2012年12月11日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
マーヴィン・キング[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁「英生産が回復するには2年以上かかるだろう」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙（ＷＳＪ）が報じたところによると、「財政の崖を巡る協議に進展が見られ、数日中により実質的なものになる」という。
マーヴィン・キング[NP-5.0 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁は10日、「2013年は積極的な金融政策を活用する代わりに為替レートの管理が盛んに実施されるリスクがある」との見解を示した。
シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP HDP -3.1 CHDP -0.6 RHDP -3.1 CRHDP -0.6]
・ベルルスコーニ前首相は11日、「ドイツ寄りのモンティ政権の政策がイタリアをリセッション（景気後退）に陥れた」などと述べた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・ダウ・ジョーンズ通信は11日、「ギリシャは国際支援団から次回融資を受け取る条件となっている国債買い戻しについて、300億ユーロの目標を達成できる見通し」と報じた。ギリシャ国債買い戻しについて7日までに265億ユーロの応募があったとされるが、期限延長により、買い戻し規模を約300億ユーロまで引き上げることを目指していた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・ギリシャの地元メディアは11日、「ギリシャの国債買い戻し額は310－315億ユーロに達した」「ギリシャによる今回の国債買い戻しは210億ユーロ相当の債務削減を意味する」などと報じた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
バラク・オバマ[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -3.1 CRHDP +0.3]
・オバマ米大統領「米経済は正しい方向に向かっている」
2012年12月11日のFX要人発言・ニュース
マリオ・モンティ[NP HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・モンティ・イタリア首相「イタリアの選挙がより信頼できる政権を導くと確信」「市場の反応は大げさになるべきではない」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は10日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月－42年11月に償還を迎える米国債19億7600万ドルを購入したと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.2]
・関係者筋の話として報じたところによると、日銀は国内景気の回復の後ずれを懸念しており、次回会合で追加緩和を検討する方向にあるという。
ジョン・ベイナー[NP HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・米共和党のベイナー下院議長「財政の崖に関してオバマ米大統領からの新たな提案を待っている」
ジョン・ベイナー[NP HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]・米共和党のベイナー下院議長「財政の崖に関する下院共和党の提案は先週に共和党が提案したまま変更していない」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・ホワイトハウス報道官の話として「財政の崖に関して共和党との協議はオープンのままであり、オバマ米大統領は両党が合意することができると信じている」と伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.4]
・当局者の話として「ユーログループはギリシャに関して11日に電話会議を開く」と伝えた。
マーヴィン・キング[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁「英生産が回復するには2年以上かかるだろう」
マーヴィン・キング[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁「ユーロ圏から広がる不確実性の『暗雲』が英国の投資支出を弱めている」「ユーロ危機に対する簡単な解決策はない」
ニュージーランド政府関係[NP-4.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「ＮＺドルは高いままだ」「政府は国内競争力に焦点を当てている」
バラク・オバマ[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -3.1 CRHDP +0.3]
・オバマ米大統領「米経済は正しい方向に向かっている」
バラク・オバマ[NP HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -3.1 CRHDP +0.3]・オバマ米大統領「中間層への減税延長は必要最低限のこと」「富裕層への増税で妥協するつもりはない」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]・米ウォールストリート・ジャーナル紙（ＷＳＪ）が報じたところによると、「財政の崖を巡る協議に進展が見られ、数日中により実質的なものになる」という。
