2010年10月8日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては上値が重い。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が定例理事会後の記者会見で、追加の金融緩和を示唆するような発言をせず、ダウ先物が一時上げ幅を広げると、対ユーロでドル売りが再開したことにつれて円買いドル売りが強まり、一時1995年5月以来の高値となる1ドル=82円11銭前後を付けた。ただ、82円00銭前後に観測されているノックアウトオプションに絡んだ防戦売りが意識されたほか、トリシェECB総裁が「強いドルは米国の利益との米国の見解を共有」などと述べるとドル安けん制と受け取られ、対ユーロ中心にドルを買い戻す動きが広がったことも円の重しとなり、上値を抑えられた。
 一方、それ以外の通貨に対しては買いが優位。対ユーロでのドル買い戻しを受けて円買いユーロ売りが膨らむと他の通貨にも円買いが波及した上、高く始まった米国株式相場が下げに転じると、リスクポジション圧縮目的の円買いも入った。もっとも、その後急ピッチで買いが進んだことに対し反動が出たほか、ナスダック総合指数が持ち直すなど米国株が底堅くなったこともあり、上げ幅を縮めた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては頭が重い。格付け会社ムーディーズが中国の格付けを引き上げる方向で見直すと発表したことを受けて、中国と資源貿易関係の深い豪ドルなどを買う動きが優勢となった。対豪ドル中心に円売りが出た影響で、円全体が上値を切り下げた。8日の中国株が大幅に上昇していることを背景に、投資家が運用リスクをとりやすくなるとの見方から低金利の円が売られやすい面もあった。
一方、ドルに対しては底堅い。実質的な5・10日(五十日)とあって仲値決済に向けた円売りが先行したものの、その後持ち直した。豪ドルやユーロに対して米ドル売りが進んだ影響を受けた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日本時間今晩の9月米雇用統計や、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議など一連の国際会議を前に、豪ドルやユーロなどに対して持ち高解消の円買いが広がり円全体を下支えした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円はしっかり。序盤は、日本時間今晩の9月米雇用統計や、週末の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議国際通貨基金(IMF)総会などを前に、ユーロや豪ドルなどに対してポジション調整の円買いが入り円全般が支えられた。21時30分に発表された9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想平均以上に減少すると、米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和観測が一段と強まり、対ドルで円買いが強まったため、円全体の上げ幅が広がった。ただ、同時に欧州・オセアニア通貨が対ドルで買われたことにつれた円売りが出ており、円全体が急ピッチで上昇幅を広げる展開にはなっていない。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=81円72銭前後と1995年4月以来の安値を付けた。
・ユーロ円は荒い値動き。序盤に、オランダ中銀のウェリンク総裁が「最近のユーロドルの上昇を懸念していない」と述べたと伝わったことを手掛かりに、1ユーロ=114円95銭前後と本日高値を付けたが、週末のイベントを前にした持ち高調整の売りが出て急速に押し下げられた。9月米雇用統計発表後に対ドルでユーロ買いが一時強まると21時30分過ぎに114円71-76銭まで上げたものの、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が8日、「ユーロは本日強過ぎる」「ドルはファンダメンタルと一致していない」などと発言したと伝わると一転して売りが優位になり22時前に113円67銭前後と本日安値まで下げた。
・ユーロドルは荒い値動き。ブラード・セントルイス連銀総裁が「経済は量的緩和拡大を自明にするほど減速していない」「次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は際どくなる見通し。一段の金融緩和は確実ではない」などと述べたことをきっかけにドルの買い戻しが膨らむと一時1ユーロ=1.3841ドル前後まで下げた。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想よりも弱い結果となり米追加金融緩和観測が高まると買いが優位になり1ユーロ=1.3985ドル前後と日通し高値を付けたが、ユンケル・ユーログループ議長の発言が伝わると再び売りが優位になった。22時前に1.3833ドル前後と本日安値まで値を下げた。ただ、ドル先安観は根強く押し目買いも厚いため、急速に切り返し1.39ドル台を回復している。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「追加の金融緩和が効果があるかについて、はっきりしない」

