2011年3月25日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは24日、ポルトガルの長期格付けを「A-」に引き下げると発表した。また、見通しは「ネガティブ」とし、一段の格下げの可能性もあるとの見解を示した。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+4.8 HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事「SNBは、介入によって発生した流動性を吸収する手段を有している」「一番の目標は物価の安定だ」
アラン・ボラード[NP+4.8 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「昨日のGDPの結果は驚きでない」「地震からの復興が来年の成長を2.5%押し上げる可能性」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、ポルトガルの格付けを「A-」から「BBB」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.6 CHDP +0.3 RHDP +1.6 CRHDP +0.3]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)やユーロに関する協定を承認」「EU首脳は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を6月までに4400億ユーロに増額することで合意」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.8 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「大規模な金融刺激策が実施されれば、資産バブルの破裂が失業者増加を招く状況を阻止できる可能性がある」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+2.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBは6月に債券買取を完了するだろう」「FRBの追加緩和のためには相当な悪いデータが必要」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットは25日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がポルトガルの格付けを引き下げたことを受けて、ポルトガル債を担保適格資産から除外するとの見解を示した。
デニス・ロックハート[NP+4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「現在の金融政策スタンスは適切」「インフレを引き締める政策の準備はできている」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
アラン・ボラード[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「NZの信用成長は今のところ弱い」「NZは一段と回復力のある金融システムを促進しつつある」
2011年3月25日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・米財務省は24日、来週の米国債の入札予定を発表。28日に2年債350億ドル、29日に5年債350億ドル、30日に7年債290億ドル規模の入札を実施するとした。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は24日、ニューヨーク連銀を通じて69億8700万ドルの国債を買い入れた。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケルドイツ首相「EU首脳会議では、ユーロ支援パッケージが合意する見込み」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは24日、ポルトガルの長期格付けを「A-」に引き下げると発表した。また、見通しは「ネガティブ」とし、一段の格下げの可能性もあるとの見解を示した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・シリア政府は24日、反政府派の要求に同意した。これにより同国の非常事態宣言が解除される可能性もあると伝えられた。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+4.8 HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事「SNBは、介入によって発生した流動性を吸収する手段を有している」「一番の目標は物価の安定だ」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は24日、バーナンキFRB議長が年4回の記者会見を実施すると発表した。初回は4月27日にワシントンで開催予定。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・潘国連事務総長が24日に発表したところによると、リビアのカダフィ政権と反政府勢力は停戦に向けて協議を行う方向にあるようだ。
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ポルトガルは予算削減の義務を守らなければならない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやオセアニア通貨に対して軟調。欧米株式相場が堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク許容度改善を意識した円売り外貨買いが入った。欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測が重しとなり、円売りユーロ買いの動きが目立ったほか、対NZドルに対してもアジア時間早朝の強いNZ国内総生産(GDP)が発表されてからの軟調な流れが継続した。
一方、ポンドに対しては強含み。欧州時間に発表された弱い英小売売上高指数を受けたポンド売りの流れに沿って値を上げた。
なお、対ドルでは方向感に乏しい。全般にドル売りの流れが強まったことから買いが先行したものの、政府・日銀の円売り介入警戒感が重しとなり、上値も限られた。
アラン・ボラード[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「NZの信用成長は今のところ弱い」「NZは一段と回復力のある金融システムを促進しつつある」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相「欧州連合(EU)は欧州債務危機に取り組むための包括的な計画で大きく前進している」「救済が必要か決定するのはポルトガル政府次第」「いつポルトガルが支援要請を決定しても、ユーロ圏諸国は支援できる」
アラン・ボラード[NP+4.8 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「昨日のGDPの結果は驚きでない」「地震からの復興が来年の成長を2.5%押し上げる可能性」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、ポルトガルの格付けを「A-」から「BBB」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.6 CHDP +0.3 RHDP +1.6 CRHDP +0.3]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)やユーロに関する協定を承認」「EU首脳は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を6月までに4400億ユーロに増額することで合意」