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は10日、カナダの格付け「ＡＡＡ」を確認したと発表。見通しは「安定的」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。ＮＹ時間に入って欧州株が下げ幅を縮小したほか、米株式相場も底堅く推移した影響から、投資家のリスク許容度改善を意識した円売り外貨買いが進んだ。関係者筋の話として「日銀は国内景気の回復時期が日銀の期待する来夏から後ずれするリスクを懸念しており、19－20日の金融政策決定会合で追加緩和を検討する」「緩和手段は資産買入等の基金の10兆円程度の増額が軸になる」などと伝えたことを手掛かりに、日銀の追加金融緩和期待で全般に円売りが進んだ面もあった。
また、円は対ユーロでも弱含み。「スペイン財務省が発表した13日実施予定の国債入札の目標額が予想より少なかったため、スペインの資金需要に対する懸念が緩和した」との見方から、欧州時間に急落していたスペイン国債が買い戻され、円売り･ユーロ買いにつながったようだ。
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「ユーロ圏の持続的な経済成長・雇用拡大に対する障害を取り除き続けなければならない」
ニュージーランド政府関係[NP-2.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「ＮＺの金融政策の状況は、より緩和的になっている」「貸し出し金利の低下は、状況が緩和的になっている兆候だ」
マーヴィン・キング[NP-5.0 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁は10日、「2013年は積極的な金融政策を活用する代わりに為替レートの管理が盛んに実施されるリスクがある」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が11－12日開く米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を見極めたいとの雰囲気が強く、相場は狭いレンジでのもみ合いとなった。
なお、市場では「外貨建て投信の新規設定に伴う円売り外貨買いが出た」との指摘があったものの、日本株やアジア株が下落したこともあり円の下値は限られた。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・韓国のＹＴＮテレビが報じたところによると、「北朝鮮はロケットを分解した可能性がある」ようだ。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・インドネシア中銀は11日、政策金利を現行の5.75％で据え置くことを決めたと発表した。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・ＵＢＳは11日、顧客のスイスフラン建ての預金にマイナス金利を適用すると発表した。なお、顧客には出来るだけスイスフラン預金を持たないよう要請した。
シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP HDP -3.1 CHDP -0.6 RHDP -3.1 CRHDP -0.6]
・ベルルスコーニ前首相は11日、「ドイツ寄りのモンティ政権の政策がイタリアをリセッション（景気後退）に陥れた」などと述べた。
マリオ・モンティ[NP HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]・モンティ・イタリア首相「イタリア政府は経済危機に対し、短期間に大きな進展をもたらした」「イタリアは経済改革を続けていく必要ある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が11－12日に開く米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を見極めたいとの雰囲気が強く、相場は方向感が出なかった。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]・11日の欧州債券市場でイタリアの10年債利回りは上昇。17時48分時点では前日比0.045％高の4.861％で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が11－12日に開く米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を見極めたいとの雰囲気が強く、相場は方向感が出なかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は小動き。
・ユーロドルが上昇した影響を受けて一時1ドル＝82円31銭前後まで下げる場面もあったが、下押しは限定的だった。今日一日の値幅は13銭程度と小さかった。ユーロ円も1ユーロ＝106円台半ば中心の値動きが続き、大きな方向感は出ていない。