トーマス・ホーニグ[NP+5.2 HDP +3.1 CHDP +0.1 RHDP +3.8 CRHDP -0.1]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「将来に向けた米連邦準備理事会(FRB)のバランスシート拡大に反対」、「米経済は緩やかに成長し続け、将来上向くと予想」

リチャード・フィッシャー[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「為替介入は『危険なゲーム』。FRBは関わらない。」

リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「追加の金融緩和は決まった話ではない」、「市場は緩和に関する結論を急ぎ過ぎている」

日本銀行(日銀)関係[NP-6.2 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・8月30日分の金融政策決定会合議事要旨「大方の委員は、わが国の経済・物価見通しの下振れリスクが高まっていることを踏まえると、金融緩和を一段と強化し、日本経済の回復をより確かなものとしていくことが必要であると述べた」

ナウト・ウェリンク[NP     HDP -1.5 CHDP +0.3 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
・オランダ中銀のウェリンク総裁(ANP通信が伝える)「米国はユーロドル相場だけ見るべきでない」「通貨戦争と呼ぶには時期尚早」「ドイツは強い円の恩恵を受けた」

ジェームズ・ブラード[NP+4.6 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「二番底リスクは最近後退した」「経済は量的緩和拡大を自明にするほど減速していない」

ジェームズ・ブラード[NP+4.8 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「次回のFOMCは際どくなる見通し。一段の金融緩和は確実ではない」

アダム・ポーゼン[NP     HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「欧州と米国は通貨安誘導を食い止めるべき」「欧州と米国は為替介入を慎むべきだ」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジェームズ・ブラード[NP+4.6 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「二番底リスクは最近後退した」「経済は量的緩和拡大を自明にするほど減速していない」

2010年10月8日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
米政府関係・米財務省は7日、来週の米国債の入札予定を発表した。12日に3年債320億ドル、13日に10年債210億ドル、14日に30年債130億ドルの規模の入札を実施するとした。

ドミニク・ストロス=カーン[NP     HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.0]
ドミニク・ストロス=カーン・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事は7日、各国の通貨安競争への動きを巡って、「新プラザ合意のような雰囲気ではない」との認識を示した。

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は7日、ECB理事会後の定例記者会見で「米政府は強いドルを提唱することが重要」と発言した。

ジョン・リプスキー[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
ジョン・リプスキー・リプスキー国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「できることなら通貨戦争にならないことを望む」、「通貨に関する協調的な政策を呼び掛ける」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは7日、アイルランド銀行とアングロアイリッシュ銀行の格付け見通しを「ネガティブ」にしたと発表ことを、一部通信社が報じている。また、同行をはじめとするアイルランドの銀行の政府保証債について「A+」に引き下げたとも伝えられた。

リチャード・フィッシャー[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「景気は第三四半期に緩やかなペースに加速」「FRBは混乱させるシグナルを送ることを避けるべき」

リチャード・フィッシャー[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBの行動は長期的な物価安定に一致しなければならない」

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「追加の金融緩和が効果があるかについて、はっきりしない」

トーマス・ホーニグ[NP+5.2 HDP +3.1 CHDP +0.1 RHDP +3.8 CRHDP -0.1]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「将来に向けた米連邦準備理事会(FRB)のバランスシート拡大に反対」、「米経済は緩やかに成長し続け、将来上向くと予想」

トーマス・ホーニグ[NP     HDP +3.1 CHDP +0.1 RHDP +3.8 CRHDP -0.1]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「FRBはいずれゼロ金利から脱却する見通しと、認識を示す必要がある」

リチャード・フィッシャー[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「為替介入は『危険なゲーム』。FRBは関わらない。」

リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「追加の金融緩和は決まった話ではない」、「市場は緩和に関する結論を急ぎ過ぎている」

