為替・株式・商品マーケット概要

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 2016年12月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2016年12月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年12月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2016-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調だった。11月ADP全米雇用報告が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受け原油先物価格が急伸し、ナイトセッションの日経平均先物が290円上昇すると投資家のリスク志向が改善し円売り外貨買いがさらに進んだ。市場では「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円売りドル買いのフローが観測された」との指摘もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2016年12月 発言・ニュース

[2016-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調だった。11月ADP全米雇用報告が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受け原油先物価格が急伸し、ナイトセッションの日経平均先物が290円上昇すると投資家のリスク志向が改善し円売り外貨買いがさらに進んだ。市場では「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円売りドル買いのフローが観測された」との指摘もあった。

[2016-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日のCME日経平均先物が大幅に上昇したことで日本株高を見越した円売りが先行。目先のストップロスを巻き込みながら下げ足を速めた。もっとも、前日から急ピッチで下落した反動からその後は持ち高調整の買い戻しが入った。日経平均株価が430円超高まで上げ幅を広げたことで戻り売りが出る場面もあったが、下押しは限られた。

[2016-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が上げ幅を縮めたことを背景に持ち高調整の買い戻しが入った。その後しばらくは高値圏でのもみ合いが続いていたが、ナイトセッションの日経平均先物が120円上昇すると次第に上値を切り下げた。

[2016-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が140円高まで上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を意識した売りが先行。また、米長期金利の上昇で円売りドル買いが進んだほか、ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)が「英国は欧州域内市場にアクセスする方向を見つける可能性」などの見解を示したことで対ポンドでも円売りが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円45銭付近まで上昇。
・ポンド円は一時1ポンド=144円80銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはもみ合い。19時前に1ユーロ=1.0640ドル前後まで上げたものの、総じて1.0620ドル前後を挟んだ神経質な値動きとなった。

[2016-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。11月米ISM製造業景気指数が53.2と予想の52.5を上回ったことが分かると円売りドル買いが先行したものの、米10年債利回りが上昇幅を縮小すると徐々に下値を切り上げた。一時は180円上昇した日経平均先物が失速したことも円買い戻しを誘った。

[2016-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は行って来い。市場では「本邦勢から米国債の利払いに絡んだ円買いが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価が140円超下落したことを背景に短期筋から円買いが持ち込まれた。もっとも、一巡後は日経平均株価の下げ渋りにつれて徐々に上値を切り下げる展開に。「本邦実需勢から円売りのフローが出た」との指摘もあった。

[2016-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで方向感がない。日経平均株価が200円近く下げた場面では円買いが入ったが、引けにかけて株価が下げ渋ると上値を切り下げた。欧州時間に入ると米10年債利回りの低下幅縮小を背景にさえない動きが続いていたが、米10年債利回りが再び低下すると買い戻しが入るなど株価や金利動向につれる動きとなっている。

[2016-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルで買いが一服。ナイトセッションの日経平均先物が90円安まで下げたことを受けてリスク回避目的の買いが先行した。もっとも、その後は日経平均先物が持ち直したことで徐々に上値を切り下げた。一方、円は対ユーロでは堅調。週末にイタリア国民投票を控えて全般にユーロ売りが進んだ流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時前に1ドル=113円60銭付近まで下げたものの、アジア時間につけた安値の113円59銭前後が意識されると114円台を回復する場面も見られた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=121円ちょうど前後まで下落し、その後の戻りも限られた。
・ユーロドルはさえない。全般にユーロ売りが進んだ流れに沿って、22時過ぎに1ユーロ=1.06297ドル前後まで下押しした。

[2016-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては底堅かった。米労働省が発表した11月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比17万8000人増と予想の前月比18万人増を下回ったうえ、平均時給が前月比0.1%減と予想の前月比0.2%増に反して減少したことが分かると円買いドル売りが優勢となった。米国株の持ち直しや日経平均先物の上昇を背景に円売りドル買いが出る場面もあったが、4日のイタリア国民投票への警戒感から反応は一時的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は23時前に一時1ドル=114円20銭前後まで上げたものの、その後失速。24時過ぎに一時113円33銭前後まで値を下げた。
・ポンド円は堅調。ハードブレグジット(強硬なEU離脱)への懸念が後退するなか、ポンド全面高となった流れに沿った。4時30分前に一時1ポンド=144円66銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅かった。イタリア国民投票への警戒感から全般ユーロ売りが先行。23時前に一時1ユーロ=1.06254ドル前後まで値を下げた。ただ、米長期金利が低下すると徐々に買い戻しが優勢に。1時30分前に1.06808ドル付近まで値を戻した。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.62まで低下している。

[2016-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。憲法改正の是非を問うイタリア国民投票で反対派が優勢と伝わったほか、レンツィ・イタリア首相が辞意を表明したことを背景に対ユーロで円が急伸。早朝取引で商いが薄いなか、その他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、戻りを売りたい向きは多く、一巡後は反落。朝方に買いを進めていた向きが反対売買を迫れた面もあった。

