2011年9月23日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「ギリシャをどう助けるか、方向がしっかりしてくればEFSF債追加購入などの支援は十分にあり得る」
白川方明[NP-2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁「今の円高は世界経済の不確実性が高まるなかで投資家の安全資産選好から起きている」「欧州の債務問題は世界経済や日本経済にも重要」
韓国政府関係[NP-4.8 HDP -6.3 CHDP +0.1 RHDP -5.8 CRHDP +0.1]
・韓国財務省の声明として「日韓財務相は過度な為替変動を懸念している」と伝えた。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は23日、「過度な為替変動は経済の安定性損なう」「日本は震災後の復興に向けて著しい財政政策を実施している」などの共同声明を発表した。
リュック・クーン[NP-5.8 HDP -0.2 CHDP -0.8 RHDP -0.2 CRHDP -0.8]
・クーン欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー(ベルギー中銀総裁)(ブルームバーグとのインタビューで)「利下げを排除しない」「経済指標が予想より悪化すればECBは10月に行動する可能性」
クラース・クノット[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・オランダ中銀のクノット総裁「ギリシャのデフォルトを排除できない」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは23日、ギリシャの銀行8行の格付けを2段階引き下げたと発表した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
・ギリシャ財務省は議員に対し「混乱を起こすデフォルト」「7月21日の合意の実行」「債権者に対する50%のヘアカットを伴う秩序だったデフォルト」の3つのシナリオを示したという。また、ギリシャにとって「50%のヘアカットを伴うデフォルト」を要請することは非常に危険なものとなり、多くの協調的な努力が求められるだろうとした。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
リュック・クーン[NP-5.8 HDP -0.2 CHDP -0.8 RHDP -0.2 CRHDP -0.8]
・クーン欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー(ベルギー中銀総裁)(ブルームバーグとのインタビューで)「利下げを排除しない」「経済指標が予想より悪化すればECBは10月に行動する可能性」
2011年9月23日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米財務省は22日、来週の米国債の入札予定を発表。27日に2年債350億ドル、28日に5年債350億ドル、29日に7年債290億ドル規模の入札を実施するとした。
ジョン・リプスキー[NP HDP -1.3 CHDP +0.2 RHDP -1.3 CRHDP +0.2]
・リプスキー国際通貨基金(IMF)専務理事代行「欧州圏の銀行がより資本が必要であることは明らかだ」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・BNPパリバのCEOは22日、一部メディアに対してカタールとの出資協議に関する報道について「正式に否定する」と述べたと伝わった。資本増強の必要性がないことが理由としている。カタール政府系ファンドとの接触は通常の業務の一環との見解を示した。
安住淳[NP-4.8 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「過度な円高に対しては断固たる措置を取る」「円は日本経済を反映した適切な水準になるべき」
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「ギリシャをどう助けるか、方向がしっかりしてくればEFSF債追加購入などの支援は十分にあり得る」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米財務省によると、10年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.078%、応札倍率(カバー)が2.61倍となった。
エルッキ・リーカネン[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「欧州債務危機のリスクは世界的なものとなった」
白川方明[NP-2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁「今の円高は世界経済の不確実性が高まるなかで投資家の安全資産選好から起きている」「欧州の債務問題は世界経済や日本経済にも重要」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・BRICSは22日、財務相会合後の声明で「世界的な金融危機への対処でIMFを通じた支援検討の用意がある」との見解を示したと伝えられた。