エリザベス・デューク[NP-4.8 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・デューク米連邦準備理事会(FRB)理事「消費者態度の移行次第で、危機後の経済調整は過去のリセッションより時間がかかる可能性」
野田佳彦[NP HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「(震災復興について)安易な国債増発はできない」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「もう一段の節電のため、電気料金の体系を変えるべき」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「法人税の減税を再考する必要」
白川方明[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「国債を円滑に消化する金融環境を作ることが大事」
白川方明[NP-4.6 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁「デフレからの早期脱却と物価安定が政策スタンス」「市場に潤沢に資金供給するスタンスを維持」
白川方明[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁「先週の一時的な円高は機関投資家が海外資産を売却するという根拠のない噂」
野田佳彦[NP-1.0 HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「為替相場は介入時に比べれば落ち着いている」「為替介入は一定の水準の時でなく、過度な変動や無秩序な動きがあった場合に実施する」
野田佳彦[NP HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「為替相場はファンダメンタルズを反映すべき」
野田佳彦[NP HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「復興財源を外為特会から融通するのは難しい」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値決済に向けた円売りが出た。半面、円の下値では年度末を控えた日本の輸出企業などによる円買い注文が厚く、相場は方向感が出なかった。
野田佳彦財務相は25日、参院財政金融委員会で「為替介入は一定の水準の時でなく、過度な変動や無秩序な動きがあった場合に実施する」「為替相場はファンダメンタルズを反映すべき」などと述べたが、市場への反応は薄かった。
韓国政府関係[NP-5.8 HDP -6.6 CHDP +0.1 RHDP -6.5 CRHDP +0.1]
・韓国為替当局は17日、ウォン高抑制のためにドル買いウォン売り介入を行った模様。市場関係者の話として報じられた。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ポルトガルが支援を求めると予想せず」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・枝野幸男官房長官「菅首相が19時半に国民に向けてメッセージ発表」
欧州連合(EU)[NP-2.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・本日まで開催される欧州連合(EU)首脳会議の草案によると、「景気見通しには依然リスクが残り、欧州経済には断固たる行動が必要となる」という。ブルームバーグが伝えた。
ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP+5.6 HDP +1.0 CHDP +0.2 RHDP +1.0 CRHDP +0.2]
・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「現在の金利水準は非常に低い」「金利の正常化は重要である」
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ブルームバーグが本日まで開催される欧州連合(EU)首脳会議の草案として伝えたところによると、「円についてのG7の行動を歓迎する」「原子力発電所のストレステストを要請する」という。
ロシア連邦中央銀行(ロシア中銀)関係[NP HDP -6.8 CHDP +1.0 RHDP -6.8 CRHDP +1.0]
・ロシア中銀は25日、預金準備率を引き上げた。
中国人民銀行関係[NP HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +4.9 CRHDP +0.0]
・中国人民銀行は25日、「今年の世界経済はより強固になる」「各国は競争的な通貨切り下げを避けるべきである」「欧州のソブリン債務危機は拡大する可能性がある」「ドルは2011年に下落する可能性がある」との見解を示したと伝わった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・25日のポルトガル10年物国債利回りは上昇。一時ユーロ導入来の高水準となる8%超高となったと伝えられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。取引材料に欠ける状態が続き、しばらくは動意の薄い展開が続いた。欧州勢の本格的な取引参入待ちの雰囲気もあった。
欧州の取引時間帯に入ると、対欧州通貨中心にドル買いが強まったため円ドルは下落。半面、ユーロやスイスフランは対ドルで売られたため円に対しても弱含んだ。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.8 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「大規模な金融刺激策が実施されれば、資産バブルの破裂が失業者増加を招く状況を阻止できる可能性がある」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは25日、ポルトガルの格付けを「A3」で維持すると発表した。見通しは「ネガティブ」とした。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+2.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBは6月に債券買取を完了するだろう」「FRBの追加緩和のためには相当な悪いデータが必要」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・スイスのKOF経済研究所は25日、「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は2011年半ばから金利を引き上げ始めるだろう」との見解を示した。
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「福島第1原発事故の事態収拾と放射能汚染への対応に全力をあげている」「今後は本格的な復興に向けて準備していく」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケルドイツ首相は25日、欧州連合(EU)が欧州安定化メカニズム(ESM)に関して合意したと述べた。ESMによる支援は厳しい条件に基づき、全会一致が必要となるという。なお、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規則については変更すべきではないとの見解も示している。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットは25日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がポルトガルの格付けを引き下げたことを受けて、ポルトガル債を担保適格資産から除外するとの見解を示した。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケルドイツ首相「ユーロが過去の過失から回復するのには数年かかるだろう」