[2016-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。しばらくはもみ合いが続いていたが、欧州勢参入後は売られる展開に。時間外の米10年債利回りが急上昇したことで日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが進んだほか、ナイトセッションの日経平均先物が210円上昇したため全般円安が活発化した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円10銭前後まで上昇。
・ユーロ円も1ユーロ=121円61銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。欧州勢参入後にユーロクロスが反発した流れに沿ってユーロ買いドル売りが進行。早朝取引で売りを進めた向きが反対売買を迫られる形で1ユーロ=1.0660ドル近辺まで買い上げられた。

[2016-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円はさえない。全般ユーロの買い戻しが加速した流れに沿って円売りユーロ買いが優位となったほか、米10年債利回りの上昇幅拡大に伴う円売りドル買いも強まった。ナイトセッションの日経平均先物の260円高や時間外のダウ先物の急上昇も円売りを後押しした。一巡すると持ち高調整の円買いが散見されたが戻りは鈍かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円47銭前後まで値を伸ばした。
・ユーロ円は6月24日高値の1ユーロ=122円01銭前後を上抜け、122円52銭前後と6月7日以来の高値を更新した。
・ユーロドルは堅調。全般ユーロ高が進んだ流れに沿って前週末高値の1ユーロ=1.06899ドル前後を上抜けると上昇に弾みが付いた。一時1.07293ドル前後まで強含んだ。その後反動から1.0680ドル台まで利食い売りに押されたが下値は限られた。

[2016-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。11月米ISM非製造業指数(総合)が57.2と予想の55.3を上回ったことが分かると円売りドル買いが先行。ダウ平均が一時100ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が310円上げたことも相場の重しとなった。ただ、売り一巡後は急速に買い戻しが進んだ。米10年債利回りが低下に転じた場面で、ドル全面安となった流れに沿って円買いドル売りが入った。

[2016-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが入ったほか、200円超上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮めたことも円高につながった。一方で、本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きは多く、上値も限られている。

[2016-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを背景に円売りドル買いが強まった。ただ、米10年債利回りが再び低下すると円の買い戻しが入るなど米金利の動向につれる展開となった。

[2016-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円はドルに対して方向感が定まらない。ナイトセッションの日経平均先物の60円高を背景に円売りが広がったが、日経平均先物が下げに転じると円が買い戻された。もっとも、手掛かり材料に乏しいなかで追随する動きも見られず総じて方向感が出なかった。一方、ユーロに対しては底堅い。日経平均先物の上昇を横目に円売りが先行したが、ユーロドルの売りが強まった影響から円買い戻しが優位となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円18銭前後まで上げた後、113円67銭前後まで失速したが下値も限られた。
・ユーロ円は1ユーロ=122円93銭前後まで買われたが、一巡すると122円18銭付近まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.07854ドル前後まで値を上げた。ただ、1.0800ドル前後に観測されているオプションに絡んだ売りが厚く、上値の重さが嫌気されて1.07292ドル前後まで弱含んだ。

[2016-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米10年債利回りが小動きとなったことで、円相場も方向感が出にくかったようだ。なお、10月米貿易収支は予想より弱い内容となった半面、10月米製造業新規受注は市場予想を上回った。一方、円はユーロに対しては底堅かった。ユーロクロスが下落した流れに沿って円買いユーロ売りがじわりと強まった。

[2016-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。市場では「米系短期筋から円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価が140円近く上昇したことを背景に円売りが先行。もっとも、一巡すると日経平均株価が上げ幅を縮めたこともあり次第に下値を切り上げた。

[2016-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。上値では本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きが多いなか、日経平均株価が140円超上昇したことを背景にじわりと円売りが強まった。もっとも、時間外の米10年債利回りが小幅ながら低下したため売りは一服している。

[2016-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は買い一服。10月英鉱工業生産指数や10月英製造業生産指数が予想を大きく下回り、対ポンド中心に円買いが先行。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも進んだ。一巡すると次第に方向感が出なくなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円91銭前後まで下げた後、114円ちょうど前後でのもみ合い。
・ポンド円は1ポンド=143円34銭前後まで売り込まれる場面があった。
・ユーロドルは底堅い。しばらくポンド絡みの取引が中心となり1ユーロ=1.0720ドル前後で神経質な動きとなったが、米長期金利の低下を支えに買いが散見された。一時1.07372ドル前後までじわりと上げた。

[2016-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米長期金利の低下をきっかけに全般ドル安が進んだ流れに沿って円買いドル売りが先行した。ただ、安く始まったダウ平均が持ち直し300ドル超上昇すると、投資家のリスク選好姿勢が強まり円売りドル買いがじわりと強まった。ナイトセッションの日経平均先物が170円上昇したことも円の重しとなった。

[2016-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。対オセアニア通貨を中心にドル安が進んだ流れに沿って円買いドル売りが先行。日経平均株価が230円超上げたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことで伸び悩む場面があったが、下値は限定的。日経平均株価がその後に上げ幅を縮めたため円買いの流れが再開した。

[2016-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前の流れを引き継ぎ序盤は円買いが強まった。ただ、日経平均株価が引けにかけて260円超高まで上げ幅を広げると一転して円を売る動きが進んだ。一方で、米10年債利回りが動意を欠いていることもあり、欧州時間に入ると円安ドル高の流れは一服している。