ヴィトル・コンスタンシオ[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「市場の状況は悪くなっている」「いくつかの国債市場は極めて低い取引量となっている」「ECBは通貨価値を落とすことはない」「金融システムは流動性がなく担保不足に陥っている」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・ワシントンで開催中の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は当初、声明を出さない予定だったものの、金融市場が不安定になっていることを受けて、緊急の声明を出す方向で調整中であると報じられた。日本時間の23日午前に発表される可能性があるようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。豪ドルやNZドル、ポンドなど高金利通貨に対しては堅調な展開となった。NY時間に入って以降も欧州株式相場がさえない動きを続けたほか、ダウ工業株30種平均が一時前日比で520ドル超安まで下げ幅を広げたことを受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まるとの思惑から円買い外貨売りが出た。なお、ダウ平均は引け間際に急ピッチで下げ幅を縮めたため、引けにかけては円の戻り売りが出る場面も見られたものの、買い戻しの勢いは限定的だった。
一方、円やユーロに対しては上値の重い動き。安住淳財務相が「過度な円高に対しては断固たる措置を取る」「円は日本経済を反映した適切な水準になるべき」などと発言したことを受けて、介入警戒感の高まりを意識した円売りドル買いが出たことが、円ドル相場の上値を抑制。また、対ユーロでは「英フィナンシャルタイムズ(FT)が『欧州連合(EU)は欧州のストレステストで不合格に近かった16の銀行に対する資本増強計画を加速させるもよう』と報じたことが円売りユーロ買いにつながった」との指摘があった。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・アスムッセン独財務次官「世界的な通貨システムの改革に向けたG20の作業部会は職務を果たしている」「通貨システムの改革は来年のG20の議題にとどまる」「G20の部会は長期にわたって主要通貨が柔軟である必要性で合意」「現時点で人民元は世界的な主要通貨になる一部の要素を欠いている」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは23日、スロベニアの格付けを「AA2」から「AA3」に引き下げたと発表した。
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -1.2 CHDP -0.7 RHDP -1.2 CRHDP -0.7]
・キャメロン英首相「ユーロ圏の解体は誰の利益でもない」
スティーヴン・ハーパー[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.3]
・ハーパー・カナダ首相「世界市場の不確実性は極めて危険な水準になりつつある」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米財務省の発表として「ガイトナー米財務長官が周小川・中国人民銀行総裁と明日会談する」と伝えた。
韓国政府関係[NP-4.8 HDP -6.3 CHDP +0.1 RHDP -5.8 CRHDP +0.1]
・韓国財務省の声明として「日韓財務相は過度な為替変動を懸念している」と伝えた。
韓国政府関係[NP-4.8 HDP -6.3 CHDP +0.0 RHDP -5.7 CRHDP +0.1]
・韓国為替当局は23日、ウォン安抑制のためにドル売りウォン買い介入を行った模様。市場関係者の話として報じられた。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.0]
・豪州中央銀行(RBA)は23日、金融安定報告を公表した。「新たな混乱が深刻な危機の始まりかどうか言及するのは時期尚早」「国内銀行は2008-09年の危機より市場の緊張に対処するためのよい立場にある」などとした。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は23日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の関係筋の話として「G20声明で新たに具体的な政策提案はないだろう」「バロワン仏経済財務雇用相が記者会見を開くだろう」と伝えた。
フランス政府関係[NP HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
・バロワン仏経済財務雇用相「G20共同声明の発表に合意した」「債務危機に関連した世界経済悪化のリスクがある」
フランス政府関係[NP HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
・バロワン仏経済財務雇用相「G20はソブリン債務危機に対応する」「G20は金融安定を維持するために行動するだろう」
フランス政府関係[NP HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
・バロワン仏経済財務雇用相「ユーロ圏諸国はEFSFの柔軟性を拡大するためのあらゆる必要な措置を実行することで合意」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は23日、共同声明を発表した。「G20は銀行システムの安定性を保護することにコミット」「中銀は必要に応じて銀行に流動性を供給する用意がある」「G20は世界的な困難に対して力強く協調した対応を約束する」「ユーロ圏諸国はEFSFの柔軟性を拡大するための行動を次の会合までに実施するだろう」などとした。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「欧州にさらなるストレステストは必要ない」「フランスの銀行はギリシャのデフォルトに対応できる」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は23日、「過度な為替変動は経済の安定性損なう」「日本は震災後の復興に向けて著しい財政政策を実施している」などの共同声明を発表した。
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「円高が8月から経済に損害を与えているとの日本の懸念をG20に表明した」