デニス・ロックハート[NP+4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「現在の金融政策スタンスは適切」「インフレを引き締める政策の準備はできている」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「さらなる金融緩和策は支持しない」「建設的でない投機的活動の兆候が現れている」
デニス・ロックハート[NP+1.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.4]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「短期的なインフレ期待は上昇しているものの、長期期待はかなり抑制されている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。時間外のダウ先物や英・独の株価指数が上昇していたことを受けて、リスク志向の改善を期待し円売りが先行した。円ドル相場が仕掛け的な売りで下げ幅が広がると、円全体の下げ幅が広がった。
ただ、対ドルやユーロで国内勢からと見られる円買いが厚く下値が限られると、円が徐々に買い戻された。ドルに対しては米10年物国債の低下幅が拡大したことを背景にした円買いが入った。英独の株価がさえない展開となったことや、ダウ先物が伸び悩んだことなども円の買い戻しを誘った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに1ドル=81円37銭前後まで上昇。ドルスイスフランが「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだまとまった規模の買いが入るとの思惑から、先回りしてドル買いスイスフラン売りを進めた参加者がいた」との指摘があり、上げたことにつれた。81円30銭前後に観測されていたストップロスの誘発を狙った仕掛け的な買いも入ったようだ。
・ユーロ円は1ユーロ=115円22銭前後まで上昇したものの、21時30分過ぎには114円50銭前後と本日安値を付けた。欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)に救済を求める可能性が高まりつつあるポルトガルの国債が下落したほか、欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットが25日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がポルトガルの格付けを引き下げたことを受けて、ポルトガル国債を担保適格資産から除外するとの見解を示したこともあり、財政問題が改めて意識されて売りが出ている。
・ユーロドルは軟調。ユーロ圏の財政問題が相場の重しとなっている。22時過ぎに1ユーロ=1.41133ドル前後まで下落した。10-12月期の米国内総生産(GDP)確定値が市場予想平均を上回ったことも上値を抑えた。
デニス・ロックハート[NP+4.0 HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「QE3を実施するためのハードルは高いものになるだろう」
デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「QE2が予定通りに6月末で終了することを支持する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやオセアニア通貨に対して軟調。欧米株式相場が堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク許容度改善を意識した円売り外貨買いが入った。欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測が重しとなり、円売りユーロ買いの動きが目立ったほか、対NZドルに対してもアジア時間早朝の強いNZ国内総生産(GDP)が発表されてからの軟調な流れが継続した。
一方、ポンドに対しては強含み。欧州時間に発表された弱い英小売売上高指数を受けたポンド売りの流れに沿って値を上げた。
なお、対ドルでは方向感に乏しい。全般にドル売りの流れが強まったことから買いが先行したものの、政府・日銀の円売り介入警戒感が重しとなり、上値も限られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値決済に向けた円売りが出た。半面、円の下値では年度末を控えた日本の輸出企業などによる円買い注文が厚く、相場は方向感が出なかった。
野田佳彦財務相は25日、参院財政金融委員会で「為替介入は一定の水準の時でなく、過度な変動や無秩序な動きがあった場合に実施する」「為替相場はファンダメンタルズを反映すべき」などと述べたが、市場への反応は薄かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。取引材料に欠ける状態が続き、しばらくは動意の薄い展開が続いた。欧州勢の本格的な取引参入待ちの雰囲気もあった。
欧州の取引時間帯に入ると、対欧州通貨中心にドル買いが強まったため円ドルは下落。半面、ユーロやスイスフランは対ドルで売られたため円に対しても弱含んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。時間外のダウ先物や英・独の株価指数が上昇していたことを受けて、リスク志向の改善を期待し円売りが先行した。円ドル相場が仕掛け的な売りで下げ幅が広がると、円全体の下げ幅が広がった。
ただ、対ドルやユーロで国内勢からと見られる円買いが厚く下値が限られると、円が徐々に買い戻された。ドルに対しては米10年物国債の低下幅が拡大したことを背景にした円買いが入った。英独の株価がさえない展開となったことや、ダウ先物が伸び悩んだことなども円の買い戻しを誘った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに1ドル=81円37銭前後まで上昇。ドルスイスフランが「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだまとまった規模の買いが入るとの思惑から、先回りしてドル買いスイスフラン売りを進めた参加者がいた」との指摘があり、上げたことにつれた。81円30銭前後に観測されていたストップロスの誘発を狙った仕掛け的な買いも入ったようだ。
・ユーロ円は1ユーロ=115円22銭前後まで上昇したものの、21時30分過ぎには114円50銭前後と本日安値を付けた。欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)に救済を求める可能性が高まりつつあるポルトガルの国債が下落したほか、欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットが25日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がポルトガルの格付けを引き下げたことを受けて、ポルトガル国債を担保適格資産から除外するとの見解を示したこともあり、財政問題が改めて意識されて売りが出ている。
・ユーロドルは軟調。ユーロ圏の財政問題が相場の重しとなっている。22時過ぎに1ユーロ=1.41133ドル前後まで下落した。10-12月期の米国内総生産(GDP)確定値が市場予想平均を上回ったことも上値を抑えた。