[2016-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円はユーロに対して一転上昇。欧州中央銀行(ECB)は8日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の0.00%で据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。同時に、月額800億ユーロの債券購入プログラムを2017年3月末まで継続し、4月から12月まで月額600億ユーロの債券購入を継続することを決めた。800億ユーロから600億ユーロに減額されたことに円売りユーロ買いで反応したが、一部市場で予想されていた6カ月延長に反して9カ月延長だったことがわかると一転して円買いユーロ売りが優勢に。ドラギECB総裁が定例記者会見で「量的緩和はインフレ見通しが目標に達するまで継続」「見通しが悪化すれば、量的緩和を拡大延長することが可能」「ECBは利回りが預金金利を下回る資産も購入へ」「テーパリングは本日議論されていない」などと発言したことも円買いを促した。一方、ドルに対しては軟調。ユーロドルの急落や米10年債利回りの急上昇を横目に円売りドル買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円台半ばでのもみ合いから114円37銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円は1ユーロ=123円35銭前後まで急伸した後、121円56銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは一転下落。ECBの債券購入プログラム減額に買いで反応し1ユーロ=1.08748ドル前後まで上げたが、プログラムの延長期間が一部予想より長かったことで一転売りが優勢となった。ドラギECB総裁の発言も嫌気され1.06396ドル前後まで急速に下げ幅を広げた。

[2016-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対しては上昇した。欧州中央銀行(ECB)は8日の定例理事会で、債券購入プログラムの終了時期について市場予想の6カ月より長い9カ月に延長することを決定。さらにドラギECB総裁の会見は「緩和姿勢を強調する内容」だったためユーロ売りが膨らんだ。一方、円はドルに対しては弱含んだ。ユーロドルの急落をきっかけに全般ドル買いが進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。

[2016-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。時間外の米10年債利回りが上昇したことで円安ドル高が先行。本日は週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いが観測されたほか、日経平均株価が210円超上昇したことで下げ幅を広げた。

[2016-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対オセアニア通貨でじり安。日経平均株価が一時1万9000円台を回復するなど年初来高値を連日で更新したことで円は弱含んだ。また、原油先物相場の上昇で円売りオセアニア通貨買いも出た。一方、対ドルではもみ合い。持ち高調整の買いが入った半面、株高が相場の重しとなった。

[2016-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。米10年債利回りの上昇に伴い円売りが先行。ナイトセッションの日経平均先物がプラス圏に浮上したことも円売りを誘った。その後、仕掛け的な円売りが持ち込まれると損失覚悟の円売り注文を巻き込み下げ幅を拡大。日経平均先物の130円高も円売りを後押しした。ただ、米10年債利回りが低下に転じたことで利益確定の円買い戻しが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は2月16日高値の1ドル=114円87銭前後や115円ちょうどのバリアオプションを突破し、115円27銭前後と2月9日以来の高値を付けた。ただ、大台達成感も広がり114円62銭付近まで利食い売りに押された。
・ポンド円は1ポンド=145円11銭前後まで買い上げられた後、144円36銭前後まで失速した。
・ユーロドルは売り優勢。ドル円中心に全般ドル高が進んだことでアジア時間安値の1ユーロ=1.05892ドル前後を下抜けた。欧州中央銀行(ECB)の債券購入プログラム延長を受けたユーロ先安観も根強く1.05507ドル前後まで弱含んだ。

[2016-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米長期金利の上昇などを手掛かりに全般ドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行。12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が98.0と予想の94.5程度を上回ったことが分かると円売りドル買いが活発化した。米国株や日経平均先物の上昇も相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は2時30分前に一時1ドル=115円36銭前後と2月9日以来の高値を付けた。
・カナダドル円は原油先物価格の上昇も相場の支援材料となり、一時1カナダドル=87円59銭前後と4月28日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)の債券購入プログラム延長を背景にユーロ先安観が根強いなか、良好な米経済指標が相場の重しとなった。2時30分前に一時1ユーロ=1.05312ドル前後まで値を下げた。

[2016-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。前週末の引けにかけて売りが進んだ流れを引き継いだほか、日経平均株価の上昇を手掛かりにした円売り外貨買いの動きも強まった。もっとも、日経平均株価が上げ幅を縮小すると次第に下値を切り上げる展開に。足もとで売りが目立っていた反動から利益確定目的の買いも観測された。

[2016-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。一時伸び悩んだ日経平均株価が再び上昇したことで、投資家のリスク志向改善を見越した売りが進んだ。また、欧州勢の参入後には時間外の米10年債利回りが上昇幅を拡大したことで、対ドルで売りが加速。他の通貨にも円売りの流れが波及した。

[2016-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は売り一服。米10年債利回りの上昇幅拡大を背景に日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行。ユーロドルやユーロクロスの上昇につれて円売りユーロ買いも優勢となった。ただ、米金利上昇が一服すると持ち高調整の円買いドル売りがやや進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=116円12銭前後と2月8日以来の高値を付けた後、115円50銭台まで伸び悩んだ。
・ユーロ円は1ユーロ=122円93銭前後まで買い上げられた後、122円50銭前後まで失速した。
・ユーロドルは買い一服。ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれたほか、足もとの下落に対するショートカバーが進み1ユーロ=1.06143ドル前後まで値を上げた。ただ、前週末高値の1.06298ドル前後が目先の上値目処として意識されると1.0590ドル付近まで下げた。