白川方明[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁「日本経済は安定的に回復しているが、世界経済の不確実性が高まっているとG20に表明した」
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「日本のさらなるEFSF債購入は可能性のひとつ」「EFSFがさらに資本を増強する必要があれば、日本は支援する可能性」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・23日、財務省高官の話として「為替に関するG20声明は日本のみならず通貨が急速に下落している新興国の見解も反映している」と報じた。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、オーストラリアの格付け「AAA」を確認した。また、見通しは「安定的」とした。
リュック・クーン[NP-5.8 HDP -0.2 CHDP -0.8 RHDP -0.2 CRHDP -0.8]
・クーン欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー(ベルギー中銀総裁)(ブルームバーグとのインタビューで)「利下げを排除しない」「経済指標が予想より悪化すればECBは10月に行動する可能性」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して売り一服。時間外の米株価指数先物の上昇を背景に、投資家のリスク回避姿勢が緩和するとして足もとの急速な円高を調整する動きが出た。市場では「20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が緊急声明で欧州債務危機に関する協調を確認するとの一部報道がユーロ買いを促した」との声があり、円安ユーロ高が進んだことも円全体を押し下げた。ただ、韓国総合株価指数などアジア株全般が下げ幅を拡大するにつれて円売りは一服した。
一方、ドルに対しては小動き。新規の材料に乏しかったうえ、東京市場が秋分の日の休場で商いが薄く値動きが細った。安住淳財務相は23日、G20終了後の記者会見で「円高が8月以降、経済に損害を与えているとの日本の懸念をG20に表明した」などと述べたが、影響は限定的だった。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・20カ国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)
我々、G20の財務大臣と中央銀行総裁は、世界経済が直面している新たな課題、特にソブリンへのストレス、金融システムの脆弱性、市場の混乱、弱い経済成長、および受け入れ難いほど高い失業率により高まっている下方リスクに対処するため、力強く協調のとれた国際的対応にコミットしている。
我々は、金融の安定性を維持し、信認を回復し、成長を支えるため、強固な行動を取りつつある。ユーロ圏諸国は、財政の持続可能性を確保するための主要な手段を採ってきており、ユーロ圏の首脳が2011年7月21日に行った決定を履行しつつある。具体的には、ユーロ圏は我々の次回の会合時までに、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の柔軟性を増し、危機の伝播を抑えるためにその影響力を最大化させるための行動を実施しているであろう。米国は、中期的な財政の持続可能性を回復するために計画された財政改革と併せた、公共投資、税制上のインセンティブ、及び焦点を絞った雇用対策を通じた、成長と雇用を強化するための相当な規模のパッケージを打ち出した。 日本は、中期的な財政健全化のコミットメントを維持しつつ、震災復興のための本格的な財政措置を実施しつつある。下方リスクの高まりは、新興市場国と途上国が直面する経済環境についてもより困難にしており、これらの国は、安定性と持続的な成長を維持するために、マクロ経済政策を状況に応じて調整している。新興市場国の経済が構造改革や経済ファンダメンタルズを反映する為替レートの一層の柔軟性を通じることを含めて、全体としてさらに内需主導の成長に向うことで、グローバルな成長に対するこれらの国々の貢献は増加するであろう。我々は、為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与えることを再確認する。
我々は、成長を支え、信頼に足る財政健全化計画を実施し、強固で持続可能かつ均衡ある成長を確保することにコミットしている。このためには、全ての国が各々の役割を果たす、集合的で大胆な行動計画が必要となるであろう。我々は、カンヌ・サミットに向けて、短期的な決定と中長期的な視点を含む、協調的な政策についてのアクションプランを策定するため、協働していく。
我々は、必要な場合に銀行システムと金融市場の安定を保つために必要な全ての行動を採ることにコミットする。我々は、銀行が現在のリスクに対応するために充分な資本および資金へのアクセスを有し、合意されたスケジュールに沿ってバーゼルⅢを完全に実施することを確保する。中央銀行は引き続き、必要な場合に銀行に流動性を供給する準備がある。金融政策は、物価の安定を維持し、引き続き経済回復を支える。
我々は、次回の会合において、本日のコミットメントの実施にかかる進展をレビューする。
クラース・クノット[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・オランダ中銀のクノット総裁「ギリシャのデフォルトを排除できない」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米下院は歳出災害支援計画を可決したという。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは23日、ギリシャの銀行8行の格付けを2段階引き下げたと発表した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