・ユーロドルは本日高値圏でのもみ合い。特に新規のユーロ買い材料は伝わっていないが、「アジア系中銀のユーロ買いドル売りが観測された」「海外ヘッジファンドの買いが入った」との指摘があり、一時1ユーロ＝1.2962ドル前後まで上げた。半面、市場では「1.2970ドルにはまとまった規模の売り注文が観測されている」との指摘があり、相場の上値を抑えた。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]・11日の欧州債券市場でイタリアの10年債利回りは上昇。17時48分時点では前日比0.045％高の4.861％で推移している。
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・スペイン政府は11日、12カ月・18カ月物政府証券（Tビル）入札を実施した。応札倍率は12カ月が2.5倍と前回の2.1倍を上回り、18カ月物が2.7倍と前回の5.7倍を下回った。なお、スペイン政府は入札によって目標の35億ユーロに対し38億9000万ユーロを調達したことを明らかにした。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]・11日の欧州債券市場でイタリアの10年債利回りは低下に転じた。19時42分時点では前日比0.077％低い4.740％で推移している。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-5.8 HDP -0.8 CHDP -0.3 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・ブラジル中銀のメンデス金融政策担当ディレクターは10日、「年末に市場へのドル流動性を拡大する用意がある」と表明。ブラジルに子会社を持つ海外企業の年末調整に向けたレアル売りドル買いに歯止めを掛ける姿勢を明らかにした。市場では「ドルレアルが2.10レアルを上回ることを容認するのでは」との憶測もあったが、「5月から続いている2.00－2.10レアルのバンドをしっかりと維持する」方針のようだ。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.4]・欧州連合（ＥＵ）関係者の話として報じたところによると、「本日のユーロ圏財務相電話会合ではギリシャ国債の買い戻しについて議論される」ようだ。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
・バローゾ欧州連合（ＥＵ）委員長「競争力を高めるための改革や成長のための投資が必要とされている」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]・11日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは低下。20時31分時点では前日比0.069％低い5.494％で推移している。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]・バローゾ欧州連合（ＥＵ）委員長「ギリシャは誓約に従って行動しなければならない」「ギリシャは困難を完全に打ち破ることができる」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・ダウ・ジョーンズ通信は11日、「ギリシャは国際支援団から次回融資を受け取る条件となっている国債買い戻しについて、300億ユーロの目標を達成できる見通し」と報じた。ギリシャ国債買い戻しについて7日までに265億ユーロの応募があったとされるが、期限延長により、買い戻し規模を約300億ユーロまで引き上げることを目指していた。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
・メルケル独首相「モンティ・イタリア首相が進めている改革を支持する」「イタリアの有権者は国を優れた路線に留まらせるだろう」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]・ギリシャの地元テレビ局は11日、「ギリシャの国債買い戻し額は目標を達成した」「ユーログループではギリシャの国債買い戻しの結果について議論される見通し」などと報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・11日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株や時間外のダウ先物が上昇したほか、イタリアやスペインの国債利回りが低下幅を拡大し、投資家のリスク志向が改善するとして円売りが広がった。12月独ＺＥＷ景況感指数がプラス6.9と市場予想平均のマイナス11.5を上回ったうえ、「ギリシャは国際支援団から次回融資を受け取る条件となっている国債買い戻しについて、300億ユーロの目標を達成できる見通し」との報道を受けて、欧州の景気減速や債務問題を巡る懸念が後退すると対ユーロ中心に円売りが加速した。
一方、円は対スイスフランで買い先行後、売り優位。ＵＢＳがスイスフラン建て預金に課金すると発表したことを受け、円買いスイスフラン売りが先行した。13日にスイス国立銀行（ＳＮＢ）の政策金利発表を控えて、「ＳＮＢがユーロスイスフランの下限を1.2000スイスフランから引き上げる」との噂が広がったことも円買いスイスフラン売りを後押しした。ただ、対ユーロ中心に円安が加速した影響から一転円売りが優位となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル＝82円56銭前後と前日の高値82円64銭前後に迫った。米長期金利の上昇に伴い、日米金利差拡大を見込んだ買いも散見された。
・ユーロ円は1ユーロ＝107円19銭前後まで値を伸ばした。なお、ギリシャの地元テレビ局は11日、「ギリシャの国債買い戻し額は目標を達成した」「ユーログループではギリシャの国債買い戻しの結果について議論される見通し」などと報じた。