[2016-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。欧州の取引時間帯に2月8日以来の安値を付けたあとだけに目先の利益を確定する目的の円買いドル売りが先行。米長期金利が上昇幅を縮めたほか、ナイトセッションの日経平均先物が150円下げたことも円買いドル売りを誘った。市場では「13-14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にポジション調整目的の円買いドル売りが入った」との指摘もあった。

[2016-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。昨日の海外時間に買いが進んだ流れを引き継いだほか、日経平均株価が一時90円超安まで下げたこともリスク回避の買いを誘った。もっとも、その後は日経平均株価が下げ幅を縮小したことで上値を切り下げる展開に。対ドルでは「マクロ系ファンドからの売りが観測された」との指摘もあった。

[2016-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が90円超高まで持ち直すと、投資家のリスク志向改善を意識した売りが広がった。欧州勢の参入後はいったん買い戻しが入る場面も見られたが、上値では売り意欲が強く総じて戻りは鈍かった。

[2016-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して軟調。11月英消費者物価指数(CPI)が前年同月比で予想を上回ったほか、11月英小売物価指数(RPI)も予想より強かったことで円売りポンド買いが進んだ。一方、ユーロに対してはじり高。ユーロポンドなどユーロクロスやユーロドルの下落につれて円買いユーロ売りが広がった。なお、ドルに対してはもみ合い。時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇を横目に円売りが散見されたが、米10年債利回りが低下幅を拡大したことで下値は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=115円47銭前後までじわりと上げたが上値は限られた。
・ポンド円は1ポンド=146円69銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円は1ユーロ=122円75銭前後から122円25銭付近まで上値が切り下がった。
・ユーロドルは軟調。ユーロポンドなどユーロクロスの下落に押され1ユーロ=1.06038ドル前後まで値を下げた。

[2016-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。ダウ平均や日経平均先物の上昇を背景に円売りドル買いが出た半面、米10年債利回りが低下に転じた場面では円買いドル売りが入ったため相場は方向感が出なかった。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に動きづらい雰囲気もあった。

[2016-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで神経質な値動き。小高く始まった日経平均株価がマイナス圏に沈み、リスク回避目的の買いが先行した。日銀が国債買い入れオペで長期物や超長期物を100億円ずつ増額したことを明らかにすると売りが出たものの、時間外の米10年債利回りが低下したため、売りの勢いも長続きしなかった。

[2016-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。時間外の米10年債利回りが低下したことを受けて、16時過ぎから日米金利差縮小を意識した買いが強まった。もっとも、上値では戻り売り圧力が強かったほか、対ユーロなどでドル売りが一服したこともあり、その後は一転して売りが優勢となった。

[2016-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は対ドルで底堅い。米長期金利の低下をながめ欧州序盤に円買いが先行した反動から持ち高調整の円売りが進んだが、ユーロドルが反発すると円買いが再開した。11月米小売売上高が予想を下回ったことも円買いを後押しした。なお、同時に発表された11月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円88銭前後から115円20円台まで反発した後、114円78銭前後まで再び下げた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=122円14銭前後まで下押ししたが、総じて122円35銭前後で方向感が定まらなかった。
・ユーロドルは一進一退。欧州序盤に1ユーロ=1.06649ドル前後まで買いが先行した後、1.0612ドル前後まで一転下落したが、次第に下値が切り上がった。弱い米小売指標も手掛かりに1.0656ドル付近まで持ち直すなど売買が交錯した。4時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表、4時30分にイエレンFRB議長の定例記者会見を控えるなか、総じて持ち高調整の域を出ていない。

[2016-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は急落。米連邦準備理事会(FRB)は13-14日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の0.25-0.50%の範囲から0.50-0.75%に引き上げることを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。ただ、2017年末のFF金利見通し(中央値)は前回の1.125%から1.375%に上方修正された。FOMCメンバーが見込む2017年の利上げ回数がこれまでの2回から3回に引き上げられたことでドル全面高の展開となり円売りドル買いが膨らんだ。なお、この日発表の11月米小売売上高が予想を下回ったため、円は強含む場面もあった。

[2016-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが一服。昨日の海外時間に売りが強まった流れを引き継いだほか、日経平均株価が一時180円超高まで上げたことも投資家のリスク志向改善を見越した売りを促した。また、対ドルでは「国内輸入企業やリアルマネー系からの売りが観測された」との指摘もあった。もっとも、その後に日経平均株価が失速すると、利益確定目的の買い戻しを誘ったため次第に下値を切り上げた。

[2016-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。午後の日経平均株価が持ち直したことを受けて、投資家のリスク許容度改善を意識した売りが出た。また、欧州勢の参入後には時間外の米10年債利回りが上昇したことで円売りドル買いも進んだ。

[2016-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米10年債利回りが一時2.6394%と2014年9月以来の高水準まで上昇し、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが活発化。ナイトセッションの日経平均先物の190円高も円全体を押し下げた。ただ、その後は反動が出て円買い戻しが入った。米金利上昇や株高の一服も円買いを誘ったほか、ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが目立った。なお、12月米NY連銀製造業景気指数や12月米フィリー指数、前週分の米新規失業保険申請件数は予想より強い結果となったが影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円66銭前後と2月3日以来の高値を付けた後、117円60銭台まで失速した。
・ユーロ円は1ユーロ=124円10銭前後まで上げた後、122円68銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは売り優勢。米長期金利の大幅上昇を背景にドル買い圧力が高まった流れに沿った。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落も重しとなり、1ユーロ=1.03952ドル前後と2003年1月8日以来13年11カ月ぶりの安値を付けた。