・ギリシャ財務省は議員に対し「混乱を起こすデフォルト」「7月21日の合意の実行」「債権者に対する50%のヘアカットを伴う秩序だったデフォルト」の3つのシナリオを示したという。また、ギリシャにとって「50%のヘアカットを伴うデフォルト」を要請することは非常に危険なものとなり、多くの協調的な努力が求められるだろうとした。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は23日、四半期報告のなかで「スイスフランは依然として高く、引き続き低下すべき」「無制限に通貨を購入する用意がある」などの見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。クノット・オランダ中銀総裁が「ギリシャのデフォルトを排除できない」との認識を示したと伝わったほか、 米格付け会社ムーディーズがギリシャの銀行8行の格付けを2段階引き下げたことを材料に円買いユーロ売りが進むと、その他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、時間外の米株価指数先物や英独の株価指数の上げ幅拡大に伴い、投資家のリスク許容度が改善するとして低金利の円は次第に売りに押された。
一方、ドルに対しては小動き。東京市場が秋分の日の休場で商いが引き続き薄れるなか取引材料が乏しかった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
・ギリシャ財務省は23日、「ギリシャは7月21日の合意を実行することを決定した」と発表した。なお、23日、ギリシャ財務省が議員に対し「混乱を起こすデフォルト」「7月21日の合意の実行」「債権者に対する50%のヘアカッ トを伴う秩序だったデフォルト」の3つのシナリオを示したと報じていた。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・ドイツ政府報道官の話として「ドイツはギリシャが改革を遂行すると確信している」と伝えた。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・独財務省報道官の話として報じたところによると、独財務省は「われわれの立場は変わっていない」として欧州共同債発行の提案を改めて拒否したという。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・欧州連合(EU)は、欧州の複数の銀行では資本増強の動きが続いているが、全ての欧州銀行システムが資本増強を必要としているとの噂は信じられないとの見解を示した。
中国政府関係[NP HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.3]
・中国が、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ(BRICS)は、インフレと国境を越えた資本流入に対応するため柔軟かつ効果的な対策をとる必要があるとの見解を示したと報じた。
クラース・クノット[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・オランダ中銀のクノット総裁「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模をさらに拡大し、1兆ユーロを超える規模とするべきなのか確信が持てない」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「欧州中央銀行(ECB)は流動性を供給する用意がある」「緊急の流動性の問題はない」「銀行は、長期的な資本調達の問題はある」
イェンス・バイトマン[NP+2.0 HDP +3.5 CHDP -0.2 RHDP +3.5 CRHDP -0.2]
・バイトマン独連銀総裁「新たな景気後退はなさそうだ」「銀行の資本状況は2008年よりも良好」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相「G20では危機の主な原因が高水準の財政赤字にあると意見が一致した」「EFSFは銀行に対して直接的に資本増強を行うべきではない」
ジョージ・オズボーン[NP+2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
・オズボーン英財務相「英国の金融機関の資本と流動性はきちんとしている」「欧州圏は圏内の銀行の資本をしっかりとしたものにしなければならない」「英国の財政政策は、経済成長の減速に耐えることが出来る」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は一進一退。欧州株が高く始まった際や時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げた場面では円売りが見られたものの、欧州株、米株価指数先物が下げに転じ下げ幅を拡大すると一転円買いが優勢となった。ユーロ圏の財政金融システムに対する警戒感だけでなく、世界的な景気減速を織り込む格好で株式相場が下落しているとの指摘が聞かれている。一方、円はドルに対しては方向感が出ない。欧州オセアニア通貨に対して円とドルがリスク資産圧縮目的で買われていることが影響している。
その後は22時前後から欧州株や時間外の米株価指数先物が急速に買い戻されているため、円買いの動きは一服している。市場参加者からは「一部シンクタンクが、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和の可能性を指摘したと伝わっており、この話を手掛かりに株式相場にショートカバーが入っているようだ」との指摘があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=76円16銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=102円25銭前後とそれぞれ日通し安値を付けた。
・ユーロドルは買い先行後、下げに転じた。欧州株が高く始まった場面でこそ買いが入ったが、マイナス圏に沈み下げ幅を広げると売りが優位になった。21時過ぎには1ユーロ=1.3419ドル前後と本日安値を更新した。