・ユーロドルは堅調。強い独景気指標や「ギリシャは国債買い戻しの目標を達成できる見通し」との報道が買い材料とみなされた。1ユーロ＝1.2998ドル前後まで強含んだ。ただ、市場では「1.3000ドルに観測されている売り注文や一目均衡表転換線が位置する1.3001ドル前後をバックに戻り売りが出た」「国際機関から売りが観測された」との指摘があり、いったん買いが収まった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]・ギリシャの地元メディアは11日、「ギリシャの国債買い戻し額は310－315億ユーロに達した」「ギリシャによる今回の国債買い戻しは210億ユーロ相当の債務削減を意味する」などと報じた。
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。ＮＹ時間に入って欧州株が下げ幅を縮小したほか、米株式相場も底堅く推移した影響から、投資家のリスク許容度改善を意識した円売り外貨買いが進んだ。関係者筋の話として「日銀は国内景気の回復時期が日銀の期待する来夏から後ずれするリスクを懸念しており、19－20日の金融政策決定会合で追加緩和を検討する」「緩和手段は資産買入等の基金の10兆円程度の増額が軸になる」などと伝えたことを手掛かりに、日銀の追加金融緩和期待で全般に円売りが進んだ面もあった。
また、円は対ユーロでも弱含み。「スペイン財務省が発表した13日実施予定の国債入札の目標額が予想より少なかったため、スペインの資金需要に対する懸念が緩和した」との見方から、欧州時間に急落していたスペイン国債が買い戻され、円売り･ユーロ買いにつながったようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が11－12日開く米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を見極めたいとの雰囲気が強く、相場は狭いレンジでのもみ合いとなった。
なお、市場では「外貨建て投信の新規設定に伴う円売り外貨買いが出た」との指摘があったものの、日本株やアジア株が下落したこともあり円の下値は限られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が11－12日に開く米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を見極めたいとの雰囲気が強く、相場は方向感が出なかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が11－12日に開く米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を見極めたいとの雰囲気が強く、相場は方向感が出なかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は小動き。
・ユーロドルが上昇した影響を受けて一時1ドル＝82円31銭前後まで下げる場面もあったが、下押しは限定的だった。今日一日の値幅は13銭程度と小さかった。ユーロ円も1ユーロ＝106円台半ば中心の値動きが続き、大きな方向感は出ていない。
・ユーロドルは本日高値圏でのもみ合い。特に新規のユーロ買い材料は伝わっていないが、「アジア系中銀のユーロ買いドル売りが観測された」「海外ヘッジファンドの買いが入った」との指摘があり、一時1ユーロ＝1.2962ドル前後まで上げた。半面、市場では「1.2970ドルにはまとまった規模の売り注文が観測されている」との指摘があり、相場の上値を抑えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株や時間外のダウ先物が上昇したほか、イタリアやスペインの国債利回りが低下幅を拡大し、投資家のリスク志向が改善するとして円売りが広がった。12月独ＺＥＷ景況感指数がプラス6.9と市場予想平均のマイナス11.5を上回ったうえ、「ギリシャは国際支援団から次回融資を受け取る条件となっている国債買い戻しについて、300億ユーロの目標を達成できる見通し」との報道を受けて、欧州の景気減速や債務問題を巡る懸念が後退すると対ユーロ中心に円売りが加速した。
一方、円は対スイスフランで買い先行後、売り優位。ＵＢＳがスイスフラン建て預金に課金すると発表したことを受け、円買いスイスフラン売りが先行した。13日にスイス国立銀行（ＳＮＢ）の政策金利発表を控えて、「ＳＮＢがユーロスイスフランの下限を1.2000スイスフランから引き上げる」との噂が広がったことも円買いスイスフラン売りを後押しした。ただ、対ユーロ中心に円安が加速した影響から一転円売りが優位となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル＝82円56銭前後と前日の高値82円64銭前後に迫った。米長期金利の上昇に伴い、日米金利差拡大を見込んだ買いも散見された。
・ユーロ円は1ユーロ＝107円19銭前後まで値を伸ばした。なお、ギリシャの地元テレビ局は11日、「ギリシャの国債買い戻し額は目標を達成した」「ユーログループではギリシャの国債買い戻しの結果について議論される見通し」などと報じた。
・ユーロドルは堅調。強い独景気指標や「ギリシャは国債買い戻しの目標を達成できる見通し」との報道が買い材料とみなされた。1ユーロ＝1.2998ドル前後まで強含んだ。ただ、市場では「1.3000ドルに観測されている売り注文や一目均衡表転換線が位置する1.3001ドル前後をバックに戻り売りが出た」「国際機関から売りが観測された」との指摘があり、いったん買いが収まった。