[2016-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。時間外の米10年債利回りが一時2.6394%と2014年9月以来の高水準を付けたことで円売りドル買いが先行。日経平均先物の上昇も相場の重しとなった。米10年債利回りが低下したタイミングで利益確定目的の円買いドル売りが進む場面もあったが、円買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や12月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数が予想を上回ったことも円の押し下げ要因となった。

[2016-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。高く始まった日経平均株価が失速すると、一時リスク回避の買いが進む場面も見られた。もっとも、日経平均株価はその後に再び上昇したため、上値も限定的。総じて方向感に欠ける動きとなった。

[2016-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことで買いが入ったものの、上値では戻りを売りたい向きも多く、米長期金利の低下が一服すると徐々に売りが優勢となった。一方、対欧州通貨では弱含み。対ドルでユーロ高やポンド高が進んだことに伴い、円売りユーロ買いや円売りポンド買いが進んだ。

[2016-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。米10年債利回りの低下やナイトセッションの日経平均先物の60円安を横目に円買いが先行した。ただ、米金利低下や株安が一服すると上値が切り下がった。一方、資源国通貨に対しては強含み。特に新規の取引材料は伝わらなかったが、資源国通貨安ドル高が進んだ流れに沿って底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円42銭前後から117円93銭前後まで下げた後、118円20銭台まで反発した。
・豪ドル円は1豪ドル=86円58銭前後まで下落した。
・ユーロドルは上値が重い。米長期金利の低下を背景に1ユーロ=1.04723ドル前後まで買いが先行したが、米金利低下が一服すると伸び悩んだ。資源国通貨安ドル高が進んだ影響も受けて1.0430ドル台まで失速した。

[2016-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けた円売りドル買いが先行したものの、「中国が南シナ海で米潜水無人機を接収した」との報道が伝わると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが優勢に。ダウ平均が失速し、ナイトセッションの日経平均先物が150円下落したことも円の下支え要因となった。なお、ラッカー米リッチモンド連銀総裁は「2017年に3回以上の利上げが必要」と述べたほか、ブラード米セントルイス連銀総裁は「現在は2017年の追加利上げを予想」と発言したものの、相場の反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1時前に一時1ドル=118円40銭付近まで上げたものの、夕刻に付けた日通し高値118円42銭前後が目先戻りの目処として意識されると上値が重くなった。中国絡みの報道が伝わると一時117円48銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円はドル円の下落につれた売りが出て一時1ユーロ=122円84銭前後と日通し安値を付けた。
・ユーロドルはロンドンフィキシングに向けたドル買いが先行し一時1ユーロ=1.04008ドル前後まで下げたものの、「中国海軍が米無人潜水艇を南シナ海で拿捕」と伝わると一転ドル売りが優勢に。米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料となり、2時前に一時1.0474ドル前後と日通し高値を付けた。

[2016-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価の下落や時間外の米10年債利回りの低下を背景に持ち高調整の買いが先行。もっとも、本邦実需勢をはじめ戻り売り意欲が強いなか、米10年債利回りの低下が一服すると徐々に上値を切り下げた。

[2016-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。市場では「米系短期筋から円買いが持ち込まれた」との指摘があったほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。ただ、依然として戻りを売りたい向きが多いなか、一巡後は上値を切り下げた。

[2016-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円はしっかり。対ポンドなどでまとまった買い注文が持ち込まれたほか、原油先物相場が下落した影響からカナダドルなど対資源国通貨でも円買いの動きが目立った。また、円はドルに対しても底堅く推移。アジア時間に買いが進んだ反動が出たほか、ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことを受けて売りが出たものの、その後は日経平均先物が失速した影響もあって徐々に下値が堅くなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに1ドル=117円56銭付近まで反発したものの、その後は117円10銭付近まで伸び悩み。
・ポンド円は一時1ポンド=144円79銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。対ポンドや対資源国通貨などでドル買いが進んだ流れに沿って、1ユーロ=1.04114ドル前後まで値を下げた。

[2016-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はやや強含み。海外ヘッジファンドの円買いポンド売りをきっかけに全般円買いが先行。「ロシアの駐トルコ大使がアンカラで銃撃され死亡」との報道が伝わると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いが加速した。ただ、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「賃金の伸びが上向いている兆しがみられる」「雇用市場はこの10年でもっとも強い」と発言したことで米長期金利が低下幅を縮小すると、円売りドル買いが出て上げ幅を縮めた。

[2016-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。本日は5・10日(五十日)とあって仲値にかけて円売りドル買いが強まった。日銀金融政策決定会合の結果公表を前に一巡後は円の買い戻しが入ったが、日銀が現状維持を発表すると全般円売りの流れが再開した。

[2016-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価や時間外の米10年債利回りが上昇幅を広げるにつれて円売りドル買いが進行。黒田東彦日銀総裁が定例記者会見で「現在の状況は円安というよりドル高」「今の円安は今年の2月と同じで別に驚く水準になっていない」などと発言したことも円売りにつながった。

