電力福島第1原発3号機で黒煙が発生し作業員が退避したと報じた。
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「金融改革についてすべきことが依然として多くあり、全体的に重要な機関の管理を一段と注視する必要」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]・共同通信が報じたところによると、東京電力福島第1原発3号機で発生していた黒煙は徐々に収まっているようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時買いが優勢となった。東京都が葛飾区にある浄水場から乳児が摂取してよい水準を超える放射性物質が検出されたと発表すると、日経平均が200円超下落。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から、円買い外貨売りが進んだ。ＮＨＫが「東京電力福島第1原発3号機で黒煙が発生し、作業員が退避した」と伝えると、損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上昇の勢いが増した。
ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感は根強く夕刻にかけては売りに押された。「東京電力福島第1原発3号機で発生していた黒煙は徐々に収まっている」との一部報道も意識され相場の重しとなったようだ。
イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・英中銀金融政策委員会議事要旨（9－10日分）「0.50％の政策金利と、2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模の据え置きを5対3対1で決定」
イングランド銀行(BOE)[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]・英中銀金融政策委員会議事要旨（9－10日分）「ポーゼン委員が500億ポンドの資産買い取りプログラムの増額を主張し、センタンス委員が0.50％の利上げを主張。デール委員とウィール委員が0.25％の利上げを主張」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.4 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +2.2 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「金利を低い水準に維持することは市場をゆがませ過度のリスクテイクを生み出す」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.0 HDP +0.9 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]・ビニスマギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ユーロ圏は現在デフレリスクに直面していない」「ＥＣＢは日本とリビアを注意深く監視している」
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP +0.3 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・EU首脳会議の草案によると、欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の実質融資能力を4400億ユーロに拡大する計画の詳細を6月末までに決定する方針だという。ただ、今週のEU首脳会議では詳細の決定はなされない模様。
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「6月に一段の緩和政策を取る必要はない」「量的緩和策を原因とする懸念の兆しが見え始めている」
リチャード・フィッシャー[NP+5.0 HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「量的緩和政策のいかなる延長にも反対票を投じる」「米物価は『上昇への出発点』にある可能性」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・トルコ中銀は23日、政策金利を現行の6.25％で据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
リチャード・フィッシャー[NP+5.2 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.1]・フィッシャー･米ダラス連銀総裁「ユーロ圏諸国のデフォルトに対して懸念はしていない」「日本の震災は短期的な物価上昇圧力を生み出す可能性がある」「日本の震災が長期的な金融政策に影響を与えるとは考えていない」
ジョージ・オズボーン[NP-4.6 HDP -0.6 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・オズボーン英財務相「2011年の英成長率予想を2.1％から1.7％へと下方修正」「2012年の成長率予想を2.6％から2.5％へと下方修正」
ジョージ・オズボーン[NP+4.0 HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]・オズボーン英財務相「2011年のインフレ率は4－5％を維持する見込み」、「2012年のインフレ率は2.5％へと低下する見込み」「英中央銀行のインフレターゲットは2％で維持する」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]・オズボーン英財務相「2010－11年度の財政赤字は1460億ポンド、11－12年度の財政赤字は1220億ポンドと予想」
ジョージ・オズボーン[NP-4.8 HDP -0.6 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]・オズボーン英財務相「今年4月から法人税を2％減税へ」「23％に到達するまで1年毎に1％ずつ法人税の減税を続ける見込み」
イギリス政府関係[NP HDP -3.7 CHDP -0.5 RHDP -3.7 CRHDP -0.5]
・英政府は23日、2011－12年度に英国債を1690億ポンド発行する見込みであることを明らかにした。2010－11年度の1664億ポンドから国債発行額を増加する方針。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・23日の欧州外国為替市場で円は下値が堅かった。東京電力・福島第１原発３号機で発生していた黒煙が徐々に収まったと伝わり、投資家のリスク回避姿勢が緩和したほか、時間外の米株価指数先物が急上昇したこともあって、一時低金利の円を売る動きが見られた。