ただ、22時前後から欧州株や時間外の米株価指数先物に買い戻しが進むと、為替相場でもリスク回避姿勢がいったんおさまり、ユーロドルは1.35ドルを回復する場面がみられている。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相「ギリシャの第二次支援策の見直しが必要かもしれない」
ジム・フラハティ[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP +0.2]
・フラハティ・カナダ財務相「昨日、ユーロ圏からいくつかの進展が見られた」
クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.6 HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「世界経済に対応するため世界のリーダー達は共に行動しなければならない」「下振れリスクが積み上がっている」
クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.8 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「米景気見通しに大きな不確実性がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。豪ドルやNZドル、ポンドなど高金利通貨に対しては堅調な展開となった。NY時間に入って以降も欧州株式相場がさえない動きを続けたほか、ダウ工業株30種平均が一時前日比で520ドル超安まで下げ幅を広げたことを受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まるとの思惑から円買い外貨売りが出た。なお、ダウ平均は引け間際に急ピッチで下げ幅を縮めたため、引けにかけては円の戻り売りが出る場面も見られたものの、買い戻しの勢いは限定的だった。
一方、円やユーロに対しては上値の重い動き。安住淳財務相が「過度な円高に対しては断固たる措置を取る」「円は日本経済を反映した適切な水準になるべき」などと発言したことを受けて、介入警戒感の高まりを意識した円売りドル買いが出たことが、円ドル相場の上値を抑制。また、対ユーロでは「英フィナンシャルタイムズ(FT)が『欧州連合(EU)は欧州のストレステストで不合格に近かった16の銀行に対する資本増強計画を加速させるもよう』と報じたことが円売りユーロ買いにつながった」との指摘があった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して売り一服。時間外の米株価指数先物の上昇を背景に、投資家のリスク回避姿勢が緩和するとして足もとの急速な円高を調整する動きが出た。市場では「20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が緊急声明で欧州債務危機に関する協調を確認するとの一部報道がユーロ買いを促した」との声があり、円安ユーロ高が進んだことも円全体を押し下げた。ただ、韓国総合株価指数などアジア株全般が下げ幅を拡大するにつれて円売りは一服した。
一方、ドルに対しては小動き。新規の材料に乏しかったうえ、東京市場が秋分の日の休場で商いが薄く値動きが細った。安住淳財務相は23日、G20終了後の記者会見で「円高が8月以降、経済に損害を与えているとの日本の懸念をG20に表明した」などと述べたが、影響は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。クノット・オランダ中銀総裁が「ギリシャのデフォルトを排除できない」との認識を示したと伝わったほか、 米格付け会社ムーディーズがギリシャの銀行8行の格付けを2段階引き下げたことを材料に円買いユーロ売りが進むと、その他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、時間外の米株価指数先物や英独の株価指数の上げ幅拡大に伴い、投資家のリスク許容度が改善するとして低金利の円は次第に売りに押された。
一方、ドルに対しては小動き。東京市場が秋分の日の休場で商いが引き続き薄れるなか取引材料が乏しかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は一進一退。欧州株が高く始まった際や時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げた場面では円売りが見られたものの、欧州株、米株価指数先物が下げに転じ下げ幅を拡大すると一転円買いが優勢となった。ユーロ圏の財政金融システムに対する警戒感だけでなく、世界的な景気減速を織り込む格好で株式相場が下落しているとの指摘が聞かれている。一方、円はドルに対しては方向感が出ない。欧州オセアニア通貨に対して円とドルがリスク資産圧縮目的で買われていることが影響している。
その後は22時前後から欧州株や時間外の米株価指数先物が急速に買い戻されているため、円買いの動きは一服している。市場参加者からは「一部シンクタンクが、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和の可能性を指摘したと伝わっており、この話を手掛かりに株式相場にショートカバーが入っているようだ」との指摘があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=76円16銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=102円25銭前後とそれぞれ日通し安値を付けた。
・ユーロドルは買い先行後、下げに転じた。欧州株が高く始まった場面でこそ買いが入ったが、マイナス圏に沈み下げ幅を広げると売りが優位になった。21時過ぎには1ユーロ=1.3419ドル前後と本日安値を更新した。
ただ、22時前後から欧州株や時間外の米株価指数先物に買い戻しが進むと、為替相場でもリスク回避姿勢がいったんおさまり、ユーロドルは1.35ドルを回復する場面がみられている。