[2016-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。アジア時間からの流れを引き継いで売りが先行。時間外の米10年債利回りが上昇し、全般にドル買いが進んだ影響も受けた。米長期金利の上昇が一服すると買い戻しが入る場面も見られたが、総じて戻りは鈍かった。また、ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことも円相場の重しになった面もある。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに1ドル=118円24銭前後まで上昇。一巡後には117円80銭台まで弱含む場面もあったが、すぐに高値圏まで買い戻された。
ユーロ円も一時1ユーロ=122円79銭前後まで上げたものの、その後はユーロドルの下落につれて上値が重くなった。
・ユーロドルは軟調。ドルが全面高となった流れに沿って1ユーロ=1.03523ドル前後と2003年1月3日以来の安値を更新した。

[2016-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。米長期金利の上昇をきっかけに円売りドル買いが先行したものの、米金利が上昇幅を縮めると徐々に下値を切り上げた。もっとも、主要な米経済指標の発表がないなかで大きな方向感は出なかった。

[2016-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が100円近く上昇したことを背景に円売りが先行。市場では「本邦実需勢から円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。ただ、一巡すると日経平均株価の上げ幅縮小につれる形で買い戻しが強まった。上昇していた時間外の米10年債利回りが一時低下に転じたことも対ドルでの円買いにつながった。

[2016-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。一時120円近く下げた日経平均株価が下げ幅を縮めたほか、本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きが多く、上値は重かった。半面、クリスマス休暇を前に市場参加者が少ないなか、一段と円安が進む展開にもなっていない。

[2016-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。ナイトセッションの日経平均先物が100円安まで下げたことでリスク回避目的の買いが入った。米国勢の参入後には損失覚悟の買い注文を巻き込んで上げ幅を拡大。市場では「クリスマス休暇を控えて持ち高調整目的の円買いドル売りも観測された」との指摘があった。もっとも、その後は日経平均先物が下げ幅を縮めたこともあって買いも一服した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間につけた安値の1ドル=117円41銭前後を下抜けて、一時117円12銭前後まで下押し。ユーロ円も一時1ユーロ=122円08銭前後まで下げる場面が見られた。
・ユーロドルは堅調。全般にドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.04333ドル前後まで値を上げた。

[2016-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。クリスマス休暇を控えたポジション調整目的の円買いドル売りが先行すると、目先のストップロスを巻き込んで上げ幅を広げた。ただ、11月米中古住宅販売件数が予想を上回ったことが分かると、一転円売りドル買いが優勢に。市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。

[2016-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。日経平均株価が110円超下落したことでリスク回避の円買いが先行したが、仲値にかけて円売りドル買いが観測されると反落。仲値通過後は円の買い戻しが入ったが、日経平均株価が下げ幅を縮めたことが重しとなるなどその後はもみ合いとなった。

[2016-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して弱含み。日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたことを背景にじわりと円売りが強まった。欧州勢参入後も対豪ドルや対ポンドなどを中心にドル買い圧力が高まった影響から安値圏での推移が続いた。また、全般ユーロ高が進んだ影響から円売りユーロ買いも目立った。

[2016-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。対ユーロなどでドル安が進んだ流れに沿って買いが先行したものの、時間外の米10年債利回りが上昇すると、日米金利差拡大を見越した売りが優勢に。原油先物相場の下落を背景に対資源国通貨でドル買いが進んだ影響を受けたほか、7-9月期米GDP確定値や11月米耐久財受注額が予想より強い結果となったことも円売りドル買いを促した面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分前に1ドル=117円48銭付近まで弱含んだ後、117円87銭前後まで反発。
・カナダドル円は原油先物相場の下落を受けた売りが出たほか、11月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことなども重しとなり、1カナダドル=87円15銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは上値が重い。バイトマン独連銀総裁が「欧州中央銀行(ECB)は利上げをあまりにも遅らすべきではない」との見解を示すと1ユーロ=1.04703ドル前後まで上昇したものの、その後は米長期金利の上昇や米GDP確定値などが強い結果となったことを受けて1.0430ドル付近まで失速した。

[2016-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感に乏しかった。7-9月期米国内総生産(GDP)確定値や11月米耐久財受注額が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行したものの、11月米個人消費支出(PCE)や11月米景気先行指標総合指数など低調な米指標が相次ぐと一転円買いドル売りが優勢となった。ダウ平均が下落したことも相場の下支え要因。クリスマス休暇入りする市場参加者が多いなか、方向感に乏しい展開だった。

[2016-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。東京市場が天皇誕生日の祝日で休場のほか、クリスマス休暇を控えて市場参加者は少なく、全般動意のない展開となった。なお、足もとで軟調地合いが続く豪ドルに対して円はやや買われた。

[2016-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。新規の手掛かり材料に乏しいなか、上海総合指数が軟調に推移したことを受けて対豪ドルを中心に円買いが強まった。もっとも、買いが一巡すると次第に上値を切り下げるなど市場参加者が少ないなかで方向感が出ていない。