ただ、イングランド銀行（ＢＯＥ、中央銀行）が23日発表した９―10日分の金融政策委員会（ＭＰＣ）議事要旨で、政策金利の据え置きが５対３対１で決定したと伝わると、利上げを主張する委員が増えると予想していた参加者から円買いポンド売りが出た。更に、時間外の米株価指数先物が急速に値を下げ、マイナス圏に沈むと、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが入った。ユーロに対しては、財政問題が改めて意識されて円買いが持ち込まれた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時前に１ドル＝80円70銭前後まで下落。
・ユーロ円は19時過ぎに１ユーロ＝115円03銭前後まで値を上げたが、ダウ先物の下落や、欧信用不安を背景とした売りで、114円台前半に押し下げられた。
・ポンドドルは軟調。英ＭＰＣ議事要旨で、利上げを主張する委員が増加しなかったことや、オズボーン英財務相が23日、議会に提出した2011年度の予算案で、2011年と2012年の成長率予想を下方修正したことが嫌気された。22時過ぎに１ポンド＝1.6219ドル前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは軟調。ポルトガル議会が23日に決議予定の緊縮財政案が否決される可能性が高まり、財政問題が意識されて売りが出た。欧州連合（ＥＵ）首脳会議の草案として、「欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の実質融資能力を4400億ユーロに拡大する計画の詳細を６月末までに決定する方針である」と伝わると、24-25日に開催されるＥＵ首脳会議で詳細が決まる可能性がなくなったとしてユーロ売りを進める動きも見られた。22時30分過ぎに１ユーロ＝1.4109ドル前後まで下げた。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]・独政府筋の話として報じたところによると、ドイツはユーロ圏首脳会合で欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）に関して貢献システムの変更を模索しているという。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]・ドイツ政府の関係者の話として「欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の最終決定とドイツ議会の承認の時間枠は、6月末である」などと述べたと伝えた。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]・独政府筋の話として報じたところによると、ユーロ圏首脳会合では欧州中央銀行（ECB）の新総裁については議題にならない見込みだという。
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで小高い。米10年物国債利回りが上昇幅縮小から低下へと転じると、日米金利差縮小を意識した売りが出た。もっとも、政府・日銀の円売り介入警戒感も根強く、上値も限られた。
また、ユーロに対しても強含み。アイルランドのアライド・アイリッシュ銀行の利払いが遅れるとの噂が広がったほか、ポルトガル議会で同国の緊縮財政策が23日に承認されない可能性が浮上。さらにメルケル独首相がユーロ圏財務相会合での欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）の合意に関して、再び議論するよう求めていると報じられるなど、欧ソブリンリスクを意識させる材料が相次いだことが対ユーロでの円買いを誘った。ただ、アライド・アイリッシュ銀行がその後に噂を否定したこともあって次第に手掛かりを失うと、終盤は伸び悩んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。年度末を控えた日本の輸出企業などによる円買いが対ドルやユーロ中心に入ったほか、日本株相場の下落に伴う円買い外貨売りが入った。ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感は根強く、上値は限定的だった。対ドルでは仲値決済に向けた円売りも出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時買いが優勢となった。東京都が葛飾区にある浄水場から乳児が摂取してよい水準を超える放射性物質が検出されたと発表すると、日経平均が200円超下落。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から、円買い外貨売りが進んだ。ＮＨＫが「東京電力福島第1原発3号機で黒煙が発生し、作業員が退避した」と伝えると、損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上昇の勢いが増した。
ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感は根強く夕刻にかけては売りに押された。「東京電力福島第1原発3号機で発生していた黒煙は徐々に収まっている」との一部報道も意識され相場の重しとなったようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は下値が堅かった。東京電力・福島第１原発３号機で発生していた黒煙が徐々に収まったと伝わり、投資家のリスク回避姿勢が緩和したほか、時間外の米株価指数先物が急上昇したこともあって、一時低金利の円を売る動きが見られた。
ただ、イングランド銀行（ＢＯＥ、中央銀行）が23日発表した９―10日分の金融政策委員会（ＭＰＣ）議事要旨で、政策金利の据え置きが５対３対１で決定したと伝わると、利上げを主張する委員が増えると予想していた参加者から円買いポンド売りが出た。更に、時間外の米株価指数先物が急速に値を下げ、マイナス圏に沈むと、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが入った。ユーロに対しては、財政問題が改めて意識されて円買いが持ち込まれた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時前に１ドル＝80円70銭前後まで下落。
・ユーロ円は19時過ぎに１ユーロ＝115円03銭前後まで値を上げたが、ダウ先物の下落や、欧信用不安を背景とした売りで、114円台前半に押し下げられた。
・ポンドドルは軟調。英ＭＰＣ議事要旨で、利上げを主張する委員が増加しなかったことや、オズボーン英財務相が23日、議会に提出した2011年度の予算案で、2011年と2012年の成長率予想を下方修正したことが嫌気された。22時過ぎに１ポンド＝1.6219ドル前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは軟調。ポルトガル議会が23日に決議予定の緊縮財政案が否決される可能性が高まり、財政問題が意識されて売りが出た。欧州連合（ＥＵ）首脳会議の草案として、「欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の実質融資能力を4400億ユーロに拡大する計画の詳細を６月末までに決定する方針である」と伝わると、24-25日に開催されるＥＵ首脳会議で詳細が決まる可能性がなくなったとしてユーロ売りを進める動きも見られた。22時30分過ぎに１ユーロ＝1.4109ドル前後まで下げた。