会社・企業関係[NP     HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
会社・企業関係・米アルコアは7日、第3四半期決算を発表し、調整後の1株利益は0.09ドルと市場予想の0.054ドルを若干上回った。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +1.6 RHDP -2.7 CRHDP +1.6]
ギリシャ政府関係・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相(CNBCとのインタビューで)「中国はギリシャ国債の保有を拡大する可能性がある」、「財政プログラムと改革は軌道に乗っている」、「改革が景気拡大を推進している」、「ギリシャは赤字目標を達成するであろう」

白川方明[NP-4.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「世界経済の不確実性が高い」「今週の日銀の金融緩和策は、マーケットにポジティブな影響を与えている」「通貨安競争は見られない」

白川方明[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「為替についてはコメントしない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては上値が重い。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が定例理事会後の記者会見で、追加の金融緩和を示唆するような発言をせず、ダウ先物が一時上げ幅を広げると、対ユーロでドル売りが再開したことにつれて円買いドル売りが強まり、一時1995年5月以来の高値となる1ドル=82円11銭前後を付けた。ただ、82円00銭前後に観測されているノックアウトオプションに絡んだ防戦売りが意識されたほか、トリシェECB総裁が「強いドルは米国の利益との米国の見解を共有」などと述べるとドル安けん制と受け取られ、対ユーロ中心にドルを買い戻す動きが広がったことも円の重しとなり、上値を抑えられた。
 一方、それ以外の通貨に対しては買いが優位。対ユーロでのドル買い戻しを受けて円買いユーロ売りが膨らむと他の通貨にも円買いが波及した上、高く始まった米国株式相場が下げに転じると、リスクポジション圧縮目的の円買いも入った。もっとも、その後急ピッチで買いが進んだことに対し反動が出たほか、ナスダック総合指数が持ち直すなど米国株が底堅くなったこともあり、上げ幅を縮めた。

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -0.6 CHDP +0.6 RHDP -0.6 CRHDP +0.6]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相(米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビュで)「緊縮財政策が、英国を危機から救った」

野田佳彦[NP     HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -5.7 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相は為替についてコメントしなかったと伝えられている。

日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
日本銀行(日銀)関係・8月30日分の金融政策決定会合議事要旨「臨時金融政策決定会合を開催する」「全体としてドルと円が上昇し、ユーロが下落する展開となっている」

日本銀行(日銀)関係[NP+3.0 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・9月6-7日分の金融政策決定会合議事要旨「委員は、海外経済は減速しつつも回復を続けており、先行きも新興国経済の高成長に牽引されるかたちで、回復傾向を続けるとの認識を共有した。」

日本銀行(日銀)関係[NP-4.8 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
日本銀行(日銀)関係・8月30日分の金融政策決定会合議事要旨「議長は、米国経済を中心に先行きを巡る不確実性がこれまで以上に高まっており、為替相場や株価が不安定な動きを続けていると述べた」「ある委員は、このところの円高の背景として、市場には、日米金利差の縮小や両国の金融緩和姿勢の違いを指摘する見方があると述べた」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
日本銀行(日銀)関係・9月6-7日分の金融政策決定会合議事要旨「米国経済について、委員は、減速しているが、なお緩やかな回復が続いているとの認識を共有した。」

日本銀行(日銀)関係[NP-6.2 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・8月30日分の金融政策決定会合議事要旨「大方の委員は、わが国の経済・物価見通しの下振れリスクが高まっていることを踏まえると、金融緩和を一段と強化し、日本経済の回復をより確かなものとしていくことが必要であると述べた」

日本銀行(日銀)関係[NP-4.8 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・9月6-7日分の金融政策決定会合議事要旨「米国経済を中心とする先行きを巡る不確実性の高まりと、これを背景とした為替相場や株価の不安定な動きが続くもとで、わが国経済の下振れリスクに注意が必要であるとの見方で一致」