[2016-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は対豪ドルで堅調。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、「習近平国家主席は中国成長率が目標の6.5%を下回ることを受け入れるようだ」との報道が伝わると、同国と資源貿易関係の深い豪ドルが売られた影響を受けた。また、円は対ポンドでも強含み。欧州勢がポンド売りで参入すると買いが先行。7-9月期英国内総生産(GDP、確定値)成長率が前期比で予想を上回ったことで円売りポンド買いの反応が見られる場面もあったが、その後は再び円買いポンド売りが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は海外勢の多くがクリスマス休暇入りしている影響で動意が乏しくなるなか、1ドル=117円40銭前後を挟んだもみ合い。
・豪ドル円は一時1豪ドル=84円07銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはもみ合い。ユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.04633ドル前後まで買われる場面があったものの、総じて1.04ドル台半ばで方向感が出なかった。

[2016-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。米長期金利の低下などをながめ円買いドル売りが先行したものの、海外勢がクリスマス休暇入りするなか、積極的に上値を試す展開にはならなかった。ダウ平均が小幅ながら上昇したことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1時前に一時1ドル=117円18銭前後と日通し安値を付けたものの、21日の安値117円12銭前後が目先サポートとして意識されると下げ渋った。
・カナダドル円はさえない。カナダ統計局が発表した10月カナダ国内総生産(GDP)が前月比0.3%減と予想の前月比横ばいを下回ったため円買いカナダドル売りが先行。一時1カナダドル=86円46銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。23時過ぎに一時1ユーロ=1.04267ドル前後と日通し安値を付けたものの、前日の安値1.04235ドル前後がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利の低下も相場の支援材料となり、一時1.04689ドル前後まで上げた。もっとも、買いの勢いも長続きせず神経質な値動きとなった。

[2016-12-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。東京以外の主要市場が休場となり流動性が極端に低下するなか、早朝にやや円買いが先行。一巡すると伸び悩んだが、日経平均株価の小幅安などを背景に円買いが再開した。なお、菅義偉官房長官は「道半ばだが、デフレではない状況まで作り出すことができた」などと発言した。13時からは黒田東彦日銀総裁の講演が予定されている。

[2016-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して軟調。日経平均株価が40円超安から80円超高まで持ち直すにつれて、投資家心理の改善を意識した円売りが広がった。米10年債利回りの上昇に伴う円売りも見られた。一方、その他の通貨に対しては下げ渋り。日経平均株価の持ち直しを横目に円売りが先行した。ただ、米金利上昇などを受けて欧州通貨安ドル高や資源国通貨安ドル高が進むと、つれる形で下値が切り上がった。

[2016-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。アジア時間序盤に円売りが進んだ反動から円買い戻しが入った。米10年債利回りの上昇が一服したほか、日経平均株価の失速に伴う円買いも見られた。ただ、ロンドン市場の休場で流動性が低下するなか、追随する動きは限られた。一方、オセアニア通貨に対しては弱含み。小幅ながら全般オセアニア通貨高が進んだ流れに沿った。

[2016-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。持ち高調整の円買いが先行したが、その後はナイトセッションの日経平均先物が上昇したほか、ダウ先物も持ち直したため徐々に上値を切り下げた。一方で、ロンドンなど主要市場が休場のなか、総じて値動きは鈍い。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円20銭台まで下げた後は下げ渋り。
・ユーロ円は1ユーロ=122円台半ばでのもみ合いとなった。
・ユーロドルは上値が重い。ドル円の下落に伴って1ユーロ=1.0450ドル台まで上げたが、その後にドル円が買い戻されたため伸び悩んだ。

[2016-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円はやや弱含み。ナイトセッションの日経平均先物やダウ平均の上昇を背景に円売り外貨買いが出たほか、12月米消費者信頼感指数などこの日発表された米経済指標が軒並み予想を上回ったことが相場の重しとなった。ただ、米国株が引けにかけて上げ幅を縮めると円買い戻しが入ったため下げ渋った。

[2016-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。本日はスポット応答日が月末にあたり仲値に向けた円売りドル買いが観測された。市場では「年末を控えて本邦実需勢から円売りドル買いが持ち込まれた」との声も聞かれた。日経平均株価のプラス圏浮上も円の重し。なお、菅義偉官房長官は「安倍首相の真珠湾訪問で和解の力を世界に示すことが出来た」「トランプ次期政権発足しても日米同盟は変わらない」などと発言した。

[2016-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。40円近く上昇した日経平均株価が引けにかけて下げに転じると、持ち高調整の円買いが散見された。ただ、手掛かり材料に乏しいなかで追随する動きも限られた。一方、ユーロに対しては堅調。ユーロドルやユーロクロスの下落につれた円買いユーロ売りがやや目立った。

[2016-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨を中心に堅調。目立った材料は伝わっていないものの欧州国債利回りが低下するなか、全般欧州通貨安が進むとつれる形で円買い欧州通貨売りが強まった。一方、ドルに対しては弱含み。全般ドル買い圧力が高まった影響から円売りドル買いが出た。半面、その他通貨に対して円高が進んだため一巡後は下げ渋っている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円81銭前後まで値を上げたが、22日高値の117円87銭前後が目先の上値目処として意識されると買いが一服。
・ユーロ円は前日安値の1ユーロ=122円38銭前後を下抜けて122円33銭前後まで下落した。
・ユーロドルは軟調。ユーロが全面安となった流れに沿って売りが優勢となり、1ユーロ=1.03937ドル前後まで下げ足を速めた。