日本政府関係[NP-5.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.2]
日本政府関係・政府は8日、予算規模5.05兆円、事業規模21.1兆円の経済対策を閣議決定した。なお、「経済対策は実質GDPを約0.6%押し上げる」「日銀には適切かつ機動的な金融政策運営で経済下支えを期待」「必要なときには為替介入含め断固たる措置とる」との見解を示した。

野田佳彦[NP     HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -5.7 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「(円高について)重大な関心を持って注視している」「必要なときに断固たる措置をとり、G7の前後であろうと関係ない」

野田佳彦[NP     HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -5.7 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「為替介入は大規模で長期間一定水準を目指すものではない」「先月の介入は基本的に為替の過度の変動抑制」「相場観はコメントを控えたい」「通貨安競争は世界経済に悪影響」

菅直人[NP-4.8 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
菅直人・菅直人首相「日銀の金融緩和は一歩踏み込んだ措置と評価している」「為替相場の過度な変動は看過できない」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは8日、中国の格付けを引き上げる方向で見直すと発表した。

菅直人[NP-5.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
菅直人・菅直人首相「為替動向を引き続き注視し、必要なときは断固たる措置をとる」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.8 HDP +2.6 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・バッテリーノ豪準備銀行(RBA、豪中央銀行)副総裁「ある時点で金利上昇が必要になる」「成長はトレンド付近、インフレは目標レンジ内」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては頭が重い。格付け会社ムーディーズが中国の格付けを引き上げる方向で見直すと発表したことを受けて、中国と資源貿易関係の深い豪ドルなどを買う動きが優勢となった。対豪ドル中心に円売りが出た影響で、円全体が上値を切り下げた。8日の中国株が大幅に上昇していることを背景に、投資家が運用リスクをとりやすくなるとの見方から低金利の円が売られやすい面もあった。
一方、ドルに対しては底堅い。実質的な5・10日(五十日)とあって仲値決済に向けた円売りが先行したものの、その後持ち直した。豪ドルやユーロに対して米ドル売りが進んだ影響を受けた。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.6 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・バッテリーノ豪準備銀行(RBA、豪中央銀行)副総裁「豪ドル高は一部の企業にとっては困難」「豪ドルが強いのか他の通貨が弱いのかは定かでない」

ナウト・ウェリンク[NP     HDP -1.5 CHDP +0.3 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
ナウト・ウェリンク・オランダ中銀のウェリンク総裁(ANP通信が伝える)「米国はユーロドル相場だけ見るべきでない」「通貨戦争と呼ぶには時期尚早」「ドイツは強い円の恩恵を受けた」

野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -5.7 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「為替の適正水準についてコメント控える」「必要なときに介入含め断固たる措置とる」

フィリップ・ヒルデブランド[NP     HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
フィリップ・ヒルデブランド・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「SNBはインフレとデフレを阻止する権限がある」

日本政府関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.2]
日本政府関係・仙谷由人官房長官「(中国の日本国債売却について)詳細は承知してないが、長期金利がどう変動したか含めて分析したい」

ナウト・ウェリンク[NP     HDP -1.5 CHDP +0.3 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
ナウト・ウェリンク・オランダ中銀のウェリンク総裁(ANP通信が伝える)「最近のユーロドルの上昇を懸念していない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日本時間今晩の9月米雇用統計や、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議など一連の国際会議を前に、豪ドルやユーロなどに対して持ち高解消の円買いが広がり円全体を下支えした。

中国政府関係[NP     HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.0]
中国政府関係・中国民主派作家の劉暁波氏は8日、ノーベル平和賞を受賞した。

ジェームズ・ブラード[NP+4.6 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「二番底リスクは最近後退した」「経済は量的緩和拡大を自明にするほど減速していない」

ジェームズ・ブラード[NP+4.8 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「次回のFOMCは際どくなる見通し。一段の金融緩和は確実ではない」

ジェームズ・ブラード[NP-4.6 HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「必要な状況であれば、行動しなければならない」

ジェームズ・ブラード[NP-2.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「緩和決定に一段のデータが必要ならば、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)まで待つことは可能」

エワルド・ノボトニー[NP+1.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「国際通貨基金(IMF)の2011年ユーロ圏の成長見通しは悲観的過ぎる」、「欧州中央銀行(ECB)は為替レートの目標を持っていない」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「欧州中央銀行(ECB)は為替の動きを乱すことを避けることに関心をもっている」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「為替の動きはここ六ヶ月間、変動率が大きかった」

ジェームズ・ブラード[NP+1.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCが報じた)「民間部門の雇用データは予想とあまり変わらない」

ジャン=クロード・ユンケル[NP-4.8 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロへの信任は危機で損なわれていない」、「ユーロは本日強過ぎる」、「ドルはファンダメンタルと一致していない」、「ユーロの1.4ドル台乗せに満足していない」

アダム・ポーゼン[NP     HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「欧州と米国は通貨安誘導を食い止めるべき」「欧州と米国は為替介入を慎むべきだ」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、アライド・アイリッシュ銀行の長期格付けを「BBB+」に引き下げたと発表した。

ブラジル政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP -2.5 RHDP +1.0 CRHDP -2.5]
ブラジル政府関係・マンテガ・ブラジル財務相「G20はプラザ合意のような、通貨協定の合意は可能」

ドミニク・ストロス=カーン[NP+1.0 HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
ドミニク・ストロス=カーン・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「米経済の回復ペースは抑制されている」、「財務的に持続可能な成長を目指さなければならない」

ドミニク・ストロス=カーン[NP     HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
ドミニク・ストロス=カーン・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「歴史は通貨を武器とすることが出来ないことを示している」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日の欧州外国為替市場で円はしっかり。序盤は、日本時間今晩の9月米雇用統計や、週末の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議国際通貨基金(IMF)総会などを前に、ユーロや豪ドルなどに対してポジション調整の円買いが入り円全般が支えられた。21時30分に発表された9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想平均以上に減少すると、米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和観測が一段と強まり、対ドルで円買いが強まったため、円全体の上げ幅が広がった。ただ、同時に欧州・オセアニア通貨が対ドルで買われたことにつれた円売りが出ており、円全体が急ピッチで上昇幅を広げる展開にはなっていない。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=81円72銭前後と1995年4月以来の安値を付けた。
・ユーロ円は荒い値動き。序盤に、オランダ中銀のウェリンク総裁が「最近のユーロドルの上昇を懸念していない」と述べたと伝わったことを手掛かりに、1ユーロ=114円95銭前後と本日高値を付けたが、週末のイベントを前にした持ち高調整の売りが出て急速に押し下げられた。9月米雇用統計発表後に対ドルでユーロ買いが一時強まると21時30分過ぎに114円71-76銭まで上げたものの、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が8日、「ユーロは本日強過ぎる」「ドルはファンダメンタルと一致していない」などと発言したと伝わると一転して売りが優位になり22時前に113円67銭前後と本日安値まで下げた。
・ユーロドルは荒い値動き。ブラード・セントルイス連銀総裁が「経済は量的緩和拡大を自明にするほど減速していない」「次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は際どくなる見通し。一段の金融緩和は確実ではない」などと述べたことをきっかけにドルの買い戻しが膨らむと一時1ユーロ=1.3841ドル前後まで下げた。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想よりも弱い結果となり米追加金融緩和観測が高まると買いが優位になり1ユーロ=1.3985ドル前後と日通し高値を付けたが、ユンケル・ユーログループ議長の発言が伝わると再び売りが優位になった。22時前に1.3833ドル前後と本日安値まで値を下げた。ただ、ドル先安観は根強く押し目買いも厚いため、急速に切り返し1.39ドル台を回復している。

米政府関係[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
米政府関係・クルーガー・米財務次官補「9月米雇用統計で、民間部門は回復が継続していることを示している」、「2番底の可能性は低い」、「長期失業を特に懸念している」

[ Previous / Next ]

FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

重要人物・その他の発言・ニュース