[2016-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ドルが欧州通貨やオセアニア通貨に対して上昇した影響を受けて円売りドル買いが先行したものの、そのあとは一転上昇した。11月米住宅販売保留指数が前月比2.5%低下と予想の前月比0.5%上昇に反して低下したほか、高く始まったダウ平均が一時110ドル超下落したため円買いドル売りが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が130円下げたことも円買い戻しを誘った。米5年債入札が「好調だった」と受け止められ、米長期金利が低下幅を拡大すると円買いドル売りが活発化した。

[2016-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。早朝の商いが薄い時間帯に仕掛け的な円買いが持ち込まれると、損失覚悟の円買い注文を巻き込み上値を伸ばした。一巡すると伸び悩んだが、日経平均株価の250円超安を受けて円買いが再開。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも見られた。

[2016-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が310円近く下落したほか、ナイトセッションの日経平均先物も一時1万9000円を割り込んだことでリスク回避目的の円買いが活発化した。対ドルでは米10年債利回りの低下幅拡大に伴う円買いも強まったうえ、損失覚悟の円買い注文を巻き込み上値を伸ばした。ただ、日経平均先物が下げ幅を縮小すると持ち高調整の円売りが出てやや伸び悩んだ。

[2016-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。アジア時間からの買いの流れを引き継ぎ、欧州勢が買いで参入。ナイトセッションの日経平均先物が一時1万9000円を割り込んだことも支えとなった。その後しばらくは高値圏での底堅い動きが続いていたが、日経平均先物が持ち直したうえ、米10年債利回りが低下幅を縮めるにつれて次第に上値を切り下げる展開となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=116円24銭前後まで下落したが、12日高値の116円12銭前後が目先のサポートして意識されるとその後は116円80銭台まで持ち直し。
・ユーロ円も1ユーロ=121円60銭前後まで売りが先行した後は下値を切り上げた。
・ユーロドルは伸び悩み。ドル円の下落や米長期金利の低下に伴って買いが進み、一時1ユーロ=1.04799ドル前後と前日高値に面合わせした。ただ、その後はドル円の買い戻しや米長期金利の低下幅縮小が重しとなり伸び悩んだ。

[2016-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出なかった。米長期金利の低下が一服し日経平均先物が持ち直すと円売りドル買いが先行したものの、ダウ平均が失速しナイトセッションの日経平均先物が150円下げると円買いドル売りが優勢となった。もっとも、株価が下げ渋ると円買い圧力は徐々に後退した。

[2016-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して下げ幅縮小。ユーロドルが損失覚悟の買い注文を巻き込み急伸した影響から円安ユーロ高が加速した。ただ、その後すぐにユーロドルが失速したため円買い戻しが進んだ。一方、ドルに対しては一転下落。ユーロドルの急伸につれた円買いドル売りが先行した。ただ、日経平均株価が150円超安から30円超安まで下げ幅を縮小すると、先に円買いを進めた向きが反対売買を迫られる形で一転売りが優勢となった。

[2016-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。プラス圏に浮上した日経平均株価が引けにかけて失速すると、持ち高調整の円買いが入った。ただ、上値では戻り売りが出たほか、米10年債利回りが上昇に転じたことで円売りドル買いが優勢に。その他の通貨に対しても円売りが波及した。

[2016-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は弱含み。アジア時間からの流れを引き継ぎ、序盤から全般円安が進行。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円安ドル高につながった。一巡後は持ち高調整の買い戻しが入ったが、NY時間に入るとダウ先物の上昇やナイト・セッションの日経平均先物の持ち直しを背景に円売りが再開した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円19銭前後まで上昇した後は前日高値の117円26銭前後が目先の上値目処として意識されると116円70銭台まで伸び悩んだが再び117円台を回復。
・ポンド円はしっかり。全般ポンド高が進んだ影響も受けて1ポンド=144円40銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは方向感がない。米長期金利の上昇を背景に序盤に1ユーロ=1.0505ドル近辺まで下げたが、その後はショートカバーから1.0590ドル台まで反発。もっとも、ユーロクロスが売られた影響などから再び1.0530ドル台まで押し戻された。

[2016-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出なかった。時間外のダウ先物の上昇や日経平均先物の持ち直しなどを手掛かりに円売りドル買いが出たものの、現物の米国株が下落すると徐々に下値が堅くなった。12月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回ったことが円買いドル売りを誘ったほか、年末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けた円買いドル売りも入った。もっとも、引けにかけては全般ドル買いが進んだ流れに沿って再び円安ドル高が進行した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はロンドンフィキシングに向けた売りが出たことで一時1ドル=116円43銭付近まで下押ししたものの、フィキシング通過後は徐々に買い戻しが優勢となり117円台を回復した。
・カナダドル円はしっかり。取引終了間際に一時本日高値となる1カナダドル=87円14銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重かった。年末で市場参加者が減少するなか、アジア時間に一時1ユーロ=1.0656ドル前後まで急伸した反動が出た。引けにかけては対オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響を受けて一時1.05129ドル付近まで下押しした。

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